• 検索結果がありません。

かながわ福祉サービス第三者評価推進機構

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "かながわ福祉サービス第三者評価推進機構"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

第三者評価結果報告書

総 括 対象事業所名 ポピンズナーサリースクール小机(2回目受審) 経営主体(法人等) 株式会社 ポピンズ 対象サービス 認可保育所 事業所住所等 〒222-0036 横浜市港北区小机2580-1 設立年月日 2000年(平成12年)4月1日 評価実施期間 平成 24年 5月~平成24年 11月 公表年月 平成 24年 12月 評価機関名 特定非営利活動法人 市民セクターよこはま 評価項目 横浜市福祉サービス第三者評価項目及び評価基準 総合評価(優れている点、独自に取り組んでいる点、改善すべき事項等) 【施設の概要】 ポピンズナーサリースクール小机は、JR横浜線「小机」駅から徒歩約1分、横浜線下りホーム沿 いにあります。2000年(平成12年)4月、株式会社ポピンズにより横浜保育室として開設され、 2002年(平成14年)6月、認可保育園となりました。同社は、首都圏を中心に約100園の保育関 連施設のほか、ベビーシッターサービス、高齢者在宅ケアサービスなどの事業を行っていて、本園 のほか2つの保育園を横浜市内(都筑区、中区)に設置しています。 本園の施設は、2階建てで、1階に、保育室(0,1歳児クラス)・調理室・応接室など、2階に、 保育室(2~5歳児クラス)・事務室などがあり、保育室は、1、2階ともオープンスペースとなっ ています。近くには、新横浜公園などいくつかの公園があり、子どもたちの散歩や遊び場として利 用されているほか、駅近くの横浜市城郷小机地区センターの体育館を借用し、運動やダンスなどを しています。また、JR小机駅駅長が園の運営委員会の委員として参加しています。 定員は45名(0~5歳児・産休明け保育あり)、開園時間は、平日7時~20時、土曜日7時~16 時です。なお、0~3歳児は年齢ごとのクラス編成ですが、4・5歳児は合同のクラスとなっています。 ポピンズナーサリースクール小机の理念として、「エデュケア(*)プログラムの実践に基づき、 一人ひとりの才能と個性を伸ばし、人間性豊かで創造性に富む人間を育成する」を掲げています。 理念に基づき、教育方針を「わたしたちは人生でもっとも重要な時期のお子さまたちに真の人間教 育をいたします」と定め、具体的な目標を「1.寛容な人間 2.聡明で愛情深い人間 3.独立心旺盛な 人間 4.インターナショナルな舞台で活躍できる人間」としています。 (*)エデュケアとは、エデュケーション(教育)とケア(保育)を組み合わせた言葉です。 理念に基づき、保育方針ではなく、教育方針としています。 ◆◆ 高く評価できる点 ◆◆ ◆1、子どもたちは、明るく元気よく遊びながら、さまざまなことを学んでいます 晴れた日にはほとんど、戸外に出ます。園庭では、砂場やすべり台などで元気に遊びます。

(2)

横浜線のホーム沿いにあるので、電車が通ると手を振る子どもたちの姿も見られ、車掌さんが 手を振って応えてくれることもあります。散歩では、尐し離れた所にある、日産スタジアム近 くの新横浜公園や、国土交通省鶴見川流域センターに出かけることが多く、さまざまな遊びや ゲームをしたり、川に生息する生き物と触れあったりしています。保育室内でメダカや昆虫の 飼育をし、当番が世話をしたり、園庭にある畑では、一般的な野菜のほかに、米やスイカも子 どもたちがつくったりして、子どもたちは動物や植物への関心を高めています。子どもたちの 要望で、花壇の花の植え付けや草取りにも子どもたちが参加しています。 また、園からやや遠くにある岸根公園に行ったり、同じ運営法人が経営するポピンズナーサ リースクールセンター南を訪れ、同園の子どもたちと隣接する都筑中央公園で一緒に遊んだり することもあります。電車に乗って出かけるので、子どもたちの社会経験ともなっています。 室内での一斉活動の時間には、折り紙や紙粘土を使った製作・絵描き・誕生会の出し物の練 習などが行われています。プログラムを始める前やさまざまな場面で、保育士は子ども一人一 人の意見を聞いています。例えば、絵描きを始める前には、「何を描きたい?」「何色にする?」 などと問い、子どもたちも大きな声ではっきりと自分の意思を伝えています。 全クラスで週1回、リトミックの時間があり、専門講師の弾くピアノの音楽にあわせて、思い っきり身体を動かして楽しんでいます。また、近隣の横浜市城郷小机地区センターの体育館で、 さまざまな運動をしたり、ダンスを踊ったりする機会もあります。 さらに、多文化理解教育の一環として、外国人講師による英語遊びの時間が週1回あり、英語 を楽しみながら文化の違いがあることを子どもたちは学んでいます。また、世界にはいろいろ な人々がさまざまな生活をしていることが分かるように、毎月異なった国の文化や生活(お金・ 名所・動物など)の写真掲示とともに、その国の伝統料理を給食献立に取り入れています。外 国だけでなく、毎月、日本の県を一つ選び、その県の郷土料理も給食献立に取り入れ、子ども たちは、その国、その県を知る体験をしています。 朝夕の自由時間では、園庭で遊んだり、室内で、ブロック遊び、ままごと、絵本読みなどを したり、子どもたちは自分の好きなことに熱中し、保育士は子どもたちの様子を見ながら、遊 び方をアドバイスしたり、別のおもちゃや用具などを出したりして、遊びを発展できるように 支援しています。 ◆2、職員は、家庭的な雰囲気を大切にしながら、一人一人の子どもの個性を伸ばすよう関わってい ます 保育姿勢である「愛情あふれる美しい保育環境、かつ、自宅の居間できょうだいが穏やかに 育ちあえるような安心できる保育環境の中で、私達は子ども一人ひとり独立した存在として尊 敬し、個性を伸ばし、子どもの尊厳、独立心、権利を守ります」を念頭に、全職員が子どもた ちと関わっています。 朝夕の自由時間には、保育室がオープンスペースなので異年齢児間の交流が自然に行われて いますが、プログラムの中でも異年齢児のクラスが一緒に活動する時間を多く取り入れ、まる できょうだいが一緒に過ごしているような環境を積極的につくっています。また、職員は子ど もたちに対して、「ダメ」とか「してはいけない」などの禁止の言葉は使わず、「どうしたら いい?」などと声をかけ、温かな雰囲気となるように心がけています。 職員は、遊びや製作、食事などさまざまな場面で、子どもの言い分をていねいに聞き取った

(3)

り、態度やしぐさから子どもの気持を汲み取ったりして、一人一人の個性に応じた対応をして います。 また、保育のさまざまな場面の写真やビデオの映像を職員が揃って見て、文章や言葉だけで は伝わりにくい子どもたちの行動なども把握し、その時の子どもの気持や思いをどのように考 えたら良いか、職員はどのように対応すべきかなどを、職員間で意見交換し、一人一人の子ど もの個性をより深く理解することに役立てています。さらに、スタッフミーティングやフロア ミーティングなど、あらゆる機会に、子ども一人一人の情報を全職員間で共有化するようにし ていて、職員間の連携の良さにもつながっています。 □□ 独自に取り組んでいる点 □□ ISO9001の認証を取得し、継続的な業務改善に取り組んでいます

2003年(平成15年)12月に、品質マネジメントシステム(Quality Management System) の国際規格であるISO9001の認証を取得しています(系列の約100園の保育関連施設で ISO9001の認証を取得しているのは、本園と東京都内にある1園のみです)。規格に基づき、 保育サービス業務の管理システムを構築し、毎年2回の外部機関による審査を受け、管理システ ムの継続的な改善に努めています。 ◇◇ 今後に期待される点 ◇◇ 職員の資質向上への取り組みの工夫 非常勤職員には、必要と思われるマニュアルの内容は伝えていますが、その他の業務も含め た全体のマニュアルの詳しい内容は伝えていません。それらも開示することにより、非常勤職 員が、保育技術や園の方針などをより深く理解することができ、資質向上につながることが期 待されます。 また、本社研修・園内研修や、横浜市や港北区、横浜市総合リハビリテーションセンターな どが実施する研修会などの外部研修に職員が積極的に参加しています。しかし、これらの研修 に非常勤職員が参加する機会はほとんどないので、必要な研修には非常勤職員も参加する機会 をつくるなどの工夫が望まれます。 研修計画に基づき、上記のようなさまざまな研修に職員は参加していますが、総合的な人材 育成計画を策定するには至っていません。どのような職員を期待し、組織としてどのように育 成に取り組むのか、座学研修、現場実習(OJT)、自己啓発などを含めた能力開発をどのよう に進めるのかなどの総合的な人材育成の方針・計画を策定することが望まれます。 評価領域ごとの特記事項 1.人権の尊重 ●ポピンズナーサリースクール小机の理念を「エデュケア(*)プログラムの実践 に基づき、一人ひとりの才能と個性を伸ばし、人間性豊かで創造性に富む人 間を育成する」としています。理念に基づき、教育方針を「わたしたちは人 生でもっとも重要な時期のお子さまたちに真の人間教育をいたします」と定 め、具体的な目標を「1.寛容な人間 2.聡明で愛情深い人間 3.独立心の旺 盛な人間 4.インターナショナルな舞台で活躍できる人間」としています。 (*)エデュケアとは、エデュケーション(教育)とケア(保育)を組み合わせ た言葉です。理念に基づき、保育方針ではなく、教育方針としています。

(4)

●施設の玄関に、企業理念・理念・教育方針を掲示し、保護者・職員に周知し ているほか、毎日 1 回、職員同士で企業理念・理念・教育方針の復唱を実施 しています。また、職員は、入社後の初任者研修や中堅保育士研修において、 理念や教育方針などの説明を受けています。 ●運営法人で定めた個人情報管理規定があり、全職員は、入社時に個人情報の 取り扱い方に関する説明を受け、機密保持誓約書を提出しています。また、 ボランティア・実習生に対しては、事前に個人情報の取り扱いや守秘義務に ついての説明をしています。 ●子どもへの言葉かけについては、穏やかで優しい話し方を徹底しています。 子どもに禁止語を使用せず「どうしたらいい?」と、子どもが自分で考える ように投げかけています。 2. 意 向 の 尊 重 と 自 立 生 活 へ の 支 援 に 向 け た サ ー ビ ス 提 供 ●1 階の 0 歳児・1 歳児クラスの保育室、2 階の 2 歳児、3 歳児、4・5 歳児ク ラス保育室は、オープンスペースになっています。音楽や保育士の声などが 他クラスの活動のさまたげにならないよう、保育士同士で戸外と室内活動の 時間や、保育室内のどの場所を使うかなどを丁寧に調整しています。 ●おもちゃや絵本は棚に整理され、子どもが自由に取り出して遊び、自分で片 付けもしやすいようにおかれています。特に絵本は、子どもたちの要望に応 えて充分に備えられています。 ●夏の暑い日と天気の悪い日を除き、毎日散歩や園庭遊びの時間を設けていま す。月に 2 回の、横浜市城郷小机地区センターの広い体育室を利用しての運 動遊びや、週に 1 回、専門講師によるリトミックの時間も設けています。さ らに、3 歳児クラス以上では「アドベンチャープログラム」として、自然や 地域にふれる様々な経験を、年間を通して行っています。 ●乳児の食事は、離乳食の段階に応じた援助で、待たせず、急かさず子どもの 食べるペースに合わせて、食べさせています。授乳は子どもを優しく抱きと め、静かな声で子守唄を口ずさんだり声をかけたりしながら、ゆったりと行 っています。 ●テラスでの戸外食事体験や、自分でおにぎりを作る「おにぎりパーティー」 など、子どもがわくわくして食卓に向かえるような工夫を重ねています。 ●幼児クラスの子どもたちは、横浜市総合リハビリテーションセンター内の肢 体丌自由児クラスを年 3 回訪問し一緒に遊ぶ交流をしています。 3. サ ー ビ ス マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム の 確立 ●保育課程に基づき、年齢ごとに、年間指導計画・月間指導計画・週案・日案 を作成しているほか、文字・数の取り組み、運動の取り組み、音楽・リトミ ックなど分野別に、月別のねらいと内容を作成しています。また、全クラス 共通で食育活動、環境教育、多文化理解教育、非常・災害対策訓練などの年 間計画を作成しています。 ●0~2 歳児は、毎日、連絡帳(複写式)を用いて、活動内容以外にも子ども

(5)

の様子(体温・食事など)を保護者に伝え、保護者からは家庭での様子・体 調などを記入してもらい、きめ細かな情報共有を図っています。3 歳児以上 は、自由記載の連絡ノートを用い、必要に応じて記入しています。

●品質マネジメントシステム(Quality Management System)の国際規格 である ISO9001 の認証を取得しています。それに基づき、健康管理・衛生 管理・安全管理などの業務マニュアルを完備し、この手順に則りそれぞれの 業務を行っています。 ●食物アレルギー疾患の子どもについては、月末に、栄養士・担任・保護者で 次月の献立内容について面談・確認を行い食事変更面談記録に記載し、代替 食・除去食を提供しています。食卓ではトレイやエプロン(0~2 歳児のみ) を他の子どもたちと色が違うものを使用しています。また、子どもの名前と 食べてはいけない食材名を記した札をトレイに立て、子どもが座る位置を必 ず一定の場所にするなどの配慮をしさらに、テーブルでの配膳の際に保育士 同士で確認して間違いのないようにしています。 ●現在、保護者会はありませんが、園の運営委員会に保護者代表 1 名が参加し、 年 2 回の運営委員会で意見を出してもらっています。 ●子どものケガは軽いものであっても必ず保護者に直接報告し、アクシデント レポートに、状況を記録しています。月 1 回のスタッフミーティングでアク シデントレポートの分析を行い、再発防止策と改善策を話し合っています。 4.地域との交流・連 携 ●港北区内保育園合同で毎年行っている「港北区わくわく子育て広場」には、 企画準備段階から参画し、港北区役所や他保育園と連携を持って育児講座な どの子育て支援を行っています。 ●見学者や園庭開放利用者からの育児相談には応じていますが、定期的に相談 日を設けて、育児相談に応じるまでには至っていません。 ●隣接する JR 小机駅からの要請を受けて「JR こども鉄道作品展」に電車の 絵を発表展示したり、ハロウィンに地域の高齢者施設を訪問して、お年寄り とともに楽しんだりするなどの交流を続けています。 ●横浜市のホームページ「ヨコハマはぴねすぽっと」や、運営法人のホームペ ージに、園のわかりやすい情報を提供しています。 5. 運 営 上 の 透 明 性 の確保と継続性 ●本社全体会議の報告(会社の経営・運営状況、運営法人内他保育園の状況な ど)および園の経営・運営状況を、スタッフミーティングで職員に周知して います。また、情報公開ルールに基づき運営委員会に開示しているほか、保 護者からの要請があれば開示しています。 ●スタッフミーティング時に施設長が理念・教育方針を説明しているほか、毎 日 1 回、職員同士で理念・教育方針を復唱しています。また、保育日誌に、 保育サービスチェックリストが記載されていて、職員は求められる保育姿勢 と自己の姿勢を毎日ふり返っています。

(6)

●事業運営に関係する情報は、横浜市や港北区役所からのほか、本社全体会議 などで得ています。また、社内ネットワークシステムを通じて、最新情報が 配信される仕組みがあります。 6. 職 員 の 資 質 向 上 の促進 ●毎年度初めに、職員は個人目標を設定し、施設長と面談しています。年度末 に自己評価を行い、施設長と面談し、達成度評価を受けています。 ●本社研修、園内研修、外部研修などに職員は積極的に参加しています。参加 した職員は、実践に活かせるように視点を整理してスタッフミーティングで 報告し、職員全員で情報を共有するようにしています。 ●非常勤職員には採用時に、職場内 OJT を主任やクラスリーダーが行ってい ます。その後は、必要に応じその都度指導を行っていますが、種々の研修に 非常勤職員が参加する機会はほとんどありません。必要な研修を非常勤職員 も受講できるような工夫が望まれます。 ●動画 OJT 支援システムがあり、保育の基本技術や子どもたちへの接し方な どの画像を見て、意見交換し、より良い保育となるように努めています。 ● スタッフミーティングなどの司会は、職員が担当し意見交換や提案などをし やすくするとともに、施設長は、保育士同士の意見交換、相談、コミュニケ ーションが円滑に行われるような職場環境づくりに努めています。さらに、 年1回、本社による職員へのアンケート調査があり、要望・意見を自由に記 入することができます。

参照

関連したドキュメント

※短期:平成 31 年度~平成 32 年度 中期:平成 33 年度~平成 37 年度 長期:平成 38 年度以降. ②

平成26年7月30日 東京電力株式会社. 福島第一廃炉推進カンパニー

平成12年 6月27日 ひうち救難所設置 平成12年 6月27日 来島救難所設置 平成12年 9月 1日 津島救難所設置 平成25年 7月 8日

北区無電柱化推進計画の対象期間は、平成 31 年(2019 年)度を初年度 とし、2028 年度までの 10

第1回 平成27年6月11日 第2回 平成28年4月26日 第3回 平成28年6月24日 第4回 平成28年8月29日

○「調査期間(平成 6 年〜10 年)」と「平成 12 年〜16 年」の状況の比較検証 . ・多くの観測井において、 「平成 12 年から

2011年(平成23年)4月 三遊亭 円丈に入門 2012年(平成24年)4月 前座となる 前座名「わん丈」.

ヘッジ手段のキャッシュ・フロー変動の累計を半期