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Microsoft PowerPoint ②証券版【マーケットレポート】2014年のJ-REIT市場展望( ).pptx

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80 90 100 110 120 130 140 150 160 12/12 13/2 13/4 13/6 13/8 13/10 (年/月) 3.8 3.9 2.7 0.6 2.7 2.8 0 1 2 3 4 5 日本 米国 英国 REIT配当利回り 10年国債利回り (%) 利回り差 -0.1% 利回り差 1.2% 利回り差 3.2% 3.8 1.7 0.6 0 1 2 3 4 5 REIT配当利回り TOPIX 10年国債利回り (%)

マーケットレポート

2014年のJ-REIT市場展望 ~年前半の注目ポイントを確認~

※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。 (2012年12月28日~2013年12月30日、日次) ※東証REIT指数とTOPIXは配当無 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 ※2012年12月末を100として指数化 TOPIX (2013年11月29日現在) (2013年11月29日現在)

(図1)東証REIT指数とTOPIXの推移

(図2)国内資産の利回り比較

(図3)主要REITの国別利回り比較

■ 2013年の振り返り

2013年のJ-REIT市場は、年初から経済政策「アベノミク ス」や、日本銀行(以下、日銀)による追加金融緩和に対 する期待感を背景に大きく上昇しました。 4月以降は、米国の早期金融緩和縮小観測や債券市場 の金利変動幅の大きな動きを背景に調整する展開となり ましたが、9 月に2020年のオリンピック開催が東京に決定 されると、東証REIT指数は1,300 ポイント前後の水準から9 月末には1,500ポイントを上回る水準にまで回復しました。 12月末の東証REIT指数は1515.01ポイントとなり、配当金 を含めたトータルの収益率では+41.1%(2013年)となり、 過去最高となった前年の+41.0%(2012年)と同様、2年連 続で堅調な推移となりました。 2013年11月末時点での予想配当利回りは、以下のグラ フのとおり、3.8%となっており、他国のREITに比べても引 き続き魅力的な水準となっています。

■ 2014年のJ-REIT市場展望

2013年も堅調に推移したJ-REITですが、利回り面では依然として国内の他資産と比べて相対的に優位な状況 が続いております(図2)。また「投資マネーの大移動の可能性」 「政策期待の継続」、「改善傾向にある不動産市 況」といった観点から、J-REITが2014年も引き続き有望な投資対象であると考えられます。 当レポートでは2014年も引き続き期待を集めるJ-REIT市場を、3つのポイントでご案内いたします。

①NISAの開始・公的年金の運用改革

~投資マネーの大移動の可能性~

②インフレ政策・根強い追加緩和期待

~政策期待の継続~

③不動産価格に関する統計データ公表に注目

~改善傾向にある不動産市況~

2014年の注目ポイント

東証REIT指数 ※日本のREIT配当利回りは三井住友トラスト基礎研究所算出の予想配当利回り、米国、英国はS&P先進国REIT指数の国別配当利回り。 (出所)三井住友トラスト基礎研究所およびS&P社、Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成

(2)

効力発効日 銘柄名 (2013年11月29日)投資口価格 分割 割合 1月1日 フロンティア不動産投資法人 958,000 2 1月1日 ジャパンエクセレント投資法人 606,000 5 1月1日 ジャパンリアルエステイト投資法人 1,082,000 2 1月1日 日本ビルファンド投資法人 1,204,000 2 2月1日 東急リアル・エステート投資法人 612,000 5 2月1日 森ヒルズリート投資法人 700,000 5 2月1日 日本ロジスティクスファンド投資法人 997,000 5 3月1日 日本プロロジスリート投資法人 990,000 5 0 1 2 3 4 5 6 7 8 400 800 1,200 1,600 2,000 2,400 2,800 3,200 3,600 03/3 04/3 05/3 06/3 07/3 08/3 09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 (兆円) (年/月) 東証上場REIT時価総額(右軸) 東証REIT指数(配当込み)(左軸)

■ 更なるマネー流入が期待されるJ-REIT市場

2001年に導入されたJ-REITは徐々に規模を拡大しているものの、時価総額は7.2兆円と依然として米国の7分の1 程度に留まっています。 しかし、2014年以降は、NISAの開始を始め、日銀による買入れ継続や公的年金の運用改革などにより、市場規模 が拡大すると期待されています。市場の拡大は、需給の改善や新たな資金を呼び込むことから、相場の下支え、上 昇要因になるものと思われます。 日本 米国 導入時期 2001年 1960年 時価総額 7.2兆円 55.8兆円 不動産開発の可否 × ○ 公的年金等の 規制緩和 検討中 1993年から実施 ※時価総額は日本:東証REIT指数、米国:NAREIT。米ドルベースのデータ を当該日の為替データを基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが円 換算しています。 (出所)各種資料を基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 (2013年11月末現在) ※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。

注目ポイント① NISAの開始・公的年金の運用改革 ~投資マネーの大移動の可能性~

(図4)東証REIT指数時価総額の推移

(2003年3月31日~2013年11月29日、日次) ※銘柄数は上場日ベース (出所)東京証券取引所のデータを基に三井住友トラスト・アセット マネジメント作成

(図5)REIT制度の日米比較

(図6) NISA経由での資金流入額(イメージ)

(図7)各リート投資法人のNISA対応事例

(出所)各種情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成

■ 2014年はNISA元年

2014年1月から少額投資非課税制度(NISA)が導入されましたが、国税庁は2013年10月1日の口座開設申請だ けで358万件の申し込みがあったことを公表しています。不動産の先高感などから、NISA口座での投資対象として J-REITも注目を集めており、2014年の制度開始以降、J-REIT市場への資金流入が期待されています。 また個別の上場REITにおいても、各投資法人は、NISA導入を機に相次いで投資口分割(株式における株式分割 に該当)・投資主優待制度の導入などを発表しており、それぞれNISA経由の資金を取り込む準備を開始していま す。成長過程にあるJ-REIT市場において、NISA経由での新たな投資資金の流入は価格形成にプラスに働くことが 期待できます。 ※ 1月1日時点での口座数が数百万口座単位で稼動し た場合の想定。現在、公募投信全体に占めるJ-REIT特 化型ファンドの比率は2.6%程度であり、NISA経由の 投信買い付けが同様の比率で行われれば、JーREIT市 場への好影響が期待されます。 ※NISA制度は、年間の投資額として100万円の上限額 を設けています。投資単位(最低投資金額)を引き下げ ることで、投資家が小口で購入しやすくなるため投資家 層の裾野が拡大することが期待されます。 2013年11月29日現在 銘柄数 43 時価総額 7.2兆円 100,000円 500,000円 1,000,000円 200万口座 2,000億円 1兆円 2兆円 400万口座 4,000億円 2兆円 4兆円 600万口座 6,000億円 3兆円 6兆円 実稼動 口座数 1口座あたり投資金額

(3)

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 85 88 91 94 97 00 03 06 09 12 (億ドル) (年) 時価総額(左軸) REIT指数(右軸) 米国REITと比較し、J-REITの時価総額規模が小さい要因の一つとして、国内の年金資金などの大口の資金 を取り込めていないことが指摘されていました。そのようななか、政府はアベノミクスの経済再生戦略の一環と して公的年金などの運用改革を議論する政府の有識者会議を設置し議論を重ねてきました。昨年11月には、 有識者会議は最終報告書を公表しましたが、そのなかでREIT・不動産、ベンチャーキャピタル、プライベート・ エクイティ(未公開株式)などが新たな運用対象としてあげられました。 世界最大の運用規模を誇る日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)では、2015年4月に5年に一 度の基本ポートフォリオ改定が予定されています。有識者会議では、REITなどの新たな運用対象の拡大につ いては「一年を目処に取り組むべき課題」としており、今後、長期で安定的な保有が見込まれる年金資金がJ-REIT市場に流入することが期待されます。 (1985年~2013年、年次)

※上記時価総額はAll Equity、指数はAll Equity REITsのトータルリターン インデックス(2013年は11月末現在) (出所)NAREITのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 (2013年7-9月期、四半期) (2012年6月末現在) ※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。

(図8)米国のREIT指数と時価総額の推移

1993年 米国の 年金規制緩和

(図9)日本の年金資産運用割合

※構成比は端数処理の関係で100%にならない場合があります。 (出所)年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資料を基に三井住友 トラスト・アセットマネジメント作成 年金資産の運用は長期の運用になることから、組み 入れ資産にREITが組み入れられれば、かなりの投資資 金がREIT市場に流れると予測されます。 預かり資産で世界トップ20の年金基金の不動産への平 均投資比率は3%強と推計されています。 運用資産総額120兆円程度と日本国内最大の年金運 用元であるGPIFは、現在J-REITでの運用を行なってい ませんが、不動産およびJ-REIT市場への投資が開始さ れれば投資金額は非常に大きな金額になります。 米国も1993年に年金基金によるREITへの投資要件が 見直される規制緩和があり、REIT市場に大量の年金資 金が流入することとなり、代表的なREIT指数も大幅に上 昇することになりました。

海外との比較

(図10)米国の年金資産運用割合

(図11)今後REIT市場への好影響が期待されている制度(予定)

(出所)カリフォルニア州職員退職年金基金(CalPERS)のデータを基に 三井住友トラスト・アセットマネジメント 作成 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 GPIFの見直し 年金財政検証 NISA スタート初年度スタート2年目 スタート3年目スタート4年目スタート5年目 日銀による買入れ 1,700億円ま での買入れ枠 - - - - -2015年4月次期中期計画スタート

(4)

保有期間中の収入 価額 特徴 利息収入 満期時には額面償還 デフレに強い ・債券発行時に決定されたクーポン で固定 ・満期時の物価状況に関係なく、 発行時に決められた価額で償還 ・途中売却時は市中金利・信用状況 で価額変化 ・デフレになっても名目上の収入は 減らない。 分配金 変動 インフレに強い ・主に保有物件からの賃料収入を 分配するため比較的安定 ・利益の90%超分配で非課税のため 相対的に利回りが高い ・賃料収入・分配金の将来予想や 保有物件の価値などにより変動 ・インフレ時には、賃料・保有物件 価値が上昇しやすい 配当 変動 インフレに強い ・税引後の当期純利益をベース ・企業の配当政策にもよるため 不安定 ・将来の企業業績予想や配当予想 などにより変動 ・インフレ時には、企業業績が好転 することが多い 国内債券 J-REIT 国内株式 -1.5 -1.0 -0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 -15.0 -10.0 -5.0 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 (%) (%) (年) 東京圏住宅地(左軸) 東京圏商業地(左軸) 消費者物価(生鮮食品を除く総合)(右軸)

注目ポイント② インフレ政策・根強い追加緩和期待 ~政策期待の継続~

■ 日銀の物価安定目標 ~物価と不動産価格の連動性~

2013年1月、日銀は「物価安定の目標を消費者物価の前年比上昇率で2%」とする政策を発表しました。 過去のCPI(消費者物価指数)と東京圏の公示地価の推移(図12)をみると、CPIが1.5%上昇した2008年におい て、東京圏商業地の公示地価が大幅なプラス(+12.2%)となったことが確認できます。物価と都心部の地価動向 は高い相関があると考えられ、日銀が目指す2%の物価安定の目標は都心部の不動産価格やJ-REIT市場に好 影響を与えることが期待されます。 (2002年~2012年、年次) ※物価は消費者物価指数(CPIコア)生鮮食品を除く総合 ※暦年ベース (出所)国土交通省、総務省のデータを基に三井住友トラスト・ アセットマネジメント作成

(図12)公示地価と物価の変動率推移

(図13)消費者物価指数(除く生鮮食品)の大勢見通しと予測値 日銀が物価安定の目標を公表し、足もと、総務省などの統計データでも実際に物価の上昇が確認されていま す。日本では長い間、デフレの期間が継続しておりましたが、今後予想される物価上昇に備え、インフレヘッジ の手段としてJ-REITが注目を集めています。

◆デフレに強い債券

⇒債券は、保有期間中は発行時に決定されたクーポンを定期的に受け取ることができ、償還も額面で行われる ためデフレ環境になっても名目上の収入が減らないことから、デフレに強い金融資産と言われています。

◆インフレに強い株式・REIT

⇒株式やREITの配当金・分配金は利益や賃料収入の多寡により変動する傾向があるため、インフレ時に強い 金融資産と言われています。

インフレヘッジの手段として注目を集めるJ-REIT

※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。 ※上記は一般的な資産特性のイメージであり、資産特性の全てを表したものではありません。 -2.0 -1.5 -1.0 -0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 07 08 09 10 11 12 13 14 15 (前年度比、%) (年) 中央値 上位(10%~20%) 下位(10%~20%) (2002年~2015年、年次) ※2013年以降は各政策委員の見通し中央値の上位下位の予測値。 (2014年、2015年は消費税率引き上げの影響を除くケース) ※年度ベース (出所)日本銀行のデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 予測値 ■ ● ◆

(5)

約1,100億円 1,400億円 1,700億円 0 500 1,000 1,500 2,000 2012年末 2013年末(見通し) 2014年末(見通し) (億円) 0 50 100 150 200 250 300 07/12 08/12 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 (兆円) (年/月)

日銀 経済・物価情勢の展望 (2013年10月)

~11月1日(金)公表の基本的見解の抜粋~ 1)わが国の経済・物価の中心的な見通し 消費者物価の前年比の先行きを展望すると、マクロ的な需給バランスの改善や中長期的な予想物価上昇率の高まりなどを反映 して上昇傾向をたどり、見通し期間の後半にかけて、「物価安定の目標」である2%程度に達する可能性が高いとみている。 3)金融政策運営 「量的・質的金融緩和」のもとで、実体経済や金融市場、人々のマインドや期待など、好転の動きが幅広くみられており、わが国 経済は2%の「物価安定の目標」の実現に向けた道筋を順調にたどっている。今後とも、日銀は、2%の「物価安定の目標」の実 現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「量的・質的金融緩和」を継続する。その際、経済・物価情勢につ いて上下双方向のリスク要因を点検し、必要な調整を行う。

■ 消費税率引き上げを機に追加金融緩和にも期待

また、日銀は物価目標の達成に必要があれば、追加的な措置を行う、とも明言しており、消費税率引き上げに伴う景 気の腰折れが懸念される場合は追加緩和を実施する可能性もあります。 現在、日銀のJ-REITの買入れ枠は、2013年4月の異次元緩和発表と同時に拡大されており、買入れ残高は2014年 末で1,700億円、買入れ期間は2014年末まで1年延長されています。 2013年末までに日銀は約1,400億円の買い入れを行っており、現在、約300億円の買入れ枠が残っていますが、追加 緩和によってこの買入れ規模が拡大されれば、約7兆円のJ-REIT市場への好影響があるものと期待されます。 (出所)日本銀行のデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成

■ 異次元緩和は進行中 ~市場は好感~

2013年4月、日銀は異次元緩和を発表、マネタリーベー ス目標(2013年末 200兆円、2014年末 270兆円)を明示し ました。2013年11月末時点のマネタリーベースは192兆円 となっており、ほぼ計画どおりの進捗となっています。 これを受けた国内の株式市場は昨年末にかけて高値を つけ、為替相場も円安に進んでおります。異次元緩和は 今もなお継続中ですが、金融市場は日銀の対応を好感し ています。 また、マネタリーベースの拡大は金融機関の貸出増加 による不動産売買の活発化などから、地価動向・不動産 市況を上昇させることも期待されています。

(図14)日本銀行のマネタリーベースの推移と目標

(実績値:2007年12月末~2013年11月末、月次) (予測値:2013年~2014年、年次) 2013年末(目標)200兆円 2013年11月(実績)192兆円 2014年末(目標)270兆円 ※マネタリーベースは月末残高、2013年~2014年は日本銀行見通し (出所)日本銀行のデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成

(図15)日銀のJ-REITの買入れの見通し

期間の 延長 (図16)2014年の金融政策決定会合開催日程 (出所)日本銀行のデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成

日銀 経済・物価情勢の展望 (2013年10月)

(2013年11月末現在) 買入れ枠の 増額 金融政策決定会合 開催日(2014年) 経済・物価情勢の展望 (基本的見解)公表 1月21日(火)・22日(水) 中間評価あり 2月17日(月)・18日(火) 3月10日(月)・11日(火) 4月 7日(月)・ 8日(火) 4月30日(水) 4月30日(水) 5月20日(火)・21日(水) 6月12日(木)・13日(金) 7月14日(月)・15日(火) 中間評価あり 8月 7日(木)・ 8日(金) 9月 3日(水)・ 4日(木) 10月 6日(月)・ 7日(火) 10月31日(金) 10月31日(金) 11月18日(火)・19日(水) 12月18日(木)・19日(金)

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三大都市圏 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 住宅地(%) 8.0 -12.5 -14.5 - 7.3 - 2.8 - 4.6 - 2.8 - 2.2 - 5.7 - 5.9 - 5.6 - 6.5 - 6.5 - 5.7 - 3.7 - 1.2 2.8 4.3 - 3.5 - 4.5 - 1.8 - 1.3 - 0.63月公表 商業地(%) 8.1 -10.3 -19.2 -17.2 -14.8 -16.0 -11.5 - 7.5 -10.2 - 9.6 - 8.3 - 8.5 - 7.1 - 5.8 - 3.2 1.0 8.9 10.4 - 5.4 - 7.1 - 2.5 - 1.6 - 0.53月公表 全用途平均(%) 8.5 -11.6 -14.7 - 8.8 - 4.8 - 6.4 - 4.3 - 3.2 - 6.4 - 6.6 - 6.1 - 6.9 - 6.8 - 5.9 - 3.9 - 0.9 3.8 5.3 - 3.8 - 5.0 - 2.0 - 1.5 - 0.63月公表 8.6% 2.5% 9.4% 7.5% 0 2 4 6 8 10 12 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 02/1 04/1 06/1 08/1 10/1 12/1 (%) (年/月) 平均賃料/平均(円/坪) (左軸) 空室率/平均(%) (右軸)

■ 2013年9月公表の基準地価は、5年ぶり

上昇に

国土交通省は2013年9月19日、2013年7月1日時点の基 準地価を発表しました。三大都市圏(全用途)の地価は リーマンショック時以来、5年ぶりに上昇に転じました。経済 対策『アベノミクス』による投資マネーの流入に加え、景況 感の好転からオフィスや住宅に対する実需が増してきたこ とが背景となっています。あわせて公表された基準地価添 付資料を確認すると、特に統計時期の後半(2013年1月~ 6月)の地価上昇が顕著なことが確認できます(図18)。

■ 2014年3月公表の公示地価

~失われた20年からの復活に期待~

また、国・政府が公表する公的な不動産価格の統計デー タとしては、前述の基準地価に加え3月に公表される公示 地価が有名です。 2013年9月公表の基準地価は、基準時点が7月1日のた め、2013年9月に決定された東京オリンピックの開催決定 前の時点ですが、2014年3月中旬に公表される公示地価 は、2014年1月時点であり、9月に決定した東京オリンピッ クの影響などが加味された数値となるため、非常に注目さ れています。 J-REITの主要投資地域である、東京、大阪、名古屋の 三大都市圏の地価は底打ちから上昇傾向となっており、 今後のJ-REIT市場の上昇を中長期的に下支えしていくこ とが期待されます。

■ オフィス市況も改善

オフィス系REITの多くは、東京を中心とした都心部に物件 を所有しており、そこから得られる賃料を主な収益源として います。足もとの東京主要5区の空室率動向を見ると、改善 が進んでいます。また、賃料は下落幅が少なくなり、下げ止 まりの兆しが見られます。背景には、足もとの日銀の積極 的な金融緩和を背景とした円安の定着などから企業業績 が改善しつつあること等があります。 賃料の方向性は長期間継続する傾向があります。今後、 地価の動向や企業業績向上に伴い、賃料が上昇に転じる ことが考えられ、REIT市場にとってプラスに働くことが期待 されます。 (出所)国土交通省のデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成

注目ポイント③ 不動産価格に関する統計データ公表に注目

~改善傾向にある不動産市況~

(図19)都心主要5区のオフィス空室率と賃料の推移 (2002年1月~2013年11月、月次) (出所)三鬼商事のデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 ※都心主要5区:千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区(基準階面積が 100坪以上の主要貸事務所ビル) ※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。

(図17)2013年基準地価の変動率

三大 都市圏 東京圏 大阪圏 名古屋圏 住宅地 ▲1.8 (▲2.5) ▲0.1 (▲0.9) ▲0.1 (▲1.0) ▲0.4 (▲1.0) 0.7 (▲0.2) 商業地 ▲2.1 (▲3.1) 0.6 (▲0.8) 0.6 (▲0.9) 0.4 (▲1.0) 0.7 (▲0.5) 全用途 ▲1.9 (▲2.7) 0.1 (▲1.0) 0.1 (▲1.0) ▲0.3 (▲1.1) 0.7 (▲0.3) 全国 (%) 5年ぶり上昇 ※2013年7月1日時点、前年比、カッコ内は前年 (出所)国土交通省のデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 -0.1 -0.1 0.5 0.9 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 (%) 平成25年前半(24/7/1~25/1/1) 平成25年後半(25/1/1~25/7/1) 三大都市圏 住宅地 三大都市圏 商業地 (年) 資料名 価格時点 発表日 調査地点数 公示地価 1月1日時点 2014年3月中旬 約26,000地点 路線価 1月1日時点 2014年7月1日 約36万地点 基準地価 7月1日時点 2014年9月20日前後 約22,000地点 (図18)公示地価と基準地価の調査共通地点での地価変動率(半年毎)

<1991年からの三大都市圏公示地価の推移>

2014年は、三大都市圏の公示地価プラスに転換の期待 ※公示地価と基準地価との共通地点(1,608地点。うち住宅地1,130地点、 商業地478地点)で分析。 (出所)国土交通省のデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成

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【ご留意事項】 ●当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、金融 商品取引法に基づく開示書類ではありません。 ●ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。 ●投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基準価額は変動し ます。したがって、投資元本や利回りが保証されるものではありません。ファンドの運用による損益は全て投資者の皆様に 帰属します。 ●投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象ではありません。また、 証券会社以外でご購入いただいた場合は、投資者保護基金の保護の対象ではありません。 ●当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するものではありませ ん。また、今後予告なく変更される場合があります。 ●当資料中の図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の成果を示唆あるいは 保証するものではありません。 ●当資料で使用している各指数に関する著作権等の知的財産権、その他の一切の権利はそれぞれの指数の開発元もしくは 公表元に帰属します。

[お申込みに際しての留意事項]

◎投資信託に係るリスクについて 投資信託は、主に国内外の株式や公社債など値動きのある有価証券等を投資対象とし投資元本が保証されていない ため、当該資産の市場における取引価格の変動や為替の変動等により投資一単位当たりの価値が変動します。した がってお客様のご投資された金額を下回ることもあります。 また、投資信託は、個別の投資信託毎に投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることか ら、リスクの内容や性質が異なりますので、ご投資に当たっては投資信託説明書(交付目論見書)や契約締結前交付書 面をよくご覧ください。 ◎投資信託に係る費用について ご投資いただくお客様には以下の費用をご負担いただきます。 ■購入時に直接ご負担いただく費用 …… 購入時手数料 上限3.675%(税込)、信託財産留保額 上限0.1% ■換金時に直接ご負担いただく費用 …… 信託財産留保額 上限0.5% ■保有期間中に間接的にご負担いただく費用 …… 信託報酬 上限年率1.995%(税込、概算) ■その他費用 …… 上記以外に保有期間等に応じてご負担いただく費用があります。ただし、運用状況等により変動 するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。 上記の費用の合計額については、投資家の皆様がファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、上限額等を 事前に表示することができません。 詳細は投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前交付書面等でご確認ください。 《ご注意》 上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につきまし ては、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用するすべての公募投資信託のうち、徴収する夫々の費用における最 高の料率(作成日現在)を記載しております。投資信託に係るリスクや費用は、夫々の投資信託により異なりますので、ご 投資をされる際には、事前によく投資信託説明書(交付目論見書)や契約締結前交付書面をご覧ください。

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