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カロリンスカ研究所滞在記 (2) (2014, 12, , 12, 21) <カロリンスカ研究所 > 地図上でみると 西側にカロリンスカ研究所で東側にカロリンスカ大学病院と書かれていた 着くまでは カロリンスカ研究所にいくものと思ったが 行ってみればカロリンスカ大学病院側の建物に研究室

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カロリンスカ研究所滞在記(2)

(2014, 12, 14 – 2014, 12, 21) <カロリンスカ研究所> 地図上でみると、西側にカロリンスカ研究所で東側にカロリンスカ大学病院と書かれてい た。着くまでは、カロリンスカ研究所にいくものと思ったが、行ってみればカロリンスカ 大学病院側の建物に研究室があった。バスに乗るとKarolinska Sjukhuset がターミナルに なっていて、Sjukhuset は調べたら「病院」の意味らしい。確かに huset って、house とか haus に見えるから建物で Sjuk は病気だから病院だなぁと思った。意外と英語やドイツ語 に単語が似ているから理解しやすい気がする。Vladana の所属する研究室は、カロリンス カ大学病院の西側のL8 の建物( Center for molecular medicine; CMM)にある。あまり詳し い情報をもたずに、研究室に訪問したので、どういう人がいてというのはVladana 以外に は知らなかった。訪問すると、時間的に遅い事もありVladana しか部屋にいなかった。こ こでも、ドイツと同じように早く帰宅するパターンだなと思った。それと、休日に仕事を しない(この考えは後日打ち破られることになった。)。 <研究室のメンバー> 研究室のメンバーは、みなさんとても話しやすい人たちばかりでSchwille 研究室をどこ となく思い出した。(決まり文句みたいですが、実際に来て接してみるとわかります。)研 究室のチームリーダーは、Vladana Vukojevic と Lars Terenius の二人です。12 月 19 日に 私の研究紹介をしたときには、二人ともいました(これについては後日述べることにする。)。 主にVladana と話すことが多いですが、Vladana は、顕微鏡室にやってきて PD や学生と よくデータについて話し合っているのが目によくついた。PD と PhD の学生?については、 Fatemeh Madani と Vlad Radoi と Maria Angela が Vladana と一緒の部屋にいる。 Fatemeh Madani は Abeta のオリゴマー化や細胞内への取り込みなどについて FCS/FCCS 測定を行っている。また、以前に京都大学にいたことがあるらしく少し日本語を知ってい た。Vlad Radoi は、FCCS を用いて、メンブレンタンパク質である opioid receptor のダイ ナミクスやダイマー形成などを研究している。Maria Angela は、BiFC を用いて、実験を 行っている。(私が来たときにはプラスミド構築などをしていて、どういうタンパク質の二 量体化をみているのかについてはまだわからない。)ここにきて、一番お世話になっている Agneta Gunnar は、テクニシャンのように思っているが、ウェブサイトでは、Biomedical Scientist として紹介されている。ラボの人数は、金城研の 3 分の1程度で6人位である。 Fatemeh と Vlad は、朝8時半ぐらいにはもうすでに研究室にいて実験をしている。その 分、帰宅するのも18時~19時ぐらいとやや早めである。(因みに、信じられないかもし れないが私も研究室に9時前に到着するようにしている。)

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Vladana の部屋は、4人でいっぱいなので、私は違う研究室の人達と同室になった。こ こには、Wiebke という女の子と Giacomo という男の子がいる。どちらも修士の学生らし く、最近自分の卒業について話していた。その他にも3人ぐらい部屋にいるはずだが、来 る日と来ない日がある(彼らは一体なんなのか不明である。)。毎日来ているのは彼ら二人 だけである。しかも、16時ごろには帰宅していなくなるため、かなり広い部屋を一人で 使っているような状態である。 <休日と実験> ドイツのSchwille 研究室に訪問した際には、土日は休日でラボに人気がなく、一人で実 験することはトラブルにつながるから、実験をしてはいけないと言われた(そうならない ように予定を立てて実験をするというものである。)。しかし、こっちにきて、細胞をフロ ーズンストックから起こしたときに土日やクリスマスシーズンは実験ができないからどう しようかとAgneta に話していたら、休日に来てやればいいと言われた。このことは意外と 衝撃的で、ヨーロッパの人達全員が土日は休日という風に考えているわけではないようだ。 そのため、26 日に細胞を継代しにラボにやってくることにした。ちなみに、ヨーロッパの クリスマスは休日であり、24日から年始までは大概の人は休んでいる。ただ、あまりや ることのない私なので、何か計画を立てて街を歩くなどをしようと思っている。写真に示 しているように、休日中にほこりをかぶらないように顕微鏡などをカバーするらしい。一 度カバーをすると使えなくなるので、今日(12月19日)から年始までは、大々的な休 日となった。何をしようか考え中。 <ホステル:Hostel by Nordic> 前回にも述べたようにホステルでは、共通スペースがあるもののいつも同じメンバーで わいわい騒いでいる。ホステルに帰宅する時間もけっこう遅めであるが、あまりこの人た ちに関わらないようにベッドのある部屋でゆっくり過ごしている。私は、1か月の滞在で あるが、時折一泊程度の人がやってきて、部屋をシェアーする。これまでに、パキスタン 人と二人のイタリア人とベトナム人に会った。彼らと話してみると同じようなことをやは り思っていて、共通スペースが共通ではなくて五月蠅いと言っていた。特にベトナム人と は仲良くなって、日本からもっていったカップラーメンをあげた(おなかが減ったけど、 スウェーデンは物価が高いと言っていたので)。私のトランクの中にはカロリーメイトとカ ップラーメンがそれぞれ一つずつあるが、ここでカップラーメンを消費してしまった。 話がだいぶ変わるが、ホステルの朝はとても酷いものである。まず、部屋に窓がないた め朝なのかわからない上に、部屋のドアを開けて外に出ると前日に飲んでたであろう微か なにおいがする。とはいえ、大部分の人は寝ていてシャワールームとかは使い放題である。 あるときに気付いたが、朝6時だというのに椅子に座っている女性がかなりの頻度でいて、 最初のころは挨拶しても返答はなかったけど、最近は挨拶すると微妙に返してくれるよう

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になった。ここ最近は、朝早くから出ていてどこに行っているんだ?と聞かれるぐらい認 知されているようだ。仕事だと答えると、何が好きで土日までやってるんだ?と言われる。 確かに、ヨーロッパの人からすると何が好きで休日に仕事しているのかわからないという のも納得できる話である。 <すしとユールムスト> 先週にスーパーマーケットですしを見つけて食べました。味はあまりおしくなかったで す(というより、米がかたすぎる)。山本さんが以前に言わんとしたことがやっとわかりま した。ちなみに、このすしを基準にするとミュンヘンで食べたお店のすしはおいしい方に はいりますね。どちらかというとミュンヘンの中央駅にあるすしロールという海苔巻に近 い感想です。これを食べていて、日本のすしは、どれだけおいしいすしなのかを思い知ら される。100 円の回転ずしと比べても(100 円寿司>ミュンヘンのすしのお店>>すしロー ル=スーパーマーケットのすし)という結果は覆らないだろうと思う。 JULMUST というジュースを見つけて、ためしに飲んでみた。ウィキペディアによると ユールムストと呼んで、クリスマスシーズンに売られるムストらしい。味はビールからア ルコールを除いて砂糖をたくさん入れたようなかなり甘い飲み物だった。なんでも、スウ ェーデンのクリスマス期間にはかなり売れる飲み物らしい。 <スーパーとコンビニとレストランと・・・> ミュンヘンに訪問した際には、スーパーが8時には閉まっている、コンビニはないとい う印象があった。スウェーデンは、そのあたりが日本に近くて、スーパーも22時まで開 いているし、セブンイレブンがある。コペンハーゲンの空港にもセブンイレブンがあった が、DKK をもっていなかったので、何も買えなかった。もう一つ、ミュンヘンとスウェー デンのスーパーマーケットでの違いは、COOP でサンドイッチやお弁当?(食事欄のすし も)売っている。日本でいうお惣菜コーナーみたいなのがあるという感じです。 良さそうなレストランには、目星をつけているのですが、生憎夜遅くに帰宅することや いつもみるレストラン内が満席状態なので、まだ入ったことがない状態です。面白い事に、 開店時間が夕方から深夜にまたがっているなど夜遅くに仕事をしないヨーロッパ人とはま た違う顔が見えているような気がする。バスも同様に深夜帯はないものの朝5時から24 時まで一応運行している。 ドイツと近いスウェーデンでも、どこか日本よりな感じがする。今年の誕生日(12 月 17 日)は、こっちで過ごすことになったが、実験ばかりやっていた。Wiebke から誕生日にクッ キーをもらった。スウェーデンの人もお祝いは好きなようだ。

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左からVlad, Vladana Confocor3 をカバーしている所 後ろ Fatemeh

かなり広い部屋だが、主に3人しか使っていない。

↑スーパーのすし ←ユールムスト

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↑聖ルチア祭 (左上の人達が歌を歌っている。) →聖リチア祭の後に、Glue wine(ホットワイン とスナックなどが振る舞われた。)こっちの人は、 ナッツをかなりたくさん入れるのが習慣らしい。 ←Galerian(ショッピングモール)にて、持ち手 のないセグウェイを発見して、写真を撮った。試用 なのか何かはよくわからない。

参照

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