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乳酸に依る牛乳檢査とラムスデル燐酸塩反応に就いて-香川大学学術情報リポジトリ

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(1)

乳酸に依る牛乳検査とラムスデル燐酸塩床応に就いて

官 辺 ・蔑 紀

抽vestlgatibn′On thelactic−LaCid test and

Ramsdells phosphatetest for

milk車ality

by

Toyoki丸任IYABE

(LaborIatoryofLivestockproducts1−manufacture)

1緒

年乳の新苗検壌放としては煮沸試験、アルコール試験、アリザリン紙粉、酸変換定の諸法がある。

問摸な.方迭としては∴細菌数の検定及びメチレンブリ・ユ・りの還元試験法がある。 この中∴吾囲の酪農界で最も普通に実施されて屠るのはアJ〉レ占−ル試験及び酸密談験である。この他 忙、牛乳町燐軟墟の−患蚤を加へて沈澱の頂魚をこ検する所謂ラムスデル(Ramsdell)庶の塊唱し.た燐腰 塩反應があるが(この度應ではアルコ・−ル織験で負尿惚を∴嘉しても之を加熱すると凝固を:若起する番あ り)著固に驚て−は∴実際契施する上に精々面倒な頂接であるとtノて・会わ應用されて−盾ない現状の楼であ る。而乍、アルコ・・−ル試験で軋乳牛に餌削として過剰の石衣をト給撰した場合や菅土の多い牛乳の場合に・ は、搾乳後経適時間の鰭い郵貯乳でも往々に いものでは感共が起掴絆くなるものであわ、牛乳の新富鑑定に.は二完全なる方法とは云・へない。 此処に打て肇者はさきにヰ乳の酸忙傭るカゼインの鱒澱及び牛乳申の限外濾過姓石衣及び燐の均衡関 係等に・就き報償したが準老けアルコ−ル試験よりも寧ろ、酸性燐酸加盈の一億薫をこ加へ■て’瞼するラムス デル氏の燐酸塩反腰の方が牛乳の斬首或をま熱凝固性の検査に・は正■確である棟で乙うむ、且つ繰作の点に・放 ても余り面倒であるとも恩はれぬので、是等の雨読瞼法をト更に取り挙げて種々比較検討して見た。甜. 澤潜は.煉乳及び酸乳飲料製漁特忙筆者の人工甘味料に依る酸乳飲料の速成津等(1)(2)(4)の如き製品の 鞍蟹轟き場合・に偲アルコ」−・ル試験と共に・燐酸塩反應及び本業翰の夙吟味加に伐る検査法を・兼ねた方が却 って合理的である啓を信じ実験を行ったが、為に2、8、の結果む得たので報骨する衆笥である。 ■甘 栗駿材料及び方法 (1)供試乳 供粉乳は香川願木田郡平井町附近の農相VC,飼育せるHoIsteiI噸の新鮮乳を使用した。搾 乳竣、梯氏76−800C、3ひ分間加熱直ち忙・常浪花冷却した殺菌乳と、その藍1放濫した生乳に・分け、更にこ 経過時間を8時軌 8時間、26時間の8回に分けて、ラムスデル氏燐酸塩尻燃及び燐酸憤、アルコール 鉾験、並びに酸度、水素イオン濃密の各々軋就いて徴奄測定した。 (2)燐酸塩反応及び麟蟹慣の槍密漁(5) ラムスデル氏麟勲塩反感の実施に.当っては、供託乳10ceに0い5NKH2PO41¢.¢を加へ、湯煎鍋に5分間 煮沸して後、頻固の状態を・瞼査した。叉ラムスデル燐較慣ば牛乳】ひCCに・対して燐酸塩の1一定盈を加へ 之を5分間煮沸せる水に.投じて凝固を・生ぜしむる最小燐較塩の最(=数)をニ10催した数を∴以て衆はすが 漆実験では二、実験結果の部に表示し・たアルコー?レ談験及び麟酷塩反應の沈澱の符号の中、負(・−)よわ Ⅱ(欲小なる頻回+)の範囲内の沈澱状態のものを「数字に表臆して燐軒債となして居るた吟、所謂ラム スデル燐較慣の実際数値より梢々小さくなっている。 (8)アルコール試験 常法の如く、供就乳1に対して7■ひ%■etbylal¢Obol(局方)む同容琶加へ、遷等沈澱の正負反應を二枚 しブ已。 倫、pHは東洋濾紙試験紙にて測定し、鞍変はり10NN乱OH(…数)×0い009をト供試乳のgr数にて割遁 これを百分率にて表はした。 (4)供託験乳に使用した乳牛の飼養状態の調薬

(2)

匹・冬季は・エンシレーヂの利用翠少ないので殆ど蒙、毅、大豆札米糠、腔脂椀、コブラミー・ル、面子和 琴の濃厚飼聞の混合と稽董で飼育して鳳る。次の敏一・表は、供親牛乳(HoIstein)を:試験した日の1日 の泌乳最及び泌乳斯、分娩回数である。 琴†衣 供試乳の泌乳期及び能力 Ⅱ二 乗駿 結 果 (1)アルコール試験とラムスデル燐酸塩反應及燐鞍臍の検討 日01steinの生乳及び設菌乳に就いて搾乳後の経過時間を:3時間、8時間、26時間の8回K,分け、とれ らのpH、ラムスデル燐酸塩反應、燐噸傾、アルコール試験、酸度を・測わ瞼査した糖具は移二表の通り である。娼し、保湿過度朋搾乳後8時間経過迄牲常温(8∼1ヂC)に.放還し、その後の8−26時衛経過申 はガ50Cに保った鰐郵罪中に入れて保温し・た。次に∴摘げたラムスデル燐酸塩反應及び勝取債並びにアルコ −ル尿鷹は供託乳50成分の申、幻頭の訊験結果を選んで表示したものである。 第二表 アルコ−ル反暦・ラムスデル燐酸竣反癒並びに燐酸慣 痢酸塩反応 酸 度 匪:鹸 番・葛 生 乳l殺菌乳 0n18 0.22 0.ヨ7】 0.24

6.2∼6.・隻 8.2 4..8′}5,4

6.只 6.0∼6“3 5小8

6.4 6‖2一′6.一ま 1=8・〉5.4

6。.2′}6.4

霊還 nV爪V八U 000 て▲めカ■壇 811 57g †⊥一t l ハV O O ﹂矧Jり¶﹁ †⊥一⊥○山 ︵U O∧V .64沼一

(3)

アノしニー−′レ _些… 応∴ 生乳桓菌乳

燐酸塩反応 生乳廃絶

ラ ム スデル燐酸価 酸 度 蛍乳毒殺薗穿L 時 間

搾乳筏 蓬滴

彗_1聖賢響 二・二J・二 QU OO nO †J ユ ﹁⊥ ハV︵U O 士++ へりり]9 6ハ0︻0 429 6︵0−け 左丁一々り∧V i ユ l 2﹁⊥ヒリ 66rO

6.雲∼6.4【6い4へ.6.

0.瑚 0..コ3 0,.16 0‥5 0.30j u..19 ▲ュ46 ’⊥一﹁一2 ハU︵Uハ> 一4一58 †⊥﹁▲ 2 000 象り61∂ ハい 5り小 血ル反應の沈澱宜庭の符号は下記表示に従って 第二表町於るラムスデル燐酸塩反應、燐酸臥 アルコ 附した0

(4)

反 応l 負 【正負区別困難 靂 広 (微小)芦 迂 (小)l正(可成凝固)ぎ 広(凝固著し) 符 号】 ‡ 士 t I 十仙 1 †F l 田 蹄記の如く、ラムスデル反慣の符号は各供款乳に0.5NKH9PO41¢。¢を・加へたものであるから燐塑慣 ほこれ灯用を乗じた数値に相当す\る寄は勿論である。■而乍、第二義の燐現慣と燐酸塩反曝の符号が一一致 せぬ点もあるが、これは供託乳による燐享竣塩蔵小農以上の−・定¢・e数む注加しても余り沈激をこ生ぜぬも の(沈澱瞞の琶いもの)と非常に.沈澱し易いもの(沈澱幅の沸いもの)とがあるために他怒らぬ。燐願 塩反鷹及びァルコ・−ル反願を・比較してみると、燐唄鹿反燃は陽性を・示したるものが多く、陰性を・.蓋した るものぼH8,11,17の三つである。叉、アルコ−ル反礁の・−・=i二十等の符号は燐喫塩反鷹とは、必ずし も−・致しない梯である。生乳と殺鼠乳でげ二明か紅生乳の方が陽性の反応を∴毒し易いが、轡窄も細菌繁殖 の寄、時間の経過と共に∵薄くなってゐろ。而乍、轡蜜の高いものが必ずしもァルコ・−ル反鷹及び燐塑墟 茂應の陽性を「示すとぼ限らない。例へぼH6,19で蛛塑蜜が(l.20∼0‖22て3時間)に拘らすァルコ1−ル 冴應では陽性であり、又、Hl,2,の如きは:轡要0い13∼0・1・4で土∼+の反囁をこ岸している0ラムチデル 反應でもH8,17,は塑優0…16・−0、.1叩して−∼士の反憾を・果した。燐塑囁反憾の生乳及び殺菌乳に裁

てはHl,2,3,15,川,21,は各々26時間額過で1鳳を∴示してゐるが、これはH笥,15,16,の如く塑登

り..8一・0.76の高い平安安を呈した原因によるものもあるが、Hl,2,如きは塑壁0..持∼0..19にして却って 低い数字を・示した。

次にラムスデル燐戦債の数倍は生乳、殺菌乳共に陽陰符号を∵一土・十の≡段階に分けて検したが、0…5N

KHL2PO4溶接を・牛乳に∴一意蜃注加して沈澱ぐ±、+)を∴生じ■て後、常にある・一度愚のKH9POム溶液を 加へ.ると、その注加貴に比例して沈澱するとは限らない。・一例をこ挙ぐれぽH21及びH朗の′3時間経過の 燐聖槍反懸ぐ殴菌乳)とラムスデル燐轄慣(殺菌乳)を「比較するに(燐喫墟反應に用ひるKH2PO皇1¢・¢ であって−燐噴慣は10忙相当するものである)Hl,2共に燐塑塩反腰+であるから燐塑慣も同一である のが当然であるが、H彗1は10、H22では14である。 この様に、燐喫債の数値ぼト沈澱+より穿査沈澱する迄に・巾の驚いもの(KH2POもを多濱要するもの) 巾の炊いもの(少最のもの)があり、慣確に.その反騰を1示さをい様である。各供試乳に・ついての燐鞍慣 は箪二賽に明瞭に.示した様にその数億は各々異なり、汚時間経過は符号ヰ・、7∼14平均(10..5),26時間 経過蘭0−7(2F均汽.5)であった。伺、供試乳の塑変甘生乳で3時間後0…14∼0.22,26時間後0、19−0、・51 程変、殺菌乳は0小18∼0..別,0.17−0け41であり、叉PHけ生乳の3時間後で6い2へ′6∴4、26時間後で4・・8∼ へ′5.2、殺菌乳で6.4∼6..6,4.8−6..・4であった。 充寒、牛乳の沈澱に即して蘭イヒ畢的忙・吸雅であり過去に.於て■も数多くの畢者に・依り研究がなされて−屠 る寄は言及するまでもないのであるが、筆者も19う0年町中乳の沈澱と燐及び石衣の関係に・ついて研究を 行ひ(2)(f;)これらの問に後難な均衡関係があることを:認めた。又、1920年に・は、Whittier氏(6)はCa− pbosphateの溶解が押勝照の存在に依り妨げられ、この影響は特殊なものであることをこ指摘してゐる0 第二衣の試験拝具では各供託乳毎に.梢々興った反燃を∵示してゐるが、革ぼ石衣、菅ニヒ今骨拓き乳汁及び 燐顆、杓聯現今蚤倍き乳汁が凝固し孝いものは既に知られた事実である0 (2)乳鞍に礫る牛乳新吉野・一検査壊 筆者濾乳鞍に依る斬首瞼奄壊として次の試験畝試みた。■本検査接の目的は声ち述の如くァルコ・−ル反魔 及び燐喫塩反惚に:同一・尿燃を∴嘉したものでも更に詳細なる新古軍兵の独査が得られ、特に酸度高き乳製 品の常料劉槍奄に應用すれば適当である。 第三表 乳塑に依る牛乳槍薬液の配合窒

後の 蒜1乳哲板東と)ぎ牛乳魚三㌘)lも及び噸の混合法.

▲‘’‘ 検:=賓「=法】番 号 蔓茹還 0000 4二言の?T 0nV O O ユ qパ3.■一 乳斡液(L)を牛乳(M) に.添加 A 法

(5)

隋苛 も÷M滑合後(50く:C)の乱戦濃度は局方乳喫(−7堰ひは50%)を0・1%r例Aユ.)に・なる様に∴予め罰罫トて殺菌水 40cc申(例Al)に入れこ置きもとなす。Mほ牛乳の蕊である。 此の試験漁は第三衆に従ってA軋B捷、共にど−・カを頂・々八木用意し、これをや乳(M)と乳酸液(い の二区■に・分け、∵・方隼牛乳(叩)他方に殺菌7柁表革の分意(…)を入れ、殺菌水中に・はL+M混合後乳酸 歴として表記乳酸%になる様に局方乳鞍(76或は50%)よわ計算して、予め準加し置・き乳酸液(L)とす る。次にL黎びMの添却混合添は、A放ではLをMに・急遽湛・一度に査部添加撹絆、B法では之.とは反対に MをL忙・徐々更に渾御し乍ら嘩拝すや? 次にL十M温点後の陰陽反應及び沈降安をト瞼発する。沈降要は1り7¢mの試験管に高さ10cm瞼乳(L十

M)を入れ10卦窪過後の賓自適贋物の沈降変を・上澄の帝さ(mm)の読みに・て瀾る。更に加熱申の沈澱の

変化をこ検するに一層宜確なる結農が得られる。 次の第四衆は搾乳彼の経過時間数1.5時間、9時間、2さ時間に.変へて、初乳及常乳の瞼茶をt待った糖奥 の・一例である。 第由表 乳酸に.伐る牛乳検査成績

牛 乳 検 査 A 法

牛 乳 検 査 お 法

燐酸塩反応 ∃

呵1慮

アルコール 超過時間 撹 乱 後 供 試 乳 L・+・M の 沈澱 状 態 加熱申(も十M)の沈

−、 ̄二.、、 ∵∴

澱の変化温度(ノC) 40つ50)60)ワ一0−800 −−‥ .り・ Nol

l盛

A ユ 2

㌍l十i十∃至

皿亜ニー ﹁ユqA34

(6)

牛 乳 検 査 B  ̄法 L 十・M の 沈澱 状態 加熱中(L斗M)の沈 澱の変化温度(OC) 40050〇600 700 80〇 沈降度 上澄mm 2 li 0 0 ︶ 室⋮・・+−▼= ︵ J甘十 ≡粛ト 備考 沈降圧の数字ほ径1・7cmの試験管に高さ10cm迄検乳(L+M)を・入れ、その10分儀の蛋白沈降上澄の罵さを mmで表Lたもの 陽陰反応符号拙 完全凝固 +ト 可成凝固・+・精々凝藁・一 凝集なし 醐● 完全に,豆腐状となる 抽十 凝固物上に浮_とる 欄 相当凝固(上澄透明一) (甘)可成凝固(全体浮渉ノ ー汁 可成凝固こ上澄柄乳白色) (王)稚匝都塵(全体浮渉) 十 綿々凝藁(上澄釘成劉鴇色) (土)全体浮妨 一 決‡殿なし 加熱申の沈澱符号 沈 降 度 0−・1全体浮沸 ④ 加熱前沈澱浮上り 兜づ第四表の牛乳槍査A牲に就レ、て考廃するに、Nol、No2では、搾乳竣の経過時間峠】小差時間」p時 間でアルコ−ル及燐酸埠反懸は共に陽性(十)で掛るが、之はA療ゐ陵陰セも共に周庚鹿である。而るに い・Mの加熱中の変化は、共転No.2(A4)こご溌澱が8∂OC(∴砧)である。、吹紅常永のNo叶8.4。5・叫ぼ共忙 1・・5時間でアルコール反應(−)、燐轡囁反腔(士)であるが、A珠の反應では、No..6(A2)で陽性(+)、沈

降度0−】(全体浮辞)、軌加熱申の変化温変は65−800Cの範囲内で、多少過密逃が観察された。次に

常斜No・8・9。】0の2差障問経過では、A壊の反應(Al・2・8)及び過度変化等、明確に婁典があり、アル コ−ル反應、焼軟塩反應に比較して正確である。街、No・1−6の中A法の陽陰反應即。2・3・4で初乳、 常乳共に亜−−−・−であるに周ら■丸アルコール鱒燈、勝較塩反應は初乳で斗となっている。臥加熱申 の混射ま・10つCであふ。又、25時間経過の古\ハ乳で捻A2・8で≠或は廿であるから新鮮乳と差別出寒る。 次に牛乳瞼黍忍法についてみるに、B痩陽陰反應で政No・】、No12を傾いた他の供試乳は:悉く、B3・4 が・−を\呈したに・も拘らす初乳のB3のみは+を潰した事実ば、A津及びァルコ1−・ル反應、燐較賭反感とは 異なった点であり、初乳の検定に㈲漣当であると思はれる。傭、鼻等の加熱中ゐ温度変化もヨ1・2●3 共に−・11日完仝に豆腐状となるもの〉の符号む示しノた番もA接とは:可成勿相異がある。又、加熱申の温度変 化はさ00∼700Cの範囲で変化するものが多く、搾乳彼の産道時吼アルコ一反鷹、燐榔鑑反麿、A法反 應と比鮫対潤してみ一ろと粉乳が勲凝固捜高き牛乳であるや者やを瞼定するに明確であると習う。要する に動乱の姶査に払牒接が適当であるが、・一般に・ばA接骨巽灘した方が覆確に.その槍蚕の朗勺をづ変成出発 ると億ず・る0而乍、本評除け実験回数が少なかった席、該威辟をその皇ゝ実際に應用するには・二不備の点 があわ、未だ確定的な検査津とたすには今後のエ失政艮に.侠つ勉が多い。

Ⅲ 摘

要 1・アルコール反應及ラムスデル痍幣猛虎應はこその暢陰反應の程壁は兵たるが、その反應を比較する と略々一激する傾向に・ある。而乍、牛乳に依ってせ両者の反應が可成れ興って−いるものもあり、又、酸 ヽ1一

度の酎低に依って■もこの反應が左右されるとは限らない。従って−、アルコ・−ル反應及び硬変の検定のみ

に徹って牛乳斬首の鑑定を行うことは危険を「伴う憤れがある。即ち、アルコ・−ル反感及び燐鞍塩反應並 ■ぴに腰安の三試験を・共に英魔する罫が必要である。 21従釆ラムスデル氏燐輯慣は】2∼83の範囲であり、燐鞍倍20以7■のものは勲凝固性轟き柏乳とさ れているが本紙除練兵に偲れば、供託乳10eいeに・0..5NⅨH2PO奥の一億螢を入れて、陽性反鷹(微小凝集) をこ嘉する燐酸慣(14以下)の範囲造は問題ないが、更に一党葺のKH2PO。集を・遁加してゆく時、その追加畳 と、陽性反憾(頻発反嘩)とは必ずしも比例して−沈澱をこ生じない乳実際の燐戦債の決定隼は梢々困難で ある。故に筆者は、従舜のラムスデル燐較慣は14以下の範囲内で検査する寄が必費である革を認めた。 く街、本実数申、麟竣塊反應(燐酸慣1叱相当)は二新鮮乳でも殆ど陽性反應(微小凝集)を:呈した。

(7)

‡‡..乳酸笹依る筆者のA及B接の槍賽法の絆果躍、アルコ・一夕/及び燐酸塩尻應よい一層.正確に、乳酸 に対する牛乳の沈澱性を二枚する寄が可能である放、この両者の反鷹以外に本法を∴練乳及酷乳飲料の如き 数量の硬度高き、原料乳の検査に應間することは二実際製造上便宜であ、ると思ばれる。 終りに臨み、本掃をト草する符・当り御懇儒なる御指導を牒易った九州大挙木坂静雄先生に射し、洗甚なる 謝意を:表すると共に、英陰に助力された溝淵健太郎氏に対し感謝する。 Ⅴ 引 用 文 献 宮辺豊紀。木塚静建、日本着荘学金石こ季大会羅蘭 昭和25年4月 ー

・−㌧

∵∴

、日本畜産学金丸州乾部大会辞儀 昭和25年ユ■1月 官辺憩紀、香川農科大学学柘報岱 2りJ50一・5:;,ユ950 官辺塵取手中広攣欒、香川戯科大学学術報幾∵ 2(1)5筆−‖57,】餅丸) 顔鹿追鎗、「乳と寧旛垂晶の化学」硬痕,nろ貰,ユ9ま1 E・′9・Whi仁tier?J・DairySci二1彗,40:5T・−9,1920 E6kl占s,CombsandMacy∴Milkand Milkl>roduc悠,i−.!,n7’6−:177,l.?持 1ミ邑stlmる

Theresultsof theinvestigationon thelactic・aCid test and Ramsdells phosphate test for

mi1k quality weresummalizedas fl)1!OW,

′/

(1)Thol−ghalcoholtest∂nd

have atendency of coincidenccin comparison withthetwo test Therefore,the only

alcoholteston the f吏℃Sh m王1k,tOgetherwithaci(1itydoesnotalⅥaySindi(ate the norma

TeaCtionbutitis dangcrolモS,r姦王1:ely)1ti5neCeSar:y tO make simultaneot]1y alcohol,R●

J?;R小an(トacidity test

(2)HitheTt<),thelimit

Coagulable milkby heatmg Accordillg tO OuIeXaminationit showed mostly−he value

inthelimitsof R・P・N(undet14)which、・、aS POured O”5N KH9POも1010c小C rnilk

butit was out of proportion amongthese ddlliLioJalpht)SPha七e and c(}agu7ations

(3)OurA七es■とand・Btesthymeansoflacticacidshowmoreaccur’ateresul‘ヒS、thanalcohol

testorRamsdellsphospbatc reaction,Or the〉・have a possibility of test foICOagulable

milkbylactic at;id・ThereforIe,itappearsto be practically c{}nVenientthatourmethod

areapplied tothe test for rnilk・−pr’oducts(condence milk and milk beveTageS)of

bighaciditプ・・

Thatis to say)alcoholtest and Ramsdells phosphateleaC{・ion show the coagulable

statein abnormalmilk(Whenmi1k contains more t王111n O.2iperccnt,0IWhen calcium

andmagnesium compound

seasesistbe udde工and colostエーum aIe pIeSenり

How9、1}er,Our B tcst only sh叩COagulable stateil−COlostrun],(m the contrary,A test

have a tendency of coincidencein theIeSults of alcoholtest and Ramsdells phosphate

r・caction”Coagulable temperatures oE boilingteStin our・A meth{)d exhibitmore accu)ate

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[r]

(1)乳酸(CH 3