• 検索結果がありません。

ラジアルシアリング干渉計アルゴリズムで 正方形開口に対処

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "ラジアルシアリング干渉計アルゴリズムで 正方形開口に対処"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

Laser Focus World Japan 2015.11

17

干渉計

world

news

 標準的な波面計測干渉計は、計測さ れる波面と収差のない参照ビームを結 合することで動作する。2つのビーム が干渉し、テスト波面の形状について の情報を提供する干渉縞を生成する (フィゾー干渉計が、その簡便さから最 も一般的な構成になっている)。この 方法の感度は非常に高いが、1つ問題 がある。干渉ビームが必要になるため、 そのような干渉計は光ビームのどこか に置くだけでその点での波面を計測す ることはできない。  参照ビームを必要としないで波面を 計測できる干渉計法、非干渉計法があ る。非干渉計法アプローチは、よく知 られたシャックハルトマン波面センサ (SHWFS)で、適応型オプティクスに 使用されている。しかし干渉計法アプ ローチと異なり、SHWFSは比較的少 ない数の離散点でしか波面をサンプリ ングしない。  参照波面なしでテスト波面を直接受 け入れることができる干渉計のタイプ は、せん断干渉計である。この場合、 テスト波面は、それ自身の位置ズレ複 写と干渉する。位置ズレ複写とは、並 進(横方向せん断)か、複写サイズの変 更(放射状せん断)のいずれかである。  四川大と中国工程物理研究院のレー ザ核融合研究グループは、いわゆる環 状ラジアルシアリング干渉計(CRSI) を使ってレーザシステムのビーム波面 を無作為抽出検査したいと考えてお り、ルジャンドル多項式に基づいて、 干渉計のための波面再構成アルゴリズ ムを開発した(1)。そのシステムは、過 渡パルスを高速かつ正確に診断するこ とができる。

正方形開口のためのルジャンドル多項式

 CRSIでは、光路が三角形になって いるため、光は干渉計を通って両方向 に周回する(図1)。放射状せん断は、 集束レンズを非対称に配置することで 得られる(実質的にケプラー望遠鏡)。 横方向せん断も存在する。波面再構成 にはソフトウエアアルゴリズムを使う。  多くのレーザ核融合システムの開口 が円というよりむしろ方形であるの で、中国の研究グループは他のタイプ ではなくルジャンドル多項式を使用す ることを選択した。xとyベースのル ジャンドル多項式は長方形に対して直 交しているが、例えばゼルニケ多項式 はそうなっていない。正規直交ルジャ ンドル多項式のある低次の項は、ピスト ン、xおよびyチルト、xおよびyデフォ ーカス、xおよびyプライマリコマなど、 一般的な収差に直接関係している。研 究者の狙いは、正確ではあるが遅い、 旧来の反復非多項式アルゴリズムに対 して、新しいアルゴリズムをテストす ることだった。  研究チームのアルゴリズムを数値的 にテストするために、ランダム係数を 持つルジャンドル多項式の6 次(28項) で構成される任意の波面を生成した。 モデルのCRSIは、放射状と横方向(x とyの両方)のせん断の両方を持って いた。生成した波面と再構成した波面 との間で、山から谷間での残余誤差は 極めて小さく、10〜14nmオーダーで あった。  次に研究チームは、実際のCRSIにつ いてアルゴリズムを実験的にテストし た。テストでは、ビームスプリッタキュ ーブをわずかに傾斜させて周波数干渉 縞を作った。CRSIの入力面に十字マ ークを挿入し、干渉縞に沿ってCCDカ メラに撮像した。追加された横方向の せん断は y が約 15 ピクセル、x が−1 ピクセルだった。4㎜厚の標準窓ガラ スの干渉写真を撮り、それから窓ガラ スのない干渉縞を取り去ってシステム エラーを除去した。その新しいアルゴ リズムで波面を再構成したが、それは 旧来の正確ではあるが遅いアルゴリズ ムの波面と同じであった。  今後、研究グループは、可能な限り 小型のせん断を使用しながら(これは ノイズを減らす)、多項式の項数をで きるだけ増やす(これはノイズ増にな るが)ことを計画している。 (John Wallace)

ラジアルシアリング干渉計アルゴリズムで

正方形開口に対処

参考文献

(1)E. Kewei et al., Opt. Express (2015); doi:10.1364/OE.23.020267.

LFWJ

レンズ2 テスト波面 レンズ1 ミラー2 ミラー1 放射状 せん断 図1 正方形開口の環状ラジアルシアリング 干渉計(CRSI)は、計測する波面を再構成す るために、ルジャンドル多項式ベースのアル ゴリズムを使うことから利益を得ている。

参照

関連したドキュメント

累積誤差の無い上限と 下限を設ける あいまいな変化点を除 外し、要求される平面 部分で管理を行う 出来形計測の評価範

 PCV内部調査時に、常設監視計器の設置に支障となる干渉物

収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示してい

これらの設備の正常な動作をさせるためには、機器相互間の干渉や電波などの障害に対す

16 単列 GIS配管との干渉回避 17 単列 DG連絡ダクトとの干渉回避 18~20 単列 電気・通信ケーブル,K排水路,.

[r]

[r]

[r]