School of Law
C O N T E N T S
私は18歳のときに明治大学法学部に入学し、学生としてこの キャンパスで学び、その後も教員生活を送ってきました。明治大 学法学部とのつきあいは、かれこれ40年になります。 そんな私から見た明治大学法学部の特長は、「困難な場面に直 面しても、簡単にはあきらめない 打たれ強さ をもった学生が多 い」ということです。もちろん3,500名以上が在籍している大き な学部ですから、無口な学生もいれば、にぎやかなことが大好き という学生もいます。けれども性格やタイプは違っていても、多 くの学生がその根っこには、「強さ」を備えていると感じるのです。 明治大学法学部の卒業生は、社会に出てからも自分の力でもの ごとを切り拓いていけるバイタリティーがあるのです。 また、教員も学生も「自分の成功を追い求めるだけではなく、 みんなが幸せに生きていける社会を築くために、自分はどんな貢 献ができるか」という意識をもちながら法律学に取り組んでいる 人が多いと感じます。事実法学部では、戦前から人々のために尽 くす社会派弁護士を数多く輩出してきました。現在も、司法や 行政、政治、ビジネスの世界などのさまざまな分野に、高い志を もちながら社会と向き合える人材を送り出し続けています。 こうした特長を一言で説明すると、「学風」や「伝統」といわざ るを得ません。教員から教えを受けたり、先輩方の生き方を間近 に見たり、ともに学ぶ学生たちとさまざまな活動をしたりする中 で、自然と身についてくる意識であり、力であると思うのです。 もしみなさんの中にそんな「学風」や「伝統」に魅力を感じた方が いるなら、ぜひ仲間に加わってくださることを期待します。 法律学を学ぶこととは、私たちの社会がどんな価値観に基づい て法律というルールを定めているかを知ることであり、その価値 観に対する自分なりの考えをつくっていくことでもあります。法 律学は、自分の頭でものごとを考え、自分の目で社会を見る力を 身につけることができる、とても魅力的な学問であるといえます。 現在法学部では、学生の多様な進路に対応した5つのコース制 や、バラエティに富んだ多様な科目を開講するなどのカリキュラ ム上の工夫をしています。その点に魅力を感じて、将来弁護士に なることを目指している学生や、国際的な舞台で活躍したいと考 えている学生、公務員志望の学生など、色々な夢をもった学生が 入学してきています。仲間と一緒に法律学という学問を学びな がら、自らを高めていきたいという人にぴったりの学部です。夢をもった仲間たちと一緒に学んでいこう。
学部長メッセージ 01 法学部の概要 03 法学部の特色 ∼個を育てる法学部の学び∼ ❶医事法 05 ❷留学基礎講座 07 カリキュラム 09 コース紹介 ■ビジネスローコース 11 ■国際関係法コース 13 ■法と情報コース 15 ■公共法務コース 17 ■法曹コース 19 ゼミナール教育 21 外国語教育 23 留学プログラム 25 卒業後の進路 法学部生の卒業後の進路 27 法学部卒業生からのメッセージ 28 法曹を目指す学生へのサポート 29 明治大学法科大学院 30 明治大学大学院法学研究科 31 早期卒業制度 32 法学部生が目指す主な試験・資格 33 就職実績とキャリアサポート 34 法学部独自のサポート 35 課外活動 37 入試情報 37学部長メッセージ
※登場する人物の在籍年次や役職等は、取材時点のものです。人
個
「個」はあなた自身と、あなたという器の 中身で形作られるもの。 の中には、あなたというキャンパス、 そしてあなたという器を強くしてくれる 秘密が隠されています。 明治大学法学部で、世界で活躍できる あなたの「個」を育ててみませんか? 1957年福島県福島市生まれ。1979年明 治大学法学部卒業。1988年日本学術振 興会特別研究員。1989年明治大学大学 院法学研究科博士後期課程退学。同年 明治大学法学部専任助手。その後講師、 助 教 授 を 経 て2004年 より専 任 教 授。 2014年4月1日より法学部長。主な担当 科目は、国際法、国際経済法。主な研究 テーマは、WTOにおける自由貿易原則。 著書に『国際経済法第2版』(共著、有斐 閣)、『 プラクティス国際法講義』( 共著、 信山社)など。産業構造審議会特殊貿易 措置小委員会委員などを務める。 法学部長間宮
勇
(まみや いさむ)現在の明治大学は、4つのキャンパスに10の学部を構える総 合大学ですが、その原点は小さな法律学校でした。 明治大学の前身、明治法律学校は、1881(明治14)年、当時ま だ30歳前後だった3人の若者によって創立されました。若者の 名は岸本辰雄、宮城浩蔵、矢代操。国が設立したばかりの司法 省法学校で出会った学友という間柄でした。「日本近代法の父」 と呼ばれるフランス人法学者・ボアソナードの下でフランス法を 学んだ3人は、司法省法学校の最初の卒業生となります。 明治維新から間もない当時の日本は、法律も未整備のまま。 日本が近代国家として成長するためには、民主的な法律を制定 することが必要でした。「法学を広く普及することこそが、法律 を学んだ自分たちの使命である」と考えた3人は、本格的な法律 教育を行う私立学校を設立することを決意します。 そうして生まれたのが明治法律学校です。おりしも、社会で は自由民権運動が高まりを見せた時期。「権利自由、独立自治」 を校訓に掲げた明治法律学校には、全国から志の高い学生が集 まってきました。資金難などに苦しみながらも、創立者の3人は 近代的な法学教育に尽力し続け、国や社会を支える優秀な人材 を輩出してきました。そんな建学の精神と、法学に対する熱意を 今に引き継ぐのが、現在の明治大学法学部なのです。 創立から130余年を経た今、国や社会のあり方は大きく変化し ました。国際化や情報化が進む時代に対応して、法学部で学ぶ 内容も多様なものになってきています。しかし、人々が幸せに暮 らせる社会を実現するために、「法律」が大切な役割を果たしてい ることに変わりはありません。よりよい社会をつくるために、 「法」はどうあるべきなのか。その答えを「自ら考え、自ら解決法 を見いだせる」ような人材を育てることこそ、創立者3人が目指 した目標であり、長い歴史のなかで大切に受け継がれてきた、明 治大学法学部の大きな使命なのです。
明治大学の歴史は、法学部の歴史でもある
1884(明治17)年、判事登用試験に合格した明治法律学校の初期卒業生と教員たち。後列左から2番目が岸本辰雄、中列右から3番目が宮城浩蔵、中列左端が矢代操。 女性法曹(裁判官、検察官、弁護士) の育成にいち早く取り組んだのも明治大 学でした。1929(昭和4)年に明治大学 女子部が創設され、ここからわが国初の 女性弁護士が誕生しています。現在活 躍している女性法曹を見ても、明治大学 出身者が高い割合を占めています。 1910(明治43)年東京生まれ。明治大学女子部卒業後、明治大学法学部に 進学。1938(昭和13)年、当時の高等試験司法科に合格(3名の女性合格者 はいずれも明治大学女子部出身)。1940(昭和15)年には日本初の女性弁護 士となり、鳥取県弁護士会長、日本弁護士連合会理事などを務めた。 中田 正子(なかた・まさこ)女性法曹の育成
学生が自ら将来の進路を決め、それに合った科目が選べるよ う5つのコース制を採用しています。1年次に法律の基礎を 学びながら将来について考え、2年次進級時から各コースに 所属するシステムになっています。 ▶詳細はP.11∼20進路に合わせた
5
つのコース制
Point1
自ら問題を発見し、解決への道を探る。法律に限らず、どのよ うな学問においても基礎となる学びのテクニックは、社会に出 てからも大きな力となります。「ゼミナール(演習)」形式の授 業を中心に、こうした力を身につけます。 ▶詳細はP.21∼22リテラシー教育で
学ぶための力をつける
Point2
グローバル化が進む社会に対応できるよう、「英語で法律の 仕事ができる」人材の育成を目標とし、語学教育にも力を入 れています。また、英語で外国の法律を学べる独自の留学プ ログラムなども実施しています。 ▶詳細はP.23∼26少人数制の語学教育や
独自の留学プログラム
Point3
卒業後、学生一人ひとりが希望する道へ進めるよう、法学部 はもとより大学を挙げてさまざまなバックアップ体制を整え ています。資格取得や就職活動、進学など、目的に合わせて きめ細やかなサポートが受けられます。 ▶詳細はP.29∼36資格取得、就職、進学を
強力にバックアップ
Point4
明治大学法学部出身者は、あらゆる業界で活躍しており、就 職活動の際には心強い存在です。また、資格試験対策や課外 活動などのプログラムを通して、第一線で活躍するOBやOG の指導を受けられることもあります。 ▶詳細はP.28、35、37各界で活躍する
OB
や
OG
の存在
Point5
これからの社会で活躍できる
法律家を育てるプログラム
明 治 大 学 法 学 部 の 強 み
法学部の概要
1894(明治27)年に描かれた明治法律学校。大日本帝国憲法の施行によって法律に 対する関心が高まり、入学希望者も増加。当時約1,000名の学生が在籍していました。 1954(昭和29)年、明大通りから撮影された駿河台 キャンパスの風景。左は当時駿河台キャンパスを象 徴する建物だった記念館。右奥は大学院校舎。 1960年代に撮影された、駿 河台キャンパスの旧図書館 で勉学に励む学生たち。 現在の駿 河台キャンパ ス。法を学ぶ学生にとっ て、司法や行政の中心 地である東京で学生生 活を過ごすことは、社会 の変化を肌で感じるう えでも貴重な経験にな るはずです。 法衣姿の中田正子(個人蔵) 写真提供/鳥取市歴史博物館国の発展には法の普及が不可欠。
今も受け継がれる建学時の想い
自ら問題を発見し、考え、解決法を
見つけられるような人材を育成する
法学部の特色
現代社会で起きている
新たな問題の解決策を
法律面から考える
「医師、患者、家族それぞれの気持ちになって考えてみてください」と小西先生。法律家に は、法の知識だけでなく、他人の気持ちを理解する能力も必要です。個を育てる法学部の学び①
Class Report PROFILE 國學院大學法学部卒、明治大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。筑 波大学大学院人文社会科学研究科法学専攻准教授を経て現職。研究分野は医事 法。著書に『医と法の邂逅<第1集>』(共著・尚学社)など。 法律学科 国際関係法コース 3年内山
景都
東京都私立明治大学 付属明治高等学校卒業「すべての人にとって幸せ」な法律をつくることが
どれだけ難しいことなのか、よくわかりました
高校時代に臓器移植に関するレポートを 書いて以来、医療関連の法律に関心があ り、入学時から「医事法」の授業を履修し たいと思っていました。 小西先生は具体的なケースやたとえ話を 使って説明してくださるので、問題が身近 に感じられます。難しい問題ですが、知れ ば知るほど興味を引かれる内容ばかり。 最初は私なりに、医師、患者、家族とい う三者の立場を考えることが大事なのでは ないかと思っていました。でも講義を受け るうち、同じ患者という立場でも、それぞ れの考え方や感じ方はずいぶん違いがある と知りました。問題は私が思っていたより もずっと複雑だったのです。 価値観が多様化している今、単純に「こ の法律を決めれば解決!」というわけには いかないのだということを実感しました。 STUDENT VOICE 私たちの暮らしと密接にかかわる法律は、時代の変化にとても 敏感です。科学技術や人々の価値観などが変わってくれば、今 ある法律を改正したり、新たな法律を制定したりする必要が出て きます。そこで明治大学法学部では、近年の社会問題とかかわ る法について学ぶ、先端的な授業も数多く設置しています。 小西知世准教授が担当する「医事法」もそのひとつ。臓器移 植や生殖医療、医療保険など、医療の現場が今、直面している問 題を取り上げ、法律とのかかわりについて考えていく授業です。 この日のテーマは「終末期医療」。病気の快復が見込めなくな り、死を間近に控えた患者に対する医療はどうあるべきか。授業 は小西先生の問いかけから始まります。 「終末期にある患者が『延命措置はしないでください』と伝えた末期の患者が延命処置を拒否した場合
あなたが医師だったらどうしますか?
MESSAGE小西
知世
准教授 医療現場に限らず、私たちが普段暮らしている社会には、さまざまな 矛盾をはらむ問題が隠れています。そうした問題を解決しようとすると き、道具になるのが「法律」です。授業では、簡単には答えの出せない難 しい問題を取り上げますが、ひとつの問題をさまざまな側面から考え、多 くの議論を重ねれば、解決の糸口が見つかるかもしれません。医療の問 題をきっかけに、「社会をよく見て、考える力」を養っていきましょう。明治大学で育ててほしい 個 とは?
とします。医師は患者本人の意思を尊重すべきでしょうか?」 終末期患者の延命治療は、日本でも現在、議論のさなかにあ る問題です。実際、「患者が延命措置の中止を希望した場合、医 師がこの希望に従ったとしても責任は問われない」という内容の 「尊厳死法案」を、国会に提出しようという動きも起きています。 「患者本人の自己決定権を尊重するのは、法のうえでは理にか なっているように見えます。でも、患者の状況を考えてみましょ う。自分が末期だと知り、一時的にひどく気分が落ち込んでいた のかもしれません。もしかすると、本心は『もっと生きたい』と 願っているのに、『医療費がかさむと、家族に迷惑をかける』とい う気持ちが隠されている場合だって考えられませんか?」 熱のこもった口調で、小西先生は次々と問いを投げかけます。 「法律のうえで 個人 は、強くて賢くて合理的な意思決定が できる主体とみなされてきました。ですが終末期の患者は、弱く て迷いが多く、非合理的な決定をしてしまうかもしれない存在で す。そんな患者に対して、従来の法律と同じ 個人 の概念を当 てはめてもいいのでしょうか?」 真剣な面持ちで聞く学生たちは、みな言葉に詰まります。 「そう、すぐには答えられないですよね。当然です」 小西先生は 正解 を示しません。なぜならこの問題には、「絶 対に正しい答え」というものが存在しないからです。 「でも医療の現場では、日々誰かがこの問題に直面している。 医師や患者のためにも、なんらかの指針が必要なのは確かです」 法という分野には、 正しい答え がない中からも、ルールを見 つけ出していかなければならない問題がたくさんあるのです。 「将来、法律の専門家を目指す学生のみなさんには、ぜひ考え てもらいたい。医療分野に限らず、現在の法律のあり方やつくら れ方は、本当にこれでいいのか。今の社会のあり方は人々を幸せ にしているのか。たとえ解決法が見つからなかったとしても、一 人ひとりが考えを巡らせることそのものに意義があるのです」 左/講義中、小西先生はいくつもの疑問を投げかけます。右/六法全書に掲載されていない法律などは、厚生労働省のホームページなどで最新の法令や通知をチェックします。 人の生死にかかわる医療の現場にも、法律は深く関係しています。脳死や臓器移植、 終末期医療の問題など、医療技術の進歩によって生まれた新たな問題に、 法律はどう対処すべきか。この難しい問題に挑戦するのが「医事法」の授業です。医事法
将来、英語で法律の仕事を
するために必要な知識と
語学力を身につける
今日取り上げられたのは、イギリスで実際に起きた少年の事故死に関する裁判。事故の原因や、未成年に対する保護 責任を問う裁判についてまとめた短い文章からキーワードを抜き出し、イギリスの法について考えていきます。 上/ 3 ∼ 4人のグループに分かれ単語探しに取り組みます。 下/解答に迷っている学生にはシャープ先生が個別にアドバイス。個を育てる法学部の学び②
Class Report PROFILE 東北大学法学部卒、東北大学大学院法学研究科博士前期課程修了。東北大学法学 部助手、明治大学法学部専任講師などを経て現職。「18世紀イギリス地方における 紛争解決」等、イングランド法制史が研究テーマ。 法律学科 ビジネスローコース 2年銘苅
優希
沖縄県立 開邦高等学校卒業イギリスの法制度を英語だけの環境で学ぶうち、
単語力やコミュニケーション力も自然と上達します
ケンブリッジ大学の夏期研修プログラム に挑戦したくて受講しています。 授業は少人数制なので、一人ひとり積極 的に発言(もちろんすべて英語!)すること が求められますし、小テストなどもあるの で気が抜けません。とはいえ、授業そのも のは、グループワークが中心で、とても和や かな雰囲気です。私が特に気に入っている のは、アメリカやイギリスの裁判事例を先 生が詳しく解説してくださること。興味深 い内容が多く、毎回楽しみにしています。 最近は、イギリスと日本の法律の異なる 点なども少しずつ理解できるようになりま した。イギリスの法を知ることにより、日 本の法律に対する見方も変わってきて、法 を学ぶのがますます楽しくなってきました。 STUDENT VOICE グローバル化が進む現代の社会では、法の分野でも国際的な舞台 で活躍できる人材、つまり「英語で法律の仕事ができる能力」をもつ 人が求められています。そこで明治大学法学部では、イギリスやフィ リピンで現地の教員から英語で各国の法律を学ぶ「ケンブリッジ大 学ペンブルック・カレッジ夏期法学研修」「デ・ラ・サール大学春期 法学研修」 ▶P.25といった独自の短期留学プログラムを実施し、海 外で法律を学びたいという高い志をもつ学生を支援しています。 プログラムに参加する多くの学生にとって、海外留学は初めての 体験です。準備不足のまま現地へ行っても、英語による専門的な 講義を理解するのは至難の業です。そこで法学部では、留学プロ グラムを希望する学生に向け「留学基礎講座」という科目を設置し ています。この講座では、日常的な英会話能力の向上と同時に、 法律英語や、海外の法制度に関する基礎知識など、「英語で法を学 ぶ」ことに特化したさまざまな授業を展開しています。 「留学基礎講座」は、段階に応じた講座に分かれています。初級 にあたるAは、法律について議論できるレベルまで英語力を向上さ せることを目指します。中級のBでは、英語力を磨きながら、イギ リスの法制度の仕組みや基礎的な法律も学んでいきます。いずれ もネイティブの講師が担当し、授業はすべて英語で行われます。一 方、留学プログラムを目前に控えた学生を対象としたCでは、現地 で学ぶレベルに合わせイギリス法をより詳しく学びます。こちらは、 詳細に理解するために、授業はあえて日本語で行っています。 2015年度からスタートしたDは、留学を終えた学生の事後学習の ために設けられた授業。長期の留学を準備している学生なども対 象にしています。法律用語ならではの単語や言い回しに慣れ、
同時にイギリス法の基礎を学ぶ
この日行われていたのは、「留学基礎講座A」の授業。担当する のは、イギリス出身のジェームズ・シャープ特任講師。主に1年 生が中心で、十数人程度の少人数で行われています。 授業中、日本語は禁止。講師と学生の間のちょっとしたやりと りも、すべて英語です。冒頭で学生に手渡されたのは、Word Searchという単語探しゲーム。ランダムに並んだアルファベット のなかに、今日のキーワードとなる法律用語が隠されています。法 律用語といっても、特殊な英単語ばかりではありません。たとえ ば「Home Office」という単語も、一般的には「本社」などと訳され ますが、イギリスでは「内務省」という意味もあります。英語で法 律を学ぶには、まず、こうした固有名詞や法律用語、法律文特有の 言い回しなどに慣れることが必要なのです。 ゲームの課題が完成すると、答え合わせを兼ねたシャープ先生の 講義がスタートします。イギリスで実際に裁判となった事例を取 り上げ、用語の解説をしながら、イギリスの刑法の考え方や、裁判 の仕組みについても学んでいきます。 「裁判のとき、日本では法律の条文に基づいて判断を下すことを 重視するのに対し、イギリスの場合は過去の慣習を参考にしつつ も、事件ごとに判断を下す傾向があります。国や地域が異なれば、 法律に対する考え方にもそれぞれ違いが出てきます。海外で法律 を学ぶことは、日本の法律を考えるうえでも役立ちますし、国際的 な視野を広げる意味でも、貴重な体験になるでしょう」と語るのは 「留学基礎講座C」を担当する小室輝久准教授。 「法学部で実施している留学プログラムは、正直かなりハードル の高い内容ですが、それを補うのが 留学基礎講座 です。しっか りと準備して留学プログラムに臨めば、必ず〝自分の強み〟となる実 力が身についてきます。私たち教員は、そんな学生のチャレンジを、 全力で応援したいと思っています」(小室准教授) MESSAGE小室
輝久
准教授 みなさんの中には、「留学してみたいけれど、英語が不安」と感じてい る人も多いのではないでしょうか。でも英語力そのものは、勉強すれば 必ず上達します。肝心なのは、目的意識をもつこととやる気をキープし 続けること。ちょっとやそっとの壁に直面しても、目的意識とやる気が あればきっと乗り切れる。そんな「へこたれない精神力」をもった学生が 入学してくる日を心待ちにしています。法学部の特色
明治大学で育ててほしい 個 とは?
将来国際舞台で活躍できる法の専門家を育成するため、明治大学法学部では独自の 留学プログラムを実施しています。「留学基礎講座」は、留学プログラムを希望する 学生のための授業。留学先でスムーズに法を学べる語学力と基礎知識が身につきます。留学基礎講座
■人文…… 哲学Ⅰ・Ⅱ、 倫理学Ⅰ・Ⅱ、 ことばの文化Ⅰ・Ⅱ、 心理学Ⅰ・Ⅱ、 芸術Ⅰ・Ⅱ ■社会…… 政治学Ⅰ・Ⅱ、 経済学Ⅰ・Ⅱ、 社会学Ⅰ・Ⅱ、 歴史学Ⅰ・Ⅱ、 社会思想史Ⅰ・Ⅱ■■自然共通講座……… 物質と宇宙Ⅰ・Ⅱ、 生命と人間Ⅰ・Ⅱ、 数理と情報Ⅰ・Ⅱ、 エネルギーと環境Ⅰ・Ⅱ、 科学と技術の歴史Ⅰ・Ⅱ…… 自由講座、 総合講座
法学部の
4
年間で学べること
法学部のカリキュラムは、法の専門家として法律の知識を身につけるだけでなく、 社会に出て活躍するときに必要となる知識を、バランスよく効率的に学べるシステムになっています。 法律学は人間社会のさまざまな 事柄と深くかかわってくる学問です。人間の 心理や社会の仕組み、歴史や科学などの基礎 的な知識がないと、法律を正しく理解し、運 用することはできません。幅広い教養は、将 来社会に出たときにも、必ず役に立ちます。 Q法律だけでなく
教養科目も学ぶのは
なぜですか?
Answer 他学部の授業でも60単位まで なら履修可能です。うち最大15単位が「自 由選択科目群」として卒業に必要な単位に換 算できます。興味のある分野や将来役立ちそ うな科目があれば、経営学部や政治経済学部 などの授業にチャレンジすることも可能です。 Q他学部の授業を
履修することは
できますか?
Answer 可能です。法学部はゆるやかな コース制を採用しているので、他コースの授業 も履修できます。実際に所属コース以外のコー ス設置科目を履修している学生も少なくあり ません。取得した単位も「自由選択科目群」 として、卒業に必要な単位に換算されます。 Q他コースの授業も
履修することは
できますか?
Answerカリキュラム
明治大学法学部が目指す「法律の専門家」とは、単に法律に詳 しいだけの人材ではありません。人々の暮らしと深くかかわって いる法律を実社会で正しく運用するためには、世の中の仕組みや 歴史、自然科学など、あらゆる知識が必要とされます。また、社 会に出てたくさんの人とかかわっていくためには、一般的な教養 はもちろん、語学力やコミュニケーション能力なども必要です。 そこで明治大学法学部では、多くの分野にまたがる12の科目 群を設け、法律以外の知識もバランスよく吸収できるようなカリ キュラムを設定しています。主に1・2年次には、「総合教養科目 群」などでさまざまな知識を身につけるとともに、「法律必修科目 群」で法律の基礎を学びます。2年次からは、将来の進路に合わ せてコースを選択するので、専門分野に関する法律を系統立てて 学ぶことができます。3・4年次には、専門分野の法律を詳しく学 ぶとともに、バリエーション豊富な「自由選択科目群」などで、法 律以外の学問分野についても、より詳しく学ぶことが可能です。基礎となる教養を身につけたうえで
進路に合わせた法の専門科目を学ぶ
■各科目群の内容
総合教養 科目群 哲学や歴史学、心理学、科学と技術の歴史など、将来ど のような進路に進んでも役に立つような基礎的な教養 です。人間社会と深くかかわる法の勉強を本格的に始め る前の基礎固めにもなります。 演習 科目群 指導教員の下、学生が調べたことを発表したり、学生同 士で議論をしたりしながら、あるテーマについて深く掘 り下げる少人数形式の授業です。自分の考えを発言する 機会が多いので、思考力や表現力が鍛えられます。カリキュラム の
3
つ の ポイント
幅広いジャンルの知識を身につけられるよう、カリキュラムは12の科目群(右ペー ジ参照)から構成されています。法律にかかわる知識だけに偏らず、社会に出たと きに役立つあらゆる教養を、バランスよく身につけることができます。
幅広い分野を
バランスよく学ぶ
Point2
外国語科目やゼミナール(演習)などの多くは、少人数制授業を採用しています。 教員と学生の距離が近く、和やかな雰囲気が魅力なのはもちろん、学生一人ひと りが発言する機会も多くなるので、考える力、伝える力などが身につきます。少人数制授業を
数多く設置
Point3
卒業後の進路を想定した5コースが設置されています。入学後半年間、法律の基 礎や教養科目などを学んだうえで1年次の10月にコース選択を行い、2年次から 各コースに分かれます。3年次に法曹コース以外のコースへの変更も可能です。将来の夢に合わせて
選べる
5
つのコース
Point1
ビジネスローコース 将来、ビジネス界で活躍したい学生のためのコース。商法や会社法など、ビジネスに関連の深い法律を中心に、幅広く法律を学びます。 国際関係法コース グローバルに活躍できる人材を育てるコース。日本の法律だけでなく、世界各地の法律や文化や、国際法などについて学びます。 法と情報コース 情報分野で活躍したい学生向けのコース。情報処理の基礎や、IT化で生じる新たな問題に対し、法律はどうあるべきかを学びます。 公共法務コース 公務員志望の学生のためのコース。公務員試験に必要な科目を中心に、行政に携わるために必要な幅広い教養や知識を身につけます。 法曹コース 法曹(裁判官、検察官、弁護士)や裁判所職員など、法のエキスパートを目指すコース。司法試験の受験対策なども充実しています。 日本語 科目群 法の専門家に欠かせないスキルのひとつが、日本語の読 解力や文章力。「六法全書」などを見てもわかるように、 法律に関する書面は特殊な用語や難解な表現も少なく ありません。文献を読む力や文章を書く力を養います。 コース 科目群 専門的な法律について詳しく学ぶ授業や、海外の文化を 学ぶ授業など、コースそれぞれの特性に合わせて設置さ れている専門科目です。コースに分かれるのは2年次か らですが、1年次から履修できる科目もあります。 情報 科目群 WordやExcel®の使い方、ホームページの作成、画像処 理など、コンピュータを使いこなす力を、実践的な授業 で身につけます。細かくレベル分けされているので、自分 の習熟度や目標に合ったクラスを選択できます。 自由選択 科目群 最低限履修しなければならない必修科目や選択必修科 目以外は、好きな科目を選択して履修することができ ます。他学部の授業も、自由選択科目群として履修でき ます。 外国語 科目群 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシ ア語の中からふたつを選択し、16単位が必修となってい ます。海外の法律を学ぶときや、海外の人と接するときな ど、国際化が進む社会で活躍する基礎となります。 留学関係 科目群 法学部が実施する留学プログラム▶P.25-26などで留学 を希望する学生のための科目群。語学力の向上だけでな く、外国の法律の基本的な知識の習得も目指します。留 学前の準備だけでなく、事後学習もフォローします。 保健体育 科目群 さまざまなスポーツ種目やフィットネスの実技に取り組 みながら、体力づくりや健康な身体を維持するための方 法を学びます。実技の場面では、仲間とコミュニケーショ ンを取りながらものごとに取り組む力も身につきます。 国際教育 プログラム 科目群 国際舞台で活躍する人材の育成を目的にした、他の文系 学部の学生と一緒に学ぶ学部横断型のプログラムです。 英語で授業を行う「基幹科目」と、各学部に設置されて いる国際関係の授業科目を履修することができます。 法律必修 科目群 1・2年次の必修科目。「憲法」「民法」「刑法」といった 日本の法制度の柱ともいえる基本的な法律をしっかりと 学びます。専門的な法分野を学ぶ前に、これらの基礎的 な法律を正しく理解しておくことが必要です。 資格課程 関係 科目群 別途、教職課程を履修している学生を対象にした、教員免 許取得のために必要な科目です。■カリキュラム体系図
※随時見直しを行っていますので、入学時には上記と異なる場合があります。 情報科目群 情報と社会A・B、ICTエレメンタリー、ICTベーシックⅠ・Ⅱ、ICT統計解析Ⅰ・Ⅱ、ICTデータベースⅠ・Ⅱ、ICTメディア編集Ⅰ・Ⅱ、ICTアプリ開発Ⅰ・Ⅱ、ICTコンテンツデザインⅠ・Ⅱ、ICT総合実践Ⅰ・Ⅱ 法情報学Ⅰ・Ⅱ 日本語科目群 日本の漢字文化Ⅰ・Ⅱ、日本文化史Ⅰ・Ⅱ、日本文学と法Ⅰ・Ⅱ、日本事情Ⅰ・Ⅱ(留学生科目) 日本語文献精読Ⅰ・Ⅱ 初級日本語演習Ⅰ・Ⅱ(留学生科目) 論文演習Ⅰ・Ⅱ 総合教養科目群 外国語科目群 ■外国語科目Ⅰ ■外国語科目Ⅱ ■法律外国語科目 …… 法律外書講読Ⅰ・Ⅱ ■法律外国語科目 …… 法律英語Ⅰ・Ⅱ ■外国語科目Ⅲ 4年次 3年次 2年次 1年次 =必修科目 =選択必修科目 法律必修科目群 憲法(人権)Ⅰ・Ⅱ 民法(総則)Ⅰ・Ⅱ刑法(総論)Ⅰ・Ⅱ 憲法(統治)Ⅰ・Ⅱ 刑法(各論)Ⅰ・Ⅱ 民法(債権総論)Ⅰ・Ⅱ 保健体育科目群 基礎運動実習Ⅰ・Ⅱ 健康・運動科学 スポーツ実習 資格課程関係科目群 教育職員免許状取得用科目 国際教育プログラム科目群 基幹科目(異文化理解)Ⅰ・Ⅱ、基幹科目(文化・歴史)Ⅰ・Ⅱ、基幹科目(法律・政治)Ⅰ・Ⅱ、基幹科目(経済)Ⅰ・Ⅱ留学関係科目群 留学関係科目A∼EⅠ・Ⅱ・Ⅲ、留学基礎講座 A∼EⅠ・Ⅱ(B・Cのみ2 ∼ 4年次配当)、Legal Studies Abroad A∼EⅠ・Ⅱ
自由選択科目群 ■他学部履修科目(各学部のカリキュラムや配当年次にしたがって60単位まで履修可能) ■日本ASEAN相互理解プログラム、グローバル人材育成プログラム、「国際協力人材」プログラム 社会政策Ⅰ・Ⅱ、経済政策Ⅰ・Ⅱ、財政学Ⅰ・Ⅱ、 会計学Ⅰ・Ⅱ、法学総合講座A∼EⅠ・Ⅱ ■自由選択科目 …… 法学基礎講座A∼EⅠ・Ⅱ 演習科目群 教養基礎演習 プロゼミA プロゼミB 法律リテラシー 専門演習AⅠ・Ⅱ 専門演習BⅠ・Ⅱ ▶詳細はP.21∼22 ▶科目詳細は各コースページを参照 コース科目群▶詳細はP.11∼20 ▶詳細はP.23∼24
「ビジネスローコース」は、将来ビジネスの世界で活躍したい学生 を対象としたコースです。企業や団体の活動には、多くの法律が かかわっています。たとえば、自社で開発した技術を他社に無断 で使用されないためには「知的財産法」、従業員の雇用には「労 働法」の知識が不可欠です。そのため、大規模な企業や団体には、 法律問題に対応する「法務部」などの部署が設けられ、組織や企 業活動に関する法律の知識をもつ人材が求められています。 このコースでは、組織の法務担当として活躍したい人、自ら会社 を起こしたい人、ビジネスロイヤー(企業弁護士)を目指す人な どのために、ビジネスに欠かせない法を学びます。「憲法」「民法」 「刑法」「商法」「民事訴訟法」「刑事訴訟法」の基本六法を習得 し、とくに企業の組織や活動を理解するため「商法」に含まれる 「会社法」を学ぶことにも重点を置いているのが特長です。また、 「金融商品取引法」「銀行取引法」「環境法」など、さまざまな業 界にかかわる科目も選択できます。 英語で法律を学ぶ科目も設置されているので、国際的に活躍でき るビジネスロイヤーを目指し、海外のロースクールへの進学を希 望する学生などにも適したコースです。 =必修科目 無印=選択必修科目
■コース科目群
4年次 3年次 2年次 1年次 コース専門・法律科目 基礎法科目 コース展開・先端科目 外国法科目 民法(物権)、 民法(担保物権)、 商法概論・総則、 会社法Ⅰ 現代法入門Ⅰ・ⅡIntroduction to Modern LawⅡ、 民法(親族)Ⅰ・Ⅱ、行政法AⅠ・Ⅱ、 国際法Ⅰ・Ⅱ、ジェンダーと法Ⅰ・Ⅱ Introduction to Modern LawⅠ
Business Law in EnglishⅠ・Ⅱ、民法(相続)、租税法Ⅰ・Ⅱ、環境法Ⅰ・Ⅱ、不動産法Ⅰ・Ⅱ、 登記・供託法、銀行取引法Ⅰ・Ⅱ、金融商品取引法、民事執行・保全法Ⅰ・Ⅱ、倒産処理法Ⅰ・Ⅱ、 刑事訴訟法Ⅰ・Ⅱ、国際経済法Ⅰ・Ⅱ、国際取引法Ⅰ・Ⅱ、国際民事訴訟法、消費者法Ⅰ・Ⅱ、知的財産法B 日本近代法史Ⅰ・Ⅱ 法社会学Ⅰ・Ⅱ、法哲学Ⅰ・Ⅱ、法文化論Ⅰ・Ⅱ、法思想史(西洋)Ⅰ・Ⅱ、法思想史(日本)Ⅰ・Ⅱ、法史学(東洋)Ⅰ・Ⅱ、法史学(西洋)Ⅰ・Ⅱ、法史学(日本)Ⅰ・Ⅱ 比較法学Ⅰ・Ⅱ アメリカ法Ⅰ・Ⅱ、イギリス法Ⅰ・Ⅱ 、フランス法Ⅰ・Ⅱ、ドイツ法Ⅰ・Ⅱ、中国法Ⅰ・Ⅱ、EU法Ⅰ・Ⅱ 民法(契約)Ⅰ・Ⅱ、 民法(損害賠償)、商行為法(商取引法)、 会社法Ⅱ、 会社法Ⅲ、 手形・小切手法Ⅰ・Ⅱ、保険・海商法Ⅰ・Ⅱ、 民事訴訟法Ⅰ・Ⅱ、経済刑法、 労働法AⅠ・Ⅱ、 労働法BⅠ・Ⅱ、経済法Ⅰ・Ⅱ、知的財産法AⅠ・Ⅱ
明治大学法学部を選んだ理由は?
Q 社会のルールである法律の正しい知識を身につけたいと思っ たから。法律は社会の状況に応じて変化するので、明治大学のような都心 のキャンパスなら、最新の動向もとらえやすいと思いました。オープンキャ ンパスに参加したとき、雰囲気が自分に合うと感じたのも決め手でした。ビジネスローコースを選んだ理由は?
Q さまざまな分野の法律をバランスよく学べるこのコースなら、 幅広い知識と多角的な視点が身につけられるのではないかと思いました。 このコースで学び始めてから、ビジネスの現場でどんな法律がどのように活 用されているのか、具体的に理解できるようになったと感じます。一番力を入れている授業は?
Q 専門演習(ゼミ)。私が所属している国際関係論のゼミは、国 際問題をテーマに春学期・秋学期に1回ずつディベート大会を行っていま す。大会前の準備は大変ですが、ゼミ仲間との議論を通して、グローバルな 視点からものを考えることや、論理的に話す力が鍛えられたと思います。学生生活で楽しんでいることは?
Q カフェのアルバイトです。働き始めて1年くらいですが、作 業分担や新人教育なども任されています。責任をもって「働く」という体 験は、大学の勉強では得られない貴重な経験だと思います。お店で何種類 ものチーズを扱っているので、最近「チーズ検定」の資格も取得しました。ビジネスにかかわる法 律を重 点 的に学ぶ
ビジネスローコース
Business Law Course コース 紹 介 Answer Answer Answer Answer [私の時間割(3年次)] 科目名の上段は春学期、下段は秋学期 月 火 水 木 金 土 1 労働法AⅠ 2 保険・海商法Ⅰ 保険・海商法Ⅱ 知的財産法AⅠ 知的財産法AⅡ 労働法BⅠ 労働法BⅡ 3 刑事訴訟法Ⅰ 専門演習AⅠ 専門演習AⅡ 少年法Ⅰ 少年法Ⅱ 4 不動産法Ⅰ 不動産法Ⅱ 銀行取引法Ⅰ 銀行取引法Ⅱ 5 6 大学で学び始めて気づいたのは、法律を学ぶということは、社 会のルールを学ぶことなのだということ。法律を正しく理解するこ とは、社会に出て行くうえで欠かせない重要な要素であると思っ ています。また、法的な思考法(リーガルマインド)が身につけば、 何かトラブルが起きたとき、素早く、的確な対処ができるようにな ると思います。現実的で、役立つ学問ですよ!さまざまな分野の法を学ぶので
多角的な視点とバランス感覚が
身につきます
STUDENT VOICE PICK UP注目授業
内田幸隆 准教授経済刑法
経済刑法とは経済活動に対する 規制とその違反に対する制裁を定め たものです。たとえば、根も葉もな い噂を流して株価をつり上げ不当に 儲けることは許されません。他方で、 経済活動は自由になされるべきで あって、規制をかけるべきでないと いう意見もあります。どこまでを許 し、どこからを犯罪とするべきか、公 正で明確な規制のあり方について考 えていきます。 小西康之 教授労働法
A
「労働法」の授業では、労働に関す る法的なルールを正確に理解するこ とや、労働法全体を体系的に把握す ることを目標としています。みなさ んも将来働き始めると、会社からク ビを言い渡される、残業を命じられ る、といった労働をめぐるさまざま な問題に遭遇することがあるかもし れません。そのときにはこの授業で 得られる知識や考え方がきっと役に 立つはずです。経済にまつわる刑罰のあり方を考える
将来働き始めたときに役立つ知識
●「会社法」 柿﨑 環 教授 法律学科 ビジネスローコース3年小島
裕子
埼玉県私立獨協埼玉高等学校卒業 目 指 す 将 来 イメー ジ 海外での取引や 海外子会社設立 など国際的な ビジネス法務に 携わる 企業組織の 内部統制システムの 構築と実践に 取り組む ソフト商品を 扱う企業で 知的財産権の 管理に携わる 企業の法務部門で 契約を有利に 進める戦略を練る 企業のリーガル・ リスクマネジメントや コンプライアンス 能力を身につけた ビジネスパーソン国際社会は、それぞれ人種や言語、宗教、歴史、文化などの背景 が異なるたくさんの国家によって構成されており、国家間のやり とりにおいて、誤解や対立が生まれることも少なくありません。 ときには紛争に発展することさえあります。「国際関係法」は、 そのような国家間、あるいは異なる国籍をもつ人々の関係を、平 和で安定的なものにするため形成されてきた法です。 「国際関係法」は、国家間に共通のルールを設ける「国際法」と、 対外関係に関連する各国の「国内法」とに分類できます。「国際 法」は主に国家に適用され、個人や企業に対しては主に「国内法」 が適用されます。このコースでは、国や個人が国際的に活動する 場合、どのような法的ルールが適用されるのか、紛争が発生した 場合、どのように処理されるのかを学びます。 また、法律にかかわる科目だけでなく、世界各地の文化を学ぶ科 目を数多く設置しているのもこのコースの大きな特長です。国際 社会を理解するには、背景にあるそれぞれの歴史や文化なども 知っておく必要があります。世界各地の多様な社会への理解を 深めることで、将来、グローバルに活躍できる人材を育てます。 目 指 す 将 来 イメー ジ
国際関係法コースを選んだ理由は?
Q 1年次の授業で、アメリカでは同じ国内でも州によって法律 が異なることを知り、外国の法律に興味をもったのがきっかけです。国際 法やアメリカ法などの法律科目のほか、ヨーロッパ文化やイスラーム文化 など、海外の文化について学べる科目がたくさんあったのも魅力でした。将来の目標や目指す進路は?
Q 夏休みにインターンシップ に参加し、保険会社で就業体験を して以来、将来は保険業界で働きたいと考えるようになりました。事故や 災害で保険金が支払われるまでには多くの法律が関係するので、法学部で 学んだ知識も色々いかせるのではないかと思っています。勉強で今一番力を注いでいることは?
Q もうすぐ就職活動がスタートするので、検定試験の勉強に力 を入れています。保険会社で英語を使って仕事をするのが夢なので、現在 はファイナンシャル・プランナー検定とTOEIC®の勉強をしています。勉 強は大変ですが、自分で決めた目標なので、粘り強く続けていくつもりです。明治大学法学部ならではの魅力は?
Q 明治大学の魅力は、愛校心が強く団結力があること。スポー ツが強いので、大学対抗戦などはキャンパスがすごく盛り上がるんですよ。 一方、法学部の魅力は、ユニークな授業が多いこと。インドの映画を見た り、人気タレントをテーマにした授業などもあって、とっても楽しいです。国 家や個 人が国 際 的な活 動をするときのあり方を考える
国際関係法コース
International Relations Law Course コース 紹 介 Answer Answer Answer Answer [私の時間割(3年次)] 科目名の上段は春学期、下段は秋学期 月 火 水 木 金 土1 EU法Ⅰ Media English BI
Media English BⅡ 2 保険・海商法Ⅰ 保険・海商法Ⅱ 超域文化BⅠ 超域文化BⅡ 3 日本文化BI 日本文化BⅡ 少年法Ⅰ 刑事訴訟法Ⅱ 4 専門演習AⅠ 専門演習AⅡ 5 6 中国法Ⅱ アメリカ法Ⅱ
海外の法律だけでなく、色々な
地域の文化についても学べるので
国際感覚が養えます
STUDENT VOICE 大学生になって感じたのは、能動的に行動することの大切さ。 高校のときは勉強する科目が決められていますが、大学に入ると 履修科目は自分で決めることになります。自分で決めた目標に対 し、自分で決めた勉強だからこそ、私自身の強みになっていくのだ と感じています。みなさんも明治大学法学部で、自分らしい目標 や興味のある分野を見つけて、学んでみませんか? PICK UP注目授業
吉井啓子 教授フランス法
授業ではまず裁判所の仕組みや法 令の種類など、フランス法の基本知 識を学びます。その後、フランス法 におけるいくつかの現代的なテーマ を取り上げて検討します。たとえば フランスでは、同性同士の結婚が法 律で認められています。そのほかに も動物・契約・近隣関係・集合住 宅などのテーマについて、日本法と 比較しながら、フランス法の特質や 課題を検討していきます。 小室輝久 准教授法史学(西洋)
「法史学(西洋)」では、西洋の 国々の昔の法を学びます。外国の法 の歴史を学ぶことは、今すぐ生活に 役立つことではありません。けれど も将来海外の企業や人々と仕事をす るときに、どこかの国の法にかかわ る可能性はかなり高くあります。未 知の法を学ぶときに、国によって現 代の日本法とは違った成り立ちや仕 組みがあることを知っていることは、 とても大きな武器になるはずです。現代的テーマを基にフランス法を検討
さまざまな国の法の成り立ちを知る
4年次 3年次 2年次 1年次 比較法学Ⅰ・Ⅱ アメリカ法Ⅰ・Ⅱ、イギリス法Ⅰ・Ⅱ、フランス法Ⅰ・Ⅱ、ドイツ法Ⅰ・Ⅱ、中国法Ⅰ・Ⅱ、EU法Ⅰ・Ⅱ 日本近代法史Ⅰ・Ⅱ 法社会学Ⅰ・Ⅱ、法哲学Ⅰ・Ⅱ、法文化論Ⅰ・Ⅱ、法思想史(西洋)Ⅰ・Ⅱ、法思想史(日本)Ⅰ・Ⅱ、法史学(東洋)Ⅰ・Ⅱ、法史学(西洋)Ⅰ・Ⅱ、法史学(日本)Ⅰ・Ⅱ 法律英語Ⅰ・Ⅱ、Introduction to Modern LawⅡ、会社法Ⅰ、 国際法Ⅰ・Ⅱ、国際人権法
法律外書講読Ⅰ・Ⅱ、Business Law in EnglishⅠ・Ⅱ、会社法Ⅱ、民事訴訟法Ⅰ・Ⅱ、 刑事訴訟法Ⅰ・Ⅱ、国際経済法Ⅰ・Ⅱ、国際組織法Ⅰ・Ⅱ、 国際私法Ⅰ・Ⅱ、 国際取引法Ⅰ・Ⅱ、国際民事訴訟法
現代法入門Ⅰ・Ⅱ、Introduction to Modern LawⅠ、Legal Studies Abroad A∼EⅠ・Ⅱ ヨーロッパ文化BⅠ・Ⅱ、アジア文化BⅠ・Ⅱ、北米文化BⅠ・Ⅱ、中南米文化BⅠ・Ⅱ、 イスラーム文化BⅠ・Ⅱ、日本文化BⅠ・Ⅱ、超域文化BⅠ・Ⅱ、比較文化BⅠ・Ⅱ ヨーロッパ文化AⅠ・Ⅱ、アジア文化AⅠ・Ⅱ、 北米文化AⅠ・Ⅱ、中南米文化AⅠ・Ⅱ、イスラーム文化AⅠ・Ⅱ、 日本文化AⅠ・Ⅱ、超域文化AⅠ・Ⅱ、比較文化AⅠ・Ⅱ 外国法科目 基礎法科目 コース専門法律科目 コース専門文化科目 コース基礎科目 民法(物権)、民法(担保物権)、行政法AⅠ・Ⅱ、ジェンダーと法Ⅰ・Ⅱ民法(親族)Ⅰ・Ⅱ、 民法(契約)Ⅰ・Ⅱ、民法(損害賠償)、民法(相続)、行政法BⅠ・Ⅱ、手形・小切手法Ⅰ・Ⅱ、労働法AⅠ・Ⅱ、国際関係論Ⅰ・Ⅱ、国際政治史Ⅰ・Ⅱ、外交史Ⅰ・Ⅱ ●「フランス法」 吉井啓子 教授 法律学科 国際関係法コース3 年
小松崎
彩花
茨城県私立常総学院高等学校卒業 =どちらか一方の科目を選択し必修科目とする 無印=選択必修科目■コース科目群
メーカー・ 商社などの 輸出入や投資に かかわる 部門で活躍 人権・環境・ 経済援助などの 活動をする NGOで活躍 国連などの 国際機関で活躍 海外の日系企業で 現地のメンバーと 協働する ビジネスパーソンIT技術のめざましい進歩で、現代社会は複雑な情報社会に発展 しました。パソコンやスマートフォンは、もはやビジネスや日常 生活に欠かせないツールであり、インターネットや携帯電話の回 線を通じて、日々膨大な量のデータがやりとりされています。 情報化が進んだ今、大きな課題となっているのが、情報セキュリ ティの問題です。個人情報の漏洩や不正なハッキング(コン ピュータへの侵入)など、法的な問題も数多く発生しています。 「法と情報コース」では、情報ツールや情報コンテンツを使いこな し、問題に適切に対処できるような人材を育てることを目標とし ています。膨大な情報を適切に収集・管理する能力、有用な情 報を見分ける能力、高度な情報処理の能力などを身につけるため の科目が設置されているほか、新たなサイバー犯罪(コンピュー タのネットワーク上で行われる犯罪)などに対処するため、どのよ うに法を整備し、運営するかについても考えてゆきます。 こうした知識や能力をもった人材は、これからの時代、ますます 必要とされることが予想されます。将来、企業や団体、官公庁な ど、あらゆる業界で活躍できる可能性があります。 目 指 す 将 来 イメー ジ
法と情報コースを選んだ理由は?
Q FacebookやLINEなど、学生にとっても身近なSNSを狙った サイバー犯罪などは、自分が被害者になり得るのはもちろん、知らない間に 容疑者にされていたという可能性さえ考えられます。こうした身近な事件に 対し法律はどう適用されるのか、詳しく学んでみたいと思いました。勉強していておもしろいのは?
Q 情報にかかわる法律は、今大きな社会問題となっているので、 ニュースで扱われるような最新の事例を学べます。たとえば個人情報保護の 問題。企業の個人情報流出が問題となり、近年は個人情報保護法改正の動 きもあります。大学で学んだことと社会とのかかわりがよくわかります。大学生活で力を注いでいることは?
Q 塾講師として子どもたちに勉強を教えること。知識をわかり やすく伝えるだけでなく、生徒の性格に合わせ、言葉づかいなどコミュニ ケーションの取り方を変えたりする能力も要求されます。人に何かを教え ることは、とてもやりがいがありますが、同時に難しさも感じています。将来、どんな社会人になりたい?
Q 既存の価値観や主観に頼って考えるのではなく、ものごとを 色々な角度から客観的に見る力をもった社会人になりたいと考えていま す。そのためにも、明治大学法学部で、これからの時代に必要な「情報リ テラシー(情報を使いこなす能力)」を身につけたいと思っています。情 報 社 会の問 題 点と法を用いた対 処 法を学ぶ
法と情報コース
Law and Information Course コース 紹 介 Answer Answer Answer Answer [私の時間割(3年次)] 科目名の上段は春学期、下段は秋学期 月 火 水 木 金 土 1 ドイツ法Ⅰ ドイツ法Ⅱ 専門演習AⅠ 専門演習AⅡ 2 少年法Ⅰ 少年法Ⅱ 法情報学Ⅰ 法情報学Ⅱ ことばの文化Ⅰ 知的財産法AⅠ 3 情報法Ⅰ 情報法Ⅱ 芸術Ⅰ 情報組織論Ⅰ 情報組織論Ⅱ サイバー法B 4 会計学Ⅰ 会計学Ⅱ E. Seminar AⅠ E. Seminar AⅡ 5 サイバー法C 6 ネット上で起きている問題に、
法律はどう対応するべきか。
最新の問題が学べます
STUDENT VOICE 法律に興味をもったのは、テレビ番組がきっかけです。法律問 題を扱ったテレビ番組を見ていると、自分が考えていた結論と弁 護士が出す結論が全く違っていたり、弁護士たちの間でも結論が 異なったりすることが多かったのです。自分たちの身の回りにはど のような法律があるのか、またそれらが自分たちの生活にどう影 響しているのかを知りたくて、法学部を目指しました。 PICK UP注目授業
阪井和男 教授情報組織論
情報組織論の主たるテーマは「組 織イノベーション論」です。組織や 社会は、イノベーション(技術革新) によって進化していきます。しかし イノベーションは簡単には起こせま せん。その困難はどこにあるので しょうか。この授業では、イノベー ションに立ち向かった社会人の方々 をゲストに招き、そのお話を伺いつ つ、壁を打ち破るための方法を、み なさんと一緒に開発していきます。 大野幸夫 教授情報法
モノのインターネット「IoT: (Internet of Things)」とは、基盤化したイン ターネット上で、「あらゆる『モノ(家 電・車からスマホ等)』がつながる概 念」です。「モノ」同士の自動化コミュ ニケーションを介し、センサー技術 も応用して電気の安全供給、商品生 産・流通管理や交通制御、防犯面の 技術向上も期待できる反面で、個人 データや位置情報保護等の重要課題 も学ぶ必要があるのです。イノベーションを起こす方法を開発する
インターネット自動化と情報法
コース専門法律科目 コース基礎科目 (法と情報科目) コース基礎科目 (情報総合科目) 基礎法科目 民法(物権)、民法(担保物権)、 行政法AⅠ・Ⅱ、商法概論・総則、 会社法Ⅰ 現代法入門Ⅰ・Ⅱ 情報と社会A・B、デジタルコンテンツA・B、情報通信技術A・B、 情報組織論Ⅰ・Ⅱ、ICTエレメンタリー、ICTベーシックⅠ・Ⅱ、 ICT統計解析Ⅰ・Ⅱ、ICTデータベースⅠ・Ⅱ、ICTメディア編集Ⅰ・Ⅱ、 ICTアプリ開発Ⅰ・Ⅱ、ICTコンテンツデザインⅠ・Ⅱ、ICT総合実践Ⅰ・Ⅱ 法・情報・社会A・B 日本近代法史Ⅰ・Ⅱ 法社会学Ⅰ・Ⅱ、法哲学Ⅰ・Ⅱ、法文化論Ⅰ・Ⅱ、法思想史(西洋)Ⅰ・Ⅱ、法思想史(日本)Ⅰ・Ⅱ、法史学(東洋)Ⅰ・Ⅱ、法史学(西洋)Ⅰ・Ⅱ、法史学(日本)Ⅰ・Ⅱ 民法(契約)Ⅰ・Ⅱ、民法(損害賠償)、行政法BⅠ・Ⅱ、商行為法(商取引法)、 会社法Ⅱ、手形・小切手法Ⅰ・Ⅱ、保険・海商法Ⅰ・Ⅱ、民事訴訟法Ⅰ・Ⅱ、 刑事訴訟法Ⅰ・Ⅱ、経済刑法、労働法AⅠ・Ⅱ、経済法Ⅰ・Ⅱ 外国法科目 比較法学Ⅰ・Ⅱ アメリカ法Ⅰ・Ⅱ、イギリス法Ⅰ・Ⅱ、フランス法Ⅰ・Ⅱ、ドイツ法Ⅰ・Ⅱ、中国法Ⅰ・Ⅱ、EU法Ⅰ・Ⅱ 4年次 3年次 2年次 1年次 法情報学Ⅰ・Ⅱ、知的財産法AⅠ・Ⅱ、知的財産法B、 情報法Ⅰ・Ⅱ、サイバー法A・B・C ●「サイバー法」 佐々木秀智 教授 法律学科 法と情報コース3 年橘
忠大
千葉県立国府台高等学校卒業 無印=選択必修科目■コース科目群
行政機関、 企業などにおける 個人情報保護 担当者 企業などの 情報セキュリティ 担当者 企業の情報財や 知的財産権の 管理・運用担当者 国や地方自治体の 電子化された業務の 管理・運用担当者このコースは、国家・地方公務員や、国会や裁判所の職員、国税 専門官、労働基準監督官などの法律関連の専門職 ▶P.33に就く ことを希望する学生のために用意されています。将来、行政に携 わるために不可欠となる法律の知識はもちろん、国民や住民に対 して質の高いサービス活動を行えるよう、幅広い知識や教養も身 につけることも目標にしています。 近年、公務員を志望する学生は増加し続ける傾向にあり、今後も この傾向は継続することが予想されています。公務員になるた めには、国家公務員試験(総合職・一般職)や、地方公務員上級 試験などに合格しなくてはなりません。国税専門官や労働基準 監督官などの専門職も、それぞれ採用試験に合格する必要があ ります ▶P.33。そこで「公共法務コース」は、公務員試験や各種 採用試験に共通する「憲法」「民法」「行政法」を中心にしたカリ キュラム構成になっています。 このコースを選択する学生の多くは、将来公務員を目指していま すが、行政に関わる法の知識をいかして、一般企業などに就職し ている学生も少なくありません。