【論 文
1
日本 建 築学会 構造系爾文報 告集 第 448 号・
1993年・
6 月』
1.
.
」°vrnat °f St「uct・
C°nstT.
・
F
”gR・,
.
AIJI N°・
448」“nr・
1993ttt
形
態変
化
を
行
う
構
造物
の
形
状決定
問
題
に
関
す
る
基
礎 的研 究
〜長寿 命構 造物
の実
現
に向
けて〜
tAsTuDY
QN
THE
sHApE
oPTIMIz
み
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METAMORPHOSING
BUILDING
.
For
the
∬eali ζation of along
.
life
building
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夛ebden
prop’
osing the“
Adaptive
Metamorphosing
Building
(AMB
)”
as alon
琴life
build.
ing.
The
AMB
changes its structural shape andfunctions
in order to adapt itself to changes inde−
.
mand on thebuilding
.
We
deal
wi ヒh
the shape optimizationproblem
of the AMB andpresent
how todecide
process and quantitiesdf
’
the extension
,
repair,
and sQ on.
The
total extension prQcess of theAMB
is
modeled using twodimensional
finite elements and its d6pth distTibution,
、
which can be tegarded as its space distribhtion,
isdetermine
(1.
so that its integl司ted total寧train energγ
,
isminimized
.
Keyt・・nk :召
の
廨 metam ・rPhOsing building,
shaPe tiPtimizczti・n,
sPace,
C・nStraint ω 鰄 励 π,
t・tal strain energ)1 適 応 型 成 長 構 造 物,
形状最適化,
空 間 量,
制約条件, 全ひずみエ ネル ギー
..
」
1.
・’
は じ め に 1 近年, 東京などの大 都市圏で は, 廃 棄 物 処 理の問 題が クロー
ズ ア ップされ, 大きな都 市 問 題の一
つ と なっ て い る。
建築物の解 体に よっ て も, 建 築 廃 材とし て産 業 廃 棄 物が生じて い る。
近 年の建 築 物は,
めま ぐ る し く変 化 す る社 会,
経 済 情 勢,
あ るい は技 術 革 新の影 響に よ り,
機 能 的な寿 命に至 る と,
た と え構 造的に は十 分に寿 命が あ り1
,
利用価値が あっ て も,t
再利用や増 改 築 を繰り返すこ と な く,
解 体 を 余 儀な く され て い る例が少な く ない。・
こ の よ うな現状の な か で我々 は,
増 改 築 等を繰 り返 し なが ら社 会や環 境の変 化に うま く 適応してい’
く、
t
『適 応 型 成 長 構 造 物 亅』
を提 案 することに よ り,
構 造 物の長寿命 化 を目指し て い る2)・
3 )。
従 来の構 造 物にお・
い てに,
社 会,
経 済 的 状況等か ら,
大 規模な増 改 築・
を行っ て いる例は余り見られない。 とこ ろ が,
『適 応 型 成 長 構 造 物 亅におい ては,
その耐用.
年 数 は 100年 以上,
理 想的に は半永 久 的 な もの を 想 定 してい ることか ら,
利用期間中に数回 か ら十数
回の増 改 築やリ サイ ク1ル等,
構 造 物の形 態その もの を 変 化させ る必 要が 生じて くる。
’
そ し て,
利用期間中に形態 が変 化す るこの よ う な構 造 物 を設 計 する場 合に臨 その概 念 設 計の段 階 か ら あ ら か じ め,
形 態変化 を あ る 程 度 想定して お く必要 が あ る。 もち ろ ん,
将来の社会, 経済情勢 を予測し, 解 体に至 る まで の形態変化の過 程 を決 定す ること は か な り 難しい問題で’
あ る が,
あ る 程度の展望を もっ て 設計して お くことは不 可欠である。
.
ま た,
当 然の こ とな が ら, 『適 応 型 成 長 構 造 物 亅 を実 現 する に は,
構 造 物の形 態 変 化を,
ミ クロ 的に とら え て,
柱, 梁,
壁,
基 礎な どの各 部 位につ い て,
細 か く検 討す ること は 必要で あ り,
避 けて通るこ と はで き ない。 し か し,
そ の一
方で,
『適 応 型 成 長 構 造 物』を設 計す るにあ たっ て は,
大 規 模 な 増築 等を行っ た と きの構 造 物 全 体の性 質 をマ クロ的に と ら え て お くこと が, 各 部位の検 討を行う「
こ と以 上に重要と な る。
そ れ は,
「構 造 物に 要 求さ れ る 空間量 が絶 対的な 不 足 を生じた 場合な どに は,
大 規 模な 増 築 (ド ラス テイッ グ な形態変化 〉を余儀な く さ れ る。 そ して,
大規 模な増築を行えば,
設 計時に設 定 し た以 上1
の荷 重 が 構 造 物に作 用 し,
かつ,
力の伝達メ カニ ズムが ドラス ティ.
』
ック に変 化し て し ま うこ とによっ てtt 構 造 物 全 体の力 学 的 安 定 性が損な われて しまうこと が想 像に か た く.
な い。
」と い う理由か.
ら である。 こ れ は、
t
現 存す る 構 造 物の設 計で は,
考 慮す る 必要の な かっ た,
『適応 型 零 清水建 設 大 崎 研 究 室・
工 修 ** 清 水 建 設 大 崎 研 究室・
tt.
re
Ohsaki
Research Institute,
Shimizu
Corpora
巨Dn,
M.
Eng.
成 長 構 造 物亅に特 有の新しい問 題であるといえる。 以 上 を要 約すると
,
『適 応 型 成 長 構 造 物亅の実 現に は,
そ の形態発 展の プロセ ス を 決定する こと と,
構造物のマ クロ的な力 学 的特性を把握 すること が必 要と な る。 し た がっ て,
本 研 究で は,
『適 応 型 成 長 構 造 物 』の実 現に向け,
長い利 用 期 間の な か で,
ドラス テ ィッ ク な形態変 化を繰 り返す構 造 物の形 態 発 展 プロセスを決定す る方 法 論を構 築す る た めの基礎 的な検討と,
こ の構造物の力学的特性 を 把 握 す る た めの検討 を行う。
そ して,
本 論 文では,
以 下に示す ように, 最適化手法を用い て,
増 築の み を考 慮 した構造物の形 態 発 展の プロ セ ス の決定 方法とそ のマ ク ロ的な力 学 的 特 性につ い て検 討して いる。 増 築 を考 慮 し た評 価 関 数と して,
構 造 物の全 利 用 期 間にわ たる累積全ひずみ エネル ギー
(後述 )を提 示す る。 そ して,
設 計 変 数と して は,
構造物の計画 的な 空間量 を 用い, 累積全ひずみエ ネルギー
を停留さ せ ること に よっ て, 全 利用期間に わたっ て力 学 的に安 定 し た構 造 物の空 間 分 布 を決 定する。
増 築 を考 慮しない従 来 型の設 計 手 法 とこ こで提 案し た評 価 関 数を用いた手 法との違いや,
空 間 量に対 する制 約条件や外 力条件の違いが,
構 造 物 全 体の力 学 的 安 定 性 に与え る影 響につ い て の検 討を得ら れ た最 適 解やひずみ エ ネル ギー
分布な どを 比較すること によっ て行 う。 実 際の解析におい ては,
構 造 物を平 面応力の有 限 要 素 法を用い て モ デル化し,
各 要 素の厚さ を設 計 変 数に し て いる。 これ は,
設計変数と して用い る厚さ が,
単に厚さ の意 味を もつ だ けで はな く,
後にも示す と お り,
構 造 的 に は剛 性,
計画 的には 空間量 と し ての意 味も持ち あ わ せ てい る か ら で あ る。
つ ま り, 平面 応 力の有限要素法を用 いて,
最 適 設 計 問 題 を 解 くことにより,
空 間 量の制 約 を 受け な が ら構 造 物の形 態が ドラ ス テ ィッ ク に変 化すると きの 構 造 物 全 体の力学 的 性 質を把 握する こ と がで き るの で あ る。
2.
問 題の設 定と定式化 本節で は,
本論 文で対象と す る最 適 設 計 問 題の設 定 方 法と その定式化につ い て述べ る。
建築物は平面応 力場の 2 次元有限要素を用い てFig,
1の よ うに モデル化を行 う9, 。 つ ま り,
建築物を間口方向に構造的に 分割し,
奥 行き 方向は 分割を せず,
これ を間口方 向に分割さ れ た要 素の厚さ と と らえ ることに よ り,
平 面 問題 に置き換える こと が で き る。
これをFEM
の平 面 応 力 問 題 として解 析 を行う。一
方,
逆か ら見れ ば,
平 面 応 力 問 題に お け る 要 素の厚さ は,
要 素 位 置で の奥 行き と見な す こと がで き るの で, さ ら に要 素寸法が一
定と す れば, 構造物の空間 量で ある とい え る。
ま たモデル化は, 各増 改 築ステ ップ につ い て別々 に行う。
ま た, 最 適 化 問題の解 法と し て は変 分 法によ り,
汎 関一
164
一
数か ら停 留 条 件 式 を 導 き 停 留 解 を 求 める方 法 を 用い る5)。
2.
1 問題の設定 こ こ で は,
最適設計問題に用いた評価関数,設計 変数, 制 約 条 件の それ ぞ れの物理的,
ある い は計 画 的 側 面にっ い て述べ る。
2.
1.
1
評 価 関 数 評 価 関 数 として以 下に示 す よ うに 2通りの評価 関数 を 設 定し, それ ぞれを変 位と厚さに関 して停留 さ せ,
その 停 留解, ひずみエ ネルギー
に及 ぽ す影 響 を検 討す る。 objectivefunction
(1
) u(圃,
1
魁}) objective funct重on (2
)蝋
1
蜩 〉一
∬
σ(}dl
,1
・})d
置 →Min ……
(1−
1) Ns=
Σ〔乃(ld
},1
鉱D
ら →Min ……
(1−
2 ) 丿昌
I subject to Σde
[Ke ]iul
−
lp
}=
0− ・
…
一 一 一 ……
(2)e 恥
=
Σ TeAede………・
一
…・
一 …・
・
…………
(3 ) edE
≦de
≦d5−・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
一・
・
・
・
…
一・
・
・
…
(4
) こ こに,
[Ke
ユ= Ae[Beユτ[1)][B『・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(5 ) こ こ に,
(2) 式は力の釣 合 式,
(3)式は総 重 量 貼 に 関す る制 約条 件式,
(4 )式は要素の厚さde
に関す る制 約 条件式であ る。
ま た,Ae
は要 素の面 積,
iul
は節 点 変 位,Ur
,U
,,t
」は そ れ ぞ れ, 累 積 全ひずみエ ネル ギー,
j
段 階で の構 造 物の全ひずみ エ ネルギー,
ノ段 階 で の構 造 物の存 続 期 間を示 し,
T【は寿 命,
Ns
は寿 命に 至る までの増 築の回 数 を示 す。 (1−
1)式は,
各 増 築 段 階で新たに追 加され た部分のみ を最 適 化してい くことを考えた場 合の評 価 関 数である。
式の上で は通 常の ひずみエ ネル ギー
を表し て い るが, 最 適 化 を施 す 要 素が各ステップで異 なっ て いる点に特 長 が あ る。 例え ば Fig.
1を用い て説 明 する と,
A で は a の 要 素を,
Bで は bの要 素を,
Cで は c の要素だ けをそ れ ぞれ最 適 化 することにな る。 (1−
2)式は,
評 価 関 数と して「累 積 全ひずみエ ネル ギー
」 を 用い て い る。
「累積全ひずみ エ ネルギー
」とは,
各 段 階で の全ひずみエ ネルギー
防の ある段 階ま での時 間積 分 を施し た総ひずみエ ネルギー
量と定 義 してい る。
(1−
1) 式 と同 様に Fig.
1を用い て説 明す る と,
建 物がA とい う形態で ti期 間 存 在し,
その 後B
とい う形 態で t,期 間 存 在し,
最 終 的にC
とい う形 態でt3
期 間 存 在 し てい た と す れ ば,
その間の累 積全ひず みエ ネル ギー
Ur は各 段 階で の全ひずみエ ネル ギー
をU
,とすれ ば,
U
.=
U
,ti
+U
,t
,十Ui
tsで表わ さ れ る。 こ れに よっ て,
初 期か らある段 階までの構 造 物の形態変化に伴っ て変化する全ひず みエ ネルギ
ー
を総 括し て評 価 するこ と ができ る。 ま た,
』
こ こ でのモ デル化は,
構 造 物のそ れ ぞ れ の増 築 段 階で の 形態を一
っ一
つ の構 造 物と考え,
そ れ らを時 間という重 みを付けをし な が ら→ つ の構 造 物と.
し てま とめて し まう という方 法 をとっ てい る6 ただし,
ある段 階で増 築され た要 素は, その後は変 数 を従属化する ことによ り同じ要 素 (Fig.
ユ の 1と3 と7,
.
’
e
と4・
と8, 5と9
,6
と10
) と見な せ る.
よ う に 工夫して いる。 そ し て,
’
こ れ ら の評 価 関 数を変 位と厚さに関レて 停留 させ るこ とに より,
・
各 増 改 築 段 階でエ ネル ギー
的に安 定 な形 態を求め るこ とがで き る。 ま た, (2
)式中の外力t 項
1P
}ば,
今回は節点外力と物体力 を用い る が,
将 来 的 に は1地 震 力の よ うな動 的 外 乱を考慮する必 要が あ る と 考えて い る。 2.
1.
2,
設計 変数1
.
.
、
’,
’
,
.
1,
t’
設 計 変 数は厚 さde
と し,
評 価 関 数を厚ざd・
e と 節 点褒
位lul
に関して停 留さ せ る。.
先にも述べ た が,
各 要素 の寸 法 (こ の場 合は面 積 )が一
定と す れば,
評価 関数 を 停 留さ せ る厚 さ を決 定 することば,
エ ネル ギー
的に安定 し た 空間量.
(こめ場 合は奥 行き)を決 定す ること に ほ か な らない。
な お本 論 文で は,
評価関 数 (2 )の時 間項は既 知量と し, 設 計変数ではな く与
条 件と してい る。
2.
1.
3 制 約 条f
牛(2 >,(3
』
』
),(4)匸
式は制 約 条 件で,
(2)式 は 力の釣 合 式, (3
), (4 )式は厚 さに関す る条件で,d5
,,
dE
は 厚 さの許 容 上 下 限 値で あるe (3.
)式は総 重 量 を制 約し て い るが,
単 位 厚さ当た り の重 量 を各 要素で一
定と す れ ば, 全 要 素の厚さの総 和の制 約 条 件と見な すことがで き る。
つ まり,
実 際の構 造 物に おいて,
これ ら の制約条件 ((3), (4)式 )は,
構 造 物 全 体と構 造 物 各 部 のス ペー
ス に対 する条 件である と見な すこ とがで き, 法規や構造 物の計 画 的 側 面か ら課せ ら れ る条件で あ る といえ る。
し た がっ て以 下 で は,
重量の制 約 条 件 ((3) 式 )を,
総 厚の制 約 条 件と呼ぶ こどに し,
(3)式 を以 下の よ うに 書き換え て お く。.
・
1.・
・
、
}
d7r
Σ de・
ゐ……一 ・
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r・
・
…
t……・
・
…・
…・
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《6) e r/
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・
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・c・.
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U2愈
工
懿
乳
・
.
〔ノ t3 呻嬲
嬲
嬲
’
shaρ¢A shape B shape C
Fig
。
1 An exarnpte of arL extension’
processま た
,
同様に (2 )式を力の釣 合方程 式,
(4 )式を.
要素厚の制 約 条 件 式と.
呼ぶことにする1
。 こ こで,
これ ら の対 応を以 下に示してお く。・
(2)式 :力の釣 合 方 程 式.
常に力の釣 合 状 態 を保つ ための制 約 条 件 式 (6
)式 :総 厚の制 約 条 件 式.
・
、
構 造物全 体で の総 空 間量 を規定す る制 約 条 件 式 (4 )式 :要 素 厚の制 約 条 件 式 構 造 物 各 部分の空間 量 を規 定す る制約 条件式 また, 要 素 厚の制 約 条 件 式 ((4) 式 )』
は , 不 等 式 制 約 条 件 式に なっ て い る の で, 以下の よ うな等 式 条件に置・
き換えて,
評 価 関 数に加 算 する方 法.
を用い る。
・
f
,
r
−Uo
{
2(
が一dE
噛d7
)
一
・1
.
2r :…・
・
…一 ・
(・)f
・一
Uo
(
・(
de− d
呂d
,,
)
+1r
埋・ ………・
……・
(・)(7)式は厚さの下 限 値に
,
(8
)式は上 限値に対 して l.
置き換え た も の で あ る。 こ こに,
U
。は初 期値を与え た と きの全ひずみエ ネルギー
,「
ま た.
,
N
は十 分に大き な 自然数であ る・
。
(7.
), 〔8 )式 を図に示すとFig.
2の よ う に な る。
点 線 部 分 が 不 等 式 を満た す範囲で あ る。 こ の 関数は,
その範 囲 内に解が存 在すQ
.
どき は ほ ぼ0 とな る.
ため, 1 不 等 式 条 件 式を含まな い汎 関 数の値がそ のま ま 反 映され た停 留 解が得られ,
停 留 解が範 囲 外,
あ るい は存 在 しない場 合に は,
不 等 式条件式の上 限値,.
あ る、
い は下 限 値で停 留 解が得ら れ る よ うに設 定 さ れ た,
いわ ば一
種 の Penalty 関 数4 ,で あ る。 し た が っ て,
』
要 素 厚の制 約 条 件を0
〈.
de
くdr
と お け ば,
この制 約 条件
が ない場合と 同じ解が得ら れ る。 ∫.
Lら
∫1’
ち
∫1 … allowable bound 「 1i
』
i 「 毛 毫.
PI
∫脚
% 〜唱
」
’ 」 x、
〆
〜一
_
’
.
.
1
04z’』
dε ひ1
煽
4Fig
.
2 Penalty垣nctiQn2.
2
問題の定 式 化 と解 法 次に 2.
1節で掲 げた問 題の定 式 化とそ の解 法 を示 す。
な お, こ こ で の定 式 化は, 評 価 関 数 (2)の場 合を示せ ば (1
)も同 様に行え るので評 価 関 数 (2)だけに限っ て行う。
まずFig.
3に示す よ うな長 方 形 要 素を考える。 こ の 時, ひずみ一
変 位 関 係 式,
応 カー
ひずみ関 係 式は次 式で与 え られ る。
ひず み一
変 位 関 係式i
ε1
=
[B
]iul
−・
…
一
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
一・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(9
> 応 カー
ひずみ関 係 式1
σ}= [D
]1
ε1
……・
・
………・
…・
……・
……・
・
一 ・
・
(10) こ こに,lul
は変 位,IEI
は ひずみ, 同は応 力 を示 して い る。
[D
]は平 面 応 力状 態の場 合,
次 式で与え ら れる。
喘
[
一
一
一
(11 ) こ こに,E
は ヤング係 数,
レ は ボア ソ ン比で あ る。
こ れ よ り,
評価 関数で ある全ひずみエ ネル ギー U
は 形 式 的に次式で与え られる。
u 一
写
ひ・一
易
d
・ 囘・ [lil
・e ][・1
・
・
……・
……
(12 ) こ こに,
[Ke
];Ae
[Be
]T[D
][Be
] 次に等 式 制 約 条 件で あ る力の釣 合 方 程 式は次 式で表さ れ る。
IF
}≡ Σd ε
[Ke
]i
包トIP
}=IO
}……一………・
(13
) e こ こ に,
IP
}は前 節で も述べ たと おり,
外 力 項 を示 し てお り,
節点外 力と物 体 力の 2通りの外 力 を考え ている。
そ して,
外 力と して物 体 力を考え た場 合は,
こ の項 も厚 さの 関 数にな ることに注 意す る 必要が ある。
な お,
評価関数 (1−
2)式は,
積分の 形で与え ら れて い るが,
制 約 条 件 を付 帯 条 件と し て汎 関 数に取 り入 れ る 場 合,
こ の条 件は各 時 間におい て成 立 すべ き条 件 とな る の で,
こ れ らを汎 関 数に取り 入 れ た形で積分 する こ と に する。 そ こ で,
(12)、
(13)式と前 節で 考 慮し た総 厚の制 約 条 件 ((6)式 )と要 素 厚の制 約 条 件 ((7),
(8> 式 ) よ り,
Lagrange 定 数 λ。,
1
λ,1
を用い て汎 関 数 」 は以 下 の よ うに表現で き る。
」=
Σコ丿ン・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(14) 」=
1 こ こ に,
」・
一
[
u
+)1
]Cfr
+fS
)+h
(
d
・−
4d
・)
WI
小
一 ・
・
………・
………・
・
…・
…
(15)一
166
一
こ こ で,
(15
)式の []内は,
j
回 目の増築を行っ た 場 合に,
その増 築さ れ た要素だ け を考 慮し た時の評 価 関 数 を表し て いる。 つ まり,
各 増 築ス テッ プご との 評 価 関 数 (1
)で あ る。 (14)式 を 変 位lul
, 厚さde
とLagrange
定 数 λ。,
i
λ1} の関 数と し て そ れ ぞ れ につ い て の第一
変 分 をと る。
・・一
魚
(
論
・1
・1
・3
書
}・1
・}・
暮
耄
…論
・1
小
一
……・
……・
(16> これ か ら,
停 留 条件式と して以 下の式を得る。&
/
’1
−
i
・t
,覇
書
}−
1
・L
{
誌
一
・,
論
一
1
・} こ こ に,
∂ゐ・
・
卜
・
・
…
一・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(17) ∂de
2 ∂de
一
λo−
1
λ,} ’ [Ke]iul
(θ=
1,
2,…
ハ弓)・
・
・
・
…
一・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(19 )咎
一
・・一
¥
・・…・
…一 ・
…一 ……一 …・
・
(・・)3
完
}1
・ト4
・側
i
・}…
・
・
……・
…・
…・
(21
) 石r
ζ
d
て躙1
・H
λ1} τ写
聞 κ9 ]’
’
’
”…
(18 )型
L
}
1
。i
・ [k
・ ]1u
}+∂(ノf
+f
£) こ こ に,
莇 は,
」段 階で の全 要 素 数を表す。 (18 )式か ら (21 )式まで の停 留 条件式を連 立して解 くこ と によ り停 留 解が得られ る。 た だ し,
これらは,
変 位lul
,
厚さde
と Lagrange 定 数 λ。,
{λ,1
に関 して の非 線形方程 式とな る た め,Newton−Raphson
法を用い て収 斂 計 算 を行 う。 2.
2.
1 精 度 検 証 こ こ で は,
簡 単な モ デル を使っ て要 索厚の制約条件 ((4 )式)の範囲 を徐々 に変化さ せ た場 合の停留解の 変 化の ようすを 調べ る ことに よ り解の精 度の検 証 を 行 う。
Fig.
4に示す よ う な長 方 形の 2要 素モ デル を考え, 総 厚を一
定に し た う えで,
要素厚の制約条 件 を徐々に厳し くした と きの停留解の様子を調べ た。
外 力 条件は節点 外 力と し, 各要 素の境 界条件は すべて水平ロー
ラー
と して 水平方 向 だけの 自由 度 を 考え た。
こ こではtPenalty 関P
42
P
P
ゴ1
P
多 Fig.
4 Two・
element model1
.
00,
8、
ミζ
o・
6 、 0.
4 0.
2.
ρ
0,
0、
.
・
1.
0・
Q.
91
0.
8・
0き7.
・
0.
61.
・
05tt
;玩
一齟
.
i
”d
’ ・!dt
・憾
.
.
Fl“5
!
謙
,器
i:
謙
1
噛ゆ
四
噸
鯉
aTh6ie 1ド Resu[ts dfFig
、
5’
t/
・
’
z
」
1.
.
・
さ,
ド
幽
11
,
.
、
.
・
・
Vl
“L’
、”
・
1.
},
数の 指 数 を κ=
600 と し「
た6
〜そ の 結果 をTable l とFig.
5に示 す。
解は 2要 素の 厚さの総 和dr.
で無 次 元 化 し てし)る。Fig
:5t
が,
’
t 制 約 条 件 を変化さ せ た と・
きの結 果 であ る。
縦軸にdli
の停 留 解を.
tt 横軸にdi
に対 する制 約 条 件の上限 値d
},を,
そ れ ぞれd7
で無 次 元 化し た値 を取っ てい る。,
Table
1は;’
IF.
ig
,
5
中 の各点で のdb
/’
d.
ii と停留解d
ソ砺 の値を示、
レてい る。t.
t.
t..・
この 結 果よ、
り,
停 留 解が許 容 範 囲 外に な る と (d』fdr
〈0.
667),
解は制 約 条 件の上限 値に十 分な精 度で収 束 じ ているこ と’
が 分が る。.
囗・
11.
、
』
・
1 「
3.
数値 解析例と考察・ ’
1’
.
1・ .
∴/
t
tt
’
卜
次に,2
章で導いた停 留 条 件 式 を 用い て行っ た数値解 析の結果 を示す。
1’
・
.
・
.・ .
・『
.
・
』
,
3tl
:.
解析内容『
∵、
一
.
’
・
.
,
本論 文で は,、
Fig.
6に示す よ う な6 要累のFEM
モ デ ル を建 築 物の最 終形状と し.
て,
その形 状に至 る5っの増 築TYPE
(Fig,
7.
)を仮 定し た場合の;.
評価関 数.
(・
(1−
1> 式,
(1−
2)式)や制 約条件 ((.
4 ),
、
e6
)式)の設 定 方 法,
あるい は外 力 条 件の相違 が1
停留解やひずみ エネルギー
に及ぼ す影 響につ い て考 察す る。 1 こ・
の と き,
各 要 素の厚 さ以 外の パ ラ メー
タ (面 積,
材 料物性)は すべて同 じ も の と す る。
.
ま た,
・
各 要 素の境 界 条件は, すべ て水平ロー
−
L ラー
と して水 平 方向だ けの 自由 度 を考える。
な お,、
今回 は最終形状に至る途 中 段 階で の比 較は行わず
,
;
すべ て最 終 段階で iの解 (厚さの分 布 )と ひずみエ ネルギ←
を比 較 す る。tt
まず,
評 価 関 数は以 下に示 す よ』
うな2CASE
にっ い て比較を行っ た。.・
・,
.
・
・
CASE
1
:・
評 価関数 ((1・1
式)』
を用いて, 各 段 階 ご とに追 加 され た1
増 改築 等 ).
要素の み に最 適 化 を 施す。
1 2 3 4み
妨
LOOO唱
α6670500
.
「
幽
71 ■
噛
0.
667℃
广
0.
」
667 「0.
5001
PPPPPP
22222“
の
ρ
0・
凰 ー 1 F P,
、
,
2P2P2P2P2P
Analysjs model of f亘na 且shapU
’
匚
t
・
t
/
tt
,
i
.
L
,
ロ
+し
ロ
,
tt
.
/
口
・1em
・典ts t・be
・ptimizediri
’neW st・p一
署
岬
・卿
ゆ
吶
・・…P
・レ
畠
.
蟹・
」
駕
,・
,
.
」
1:
TYPEO lト
y
’
‘ t’
舮
」
F 「.
、
,
1」
’噛
1.
「
t尸
/
i、
一,
, 彡タ・
、
ド ∫YPEl
k:・
一、
「 づ易
/TYPE3 ・
、
」
匹
TYPE2
tt
,
一 一t1
彡
易
蕩
・.
1、
.
LTYPE4,、
,
一
:乍ig
.
7 Analy≦is m6d 削s con 』ld6ring extensi6n ofbulVd
thgstl
・
CASE
2’
:評価関 数 ((ユー
2
式)を用いる。
こ の とき 各 段 階の構 造 物の存 続 期 間』
t」は一
定で既 知と するト
。
tt
.
外 力 条 件は節 点 外 力と物 体 力の2
通 りを考え る』 節 点 外 力は,
各 要素に同 じ物体力が加わ つ た と仮 定じ で,
そ れ を各 節 点に等分 配 し た と きの合力 と し・
て与え る。’
例え ば, 各 要 素に 4P の 物 体 力が加わ っ て い 葛 と す る と,
.
各 節 点に加わる節 点 力は,
最 上 層の 節 点にP ,
.
それ 以 外の節点に は『
2P 加わ る ことに な る (Fig,
6参照)。
.
.・
ま た,
要 素 厚の制 約 条 件 ((4 )式 〉はザ 与え な い場 合と,
許 容 範 囲を;6要 素の厚さの合 計 をD。とし た と ぎに,
要素に関係な く厚さの平均値 D ,/6に対 し てボ± ユ0%,
±30
%,
±50% の.
3通り で与えた場 合の計 4通 り で解 析し た。 た だ し,
物体力を与え た場合は評価 関数 の性 質 上,
要素厚の制 約 条件無しの場合には解が存在し6
輔・
initial value6543 0膠
2冒
1 0 1 2 0 ぴノ♂ 5 0 5 ぴ Fig.
8 Distribution of optima 正50】u 巨ons and strain energy of TYPEOw 重th the nodak force given(Broken lines in.
idicate initial values of thickness.
)ないので これ を省いた
。
ま た,総 厚の制 約 条 件 ((6
)式 ) は,CASE
I
とCASE
2
で与え方 が 異 なっ て い る。CASE
1は,最終形状で の総 厚を一
定とするだ けで な く,
各 増築段階で増築さ れ る要素に対して総 厚の制 約 を課 し てい る。
そ して,
各 段 階で の最 適 化 を行 う要 素の総 厚 を 変化さ せ て,
停 留 解と その ひずみエ ネルギー
分 布の変 化 の様子を調ぺ る 。一
方,CASE2
で は, 途中段 階での総 厚dr
の制 約条件は与えてお らず,
最 終 形 状の 6要 素に 対 しての み制 約 条 件を与えてい る。
そ して, 途 中 段 階の 総 厚d
アは自動 的に決 まるもの とし た。
ただし, 両 ケー
ス共に,一
度 付 加され た要 素は,
それ以 降の段 階では,
従 属 変 数 化す る こ とに よ り同じ性質の もの とし て取 り 扱っ て い る。3.2
解 析 結 果 以下に,
解析結果 を示す。Fig.
8は,
TYPEO
の モ デ ル を用いて要素厚の制約条件を与えず, 節点 外 力 を与え た場 合の 停 留解de
, 単 位厚さあた りの ひずみエ ネ ルギー
分布ue
/de,
お よび ひずみエ ネルギー
分 布ue
の結果であ る。 ま た, の点線は厚さの初 期値 を示す。
縦 軸は層,
横軸は厚さ お よび, ひずみエ ネルギー
を示 し て いる。 厚さ は,
軸 対象に分布す る ものと して,
軸の中 心 を0
と して分 布 を示し た。 ま た,
材 料 定 数お よ び面積 は各要素で一
定と し た。
この場合, 増 築を せずに一
度に すべ ての要 素 を最 適 化す るの で,CASE
1
とCASE
2
の いずれ の評 価 関 数を用い ても停 留 解は同じ になる。 これより,
厚さの分 布は最上層か ら順に,
1:3:5 :7 :9
:11
の 比 に なっ て お り,
こ れ は そ の ま ま,
各 要素が 負担してい る 力の大き さの比率と一
致し ている。
そ して, 各要素の単位厚さ当た りの ひずみエ ネルギー
は,一
定に なっ てい ることがわか る。
つ まり, 各要 素の単 位 厚さあ た りの外 力の負 担量 が一
定, ひい て は,
単 位 厚さ あた り の ひずみエ ネルギー
が一
定に な るように厚さ の分 布が決 まっ てい る といえ る。
本論文では こ の モデル を以 下の結 果の基 準 値と す る。一
168
一
゜
ミ p 21.
81.
61.
41.
2 e.
8eso.
40.
2■ TYpeo 圏TYPE1 圏TYPE2 口 TV?E3 口TYPE4
Fig
.
g Comparisen of total strain energy with the nodaHorce 9]ven3,
2.
1 評 価 関 数の停 留 解に与え る影 響各 評 価 関 数を用い た場合の解析結果 を
Fig.
9,10に示す。
Fig.
9は,
各CASE ,
TYPE
の 全ひずみエ ネルギー
の結 果 を示して いる。 ま た
,Fig.
10 (1
)はCASE
1,
TYPE
3,
Fig.
10
(【1
)はCASE
1
,TYPE4
, Fig.
10( )は
cAsE
2,
TYPE
3,
Fig,
10 (】V
) はCAsE2 ,
TYPE4 の結 果で
,
左か ら順に 停留解 de, 単 位 厚 さあ た りの ひ ずみエ ネル ギー
分布ue
/de
, ひずみ エ ネル ギー
分 布ue
を示 して お り,
最 初の 図の 点 線は TYPEO の 停 留 解 (Fig.
8 の実 線)を示し て い る。 こ こでCASE
Iの 場 合に は, 各 最 適 化 段 階で最 適 化を行 う要 素に関する総 厚の制 約 条 件 ((6 )式 )が 必要と な る。
今,
全要 素数 6での厚 さの総 計 をD,,
最 適 化を行う 要 素数 を n。と す る と, dr=
(Dτ/6)ne を制 約 条 件と して与 え た。
ま た外 力 条 件 として は,
節 点 外 力 を与え た。
要 素 厚の制 約 条 件 ((4>式 )は与え な かっ た。
ひずみエ ネル ギー
の 値は すべ て TYPEO で の ひ ずみ エ ネルギー
U° で無 次 元 化 して い る。 これら の結 果か ら,
最 終 形 状だけ の最 適 化 を施したTYPEO
が,
他の TYPE よ りもエ ネ ル ギー
的に安 定して い る こと が分か る。
これは ご く当然 のことであ る が,
他のCASE
の よ うに厚さの制 限を受 け たり,
増改築 等に よ る 要素に加わ る荷 重 条 件の変化 が ない こと が大き な要因である。
次にCASE
I
では,
薄い要 素の上に厚い要 素が載っ て いる よ うな いびつ な形 態が得ら れ,
ひずみエ ネル ギー
もか な り大き く なっ ており,
形状で も,
ま たエ ネル ギー
的に もTYPEO
に比べ て不安 定で あ る こと が分か る。 ま た,
増 築を行っ た (要素を追 加し た)部分の 直 下の 要 素の単 位 厚 さ当た りの ひずみエ ネル ギー
が,
他の要素に 比べて とび抜け て大き く なっ て お り, こ の部 分に か な り の ひずみ が生じてい るこ と が分かる。
これ は最 適 化 を行 う段階で,
将 来の増 改 築 等の ステップを考 慮してい ない た め に生 じ た と考え ら れ る。
もし, 評 価 関 数 (1 )を用 い て設計を行う場合には,
増築を行う直下の要素の補 強 など を容 易に行え る よ うに配慮 す るこ と が 必要で あ る。…
’
TYPEO o・
o 2−
1012 0 15 0剛
♂ ぴ!8
(1
>幽
CASE 1,
TYPE3 ぴ 10 654321…
TYPEOo
・
2・
1 0 1 0 2 0 5 0 ぴ1di (皿 ) CASE2,
TYPE3 び 5 4 2 20一
゜
鱒
TYP 耳0 32 654321…
TYPEO6 54321 6
@
、
’
5 0 0 0 0−.
1 0 1 2 0 15 0 10−
2−
1 0 1 2 0 5 ぴノdi
d
「
び1dt ぴ(ll) CASE 1
,
TYPE4、・
(W
) CASE 2,
TYPE4 Fig.
10 1nfluences o 正objective functions on opti.
ma 【selutions and strain erLergy〔Broke
唄
in,s indicate optimal solutiQ 皿s Qf TYPEOc 。[respQndent te in Fig.
S.
)432 Oo
ぴ 5 ま た, 増 築の TYPE に よっ て も 解
,
ひずみ エ ネルギー
の変 動が大きい の で,・
増 改 築の方 法が設 計 変 数 (位 相 決 定 ) の一『
?とな る ことも考え られ る。一
方,
CASE 2の場合はい ず れの TYPE において も,
停 留 解,
ひずみエ ネルギー
分布と もTYPEO
に 近い値 を示し て いること か ら,
か な り最 終 形 状の 影 響 を 受けて い ること が 分 か る。
ま た, 増 築のパ ター
ンに はそれ ほ ど 影 響を受け ていない こと が 分 か る。
ま た, こ の方 法は, 各ス テッ’
プで の構 造 物の状 態 と最 終 的な構 造 物の状 態の 両 方を考慮し ているので,CASE
』
1
に見ら れ る よ う な 不 安 定な形状や, ひずみエ ネルギー
の特定の要素へ の偏り を回避でき る評価関 数と して今 後か な り有 効に利用でき る。 3.
2.
2.
制 約 条件の停留解に与え る影響厂
.
本 節では,
制約条件の解に対す る影 響につ いて考 察す る。
具 体 的に は,
厚 さの許 容 範囲 を変え た り (要 素厚の 制約条 件 式 ((4) 式 )の範 囲 を 変え る),
与え る厚さの 総 量 を 変え る (総 厚の制 約 条 件 式 ((6
)式 )の総 量d
, を変え る)こ’
とによっ て,
停留 解,
ひずみエ ネル ギー
が どの よ うに変 化す る か を調べ る 。 厚ざ の許容範囲 は,(a)厚さの平 均 値 (DT
/6
)±10
%,
(b
) 平 均値±30
%,
(c)平均 値土50
%の3
通りで行っ た。 外 力は節点外 力を与えている。Fig.
11は各TYPE
の無 次 元 化し た全ひずみエ ネル ギー
の結果を示し てい 2 L8 L6 1.
40L2書
1 0.
80.
60,
40.
2 0 圏 T’
VPEO 阻 胃PE】 母 TYPE2 口 胃 陀3 口 E4 1「
三炉
【
}
7
「
:
”
1:
「
”
「
.
艦
.
.
「
凵
.
」
±.
置o%”
雫
’
齟
’
「
.
r−−r.
、
−’
f.
”
・
・
ウ
」
・
・
」
」
幽
.
.
.
、
・
卜
・
・
7
CAS田 CASE2 (a) CASEI CASE2 (b)士3G% CASEI CASE2 (の 士50% FigJ1.
C。mp ・ri・・n ・f t・t・1・t・ai・ ・n・ ・gy u呻
・thgF
・d・l force and the constraint conditions of element thick−
neSS る。Fig.
12(1
}はTYPEO
の モ デル に制 約 条 件 (a> を与え た場 合と各CASE
のTYPE
3
の停 留 解の結 果,
Fi9.
12(n
)はTYPEO
の モ デル に制 約 条 件 (c)’
を与 え た場 合と各CASE
Iめ TYPE3 の 停 留 解の 結果を示 す。
点 線が要 素 厚の制 約 条 件 式 ((4)式 )を与え ないTYPEO
の結 果で あ る。 ま た,
Fig.13・
はTYPE3
を 用い た と きの厚さの許 容 範 囲の違い による
単
位厚さ あ た りの ひずみエ ネル ギ
ー
分 布 を示 して いる.
。 これ よ り.
以 下の
…
TYPEO (no constraint conditionEq.
(4
)) 6 6 4 4 0・
0 2−
1012−
2−
1012,
2−
1012CASEl
CASE2
TYPEO TYPE3 (1
) D7/6±10 %…TYPEO
(no constraint condition Eq.
(4))654321 654 0
−
2’
1 °〆
2’
2’
t °di
12−
2−
1 °di12
CASEI
CASE2
TYPEO
TYPE3 〔] ) Pτ
/6±50%Fig
.
12
1nf1皿ences of the censtraint conditions of element thickness on optimal solutions {Broken hnes indicate 。ptimal sDLutions of TYPEOco 【resp 。ndent to inFig
.
8.
)TYPEO
あ るい はCASE2
で は,
要 素 厚の制 約 条 件 が厳し く な る ほど, 全ひずみエ ネルギー
が増 大し ている の に対して,CASE
I
ではTYPE
に より差がある。 こ れ は,CASE
1は制 約 条 件を 設 ける こ と によっ て特 定の 要素の ひずみエネル ギー
が過 大に な るの を 回避し, 全ひ ずみエ ネル ギー
を減少さ せ る場 合がある か らである。
ま た,
上層 部は要素厚の制約条件の下 限値で,
下 層部 は 上限 値で制 約さ れて いる。 こ の こと は, 要 素厚の制約 条件な しの 場 合の 停 留 解か ら推 測で きるe これ よ り全 体 的傾向と して, 上層部の単 位 厚さ あた りの ひずみエ ネル ギー
は小さ く, 逆に下 層 部は大 きく なっ て い るこ と が わ か る。 これら の こ と か ら,
要素 厚の制約条件を与え ることに よっ て,
各 要素の過 大な変化 を抑制で き る (CASE
l)一
方で , 最 適 解に至る こと を拘 束 して しまう (CASE
2) とい う現 象が生 じてい ること が分か る。
次にCASE
1
の場 合, 各 段 階で最 適 化さ れ る要 素に 与え る総厚を変化さ せ ることに よっ て, 停 留 解, ひずみ エ ネル ギー
が どの ように変 化 する かを 調べ た。
結 果は一
170
一
65432 O O O 5 0 5 0 5 び1d u‘
tdecrldi
〔a)±10
% (b
)±30
% (c)±50% 〔1
) CASE l 65432 65432 O O O 5 0 5 0 5 び1ずu ”
tde びfdt (a)±10% (b)±30% (c)±50% (∬) CASE 2Fig
.
13 1nfluences of constraint conditiQns of element thick・
ness on stra 孟n energy 〔Broken
Ilnes
indicate optimal §。lutions of TYPEOcQrresp 。 駐denけ 。 in Fig,
8.
)43
.
s32.
5覧
2 ⊇ 1.
51o.
s 25% 50% dTXDT } 7S%Fig
.
14 A reLationship betweend
. and σ (The results arenormalized by these Qf TYPEO
.
〕TYPE I
〜3
にっ い て示す。 こ こ で は,
第1段 階で与え る総 厚をd
。と して最 終 形 状での 総 厚Dr
の25,50,
75 %の 3通 り の 条 件で 解 析を行っ た。Fig.
14 は,
各TYPE
の与え た総厚と全ひずみエ ネル ギー
の変化の様 子 (細 線 }を示し てい る。
ま た,Fig.
14に は第 ユ ステッ プで与え られた総 厚d
,とTYPEO
の制 約 条 件な しで得 られた停留 解での その部分の総 厚 鷁 との比 d,/畊 (太 線 )も示し て あ る。Fig.15
(1
)は, TYPE3 を 用い た場 合の25
% の 結果,Fig.
15(艮 )は 75%の 結 果 を654321
… TYPEO
d
6 54321
ト
5『
61.
5層
432 −」
O 2, 1
.
8 o.
o 2・
1 0 1 2 0 50t O 10’
ぴ1♂』
び.
・
〔1
)d
霧d
甼=
25 %:
.
F
6セ
54.
32t ∵・
,
TYPEO・
1
6’ 5
・
4 1.
61.
4 321 1.
2巻
1:
:
:
0.
20圏 TrPEO 圈 TYPET 国 TTPEI 団 胃PE3
’
口 WP 困「
6・
54
1321
;
・
Fig
・
16 C・mpa 「is°n°ft°taL stTain ene「gy with the b°dy
,
[
°「ce.
.
91ven}
、
0 0−
0 2−
1.
°〆
2 °・
・
’
ぴ、ゲ
゜’
°.
層
ぴ 5 (皿 ) d7/d甼=
75%’
Fig.
151nftue#ces
ρ
f
the con 等traint conditions・
of total t与
ick曾
n色ss on strhip energ ゾ (Brbken
hnes
indicate opti皿alsolutions 。f TYPE O cor }esponddent tq(
D
in Fig.
8.
)1 示し てい る
。.
これより,
智
改 築を考
慮し た場合に は, 総 厚の制 約 もt、
停 留 解,
ひずみエ ネ丿ヒギー
に か な りの影 響 を及ぼ す こと が分か っ た ε.
そ し て,
その比d
ヲ碍 が 1 に近い, つ まゆTYPEO
に条件が近い もの ほど特 定の 要素K
の ひずみエ ネルギL
の集 中 度や,全
ひずみエ ネル ギ = が小さく な る’
こ.
とが秀
が
る。、
’「
∴
ま た, 実 際の構 造 物で は空 間 的な要素厚の制約 条 件, あるい は総 厚の制 約 条件は 必ず必要であり,
.CASE
1
の ような評 価 関数 を 用い さ る を 得 ない こ ともあ る の で,
そ の際にはこ れ らの制約条 件の与え方が重 要と な る。.
3.2.3
外 力 条 件の停 留 解に与え る影 響 次に外 力 条 件 を 物 体 力とした場 合の結果 をFig.
16,
17 に示す。
物 体 力の場 合,
評価関 数の性質 上,
停 留 解 は,
最下層の要 素にすべ て の重 量が集 約し た と き,
す な わ ち 最下 層以 外のすべて の要 素の厚さ が0になっ た と きで あ り,
現実問題に そ ぐわ ない。 し た がっ てそ れ を防ぐ た め に,
要素厚の制 約 条 件 を与えて解 析 を行 うことにする。 そ し て,3.
2.
2節と 同 じ制 約 条 件を与え る ことに よ り,
物 体 力と節 点 外 力で の停 留 解や ひずみエ ネルギー
の相 違 を調!くる。
』
し たがっ て,
初 期 条 件では,
各 節 点 力に置 換 し た と きに,
3.
2.
2節の節 点 外 力と同じ大 き さ に な る よ うに物 体 力 を与え る。
解 析は
,
要 素 厚の制約条
件を節点 外 力の場 合 と 同 様に, (a)厚さ の平均値 (D
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)±10%, (b
)平 均 値±30%, 5 6 4 654 2ヨ
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16は各 CASE,
TYPE での全ひずみエ ネル ギr の比較で あ る。
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