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空間的都市化成長モデルに関する考察

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(1)

経 営 会 計 研 究 第

49

正 誤 表

本誌中に誤記がありましたので 下記の通り訂正いたします。

‑ 一 三

H

本文下から

Ut+l=α

十戸

Ul  Ut+lα

十戸

Ut 

(2)

〔論  説〕

空間的都市化成長モデルに関する考察

一愛知県をケーススタディとして一

神 頭 広 好

1.はじめに

 都市化に関する研究は,地域科学(Regional Science)の領域,とりわけ都 市計画,都市地理学及び都市経済学の各分野においてなされている。特に,

都市経済学の分野では,Isard〔1956〕が集積経済の観点から「都市化の経 済(Urbanization Economies)」1)を説明している。また, Klaassen〔1968〕

は社会的アメニティの立場から,地域経済との関連において都市化を考察し ている。最近の新都市経済学(the New Urban Economics)では, Tolley,

Graves及びGardner〔1979〕が,厚生経済学に基づいたCity sizeモデル2)

の研究及び紹介を行っている。一方,Henderson〔1977〕は外部経済性を 考慮に入れたCity sizeモデルを構築している。さらに, Richardson〔1977,

1978〕はNUEをまとめ上げると同時に,実際に利用されている都市モデル

1)これは「都市化された地域内の経済的諸活動の水準が高まることによって,当該 地域内に存在する経済主体が享受できるようになる経済的便益」と定義されている。

 この詳細については,川嶋〔1977〕を参照せよ。

2)同モデルは,主として都市的便益一費用及び人口との関係から都市の最適規模を

決定するモデルと,財政,所得及び人口との関係から都市サイズを決定するモデル

 とに分けられる。

(3)

(例えば,ローリーモデル,アーバンダイナミクスモデル)を分かり易く記 述している。また,都市工学的読本としては,利用度の高い都市・地域モデ ルが網羅されているHelly〔1975〕及びFoot〔1981〕がある。

 本研究では,まずCzamanski〔1965〕,Baumol, Oates〔1971〕及び上記 のRichardson〔1977,1978〕による累積的因果モデル3)に基づいて,空間 的都市化成長に関する理論モデルを構築する。ついで,愛知県88地域を対象 に,同モデルの実証分析を試みる。

2.理論モデル

モデルの構築にあたり,つぎの諸仮定を設定する。

(1)当該:地域の都市化は,C. B. D.4)により近い地域の都市化に影響され   る。

(2)都市化は,人口形態,居住形態,土地利用,財政,アメニティ水準5>

  から複合的に下野されるものとして,それらに基づいて導出された都   市化に係わる主成分を都市化度6)とする。

(3)都市化度とは,インプリシットで線形的な累積的因果関係によって導   びかれる。

上記の仮定のもとで,空間的都市化成長モデルは次のように書ける。

Ut+1 一一 a 十 i(? U1

3)同モデルは,Cumulative Causation Mode1と呼ばれ,都市の変化に影響を及ぼし ているダイナミックな活力が,時間的に累積すると言う概念に基づいている。

4)これは,Central Business Districtの略称で,中心業務地区と呼ばれている。

5)ここでのアメニティ水準とは,主として公共施設及び公共サービスへのアクセス,

消費活動に関する利便1生等をさす。

6)ここでの都市化度は,神頭〔1986〕に負うところが大きい。他に,大友〔1982〕

は,DID人口水準を都市化度として扱っている。

(4)

        空間的都市化成長モデルに関する考察

ただし,Ut+1:CBDから(t+1)地点に位置している地域の都市化度      Ut:CBDからt地点に位置している地域の都市化度

    α,β:係数

 ここで,均衡都市化度U。は,

   a       (Ue=Ut=Ut+1) 

Ue=   1−P

 さらに,一般解は,

Ut=(Uo−Ue)Bt+U,7) .

一・… i1)

・・・… i2)

ただし,UoはCBDの都市化度を示す。

 上記モデルの性格としては,U,>0(β>1,α<0またはβ〈1,α

>0)で,Uo>U。でかつβ>1ならば都市化の累積的成長が生じる。ま た,Uo〈U,かつβ>1ならば都市化の累積的衰退が起こり,β<1なら ば,累積的に収束する。一方,U,<0(β>1,α>0またはβ<1,α

7)以下に,②式の導出過程を示す。

Ul=α+βUO U2=α+β(α+βU。)

U3==α+β {α+β(α+βUO)l

U、=α(1+β+β2+……+βt一1)+βtUo

一・

シ+隔

      

=卜β+βt(U・一

P一β)

  したがって,(1)式を上式へ代入すると,②式が得られる。

(5)

〈0)で,Uo>U。でかつβ>1ならば,都市化の累積的成長が生じ,β

<1ならば,都市化は累積的に収束する。また,Uo<U,でかつβ>1な らば,都市化は累積的に衰退し,β〈1ならば,都市化は累積的に収束する。

3.実証分析

 まず,前節の理論モデルにおける都市化度(都市化に関する主成分得点)

を得るために,仮定(2)にしたがって,変数を抽出して,それら変数に対して 変形及び加工を施した。ついで,主成分分析手法8)を用いて分析を行った。

その分析結果は,表1及び表2に示されている通りである。主成分の命名に ついて概略的に述べると,表1から人口密度,DID人口密度,商店従業員 当り販売額,小学校当り小学生数,中学校当り中学生数,生産年齢人口比及 び宅地比率の主成分負荷量が相対的に高い値を示している第1主成分を「都 市化」主成分(因子)とみなした。したがって,都市化度は表2における第 1主成分得点によって示される。また,第1主成分の寄与率は,36%である ことから,同成分によって全体のほぼ1/3が説明されている。因みに,第2 主成分は,表1から世帯人口,農地面積比率,幼年人口比及び人口増加率に 関する主成分負荷量が相対的に高い値を示していることから,「郊外・農業.

地域」主成分(因子)とみなされる。第3主成分は,表1から事業所当り 従業員数,男性人剛比,及び従業員1人当り工業出荷額の主成分負荷量が,

相対的に高い値を示していることから,工業地域主成分(因子)とみなされ る。(他の主成分については省略)なお,図1は,都市化度(第1主成分 得点)を3ランク(A:都市化,B:準都市化, C:非都市化)に分けて,

地図上にプロットしたものである。

8)これは,多くの変数の相関関係から出発して,1つまたは少数個の合成変量(主

成分)を析出するための分析手法である。

(6)

空間的都市化成長モデルに関する考察 表1 主成分負荷量(第1一第5)

率率四駅油田数数比比度率額額数数率率率館山率率率比入量数数数数一

      5

数驚藤蔓蕪織晶に釧鰍比比

   ︒当当帯︐当 D面鍔当当年 変口業・・世焦性性−地籍羅年産齢ち㌦与

専兼人人人1商事男女D農商従小中幼生老持公民給間山人人世

  

       儂人人人

      口帯・口口口     地口当当商当当増

公借住借当りりエりり加     面ご浅浅卸小剰

借家宅比りみ用飴売売8 @  マ歳鷺響勝

第1 第2

一.28833 .38394

.28831 一.38391

.77371 一.22904

.OOO69 .03433 一.6M39 一.23610 一.45337 .73889

.49964 .01228

.35803 .00234

.67749 .26179 一.67737 一.26179

.78416 一.28901

.34526 .50331

.79178 一.01672

.27833 .11743

.87158 .05295

.72888 .15934

.68573 .61326

.891eO 一.09631

一.91926 一.29575 一.88974 .32528

.47092 一.21758

.82147 一.24019

.28858 一.47368

.29164 一.24105

.83642 一.11965 一.47608 一.60520

.09549 一.47908 一.48947 .39079

.54904 一.22397

.46214 一.17492 一.47483 一.74865

.36016 .48052

 55880219979267632914829928532444 44590189008650835340083502937250 33030421286570314636361891892274321547836504890643880221116561596  11331026552124240101014012243101 第  一﹁ 一  一一一 一一 一 一一一 一   一

第4 第5

.43993 .M373 一.43997 一.64372

.16193 .07579 一.28134 .16451 一.00299 一.28687

.28182 一.02497

.63153 一.38721 一.35570 .16488 一.19206 一.05835

.19199 .05840

.11916 .07759

.31993 .25010

.30736 一.30168 一.17837 .31900 一.05971 .17656 一.15808 .11626 一.09746 一.03540 一.08969 .06114

.10797 一.01499

.01461 一.11794 一.01291 .00671

.16092 一.05714 一.06685 .40737

.07672 一.25098

.17527 .20967 一.02156 .14491

.08710 .08568

.35837 一.20952

・23252 s12112

.68795 一.32566

.13833 .20774 一.39949 一.26559

寄与率O. 35770.12710.08690.07440.0636

累    手責    寄    与    率     0.3577     0.4849     0.5718     0.6462     0.7099

注)1.変数については,主として愛知県統計年鑑(1985年)及び国勢調査報告書(1985)から  選択して,加工を施した。

 2.表中のゴシック体の数字は絶対値0.4以上のものを指す。

(7)

i2345678910H12131415161718192021222324252627282930313233343536即383940414243

市市市市市市市市市市市市市市市市市市市市市市市市市市市市市市町町町町町町町村町町町町町 螺・・戸田肺島南谷・城・郡・⁝牧・舞府多・魏・田口郷進繍・鷺・州・・晶     瀬半春豊津碧刈田安酉蒲犬山江尾小稲新東大習知尾高岩豊束日長西豊師.西春清新大扶木    ﹁ 名豊岡

表2

01

       0

1 . . . . . . ﹁ . .−1 . . ・ . ■ ・ .l p .− . .− . .1 .  . .11 .1 . . ﹁ . ■ .

.336458423.7321264■56.85956.7339..9.997426 7.59805910931361340.6030368027128474991068922 606867114689676863667579326808708355285267108541549745060837454863257678266986470174532207940999087518769215663955898935977433250

1

       E

主成分得点(第1一第5)

  第  2

−2. 2569

−O. 27334 E 一〇]

一.36393 一.34149 一.61852 一.69477 一.44938

−O.71930E−Ol 一.13854

−O.61147E−Ol 一.41968   ,14050   .17032 一,31270 一.70175  0. 32341 E 一〇1

一.48992 一.34289

−O. 90704 E 一〇1 一.14824   .11512  0.81210E−Ol

一.66823   ,20503   .31435 一,72074 一,12499 一.68099 一.63103

−O. 52337 E 一〇1   1. 1206   .39306   .15187

−1. 5686 一.74255 一.21440 一.46792   .41954 一.30544 一,83445   .41506   ,23797 一.27664

  第  3

  0, 5628 E 一〇l  O. 24974 E 一〇1

−O. 65865 E 一〇1 一.93711 一.31435 一.45450 一.4328工 一〇. 60753 E 一〇1

−L6614

 0. 99498 E 一〇1   1. 3200   2. 5176   .38756   ,30156 一.75139  一.34432 一.76744

−1.1069

−1,2088   .86586 一.16363

−O, 74380 E 一〇1   2. 1798   ,33000   1. 0527

−O, 34143 E 一〇1 一.65147   .25536

−1. 2661 一.81363  0. 48592 E 一〇1   .23683   .95590  0. 49124 E 一〇1   1, 8908

−1.3432  n p?nn7 F 一nl   1. 7140

一.58650 一,48831   1.0718

−1. 2351

−1.6760

  第  4

  2. 0328   1. 4684 一.51352   1. 1299

 0.86560E−Ol   .36247

一. 50232   .26813   .45254   .88594  一.82859

−L8947 一.28649   .14047   1. 1371 一,87021   .30619 一.12703   .28054   .11603

−O. 92247 E 一〇1 一.26307

−O.31170E−Ol 一.26450

−1.3087 一.20146 一.86315 一.24114 一.29962 一,54778

−1.2547

−1.2665

−1.3707   .60920   4,1014

−O. 20006 E 一〇2   .52698   1. 2233 一.34828   .29139 一.38937 一,37756 一,23889

  第  5 一.67923   .67969 一.33778 一.53272

−1,0234   .45421 一.35617   ,73520

−O,11614E−02   .69423  0. 89203 E 一〇1  .O.71191E−03  0. 99555 E 一〇1

D78740   .15209 一.35045   .22483  0. 51159 E 一〇1

一,39790 一.52577   .77854 一.36663   2. 6264   .96132   1. 6894  0. 15074 E 一〇2

−O. 20315 E 一〇1   .95369   .48520 一.21740

−1.0472 一,89276

−1.8552   .89457

−3.6157 一.16053 一.42805 一.18064   .31454   1. 2649 一.58672   .27647 一.36946

(8)

空間的都市化成長モデルに関する考察

44 S5 S6 S7 S8 S9 T0 T1 T2 T3 T4 T5 T6 T7 T8 T9 U0 U1 U2 U3 U4 U5 U6 U7 U8 U9 V0 V2 V3 V4 V5 V6 V7 V8 V9 W0 W1 W2

W3

ハ85868788 祖国七美甚大蟹十飛弥佐立八佐阿東南美武一吉幡幸額三藤里下旭設東豊豊津幾十作革一葦御田赤渥 焙和宝和購治江剛島富屋・開織批浦鰺浜温色良質田田好岡原由楽栄根出軍武来手羽宮油津原撒美 町町町町町町町村村町町村村町町町町町町町町町町町町町村村町町町村村村町町村村町町町町町町

一.42509

一.43227   .29161   .36916   .80200   .94702   .45047 一.49260 一,17145  0. 59279 E 一〇1

一,10817 一.91963

−1.3319

−O. 70234 E 一〇l  O, 33916 E 一〇1   .29326

一,70557  0. 28514 E 一〇1   .85756

一,52486 一,66998 一,75317 一.11028

−1.2565   .64107 一,67904

−1.7285

−1. 5454

−1.9039

−1.6368 一 1. 8893

−2. 2504

−2. 3032

−2. 2852

−1.5398

−L 5058

−1.7040 一.47882 一,49795   .21390 一,55287

−O. 67785 E 一〇1

−1.5403

−L4111

    01     一     E 1175292604110777676231498796996162772716112209859476366027747956205106271898074841997531 将姐%船引認路︒2潮田別船舶認㎝%認即8556弱63四鴉鈎π㎝鈎20盟鐙紹認㎝29㎝別B引σ8089⑳6︒ ・969341■248昌.586472173597.128....8149.668..

1..■.■1.・ll..........1..■11151﹁■﹁.1...21

    0       一

0

       E 94136736038245715857113170307258359829172384010573289888803846082404295317023445730698820052064111740249354025710489040755378027291530021607931942478154503481180293063107063195 8...588.4.13.8782486953幽.5619654589.349753

.lll.1.2.1..1....・.....11■.■......・1.・..3.9﹁一﹂一︸一  ︸一 一︸一﹁0  一一一    一 一 ︸  ︸一

一〇.39116E−Ol   ,41113   .17140 T,17573   .74412  0.41998E−Ol

一.26777   1.2972   1, 8695 一,11398 一,31774   .68096   2. 0691   .14099

−1.3295 一.66577   .24693 一.96586

−1.0920   .57813   .29878 一.27948

−1.0959 一,85068

−1.2070

−L5656 一.34570 一.43560  0, 16175 E 一〇1   .22249

−O.97365E−Ol 一.12210 一.65784   .49977

−O,97058E−Ol

−LO363 一.34809

−2. 2171 一,50608   .24e47   .74749 一.77092   2, 5073   2. 6070

注)地域位置.については,付図を参照せよ。

  ,52781   . 59299 一.54912

−O. 76730 E 一〇l  O, 24660 E 一〇1

一.44500  0.81955E−Ol

−1.2690 一.46415   ,55562   .28285   ,64344   .20151   .65170  0. 39029 E 一〇l  O. 41455 E 一〇1   .11539

一.18453   .99239 一.27749 一.41666 一.57343  0. 54627 E 一〇1

−1. 2599

−O. 72982 E 一〇1

−1.7003

−1.0567

−1.1634 一.51104 一.35117 一.15364

−1.2909   2. 6914 一.16429 一.62981 一,29420

−L2171 一,27504   .85848   1. 1467 一.17177   2.7240   2. 1968   2. 7395

(9)

図1 都市化度ランク別地域分布図

      ■・・日露化(…563〈U・≦2)

      圏・・準都市化(一・・873〈U・≦・・563)

      圏・・非都靴(一・・31・・U・・丑873)

di

注)U,は,1985年の都市化度を示しており,ランクA,B, Cは, U、の最大値〜最小  値を3等分位したものである。

 以上の手順で得られた都市化度及び距離を前節の(2)式に代入して,非線形 回帰分析9)を行った結果は,表3,表4及び図2が示す通りである。ただし,

ここでのtは,C. B. D.を名古屋市として,県庁から市役所または村役場ま での空間的直線距離を示す。

 表3から,推計式は,

U,= (1 .721十1.682) ・O.903t−1.682  =3. 403・O. 903t−1. 682 .

9)ここで,非線形回帰分析手法を採用したのは,(2)式の形状からであるが,ところ で,コンスタントがない単純な式U,+1=βU,についてみると,一般解はU,;UOβt  となる。さらに,この式を対数変換すると,

 log U, =log Uo+t log B

 となり,線形関係が成立する。しかし,対数の性格からUt>0でなければならな

い。また,たとえU,が正になるように変換しても,対数値は大きな値に対しては

小さめに見積もってしまう。そこで,本研究では関数の適合性よりも,理論的整合

性を重視した。

(10)

  表3

地 域

1名古屋市

2豊橋市

3 岡崎市 4 一宮市 5 瀬戸市

6半田市

7春日井市

8豊川市 10碧南市 9津島市 11刈谷市 12豊田市 13安城市 14西尾市 15蒲郡市 16犬山市 17常滑市 18江南市 19尾西市 20小牧市 21稲沢市 22新城市 23東海市 24大府市 25知多市 26知立市

27尾張旭市

28高浜市 29岩倉市

  空間的都市化成長モデルに関する考察

都市化度,距離及び非線回帰分析による推計値,残差値

都市化度   1. 721   0. 353   0. 391   0. 687   0. 409   0. 555   0. 890   0. 420   0. 210   0. 399   1. 306   1. 181   0. 738   0. 365   0. 021   0. 138  −O. 248   0. 606   0. 470   1.025   0. 532  −O. 606   1. 364   0. 866   0. 584   1. 097   0. 526   0. 676   1. 188

距   1         1      1      1  16944824385679258453364455373 離﹄﹂﹂2渇2.﹄つβ溶﹄﹄22渇3漣遵2︒3溶ユ﹄6939護40  00000000000000000000000000000 00000000000000000000000000000

推計値

  1. 390  −1. 066  −O. 342  0. 532  0. 465  −O. 212  0. 926  −O. 942  0. 624  −O. 271  0. 256  0. 067  −O. 054  −O. 447  −O. 736  0. 197  −O. 242  0. 487  0. 316  0...745  0. 672  −1. 027  0. 465  0. 378  0. 296  0. 178  0. 721  −O. 087  0. 821

残差値

  O. 331   1. 419   0. 733   0.155  −O. 056   0. 767  −O. 036   1. 362  −O. 414   0. 670   1.050   1.114  0. 792   0. 812

 0.757

 −O. 059

 −O. 006

 0. 119

 0. 154

 0. 280

 −O. 140

 0. 421

 0. 899

 0. 488

 0. 288

 0. 919

 −O. 195

 0. 763

 0. 367

(11)

30豊明市 31東郷町 32日進町

33長久手町 34西枇杷島

35豊山町 36師勝町 37西春町 38春日村 39野州町 40新川町 41大口町 42扶桑町

43 木曽川町

44祖父江町

45平和町 46七宝町 47美和町

48丁目寺町

49大治町 50蟹江町

51十四山村

52飛島村 53弥富村 54佐屋町 55立田村 56八開村 57佐織町

58 阿久比町

59東浦町

60南知多町

61美浜町

990487774342605229270319802043692857599706892223960459750237390273394991997426442389441019300270 00001101000000000000000000100000       ﹇一    一 一一一一 一 000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000031541012385514815021088741101724 44331222211455442322333445547531        11 946191357865760421531441777776130592596304363705523622228337310255673000012432459800866443350286 00001111111000000011000000000000        一 一︻ 056396623527145602361152579717522645906408521428653173969564779521320901114013896421317352660006 00000000000000000000000001100000  一一  ﹇ 一一 ︸ 一︸一一一一一一 一一︸一︻

(12)

62武豊町 63一色町 64吉良町 65幡豆町 66幸田町 67額田町 68三好町 69藤岡町 70小原町 71足助町 72下山村 73旭 町 74設楽町 75東栄町 76豊根村 77富山村 78津具村 79稲武町 80鳳来町 81作手町 82音羽町 83一宮町

84 小坂井町

85御津町 86田原町

87赤羽根町

88渥美町

注)1.

 2.

 3.

  cm)o

空間的都市化成長モデルに関する考察

       0 850307199954795350649843801527515472140382084007915641 85671266745968・325574425054 .・.・.幽・●...2●●.願・・.幽.・.・ 00000100111111 221110000011       一一 00000000000000 000000000000 000000000000000000000000000484177800560800183251000875   .9●.・.・..・.・8●..・齢・...●・ 90120147990159・164733554024  11111    11118211111111222        1 26364500852975 935782990795 852945022937095879929447740356656403355018208087998234    .●●..・●幽願..1.・.・.・・匿.. 00000000000011.110100000111        1 01774219143504 425963137916 434530450212395114071561090200046264003666026483413210       .

D・

.. .0・ .・ 9 ・・

 .

10000000111100110000010100   =﹇一一==﹄=一一一  =

 ここでの都市化度は,表2(第1主成分得点)の小数第4位を四捨五 入したものである。

残差値は,都市化度から推計値を引いた値を示す。

 ここでの距離は40万分の1の地図から計測したものである(単位は

(13)

表4 非線形回帰分析によるパラメーター推計

LOSS FUNCTION IS LEAST SQUARES ITERATION

   o    1    2    3    4    5    6    7

  8

   9

  10   11   12   13   14   15   16   17   18

   LOSS

O. 8656883 D 十 02 0. 7684275D 十〇2 0. 5835755 D 十〇2 0. 5247864 D 十〇2 0. 4834536 D 十〇2 0. 4327938 D 十〇2 0. 4163457 D 十〇2 0. 4107880 D 十 02 0. 4094004 D 十〇2 0. 4085855 D 十〇2 0. 4085488 D 十〇2 0. 4085402 D 十 02 0. 4085402 D 十 02 0. 4085402 D 十〇2 0. 4085402 D 十 02 0. 4085402 D 十〇2 0. 4085402D 十〇2 0. 4085402 D 十〇2 0. 4085402 D 十〇2

FINAL VALUE OF LOSS FUNCTION IS

PARAMETER

O. 1000D 十〇〇〇 一. 4366 D 十 OOO 一. 3693 D 十〇〇〇 一. 3930D 十〇〇〇

一.6784D十〇〇〇 一.9446D十〇〇〇

一. 1215D 十〇IO

一.1445D十〇IO 一.1586D十〇10 一.1640D十〇IO

一. 1667D 十〇IO

一.ユ680D十〇10 一.1683D十〇10

一. 1682D 十〇IO 一. 1682D 十〇IO 一. 1682 D 十〇IO

一.ユ682D十〇10

一. 1682 D 十〇IO

一.1682D十〇10  40.854

 VALUES

.1000D十〇〇

.5282D十〇〇

. 6902D 十〇〇

. 7896D 十〇〇

. 8533D 十〇〇

.8505D十〇〇

. 8765 D 十 OO

. 8930D 十〇〇

.8953D十〇〇

.9007D十〇〇

. 9021 D 十〇〇

.9026D十〇〇

. 9027 D 十 OO

.9027D十〇〇

.9027D十〇〇

. 9027 D 十〇〇

. 9027D 十〇〇

. 9027 D 十〇〇

.9027D十〇〇

PARAMETER ESTIMATES

 INDEX LABEL

  l       C

  2 BO

ESTIMATE

 −1. 682   0. 903

STANDARD ERROR

    O. 442

   0. 022

(14)

         空間的都市化成長モデルに関する考察

CORRELATION MATRIX OF PARAMETER ESTIMATES

      C BO C 1. 000

BO 一〇. 952 LOOO

注)ここでは,CはU.を, BOはβをそれぞれ指す。

図2 非線形回帰分析による推計値一距離   2

推 1

計 値   都  0 市 消 雪  一1

 −2

Eitik,・,,

  qtrtttamuqb

       ⑰ ロロ。 ロ

   0       20      40      60      80      100(Km)

   CBD      CBDからの距離

 さらに,U,=一1.682より,前節(1)ヰから,

      

U・=

P一β=1−0.903=一1・682

 したがって,α=一〇.163となる。

 ここで,Uo(=1.721)>U,(=一1.682)でβ(=0.903)<1であ

ることから,都市化はU,に累積的に収束する。これについては,図3に示

されている。

(15)

図3 累積的因果図

Ut+1

Ut+1=u

Ut+1こ

u, 45。

1  ε   I   I  I  I   I  i

        Ut

t。:一1。682

匹_  噌   一  一   一  一  一   一

u。

Ut+1=一〇.163十〇.903U

 また,主成分分析によって得られた都市化度と距離及び地域数(count)に ついては図4に,非線形回帰分析によって推計された都市化度と距離及び地 域数については図5に,それぞれ示されている。さらに,図6には主成分分 析による都市化度と推計された都市化度及び地域数との関係が示されている。

 最後に,導出された非線形回帰式の適合性について検討しなければならな い。AIC(Akaike Information Criteri。n,赤池情報規準)は,複数個の非線形 モデルのうち最も適合度の高いモデルを選択するための規準lo)であり,絶 対的適合度基準ではない。したがって,ここでは,まず(1)得られた非線形回 帰式の推計値を用いて線形回帰式を導出する。つぎに②その線形回帰式に距 離を代入することによって,得られた推計値と主成分分析によって得られた 値(すなわち都市化度)との相関係数または決定係数を導く。

 (1)及び(2)の分析結果は,つぎの通りである。

10)この規準については,赤池〔1976〕を参照せよ。

(16)

        空間的都市化成長モデルに関する考察

 図4 (都市化度,距離,地域数)に関する3次元グラフ

       ψ〆      晒.〜_

x2 P111/ 一1 .・dii ・・ ...,....一IIIs

数_.二穏醗蕪轟馨藝1  i鑛1糞§二認!_.、_。。

        ・6・・667・ 強夢〆く一…873    CBDからの距離   98. 000 −2. 310   都市化度

地域数

図5 (推計された都市化度,距離,地域数)に関する3次元グラフ        ,

     一

30 一一rH

       .一ご徳』

      リロ       ロ          一  . 膨 =       旨

20−

 10層

    D /f

4. oo8 L〈J一 Llr /.i ;

      ・}閥、、も    35. 333  〉.

      一

一 ﹂㌔k

         ︺︑

尉\ ■ ,し摘

   む 

 98.000 −1.410   推計された        都市化度

「〉一1

       

i繍     /

拙灘

−.糠鰐,

 洲       Lt        賠     66. 667 CBDからの距離

層︐糧

 0 罪∩V  O

購灘︑%

(17)

図6 (都市化度,推計された都市化度,地域数)に関する3次元グラフ

地域数

推計された 都市化度

1. 390 r   一2. 310

都市化度

@2. 000

(1)の分析結果

U,=1. 079−O. 131 t

R(相関係数):0.965,R2(決定係数):0.93

−0.131に対するt値:33.905

②の分析結果

R(相関係数):0.737,R2(決定係数):0.543

tイ直 :10.110

 以上の分析結果から,本研究で得られた非線形回帰式は,線形回帰式への

適合度が高く,その線形回帰式による推計値と都市化度との相関係数が比較

的高い。したがって,本理論モデルの愛知県ぺの適合度が,ある程度高いと

みなすことができよう。

(18)

空間的都市化成長モデルに関する考察

4.分析結果の考察

以上の分析結果を考察すると次のようなことが言える。

(1)図3及びUt+1=一〇,163+0.903 Utが示すように, CBD(名古屋市中   心部)の都市化が,順次空間的に影響を与えながら収束してゆく。

(2) Uo(=1.721)>U.(=一1.682)及びβ(=0。903<1から,都   市化度はU,=一1.682に収束する。

   このU,を,主成分分析によって得られた都市化度と比較すると,

  図4か年,ほぼ35km  一 82kmの所に位置している都市に該当する。

  したがって,推計されたU,を有する都市は,愛知県内に存在する。

(3)主成分分析の結果(表1及び表2)から,都市化度と距離に関する線   形回帰分析を行うと,R (相関係数):0.721, R2(決定係数):0.52,

  回帰式:U属1. 041−0.128t,β(一〇.128)のt値:9.64となる。

  したがって,都市化とCBDからの距離との関係が比較的強く関係して   いると言えよう。また,図1から東三河の北東地域及び豊田市等を除   くと,仮定(1)に対する適合性及び都市化度と距離との相関が一層強く   なる。すなわち,A→B→C順の分布形態を呈しているほど,本理論   モデルの適合性が高いと言える,

(4)図4及び図5を合成させた図6から都市化度と推計値の一致度合を視

  覚的にとらえることができる。すなわち,平面座標において,2.000

  と一L410を結ぶ対角線上に都市が集まっているほど,本分析モデル

  の適合性が高い。ここでは,都市化度が一〇.155〜1.282,推計値が

  0.457一一1.390に囲まれた座標内に都市が比較的集中している。したが

  って,CBDに近いところほど,推計値と都市化度との適合性が高い

  と言えよう。

(19)

5.おわりに

 本研究では,当該地域の都市化が,CBDにより近い地域の都市化に影響 されるという仮定のもとで,累積的因果モデルを愛知県88地域に応用して,

実証分析を行った。その結果,本理論モデルの同県に対する適合性が,比較 的高いことが考察された。しかし,都市化を表象するような変数選択及び主 成分解釈については,分析者の意図と目的に依拠している。また,距離と強 い相関を有する変数の多少によって都市化度の大きさが異なる。さらに,線 形回帰分析によって導出された回帰式と一般解にもとづいて導出された非線 形回帰分析式との一致性などの問題が存在している。したがって,一層厳密 な都市化成長モデルへと発展させてゆくためには,①都市化を反映している 変数のチェック②多変量解析手法の応用可能性,③累積的因果モデルの拡張,

④③で拡張されたモデルに関する直接的利用方法,⑤非線形回帰分析に対す

る検定方法などを検討することが今後の研究課題として残される。

(20)

一〇

一二一

一,一 印 一 一 一一一 一一 一 , 一蟹 一

都道犀 県界

.巾郡 界

町・村界

付図 愛知県地域位置図

       戸 ,       だ.ペ        ノ     しロ

.樋銑『驚

特〜鰹町 ・響

ト驚認

   、懲    s. th

   麗人〜扁

   、\

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    ピうし  

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常解藩、・内

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       ぐ㌦ヘ        メ駕1/

欝 ぐ戸

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1  !.鵡町

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.美浜町

1i.s. 求C   叉.

   i..r    膚知多町

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      豊僑市.

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(21)

参考 文 献

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参照

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