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事前経験が主観的同時性に与える影響(研究の進捗 発表)

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Academic year: 2021

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事前経験が主観的同時性に与える影響(研究の進捗 発表)

著者 齋藤 和哉, 金長 幸希, 宮崎 真

雑誌名 発表予稿集 : 情報学シンポジウム

巻 2018

ページ 41

発行年 2018‑12‑22

出版者 情報学シンポジウム2018実行委員会

著者版フラグ publisher

URL http://hdl.handle.net/10297/00026635

(2)

事前経験が主観的同時性に与える影響

齋藤和哉(情報科学科),金長幸希(情報学専攻),宮崎真(学術院情報学領域)

私たちの主観的時間は事前の経験に応じて変化する.例えば,時間差のある視-聴覚 刺激を経験すると,その時間差が短縮したように感じられる(時間差順応;Fujisaki et al. 2004, Nat Neurosci).本研究では,刺激時間差ゼロ,つまり“同時”に対し て,私たちの主観的時間がどのように変化するのかを調べることを目的として次のよう な実験を行った.

実験参加者は,左右の人差し指に触覚刺激(刺激時間差:-80 ~ +80ms,+:右手先)

を受けて,同時性判断課題を行った.その課題刺激に先立ち,適応刺激(刺激時間差:

-100, 0, or +100 ms)が 1 回呈示された.本研究では,この適応刺激により参加者の 同時性に関する事前経験を操作した.

現在までの実験の結果,適応刺激と課題刺激の間隔が 1000 ms 以下の場合,適応刺激 が非同時であったときに比べて,同時であったときでは,課題刺激を同時と回答する確 率が高かった.視-聴覚刺激の同時性判断における時間差順応は,陰性残効として観測 されていたが,本研究では,これとは逆の作用である陽性残効が観測された.

<既発表情報>

齋藤和哉,金長幸希,宮崎真,“同時性の陽性残効:触覚刺激の同時性判断における事 前経験の影響”,第 16 回情報学ワークショップ,p.25,2018 年 11 月 10 日,ポスター 発表.

研究の進捗発表

参照

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