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巻頭言 2 創立 50 周年を視野に入れた同窓会活動を 会 , SD

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金沢医科大学北辰同窓会報

40

FEB, 2013

金沢医科大学北辰同窓会

(2)

2

【巻頭言】

北辰同窓会報

今年の冬は例年にない寒さとのことですが、皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し 上げます。また、平素は金沢医科大学北辰同窓会をお引き立て賜り、厚くお礼申し上げます。 去る平成

24

10

27

日、ホテル日航金沢で金沢医科大学創立

40

周年記念式典・祝賀会が盛大に執 り行われました。 創立以来

40

年を経て、金沢医科大学を卒業されて医師になった同窓生は平成

24

3

月の時点で

3,600

名以上にのぼりました。この多くの方々が全国津々浦々で診療、教育、研究に励まれています。 医大生の皆様は、卒業されると多くの方が都会の病院で研修されることを希望して母校から離れて ゆかれます。これが医師の偏在化の原因に繋がっていますが、北辰同窓会でもこのことを懸念してお りました。最近になって母校の大学病院で初期研修をされる卒業生の減少傾向に歯止めがかかり、昨 年から母校で研修をされる卒業生の数が増加傾向にあると聞いています。その理由としては、教職員 の努力の賜物と思いますが、医師国家試験の合格率が新卒で

93.3

%にアップしたこと、新卒と既卒の 合格者数が

127

名と全国医学部の中で一番であったこと、更に臨床研修のスチューデント・ドクター (

SD

)制度による学生間の情報の共有などが改善されたことが相まって、研修医の増加に繋がって来 たのではないかと学長の勝田先生が言われておりました。このため、理事長の竹越先生のご配慮で創 立

40

周年記念式典に合わせ、急遽、臨床研修医のためのレジデントハウスが建設されることになっ たと聞いております。この施設は病院の正面、テニスコートとアーチェリー場があったところに建設 されており、創立

40

周年記念祝賀会の終了後に内見会が開かれ、参加者からは病院にも近接していて、 かなり評判が良かったと聞いております。 われわれ同窓会でも、全国で開催される支部会には、その地区出身の在学生や父兄にも参加を呼び かけ、大学から理事長、学長にも出席をお願いして大学の現況などをご報告いただき、卒業生が大 学に残ってくれるよう努力を続けてまいりました。すぐにこの効果が出るものとは思いませんが、本 学で初期臨床研修される先生が増加したことは非常に喜ばしいことで、同窓会の活性化にも繋がると 思っております。 同窓会事業の現況ですが、同窓会総会、常任役員会、全国支部長会の開催。卒業式に於ける北辰同 窓会会長賞、総会に於ける北辰同窓会賞の授与事業。若手会員への研究助成、メディカルホームステ イ助成事業。同窓会報発行、

4

年毎の名簿の発行事業。医師国家試験対策、大学祭・西医体などの学 生活動の支援。研修医の歓迎会、支部会、女医会への支援。学外では私立医科大学同窓会連絡会、私 立医科大学西部会への参加などが主要な同窓会事業であります。 北辰同窓会には全国に

29

の支部会組織があります。さきにも触れましたが、支部会の活性化は同

創立

50

周年を視野に入れた

同窓会活動を

長 

坂本  滋

(3)

窓会全体の活性化にも繋がることでもあるので、各地で開催される支部会には会長あるいは副会長が 積極的に出席し、大学からも理事長、学長、病院長に可能な限り出席をお願いして同窓会や大学の現 況を報告し合うなど、支部の活性化と大学との連携強化を図っております。総会と同日に行っていた 全国支部長会も、更に総会時とは別に毎年東西で交互に開催し、各支部会の意見を共有する情報交換 を図っております。このほか、女医会とも連絡を取り、同窓会に女性会員の参加を呼び掛けるなど、 幅広く同窓会活動の活性化を図っております。また、北辰同窓会ホームページを再構築し、

Web

を利 用して同窓会員相互の協力をなお一層深めております。 金沢医科大学は創立

40

年を迎えましたが、同時に同窓会の会員の年齢も年々高くなっております。 医療を取り巻く情勢は、どんどん様変わりしています。私自身、自分の研修が忙しい時期、病院に勤 務し診療と研究と後輩の指導に明け暮れた時期、現在の氷見市民病院で地域医療に携わってからと、 医療に対する立場も変わり、見方も変わって来ています。同窓会員は、幅広い年齢層にまたがり、全 く異なった立場の医師の集団ですから、医療に対しても同窓会に対しても様々な意見が期待できると 思います。唯一、教育を受けた大学の利益を守るという点では共通です。 会員の皆様、金沢医科大学が更に発展するように、また、かわいい後輩の今後のために、これから は同窓会発展に関わる意見や提言がもっとあってもいいのではないでしょうか。

10

年後のことを言う と鬼が笑うと言いますが、大学の将来、同窓生のことを考え、

10

年後に来る開学

50

周年を見据えて 意見交換し、盛んな同窓会活動を進めてゆきたいと思います。 支部会の活性化が同窓会の活性化に繋がることを考えながら、今年も多くの会員の出席を願いつつ、 地道に会の運営を試みたいと思っております。 最後になりましたが,会員の皆様のご繁栄ご健康を祈願いたしております。今後ともご支援ご協力 賜りますようお願い申しあげます。

(4)

4

【巻頭言】

北辰同窓会報

金沢医科大学は昨年で開学

40

周年を迎えました。多くの困難と紆余曲折を経て今日に至ったのであります。 表題の「卒業生諸君の奮起」については本学の

40

周年記念誌に詳細に述べましたので今回は簡潔に重要事項 だけにしますが、追加事項も少し入れたいと思います。 さて現在の北辰同窓会がスタートしてから最早

21

年が経ち、徐々に大学との関係が密になり喜ばしいことであ りますが、

3,500

人以上の卒業生が巣立ち、母校や国内外で活躍し、本学の名声が日々高まる現在、金沢医 科大学の将来のあるべき姿を真剣に考えねばならない時期に来ていると思われます。 各支部活動についての要望 各支部総会への出席者が少ないのが気になります。支部長はじめ、お世話の先生方が折角熱心に開催の 労をとっておられるのに残念です。是非都合をつけて参加して欲しいものです。母校の近況を知り、母校の 発展を願い、学んだ母校を誇りに思って応援していただきたいと思います。 北辰同窓会員の母校教員への支援について  今、母校には

13

名の教授がおり准教授、講師も少なくありません。言い換えれば母校を支えているのは卒 業生です。現在のところ、未だ講座主任は

2

名でありますが、特任教授や臨床教授は

11

名にのぼります(金 沢医科大学氷見市民病院

4

名、看護学部

1

名を含む)。勿論、助教や医員さらに研修医はほとんど卒業生です。 私ども法人側も大いに努力しますので、卒業生も優秀な人材を育くむよう協力をお願いいたします。 創立40 周年を迎えて 本学は

1972

年に開学し、建造物から言えば

40

年を経ており、老朽化が激しく、又、耐震化が不十分で順 に改築の必要があります。向こう

5

年の建設計画があり、病院玄関や医学教育棟、動物実験センター等現在 進行中です。時節柄、財政的にも苦しく、多くの関係者のご協力を仰がなければなりません。現在のところア ナトミーセンターが新築され、次いで金沢医科大学氷見市民病院が移転新築され、研修医のためのレジデン トハウスが出来上がりました。更に次の

5

年間で基礎・臨床研究棟はじめ大学本部棟などの解体・新築が予定 されております。

10

年後の

50

周年記念には新しい学園が誕生します。 一方、教育関係では、

1

)国試合格率のアップと

2

)研修医の定着増加の二つが課題です。幸い昨年度は両 者共に多少満足な成績でしたが、これに甘んじることなく、将来にわたって学事と法人が努力し、更なる好 成績を目指さねばなりません。その中でも特に本学卒業の教員の情熱が後輩諸君に伝わります。北辰同窓会 の強力なバックアップが求められます。将来は卒業生が中心となって評議員や理事、そして理事長の座に就き、 母校を磐石のものにする責務があります。本学卒業生はこのことを頭において奮起してください。 以上、大学責任者としての現在の思いですが、他にも問題が山積しており、学内外の方々と相談しながら 一歩ずつ前進したいと思っておりますので諸君の貴重なる提言を期待しております。

卒業生諸君の奮起を期待する

学校法人金沢医科大学  

理事長 

竹越  襄

(5)

金沢医科大学北辰同窓会の皆様、益々ご健勝にてご活躍のこととお喜び申し上げます。  昨年、本学は創立

40

周年を迎え、

10

27

日ホテル日航金沢で記念式典が盛大に行われました。北辰 同窓会の坂本会長をはじめ、多くの会員の先生方に出席していただきました。改めて、お礼申し上げま す。多くの方々に祝福していただき本当に嬉しく思いましたが、これも創立から

40

年間、教職員はじ め本学を構成するすべての皆様の懸命な努力が続けられた結果だと理解しております。特に大学がどの ような大学であるかは、卒業生によって決まります。

40

周年を迎えた今、本学が社会から高い評価を受 けているのも卒業生の皆様の医学・医療界でのご活躍の賜です。 昨年は北海道うちなだ会から九州・沖縄ブロック総会まで全国各地の同窓会支部会にお招きいただき、 同窓会の先生方に大変お世話になり、楽しい一時を過ごすことができました。ありがとうございました。 どの支部会でも昨年春の医師国家試験の成績を大変喜んでいただきました。これからも卒業生の皆様か ら高い評価をしてもらえるよう頑張りたいと思っております。 今後、医学部・医科大学を取り巻く環境は益々厳しくなることが予想され、これまで以上に受験生・ ご父兄が大学を選ぶ時代になると思われます。私達自身が教育・研究に誇りを持ち、学生達が本学で生 涯の宝となるものを身につけられる大学でありたいと思っております。折しも本学の創立

40

周年記念 テーマは「新しい世代の登場・活躍を歓迎して」という行動目標を掲げ、本学のさらなる発展を願うもの でした。巳年の今年は本学が脱皮して、新しい世代が金沢医科大学の輝かしい未来を拓く新たなスター トの年になるように思います。 学内・外の同窓会の皆様全員で力を合わせて、一歩一歩着実に実績を重ね、本学の確固たる未来が創 られることを願っております。

北辰同窓会の皆様へ

―母校のさらなる発展を目指して―

学校法人金沢医科大学  

学長 

勝田 省吾

(6)

6

北辰同窓会報

北辰同窓会会務報告

平成

24

年度

北辰同窓会学生委員との懇談会

日時 平成

24

11

27

日(火)

19

時∼

22

場所 ホテル金沢 

16

階オパール

平成24年11月27日(火)19時から、ホテル金沢 16階オパールにおいて、金沢医科大学北辰同窓会坂 本会長、伊藤副会長、宮澤常任理事と学生委員との 懇談会が開催された。 懇談会開催の目的は、金沢医科大学北辰同窓会会 則では、学生も北辰同窓会の正会員であるとされて いるが、在学中に北辰同窓会の活動や行事に係わる 機会がきわめて少ないのが現状である。在学生諸君 にも、同窓会組織や活動に理解を深めてもらい、積 極的に各ブロック総会や県の支部会等の活動に参加 していただき、より一層活性化を図りたいとのこと から、在学生の課外活動組織である金沢医科大学学 友会から、各学年男女1名を北辰同窓会学生委員とし て選出していただき、今回の懇談会開催が実現した。 最初に、坂本会長の挨拶の後、宮澤常任理事から、 学生委員に期待する活動として、各都道府県支部会 開催を随時学生に周知し、同郷の学生に対して当該 支部会への参加を呼びかける。北辰同窓会報に掲載 するため学生からの原稿を募集する。毎年7月の第 2土曜日に開催されている北辰同窓会総会・懇親会へ の参加を呼びかける等があげられた。 次に、北辰同窓会事務局(山本教育研究事業支援 課長)から、同窓会会則、同窓会組織、同窓会事業 等について説明がなされ、同窓会総会、支部会開催 日程等は、その都度、教学課を経由して各学生委員 にお知らせするとの発言がなされた。 引き続き、坂本会長から、北辰同窓会の将来展望 について、同窓会の変遷、大学と同窓会のかかわり、 同窓会活性化への取り組み、大学創立50周年に向け た活動方針などが述べられ、懇談会は終了した。 その後懇親会が開催され、宮澤常任理事による乾 杯の後、各学生委員、同窓会役員、事務局から自己 紹介を兼ね、一言ずつ発言し、和やかに歓談した。 参加した学生委員からは、今回の懇談会に参加して、 北辰同窓会の活動がよく理解できた。学生間では、 新入生を迎え、5月頃に各県人会を開催しているが、 同窓会活動と有効にリンクできるのではないかとの 発言があった。また、伊藤副会長からは、県人会の 活動は、同窓会の支部 会活動と直結するもの であり、活発に行って いただきたい。先輩の 学生達が新入生の県人 会会費を負担している と聞いているが、県人 会開催時の新入生会費 補助も、検討する必要 があるとの発言がなさ れた。 21時50分 頃、 坂 本 会長から挨拶をいただ き、閉会となった。 (山本 健司) 北辰同窓会学生委員との懇談会

(7)

金沢医科大学 顕彰規程に基づき

特別栄誉会員の称号が授与される

大島譲二先生(埼玉県・昭和

54

年卒業)

大山充徳先生(群馬県・昭和

59

年卒業)

北辰同窓会役員(学生委員) (平成24年7月10日現在) 第6学年 吉川将史(ヨシカワマサシ)(兵庫)、 水谷桜子(ミズタニサクラコ)(愛知) 第5学年 藤本健士郎(フジモトケンシロウ)(大阪)、 山際暁子(ヤマギワアキコ)(愛知) 第4学年 矢野博士(ヤノヒロシ)(和歌山)、 永田葉月(ナガタハツキ)(京都) 第3学年 岡本隼樹(オカモトハヤキ)(奈良)、 見浪実紀(ミナミミキ)(大阪) 第2学年 嶋 彰宏(シマアキヒロ)(石川)、 朝倉千晴(アサクラチハル)(愛知) 第1学年 上石英希(カミイシヒデキ)(東京)、 久保倉優美(クボクラユミ)(神奈川) 平成23年9月1日から施行された「学校法人金沢 医科大学寄付金に関する顕彰規程」及び「学校法人金 沢医科大学教育振興基金寄付金に関する顕彰規程」 に基づき、高額寄附をされた大島譲二先生(埼玉県・ 昭和54年卒業)と大山充徳先生(群馬県・昭和59年 卒業)の北辰同窓会員2名に対し、平成25年2月1日 付で金沢医科大学特別栄誉会員の称号が授与された。 特別栄誉会員制度は、学校法人金沢医科大学の「教 育振興基金」、「学術振興基金」、「金沢医科大学の記 念事業等で理事長が認めた寄付金(創立40周年記念 事業募金等)」に高額寄附をされた個人及び法人の篤 行に対して感謝の意を表し、特別栄誉会員の称号を 授与し顕彰を行う制度である。特別栄誉会員には、 その証として特別栄誉会員証(顕彰楯)と記念品が贈 られる。 特別栄誉会員証は、別珍張りの二つ折り楯で、内 側に特別栄誉会員証と、大学のエンブレムを刻んだ クリスタルガラス製プレート、人間ドック受診の際 に特別栄誉会員の証となるゴールドカード(診察券 として使用できる)がセットされている。 特別栄誉会員の顕彰内容は、 (1)金沢医科大学特別栄誉会員の称号を授与し、記 念品を贈呈 (2)本学が行う入学宣誓式(4月上旬)、卒業証書・学 位記授与式(3月上旬)及び記念式典等の行事へ招 待(称号授与日から10年間)  出席される場合、本学旅費規程に基づき、交通費、 宿泊費を支給 (3)本学病院の人間ドック、SR(特室)1泊2日コー ス(12万6千円)を年1回、10年間無料受診できる。 (この場合の旅費等は、自己負担とする) ①学術振興基金、その他記念事業等の募金に協力 された場合  個人寄付者は1名、法人寄付者は2名、年1回、10 年間の無料受診ができる。 ②教育振興基金に協力された場合  個人寄付者、法人寄付者共に2名が、年1回、 10年間の無料受診ができる。 以上が特別栄誉会員制度の概要であるが、世情厳 しき折にも関わらず、趣旨にご賛同のうえ多額の浄 財をご寄附された皆様に、この紙面をお借りして感 謝申し上げます。ありがとうございました。 (教育研究事業支援課 山本 健司) 特別栄誉会員証

(8)

8

【北辰同窓会会務報告】

北辰同窓会報

創立

40

周年記念事業への寄附に対して

北辰同窓会に感謝状

2013

年版 北辰同窓会名簿発刊

平成24年7月14日(土)、金沢都ホテルで開かれた北辰同窓会総会において、大学創立40周年記念事業に 対し寄附金3千万円の贈呈が行われた。これに対し後日、金沢医科大学理事長から北辰同窓会に感謝状が贈呈 された。 発刊が遅れていた金沢医科大学北辰同窓会名簿が 12月にようやく完成し、予約した会員に発送された。 金沢医科大学は平成24年6月1日をもって創立40 周年を迎え、昭和53年の第1回卒業生以来、これま でに3,500名余の優れた人材を輩出し、それぞれが 医師として日本各地で活躍している。北辰同窓会名 簿は、この卒業生を中心に在学生、現職教員のほか 退職教員も含めた、金沢医科大学で人生の一時期を 共に過ごした全ての方、約5,000名を会員とする全 国でも例のない同窓会の会員名簿で、平成3年(1991 年)に第1版を発刊して以来4年に1度の改訂を重ね、 この度の2013年版は第6版目となる。名簿の発行は 同窓会報の発行と共に北辰同窓会の事業の一つとし て会則に定められており、会員間で連絡を取り情報 交換をする時などには名簿は不可欠の存在であり、 会員同士の強固なネットワークを維持することは同 窓会活動の原点でもある。 完成した名簿は、予約されていた会員に発送され たほか、同窓会役員、各支部会、金沢医科大学の各 教室に一部ずつ配布された。      (事務局) ※名簿は、まだ少々在庫がありますので、会員でご 希望の方は教育研究事業支援課(同窓会事務局)まで お問い合せ下さい。   TEL(076)286-2211(代) 内線2722∼2726 E-mail: [email protected] 北辰同窓会総会での寄附金贈呈

(9)

創立

40

周年記念出版

金沢医科大学四十年史編集委員会編集

金沢医科大学四十年史

金沢医科大学創立

40

周年記念誌編集委員会編集

北辰同窓会 金沢医科大学創立

40

周年記念誌

看護同窓会 金沢医科大学創立

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周年記念誌

大学が創立40周年を迎えるに当たり、金沢医科大 学出版局から標記の3冊が刊行された。 1972年の開学以来10年ごとの節目に、「十年史」 「二十年史」「三十年史」を発刊してきており、今回 40周年を期して2012年3月までの記録として「金沢 医科大学四十年史」を松井忍編集委員長と25名の編 集委員により、3年の月日をかけて編纂した。 「金沢医科大学創立40周年記念誌」は30周年と同 様「四十年史」の姉妹編となるもので、「北辰同窓会編」 に加えて今回看護同窓会発足にあわせて発刊するこ とになった「看護同窓会編」が加わり、二冊となった。 このうち「北辰同窓会編」は、医学部卒業生の近 況、活躍、支部会だより、退職教員の思い出、学友 会(クラブ)活動などを大学出版局の協力によって編 集された364頁182編からなる寄稿集である。今回 は、2011年3月の東日本大震災での卒業生の被災体 験や本学医師・職員の救護活動報告などを、特別に 章を設けて掲載している。 大学では希望の方に、10,500円(税込)で提供し ている。希望される方は金沢医科大学出版局(TEL 076-218-8069)にお問い合せください。  (金沢医科大学報より) 1月11日は鏡開きの日。この日は寒気の影響で厳 しい冷え込みとなり朝から雪がちらついた。学生食 堂では午前11時から毎年恒例の餅つき大会を実施し た。窓から見える景色が雪で白く染まる中、同食堂 を運営するアカシア商会の職員が総出で5臼の餅を つき、つきたての餅に餡子や大根おろし、きな粉を まぶした一皿一皿を、日頃の感謝を込めて学生や職 員にふるまった。中にはもう一皿ほしいと頼み込む 女子学生もいるなど好評で、12時半過ぎにはすべて がなくなった。        (H.S)

恒 例 の 鏡 開 き

コラム 金沢医科大学四十年史、創立40周年記念誌

(10)

お知らせ

10

【北辰同窓会会務報告】

北辰同窓会報

募 集

「若手会員への研究助成」公募中

 平成8年度からの事業で本会の若手会員の研究への助成を目的として設けられたものであり、 現在公募中です。(応募方法については、北辰同窓会事務局までお尋ねください。)

◎応募締切:

平成

25

5

31

日(金)

必着

《金沢医科大学北辰同窓会研究助成事業授与規程》 第1条 この規程は、金沢医科大学北辰同窓会研究助成事業(以下「研究助成」という。)について 定めるものであり、医学教育の振興に資するとともに金沢医科大学北辰同窓会の発展に寄与 することを目的とする。 第2条 研究助成の基準は、次のとおりとする。 (1)会員がそれぞれの学術研究の分野において学内・学外で顕著な業績を挙げたもの。 (2)研究課題について実施する研究。 (3)毎年、原則として、5名以内を選考する。 (4)卒後10年以内の会員等、若い研究者を対象をする。 第3条 研究助成の選考は、北辰同窓会研究助成選考委員会にて行う。 第4条 この規程の改廃は、常任理事会の議を経て、会長が行う。 附 則 この規程は、平成8年6月9日から施行する。 附 則 この規程は、平成9年5月25日から施行する。 平成25年度金沢医科大学北辰同窓会通常総会 を、右記のとおり開催を予定しておりますので 万障お繰り合わせの上、多数の皆さんのご来 駕をお願い致します。 なお、全国支部長会・評議員会も同日開催致 します。   総会終了後懇親会(有料)を開催致します。 ■日 時:平成 25年 7月 13 日(土)開催予定 支 部 長 会:16 時00 分〜(予定) 総会・評議員会:17 時 00 分〜(予定) ■場 所:金沢都ホテル(会議・懇親会とも) 〒920-0852 金沢市此花町 6-10 TEL 076-261-2121 FAX 076-261-2133 ■会 費:1万円(懇親会会費)

平成25 年度金沢医科大学北辰同窓会

総会・評議員会及び全国支部長会のご案内

平成25年度の総会案内です。多数の方々のご参加をお願い致します。 お忘れのないよう手帳などのスケジュール表にご記入下さい。

(11)

募 集

候補者推薦のお願い

平成

25

年度「北辰同窓会賞」

標記について、北辰同窓会会員各位からの受賞候補者の推薦をお願いします。

◎応募締切:

平成

25

5

31

日(金)

必着

 学外会員が候補者を推薦される場合は、本会報に添付しているハガキにてご連絡願います。折り返 し関係書類をお送りします。  また、学内会員が候補者を推薦される場合は、教育研究事業推進室(内線2722∼2726)に直接ご連 絡願います。 《金沢医科大学北辰同窓会賞授与に関する規程》 第1条 この規定は、本会会員に対する金沢医科大学北辰同窓会賞(以下「北辰同窓会賞」という。) の授与について定める。 第2条 北辰同窓会賞は、会員の学術活動及び社会活動の振興を図り、もって金沢医科大学の発展に 寄与することを目的とする。 第3条 北辰同窓会賞の授与基準は次の各号のとおりとする。 (1)北辰同窓会賞は、優秀な学術的業績を顕した会員又は社会的に功績のあった会員に対       し授与するものとする。 (2)受賞者は、毎年若干名とする。 (3)授与式は、本会定例総会において行い、会長から賞状及び副賞が授与される。 第4条 北辰同窓会賞受賞者選考のため、北辰同窓会賞選考委員会を置く。 (同委員会の規定は別に定める。) 第5条 北辰同窓会賞受賞者の選考は、会員からの推薦による被推薦者のうちから北辰同窓会賞選考 委員会がこれを行い、その結果を会長に報告するものとする。 第6条 この規定の改廃は、常任理事会の議を経て会長がこれを行う。 附 則 この規定は、平成3年5月30日から施行する。 附 則 この改正規定は、平成4年12月8日から施行する。 附 則 この改正規定は、平成9年5月25日から施行する。 平成 3 年度 奥村 誠一(昭和 53 年卒) 平成 4 年度 小沼 邦男(昭和 53 年卒)    〃   西野  忠(昭和 55 年卒) 平成 5 年度 石崎 昌夫(昭和 56 年卒)    〃   冨井 隆夫(昭和 54 年卒) 平成 6 年度 東 光太郎(昭和 54 年卒)    〃   神田 享勉(昭和 53 年卒) 平成 7 年度 該当者なし 平成 8 年度 坂本  滋(昭和 53 年卒)    〃   相引 眞幸(昭和 53 年卒)

「北辰同窓会賞」歴代受賞者(敬称略)

(12)

12

【北辰同窓会会務報告】

北辰同窓会報

平成 9 年度 中野 正幸(昭和 59 年卒)    〃   堤  幹宏(昭和 55 年卒) 平成 10 年度 柴田 晴通(昭和 53 年年)    〃   松田 知之(昭和 58 年卒) 平成 11 年度 稲田 章夫(昭和 53 年卒)    〃   宮   巨(昭和 54 年卒)    〃   玉村 裕保(昭和 57 年卒) 平成 12 年度 緒方 盛道(昭和 53 年卒)    〃   松田 富雄(昭和 57 年卒) 平成 13 年度 吉田 勝明(昭和 57 年卒)    〃    故 紺谷 信夫(昭和 56 年卒) 平成 14 年度 大山 充徳(昭和 59 年卒) 平成 15 年度 中野  茂(昭和 57 年卒)    〃   沼田 知明(昭和 54 年卒)    〃   伊藤  透(昭和 57 年卒) 平成 16 年度 斎藤 人志(昭和 55 年卒)    〃   大久保信司(昭和 57 年卒)    〃   長谷部孝裕(昭和 59 年卒) 平成 17 年度 津川 博一(昭和 53 年卒)    〃    故 佐藤 雅典(昭和 55 年卒)    〃    故 前田 隆志(昭和 55 年卒) 平成 18 年度 池田 龍介(昭和 54 年卒)    〃   藤井 隆広(昭和 58 年卒) 平成 19 年度 大島 譲二(昭和 54 年卒)    〃   浦田 哲郎(昭和 62 年卒)    〃   村上 智彦(平成 5 年卒) 平成 20 年度 鶴田  修(昭和 55 年卒)    〃   福徳 雅章(昭和 61 年卒)    〃   和久 祥三(平成 3 年卒) 平成 21 年度 川田 純也(昭和 55 年卒) 平成 22 年度 中村はるね(昭和 55 年卒)    〃   小笠原智子(平成 3 年卒) 平成 23 年度 玉井  顯(昭和 53 年卒)    〃   北山 道彦(昭和 56 年卒)    〃   近藤 邦夫(昭和 54 年卒) 平成 24 年度 秦  一敏(昭和 56 年卒)

「北辰同窓会報」

原 稿 募 集

金沢医科大学北辰同窓会では、年2回発行の会報の原稿を募集しております。 広く会員の皆様にご寄稿をお願いし、本会の動向、大学の現況などとともに、会員各位の消息、 随想などを豊富に盛り込み、意義ある情報誌にしたいと考えておりますので是非ご協力下さい。

内容は

①同窓会に関すること

学生時代の思い出(クラス・クラブ活動・恩師・同級生のことなど) 後輩に伝えたいこと、研修時代・留学の思い出など、医療活動・研究活動のこと

②「

10

年後」をテーマに

10年後の自分や大学、同窓会、医療の世界などについて予想や期待、または決意などを気軽に書いてく  ださい。

③その他・ご意見など

家族や健康のこと、趣味・近況・随想・故郷自慢・その他・題材・文字数を問いません。 会員の皆様からの沢山のご寄稿をお待ちしております。  (金沢医科大学北辰同窓会報編集委員会)

(13)

大学の近況から

金沢医科大学の創立40周年を記念する式典が、ホテル日航金沢を会場に盛大に執り行われた。記念式典、 記念講演会、祝賀会には大学関係者約500名が出席した。祝賀会終了後には40周年記念事業として計画が進 められている金沢医科大学グランドデザイン第1次5ヶ年計画のうち、すでに建設が完了しているアナトミー センター、レジデントハウス、大学が管理運営を受託している金沢医科大学氷見市民病院を、内灘キャンパス と氷見の二手に分かれて施設見学会が行われた。

記念式典

 10:00∼ 記念式典は、3階「孔雀の間」で金沢医科大学のク ラシック音楽同好会に所属する在学生の校歌斉唱に より幕開けとなった。 小松親次郎文部科学省高等教育局私学部長(田中 眞紀子文部科学大臣代理)、小川秀興日本私立医科大 学協会会長(順天堂大学理事長・学長)、森喜朗金沢 医科大学顧問(元内閣総理大臣)、小栗典明日本私立 医科大学協会事務局長の4名の来賓と大学役員が紹 介され壇上に着席した。 竹越襄理事長の式辞に続いて田中文部科学大臣 (代読:小松私学部長)、小川日本私立医科大学協会 会長、森顧問からそれぞれ祝辞が述べられた。

金沢医科大学創立

40

周年記念式典

日時:平成

24

10

27

日(土)

会場:ホテル日航金沢

(14)

14

北辰同窓会報

【大学の近況から】

記念講演会

 11:10∼ 記念式典に続いて、「国家の品格」、「日本人の誇り」 などの大ベストセラーを著したエッセイスト藤原正 彦氏(数学者、お茶の水女 子大学名誉教授)を招いて 記念講演会が行われた。 日本は敗戦後、国際化、 欧米化という名によって、 誇るべき文化、国柄を長く 忘れてきた。いま日本に必 要なのは、情緒、伝統、国 語、武士道精神であり、「国 家の品格」を取り戻すことであるという氏の持論を 「日本のこれから」と題して熱く語った。

記念祝賀会

 12:30∼ 記念講演会の後、会場を4階「鶴の間」に移し記念 祝賀会が盛大に開催された。 最初に在学生のクラシック音楽同好会によるフ ルート四重奏「水上の音楽」(ヘンデル)、バイオリ ン6本とピアノによる「二つのバイオリンのための協 奏曲」(バッハ)の演奏が披露され、大きな拍手がお くられた。 勝田省吾学長は挨拶で、皆さんのおかげでこの40 周年を迎えることができたと謝意をあらわした。続 いて川上重彦病院長の乾杯の発声により祝宴が始 まった。祝演は1時間半余りの歓談のあと松本忠美 副理事長が謝辞を述べ、坂本滋北辰同窓会会長の万 歳三唱で祝賀会を締めくくった。

施設見学会

 14:00∼ ホテル日航金沢での記念式典、記念講演会、祝賀 会の後、施設見学会が行われた。内灘キャンパスの「ア ナトミーセンター」と「レジデントハウス」の見学希 望者約70名を乗せたバス2台、「金沢医科大学氷見 市民病院」の見学希望者約20名を乗せたバス1台が、 ホテルの前からそれぞれ目的地へ出発した。  (事務局H.S.) ※金沢医科大学創立40周年記念式典ほか、記念事 業の詳細は、金沢医科大学報No.152(2頁∼23頁) に特集として掲載されています。 祝賀会の様子 アナトミーセンター 前田青邨「腑分け」(模写)の前で アナトミーセンターの解剖実習室 氷見市民病院の見学

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金沢医科大学レジデントハウス

研修医確保へ全

65

戸の宿舎が完成

金沢医科大学レジデントハウスの竣工修祓式が11 月10日、大学関係者約40人が出席して行われ、新 しい施設の完成を祝った。竹越襄理事長が「研修医 が多く残ってくれるように今後も努力したい」と挨 拶し、在学生や研修医対象の内覧会も行われた。 レジデントハウスは旧アーチェリー場跡に建て られ、鉄骨造り地上8階建て、延べ床面積4,975.59 ㎡(約1,505坪)。1∼2階に既婚者用2LDKが12戸 (専有面積72.69㎡、約22坪)、3∼8階に単身者用 1LDKが53戸(専有面積49.32㎡、約15坪)あり、イ ンターネット(NTTフレッツ光:OCN)も利用できる。 その他、2階に談話室(約100㎡)、4階に電子カルテ を見ることができるカンファレンスルーム(約34㎡) と自販機コーナーが用意され、全住居分のトランク ルームと駐車場(1戸1台:65台+来客用3台)、駐輪 場も完備している。 入居できるのは、初期臨床研修期間の2年間に限 定されるが、2LDK(既婚者用)が 月額30,000円、 1LDK(単身者用)が月額20,000円と研修医にはあ りがたい格安な家賃設定である。運営管理は大学の 出資会社(有)アカシア商会に全面委託されることに なっている。 病院側から見た全景 外観 単身者用1LDK室内 既婚者用2LDK室内

(16)

16

北辰同窓会報

新任教授紹介

【大学の近況から】

金沢医科大学病院

浅地 孝能

臨床教授

健康管理センター 平成25年1月1日付けで、健康管理センター臨床 教授を拝命いたしました。 私は循環器内科学(村上映二教授)に入局後、主に 心不全の基礎的、臨床的研究を行ってきました。今 岡禎治先生の指導のもと、血栓症や心不全における 血小板・心筋のCキナーゼリン酸化酵素とその基質 蛋白質を研究しました。臨床面では、松井忍現名誉 教授のもとで心筋ミオシンや心臓由来ナトリウム利 尿ペプチドの血漿濃度などを用いた心不全の重症度 や予後推定の生化学的評価法を研究しました。また 竹越襄現理事長のもとで、日本循環器学会の急性重 症心不全治療ガイドラインの作成に二度参画しまし た。 これまでの臨床経験を通して、心不全は心臓病の 終末病態であるが故に、心不全の進行予防や心不全 発症前の予防医学がいかに重要であるかを認識しま した。幸いにも、生活習慣病センターへの移籍に伴い、 生活習慣の是正による慢性心不全や他の慢性疾患の 進行防止や発症予防等について研鑽できました。 心身ともに健康であることはとても重要であり、 健康管理センターが担う役割は非常に大きいと考え ます。今後、ドックや検診を通して、疾患の早期発 見と指導、病気になりにくい体づくりの研究、大学 病院特有のドックシステムの発展に尽力する所存で す。人間ドックは多職種によるチーム医療が非常に 重要であり、各科の先生方、コメディカルの方々、 事務の方々のなお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよ うよろしくお願い申し上げます。 【略歴】 1981年 3月 防衛医科大学校卒業 1981年 5月 自衛隊中央病院および共済組合三宿病院に て研修 1981年 11月 防衛医科大学校附属病院にて研修 1983年 6月 航空自衛隊小松基地基地業務群衛生隊勤務 1985年 4月 金沢医科大学循環器内科学助手 1999年 9月 金沢医科大学循環器内科学講師 2005年 11月 金沢医科大学循環器内科学臨床准教授 2010年 4月 金沢医科大学病院生活習慣病センター臨床 准教授 2013年 1月 金沢医科大学病院健康管理センター臨床教授

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同窓会支部だより

長野県支部

支部会報告

日時 平成

24

7

21

日(土) 場所 ホテルブエナビスタ「深志楼」 長野県支部長 耳鼻咽喉科吉江医院 院長

吉江 忠正

(長野県塩尻市・昭和54年卒) 長野県支部会を7月21日、ホテルヴエナビスタ「深 志楼」(松本市)で開催しました。 参加者は金沢医科大学名誉教授清水健先生(元心 臓血管外科学教授)、岡村光憲、高橋智子、中澤良 樹、野中利衣、山口博、高橋由佳、吉江忠正(敬称 略)、大学関係者は金沢医科大学副理事長高島茂樹先 生、中農理博常務理事、同窓会会長坂本滋先生、同 窓会事務局(教育研究事業支援課)から山本健司課長、 西村憲司主任、以上13名でした。 高島先生より大学の状況、坂本会長より同窓会の 現状について話があり、祝宴に移った。今回は高橋 智子先生のお嬢さんで卒業生の高橋由佳先生に参加 いただき、少し若返ったような気がしました。 H24.7.21 支部総会 ホテルブエナビスタ「深志楼」

(18)

18

【同窓会支部だより】

北辰同窓会報

群馬県支部

近況報告

支部総会 日時 平成

24

8

25

日(土) 場所 ホテルメトロポリタン高崎 年次集会 日時 平成

23

12

24

日(土) 場所 ホテルメトロポリタン高崎 群馬県支部長 大山眼科 院長

大山 充徳

(高崎市・昭和59年卒業) からっ風の舞う上州の地よりお便りします。 平成24年8月25日(土曜日)に高崎市のホテルメ トロポリタン高崎にて北辰同窓会群馬県支部総会及 び懇親会を開催いたしました。 総会のメインイベントである講演会には、昭和57 年卒業で現在金沢医科大学泌尿器科教授の田中達朗 先生をお招きして「金沢医科大学での腎移植」という 演題で講演していただきました。臨床の花形である 移植医療について、われわれ一般医にもわかりやす くお話しして下さいました。また母校より、地域医 療学講座教授の神田享勉先生が出席され、大学の近 況をお話ししていただきました。懇親会では同じ県 内にいても、日頃忙 しく会えない会員同 士で、近況報告した り、学生時代の思い 出話などで大いに盛 り上がりました。埼 玉県支部長で同窓会 副会長の大島譲二先 生、神奈川県支部長 の吉田勝明先生、東 京より草間かほる先 生が多忙の中遠方よ りかけつけて下さい ました。いつもご指 導をいただいている 群馬大学名誉教授で、現在群馬パース大学学長の小 林功先生の閉会の辞で、和やかなうちに閉会となり ました。 また平成23年12月24日(土曜日)にはホテルメト ロポリタン高崎にて群馬県支部年次集会を開催しま した。講演会は平成11年卒業で、高崎市で開業され ている岡崎宇宏先生に「アンチエイジング∼自己啓 発、生き甲斐啓発を科学する∼」という演題で講演 していただきました。また母校より神田享勉(地域 医療学講座)をお招きして、大学の近況をお話しし ていただきました。クリスマス、年末の忙しい中、 出席して下さった先生方に感謝致します。私たち群 馬県支部は昨年創設20年を迎えました。これからも 同窓会活動を通じて個々の交流を深めるとともに、 母校金沢医科大学の発展に寄与出来るよう頑張って いきたいと思います。 H24.8.25 支部総会 ホテルメトロポリタン高崎 H23.12.24 年次集会

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いままで同窓会とは、私事に追われ、ほとんど縁 がなく過してきましたが、一昨年高校以来の同級生 の安永先生より誘われ出席し、今回、幹事まで任命 されました(大学入学の際も、お世話になった安永 君の依頼は、絶対的である)。実際に担当してみて、 かつての私同様多くの人が、同窓会に関心が薄い事 を確認出来ました。考えてみれば、医師免許をいた だいて10年余りは忙しく、転勤も頻繁で、同窓会に 出席する余裕は無いようです。 同窓会事務局より会員名簿を頂き、268人に連絡 しましたが、返信があったのは、75人26%、参加予 定者は、42名16%でした(当日欠席2名)、福岡開催 の会員参加者は、例年25名程度でしたが、今回溝口 会長の支援のもと、同期の先生方の協力で、20人近 く参加者が増え、なんとか盛会となりました。(別表 ①参照) 卒業して10年未満の若年層会員の出席が皆無であ るのは、やむを得ないと思いますが、返信があると 将来的に出席の足がかりになると思います。同窓会 のはがきが届きましたら、お返事をお願いいたしま す。今回は個人的に同学年(81入学)の先生方に参加 をお願いして、たくさん集っていただきました。お かげ様で懐かしいひとときを過ごす事ができ、とて も素敵な会になりました。将来的には、卒業される 各年代にそれぞれ同窓会の担当者がいると、さらに 参加者が増え、大学の発展に微力ながら協力するこ とが出来るのではと思いました。 今回、幹事を担当するにあたり、私の医学部入学 の道をこじ開けてくれた高校より同じ道を歩いた安 永先生と、高校、大学の後輩(父親同士も同じ総合 病院に勤務し、現在診療所もとなり)で、平成8年卒 の緒方秀昭先生には、総会の段取りから雑用まで協 力していただき有り難うございました。持つべきも のは、頼りになる同級生、後輩でした。

九州沖縄ブロック

17

回九州沖縄支部総会、

懇親会報告

日時 平成

24

9

8

日(土) 場所 福岡・西鉄グランドホテル 医療法人 新堂産婦人科医院

新堂 昌文

(福岡県・昭和62年卒業) H24.9.8 支部総会 西鉄グランドホテル

(20)

20

【同窓会支部だより】

北辰同窓会報

支部会 大学から竹越理事長をはじめ6名をお迎えし、会 員40名、親族2名、合計48名での支部会開催となり ました。 総会では、学長から今年の医師国家試験の成績が 金沢大学より優秀な成績を収めるなど、近年の金沢 医大の充実した成績が披露されました。木村事務局 長からは金沢医大創立40周年記念事業の説明があ り、また懇親会では、竹越理事長より貴重なお話を いただきました。そして、次回の開催地は佐賀県と 決まりました。 2次会は、中洲に詳しい案浦先生行きつけのラウ ンジで、同期の仲間と懐かしい話で盛り上がりまし た(皆あんまり変わってなかった)。さらに精鋭達は、 3次会に原先生御用達のニュークラブへ乗り込みま した。ここでも20人近くの会員の皆様が楽しんでい ました。私も集合時間が5時間後に迫ったゴルフコ ンペを気にしつつ深酒をしてしまいました(溝口会 長はさらに飲んでいたらしい)。私も帰り着いた時の 記憶は定かではありません。 ゴルフコンペ(9月9日)  10年以上開催されていなかった北辰同窓会九州 沖縄支部ゴルフコンペを溝口会長の許可を得て志摩 シーサイドカントリークラブにて開催しました。 このコースは,景色が素晴らしく、福岡市内近郊 で女性に人気のコースです(私のホームコースです)。 この日は、天候も良く一部の二日酔いの方を除いて 気持ちのよいラウンドとなりました。地元福岡9名、 佐賀、長崎、鹿児島各1名。総勢12名の参加となり ました。 成績は別表②の通り、案浦先生がネット69.2の好 スコアで見事優勝されました。ゴルフコンペも機会 があればまた開催されるといいですね。 コンペ終了後の懇親会では、次回開催地(佐賀県) の、江原先生よりご挨拶をいただきました。 同窓会九州沖縄ブロックを支えていただいていま す溝口先生、原先生、案浦先生には今回大変お世話 になりました。有り難うございました。又、沖縄の 遠方より駆けつけてくれた平敷君(再来年の沖縄開 催を担当する)をはじめとする81の皆さん、平敷君 を応援し、また一緒にお会いしましょう。 最後に、医学部受験を控える娘を持つ親としては、 昨今の医学部受験の難易度の上昇は頭の痛いところ でありますが、なんとか合格してさくらが咲くこと を期待したいです。 支部会出席者 大学:竹越襄理事長、勝田省吾学長、木村晴夫金沢 医大事務次長、山本健司教育研究事業支援課課長 (同窓会事務局)、西村憲司同主任(同) 同窓会:坂本滋会長、 会員:緒方盛道(S53)、 溝口義人(S55)、秦一敏(S56)、 東隆司(S56)、田中久淳(S56)、 三原栄作(S56)、江原孝(S57)、 入江尚(S58)、小田和人(S58)、 溝口洋一(S59)、小濵康彦(S59)、 武田秀利(S60)、重富和治(S61)、 安永祐三(S61)、大塚隆興(S62)、 原速(S62)、長澤浩成(S62)、 本間五郎(S62)、矢野秀樹(S62)、 平敷貴也(S62)、 大橋浩太郎(S62)、 新堂昌文(S62)、井手裕(S63)、 郷原徹(S63)、春別府稔仁(S63)、 大坪健(S63)、案浦康高(S63)、 ゴルフコンペ 志摩シーサイドカントリークラブ

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県支部 会員数 出席回答 欠席回答 返信無し 返信率 出席率 福岡 109 25 14 70 36% 25% 佐賀 12 2 2 8 33% 17% 長崎 24 3 2 20 17% 8% 熊本 28 4 4 27 40% 20% 大分 22 3 4 14 32% 14% 宮崎 23 1 1 21 9% 4% 鹿児島 32 3 5 24 25% 9% 沖縄 18 1 1 16 11% 6% 計 268 42 33 193 28% 14% 別表① 第17回九州沖縄ブロック支部会(平成24年9月8日)  別表② 北辰同窓会九州沖縄ブロックゴルフコンペ成績 志摩シーサイドカントリークラブ(開催日:平成24年9月9日) イン 10.11.12.15.16.18   アウト 2.4.5.6.7.9 過去の出席数 第14回支部会 26 第15回支部会 24 第16回支部会 34 第17回支部会 40 B.G 新堂昌文 大波 大坪健 小波 安永祐三 平和 江原孝 ドラコン NO.14 溝口義人 NO.16 入江尚 NO.3 大坪健 NO.7 城谷拓郎

順位 氏名 IN OUT TOTAL H.D TOTAL

優勝 案浦康高 46 46 92 22.8 69.2 準優勝 新堂昌文 39 40 79 7.2 71.8 3位 郷原徹 52 47 99 26.4 72.6 4位 入江尚 40 40 80 6 74 5位  小濵康彦 39 46 85 10.8 74.2 6位 江原孝 47 47 94 10.8 77.2 7位 溝口義人 55 55 110 32.4 77.6 8位 安永祐三 55 54 109 31.2 77.8 9位 緒方秀昭 45 49 94 15.6 78.4 10位 三原栄作 49 50 99 20.4 78.6 B.B 大坪健 51 43 94 12 82 12位 城谷拓郎 / 45 / / / 坂本真一(H01)、 橋本彰二(H02)、城谷拓郎(H01)橋本知子(H03)、 高山克彦(H03)、松尾真二郎(H03)、 浦橋斉吾(H03)、隅清克(H06)、木戸浩一郎(H07)、 本城史郎(H08)、緒方秀昭(H08)、 小田代昌幸(H10)、万江真一(H10) 野口ひろお先生(卒業生:野口貴雄先生(H22)の父君) 小田直樹様(小田和人先生の御子息) ニアピン NO.11 溝口義人 NO.16 新堂昌文 NO.2 新堂昌文 NO.8 入江尚 出席回答の後、当日欠席2名

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22

【同窓会支部だより】

北辰同窓会報

埼玉県支部

支部会開催報告

日時 平成

24

9

29

日(土) 場所 パレスホテル大宮 埼玉県支部長 医療法人聖橘堂 理事長

澤田 公孝

(さいたま市 昭和59年卒) 埼玉県支部会はこれまで2年に1回の開催で、本 来は昨年の予定でしたが、東日本大震災の影響でや むなく中止となり、3年ぶりの今年に何とかこぎつ けることができました。まだ炎暑の余韻がぬけきれ ない9月29日、JR大宮駅西口からほど近い大宮ソ ニックシティの一角にあるパレスホテル大宮に、大 学から竹越襄理事長、勝田省吾学長、中農理博常務 理事、伊藤透北辰同窓会副会長、山本健司教育研究 事業支援課課長、西村憲司主任の方々をお迎えし、 東京から山道博支部長、神奈川から吉田勝明支部長、 群馬から大山充徳支部長が駆けつけてくださり、同 窓生、父兄、ご家族を加え総勢37名で行われました。 総会・講演(4F アイリスの間)17:30~  総合司会に指名された松田修先生(S57卒)により 議事が進行されました。まず、埼玉県支部会をゼロ から起こし今日の隆盛にまで育てあげた大島譲二先 生(S54卒)が発言され、かねてからの持論である今 後の同窓会活性化の一環として、まず地元埼玉県支 部から支部長の交代が提案され、さらに定款を改訂 し、新支部長のほかに副支部長を置くことで、支部 の新陳代謝の構想が披露されました。新支部長に澤 田公孝(S59卒)、副支部長に松田修、小林裕史(S59 卒)、長江康(H3卒)が就き、了承されました。続い て司会の松田先生から、大島先生への称号を「特別 顧問」「名誉顧問」「終身顧問」「名誉支部長」などと 提案があり、大島先生の判断に委ねられることとな りました。最後に、新支部長澤田公孝が挨拶し、新 たに組織された支部会で、「母校を同じにもつ者(同 窓生)一人ひとりが活躍することで世間一般に認め られ、母校である金沢医科大学がさらなる発展を遂 げられることを希求する」という発言を以て総会が 閉じられました。 続いて、大学からの近況報告として、まずは勝田 学長からご挨拶を賜り、本年度、母校の国試合格者 数127名は2位の神戸大学116名をおさえ全国1位 だったことを始めとしたご講演を拝聴し、次に中農 埼玉県支部会 パレスホテル大宮

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常務理事による40周年記念事業などについてのご説 明がありました。同窓生として心強さを感じ、明日 からの元気を心に刻むことができました。 その後、懇親会に移る前のエキストラとして、小 林裕史副支部長が出演し、今年7月8日BS-TBSでオ ンエアされた「なるほど!ホームドクター第1回」の DVDが供覧され、小林先生の活躍を楽しく拝見でき ました。 懇親会(4F カトレア+コスモス+シクラメンの間)18:30~ メーンである懇親会が竹越襄理事長のご祝辞によ り幕を開けました。続いて伊藤透北辰同窓会副会長 から乾杯のご発声がありました。その後、会は歓談 に移りましたが、そこかしこで会話が弾んでおりま した。途中、スペシャルゲストで地元大宮の芸妓置 屋“久の家”から招いた「菊」さん「ぼたん」さん「みさ き」さんによる踊りが三曲舞われました。賑やかな 会がさらに華やかに繰り広げられました。長江副支 部長、中嶋千聰(H2卒)会計の挨拶のみならず、参 加者一人ひとりからお言葉を伺いました。なかには 家族ぐるみで参加した熊谷聖代先生(H16卒)や高木 永先生(H17卒)など若い方々からのスピーチもあり ました。その後、記念撮影をもって一次会はお開き。 二次会(2F バーロイヤルオーク)20:30過ぎ~ 二次会へは28名が移動して、夜が更けるまでさら に会は続き、やがて流れ解散。 ふりかえって今年は多くの出席者に恵まれ、お蔭 様で盛大な支部会でした。これは3年ぶりの開催だっ たことに起因するばかりでなく、大島先生がこれまで 労を惜しまず、手塩にかけて育ててこられた成果が 実を結んだからにほかならないと思っています。せっ かくの果実が朽ち果てないよう、北辰同窓会埼玉県 支部がさらなる新陳代謝を遂げるべく、新支部長と して誠心誠意努める所存です。子連れで参加してく れた若い女医の先生が、懇親会で披露してくれたス ピーチに、同窓会の明るい一つの未来が描けていた ようで、微笑ましい光景でした。これからもさらに 県内の若い先生方にどんどん出席していただき、支 部会のさらなる発展を目指したいと思っております。 副支部長になりました松田修先生、小林裕史先生、 長江康先生ともども、これからもどうぞよろしくお 願い申し上げます。 併せて、今日の埼玉県支部会を築き上げた大島先 生におかれましては、今後も、「名誉支部長」として 埼玉県支部に関わっていただく旨、ご承諾をいただ いておりますことも報告します。 最後になりましたが、次回の埼玉県支部会は2年 後平成26年開催予定です。同窓の皆様とさらなる親 睦をはかり、ともに母校金沢医大の発展を祈念でき ればと思っています。 出席者(順不同 敬称略) 大学から 竹越 襄、勝田省吾、中農理博、伊藤 透(S57)、 山本健司、西村憲司 同窓生 周東千鶴(S53)、山道 博(S53)、大島譲二(S54)・ 令夫人、松田 修(S57)、吉田勝明(S57)、斉藤克 子(S58)、岩崎良二(S59)、大山充徳(S59)、小林裕 史(S59)、澤田公孝(S59)・令夫人 田宮照久(H2)、 中嶋千聰(H2)、長江 康(H3)、三浦昇悟(H4)、草 間 香(H5)、成瀬睦子(H9) 熊谷聖代(H16)・ご 夫君、高木 永(H17)・ご尊父 学生ご父兄 石井義則(第2学年:石井華)、石川 修・幸子ご夫妻 (第4学年:石川剛)、内田武・美智子ご夫妻(第6学年: 内田信彰)、國井 司(第3学年:國井建司郎)、崎村 恭也(第6学年:﨑村祐介)、原口 博・昌代ご夫妻(第 4学年:原口貴敏)

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24

北辰同窓会報

寄稿

2012

年金沢医大山岳部

OB

湯の花温泉と保津川ラフティング

吉田医院 院長

吉田 準一

(大阪府枚方市・昭和55年卒業) 金沢医大同窓生の皆様御無沙汰致しております。 小生以前にこの欄で山岳部OB会の模様を御紹介さ せて頂いて以来10年振りの御目見えであります。爾 後幾星霜、世の中は有為転変と天変地異、色々な事 がありました。御政道の乱れはつまるところ大いな る幻影を映し夢の苦さを味わせたのみ。バブルの海 に沈み行きデフレの波に洗われて、世にはリストラ とイジメが横行し、引き籠もりとオタクが蔓延。民 は鳥の流行り病で右往左往。果ては大地震と原発騒 ぎ。これで止めかと思っていたら、厚顔無恥で節操 の無い隣人達が境界争いで大騒ぎ。更に控える南海 トラフ大地震とまさに「責任者出て来い」と叫びたく なる今日この頃であります。とまあ、ぼやきの種は 尽きませんが「あなたの話は長くてくどい」と妻に叱 られそうなのでそろそろ本題に移らせて頂きます。 今回の幹事のテーマは地元の名所とアクセスの良 さとアドベンチャー。そこで、洛中の暑さを避けて 宿は亀岡湯の花温泉、保津川ラフティングか美山観 光かはお好み次第といった具合に絵図を描きました。 さて、如何なる仕儀に相成りまするや。 8月24日 今年の一番星は陸奥大槌より大震災の瓦礫を踏み 越えて参加の植田夫婦(註1)。次に三河の束子髭男、 眠らせ上手の中田夫婦。さてその次は、亭主は越中 高岡で単身赴任、嫁は兵庫で家を守り、息子は浪速 でお勉強、一家離散の豊田一家。九州で修行中のお 世継ぎと相模にお輿入れされ初孫を設けられた二葉 姫を引き連れた、最近お疲れ気味の越後の覇王本田 夫婦。越中の胃袋高野夫婦はやはり孫と娘と甲子園 の歌姫を伴い参加。そして、蔵王 の伊達男、喧嘩の絶えないおしど り大沼夫婦、少し遅れて能登に孤 塁を守る坂本先生はいつものよう にクーラーボックスに麦酒を満載 して登場。幹事夫婦が到着した頃 には例の如く早くも前哨戦が開始 されておりました。 一風呂浴びた後、総勢20名で まず前夜祭の開宴です。暫く振り の再会に話の輪は広がるも宴はい つになく静かに進みます。思えば 昔まだ皆の子供達が小さかった時 代は幼稚園の運動会の中で宴会を しているような光景でした。その 子供達が今は一緒に酒を飲んでい 写真1 我らは川の子いざ、ラフティング開始

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る。そして孫の顔もちらほらと。時の流れでしょう か。引き続いての幹事部屋での二次会もやはり穏や か。皆は早々に明日のメインイベントに備えて部屋 に引き上げ、亀岡盆地の夜は静に更けて行きました。 眠れよい子よ、おやすみなさい。 8月25日 朝餉を済ませて表に出ると、雲一つ無き快晴なれ ども蒸し暑し。かねて手配の貸し切りバスに乗り込 んで出発です。バスはまず保津川下りの乗船場に到 着、ここで観光組とラフティング組は一時お別れで す。この後観光組は美山に向かい、遅れて観光遊船 で保津川下りをする予定です。 バスを見送り、冒険者達9名は借与のヘルメット とライフジャケットに身を固め川原に向かいました。 小生と植田先生の足許は伝統の地下足袋です(註2)。 まず本日のガイドさんよりラフティングの基礎と落 水時の対応等の安全対策や注意事項の簡単な講習を 受けました。因みに保津川のラフティングは約20㎞ の距離があり本州では最長のコースだそうです。そ の後二艇のラフティングボートに分乗し、いよいよ 川下りの始まりです。ゆく川の流れに身を委ね、我 らが艇は進みます。そして艇は豪快に水しぶきを上 げ最初の瀬に突入、そこで早くも1名が落水。講習 どおりに対応して艇に引き上げ、彼が淀みに浮かぶ うたかたの如く消え去るのを防ぎました(註3)。途 中で直接水に入っての流水体験や、岩場よりの飛び 込み体験等々の企画を楽しみながら、瀬を速み、ト ロ場では櫂を濡らして水路を辿ります。時折観光遊 船が水しぶきを立てて我々を追い越して行きます。 そろそろお腹が減った頃、川原に上がって腹ごし らえです。ガイドさん達の用意してくれた昼餉は、 自家製の鹿肉の燻製や腸詰め、山羊乳の酪、麺麭、 野菜汁等々と野趣溢れる品々。簡素ながらも心和む 素朴な味わいでした。今回このラフティングを依頼 した田歌社とは、美山で自給自足を旨として暮しな がら、ラフティングや自然体験のガイドを生業とし ている人達の集まりです。因みに今回のガイドさん 達の本業は鉄砲猟師と罠猟師だそうです。 お腹もくちたので川下りを再開、後半は瀬も少な く緩やかな流れを進みます。しかし、ここでも誰と は書かないが先ほどの御仁がまた落水、座を盛り上 げてくれます。岩の上より川鵜や釣り師が鮎を狙っ ています。鮎釣り竿を避け々、蝉時雨の降り注ぐ中、 ゆったりとした流れに身を任せながら眺める保津川 峡谷の景観は、さながら一幅の絵画を見る思い。緑 陰に入れば川面を渡る涼風が火照った肌を優しく癒 してくれます。川原で休んでいると後続の観光組が 写真2 木の葉のポーズで流水体験     (河童の娘の川流れではありません) 写真4 野趣溢れる昼餉 写真3 渕の岩より高飛び込み(身投げの瞬間ではありません)

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北辰同窓会報

【寄稿】

我々に追いつき追い抜いて行きました。偶然の邂逅 に振り合う手と手、心弾む瞬間でありました。そう こうしているうちに舟は嵐山の下船場に到着、名残 惜しいが舟旅の終了です。岸辺では観光組が手を振っ て出迎えてくれました。昨年自宅の階段に踵落とし の大技を決めて足を痛め、未だ傷癒えぬ安田夫婦の 姿も見えます。観光組は余りの暑さに身の危険を感 じて美山ではバスを離れなかったとの由。我々が上 陸した嵐山も茹だる様な暑さで、汗をかきかき観光 客を掻き分けて少し離れた駐車場に張られたテント で着替えを済ませました。皆は三々五々に土産物屋 をひやかしながら、トロッコ列車に乗るためトロッ コ嵯峨駅に向かいました。 駅舎で金沢より御越しの御大土原先生御夫妻と長 岡より来た腰痛に苦しむ髭の横山一家と合流しまし た。そして列車に乗り込み暮れなずむ保津川峡谷を 遡って亀岡に戻り、逢魔ケ時に宿に辿り着きました。 斯くして灼熱と忍耐の観光と涼しく楽しい川下りの 旅は恙なく終了致しました。皆様お疲れ様で御座い ました。 一息ついて湯に浸かり、みんな揃って総勢32名 の宴会です。開宴間際に坪川先生の妻娘と中田家の 千穂ちゃんと朝倉先生が到着(註4)。そして飲み且 つ喰らい座が盛り上がってきたところで、久方ぶり に伝説の小豆沢先生登場。座は更に盛り上がりま す。恒例の近況報告が終われば、次は親父達が舞台 に集まり山の歌の大合唱。いつもだとこの辺で座が 乱れ妻子達の顰蹙を買うのですが、今年はひと味違 う展開になりました。トリに高野 さんちのユリエちゃんが今年の春 の選抜甲子園大会でスタンドに響 き渡った「君が代」の歌声を披露、 「お嬢」頑張ってとステージママの 見守る中、仲居さん達もうっとり のその美声は宴会場に響き渡りま す(註5)。「本物はやっぱり違うな あー」、「越中のマリア=カラスや なー」と皆居ずまいを正して聞き 入ります。これで耳に残る親父達 の蛮声も掻き消され、厳粛な気持 ちで宴会は無事に中締めとなり、 幹事部屋での二次会へと雪崩れ込 みました。 本日より参加の面々は余力十分 写真6 酔っぱらう前に全員集合 写真5 観光組の保津川下り 写真7 蛮声を張り上げる親父達

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でその連中が火 種となって酒宴 の火の手は僚原 の火の如く燃え 広がります。小 生は横山さんち の 玄 ち ゃ ん と 謎 々 を し た り ( 註6)、 御 婦 人 方と談笑したり しておりました が、深夜遅くま で火の手が収ま る気配はありま せん。この会の 少 し 前 ま で、 宿痾の座骨神 経痛に魔女の一刺しぎっくり腰を併発しつつも、何 とか会直前に持ち直した我が妻は、気力続かずたま らずに隣室で沈没、小生も部屋の片隅に結界を結び 魔物封じに霊験あらたかな仏説酒乱経(註7)を唱え て身を守ります。皆も、たくさんの御神酒を飲むこ とが決して偉いことでも何でもないということがこ の歳になってやっと分かりかけてきたと思っていた のですが。懲りない蛮族恐るべし。持ち寄った大量 の酒があらかた無くなった丑三つ時、漸く魔物達の 饗宴はお開きとなりました。明朝いや今朝、これら 林立する大量の空の酒瓶を残して宿を立ち去るのが 恥ずかしい。蒸し暑い亀岡盆地の真夏の夜の悪夢で ありました。 如是我聞、歓楽極兮哀情多 楽不可極、合掌。 8月26日 本日は来年までのお別れの日であります。皆ゆっ くりと朝餉を済ませ、帰り支度を整えて宿の玄関前 に集合です。二日酔いに耐えながら今一度の記念撮 影を終えた後、一組また一組と地元へと帰路に就き ます。帰去来兮。そして最後の家族を見送った後、 我が夫婦は会の名残にと、帰宅までは未だ少しばか り時間のある、本田夫婦、安田夫婦、中田一家、坪 川妻娘を誘い、初秋の風を感じに比叡山に向かって 宿を後にしました。以上2012年山岳部OB会の一席 で御座いました。へい、ご退屈さま、ではお後がよ ろしいようで。妄言多謝 (第27回金沢医大山岳部OB会参加者) 大沼秀行一家 2名  本田一典一家 3名 植田俊郎一家 2名  安田純也一家 2名 坪川俊仁一家 2名  小豆沢定秀  1名 高野正美一家 5名  坂本守    1名 中田克治一家 3名  横山博之一家 3名 豊田恒良一家 3名  朝倉保一家  3名 (幹事)吉田準一一家 2名 ゲスト:土原一弘先生御夫妻 協力 :アべノ観光 村田諭美 註1)震災後で未だ何かと大変な中、花も嵐も瓦礫も 踏み越えて、わざわざ遠く大槌から参加してく れてありがとう。自家菜園に励む美智子ちゃん の足に残るサンダルの鼻緒の日焼け痕は君の勲 章だと思う。夫婦善哉、これからも頑張ってね。 皆で応援するよ。 註2)アクアシューズとかフェルトスパイクシューズ とかデッキシューズとか巷には小洒落た品々が 溢れているが、渓流歩きには地下足袋が一番。 これと草鞋との組み合わせは最強のコンビ。日 本人の英知です。 註3)一度ならず二度までも落水したN.K.先生、 あのまま流されて保津川の何処かの淵に沈み込 んでしまい、河童淵ならぬNK淵の悲話などと 写真8 越中の歌姫の絶唱 写真9 魔物たちの饗宴

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