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豊島区基本構想・基本計画策定に向けた区民ワークショップ
第1分野:福祉・健康・子ども家庭 部会
第8回 討議要旨
日 時:平成 15 年(2003 年)1月 29 日(水)18: 30∼21: 00
会 場:豊島区本庁舎4階第7会議室
出席者:高重、沖倉、梅村、川田、西山、横尾、鈴木、志賀、仁科、小林、三浦、外山(敬
称略)以上12名、欠席者6名
1.資料説明
○ 高重
・ 本日も宜しくお願いします。
・ 始めに、前回の会議録を見ていただきたい。前回は 2 つのグループ、子育てと高齢者
のグループに分かれて皆さんの身近なところから、具体的な案を出していくという作
業をおこなった。今回も同じグループに分かれて議論をお願いしたい。
・ その前に沖倉さんから前回の議論を通してのご意見をいただく。
○ 沖倉
・ 前回の議論をとおして 2 つのグループに共通したテーマとしては次のようなものがある
と考えている。①情報提供の方法である。これは、行政に求める部分と区民が提供して
いく部分がある。次に②集う場所である。これは、今ある場所の見直しによる場合と新
たな場所を確保していく場合がある。次に③世代間の交流である。これは、どんな人た
ちがどんな交流の方法があるのかということである。これらの議論を柱として行ってみ
てはどうか。
・ さらに、2 つのグループでは共通のキーワードが存在した。1 つめには、身近な場所で
ある。2 つめには、引きこもりの人たちである。3 つめには見守りという言葉があがっ
ていた。これらのキーワードにも着目した議論を展開してみてはどうか。皆さんの身
近な問題から、さまざまなアイデアが浮かんでくると思う。まずは、駄目だ駄目だで
はなく、自由に出していただきたい。出てくるアイデアはそれではもったいないので、
シートに出していってもらいたい。
<グループ別討議>
○ 高重
・ それでは各グループから本日の検討内容をご発表いただく。まず、子どもグループから
お願いする。
○ 子育てグループ
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考えた。そのためには、例えば広報誌などは、子ども連れの母親などが集まる公園に掲
示板を設けたり、子ども110番の家に貼る、あるいはだれもが出入りするコンビニに張
ってもらうなどが考えられる。ただし、行政情報として任せるだけでなく、多くの区民
が自主的にこのような行動をとってもらえることが望ましいと思う。
・ 子育て情報は、情報提供を受けるだけでなく、情報交換することが大切である。現在保
育園側が地域に出向いて、子育て家庭を訪問して顔をあわせた会話の機会を設けるよう
な取り組みがなされており、これによって人と人のつながりができていく。このつなが
りをつくるために、子育て支援センターをそのための拠点として再構成することが必要
と考えられる。これがまさに集いの場として機能することになる。
・ 現在子育て支援センターは、子どもと家庭がかかえる問題に対する相談などを実施して
いるが、子育てネットワークの拠点施設として情報を発信しながら、いろいろな人を結
ぶ活動を展開していけたらと考える。
・ こうした行政施設だけでなく、民間の例えばマンションの集会場などでも子どもの集い
の場として開放してもらうことができないかという提案、またもっと身近で安心して遊
べる路地空間の復活、あるいは行政の出張所の活用、あるいは学校そのものも多年齢の
子どもや大人が集うための施設として活用することができるのではないかとの提案が
あった。
・ こうした区民が利用する施設の問題点として、使用手続きの簡素化、料金の低廉化ある
いは無料化などが求められるところである。
・ 世代間交流については、乳幼児などの安全性や不特定多数の人が集まることの危険性な
どがあるので難しい、あるいは配慮すべきことがあるが、子育てにおいては必要である
と考える。
・ 世代間交流のためには、まず母親が自主的に、どんな交流がどんな形で必要なのかを考
え、活動することが必要であり、そのためのきっかけづくりとして、現在の児童館の職
員などにその役をおっていただきたいと考える。
・ 活動拠点としてはやはり学校の空き教室の活用という意見が多く出た。これを地域が活
用することで地域に密着した活動拠点となると考える。
・ 地域には町会という組織があるが、旧態然としているので新しい時代に向けて見直すこ
とも必要という意見もあった。
・ 以上のご意見を踏まえて次回は世代間交流について議論を深めたいと考えている。
○ 高重
・ では引き続いて高齢者グループからご発表いただきたい。
○ 高齢者グループ
・ 高齢者グループでは、前回地域活動により多くの方にご参加いただくこと、特に引きこ
もりの高齢者の方にご参加いただくような仕組みを検討した。
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いても参加していただくことは無理で、懇切丁寧に個々の人に何がしたいと考えている
のかなどの志向を伺うことが必要ではないかと考えた。そのためには、現在の民生委員
の方にご活躍いただくこと、あるいは地域の情報通という人材を育てその人に、こうし
たひきこもり高齢者の方の御用聞きのような形で活躍していただくことが必要ではな
いかと考えた。
・ 前々回のWSでも意見がでたが、こうした相対方式が簡単にいかない場合には、そのき
っかけとして、区側からのアンケートのようなものが必要ではないかと思われた。これ
によって個人の志向性を伺えば、少なくともそれをきっかけにして、各方面への展開が
できるのではないか。まずは個人から情報を得て、こちらから出向き、双方向で情報を
やり取りすることが、ひきこもり高齢者を地域に導く第一歩ではないか。
・ 次の集いの場であるが、やはり高齢者グループでも学校の活用という意見が出ている。
ただし、現在の学校の空き教室が学校内のいろいろなところに点在しているのを、一箇
所にまとめて、学校施設と区分することでもっと活用枠が広がるのではないかという意
見もあった。さらに時間枠を拡大して昼と夜の転用など、学校も空間的・時間的に多方
面からその活用を検討することが必要と考えた。
・ さらに前回議論になっていた寿の家についても、年齢枠などを撤廃すること、あるいは
各所に空きが出始めているマンションやオフィスの低廉な借り上げにより、地域活動拠
点として開放する方法など、周りを見渡せばあらゆる施設が活用可能ではないかとの意
見があった。
・ 高齢者を生涯学習や地域活動などのサービスを受ける対象としてだけでなく、サービス
を提供する側としても活躍できるのではないかという議論もあった。例えば、高齢者の
技術などを登録して、高齢者が提供できるサービスについては、生涯学習の場で生かし
たり、また学校教育の場でも活用することができるのではないか。そのためには地域通
貨なども今後考えることが必要との意見もあった。
・ 高齢者グループでは、3回のWSでさまざまなアイデアがあったので、一度全体を整理
し、議論の不足している部分について再度議論することとしたい。
○ 高重
・ ありがとうございました。
・ 次回のWSの開催日程だが、2月の第2週の12日でいかがか。ご出席いただけない方
にも議事録をお送りし、また随所でご意見を頂戴することができるので、全員の日程が
合わないこともあるのでご了承いただきたい。
・ では本日はこれで終了としたい。