第
回市民公開がん講座
第15回市民公開がん講座
大腸癌に いて
l
大腸癌について vol.2
~手術を中心とした治療とその後~
~手術を中心とした治療とその後~
市立函館病院 消化器病センター外科
市立函館病院 消化器病センタ 外科
主任医長 大腸外科担当
笠島 浩行
大腸の構造と働き
大腸の構造と働き
右半分:吸水結腸 (水分を吸収する) (水分を吸収する) 左半分:送便結腸 左半分:送便結腸 (便を肛門に運ぶ)癌の罹患率と今後の予測(男性)
癌の罹患率と今後の予測(男性)
癌の罹患率と今後の予測(女性)
癌の罹患率と今後の予測(女性)
当院の大腸癌手術件数
当院の大腸癌手術件数
120 H20 9 18現在 100 120 H20.9.18現在 80 40 60 直腸癌 結腸癌 20 40 結腸癌 08月までの大腸癌手術件数ペース
8月までの大腸癌手術件数ペース
80 90 50 60 70 30 40 50 10 20 30 0 10本日の講演内容
本日の講演内容
大腸癌
どんな病気
1・大腸癌ってどんな病気?
2 大腸癌の検査法と治療法
2・大腸癌の検査法と治療法
3・大腸癌の手術
3 大腸癌の手術
4・函病の治療成績(最新版)
4 函病の治療成績(最新版)
5・手術後の追加治療
6・地域連携パスによる術後follow体制
「大腸癌」とは?
大腸癌」とは
「大腸の粘膜から生じる上皮性悪性腫瘍」
のこと食生活
食
(脂肪の多い食事)遺伝子
遺伝子
(多数の遺伝子が関与)大腸癌の症状~
癌の場所で変化します!
右半分では 左半分では 右半分では 貧血 左半分では 下血 貧血 腫瘤触知 下血 血便 便秘 下痢 便柱狭小 上記の症状を放置した場合・・・・・このように発展し緊急手術に! 上記の症状を放置した場合・・・・・このように発展し緊急手術に! 腹痛→嘔気・嘔吐→腸閉塞
→激烈な腹痛→腸穿孔
→腹膜炎症状はないけど大腸癌が心配な方
症状はな けど大腸癌が心配な方
便潜血反応
検査
を受けてみてください.• 大腸癌を発見するための
大腸癌を発見するための
最も簡便
最も簡便
な検査
な検査
• 大腸癌を発見するキッカケの検査
• ですが・・・・確定診断は出来ません!
• ですが・・・・確定診断は出来ません!
↓
↓
確定診断には
大腸内視鏡検査
が
欠となります
が不可欠となります.
便潜血が陽性または症状がある方は
大腸内視鏡検査 病理(顕微鏡検査)で癌の確定 組織採取 癌の診断が確定したら・・・ 注腸造影検査:病変の場所・大きさの確認 エコー・CT・MRIなど:転移検索大腸癌の進行度~
stage分類
g
Stage0
StageⅠ
リンパ節転移 StageⅠ
リンパ節転移 があれば StageⅡ
一つでもあればStage
Ⅲ
3個まではⅢa Stage つでもあればStage
Ⅳ
3個まではⅢa 4個以上でⅢb大腸癌の治療法は
stageで決まります
g
M癌と浅 M癌と浅 いSM癌 内視鏡切除 深いSM癌 とMP癌 内視鏡切除 癌 腹腔鏡手術 リンパ節転移あり ↓ 手術でリンパ節を顕微鏡 SSより 深い癌Stage
Ⅳ
手術でリンパ節を顕微鏡 で検査して初めて判明 ↓Stage
Ⅲ
開腹手術Stage
Ⅳ
Stage
Ⅲ
経静脈的抗癌剤 内服の抗癌剤内視鏡治療
適応は 適応は早期癌(
M・SM癌)
の浅いもの
の浅いもの
に限られます 当院の大腸内視鏡 内視鏡検査 3000以上/年 内視鏡検査 3000以上/年 内視鏡的腫瘍切除件数 腺腫:200件以上 癌 :20件以上 偶発症:出血・穿孔 (頻度は合計で0.3%) 費用:約6万円手術療法
手術療法
結腸癌
手術
結腸癌の手術
開腹手術(SSより深いと考えられる病変)
開腹手術( より深
考えられる病変)
腹腔鏡手術(MPまでの深さと考えられる病変)
直腸癌の手術
低位前方切除術(癌を切除して腸をつなぐ)
腹会陰式直腸切断術(肛門温存できない場合)
腹会陰式直腸切断術(肛門温存できない場合)
経腹経肛門的直腸切除術(限界の肛門温存手術)
右半結腸切除
右半結腸切除
横行結腸 横行結腸 上行 結結 腸 下行結腸 下行結腸 S状結腸 虫垂 盲腸 S状結腸 直腸 虫垂S状結腸切除
S状結腸切除
横行結腸 横行結腸 上行 結結 腸 下行結腸 下行結腸 S状結腸 虫垂 盲腸 S状結腸 直腸 虫垂腹腔鏡手術
腹腔鏡手術
腹腔鏡手術の利点と問題点
腹腔鏡手術の利点と問題点
• 利点
創が小さくすむので
疼痛が軽減
される
– 創が小さくすむので
疼痛が軽減
される.
– 術後の消化管運動機能の
術後の消化管運動機能の
回復が早い
回復が早い
.
– よって
早期退院が可能
になる.
• 問題点
– 開腹手術より時間・費用・設備・人員がかかる
– 開腹手術より時間 費用 設備 人員がかかる.
– 腹腔鏡手術に習熟した術者・助手が必要.
– 長期成績がまだ明らかでない.
腹腔鏡手術の実際(S状結腸切除)
腹腔鏡手術の実際(S状結腸切除)
結腸癌と直腸癌の手術の違い
結腸癌と直腸癌の手術の違い
周囲に存在する臓器の違い
周囲に存在する臓器の違い→
高度な技術を要する! 1)排便・排尿・性機能を司る神経が隣接→神経温存手術の必要性 2)膀胱 子宮 前立腺に隣接→直接浸潤→合併切除の必要性 2)膀胱・子宮・前立腺に隣接→直接浸潤→合併切除の必要性 3)肛門が近い→肛門温存手術
の可能性低位前方切除術
低位前方切除術
腹会陰式直腸切断術(Miles’手術)
腹会陰式直腸切断術(Miles 手術)
肛門温存手術とは?
肛門温存手術とは?
一般 当院 肛門挙筋 究極 外肛門括約筋 歯状線 肛門管上縁 内肛門括約筋 歯状線 括経腹経肛門的直腸切除~肛門温存
経腹経肛門的直腸切除~肛門温存
経腹経肛門的直腸切除~肛門温存
経腹経肛門的直腸切除~肛門温存
ESR ISR 括約筋温存切除 括約筋温存切除 肛門挙筋 ISR 究極 外肛門括約筋 肛門管上縁 内肛門括約筋括括約筋切除を伴う肛門温存手術
内括約筋切除(ISR)
=内括約筋切除(ISR)
ISRは主に大学病院や癌センターを 中心に行われているが特に排便機 能の問題があり 広く普及するまで PartialPartial T t l 能の問題があり,広く普及するまで には至っていない. 予防的人工肛門を置くか否かは施 設によ て意見が分かれる 肛門挙筋 ESR Total ISR Partial Partial ISR ISR 究 極 設によって意見が分かれる. 外肛門括約筋 問題点は 合併症(縫合不全 肛門狭窄) 極 内肛門括約筋 合併症(縫合不全・肛門狭窄) 肛門機能(排便回数,便漏れなど) 当院での適応 適応は腫瘍下縁から切離縁までの距離が2cmとれる腫瘍で肛門 挙筋との固着がない症例で強い肛門温存希望があることHakodate Municipal Hospital 挙筋との固着がない症例で強い肛門温存希望があること.
ISR(肛門温存手術)の実際
ISR(肛門温存手術)の実際
肛門挙筋 直腸 癌 肛門挙筋 癌 肛門当院での直腸癌の肛門温存率
当院での直腸癌の肛門温存率
100 0% 80.0% 100.0% 直腸癌全体 Rb以下 40 0% 60.0% Rb以下 Rbのみ 20.0% 40.0% 0.0% 00 01 02 03 04 05 06 当院で人工肛門になる患者様のほとんどは肛門が近いという理 由でなく 腸閉塞や腸穿孔によって緊急手術tなり 吻合(つなぐ 由でなく,腸閉塞や腸穿孔によって緊急手術tなり,吻合(つなぐ こと)が危険と判断された方なのです.大腸癌手術を受けると・・・
大腸癌手術を受けると・・・
術後
経
どうなる
• 手術後の経過はどうなるのか?
• 手術にかかる費用は?
手術にかかる費用は?
• 追加治療は?
• 退院後の通院は?
大腸癌術後の実際のスケジュール
術後1日目(術翌日)
歩行します 吐き気なければ飲水可です
歩行します.吐き気なければ飲水可です.
術後2日目
トイレまで歩行可能なら尿の管を抜きます
トイレまで歩行可能なら尿の管を抜きます.
術後3~4日目
熱が下がって オナラが出たら・・食事開始(3分粥)
熱が下がって,オナラが出たら・・食事開始(3分粥).
術後4~5日目
3分粥で問題なければ全粥(濃いお粥)になります
3分粥で問題なければ全粥(濃いお粥)になります.
術後5~6日目
全粥を半分近く摂取可能なら 点滴を終了抜去
全粥を半分近く摂取可能なら,点滴を終了抜去.
創部は埋没縫合なので
抜糸不要
.よって
退院可能
.
持病・年齢により個人差があります.
最近3年間の主要な手術の成績
手術時間 術後在院日数最近3年間の主要な手術の成績
150 200 手術時間 15 20 術後在院日数 50 100 5 10 15 0 50 右半結腸切除 S状結腸切除 低位前方切除 0 5 右半結腸切除 S状結腸切除 低位前方切除 200 出血量 グラフはすべて平均値. 出血量の最少は5mlでした. 100 退院日で最も多かった(最頻値)のは 右半結腸切除:8日目 0 右半結腸切除 S状結腸切除 低位前方切除 S状結腸切除:9日目 低位前方切除:9日目当院での大腸癌手術後の合併症
院
大腸癌手術後
合併症
結腸癌 直腸癌 結腸癌 直腸癌 合併症 件数 発生率 合併症 件数 発生率 SSI(創感染) 120 17 1% SSI(創感染) 52 14 0% SSI(創感染) 120 17.1% SSI(創感染) 52 14.0% 縫合不全 16 2.3% 縫合不全 33 8.9% 術後腸閉塞 15 2.1% 術後腸閉塞 16 4.3% 創哆開 11 1.6% 排尿障害 11 3.0% 肺炎 10 1.4% 骨盤内膿瘍 10 2.7% 敗血症 7 1 0% MRSA感染症 6 1 6% 敗血症 7 1.0% MRSA感染症 6 1.6% 腹腔内膿瘍 7 1.0% カテーテル熱 6 1.6% カテ テ 熱 ト 感染 カテーテル熱 7 1.0% ストーマ感染 3 0.8% (平成5年以降現在までの合計.表が見づらくなるので1%未満は示しません)退院後の生活は?
退院後の生活は?
• 食事:とくに制限はありません.
飲酒も可.排便 手術後は腸管機能回復するま
痢や便
• 排便:手術後は腸管機能回復するまで下痢や便
秘になる方もいます.約2週間から1ヵ月を目途
にして改善しない場合はお薬でコントロ ルしま
にして改善しない場合はお薬でコントロールしま
すが日常生活に支障はありません.
仕事 重いものを持つ仕事の方は開腹術の場
• 仕事:重いものを持つ仕事の方は開腹術の場
合,約1ヵ月後から可能.デスクワークであれば
退院後まもなく可能です
(実際働いてら し います )退院後まもなく可能です.
(実際働いてらっしゃいます.)• 性生活:機能温存手術をしていますので手術の
影響がなくなる数ヶ月後には可能です
影響がなくなる数ヶ月後には可能です.
当院の治療成績
結腸癌
当院の治療成績~結腸癌
stage 生存数/対象数 1年 生存率 生存数/ 対象数 生存率2年 生存数/ 対象数 生存率3年 生存数/ 対象数 生存率4年 生存数/ 対象数 生存率5年 0 40/40 100.0% 33/34 97.1% 26/29 89.7% 26/29 88.9% 19/23 82.6% Ⅰ 102/104 98 1% 91/93 97 8% 77/80 96 3% 66/69 95 7% 50/56 89 3% Ⅰ 102/104 98.1% 91/93 97.8% 77/80 96.3% 66/69 95.7% 50/56 89.3% Ⅱ 172/181 95.0% 145/159 91.2% 118/136 86.8% 104/123 84.6% 90/114 78.9% Ⅲ 102/111 91 9% 83/104 79 8% 71/92 77 2% 59/84 70 2% 49/73 67 1% Ⅲa 102/111 91.9% 83/104 79.8% 71/92 77.2% 59/84 70.2% 49/73 67.1% Ⅲb 43/48 89.6% 37/45 82.2% 22/36 61.1% 19/33 57.6% 16/28 57.1% Ⅳ 75/126 59.5% 45/112 40.2% 26/96 27.1% 16/86 18.6% 11/67 16.4% 全体 534/610 87.5% 434/547 79.3% 349/469 72.4% 288/422 68.2% 235/367 64.0% 1993年1月から2007年6月までに手術し1年以上経過した症例が対象. 亡くなられた方の死因は結腸癌とは限りません.生死不詳率は3.7%.当院の治療成績
直腸癌
当院の治療成績~直腸癌
stage 生存数/対象数 1年 生存率 生存数/ 対象数 生存率2年 生存数/ 対象数 生存率3年 生存数/ 対象数 生存率4年 生存数/ 対象数 生存率5年 0 14/14 100.0% 12/13 92.3% 9/10 90.0% 8/10 80.0% 8/10 80.0% Ⅰ 65/66 98 5% 56/57 98 2% 45/46 97 8% 33/36 91 7% 26/29 89 7% Ⅰ 65/66 98.5% 56/57 98.2% 45/46 97.8% 33/36 91.7% 26/29 89.7% Ⅱ 90/92 97.8% 71/79 89.8% 57/68 83.8% 44/56 78.6% 33/45 73.3% Ⅲ 60/65 92 3% 51/60 85 0% 37/51 72 5% 33/51 64 7% 26/46 56 5% Ⅲa 60/65 92.3% 51/60 85.0% 37/51 72.5% 33/51 64.7% 26/46 56.5% Ⅲb 30/34 88.2% 24/33 72.7% 20/30 66.6% 10/24 41.6% 6/19 31.5% Ⅳ 37/59 62.7% 17/56 30.3% 12/48 25.0% 8/43 18.6% 7/36 19.4% 全体 296/330 89.6% 231/298 77.5% 180/253 71.1% 136/220 61.8% 106/185 57.3% 1993年1月から2007年6月までに手術し1年以上経過した症例が対象. 亡くなられた方の死因は直腸癌とは限りません.生死不詳率は3.9%.もう一度,おさらいしますが・・・・
大腸癌の治療法は
stageで決まります
大腸癌の治療法は
stageで決まります.
M癌と浅 M癌と浅 いSM癌 内視鏡切除 深いSM癌 とMP癌 内視鏡切除 癌 腹腔鏡手術 リンパ節転移あり ↓ 手術でリンパ節を顕微鏡 SSより 深い癌Stage
Ⅳ
手術でリンパ節を顕微鏡 で検査して初めて判明 ↓Stage
Ⅲ
開腹手術Stage
Ⅳ
Stage
Ⅲ
経静脈的抗癌剤 内服の抗癌剤大腸癌術後の治療方針
大腸癌術後の治療方針
①stageⅡ以下の患者さま 抗癌剤の有無で差がつかない. 化学療法を施行しない 月に 度の再発チ クのみ 化学療法を施行しない,3ヶ月に一度の再発チェックのみ. ②stageⅢの患者さま ②stageⅢの患者さま 抗癌剤投与による再発予防効果が証明されている. 外来で内服抗癌剤治療を約6か月(薬によっては1年半) 外来で内服抗癌剤治療を約6か月(薬によっては1年半) ③stageⅣの患者さま 手術単独治療 は治癒が困難 ある 手術単独治療では治癒が困難である. 点滴による抗癌剤全身投与(外来通院でも可能) 線 場合によって放射線治療を組み合わせる.Stage Ⅳ大腸癌の化学療法
g
腸
療法
切除不能・再発症例の平均生存期間(月) 5 5--FU / lFU / l--LVLV IFL IFL 55--FU / lFU / l--LVLV CPTCPT--1111 切除不能 再発症例の平均生存期間(月) (従来の(従来のGolden Golden standerdstanderd)) 12.5 15.0 FOLFIRI FOLFIRI FOLFOX FOLFOX 5 5--FU / lFU / l--LVLV CPTCPT--1111 ll--OHPOHP 5 5--FU / lFU / l--LVLV 17.5 19.5 分子標的治療薬(Bevacizumab ,Cetuximab)の登場 FOLFIRI+Bevacizumab,FOLFOX+Bevacizumabといった組み合わせでさら に上乗せ効果が期待されています. 費用 4週分負担 薬価費用 3割負担 5FU/LV(RPMI) 148 581円 44 575円 5FU/LV(RPMI) 148,581円 44,575円 mFOLFOX6 382,404円 114,721円 FOLFIRI 201,500円 60,450円 FOLFOX6+Bevacizumab 約84万円 高額医療費給付制度をご利用ください.当院がん相談支援センターへ.
StageⅣに対する抗癌剤治療の実際
一般の点滴室とは分かれた専用の外来化学療法室で行います. 専用テレビ付きのリクライニングシートが用意されています. 携帯ポンプ(上の写真)を用いることで在宅の化学療法も可能です. (1日目)外来化学療法室で2時間ほど点滴.携帯ポンプで46時間持 続点滴を帰宅後も持続 続点滴を帰宅後も持続. (2日目)携帯ポンプがカラになったら自宅で針を抜いて終了です.StageⅢ大腸癌の化学療法
5 5--FU / lFU / l--LVLVg
腸
療法
(従来のGolden standerd=注射剤) (従来 注射剤) UFT /LV UFT /LV (5-FU/l-LVを内服薬にしたもの)( を 服薬 ) zeloda zeloda (結腸癌に対して2007年12月より適応) TS TS 11 (適応は通 ているがE id なし 治験中) TS TS--11 (適応は通っているがEvidenceなし.治験中) 5年 ゼローダ群 (n=1 004) 60 8% 1.0 ゼロ ダ群 (n 1,004) 60.8% 5-FU/LV療法群 (n=983) 56.7% HR:0.88 (95% CI: 0.77–1.01) HRの上限 1.20 無病生 存 0.8 0.6 存 率 0.4 0.2 0.0 0 6 12 18 24 30 36 42 48 54 60 66 72 78 84 90 96 非劣性の検定 P<0.0001 優越性の検定 P=0.0682 (ヵ月)地域連携パスとは?
地域連携パスとは?
がん対策推進基本計画(厚労省の書類より抜粋) がん対策推進基本計画(厚労省の書類より抜粋) z 原則として全国すべての2次医療圏において、3年以内に、概ね1箇所程度拠 点病院を整備するとともに、すべての拠点病院において、5年以内に、5大が ん(肺がん 胃がん 肝がん 大腸がん 乳がん)に関する地域連携クリテ カ ん(肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん、乳がん)に関する地域連携クリティカ ルパスを整備することを目標とする。 つまり,がん拠点病院で患者様を囲い込むのではなく,地域の医療機関と連携大腸癌術後地域連携パスの目的
して「地域として癌患者の治療にあたりなさい」ということ.大腸癌術後地域連携パスの目的
難しく言うと・・治療方針の統一化と患者情報の共有 簡単に言うと・・かかりつけ医と手術した外科医が同じ考え で患者さんを診ましょう で患者さんを診ましょう.大腸癌術後の治療と地域連携パス
大腸癌術後の治療と地域連携パス
①stageⅡ以下の患者さま
(化学療法を施行しない,3ヶ月に一度 の再発チ クのみ)外来followのみ
地域連携パス
の再発チェックのみ)②
stageⅢの患者さま
経口化学療法
②
stageⅢの患者さま
(外来で経口抗癌剤投与)経口化学療法
地域連携パス
③
stageⅣの患者さま
経静脈
化学療法
経静脈
化学療法
(短期入院または外来化学療法室で FOLFOXなどの全身化学療法)化学療法
地域連携パス
(現状時期尚早か?)化学療法
地域連携パス
(現状時期尚早か?) (現状時期尚早か?) (現状時期尚早か?)UFT/LV地域連携パス
(医療者用)
道南地域医療連携ネットワークシステム
(MEDIKA)
市立函館病院 外部医療施設(MEDIKA)
市立函館病院 ルーター 外部医療施設ISDN機器 ADSL デム SEC ルーター ISDN機器・ADSLモデム SEC 情報の流れをコ ントロール VPN HIS インターネットを通過中のデータは 暗号化されるため、安全。 各種サーバ 患者さんの同意を得るとデータを見られます.