合衆國副大統領制度の改革問題-香川大学学術情報リポジトリ

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命衆周副永続餞別魔の改革問題 鵬

藤 眞

視代周豪は行改組家であつて、必然的に執行樺Q磯大強化の現象を伴ふ。合衆組も勿論その例外ではなく、前

世紀元以降、大統領の樺限の着るしい墟振とその指導力の強化の傾向が見られるに至つた。三には融合情勢の

異化に伴ひ白山王挙から軟骨正義の強調へと政滝の基調が攣化し行政棟の首長とLての任紡が増大したことであ り、ニつには金梯化せる議愈に封する園民不信の感情と革袋してせ接遠望前の著るLい準遵によつてむしろ

大統領を園民意志の代将着たらしめたヱとで・め・り、讐浸は賂済的整品危椀に際し或は緊迫せる闊際情勢乃至

戦時に於て強力な幽寂的指導者む必監とトたことr、之等がそ?重な原蘭であつたと思はれる。

大統領の檎限の登馨なものは行故に囲するも仏至芸に闘達するものとがあり、緬者は、法律の執行並に秩序

の維持盲吏の任免、行政の最高給導、恩赦大赦並に刑の執行胎教、外交関係の腐址、陸海軍の統帥、及び以上に包

含せられた椿限■を富み、後者は、その行政梅によ・是は譲合の特別の委任に基く大流儀令其他の行政命令の制定

のみならす.読替の立故に劃する拗汽扱者、其他の手段による指導を含む。以上の他、政麓の指導者として、又

合衆固の代撞着として乃至はその儀輯上の代表者としての職汚が存する。以上の如き複雑多岐なその廠汝の連行

は大統領にとつて草しい遷荷とならざる川を得ないのであつて、行政の指導のみについても繁忙超人的な努力を卦

する。即ち大疏飯事務局の十七部局の外、行革各省に放ける仙二ニ○部局及び攣乱撃敏行政雄親に於ける山〇二

〇部烏の行政事紡は、あげて大洗偶の統裁の†に一率り、日々平均的六古件といはれる菖群が大統領の署名を求め

合衆国訓大釈領糾匿の改革問題

〓九

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節=三叫攣第蒜

三〇

てその机上に殺倒するのであるJかくて大統領の職務は驚に不可能なものになつたと︳はれるのである。試み軋 丁旨manに要る七人の大統領につ、いて見るに、Ha註ngと﹃琵k詳D・R00Se邑−/紆在職中死亡し、C00監笥 とTF R。。Se彗e−tとは六十嵐で死亡し、尋i−等nは柄を得て三年たたずして死亡した。たゞTa幹が七十二歳 まで生音叉H。。責が七十四歳で健在であるのは酪な例外だとされてゐる?叫丸三三年に白壁館に八つたぎan粁−in 声R00彗e−tのブレーン・・!フスト達の申で現在生存してゐるのはS−ep訂n﹁野−y ﹁人にすぎない。大統領

の職紡が殺人的といはれる所以であらう。

斯ゐ如き太疏成の過窪な職務を塵滅する方笥は過去三二十年間繰返L問題とされ舜つた所で一ぁつた。この琴刀

政党づ行政概論の改革といふ形でとり上げられーその必勢については万人に異論のない桝で・めつたが、賛際に共

感的な改組賽が示されてみると各方面から蚤の慧票り、欝は.押︸ぐしく票迄ぼなかつ駕しかる桝、 完三ハ年晋をinD・膏。Se邑tによつて行軌道螢委員愴が設記せられ↓その答頑に基き完二元年行政組

披改造法が成立す

同時にこれにはって大統領番務局が新設せられ、大統領の直接の術軌磯闘たることとなつた。しかし乍らこれに

よつて大統領の職務自醍がさして軽減せられたと小ふ諜ではなく、英鋳も琴哀世界戦争に際Lて街政粒閉は再 びその数む増し益と複雑化するに室つ篭こゝに於て㌻乱四七年九月元大統領H。。責・を繁昌・とする行政、朝 如損姿月食が設けられ?主として行政能率の親鮎から大統領の職務過聾の問題をとりあげて居る外、大統領審紡

塙の預算局も亦同問題を研究して周ると侍へられてゐる。

H00喜委員合は本竺乱読愈に報告書懲役出した管であるが∵その内容はいま詳かにしない。侍へられる研 kよれぼ、同委員愈偲大紆領の過凛な撒務の蒜を副大統領違法する乙とを問題としてゐるが、蓋し副大洗餞

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ほ後述の如く大統領の激務とは金ぐ封既約な閑職にすぎないからである・。こ1に副大統翫制度改革といふ極めて 古い歴史をもつ問題が今改めてとりあげられてゐる叫つの理屈が見ち斬る。 加うるに、昨年大洗鰍避麹敬の際.D聖篭俵棉は共和露副大統領候補碧rrenに封して、■臼ら常選の噴は副 大統領撤−を改革し例へぼas卦訂ntJpreSidentとも云ふべき資質的な官職たらしめる革む言明したと侍へられ、 これがUe薫﹃雷選を見越してジャーナリズムに敬上げられ篭G苫竜の輿論調奄が本間団につ普示した結果 ︼ によれぼ米園民の八十%は副大統領は大統領を拗けて行政を虚癒すべきであり、大統領は飴カをあげて政策問題

簑を甘牒べ是と考軍属ると違誹る。

かくLて十九世紀初頭以琴既に腰モ改轟の必要が主張せられつゝもいま得撫顆の閑職たる副大統領制度は、小 変や舟統領の過重な職務擁減の問題を秤綺として再びその故嘩が論議せられるに室ったのである。 × × 副大統領は寮法上の辟開であり、その資格、荏期及び洪庵手緯絶大統領のそれらと同校である。・山八〇〇年の浩 ヽヽヽ 単に玉女時期に於ては副大統領は大統領選克た於ける次鱒宥が之に就任することになつて居ったが、劃八〇四年 の・選法改正舅十二俵によつて同年の選傘か冴火統領と拭別個軋選挙せられることになつた。副大統領の憲法上の 地位は る。しかも副大統領は上院議員では払hから一般に投柴稽をもたず、唯可否同数の場合に限つて決軍稚を有する にすぎない。初代副大統領たるJ。ぎAdamsの就任以発心塾大卒に至る召五十年間に、このキャスティング ー 。ポー・トの行使された事例は僅か百八十八.囲む数へるにとゞまる。要する艦上院議責としての副大統領抄職務は 決して賓質的な椿威のあるものやはなく.せい′ル1﹁儀穏的な調停者﹂■たること以上では■ない℃次に浜律によつ 、含発姐副大統領制蟹の改革問題 血 ≡

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第二†二巻 第叫鑑 三二 て現に副大琉偶の職務とせられたポ項も極めて僅少であつて、海軍兵壌校に五人の少尉候補生を任命すること、 海軍兵拳校濫奄部近国人の上院議員を任命すること、鞄富士官準校に任命の馬二人の候補者敲大統領に髄薦する 、 こと、登錬臍の法律及び雨鹿合同決議がその承認を得るため大統領に提出される前に之町署名すること、及びス ミスソン望昌並にその理事昏員として大統領不在Ⅵ折その合議を流感すること、甘上でそのすべてを讃したこ と紅なる。 ふくて副大統領の地位樅限は甚だ無力乳且つ魅力に乏しいもめであると富はぬぼならない。第二代副大統領 計詳記。nが﹁政府次席たる地位は発窄めり安易なものであるがその費啓泡るや甚だ惨め・なものにすぎぬ。﹂と嗅 じ、初代副大統領AdPmSも﹁我が闊が私の為に智者をしぼつて考へ出してくれた役目たるや思慮を超え想像を 絶した山替つまらないものであつた。﹂と琴督、叉或る議員は副・八統領を﹁蛇足閣下﹂と諷補したと俺へられて みる。“従て第一流の政治家がこの地位に就いたのは歴史上甚だ稀な例外であつて、歴代副大統餉の中大統領正次 ぐ勢威名望ある人物としてあげられるのば∴㌻訂Adams︶Je許諾Onを除いては僅かにC巴hO昌︶<aロB彗eロ の二人にずぎないと冨は机る。才能あ・り野心ある政治家はむしろト院議員売り閣僚たり乃至は州知事たらんこと を撃む。C已hOunの如きは副大統領む僻して上院に入つたので率つたL、T訂&0誌R00S讐e︸tもその日佃に 放て山九〇〇年共和駐金歯大金に於て副大統領候補に指名せらーれた曹時の寄暗む回想し﹁私揉副大統領職を甚し く紐ひ、それよりもはるかに州知事に興味む肯してゐたから牢とへ指名せられても承諾するつもりはないと言明 したので・ぁつた﹂と逸べてゐる。叉仙八四閏年宅ri各t はこの指名を扱絶してゐるのであつて、同校の例は二 三にとゞ▼慧らない。合衆軌の政治関係の降幡盗天ひ諸に﹁政蕃各国舟合はどうやつて副大統領恨補者を選ぶか﹂ といふのがあるが、それは大統領候補者の指名が終ると議長が犀をさつと開かせる、合場から逃げ遮れた赦後の

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肴がつかまって副大琉鎗に指名されるといふのである。以てその地位に封する一班の評慣を知るべ壷である。

しかし乍ら副大統領制虚の欠隋絃怒らこの鮎にのみあるのではなく、むしろその制度の眞の危険性はか1る閑

職に在る、二彗痍の縫輩が偶然の奉還によつて大統領の後潤者となり最大′の政治的指導者の地位につかしめられ

るといふ寄賓にこそある。即ち副大統領はその硯賛性に於て準だ生彩を欠くも、その可能性に於ては正に義む

凌ぐのである。Lかも歴史上かゝる可能性の硯饗化Lた壌例も決して乏しいめではなく、∴ニ十三名の大儀機中硯 大統領T2man︻訂も含めて七名が昇格によるもので・ぁつ舟。乱して合雄図電淡の起笹者達の意図し免研も、大

政餞の後機番を設けることに副大統領制度設監の眼目があつたのであつて、之正上院議長たる職務む典へたのは

しからざれば﹁他にすることが放くなる﹂からであると考へられたにすぎない。

×

×

副大統領制庶路詳mi訂OnがFede鼓st誰に於てその必要性を大に料明強調したに拘らす、殆んどその患初

から合鍵闊憲法讐の失敗であると考へられ宛ったのであつて、その改革が歴言問題とせられ其後今冒に宅るま

で繰返し捷案せられて屠るのである。今日まで現れ兼つた諸改革案拭それ7′ぐ1特色あるものであるが、・大股の方 向に於てろを二つに分けそ嘉へるこ・七ができる。即ちこの﹁憲法の贅肉﹂む山単に切除厳正Lて大琉領の後機番

にほもつと有能な人物を煮きつげうる他の官職を之に充てんとするものと、副大統領に整婁な格限を姐琴するこ

とによつて之▼を賛質的且つ威力あるもの食らしめんとするものと、この二つの傾向がそれである。

副大統領制度数鹿止せんとする改革琴は、一八〇≡年憲法修正箱十二億塞が碧抽せられた野之を不満とする

句e骨邑i賢によつ℃兜づ捉琴王張せられて以郊、英彼数■琴にわたつで試食の問題とせられるに童つた。しかる

にこの槻の改革案が率ぬ座硯せられ否定され発つたのは、諾し大洗餞の後職者としで之に代るべき通常な官職む

告発欄間大紋鯖削匪改革の問題 三≡

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三四 第〓十二巷 香山翫 見出すに困難なるためであり加之副大統領制慶扮厳止の前拉たるべき憲法改正は賛際問題として兜づ不可能佐 近いからで■ある。かくの如き非政治的目的の下隼令衆観照添の改革敢行ふことは、宙年忙僅か〓園の可能性しか ないといふ梓困難であるとされてゐるのである。 \ 次に副大統領に管質的な柚限を輿へて之私有カな地位たらしめん.とする改革案もその由殖は極めて古い。血八 六七年FisherAm語は副大統領に政治的調査の職軍乞輿︵んことを提議し、仙八六八年下院頴貞Tb。maS一A・ J昌Ck莞は経費節減特別合同委貞魯に封する報告習に於て公務員省を新設し副大統領恕してその長官たらしめ んこどを提案した。叉州八九六年尋a−terCどkは′G琵n出ag誌上に於て副大統領は﹁州際通商省﹂ の長官 たるべLと主張し、或は上院議員Be竃−dg¢∴綻上院議長としての副大統領転上院の要点任免椿を典へんことむ こゝに特匿注自すべき捉賽として現下院議員A.S.買ke夢nH呂eyの故夢寒がある。舵が山九聖ハ年蟹表し

た案によれぼ、憲法改正によつて副大洗鋭戯聖文設ける、第二副寄統領は大統領から著†の行政樺の委譲新受け

た行政支配人と登呂ふべく葉菜兎近隣謂副地裁佐相督する、その、王たる攣戌は大統領及び議愈によつて形成され

た政策を故果的に途行賛現するにあると共に犬統鏡の直接の後場着たることセぁる、この地位たる斯か如き勢威

ある重職であるから従奔と典り第山流の政治家乃壷行政官が得られることにならう、之に封して撃一副大統領は

従前の通・り上院議長となり或は多くの儀式に水流領を代理し大統憐並に盟=副大蔵領が共に事故に遭遇した場合、

に限つて大統領職甘噌承するといふ次第であるからあらゆる粘から見て﹁辣備の濠備クイヤ﹂にすぎない詫である

このMOnrOnゐ︸の提案は副大統領む張力且つ威望ある重職たらしめることによつて将来大統領職臓承の可能性 に備へ、併せて大硫領の術数樵委譲によつて大統領の激務を軽減軋んとしJ′かのみなら学∵る行政支配人が立 観議した。

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法府たるヒ院議長たることを避けてそ/の為に軍二副大統領を設けるなど、誠に周倒細密な用意む含み、特¢注目匿 僻するものであるが、しかしなが.ら前述の如く憲法の改正を饗する鮎が最大且つ致命的欠格であると考へられる。 最後に憲淡の許す範囲に於てこの、宣旨rO計y案の定所を生かさんとする掟案が存する。鋸ち立法的乃蚕行政 的手段によつて副大統領佐行革権限を委註して驚柴方面に所謂業務地支配人たらしめ、これによつて大統領を現 在の激務から解放して茸兼方甲に所謂愈長乃至紙或の如く観豪ゐ一般政策の構想瞼討に没頭せしめんとするもの である。か1る掟案は硯に合衆閻に於て庶く論議せられてをる研であつて、前述H〇〇扁H委員倉は之に懐疑的 やあると偽へられるボ、こ1にはCOr焉l−大挙のROSSitte↓教授の詳細な提議によつてその、人略を述べて見 る。︵PO音ca−Scien亡命曾a吉昔㌔○−∵こごーー.︸n。.00参看︶ 先づ俊秀をあつめて本間題につき調査委員脅を新路し議昏なり大統領なりた報骨寄を答申せしめる。次に之匿 基いて大統領の行政樵二部委譲の馬紅潮立法と懲法の改正とが必要である旬沙ち兜づ新に﹁大洗餌の行政職務の ∵部を副大統領掟委譲するための法律﹂を制定せねばならぬが、その則般的條項は宿酔に起草せらるべく、、副大 統領に委讃すべ奮お政権は山部分に止り′その全部で凄い藩札つき何人にも凝念を起さしめないものでなけれぼ琴 ら瞥かゝる立洪の合琴性についでは、我々がこの洪律・に封して、法律的電容の態度を以て、伽ちヨ訂呂 の 所謂﹁陰険なつむじ曲・りの態度でなく虚心哩懐に苛政を読む良心的法律家﹂として向ふならば、この法律は決し て憲法の文字及び精神に反するものと波風はれぬ。次ぃで哲法の改正であるが、由奄委員愈は改罫局の協力を得 て法律により現に大統領の権限とせられて居る歯項を飾ひ分け之に基いて、合米国洪令囁に﹁大統領は云々すべ し﹂と規定する浅田の箇條を﹁副大統領些要すべし﹂と改める。委譲するに通常な事項を任意掟列現してみる と、発づ二以上の政肘椀開に捗る行政の虚理機関が存しないために大統領の職汐とせられてゐる踵々の事項があ 余罪囲副大統領凱旋の牧草問現 三玉 顔†

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鰐二十二恕 第γ耽 ニ⊥ハ り、舟郷箪人病院の仲遅決定と建設の許可、首都公園及び都市計茸委員恕の土地購入契約の許可、T。Ⅴ・A。と 他の政府機関との間の財経移管の許可、公毅稲生局関係のいづれも馬鹿々々しく些細堅二十佃程の旺督的職務、道 河地方での拳闘興行共他に関する車ハ十程の規則捌定、芥−amatF渥布保護地域に於ける原住民の土地信託斯問 薙長に閲する規則の承認、汎米航基日J黄金星華の泣の首、コロンブス記念日其他の税目の布告、陸軍、梅蟹、梅 兵除、蛋軍、沿岸瞥備険、沿岸並測地調査隊及び公衆街生尚の士官並檻登錬官職の給輿に閲する規則の制定、等 々が之に崩する。次に一九二⋮年の採算脅計淡が﹁大統領は議禽の開合箱山口に磯野を提出すべし﹂とあるのを 副大統領の放茸として、年次壕算に関する﹁切の計密着之に套ぬ七も芸文翠からう。琴こに法律、抱香教書並に 恩赦Q場合の如く憲法が大統領自身の署名む要求して屈ると明かに菊へられる場合む除き、英他の場合虹於ては 副大統領が大統領に代り大統領の名に、於て署名することが許される占解する。即ち蘭越の凝椿故には副大統領に 勤し大統領の代署をなす横限恕水流偵が随時賦興し得べき旨を規定するのであ.る。か.1る立法の先例は既に合衆 図法令弟に見出されるのであつて、﹁古記的行政的又は財政的官職の仙級の劇舵機の事務官は合衆園の構成の下 に賛却又は賃貸せられた土地の特許蕃に天統領の焉に大統領の名√に於て署名する権限を興へらるべし﹂といふ規 尭が存する。 かぺの如くして副大統領が行政頚務を拾常することになるならば、常然副大統領事務局が法律化よつて新設さ れねぼならないが、そこには必要な奮記達の外にこ人の秘書、二三人の行政補助、山人の一般的顧問・を任命し﹂ 又寄務所は白嘉館の申もしく姥政傍に設ける.べきである。 制度改革の立法的持澄は以▼との如くで優るが、改革は山片の漁律のみで途行せられることはできない。水流硯 材 副大統領及び敦盛に於て充分の政治的考慮を要する軍項も二二正とどまらない。大統領と¶いては、先づか1冴行

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政権の法律による委譲を確定せる寄港上の慣例として確立す皇見放を有する。割大疏飯を定期的に閣議に招請L 大統領の不在中乃至問題が純粋に行政事務のみに関する場合には副大統領に閣議を主宰せしめるのもー英であ る。叉、大洗餞は聯邦官報に於て公布され.る明確な行致命令によ・つて、乃至絃文書による協議によつて、通常な 行政事務を副大統領に委譲せねぼならない。・この方法によつて黍註すべき軍務の範囲は必すしも塩ちに明確な基 準があるのではないが、葱づやつて見ノてゐる申に次第にその限界が測定せられ七挙Q ぼ私法案並に多くの行政的法案の検討と靡凄、行政部内紅於ける官吏指名権の塵荘へ頚算局の援助む得て議禽に 提出すべき立法其の作成と虞理、その権限内払事項につを作製する法案につノいて両院の指導者と協議すること等 々の日々の行政造営と技術的攻寄とが之に威する。次に融大統領としては、彼自身多くの蒐例を作らねば挙らな いが、就中問題となるのは上院議長たる憲法上の職茸ぜある。この鮎については特定の重要なりと彼が認定Lた 議事の行はれる場合に限って劇大統領は上院に拇席するこ も起つたのであつたが、それは臨時議長で充分間檻合つ允のである。最後に政鼠としては、憲法上といふよりは むしろ政治上の性質のものであるが賛は最も盈蟄な慣例を確立せねぼならない。即ち高名な行政的手腕ある人物 を副大数慣俵袖者として指名せねぼならぬことである。﹁倣補著名簿の均衡をとる﹂ことは欣然として必源であ るにしても、それは欝⊥級あ人物を第二位笹記我していけないといふ繹のものではある凌い。つまり新しい更に 有意嵐な均衡が生れぬばならぬ。かぐて鷺大食は候補計名籍の第一位に指導的政治家駕第二位に指導的行政家 ㊥ を記載する様にならう。 R。SSi霜月ゐ提案の積極甲王張は率庖以上の如くであ冴が、彼は更に浄想せられる反封論を列車して之努検討 じて居る。 合宋閣副犬靡領融匿改高み閻感 憑 ♂ ≡七

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≡八

鱒二十二番 飾山睨 その山は、この改革案があまりに環純に物事を考へて居ることであつて、例へぼ訟律の執行及び行政部の監督 につき大統領と副大統領との椅限の限界を明確に測定することは容易で■めると絃恩︰はれないし、其他の手緩の笠 コ 行商に於ても相常の困難が像忽せられるといふのであ懲之に勤しではE鼓号音甲の﹁待チ望ム目的地ハ直チ 三軍フザルモ、乏義ルべキ造ノ近キニアルヲ人ハ知ラズ。﹂ の一旬計酬いてゐる。 その二は、屈の威望と椅威を持ち、特に自己の意見と改発をもつ副大統領は、大統領自膿に封する登大な挑戦 を意味するものとなら■ないだらうかといふのである。之に勤して揉もしかゝる危惧を問題にするなら、敢て副大 琉鏡に限らす園務長官乃至内閲についても呵輯のことが云へよう。ノしかし乍ら行政面に於ける叫先の感限と指導 とを委譲するとしても、大統餞は依然として置雫外交、儀式、輿論政治の面に於ける無斯の指導者である事に \ 担クはないから、むしろこの領域では従来以上に張力な措導力を蟄拝し得る詣である。巳adis。n︶己。n⊇eこ・ ¢Adamsの如き無力な大統領の後には強力なJack笠n大統領が現はれ、同校に﹃i−FO諾JPi讐ゐ︶B。。Fanan の後にはLin¢01nが灘現した。大路領は要するに大統領であり、副大統領・は終に副大統領にすぎぬと言ふべき であらう。犬統領の地位から穐力と勢威を収奪するの監皿し容易なことではないのである。、のみな息ノ副大統領 としても、大統領に挑戦して何の得る疏もある恋い。叉殊\に将来自己が執成の信望を待て選ばれる可能性のある 大統領の地位数好んで霧鰭化するといふ審も考へちれ/ない.。むしろ副大統領は大統鱗の信任を得ること忙よつて

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すべてを得るであらう。 その≡は、之と閑聯して任期と罷免の問題セあつて、副大統領は憲法上の地位をもち大統領の緒稼監督灯服さ す四年問は裁判官同様罷免せられ待ない、自己と街衆したり或は不忠賓であつても任意監儲免で普ない者忙賛質 的な行政樺力を賦興せんとする一大統領があらうか?・しかもそれに拘らず大統領がか1る賓質的橋カを輿へたな

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らぼ、重要問題につき意見の衝突を避ける雷匿如何になすべきかァ 複数制の行政官艮が必然的忙不和を生する

笥繋は既に一七八七年若法合議富於げる憲法翻意者達例へぼ G●夢rris の注意した所であつて、Hami−tOn も諾de邑i乳諒に於てこの見地から額数刺を斥けてゐる。されば何れ佐Lてもこの改革軋失敗に隔する。蓋し副 大洗鎖匿委譲すべ直行政櫓カkして蟄大なるものとせぼ複数制あ弊を生すべく、樫少なるものとせば改革は名目

的なものたるにすぎぬとととなるからであるといふのである。この批判忙封して按、大統領と公裁と衝突した副

大統領はCa−FO巨以秀絶えてなかつ克といふ暦数的革質と、大敵領候補者たる者はその非難する者を選挙戦の

造伴れとし七承諾せねばならぬといふ道理はないといふ政治的革質が最上の回答となちう。大統領と副大統領は

十中丸例まで挨率ぬ調和のとれた行政的チエワークとなり、十中段後讐例に於ても大統領は寧ふべからざる

定法上政指上の指導者であるから、発雷を嘆くのはや服り削大統領牢といふととにならう。

その四軋、大統領の事故のため副大統領がそわ地位む槽哀して、後者が欠けた場合は如何? もし副大統領が

政府の指導的行政を蹄雷するに至つ控のであれば、その他偲は感暗も轟けて置く澤に隠ゆくまいといふのであ

る。之に封してほ爵法第二條讐款攣ハ項に﹁噺邦試愈は洪律によりて大統領及び副大統領につき免職死亡離職

票くは不能力の場合を規定し其の場合笑統偶の職務を行ふべき官炎を定むることを得﹂とあるから、前述の副

大統領側塵改革の新立法に於てか1る場合につき親愛すべきである。その際完八六年阻大統領堰承法に倣って

特定の行政長官が臨時副太琉儲の地位忙就くことゝするか六この場合鱒は上院議長たる職務はなヒ或竺七九

こ年法の趣旨により副大統領の補欠選拳を行ひ残存任期を之に輿へること1するかが考へられる。議愈が淡律に よつて術欠選拳を街ふ樺限を有することにつき例へノぼや声要一1害g茸は疑を挿んでゐるがさして理由○あ

るものとも息はれない。虚し、補欠慧由試食に賦興された椅限を行使するための﹁必嬰計つ摘草鷺﹂手段と

≡九

合罪国別大統領制匪の改革問題

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Rq賢哲の諭する所は率ぬ以上の如くである。彼は繚後に云ふ﹁浮蘇の在り左するも、か1る改革の債倍と

安全とについて歪押する町客かである藍い﹂とごかし乍ら、先づ班法府たる上院の議長たる地位と驚質的行政官

たるべき副大腰偶の是政との乗務は理論的に問潜とされる苓であるし小、叉副大統領が行数寄務に没頭すれば如何

忙閑職なりとはいへ上院議牢としての職安を充分果卜得ない事は例へぼ好ま並に票l訂eの㌍除雪ボすが 如くである。次隼入坑餞と副大洗俄の不和衝突の場合についての知OSSil哲の頂明は必ずしも充分ではなく、し かも、か1る場合は或程度の可能性が莞心・せられ得るのである。舘迷夢○責委員脅及び濠欝崗は、か1る見地 竺芸てR。SSiぎ嫌の如き改革のカ同に坂酎Lてゐると侍へられる。結局驚際佗はこの間借ほ従来の大統領、に ょって試みられ栗つた如き副大統領の機動性ある利用乃蚤猫用と併行Lて行政瞬構の能率的改組を行ふこと誓

って蒜の解決が弁言れるのでは・鷺蓋いかと想像せられる。即ち従死大洗街自身によつて試みられた諸方発ほ

次の如きものであつた。

その這、副義解に閣僚の地位を撰へて閣議に出席豊ることである。一七九毒大統領司as詳g−On 不在中.閥務長官蓋Tの閣議に副大統領J・Adamsが出席し宵ことがあ?たがこれは鴫械の措置にすぎ畢筈、 成規の例としてば一九完年尋i訂旨/の不在中の二ケ月間副大統領茅註a−∵が閣議敬重聾したに始まる。

Ga宮r及び尋a旨eは何れも短期的些閣議笹闇牒して助言を求められて居る。しかし乍らこの方式に反封す る者もあり例へばDaw2Sは′C邑碁e大統領から閣儀閻魔の招請をうけたとき、か主事例は政治的覧意洪 ′ 第二十二番 第仙監 牽へられないとしたら﹂仙鰻そのためにどんな事段があると.いうのか? 四〇

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その二は副大統領に何等かの成規或は臨時の行政的職務を好へることであつて、萄a賢ngtOnLacksOn一PO−k﹀ ′ ㊥ ぎ只已eyrHard冨g﹀C邑id駕及びF⊇n賀nD.由00濡邑tは何れ留その副大統領を深く信賎し、之に特別の 職安を輿へたのであつた。ノ例へば、Fran打lin D.哲○謁邑tは今次大戦中萄a亡aceを経済観寧局長官佐任命 し或は彼をメキシコ、甫米、支部等へ癖使として沃悲した。しかし副大統領の外交分野に於ける精勤は閉路長官 ▼ と衝突する事があり、叉内政方南忙於ける活勤は他の閣僚の娯純一む選ふ恐れがあると冨はれる。 第三には、副大統領を政治的潤滑剤とし符利用することであつて、例へばFra註inD.R00等鼓tが封試合 軍に於て大にGarn頸に傾漉し窄が如きそれであり、D箋童俣禰の意陶する所も萄aヨnを紛争解決偲とし て側近の助言者の中に加へんとすること′だと冨はれてゐる。 × × 要するに合衆固副大統領制庶政草間題の野獣は左の論鮎にあるものと考へられる。 その這、副大統領の地位が大統領の過重な職務と射既的な閑職で拳ることであって、その結果として第山流 の政治家を惹きつげるに足抄ないに拘ちす、濠期せざる偶然は彼を撫養め間豪的指導者の地位に昇格させること があると︳ふ寄簡である。 ′ そのこは、、近年益モ加著されつ1ある大統領の行政的職汐が人間的能力を超えるものであるから、その要訣を 考へねぼならぬといふ寄である。 る由三は、この二つの問題を革に結び付けること把よつて解決を試みるか∵或は通常な他の既存又は新設の官 職の利用を考へるかといふととである。 的に﹁賢明ではない﹂として之む拒絶したので・ある。 合釆研削大統領削.筐畢殴の問題 四劃

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

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第二サニ巻 第山坂 讐叫 その四は、副大統領に賓蜜的行政棟を要談するとすれば、魔力分有原則の問攣上院議長たる職務の問蕾、複 数行政首長制の弊膏の問題、語法の枠内での改革の可能性の問題等が論議せられることにならう。 その五は、他の通常な既存又は新設の官職を利用す右とするならば、必ずや大統領栂承槍を之と結合せねぼ無 常昧であるから、その焉には窓法の改正む要するこ⋮ととなる。その場合に於ても之に封する大統領の任免権を認 めなけれぼ複数行政首長制0弊寄のみはやはり問題となるし、大統領の任兎樺を認めるとすればかゝるものに大 統領臓承樵を輿へることは許されぬこととなる.。 以上の如く問題は決して容易陀解決を許す性質のもQではない。合衆図副大統領が上院では疎んぜちれ自重館 では冷通せられつ㌔偶然の車道が彼を大流儀の嫡子として手招く例外の周合を除いては、四年の年期を経ぺる や再び政界の暗闇の申に踪臓と杓え去る﹁政界の孤晃﹂たる境涯を脱し得るのは、先づ近い将卒のこととは考へ −Ⅰ∃ られないのである。 か

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