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Academic year: 2021

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まえがき

ICT(Information and Communications Technology:情報通信技術)の革新はめざましい.当初, 研究機関のみが利用していたインターネットであるが,いまや企業の現場はもとより家庭の日常生 活においても不可欠なものとなった.また,インターネットの基盤が大規模かつ高速大容量になっ たことで,より信頼性の高いサービスが提供されるようになっている.アプリケーションは Web 技術の進化によってインタラクティブなものへと変化し,本書で説明している表計算やドキュメン ト作成なども Web 上で利用できるようになった.また,クラウドコンピューティングといったサ ービスも出現するなど,さらなる変化が起きている. このような情報環境の進展の中で,情報技術を使いこなす上での情報リテラシー能力はますます 必要とされている.情報リテラシーとは,狭義にとらえればコンピューター・リテラシー,すなわ ちコンピューターの基本操作能力を意味する.しかし,学生にとって本当に必要な情報リテラシー 能力とは,ICT を活用した情報の収集・処理・発信といった情報管理能力や実践力,情報モラルの 習得力や理解力などが考えられる. 本書はこのような内容について網羅した学生のための情報処理教育用のテキストであるが,社会 人の自習書としても十分に使えるはずである.第 1 章から第 7 章にわたり,情報とコンピューター, Windows 入門,文書作成,表計算,プレゼンテーション,インターネットと情報セキュリティ, 情報倫理などについて解説している.第 4 章 4.3 節(統計処理)は表計算の応用であり,情報リテ ラシーを少し超えた内容になるかもしれないが,「統計リテラシー」という用語があるならば,そ れにふさわしい内容としてまとめたつもりである.余裕があれば是非チャレンジしてもらいたい. なお,本書で使用した OS とソフトウェアは,Windows 7 と Microsoft Offi ce 2010(Word, Excel, PowerPoint),InternetExplorer 9,GoogleChrome などである. 今後とも,コンピューターをとりまく環境はより一層高度化することが予想される.読者は,特 定のアプリケーションの使い方のみを覚えるだけではなく,たとえば文書作成や表計算などが共通 に持っている機能について学び,新たな対象に対しても応用できる知識と能力を身に付けてほしい. そして,それぞれの立場でコンピューターの利用を発展させてもらいたい. 最後になるが,まず,出版の機会を与えていただいた共立出版(株)の寿日出男氏ならびに同編 集部の大越隆道氏に心から謝意を表する.また,本書の執筆にあたって草稿を精読し,確認作業を 通して問題点を指摘し,貴重な助言を与えてくれた小関麻由子氏に感謝する. 平成 24 年 9 月 小関 祐二

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・Microsoft , Windows は Microsoft 社の登録商標である. ・その他,記載されている会社名および製品名は,各社の商標または登録商標である. ・本文中は,TM,Ⓡは省略しているが,これらを一般名詞として使用する意図はない. ・本書に記載されているホームページの URL は執筆時点のものであり,予告なく変更あるいは廃 止される場合がある. ・説明の都合上,本文中に例として使用している“西広島大学”の名称とそのドメイン名“west-hiroshima.ac.jp”は架空のものであるため,関連するメールアドレスや IP アドレスに電子メール を送ったりアクセスを行わないでほしい. 本書で,原則として使用している記号などは以下の通りである. [AAA]メニュー →[XXX]タブ →[YYY]グループ の「ZZZ」   [AAA]メニューから「XXX」タブの「YYY」グループにある「ZZZ」を選択することを示す. なお,AAA , XXX , YYY , ZZZ は,リボンのメニュー名,タブ名,グループ名,ボタン名やダイ アログボックスなどのタブ名,ボタン名などを示す. 〔   〕キー  キーボード上のキーを示す.  例: 〔Enter〕,〔Ctrl〕,〔Shift〕,〔Tab〕,〔Delete〕,〔Backspace〕,〔Space〕,〔Esc〕,〔PageUp〕, 〔PageDown〕,〔→〕,〔←〕,〔↑〕,〔↓〕など 〔 + 〕キー  複数のキーを押すことを示す.  例: 〔Ctrl + c〕キーは,〔Ctrl〕キーを押しながら,文字の〔c〕キーを押すことを示す.  例: 〔Ctrl + Alt + Del〕キーは,〔Ctrl〕キーと〔Alt〕キーを押しながら〔Del〕キーを押すこと を示す.

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