感 情体験 の分析(皿)
満 足 につ い て
鈴 木 賢 男*・ 上 杉 喬**
Analysis of Some Emotional Experiences (7th report) :
On Satisfaction
Masao Suzuki, Takashi Uesugi
[abstract] This is the 7th report of successive studies on analysis of some emotional experiences. In these studies a special questionnaire was revised, which contains 20 emotional works. Among them are joy, sorrow, anger, hatred, fear, humiliation and so on. The results of this study suggested that the feeling of satisfaction is caused by something he feels meaningful progression from starting point to ending point in several experiences.
は じめ に
本 研 究 は 、 感 情 体 験 につ い て の 一 連 の研 究 の 第7報 で あ り、 本 稿 で は、 満 足 感 情 につ い て 、 こ の 感 情 を最 も強 く感 じた 体 験 の 自由記 述 に基 づ い て 、 そ の 感 情 の特 徴 を分 析 す る もの で あ る。
第1報(上 杉 喬,榧 場 真 知 子,馬 場 史津2002)に お い て は、 嫉 妬 、 憎 い 、 怒 りの感 情 体 験 を分 析 した 。 そ の 結 果 、嫉 妬 体 験 は① 好 意 ・愛 情 に関 す る 嫉 妬 、 ② 能 力 に 関 す る嫉 妬 、③ モ ノ に 関 す る嫉 妬 の3種 類 が あ り、 そ の嫉 妬 感 情 が 生 起 す る 特 徴 は、A自 分 に と っ て大 切 なモ ノ(所 有 した い 好 意 ・愛 情 、 所 有 し た い 能 力 、 所 有 した い 物)が 、B自 分 で は な く、C身 近 な 人 に あ る(好 意 ・愛 情 が 向 け られ る、 能 力 を持 っ て い る 、 物 を所 有 して い る)と い う3者 関 係 に お い て 、C身 近 な 人 に対 して嫉 妬 感 情 が 生 じる とい う もの で あ っ た 。 ま た 、憎 い お よ び怒 り体 験 は、 ① 他 者 か
らの行 為 、② 自分 の行 為 、 ③ 社 会 的 事 象 の3種 類 が あ り、 そ の 憎 い ・怒 り感 情 が 生 起 す る特 徴 は、
A自 分 に とっ て 大 切 な モ ノ(大 切 に して い る 人 、大 切 に して い る 心 、 大 切 に して い る 物)が 、B 行 為 者(他 者 、 自分 、 社 会 的 事 象 の行 為 者)と の2者 関係 にお い て 、B行 為 者 に よ っ て 、A大 切
な モ ノが 「奪 わ れ る」 また は 「壊 され る」 場 合 に生 じる とい う もの で あ っ た 。 憎 い と怒 りは 類 似
*す ず き ま さお 文 教大 学 人間科 学部 非常勤 講 師
**う えす ぎ たか し 文教 大 学人 間科学 部臨 床心 理学 科
した 特 徴 を有 す る が 、 そ の 違 い は 憎 い が 自身 の 直 接 的被 害 と、 ま た 怒 りが よ り間接 的 な被 害 と結 び つ い て い る点 に あ っ た 。
第2報(鈴 木 賢 男,鈴 木 国 威,上 杉 喬2002)に お い て は 、 喜 び 、 悲 しい の 感 情 体 験 を分 析 した 。 そ の 結 果 、 喜 び お よ び 悲 しい 体 験 は 、① 人 の 存 在 に関 わ る もの 、 ② 物 に 関 わ る も の 、 ③ 心(好 意 ・愛 情 や 充 実)に 関 わ る もの の3種 類 が あ り、 喜 び の 感 情 は、A自 分 に と っ て 大 切 な モ ノ(大 切 に して い る 人 、 大 切 に して い る 心 、 大 切 に して い る物)が 、B自 分 自身 との2者 関 係 にお い て 、 B自 分 自身 がA大 切 な モ ノ を 「得 る」 場 合 に は 喜 び が 、 逆 に 、 「失 う」 場 合 に は悲 しみ が 生 じる
とい う もの で 、 そ の意 味 で 喜 び と悲 しみ は、 そ れ が 生 起 す る 上 で 「得 る⇔ 失 う」 の対 極 的 な 関係 に あ る こ と を明 らか に した 。
第3報(上 杉 喬,岡 本 か お り,平 宮 正 志,吉 川 延 代2003)に お い て は 、驚 き、 寂 しい 、 愛 しい 、 空 しい の 感 情 体 験 を分 析 した 。 そ の結 果 、 驚 き体 験 は 、 ① 大 切 なモ ノ(心 ・物 ・能 力 ・人)を 得
る こ と に対 す る もの 、 ② 大 切 なモ ノ(心 ・物 ・能 力 ・人)を 失 う こ と に対 す る もの 、 ③ 思 い も よ ら な い事 実 ・出 来事 ・考 え 方 に対 す る もの 、 ④ 思 い も よ ら な い大 き な変 化 に対 す る もの 、⑤ 身 の 危 険 を感 じ る 出 来 事 に対 す る もの の5種 類 が あ り、 驚 きの 感 情 は 、Aそ れ ら の 出 来 事 が 、B自 分 自身 に とっ て 、予 想 外 ・想 像 外 ・偶 然 ・初 め て ・稀 な 場 合 に生 ず る とい う もの で あ っ た。 愛 しい 体 験 は 、A自 分 に と っ て 大 切 な モ ノ(人 ・物 ・心)が 、B自 分 との 関係 で 、 自分 よ り力 が 弱 く、
無 力 で 自分 を頼 り に して い る と感 じる場 合 に生 ず る とい う もの で あ り、 ま た 、 寂 しい お よび 空 し い 体 験 は 、A自 分 に と っ て 大 切 な モ ノが 、B自 分 自身 に 「満 た さ れ て い な い」 場 合 に 生 じる とい
う も の で あ っ た。 寂 しい と空 しい は、 類 似 した 特 徴 を有 す るが 、 そ の 違 い は、 寂 しい が 、 今 まで あ っ た もの が 欠 け て し ま っ て今 は 無 い 状 態 、 空 しい は 、 求 め て も得 られ ず 今 も無 い状 態 、 と結 び つ い て い る 点 に あ っ た 。
第4報(鈴 木 賢 男,上 杉 喬2003)に お い て は 、 失 望 の感 情 体 験 を分 析 した 。 失 望 体 験 は 、① あ る は ず の モ ノ(人 ・心 ・物 ・能 力 ・機 会)を 失 う こ とに 関 す る もの 、② 期 待 す る モ ノ(人 ・物 ・ 成 果 ・能 力 ・機 会 ・環 境 ・運)が 得 られ な い こ と に関 す る もの 、 ③ 直 面 した くな か っ た こ と(人 間性 ・事 件 ・失 敗)に 直 面 す る こ とに 関 す る もの が あ り、失 望 の 感i青は そ れ ら の事 象 が 生 起 した 場 合 に生 ず る とい う もの で あ っ た 。
第5報(右 山裕 一,上 杉 喬2004)に お い て は 、屈 辱 の感 情 体 験 を分 析 した 。 そ の結 果 、 屈 辱 体 験 は 、 ① 自分 の立 場 を直 接 に人 か ら貶 め られ る(侮 辱 、 恥 辱)、 ② 自分 の立 場 を 自 ら弱 め て 間接 的 に 人 か ら貶 め られ る(敗 北 、 大 失 敗)、 そ して 、 ③ そ の状 況 に耐 え忍 ば ざ る を得 な い 場 合 に生
じる 、 とい う もの で あ っ た 。
第6報(上 杉 喬,芝 塚 梨 華,高 橋 直 美,平 宮 正 志2004)に お い て は、 恐 れ 、 充 実 、 恥 ず か しい につ い て の 感 情 体 験 を分 析 した 。 そ の結 果 、 恐 れ体 験 は、 ① 目前 に 迫 っ て い る 危 害 ・危 険 に対 す る 恐 れ 、② 日常 生 活 に潜 ん で い る危 害 ・危 険 に対 す る 恐 れ 、 ③ 自分 の 行 く先(遠 くな い 将 来)に 対 す る 恐 れ 、④ 人 に危 害 を及 ぼ し う る 自分 へ の 恐 れ の4種 類 が あ り、 そ の 恐 れ 感 情 が 生 起 す る特 徴 は 、A自 分 に損 害 を与 え るモ ノ に、 直 接 的 あ る い は 間接 的 に、B自 分 が 気 づ い た場 合 に 生 じる とい う もの で あ っ た 。 充 実 体 験 は 、 ① 達 成 す る こ と、 ② 携 わ っ て い る こ と、 ③ 暇 な時 間 が ない こ と、 ④ 新 鮮 な体 験 をす る こ と、 ⑤ 良 い 状 態 にあ る こ と、 ⑥ 好 き な人 と関 わ っ て い る こ との6種 類 が あ り、A自 分 に と っ て有 意 義 な モ ノ に対 して 、B自 分 が 焦 点 づ け られ て い る 場 合 に 生 ず る もの で あ っ た 。 恥 ず か しい体 験 は、 ① 異 性 との接 触 、 ② 統 制 の効 か な か っ た 自分 、 ③ 上 手 くい か な か っ た 自分 、④ 変 調 を きた した 自分 の 身 体 、 ⑤ 人 前 に さ ら され て い る 自分 、 ⑥ 見 聞 き した 内 容 に 関
す る6種 類 の もの が あ り、 恥 ず か しい の感 情 は 、A表 に は 出 した くな い と思 っ て い る モ ノ が 、B 自分 の 身 に起 こ った 変 化 に よ っ て 、 思 わ ず 露 呈 され て し ま った 状 況 とな っ た 場 合 に 生 起 す る もの で あ っ た 。
以 上 と同様 に、 本 研 究 に お い て も、 満 足 の感 情 が 生 起 す る上 で の特 徴 を検 討 す る も の で あ る 。
方 法
1.調 査 質 問 紙
本 研 究 で 使 用 し た質 問 紙 は 「体 験 し た感 情 」 と して 嫉 妬 、 後 悔 、 憎 い 、 満 足 、 屈 辱 、 空 しい 、 愛 しい 、 不 安 、 喜 び 、 苦 しい 、 驚 き、 恐 れ 、 怒 り、 寂 しい 、 充 実 、 嫌 悪 、 た め らい 、 恥 ず か しい 、 悲 しい 、 失 望 の20感 情 を挙 げ 、 「あ な た の 今 まで の体 験 の 中 で 、次 の1か ら20の よ う な感 情 を最
も強 く抱 い た体 験 ・出 来 事 を思 い 出 して 、 そ れ が どん な 出来 事 だ っ た の か 、 分 か る よ うに 書 い て 下 さい 。 ま た 、 そ の 出 来 事 が い つ 頃(何 才 位)の 事 な の か も書 い て 下 さ い 」 と教 示 し、 「そ の 感 情 を体 験 した 出 来事 」 を30字 程 度 の ス ペ ー ス に 自由 記 述 す る もの で あ っ た 。
2.調 査 対 象 ・時 期 ・手 続 き
B大 学 の 「感 情 心 理 学 」 の 授 業 にお い て 、1999年 度(227名)、2000年 度(190名)、2001年 度 (190名)の 受 講 生 、 合 計607名 を対 象 に、 授 業 初 日に調 査 用 紙 を 配付 し、 翌 週 の授 業 で 回 収 とい う手 続 き を とっ た 。 調 査 は記 名 式 で あ った 。
3.感 情 体 験 時 の 年 令
1つ の 出 来 事 に対 して1つ の 年 令(学 年 、 才 頃 や 才 位 を用 い た 表 記 も含 む)が 記 述 さ れ て い た 人 数 は487名(80.2%)だ っ た 。 そ れ 以 外 は複 数 の年 令 、 も し くは年 令 に 幅(期 問)が あ る記 述 だ っ た 。 複 数 の年 令 が 記 述 さ れ て い た場 合 、 そ の感 情 を 強 く抱 い た初 め て の 年 令(例:5才,15 才 →5才)を 採 用 し、 年 令 に幅 が あ っ た 場 合 、 中 央値(例:高 校 生 →16才)を 採 用 して 、 一 定 の 年 令 に換 算 した 。
4.満 足 体 験 の 分 類
調 査 対 象 者607名 の う ち 、 具 体 的 に 「満 足 」 体 験 の 内 容 を 明 記 し た 者 は581名(95.7%)で あ り、 未 記 入 は21名(3.5%)、 「あ ま り感 じ た こ と が な い 」 あ る い は 「多 す ぎ て 書 け な い 」 と す る も の が3名(0.5%)、 「トマ ト を 食 べ る 」 「記 憶 の な い 頃 」 の 文 意 不 明 が2名(0.3%)で あ っ た 。 内 容 を 明 記 し た581名 の 中 で 「満 足 」 体 験 を し た 年 令 が 未 記 入 の 者 は61名(10.5%)で あ っ た 。
4‑1満 足 の対 象(何 に満 足 した か)に よ る分 類 満 足 体 験 の581名 の 記 述 か ら 「満 足 の対 象(何 に満 足 した か)」 につ い て分 類 した と こ ろ 、 次 の71の カ テ ゴ リ1)〜71)に 区 分 す る こ とが で き、
71の 内 容 は さ らに9つ の 中 分 類(① 〜⑨)に ま とめ る こ とが で き、 更 に4つ の 大 分 類(1〜IV) に ま とめ る こ とが で き た 。 各 カ テ ゴ リ に含 ま れ る 具 体 例 と体 験 時 の 年 令 を以 下 に示 した 。
1意 味 や 意 義 の あ る 時 間
① 最 後 まで や り終 え た こ と
1)課 題(レ ポ ー ト等)や 行 事 を終 わ らせ た:例 え ば 、 「徹 夜 して レポ ー トを仕 上 げ た(20 才)」 「小 学校 の 夏 休 み の宿 題 で貯 金 箱 を作 り終 え た 気 持 ち(7才)」 「学 校 祭 で 吹 奏 楽(部 活)の 演 奏 を終 え た 時(13才)」
2)苦 しい こ と(練 習 等)を 終 え る こ とが で き た:「 も う歩 け な い ぐら い きつ い 部 活 の 練 習 が 終 わ っ た後(16)」 「半 年 にお よぶ ダ ラ ダ ラ通 っ て い た教 習所 を卒 業 し、 免 許 を取 っ た 時 。 か な り満 足 です 。 縛 られず にす む の で(19)」
3)苦 難 が 続 い た が の りき っ た:「 ものす ご くた く さ ん の試 験 を1つ も単 位 を落 と さず 、 切 り抜 け た と き(19)」 「2週間 限定 ダ イエ ッ トを乗 り切 っ た と き(19)」
4)ク ラス や 行 事 で の 役 割 を 果 た した:「 中 学 校 の学 祭 の 壁 新 聞 つ く りを私 が 中 心 に な っ て や っ て 、 苦 労 して 完 成 した こ と(15)」 「謝 恩 会 の代 表 で 、 謝 辞 を 長 文 暗 記 した の を全 卒 業 生 の前 で 言 え きっ た と き(17)」
5)所 定 の ゴ ー ル まで 行 き着 い た(長 距 離 運動 等):「 水 泳 で800mを 泳 ぎ きっ た と き(15)」
「ゲ ー ム を始 め て 、 ク リ ア して や り遂 げ た と きの 達 成 感(19)」
6)一 定 の 活 動(ク ラ ブ等)を 長 期 間 や り通 し た:「 中 学 校 の 野 球 を3年 間 精 一 杯 が ん ば り 終 え た と き(15)」 「バ イ トをや り終 え た と き。8月 中 ほ ぼ 毎 日、朝 か ら夜 まで 働 きづ め で 、 終 わ っ た と き は や り終 え た こ と に満 足(21)」
7)長 期 計 画 され た こ と をや り き った:「 文 化 祭 に向 け て 夏 休 み か ら練 習 を して い た 歌 を 文 化 祭 で公 演 して 、 そ れ が終 わ っ た と き(17)」 「自分 が1年 前 か ら計 画 して い た こ と をや り
き っ た こ と(22)」
8)最 後 ま で 自分 の 力 で や り きっ た:「 自分 一 人 の 力 で 何 か 大 き な仕 事 を や り遂 げ た と き (12)」 「自分 のバ イ ト代 で 、今 の アパ ー トを借 りて 、部 屋 の 荷 物 を整 理 し終 え た と き(19)」
② 最 後 に報 わ れ た こ と
9)目 標 と して い た こ とが 達 成 で きた:「 自分 の 目指 して い た タ イ ムが 突 破 で きた と き(12)」
「習 い事 で 長 年 目標 に して い た こ とが 達 成 で きた と き(15)」
10)練 習(訓 練)や 勉 強 の 成 果 が あ らわ れ た:「 練 習 を して 泳 げ る よ う に な っ た と き(10)」
「部 活 で が ん ば っ た 成 果 が 出 て 、 イ ン タ ー ハ イ 出 場 を か け た試 合 に勝 っ た と き(17)」 「な か な かが ん ば っ て勉 強 した 講 義 の成 績 がAAだ っ た と き(19)」
11)技 能(習 い 事)の 向 上 が 認 め られ た:「 習 っ て た 書 道 で だ ん だ ん上 手 くな っ て い っ た と き(8)」 「空 手 で初 段 を習 得 した(15)」
12)最 後 に一 矢 報 い る こ とが で きた:「 高 校 の 時 か ら、 弓道 をや っ て い て 、 最 後 の 試 合 で皆 中(4射4中)を 出 して 、 決 勝 戦 まで 残 れ た 時 、 最 後 の 最 後 で 力 を 出 し切 れ た 気 が し て 、 満 足 だ っ た(18)」
13)長 期 に わ た る努 力 の 決 着(合 格 等)を 得 た:「 私 立 の 中学 に合 格 した と知 っ た と き(12)」
「高 校 入 試 で 志 望 校 に1番 の 成 績 で 入 学 し よ う と計 画 し、成 功 した と き(15)」 「1年浪 人 し て 、 自分 が 一番 受 か りた い と思 っ た大 学 に受 か っ た と き(19)」
14)ア ル バ イ トを して そ の対 価 が 得 られ た:「 ア ル バ イ トを して 、給 料 を も らっ た と き(17)」
「短 期 で 夜 勤 の 荷 物 の 仕 分 け の バ イ トに入 り、 か な り仕 事 が きつ か っ た も の の 手 取 りで10 万 円 も ら っ た と き(1g)」
15)一 生 懸 命 した こ とが 人 に 認 め られ る:「 自分 が 一 生 懸 命 練 習 した ピア ノ 曲 を発 表 し、 他 人 に認 め られ た と き(16)」 「部 活 動 で試 合 の た め の ユ ニ ホ ー ム を渡 さ れ た と き(17)」 「自
分 の仕 事 を こ な して 、 そ れ が 評 価 され た と き(20)」
③ 充 実 した 時 間 が 持 て た こ と
16)目 標 を も って が ん ば れ た:「 自分 の 目標 へ 努 力 す る と き(17)」 「目標 とす る大 学 が あ り、
そ れ に 向 か い 全 力 を尽 く し 日々 が 充 実 して い た(18)」
17)本 番 の最 中 に力 を 出 す こ とが で き た:「 部 活 で い い 緊 張 感 で 全 力 を出 す こ とが で き た試 合(14)」 「習 字 で 、力 作 が か け た こ と(15)」
18)好 きな こ と(趣 味 等)に 没 頭 した:「 ず っ と欲 しか っ た ピ ア ノ を も らい 、 毎 日弾 い て た こ と(13)」 「友 達 と朝 か ら夜 まで 、 大 好 き なゲ ー ム をゲ ー ム セ ン ター で や っ た(19)」 「自 分 の した い こ と を気 が 済 む ま で した と き(20)」
19)時 間 を か け た 旅(ッ ー リ ング等)が で きた:「 船 で北 海 道 に行 っ た こ と(14)」 「自転 車 で 、 北 海 道 を一 周 した と き(1g)」
20)順 調 な 日々 で 未 来 に期 待 が 持 て る感 じが す る:「 何 もか も う ま くい って い る と き(12)」
「大 学 に入 った と き。 そ して今 現 在 の 自分 の生 活 も(未 記 入)」 「衣 、 食 、 住 が あ り、 周 り に適 応 で き る現 在(22)」
21)過 去 を顧 み て 有 意 義 で あ っ た と思 え た:「 高 校2年 の最 後 に1年 間 を思 い起 こ して み て (17)」 「客 観 的 に人 生 を振 り返 る こ とが で きる よ う に な り、 そ れ ま で を振 り返 っ て み た と き。 自分 に満 足(19)」
22)時 間 を有 効 に使 う こ とが で きた:「 充 実 した1日 が 過 ごせ た と き(19)」 「時 間 を有 効 に 使 え た と思 う と き(未 記 入)」
23)長 期 の休 暇 で 思 う存 分 楽 しん だ:「 夏 にホ ー ム ス テ イ を して、 ス キ ュ ーバ ー か らス カ イ ダ イ ビ ン グ まで で きた(19)」 「休 み 中 、旅 行 や 趣 味 や 会 い たい 人 に 会 う な ど、 や りた い こ と を叶 え た こ と(20)」
24)心 の 赴 くま ま に好 き な こ とが で き た:「 大 学 で 好 きな勉 強 が で きて い る こ と(22)」 「今 の 状 況 。 自分 の や りた い こ とが で き て い る か ら(不 明)」
25)作 品(映 画 等)に 感 動 した:「 す ば ら しい 推 理 小 説(ア ガサ=ク リス テ ィー の 『オ リエ ン ト急 行 の 殺 人 』)を 読 み 終 え た と き(17)」 「い い 映 画 を観 た(19)」
26)綺 麗 な 景 色 を見 た:「 函 館 に家 族 旅 行 に行 き、 満 開 の桜 を見 た と き(12)」 「初 め て 沖 縄 に行 っ て 今 まで 見 た こ と の な か った 真 っ 青 で 綺 麗 な 海 を見 た と き(19)」
27)生 の音 楽(ラ イ ブ 等)を 聞 い た:「 生 まれ て 初 め て ラ イ ブ イベ ン トに行 っ た と き(14)」
「大 好 き な ミュ ー ジ シ ャ ンの ラ イ ブ に行 っ た と き(18)」
28)晴 れ の 舞 台 に た つ こ とが で きた:「 初 め て 、 ミュ ー ジ カ ル の 舞 台 に 立 っ た と き(13)」
「高 校 の 行 事 で ス テ ー ジ の 上 で 歌 を歌 っ た と き(18)」
29)続 け ざ ま に 良 い状 態 に な っ た:「 デ ィズ ニ ー ラ ン ドで 普 段 は長 い 時 間 並 ぶ乗 り物 に短 時 間 の 待 ち 時 間 で 何 度 も乗 れ た り、 ゆ っ く り買 い 物 が で き た と き(20)」 「沖 縄 の 高 速 で 120㎞/h出 し、1つ しか ない サ ー ビス エ リア に入 っ た(20)」
II抱 い て い た 願 望 の成 就
④ 今 ま で に な い 良 い物 や 状 態 を得 る こ と
30)欲 しか っ た物 を手 に入 れ る こ とが で きた:「 自分 が ど う して もほ しか っ た靴 を手 に入 れ た と き(17)」 「買 い 物 で 自分 の 気 に入 った もの を買 えた と き(18)」 「頑 張 っ て お 金 を貯 め て70万 の新 しい フル ー トを買 っ た と き(1g)」
31)行 き た か っ た 場 所 を訪 れ る こ とが で き た:「 ず っ と デ ィズ ニ ー ラ ン ドに行 っ て み た い と 思 っ て い て 、 は じめ て行 け た と き(16)」 「は じめ て の 海 外 旅 行 で 、 ハ ワ イ に行 っ て 、 空 港
か ら降 り立 っ た と き(18)」
32)今 ま で言 え な か っ た こ と を言 い表 せ た:「 自分 の 考 え を きち ん と相 手 に伝 え ら れ た と き (18)」 「今 まで 言 え なか っ た こ と を話 せ た と き(20)」
33)今 まで よ り もお 金 が 入 り豊 か に な った:「 お年 玉 が 全 額 も ら え る よ うに な っ た と き(18)」
「貯 金 が70万 円 まで 達 した と き(17)」
34)今 ま で よ り も 自 由 な 身 に な れ た:「 大 学 に合 格 して 一 人 暮 ら しが で き る と思 っ た と き (18)」 「ア パ ー トで 一 人 暮 ら し を始 め て 、初 め て の一 人 部 屋(18)」
35)今 ま で心 配 して い た こ とが 解 決 され た:「 中学 、 高 校 と真 面 目 に学 校 に行 か な か った 妹 が 真 面 目 に な っ た こ と(18)」 「2年間 絶 交 して い た 友 人 と仲 直 り して 一 緒 に眠 っ た夜(18)」
⑤ 比 較 的 良 い物 や状 態 を得 る こ と
36)自 分(達)の 力 量 の手 応 え を感 じた:「 合 唱 をや っ て い た と き、 歌 い 終 わ っ て か ら ホ ー ル に 響 くの を感 じる と(13)」 「部 活 の 大 会 で、 入 賞 で きな か っ た け ど、 自分 た ち の 中 で は 入 賞 で きる くらい の演 奏 が で きた と思 え た と き(14)」
37)自 分 な りに 納 得 の い く結 果 に な っ た:「 納 得 の ゆ く絵 や 工 作 が 出来 た こ と(10)」 「部 活 の大 会 で納 得 で きる結 果 が 出せ た と き(18)」
38)値 段 以 上 の価 値 が あ りお 得 な感 じが あ っ た:「 欲 しい服 が リ ー ズ ナ ブ ル な値 段 で 買 え た と き(20)」 「自 分 の車 を買 う と き、12万 円 で 売 っ て も ら っ て 、 どの 程 度 か な と思 っ て 乗 っ て み た ら、 非 常 に コ ンデ ィ シ ョ ンが よか っ た と き(20)」
39)賭 け事 に勝 っ て儲 け る こ とが で きた:「 パ チ ン コや っ て 勝 っ た と き(19)」 「パ チ ス ロ で 5万 円勝 っ た あ との 買 い物(20)」
40)髪 型 や コー デ ィ ネ ー トが ピ ッ タ リ合 っ た:「 あ の ス カ ー ト合 うだ ろ う な と思 っ て 買 っ た Tシ ャ ツが 本 当 に ベ ス トマ ッチ だ っ た。 満 足(19)」 「美 容 院 で気 に入 る髪 型 を して も らえ
た と き(20)」
41)大 会 や試 験 な どで 良 い 成 績 を残 せ た:「 部 活(ゴ ル フ)の 試 合 、 よい ス コ ア が 出 た と き (17)」 「自分 の思 っ て い た とお りの成 績 が とれ た と き(19)」
42)取 りか か っ た 行 事 が 成 功 した:「 バ ン ドを組 んで ボ ー カル を初 め て や っ て 、初 ラ イ ブ で か な り盛 り上 が っ て成 功 した と き(16)」 「自分 の 委 員 会 で 『本 の 中 の 世 界 』 を テ ー マ に 出 し物 を し、好 評 だ っ た こ と(16)」
43)作 品 や演 奏 な どが ミス な く上 手 にで きた:「 自分 の描 き たか っ た 、 あ る い は そ れ 以 上 に 絵 が 上 手 く描 け た と き(10)」 「ピ ァ ノの 発 表 会 で 間違 え る こ とな く全 て 弾 く こ とが で きた
(16)」 「料 理 を上 手 に美 味 し く作 れ た こ と(20)」
44)予 定 して い た こ とが 思 い通 りに進 ん だ:「 高校 の と き、 勉 強 した だ け で点 数 が ち ゃん と 上 が っ て い た(16)」 「順 調 に単 位 が 取 れ て い る こ と(19)」 「バ イ トで 自分 の 思 い 通 り に事
が 運 ん だ と き(20)」
45)作 品 や演 奏 な ど を他 者 に喜 ん で も らえ た:「 老 人 ホ ー ム に行 き、 吹 奏 楽 の 演 奏 を した と き、 た くさん の 方 が うれ しそ う に笑 っ て くれ た(14)」 「太 鼓 の演 奏 で ア メ リ カ に行 っ た と き、 お 客 さん が とて も喜 ん で くれ た と き(15)」 「自分 が 頑 張 っ て作 り上 げ た もの で 皆 に喜 ん で も らえ た(20)」
皿 対 人 的 関係 上 の承 認(再 認)
⑥ 人 よ りも秀 で る状 態 を得 る こ と
46)相 手(人)よ り も勝 る こ とが で きた:「 いつ も喧 嘩 で 泣 か され て い た兄 に 、 あ る 日噛 み つ い て 反 対 に泣 か した と き(7)」 「中 学 生 の と き、 部 の 県 大 会 の 団体 戦 で県 内1の チ ー ム に私 た ち の ペ ア以 外 が 負 け て 、優 越 感 に近 い もの を得 た(15)」 「先 生 に皆 の前 で 、 誉 め ら れ て 、勉 強 法 を 聞 き に き て くれ た 人 が い た こ と(17)」
47)コ ンテ ス トや大 会 で 入 賞 した:「 が ん ば っ た 自 由研 究 が 誉 め られ て、 学 校 で 賞 状 を も ら っ た と き(12)」 「書 道 大 会 で 入 選 した こ と(11)」
48)人 並 み はず れ た技 術 ・能 力 を持 っ て い た:「 縄 跳 び ・コ マ 回 し ・跳 び箱 が で き る こ と (4)」 「小 学 校 の と き、 テ ス トが ほ と ん ど90点 以 上 だ っ た こ と(11)」 「試 合 で の 心 臓 の 強 さ を 実 感 した こ と(17)」
49)試 合 や 試 験 で 上 位 に 入 る こ とが で きた:「 中学3年 の と き、 部 活 で県 大 会 に行 け た こ と (15)」 「学 校 の 成 績 が 、 学 年3位 だ っ た と き(17)」 「テ ス トが 学 年 で 一 番 に な っ た と き (is≫
⑦ 人 と友 愛 や 情 愛 を感 じ る状 態 を得 る こ と
50)身 近 な人(親 ・友 だ ち等)に 誉 め られ た:「 夕 飯 を全 部 食 べ て 、 お 母 さ ん に ほ め られ た と き(4)」 「恋 人 が 私 の料 理 を美 味 しい と言 っ て食 べ て くれ た こ と(19)」 「大 学2年 の 春 学 期 の 成 績 が とて も良 く、 恋 人 や 親 が 誉 め て くれ た(20)」
51)友 だ ち と の 関係 が望 ま しい状 態 に あ る:「 中学 校 や 高 校 で 卒 業 した あ とで も付 き合 っ て い け そ う な親 友 が で き、 一 緒 に行 動 した り、 悩 み を相 談 し合 っ た り して い る と き(14)」
「友 だ ち とい ろい ろ な こ と を語 り合 っ て い る と き(14)」
52)家 族 と と もに一 家 団 欒 を して和 ん だ:「 ケ ー キ を た くさ ん買 っ て 、 家 族 で ク リス マ ス の 夜 を 楽 しん だ と き(11)」 「家 族4人 で 仲 良 く焼 き肉 を食 べ て い る と き(19)」 「家 族 み ん な で 、居 問 で 団 欒 した こ と(20)」
53)好 きな 人(恋 人)と 一 緒 に い られ た:「 大 好 きな 人 が そ ば に い て くれ た と き(16)」 「彼 氏 と1日 中 一 緒 に い れ た と き(19)」
54)身 近 な 人 が よい 人 で 恵 ま れ て い る と感 じた:「 両 親 の 元 に生 まれ た こ と(12)」 「す ば ら しい 母 親 を持 っ た と実 感 す る と き(17)」 「よい 友 だ ち に 囲 ま れ て い る な と思 っ た と き(18)」
55)身 近 な 人 に大 切 に さ れ た:「 誕 生 日 に 自分 の好 き な もの を買 っ て も らえ た(7)」 「誕 生 日 に母 が 果 物 を大 皿 に 山盛 りの せ て くれ て全 部 食 べ た(15)」 「彼 氏 に プ レゼ ン トを も ら っ た と き(18)」
56)出 会 った と き よ りも親 密 に な れ た:「 ウ ィ ー ンに演 奏 旅 行 に行 った と き。 出 会 っ た ば か りの仲 間 た ち と一 緒 に演 奏 した り、 ウ ィ ー ン の街 並 み を歩 け た こ と(17)」 「憧 れ て い た 人 と友 だ ち に な っ た と き(17)」 「片 思 い の 女 性 と付 き合 えた と き(19)」
IV生 理 的 な 心 地 よ さの持 続(余 音)
⑧ 心 地 よい 刺 激 を与 え られ た食 事
57)空 腹 が 満 た され る:「 お 腹 が 空 い た と き、 ち ゃ ん と ご飯 が 食 べ られ た と き(5)」
58)腹 一 杯(満 腹)に な っ た:「 満 腹 に な っ た と きは 常 に満 足(未 記 入)」
59)食 べ 物 が お い しか っ た:「 お い しい料 理 を食 べ た と き(20)」
60)好 物 を食 べ た:「 大 好 きな た こ焼 き を食 べ れ た こ と(不 特 定)」
61)た く さ ん の量 を食 べ た:「 食 べ 放 題 に行 って 思 い っ き り食 べ た後(18)」
62)お い しい もの を腹 一 杯 食 べ た:「 お い しい もの を お な か い っ ぱ い食 べ た と き(5)」
63)好 物 を腹 一 杯 食 べ た:「 好 きな 食 べ 物 を腹 一 杯 に食 べ た と き(5)」
64)お い しい もの をた くさ ん食 べ た:「 美 味 しい ケ ー キ をた くさ ん食 べ た(17)」
65)好 物 を た く さん 食 べ た:「 好 き な食 べ 物 を思 う存 分 食 べ られ た と き(20)」
66)ご 馳 走(お 寿 司 等)を 食 べ た:「 お 寿 司 を初 め て食 べ た と き(12)」
67)口 の 中 で ほ お ば っ た:「 分 厚 い 肉 を 口 にほ お ば っ た と き(18)」
⑨ 休 息 を得 る
68)緊 張 が 緩 和 した:「 食 後 の い っぷ く ・レポ ー ト完 成 後 の い っ ぷ く(不 特 定)」
69)横 に な れ た:「 す ご く疲 れ て い て 布 団 に入 っ た瞬 間(15)」
70)ぐ っ す り眠 れ た:「 ぐっ す り眠 っ た と き(15)」
71)の ん び り過 ご した:「 早 い 時 間 に ゆ っ た り と風 呂 に 入 っ て い る と き(12)」
4‑2満 足 の 状 況 に よ る分 類 満 足 体 験 の 記 述 か ら、 「ど うい う場 合 、 ど うい う状 況 で 満 足 感 情 が 生 起 した の か 」 に つ い て 分 類 した と こ ろ、581名 の 記 述 内 容 は 、 全 て 、 次 の7分 類1)〜7)の い ず れ か に属 す る もの で あ り、7つ の 内 容 は さ ら に3つ の 分 類(① 〜③)に ま とめ る こ とが で きた 。 な お 、 例 文 を分 類 す る 上 で 、判 断 の 要 と した 主 要 な語 彙 を ア ン ダ ー ラ イ ン に よ っ て 示 した。
① 思 い 描 い て い た対 象 が 得 られ た こ とで 、 思 い を遂 げ た場 合
1)切 望 して い た(ず っ と欲 しい と願 っ て い た モ ノ が や っ と得 られ た)
例 え ば 、 「中 学 、 最 後 の 陸 上 部 の 大 会 で 、 自分 の ベ ス トタ イ ム を 上 回 っ た と き(15)」
「父 親 に オ セ ロで 初 め て勝 っ た と き(10)」 「とっ て も ほ しか っ た 服 を お 金 を た め て 買 っ た と き(19)」 「ず っ と デ ィズ ニ ー ラ ン ドに行 っ て み た い と思 っ て い て 、 は じめ て行 け た と き (16)」 「空 腹 で 死 にそ うな と き、 お 金 が 入 り、 飯 が 食 え た こ と(不 特 定)」 「ず っ と好 き だ っ た 人 とお付 き合 い が で きた こ と(17)」
2)希 望 して い た(可 能 な らそ う あ りた い 、 した い と思 って い た モ ノ が 図 らず と も得 られ た)
「レ ポ ー トが 余 裕 を持 って 終 わ っ た と き(20)」 「勉 強 を全 然 しな か っ た 自分 が 珍 し く勉 強 を1日 何 時 間 も した と き(17)」 「放 課 後 、 一 生 で 二 度 と見 られ な い よ うな 夕 焼 け を見 た と き(18)」 「現 状 。 道 は 開 け て い る 、 と思 う(20)」 「そ の 日成 す べ き こ と を終 わ らせ 、周 りの 人 と も良 い 状 態 で就 寝 す る と き(不 特 定)」 「好 きな食 べ 物 を多 く食 べ られ た と き(未 記 入)」 「部 活 に 入 っ て い て 試 合 を した と き に、 自分 な りに 良 い 結 果 が 出 せ た こ と(12)」
「人 間 関 係 が と て も 良 好 で 、 ア ル バ イ トの仕 事 も ミス な くや り遂 げ る こ とが で きた と き。
自分 に とて も満 足 で きた(20)」
3)想 定 して い た(予 想 ・予 定 して い た モ ノ が 思 い 通 り得 られ た)
「絶 対 受 か っ て い る と思 っ て い た 高 校 入 試 に合 格 した こ と(15)」 「確 信 して い た とお り、
部 活 の市 内 大 会 で優 勝 した と き。 喜 び もあ っ た けれ ど、確 信 して い た の で 満 足 感 が 強 か っ た(14)」 「自分 の ほ しい と思 っ て い た もの を買 い に行 っ て 、 予 定 どお りの の ぞ み の物 を手 に 入 れ た と き(19)」 「定 期 テ ス トの と き、 毎 日計 画 どお りに勉 強 が 進 ん で 、 結 果 も よか っ た と き(14)」 「自分 の 思 っ た とお りに物 事 が 進 ん で い る と感 じた と き(20)」
② 心 の 支 え と な る モ ノ が 得 られ て そ れ に 身 を ゆ だ ね て い る場 合
4)幸 せ な ひ と と き(得 られ た だ けで も良 い が い つ まで で も浸 って い た い モ ノ)
「久 々 に実 家 に帰 っ て の ん び り して 母 の 手 料 理 を食 べ た(20)」 「高 校 の 部 活 で 、最 後 の 試 合 に は負 け た け ど 、 全 員 が 本 当 に仲 良 くな れ て 充 実 した 気 持 で 部 活 を終 え られ た こ と
(17)」 「高 校 の 友 だ ち と久 しぶ りに 遊 ん だ と き(19)」 「家 族 で 久 しぶ り に 日帰 りだ け ど 、 旅 行 に行 っ た と き(18)」 「家 族 ・友 だ ち ・恋 人 に 囲 ま れ て 幸 せ だ と感 じた と き(18)」 「塞
氏 に プ レゼ ン トを も ら った と き(18)」 「自分 の 好 きな もの を食 べ た と き(不 特 定)」
③ 目前 の対 象 に継 続 的 に 関 わ り続 け て い た こ とが 終 了 した 場 合 5)心 惹 か れ た(素 晴 ら しい モ ノ に心 を惹 か れ て い た)
「大 学 入 学 後 、 川 沿 い の満 開 の桜 を見 た と き(19)」 「ノ ッテ ィ ン グ ヒ ル の恋 人 」 を見 て 、 とて も感 動 し、 そ して 大 笑 い し、何 度 もみ た い と思 っ た(20)」 「コー ヒ ー や お 茶 が た ま ら な く美 味 し くて 、 た め 息 が 出 た と き(未 記 入)」 「音 が 重 な っ た 瞬 間(13)」
6)存 分 に した(好 き な モ ノへ 思 い の 限 りに関 与 し続 け た)
「学 園 祭 な どで 、 積 極 的 参 加 で きた(16)」 「好 き な こ と を金 や 時 間 を考 え ない で や っ て い る と き。 彫 刻 とか(不 特 定)」 「好 きな 歌 を好 き な だ け歌 えて い た と き(12)」 「埼 玉 か ら 長 野 ま で チ ャ リで 帰 っ た こ と(20)」 「横 浜 中華 街 で思 うぞ ん ぶ ん食 べ た こ と(19)」 「ケ ー キ 食 べ 放 題 で 思 い っ き り食 べ た(16)」 「12月31日 、1月1日 を 眠 らず に過 ご して 、1月2
日 に好 きな だ け 睡 眠 を と っ た と き(不 特 定)」
7)が ん ば っ て や っ た(課 せ られ た モ ノ を最 後 まで あ き らめ ず に関 与 し続 け た)
「高3の 大 学 受 験 の 時 に毎 日受 験 勉 強 して 頑 張 っ て 行 きた い 大 学 に入 れ た と き(18)」
「一 生 懸 命 働 い て 給 料 が 思 っ て い た よ り多 か っ た と き(18)」 「食 べ 放 題 の お 店 で 胃 が ふ く れ あが る ほ ど食 べ た と き(15)」 「大 量 に あ っ た レポ ー トを全 て書 き終 え た(19)」 「部 活 で くた くた に な る ま で 練 習 した」 「は じめ て400mを 走 り き っ た と き、 つ らか っ た け ど満 足 感 が あ っ た(15)」 「中学 校 の 文 化 祭 で1人3、4役 もこ な して 、 全 て う ま くい っ た(12)」
4‑3満 足 に い た る た め の 条 件 に よ る 分 類 喜 び の 場 合 に は、 事 象 の結 果 と して 得 た モ ノが 「自 分 に とっ て 大 切 な モ ノ(鈴 木 ・鈴 木 ・上 杉2002)」 で あ る とい う条 件 を満 た した 際 に生 ず る こ と、
そ こ に力 点 を お く もの で あ っ た が 、 満 足 の 場 合 に は 、 結 果 だ け で は な く、 そ れ に先 ん じて い る 事 象(例:す ご く欲 しか っ た,が ん ば っ た等)を 必 要 と して い る側 面 が あ る 。従 っ て、 満 足 にい た る た め の 条 件 と して は、 結 果 の み な らず 先 行 条 件 と な る もの を考 慮 す る こ と と した。 また 、 自分 の 身 に生 じた状 態(事 象 の 結 果 も し くは 先 行 条 件)が 「た だ そ れ だ け で は な か っ た」 こ と に よ る 満 足 体 験 の異 な る側 面(例:の み な らず,ま で)も 、 一 定 数 見 受 け られ た こ と か ら、 一 方 の 好 状 態 との 比 較 条 件(対 照 とな る好 状 態)と な る もの も考 慮 す る こ と と した 。
更 に、 比 較対 照 す る 好 状 態 の水 準 か ら、 同位 あ る い は 変 位 す る場 合 の あ る こ と を考 慮 して、 必 要(最 低 限)な 好 状 態 と充 分(最 大 限)な 好 状 態 と い う2つ の 水 準 を想 定 した 。 以 上 の こ とか ら、
まず 、 先 行 す る 条 件 を"因"と 表 記 し、 や む に や まれ ず に 生 じた と思 わ れ る もの を 「必 要 因 」、
自 らの 意 志 で 積 極 的 に生 じ させ た と思 わ れ る もの を 「充 分 因 」 と した 。 次 に 、 得 られ た モ ノ を
"果"と 表 記 し
、 自分 に とっ て 必 要(最 低 限)だ と思 わ れ る よ う な もの を 「必 要 果 」、 充 分(最 大 限) だ と思 わ れ る よ うな もの を 「充 分 果 」 と して 、 満 足 体 験 に記 述 され てい る 主 と した事 象 の 開 始 点 に お け る状 態 と終 了 点 に お け る状 態 で 、 どの 条 件 が 成 立 して い た の か を当 て は め 、 条 件 の 組 合 せ を分 類 した 。 これ に よ っ て 、 満 足 体 験 の 記 述 は、 以 下 の よ う に6種 類 の 条 件 関係 に分 類 で きた 。
1)必 要 因 → 必 要 果:必 要 因 に よ る関 与 か ら必 要 果 が 得 られ た 2)充 分 因→ 充 分 果:充 分 因 に よ る関 与 か ら充 分 果 が 得 られ た
3)必 要 因 く 充 分 因:必 要 因 に よ る関 与 だ け で は な く充 分 因 に よ る 関与 を し得 た 4)必 要 果 く 充 分 果:必 要 果 が 得 られ た だ け で は な く、 充 分 果 も得 られ た
5)充 分 果+充 分 果:あ れ も こ れ も充 分 果 が 得 られ た
6)充 分 果 … 充 分 数:同 一 の 充 分 果 を もつ 対 象 が 多 数 得 られ た
表1満 足 体 験 の 対 象別 分 布 と年齢 区 分 別 分 布 分 割 表1.11意 味 や意 義 の あ る時 間
内 容 度数 %
年令 区分
4〜
5 6 8
9〜
11 12〜
14 is 17
18〜
20 21〜
24
未記入 不特 定
① 最後 までゃ り終えた こと
1)課 題(レ ポ ー ト等)や 行 事 を終 わ らせ た 20 3.4 2 2 4 12
2)苦 しい こ と(練 習 等)を 終 え る こ とが で き た 7 1.2 1 3 3
3)苦 難 が 続 い たが 乗 り切 っ た 4 0.7 4
4)ク ラ スや 行 事 で の 役 割 を果 た した 7 1.2 1 3 1 2
5)所 定 の ゴー ル まで 行 き着 い た(長 距 離 運 動 等) 8 1.4 1 4 2 i
6)一 定 の 活 動(ク ラブ 等)を 長 期 間 や り通 した 11 1.9 1 5 4 1
7)長 期 計 画 され た こ と をや り き った 3 0.5 1 1 1
8)最 後 まで 自分 の 力 で や り き った 6 1.0 1 1 4
(小計) 66 11.4 3 1 6 20 31 5
② 最後 に報 わ れた こと
9)目 標 と して い た こ とが 達 成 で きた 5 0.9 1 1 1 2
10)練 習(訓 練)や 勉 強 の成 果 が あ らわ れ た 18 3.1 1 1 2 5 9
11)技 能 の 向 上 が認 め られ た 4 0.7 1 1 1 1
12)最 後 の最 後 に 一 矢報 い る こ とが で きた 6 1.0 1 3 2
13)長 期 に わ た る努 力 の決 着(合 格 等)を 得 た 38 6.5 3 11 20 1 3
14)ア ルバ イ トを して そ の対 価 が得 ら れ た 13 2.2 3 9 1
15)一 生 懸 命 した こ とが 人 に認 め られ る 7 1.2 3 4
(小 計) 91 15.7 1 1 1 7 27 46 2 6
③充 実 した時 間が持 てた こ と
16)目 標 を も っ てが ん ば れ た 7 1.2 3 3 1
17)本 番 の最 中 に力 を出 す こ とが で き た 6 1.0 2 3 1
18)好 き な こ と(趣 味 等)に 没 頭 した 9 1.5 3 5 1
19)時 問 をか け た旅(ッ ー リ ン グ等)が で きた 4 0.7 1 3
20)川 頁調 な 日々 で 未 来 に期 待 が 持 て る感 じが す る 15 2.6 1 1 7 2 4
21)過 去 を顧 み て 有 意 義 で あ った と思 えた 6 1.0 1 3 2
22)時 間 を有 効 に使 う こ とが で きた 7 1.2 2 2 3
23)長 期 の 休 暇 で 思 う存 分 に 楽 しん だ 3 0.5 2 1
24)心 の 赴 く ま まに 好 きな こ とが で きた 7 i.a 1 3 1 2
25)作 品(映 画等)に 感 動 した 6 1.0 1 5
26)綺 麗 な 景色 を見 た 5 0.9 1 1 3
27)生 の 音 楽(ラ イ ブ)を 聞 い た 5 0.9 1 4
28)晴 れ の舞 台 に た つ こ とが で きた 4 0.7 1 1 2
29)続 け ざ ま に 良 い状 態 に至 っ た 5 0.9 3 2
(小 計) 89 15.3 1 11 is 43 9 10
合計 246 42.3 1 5 2 24 62 120 16 16
分 割 表1.211抱 い て い た願 望 の成 就
内 容 度 数 %
年令 区分
4〜
5 6〜
8 9〜
11 12〜
14 15〜
17 18〜
20 21〜
24
未記入 不特定
④ 今 まで にな い良い物や状 態 を得 ること
30)欲 しか っ た物 を手 に入 れ る こ とが で き た 23 4.0 1 3 15 1 3
31)行 き たか っ た場 所 を訪 れ る こ とが で き た 4 0.7 1 3
32)今 ま で言 え な か っ た こ と を言 い表 せ た 6 1.0 5 1
33)今 ま で よ り もお金 が入 り豊 か に な った 4 0.7 1 1 2
34)今 ま で よ り も自 由 な 身 に な れ た 3 o.s 3
35)今 ま で心 配 して い た こ とが解 決 さ れ た 4 0.7 1 2 1
(小計) 44 7.6 1 1 6 30 1 5
⑤比較 的良い 物や状態 を得 るこ と
36)自 分(達)の 力 量 の 手 応 え を感 じた 4 0.7 4
37)自 分 な り に納 得 の い く結 果 にな っ た 5 0.9 1 1 2 1
38)値 段 以 上 の 価 値 が あ りお 得 な感 じが あ った 4 0.7 4
39)賭 け事 に勝 って 儲 け る こ とが で きた 3 o.s 2 1
40)髪 型 や コ ー デ ィ ネー トが ピ ッ タ リ と合 った 3 o.s 3
41)大 会 や試 験 な どで 良 い 成 績 を残 せ た 17 2.9 1 5 4 5 1
42)取 りか か っ た行 事 が 成 功 した 10 1.7 1 4 5
43)作 品 や演 奏 な どが ミス な く上 手 にで き た 14 2.4 1 i 4 7 1
44)予 定 して い た こ とが 思 い通 りに進 んだ 8 1.4 1 1 5 1
45)作 品 や演 奏 な ど を他 者 に喜 ん で も ら え た 4 0.7 1 1 2
(小計) 72 12.4 1 2 14 16 34 1 3
合計 116 20.0 1 3 15 22 64 2 8
分割 表1.31H対 人 的 関係 上 の承 認(再 認)
内 容 度数 %
年令区分
4〜
5 6〜
8 9〜
11 12〜
14 15 17
18〜
20 21〜
24
未 記入 不 特定
⑥ 人 よ り も秀 で る状 態 を得 る こ と
46)特 定 の相 手(人)よ りも勝 る こ とが で きた 17 2.9 1 3 3 2 6 1
47)コ ン テ ス トや 大 会 で入 賞 した 7 12 1 2 3 1
48)人 並 み はず れ た技 術 ・能 力 を持 っ てい た 3 0.5 1 1 1
49)試 合 や試 験 で上 位 に入 る こ とが で きた 26 4.5 1 2 1 6 13 2 i
(小計) 53 9.1 3 6 7 ii 21 3 1
⑦人 と友愛や 情愛 を感 じる 状態 を得 るこ と
50)身 近 な 人(親 ・友 だ ち 等)に 誉 め られ た 12 a.i 2 1 1 4 .3 1
51)友 だ ち との 関係 が 望 ま しい 状 態 に あ る 17 2.9 1 1 3 4 6 1 1
52)家 族 と と も に一 家 団 欒 を して 和 ん だ 6 1.0 2 4
53)好 き な人(恋 人)と 一 緒 にい れ た 6 1.0 1 5
54)身 近 な人 が よい 人 で 恵 まれ て い る と感 じた 7 1.2 1 2 4
55)身 近 な人 に大 切 に され た 14 2.4 2 3 2 5 2
56)出 会 っ た と き よ り も親 密 に な れ た 7 1.2 1 4 2
(小計) 69 11.9 4 5 4 5 17 29 4 1
合計 122 21.0 7 11 11 16 38 32 5 1
分 割 表1.41V生 理 的 な心 地 よ さの持 続(余 音)
内 容 度 数 %
年令区分
4〜
5 6〜
8 9〜
ii 12^‑
14 15 17
18〜
ao 21^
24
未記入 不特定
⑧ ひ地 よい刺 激を与 え られ た食事
57)空 腹 が満 た さ れ る 4 0.7 1 1 2
58)腹 一杯(満 腹)に な っ た 13 2.2 3 1 1 3 5
59)食 べ 物 が お い しか っ た 18 3.1 1 3 4 io
60)好 物 を食 べ た 4 0.7 4
61)た くさ んの 量 を食 べ た 10 1.7 1 3 3 1 2
62)お い しい も の を腹 一 杯 食 べ た 10 1.7 1 1 4 1 3
63)好 物 を腹 一 杯 食 べ た 3 o.s 1 2
64)お い しい もの をた く さん 食 べ た 7 1.2 3 2 2
65)好 物 をた くさ ん食 べ た 4 0.7 a 2
66)ご 馳 走(お 寿 司 等)を 食 べ た 9 1.5 1 1 6 1
67)口 の 中 で ほ お ば った 1 0.2 1
(小計) 83 14.3 6 i 3 3 10 27 2 31
⑨ 休息 を得 る こと
68)緊 張 が 緩和 した 5 0.9 1 1 3
69)横 に な れ た 2 0.3 2
70)ぐ っ す り眠 れ た 4 0.7 1 1 2
71)の ん び りと過 ご した 3 o.s 1 2
(小 計) 14 2.4 2 3 3 1 5
合計 97 16.7 6 1 3 5 13 30 3 36
総 計 581 100.0 14 18 19 60 135 246 26 61
結 果
1.満 足 体 験 の 「対 象(何 に)」 の 分 布
表1.に 「満 足 の 対 象(何 に 満 足 し た か)」 に よ っ て 分 類 し た4つ の 大 分 類 と9つ の 中 分 類 、71 の カ テ ゴ リ の 年 令 区 分 別 分 布 を 示 し た 。
満 足 体 験4つ の 大 分 類 ご と の 出 現 頻 度 は 、 『1意 味 や 意 義 の あ る 時 間 』 に 対 す る 満 足 が246名 (42.3%)、 『H抱 い て い た 願 望 の 成 就 』 に 対 す る 満 足 が116名(20.0%)、 『皿 対 人 関 係 上 の 承 認 (再 認)』 に 対 す る 満 足 が122名(21.0%)、 『N生 理 的 な 心 地 よ さ の 持 続(余 音)』 に 対 す る 満 足 が97名(16.7%)で あ っ た 。
『1意 味 や 意 義 の あ る 時 間 』 に 対 す る 満 足 に お い て は3つ の 中 分 類 が あ っ た 。 ① 最 後 ま で や り 終 え た こ と(66名,11.4%)で 最 も 出 現 頻 度 が 多 か っ た も の は 、1.課 題(レ ポ ー ト等)や 行 事 を 終 わ らせ た(20,3.4)、 次 い で6.一 定 の 活 動(ク ラ ブ 等)を 長 時 間 や り通 した(11,1.9)で あ っ た 。 ② 最 後 に 報 わ れ た こ と(91名,15.7%)で は 、13 .長期 に わ た る 努 力 の 決 着(合 格 等)を え た(38,6.5)、 次 い で10.練 習(訓 練)や 勉 強 の 成 果 が あ ら わ れ た(18 ,3.1)、14.ア ル バ イ ト を し て そ の 対 価 が 得 ら れ た(13,2.2)で あ っ た 。 最 後 に ③ 充 実 し た 時 間 が 持 て た こ と(89名, 15.3%)で は 、20.順 調 な 日 々 で 未 来 に 期 待 が 持 て る 感 じ が す る(15,2.6)が 最 多 で あ っ た 。
『H抱 い て い た 願 望 の 成 就 』 に 対 す る 満 足 に お い て は2つ の 中 分 類 が あ っ た 。 ④ 今 ま で に な い 良 い 物 や 状 態 を 得 る こ と(44名,7.6%)で 出 現 頻 度 が 最 も 多 か っ た も の は 、30.欲 し か っ た 物 を
手 に 入 れ る こ と が で き た(23,4.0)、 ⑤ 比 較 的 良 い 物 や 状 態 を 得 る こ と(72名,12.4%)で は 、 41.大 会 や 試 験 な ど で 良 い 成 績 を 残 せ た(17,2.9)、 次 い で43.作 品 や 演 奏 な ど が 上 手 に で き た
(14,2.4)、42取 り か か っ た 行 事 が 成 功 し た(10,1.7)で あ っ た 。
『皿 対 人 的 関 係 上 の 承 認(再 認)』 に 対 す る 満 足 に お い て も2つ の 中 分 類 が あ っ た 。 ⑥ 人 よ り も秀 で る 状 態 を 得 る こ と(53名,9.1%)で 出 現 頻 度 が 最 も多 か っ た も の は 、49.試 合 や 試 験 で 上 位 に 入 る こ と が で き た(26,4.5)、 次 い で46.特 定 の 相 手(人)よ り も勝 る こ と が で き た(17,
表2満 足 体 験 の対 象 と体 験 時 の状 況 との ク ロ ス表 分 割 表2.11意 味 や意 義 の あ る時 間
内 容 度数 %
対象 を思 い描 い て いた 不可分対 象 に関与 し続 けてい た 切 望 し
て い た 希 望 し て い た
想 定 し て い た
幸 せ な ひ と と き
心惹 かれた 存分 に した
が んば っ て や っ た
① 最後 まで や り終 え た こ と
1)課 題(レ ポ ー ト等)や 行 事 を終 わ らせ た 20 3.4 1 2 17
2)苦 しい こ と(練 習 等)を 終 え る こ とが で きた 7 1.2 7
3)苦 難 が 続 い た が 乗 り切 っ た 4 0.7 4
4)ク ラス や 行 事 で の 役 割 を果 た した 7 1.2 1 6
5)所 定 の ゴー ル まで 行 き着 い た(長 距 離 運 動 等) 8 1.4 2 6
6)一 定 の 活 動(ク ラ ブ等)を 長 期 間 や り通 した 11 1.9 1 10
7)長 期 計 画 され た こ と をや り き った 3 o.s 1 2
8)最 後 まで 自分 の 力 で や りき っ た 6 1.0 3 1 2
(小 計) 66 11.4 4 7 1 54
②最後 に報わ れたこ と
9)目 標 と してい た こ とが 達 成 で き た 5 0.9 5
10)練 習(訓 練)や 勉 強 の 成 果 が あ らわ れ た 18 3.1 Z 16
11)技 能 の 向上 が 認 め られ た 4 0.7 4
12)最 後 に 一矢 報 い る こ とが で き た 6 1.0 6
13)長 期 に わ た る努 力 の決 着(合 格 等)を え た 38 6.5 1 a 35
14)ア ルバ イ トを して そ の対 価 が得 られ た 13 2.2 9 1 3
15)一 生 懸 命 した こ とが 人 に認 め ら れ る 7 1.2 1 6
(小 計) 91 15.7 21 2 2 1 65
③ 充実 した時 間が持 てたこ と
16)目 標 を もっ て が ん ば れ た 7 1.2 3 4
17)本 番 の 最 中 に 力 を 出 す こ とが で きた 6 1.0 4 2
18)好 きな こ と(趣 味 等)に 没 頭 した 9 1.5 9
19)時 間 をか け た 旅(ッ ー リ ング 等)が で き た 4 0.7 4
20)川 頁調 な 日々 で 未 来 に期待 が 持 て る感 じが す る 15 2.6 3 11 1
21)過 去 を顧 み て 有 意 義 で あ っ た と思 え た 6 1.0 1 5
22)時 間 を有 効 に使 う こ とが で きた 7 1.2 5 2
23)長 期 の 休 暇 で 思 う存 分 に楽 しん だ 3 o.s 1 2
24)心 の 赴 くま ま に好 き な こ とが で きた 7 1.2 7
25)作 品(映 画 等)に 感 動 した 6 1.0 2 4
26)綺 麗 な景 色 を見 た 5 0.9 2 3
27)生 の音 楽(ラ イ ブ)を 聞い た 5 0.9 1 4
28)晴 れ の舞 台 に たつ こ とが で き た 4 0.7 4
29)続 け ざ ま に 良 い状 態 に至 っ た 5 0.9 5
(小 計) 89 15.3 10 25 11 36 7
合計 246 42.3 35 34 3 1 11 36 126