【論 文】 UDC :69
.
025 ;643,
521 :539.
379 :614.
8 日 本建築 学会構 造系論文報告 集 第 387 号・
昭 和 63 年 5 月安全性
か
ら み
た
浴
室
床
お よ び
浴槽
底
の
す
べり
の
評価
方 法
に
関
す
る
研 究
そ の2
すべ り の
評価 指標
お よ び評 価方 法
の提示
小
三大
横
上
高
員 員 員 員 員 員 会 会 会 会 会 会 正 正 正 正 正 正 野上
野
山
野
木
英
貴
隆
静
哲
*正
* * lti:* * * 旭裕
串 * 料一
* * * **直
* * * ** *1.
序 建 築 物 内におい て浴室 は すべ り に よ る転 倒事故が最も 発生 しや すい か所の ひとつ で あり,
安全性か ら み た 浴 室 床 お よび浴 槽 底のすべ りに関して いま だに検 討 すべ き余 地が多く残さ れて いる。
本 研 究は,
浴 室にお け る転 倒 事 故 防 止の た め の一
助とし て,
筆 者の一
部らが確 立し た一
般の床のすべ りの 評 価 方 法め〜
51の骨 子に基づ き,
浴 室 床 および浴 槽 底のすべ りの評 価 方法を確 立 すること を目的 とし て い る。
前 報 (その 1>6}で は,
浴 室 床および浴 槽 底の すべ り 抵 抗の測 定 方 法,
およびすべ りを表 示 する物 理 量を設 定 すると ともに, 浴 槽 縁 断 面 寸 法と浴 槽へ の出 入り の動 作 の し や す さとの関 係 を解 明し, すべ りの評 価 を抽 出 する 際に用い る浴 槽 縁 断 面 寸 法 として, 動 作の し や す さの異 な る 3 種を 設 定 し た結果 を報告し た。
本報 (その 2 )で は, 前 報 (その1
) 6)の 結 果 を 踏 まえ,
安 全 性か ら み た 浴 室 床お よび浴 槽 底のすべ りの評 価 指 標お よ び評 価 方 法 を究 明し た結果を報告す る.
な お, 本報告は 日本建 築 学 会 大 会に発 表 し た結 果 7)に さ らに検 討 を加え たものである。
2.
研究方 法 本報の研 究 方 法お よび手 順は次の と お り で ある。
1 ) すべ りが 問 題 となる か所 を,浴 室 床,浴 槽 近 傍 床,
お よ び浴 槽 底に分 け, 浴 室 床につ い て はすべ りの程度の ’ 東 京工業 大学 教 授・
工博 # 東 京工業 大 学 助 手・
工博 * # 神 戸 大学 助 教 授・
工 博, 当時 東 京 工 業 大 学 助 手 * * * 一 竹 中 工 務 店 (株)技 術 研 究 所 工 博,
当時東 京工業 大学 大学 院生 * * *it 東 京 電 力 (株 〉工修,
当 時 東 京工業 大 学 大 学 院 生 ***1# 住 友 金 属 工 業 (株 ) 工 修,
当 時 東 京 工 業 大学 大 学 院 生 〔昭 和62年12月10日 原 稿 受 理) 種々異な る模擬 浴 室床を用い て,
浴 室 床に お け る代 表 的 動 作 時のすべ りに関す る安全性の判断を官能 検 査 手 法を 用いて抽 出し,
安全 性 か ら み た すべ り の評 価に関す る 心 理学的尺度 (以後すべ り評 価 尺度と呼ぶ)を構 成 する 。 ま た同時に,
浴槽近傍床お よ び浴 槽 底につ い て は,
前 報6〕 で設定し た 3種の浴槽 縁 断 面 寸法 を有す る模 擬 浴 槽を用 いて,
すべ りの程度の種々異な る模擬浴槽近 傍 床と模擬 浴槽底の組み合わ せにつ い て,
浴槽へ の出入り の動作を 行う場合の浴槽近傍床および浴 槽 底の すべ り評 価 尺 度 を 構成す る。 2) 1 )で構成し た すべ り評 価 尺度と,
前 報6〕で設定 し たすべ りを表 示 する物 理 量C.
S.
R・
B との関 係 を検 討 し,
安 全 性からみ た浴 室 床,
浴 槽 近 傍 床 お よ び浴 槽 底の すべ り の評 価 指 標を提 示する。
3) 前 報6}で提 示し たすべ り抵 抗の測 定 方 法お よび2) で求め たすべ り の評価 指 標 を 骨 子とする,
安 全 性か らみ た浴 室 床,
浴 槽 近 傍 床お よ び浴 槽 底のすべ りの評 価 方 法 を提 示 する。3
.
すべり評 価 尺 度の構 成 3.
1 浴 室 床のすべ り評 価尺度の構 成 3.
1.
1 構 成 する尺 度の項 目 構 成 する尺 度は安 全 性か らみ た浴 室 床のすべ り評 価 尺 度とし た。
ただし,
すべ り の評 価は動 作によ り変 動する こと が想 定され た の で, すべ り評 価 尺 度は表一
1に示す 4種の動 作ごとに構 成 すること とし た。
3.
1.
2 官 能 検査の概 要 3.
L2.
1 検査手 法の選 定 表一1
に示す7
段 階の判 断 範ちゅ う を 用いる,
絶 対判 断に よる系 列 範 ちゅう法S} と し た。
3.
1.
2.
2 検 査 試 料お よび液 状 媒 介 物の選 定 検 査 試 料と して表一
1に示 すように一
般 的な浴 室 床 材 工表
一
1 浴 室床のすべ り評価尺度構 成のた めの官 能 検 査の概 要 構 成する尺 度 安 全性か ら み た浴 室 床のすべ り 評価尺度 検 査手法 絶 対 判 断 に よ る 系 列 範 ちゅう 法 判 断 範 ちゅう 安 全 性 か ら み て この 浴 室 床の すべり は、
非 常に安 全で あ る か な り 安 全 で あ る や や 安 全 で あ る ど ち ら と もい えない ◎や や 危 険で あ る か な り危 険で あ る 非常に危 険 で あ る 検 査 試 料 恥,
且 FRP (平 滑 ) No.
2 FRP (凹 凸パター
ン.
正 方 形 ) No3 FRP (凹 凸バター
ン、
菱 形 ) Mo.
4 φ18.
5m 丸 モ ザ イ ク タ ィ ル、
磁 器 質、
無 釉 Mo.
5 50剛m角モザ イ ク ダ ィル、
磁 器 質、
施 釉 Mo.
6 200×100闘国角 タ イ ノレ、
磁 器質、
施 粕鵬 鼎
雛
イ
粉
諮諮
・
磁翻
鑒、
鰰 Mo,
9 ヨOmm 角モザ イ クタィル、
磁 器 質、
無 釉 肋.
10塩 ビ系シー
ト床材 (凹 凸 有り) 齢.
n 塩 ヒ系シー
ト 床 材 (凹 凸 有 り ) 恥.
12塩ヒ.
系シー
ト床材 (凹 凸 有 り ) 液 状 媒 介 物 泡状 石 け ん 水 (液 状 石け ん 1 :水 200、
重 量比、
発 泡 器で発 泡 さ せ た もの ) 動 作 歩 行.
方 向転 換、
腰 降ろ し・
立ち上が り.
小 走り 検 査 員 成 人 男 女 各且2 名、
計 24 名 年 令 :20〜
43才 (平 均 :24.
3才 ) 身 長 :155〜
180c閉(平 均:且65.
Ocm) 体 重 :43〜
臼Okg (平 均:56.
駄g ) 料を含む12種 を選 定し, 官 能 検 査 室の床上に模 擬 浴室 床 と して設置し た。
検査試料の大きさ は各々 760×500 mm で所 定の動 作 を 行 うの に十 分な大き さ とし た。
また 液 状 媒 介物と して は, 前 報 6 )で も用い た表一
1に示す泡 状 石けん 水 を選 定し,
検査試料面に十 分 散 布する こ と と し た。
3.
1.
2.
3 検査員の選 定 検査員.
と し て表一1
に示す成 人 男 女 各12
名, 計24
名 を 選定し た。
な お,
老 人,
子供などに よ る検 査は危 険な た め削 除し,
本 検 査 結 果に基づ き検 討を加え る こと と し た。 3.
L3 官 能 検 査 経 過お よび 結 果 検 査は室温 約20
℃ の官能検査 室で行い , 基礎デー
タ を得た。 検 査で の 各動 作の速さ は検査 員の 自由と し た。
また,
検査で は すべ り以 外の要因で あ る,
試 料 面へ の接 触 時の温 冷 感や痛さ,
あ るい は試料面の光沢 な ど をで き る だけ排 除して すべ り の み の判 断を行う よ う に検査員に 写 真一
1 浴 室床の すべ り評 価尺 度構 成の ための官 能 検 査 状 況2
表一
2 浴 室 床のすべ り評 価 尺 度 構 成の た めの 官 能 検 査の分散分析 結 果 評 価 項 目 分 散比 寄 与 率 歩 行 試 料 差 個 人 差 匚27,
90’
4.
29闇
79.
4% 5.
o% 方 向 転 換 試 料 差 個 人 差 LL6,
86「
3,
37炉
78.
9% 4.
1% 腰 降ろ し・
立ち上が り 試 科 差 個 人 差 99.
62°
5,
00卿
74」 % 7,
1% 小 走 り 試 糾差 個 人 差 139.
04°
6.
B5馴
78,
3% 7.
6% * :危険 率 1% て 有 意 表一
3 浴 室 床のすべ り評 価尺度間の相関係数 小 走り 腰 降ろ し 方 向 転 換 歩 行 0,
983o,
9890.
979 方 向 転 換 0,
9820.
989 腰 降ろ し 0.
99且 1』
qO,
0,
0D=
0.
708 腰 降 ろ し :腰 降 ろ し・
立 ち 上 が り 教示し た。
検査員の服装は, 膝か ら下は素足,
膝か ら上 は各 自任 意の軽 装とし た。
検 査 状 況 を写真一
1に示す。
官 能 検 査の分 散 分 析 結 果 を表一
2に示す。
表か ら, い ずれの場 合 も試 料 差の分 散比, 寄 与 率は十 分 大きく,
検 査 員は浴 室 床のすべ り に関し て共通の判 断 基 準を持っ て い る こと が明確で, 構 成され る浴 室 床のすべ り評 価尺度 は十 分 有 効である とい え る。
な お, 個 人 差の分 散 比 も有 意であるが,
個 人 差の分 散 比, 寄 与 率と もに試 料 差の そ れ らと比 較し て十 分 小さ く,大き な問題は ない とい.
え る。
3.
1.
4 浴 室 床の すべ り評 価 尺 度の構 成 以 上の検 討の後,
尺度 構 成理論8〕に従っ て,
浴 室床の すべ り評価尺度を構成し た 。 な お, 性別に よ る評 価 尺度 の差異も検 討し た が,
有意な差は 認 め られ な かっ たの で,
以 降に おい て は男女を一
緒に し た 場 合の評 価 尺 度 を 用い ること と し た (尺度の詳細は以降の図に示す)。 表一3
に構成し た4 種のすべ り評価 尺 度 間の相 関 係 数 を 示 す。
表 か ら,
4種の尺 度の相 関は非 常に高い こ と か ら,
浴 室床の すべ りの評 価の傾向は 動作に か か わ らずほ ぼ一
様と み な せ ること が わ か る。
3,
2
浴槽近傍床お よ び 浴槽底の すぺ り評価尺度の構成3.
2.1
構 成す る尺 度の項 目 構成す る 尺度は,
浴槽縁を またいで浴槽を出入りする 場 合の,
安 全 性か ら み た浴 槽 近 傍 床お よ び浴 槽 底のすべ り評価尺度と し た。
た だ し, すべ り評価尺度は表一4
に 示す よ うに,
浴槽 近 傍 床お よ び浴 槽 底のそれ ぞれ につ い て,
浴 槽へ 入る場 合,
浴 槽か ら出る場 合,
お よ び出・
入 りの場 合の 3条 件ご と,
計6尺 度 を構 成 する こと とし た。
3.
2、2
官 能 検査の概 要 3.
2.
2.
1 検 査 手 法の選 定 表一 4に示す 7段 階の判 断範ちゅ.
う を用い る,
絶 対 判 断に よ る系 列 範ちゅう法B }と し た。 3.
2.
2.
2 浴 槽 縁 断 面 寸 法の選 定表
一
4 浴 槽近傍 床お よ び浴 槽 底のすべ り評価 尺 度 構 成の た めの 官 能 検 査の概 要 構 成ず る尺 度 安 全 性から み た 浴槽 近 傍 床 お よU浴 槽 底の すべ り 評価 尺 度 検査手 法 絶 対 判断 に よ る 系列 範ちゅ う法 判断 範 ちゅう 安 全 性か らみて こ の 浴 槽 近 傍 床 (ま た は浴 憎底 ) のすべ り は、
非 常 に 安 全であ る か な り安 全で あ る o や や 安 全で ある @ど ち ら と もいえ ない や や 危 険で ある か な り危 陰であ る 非常に危 険で あ る 検 査 試 科 NoJ FRP (平 滑 ) No.
2 FRP (凹 凸バ ター
ン、
正方形 ) No.
3 FRP (凹 凸バ ター
ン,
菱 形 ) No.
q φ 且8.
頽所丸 モ ザ イ ク タ イル、
磁器質.
無 釉1
ε:1
。鰹 象夛
竺篠
傷紬
凸薯騨
・
無 釉 (※ 試 料 番 号 は 表一
1に 同 し) 液 状 媒 介物 泡 状 石け ん水 (液状 石け ん 1 :水 200.
重 量 比,
発 泡 器で発泡 さ せ た も の ) 動 作 浴 槽 縁 をまたい で浴 槽に入 る 動 作 浴 槽 縁 を ま た い で 浴槽か ら出 る 動 作 検 査員 成 人 男 女 各12名、
計 24 名 年 令:21〜
43才 (平 均 127.
2才 ) 身 長:152〜
180c而(平 均:165,
3cm ) 股 下 長 さ:67〜
87c旧 (平 均 :75.
6cm ) 体重:45〜
80院呂 (平 均 :57.
5k霧) 検査にお け る浴槽縁 断 面 寸 法と して,
浴 槽へ の出 入り の動 作の し や す さ の観点か ら,
前 報6 辱 提 示 した 3種 を 選定し た。
選定し た断 面寸法は図一
1に示す とお り で あ る が, 図中, 断 面 寸 法1
,
ll
,
皿の順に 出 入 りの動 作の し や すい寸 法と なっ てい る。 図一
1,
写真一
2に検 査に 用いた模擬浴槽を示す。
模 擬 浴 槽は高さ調 整 台に よ り,
選定し た3
種の 浴 槽 縁 断 面 寸 法 を設 定で き る よ う に製作 浴 槽 縁 浴 檣 縁 浴 槽 隊 断面寸 法1 浴槽 縁 沼帽 縁 断面 寸法U 浴 檣 縁 断 面 寸 法皿 (単 位 ;cm ) 図一
1 浴 槽 縁 断面 寸 法お よ び模 擬 浴 槽の概 要 した。 3.
2.
2.
3
検査 試料お よび液状媒介 物の選 定模 擬浴槽の浴槽近傍 床
,
浴 槽 底に設 置する検査 試料と して,3.1
で用いた12
種の試 料の 中か ら, 表一
4に示す6
種 を選定し た。 検 査にお ける浴 槽 近 傍 床と浴 槽 底のす べ りの組 み合わ せ数は 6×6鹽
=
36で ある。
また, 試料 面 に散布す る液状媒
介 物は,
浴 槽 近 傍 床, 浴 槽 底の いずれ につ い て も,
3,
1と同様の泡 状 石けん水を 選定し た。
な お,
浴槽に水を十 分 張っ た場 合と張ら ない場 合とでは, 身体の動き や浴 槽 底の見え方に差 が 生じ る た め厳密に は 安 全性が同等で あ る保 証は な いが,
本 研 究では検 査 員の 負 担,
試料 交 換の労 力; すべ り の管 理の観 点か ら, 浴槽 に は水を張らずに浴 槽 底に泡 状 石けん 水 を散布す る に と ど め た。 3.
2.
2.
4 検査員の選 定検査 員と して表
一
4 に示す成 人 男 女各12
名,
計24
名 を選定し た。
老 人,
子供な どに関 して は,
3.
1.
2,
3と 同 様であ る。 3.
2.
3 官 能 検 査 経 過お よび結果 検 査は室 温 約20℃ の官能検査 室で行い,
基 礎デー
タ を得た。
検 査で は, 浴 槽縁 断面寸法を3種,
ま た浴 槽 近 傍 床と浴 槽 底のすべ りの組み合わ せ数を36
と し たの で,
検査員の すべ り の判 断の対 象と な る すべ りの 条 件 数は 3 ×36;
108である。
検 査での浴槽へ の 出入 り の動 作の速 さは検 査 員の 自 由 とし た。
た だ し,
すべ りに関 する安 全 性 を 問題とする場 合は最も 危険な状 況で の判 断 を 求める の が妥当な こ と か ら, 転倒の危 険 性 を 感 じる場 合 以 外は 浴 槽 縁や手す り な ど に手を触れ ぬ ように教 示し た。
また, 3.
1と 同様に,
すべ り以 外の要 因をで き るだ け排 除して すべ りの判断を行う ように教 示 した。 検 査 員の服 装は, 膝か ら下は素足,
膝か ら上 は各 自任 意の軽 装と し た。
検 査 状況 を 写 真一
2 に示 す。
官 能 検 査の分散分析結 果を表
一
5に示す。
表か ら, い ずれの場 合 も試料差の分散比,
寄与 率は十 分 大 き く, 検 査員は浴槽縁 を ま た ぐ 動作の場 合の浴 槽 近傍床およ び浴 槽 底の すべ り に関して共 通の判 断 基 準 を持っ ていること が 明 確で,
構 成さ れ る すべ り評 価 尺 度は十 分 有 効である 写真一
2 浴 槽 近 傍 床およ び浴槽底のすべ り評 価尺 度 構 成の ため の官能 検 査状況表
一5
浴 槽 近 傍床お よび浴槽底の すべ り評価尺度 構 成の ための官 能検 査の分散 分 析 結 果 評 価 項 目 分 散比 寄 与 率 入 り 試 料差 152.
22ケ、
82.
8%.
浴 個 人 差 34.
69“
4.
0% 槽←
近 出 試 料差 155.
13辱
83.
且% 傍 個 人 差 33.
89Ψ
3.
8% 床 出 入り 試 料 差 167.
6了噸
93.
9% 個 人 差 36.
93喞.
.
3,
g% 入 り 試 料 差 14L74甼
8L7 % 浴 個 人 差 35.
D8甲
43% 槽 出 試 桝 差 且29.
20順
80』 % 個 人 差 33,
93甲
4,
4%,
底 出人 り 試 料 差 且40.
59胴
8L4% 個 人 差 3了22耳
q.
5% * :危 険 率 置% で有 意 表一
6 浴槽 近傍 床お よ び浴 槽 底のすべ り評 価尺度間の 相 関係数 (1) 浴 槽 近 傍 床 (2 ) 浴 槽 底 出人 り 出 出 入り 出 人 り o、
9990.
998 入 り 0.
999 ¢.
99B 出 o.
999 出 0.
999 r(鹽OS.
0.
Ol )=
0.
247 r(106.
0.
OD=
0.
247 といえ る。
な お, 個 人 差の分 散 比 も有 意であ る が,
個人 差の分散比,
寄 与 率 と もに試 料 差のそ れ ら と比較し て十 分 小 さく,
大き な問題は な いとい え る。
」
3.
2,
4
浴槽近傍 床お よび 浴 槽 底のすべ り評 価 尺 度の 構成 以 上の検 討の後,
尺度構成理論S)に 従っ て, 浴 槽 近 傍 床 お よび浴 槽 底の すべ り評価尺度を構 成し た。
なお,
性 別による評 価 尺 度の 差 異も検 討し たが, 有 意な差は認め られな かっ たの で,
以 降で は 男女 を一
緒に し た場 合の評 価 尺 度を用い ること と し た。
試1#Na.
1,
3,
2.
10.
8.
4.
試 料,よ
3.
2.
LD.
8.
4.
断 面 寸 法1 断 面 寸 法n 断 面 寸 法田・
4−
3−
2・
1 0 1 2 3→
安 全 危 険噂
一
すべり評 価 尺 度 (D 浴 檣 近 傍 床の場 合 試 糾No.
1.
3.
2.
10.
窪.
4、
41
丶 、い・ 響躁 、、
1LI噛
、
頃
噛
11
謀噛
払 い丶丶 牌丶1
榊
L、
℃
“
卜1、
、
」
、
覧
Ill玉
1〕.
試 料触‘
〕
.
且.
3.
2,
Ie.
8.
4,
断 面 寸 法1 断 面 寸 法皿 断 面 寸 法m−
4−
3−
2−
1 o 1 2 3 4 危 険昏
一
すべり評 価 尺 度 → 安 全 (2) 浴 槽 底の場 合 図一
2 浴槽近傍 床お よび浴槽 底のすべ り 評価尺 度の 尺 度 線 図 構成し た すべ り評 価 尺 度 間の相 関 係 数を,
浴 槽 近 傍 床 お よび 浴槽底 別に表一
6に示 す。 表か ら,
浴 槽 近傍床お よ び浴 槽 底の いずれ に関し て も,
入 り の場合,
出の場 合,
お よび出入 りの場 合の 3種の評 価 尺 度 同士の相関は非常 に高い こ と が 明ら か である。 そこ で,
以 降に おいて は出 入 りの場 合の評 価 尺度を代 表とし て用い ること と した。
ま た, 出入 りの場 合のすぺ り評 価 尺 度の尺 度 線 図を,
浴槽縁断 面 寸 法 別に図一
2に示 す。 図 中,
浴槽近傍 床と 浴槽底の すべ りの 組み合わ せ は各 尺 度 線ご とに 6×6
=36
で あ る が, 図 に は評 価 対 象 と する か所の試 料 番 号の み を表 記し,
他方の試 料 番 号は省 略してあ る。図か ら
,
浴槽近傍 床ある い は浴槽底の各
試料のすべ り 評 価 尺度値は,
同一
浴槽縁断面 寸 法におい て は他 方のか 所の試料のすべ り程度にか か わ らずほぼ同等の値と なっ ており,
浴槽近傍 床お よ び浴 槽 底のすべ り の判 断は互い に他 方のか所のすべ り の程度に左 右さ れずに ほぼ独 立 し て なされ て い る こと が わ か る。
そこで,
以 降では,
簡 略 化の ため浴 槽 近 傍 床あ るい は 浴槽 底の各 試 料の尺度 値と して,
求 めた6つ の尺 度値の平均値を用い る こととし た。 図一
2の黒 丸 印はこの よ う に して求め た尺 度 値 を示して い る。
4.
すべり評 価 尺 度とすべ り を表示する物 理 量の対 応 お よび すべ り評 価指標の提 示 4.
1 検 査 試 料のすべ り抵 抗の測 定お よ び すべ りを 表 示す る物 理 量の算 出前報6〕 で提 示 したすべ り抵抗の測 定 方 法に従い, 3
.
で用いた 12試 料のすべ り抵 抗を 測 定 し,
すべ り を表 示 す る物理量C .
S .R ・
B
を算 出し た。 具体 的に は, 試 料 面 に官 能 検 査 時と 同様の液 状 媒 介 物であ る 泡状石 け ん水 を 十 分散布した後, 前 報ωで 考 案し た素足の代 替すべ り片 を装 着し た すべ り試 験es
O −y ・
PSM3
)を用い て, 引 張 荷重・
時 間曲 線 を測 定 し,
こ の曲線か ら すべ り抵 抗 係 数Bl ,B2
を求め, すべ りを表 示す る物理 量C .
S .
R ・
B =
B1
十B2 =Pmax
(kgf
)/80 (kg正)十P
皿m (kg
正)/80
(kgf} を算出 し た (図一
3参 照。 物理 量C .S.R ・
B
の詳 細は以 降の 図に示す)。
4.2
浴 室 床に関 するすべ り評価尺度と すべ りを 表 示 4o 瓮3。 」 膕 20堰
憲 10 0.
0 0.
4 0.
8 1.
2 時 間 (seの 1.
6 C75齟
R・
B 2 BL + B2 Bl=
Pロax(kgf)〆80(kgf) B2=
P馴 n(k呂f)!80(k8D K 図一
3 引 張荷 重・
時 間 曲 線の例およ び すべ りを表 示す る 物 理 量 C.
S.
R・
B の説 明酬 榔 庫 1
↓
鰹 岨 姻 艢 承 − 遡 財 瞑 瀧 ε イ 恒 21 Ψ 鏗 翼 C.
S.
R・
B 2 図一
4 浴 室床に閧す る すべ り評 価尺 度とすべ りを表 示す る物 理 量C.
S.
R・
B の対 応 姻 趣ー
う隷
:
1
神
慧
1
−
疆
。・
2 C.
S.
R・
B 図一
5 浴 槽 近 傍 床お よび浴 槽 底に 関 す る すべり 評 価 尺 度と すべ りを表 示す る物理 量 C.
S.
R・
Bの対 応 する物理 量の対応お よ びすべ り評 価 指 標の提 示 図一
4に, 浴 室床に関す る すべ り評 価 尺 度と すべ りを 表 示す る物理 量C .
S .
R・
B の対 応 を示す。
図か ら, いず れの動 作の場合も,
両 者は点 線で示した ようにな め ら か に対 応し て お り,C .
S.
R・
B の値が大き い ほどすべ りの 評価も高い こ と が わ か る。 ま た, 動 作 別に見る と,C .S.R ・
B
の値が同 じ場 合,
腰 降ろし・
立 ち上が り,
歩 行,
方 向転換,
小 走り の順にすべ りの評 価が低い傾 向が 見受け られる が,
これ は各 動 作の激し さの程 度に起因 す る もの と考え ら れ る。
い ずれにせ よ
,
図一
4 を用い て安 全性か ら見た すべ りヨ
の評 価を定 量 的に行 うこと が可 能なこと か ら,
この図を 安全性か ら見た浴 室 床のすべ りの評価指標と して提示す る。 4,
3 浴 槽 近 傍 床お よび 浴槽底に関す る すべ り評 価 尺 度と すべ りを表 示す る物 理 量の 対応お よ びすべ り評 価 指 標の提 示 図一
5に浴 槽 近 傍 床 および 浴槽底に関す るすべ り評 価 尺 度と すべ り を表 示 する物 理 量C ,
S .
R ・
B
の対応を示 す。 図か ら,
浴 槽 近 傍 床お よび浴槽底の いず れの場 合に も,
両 者は点 線で示し た よ う に な め ら か に対 応しており,
C .
$.
R ・
B
の値が大きい ほどすべ りの評 価も高い こ と が わ か る。
ま た,
C.
S.
R・
B の値が同じ場合は, 浴槽近傍 床と浴槽底の すべ りの評 価はほ ぼ同 等で あること も わ か る。
さ らに,
浴槽縁 断面寸法に関し て は,
お おむねまた ぎやすい寸 法ほ ど安全 性 も 高い といえ る が,
そ の差は わ ず かで あり,
本 研 究で設 定し た条 件の範 囲で は浴 槽 縁 断 すべ
る←
C.
S.
R・
B−}
ずぺらない 評 価 対 象 箇 所 0,
20.
墸 0.
6D.
8 1、
O l.
2 動 作 歩 行 方 向 転換 浴 室 床 腰 降 ろ し・
立 ち 上 が り 小 走 り.
浴 槽近傍 床 浴 槽 底 浴槽 縁を ま た い で の出 人り 範ち・
トうr?』
「非 常に安 全 であ る 」 を 許容 基準と した場 台の許 容範 囲 範 ちゅ う 广かな り安 全である 」龕難
爨
午脇
鳩鍵 韈 野
華
蕪難議 違
軅 覊
・ 図一
6 安 全性か ら み た浴室床,
浴槽 近 傍 床および浴 槽 底に関 す る すべ り を表示 す る物理 量 C,
S.
R・
B の許 容 範 囲 (例 〉 面寸法に よ る動 作の しずら さ はs・
すべ りの評 価に対 して あ まり影響を及ぼ さ ない こと がわ か る。
次に,
4.
2と同 様に,
図一5
を安全性 から み た浴 槽 近 傍 床および浴 槽 底 の すべ りの評 価 指 標と して提 示 する6
さら に図一
4,
5の評 価 指 標を用い て,
の 「ど ちら と もいえない 」以上の各範 ちゅう を評 価 基 準とした場 合の 浴 室床, 浴槽近傍床, お よび浴 槽底に関 するC
.
S
.
R ・
B
の許 容 範 囲 を求めると図一
6の よ う に な る。
た だ し,
範 ちゅう の場 合の範囲は推 定に よ る。
な お,
筆 者の一
部らの既 往の報 告におい て4〕・
5} ,一
般 の床におい ては すべ ら な さ す ぎる場 合に は,
評 価が低 下する こと が報 告さ れて いる が
,
浴 室におい て は動 作が よ り不 安 定な ためか,
4.
2お よび4.
3を通じ て一
般の床の 場 合の傾 向は見 受 けら れず,
本 研 究で設 定し たすべ りの 範 囲で は,
すべ ら な け れ ば よ り安 全であ る とい う結 果が 出ており, 浴室に お けるすべ り の評 価は一
般の床にお け る それ とは基 本 的に異 なることに注 意 する必 要がある。 さ らに実 際の評 価におい て,
いか な る評 価 基 準 を もと に安 全性を論 ずる か は, 利 用 者の層, 浴 室の大き さ, 行 わ れ る動 作など を考 慮し て そのつ ど策 定する のが 妥 当と い え る。
な お,
老 人,
子 供,
身 障 者などの場 合の評 価に 関し て は本研究の結果か ら断定する ことができず, 今後 の課題 と し て残さざるを得ないが, 反 射神経などの能 力 の低さ を考慮し,
本研 究で採 用し た成 人 男 女の 場 合 と 同 等 以上の すべ り抵抗を 必要と す ること は明 言で きる。
5.
すべ り の評価方 法の提示 本研究によっ て得ら れ た浴 室 床,
浴 槽 近傍床お よび浴 槽 底の すべ りの 評 価 方 法お よ び手順は次の と お り で あ る。 1) 対 象とする浴 室 床,
浴槽近 傍床あ るいは浴槽底の すべ りを表 示す る物理 量C ,
S.
R・
B を測 定 する。この際,
実情の範 囲に おいて最 もすべ りや すく なる と考えられ る 液状 媒 介 物を散 布する の が安 全 性の観 点で の評 価とし て 妥 当と考え る。
2
) 求め たC .
S .
R ・
B
から, 図一
4−
6を用い て当 該 浴室 床, 浴槽近傍 床ある い は浴 槽 底のすべ り の評 価 値を 求め る。 以 上であ ゐ が,
すべ りか ら みて浴 室 全 体の安 全 性 を確 保す る た めには,
浴 室 床, 浴 槽 近 傍 床, 浴 槽 底ともによ り安 全な すべ り抵抗を確保す ること が重要とい える。
6.
結 論 浴 室 床,
浴 槽 近 傍 床お よび 浴槽底のすべ りの評 価 方 法 を確 立 することを 目的と し て行っ た本研究の結論は以下 のと おり である。 1> 素足の代 替すべ り片 を考 案す る と と も に, すべ り 試 験 機0 −Y ・
PSM31
を用い た すべ り抵抗の測 定 方 法 , お よ び すべ りを表 示す る物理 量C .S.
R ・
B
を提 示 し た (前 報 (その 1>6り。 2) 浴 槽 縁 断 面 寸 法と浴 槽へ の出入 りの動作の し や す さ と の関 係を実 験的に解明 す る と と もに, すぺ りの 評 価 を抽 出す る際に 用 い る模 擬 浴 槽の浴 槽 縁 断 面 寸 法とし て,
動 作の し や す さの異な る3
種 を設 定し た (前 報 (そ の 1>6り。
3
) 官 能検 査 手 法 を 用い て人 間のすべ り に関す る安 全 性の判 断 を抽 出 する ことにより,
浴 室 床につ い て は, 歩 行,
方向転換,
腰 降 ろ し・
立ち上が り,
小 走り の各 動 作 を行う場 合の すべ り評 価 尺 度 を,
ま た,
浴 槽 近 傍 床お よ び浴 槽底につ い ては,
2)で設 定 し た 3種の浴槽縁 断 面 寸 法につ い て,
浴 槽へ の 出入 りの動 作を行う場 合の すべ り評 価 尺 度を構 成し た (本 報 (その 2))。
4) 3)で構 成 し た すべ り評 価 尺 度と 1)で提 示した すべ りを表示す る物理 量C .
S ,R ・
B
の対応関係か ら,
安 全 性か ら み た 浴 室床,
浴 槽 近 傍 床 お よ び 浴槽 底のすべ り の評 価 指 標 を提 示し た (本報 (その 2))。 5>1
)で提 示 し た すべ り抵抗の測定 方法と4
)で提 示し た すべ り の評 価 指 標を骨 子と す る,
安 全 性 か らみ た 浴室 床, 浴 槽 近 傍 床および浴 槽 底のすべ りの評 価方法を 提 示し た (本 報 (その 2))。
結びにあた り, 種々御 援 助, 御 協 力 頂き ま し た住宅・
都市整 備 公 団, 住 宅 都 市 研 究 試 験 所の荒 木 泰 治 氏,
馬 場 孝吉 氏, 渡 辺 明 氏な ら びに資 料を提 供 頂き ま し たメー
カー
各位に厚く御礼申し上 げま す。
ま た,官能 検 査に検 査 員 として御 協 力頂 きま し た皆 様,
検 査, 実 験に御 協 力頂き ました東工大 小 野 研 究室の皆 様 に感謝致します。
参考 文 献 1) 小 野 英 哲,
宮 木 宗 和,
河 田 秋 澄,
吉岡 丹:床のすべ り お よびそ の評価方 法に関す る研 究 (その 1:研 究 方 法お よび すべ り感 覚の尺 度 化 ) , 日本 建 築 学 会 論 文 報 告 集,
第 321号,
昭 和57年ll月 2) 小 野 英 哲 :床のすべ り お よ び その評 価 方 法に関す る研 究 (その 2:すべ り試 験 機 設 計・
試 作の た めの基 礎 的 資 料 の集 積お よびすべ り試 験 機の基 本 構 想),
日本建築 学会論 文 報告集,
第333号,
昭和58年11月 3) 小野 英哲,
河 田秋澄,
宮 木宗和,川村清 志, 小西 敏 正, 三上貴正,
橋田 浩, 吉 岡 丹 :床のすべ りおよび その 評 価 方 法に関す る研 究 (その 3;すべ り試 験 機の設計・
試作1,
日本建築 学 会論文 報 告集,
第346号,
昭和 59年 12月 4)小 野 英 哲,
須 藤 拓,
武 田 清 :床のすべ りの評 価 指 標 お よ び 評 価 方 法の提 示 (床のすべりおよび そ の評価 方法 に関 する研究 (その 4)),
日本建築学 会構造 系論文報告集,
ダ
第356号,
昭和60年10月 5) 小 野 英 哲,
橋 田 浩,
t
横 山 裕 : スボー
ツサー
フェ イス のすべ り の 評 価方 法に関す る研究,
日本建築学会構造 系 論文報告集, 第359号, 昭和61年1月 6)小 野 英 哲, 上 野 静二, 横 山 裕,
大 野 隆 造,
三 上 貴 正 : 安 全 性か ら み た浴室床お よ び浴 槽底 の すべ り の評価 方 法 に関す る研 究、
{そ の 11 すべ り抵 抗の測定 方 法の設 定お よ び浴槽 縁 断 面 寸 法の設 定 ),
日本 建 築 学会構 造系論文報 告集,
第384号,
昭和63年2月 7)小 野 英 哲, 大 野 隆 造, 三上 貴 正,
馬 場 孝 吉,
渡 辺 明,
横 山 裕 ;安全性か ら み た 浴室に お け る すべりの評 価 方 法に 関 す る 研究 〔その2 ;素足 お よび 石け ん水がかりの 場 合の 評価 方 法の提 示,
日本建築学会大会学術講演梗概 集,
昭和61年8月 8) Guilford,
J.
P.
,
秋 重義治 監 訳 :精 神 測 定 法,
培風館.
昭和 34年9月SYNOPSIS
UDC:69.025
STUDY
Part
2
:643.52! :539. 379 :614. S
ON
THE
EVALUATING
METHOD
OF
SLIPPERINESS
OF
BATHROOM
FLOORS
AND
BATHTUB
BOTTOMS
FROM
A
VIEWPOINT
OF
SAFETY
:
Presentation
of the evaluatingindexes
and the evaluating method of slipperiness of
bathroom
floors
andbathtub
bottoms
byDr.HMENORIONO, Dr,TAKAMASAMIKAMI, Dr.
RYUZO
OHNO,
YUTAKA YOKOYAMA, SEIJIUENO, SUNAO TAKAKI, Members of A,I.J.
This paper,
Part
2,
presentsthe evaluationg method of slipperiness ofbathroom
floors
andbathtub
bottoms
from
a viewpoint of safety.The outline of thispaperisas follows.
First,in order to make the eyaluating scales
based
on the subjectivejudgement
of slipperiness, the sensory testwas takenplaceon several samples ofbathroom
floors
andbathtub
bottoms,
under the conclition ofbare
feet
and soapsuds on sample surfaces. The method of sensory testwas `the method of successive categories].After
the test, evaluating scales were obtained on typical actionsin
thebathroom,
namely, on `walk', `turnback',
`sit
and rise', `trot', and `come into
and come out of
bathtub'.
Then, the Coefficientof
Slip
Resistance
of BathroomFloor
(C.S.
R-B)
of sample surfaces, were measuredby
O-Y.Pull
Slip
Meter(O-Y-PSM),
with thebare
foot
slider reported informer
paper,
Part
1,
Next,
it
wasfeund
thatthere were clear relationsbetween
the evaluating scales andC.S.R.B,
and theserela-tienswere presentedas evaluating