平成26年7月30日 東京電力株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー
福島第一原子力発電所
第 11 回汚染水処理対策委員回(12 月 10 日)巻末資料 2 抜粋(一部追記)
※ページ数は上記資料のページ
富岡層T3部層 中粒砂岩層 Ⅰ層 層厚は20m程度で塊 状無層理の中粒砂岩 を主体とする。層厚数 mのシルト岩(泥質部)
を挟在する
中粒砂岩 透水係数 2.11E-03~4.14E-03
泥質部 Ⅱ層 層厚5~7m程度のシ ルト岩を主体とする泥 質部
(泥質部)
(透水係数)
(1.00E-06~1.18E-06)
互層部 Ⅲ層 層厚4~8m程度で,数 cm~3m程度の間隔 で砂質シルト岩と中粒 砂岩が交互に分布す るの互層からなる
互層部 透水係数 2.37E-04~8.07E-03
泥質部 Ⅳ層
層厚30m程度の無層 理のシルト岩を主体と する泥質岩からなり,
2層の連続性のよい砂 層(細粒砂岩,粗粒砂 岩)を挟在する 粗粒砂岩層下部の泥 質部は砂質を呈する 箇所がある
・細粒砂岩:Ⅲ層の下 端から3m程度から層 厚2m程度をもって分 布する
・粗粒砂岩:Ⅲ層の下 端から7m程度から層 厚1m程度をもって分 布する
泥質部 透水係数 1.00E-06~1.18E-06 細粒砂岩 透水係数 1.00E-04~5.14E-03 粗粒砂岩 透水係数 6.20E-04~4.40E-03
富岡層T2部層
Ⅴ層
層厚50m程度の泥質岩を主体
とする層 -
富岡層T1部層
Ⅵ層
層厚70m~30m程度の泥質岩
を主体とする層 -
福島第一原子力発電所敷地周辺の地質層序
11
地下水バイパス揚水井設置範囲
第11回汚染水処理対策委員会 巻末資料2
OP10m盤地下水観測孔
OP35m盤地下水観測孔
地下水バイパス揚水井設置範囲
13
地下水バイパス揚水井(No.11)
第11回汚染水処理対策委員会 巻末資料2
OP10m盤地下水観測孔C孔
地下水バイパス揚水井(No.5)
OP10m盤地下水観測孔B孔
19
地下水バイパス揚水井(No.1)
第11回汚染水処理対策委員会 巻末資料2
10m盤地下水観測孔A孔
OP35m盤地下水観測孔A孔
OP35m盤地下水観測孔
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
18 A-1
A-2 A-3
A-4
B-1 B-2
B-3 B-4
C-1 C-2 C-3 C-4
250m 360m
中粒砂岩(Ⅰ層)
泥質部(Ⅱ層)
互層(Ⅲ層)
泥質部(Ⅳ層)
細粒砂岩(Ⅳ層)
粗粒砂岩(Ⅳ層)
A孔
B孔
C孔
地下水位はH25.5計測
【参考】35m盤地下水観測孔配置断面図
シルト岩 シルト岩 21.8~23m :7.4×10-4 cm/sec 中粒砂岩(Ⅰ層) 泥質部(Ⅱ層)
25.3m
段丘堆積物 中粒砂岩(Ⅰ層)
8m
GL.0=O.P.34.6m
35m盤A-2~A-4は、A-1から 2mピッチ、ノンコア 35m盤A-4 計測区間 :8.6~20.2m 35m盤A-3 計測区間 :21.8~25.3m35m盤A-1 16~20m :1.4×10-3 cm/sec
中粒砂岩層(Ⅰ層) :17.3m 中粒砂岩層(Ⅰ層)内の 泥質部挟み層:2.1m 中粒砂岩部分の 泥質部挟み層:1.6m
中粒砂岩部:5.7m 中粒砂岩部:9.5m
モデル上考慮
泥質部(Ⅱ層) 互層部(Ⅲ層)
33.4m 33~37m :1.8×10-3 cm/sec 互層部(Ⅲ層) 泥質部(Ⅳ層)
39.6m 43.4m 泥質部(Ⅳ層)
細粒砂岩(Ⅳ層) 44.6m 43.4~44.4m :2.2×10-3 cm/sec 粗粒砂岩(Ⅳ層)46.0m 46.4m 泥質部(Ⅳ層)
46~47m :1.6×10-3 cm/sec 52~55m :4.6×10-6 cm/sec
47~49m :6.6×10-6 cm/sec
互層部(Ⅲ層)・粗粒 砂岩(Ⅳ層)の 透水係数は区間内の 砂岩層部の層厚を 試験区間長として算定 している。
GL.0=O.P.34.6m
35m盤A-2 計測区間 :33.4~39.4m 35m盤A-1 計測区間 :43.4~46.4m35m盤A-1
57
第11回汚染水処理対策委員会 巻末資料2
8.6~20.2m :35m盤A-4ストレーナ区間 21.8~25.3m :35m盤A-3ストレーナ区間
35m盤A-1
H.23.7.22~8.25
削孔時水位透水試験区間 透水係数 9.1m 10.6m 11.5m 掘進後水位:11.2 16~20m 1.4×10-3 cm/sec 21.8~23m 7.4×10-4 cm/sec
中粒砂岩層内の泥岩挟み層:2.1m
中粒砂岩層(Ⅰ層):17.28m モデル上考慮 中粒砂岩内の泥岩挟み層:1.6m
中粒砂岩部:5.7m 中粒砂岩部:9.5m
33.4~39.4m :35m盤A-2ストレーナ区間 43.4~46.4m :35m盤A-1ストレーナ区間
35m盤A-1 33~37m 1.8×10-3 cm/sec 43.4~44.4m 2.2×10-3 cm/sec 46~47m 1.6×10-3 cm/sec 47~49m 6.6×10-6 cm/sec 52~55m 4.6×10-6 cm/sec
59
第11回汚染水処理対策委員会 巻末資料2
埋め戻し土 段丘堆積物
0.9m 段丘堆積物 中粒砂岩(Ⅰ層)
7.3m 中粒砂岩(Ⅰ層) 泥質部(Ⅱ層)
19.8m
シルト岩
12.95~15.55m :1.9×10-3 cm/sec 18.95~19.8m :7.6×10-3 cm/sec
GL.0=O.P.34.6m
35m盤B-2~B-4は、B-1から 2mピッチ、ノンコア 35m盤B-3 計測区間 :19~19.9m35m盤B-4 計測区間 :8~15.6m
35m盤B-1 中粒砂岩(Ⅰ層) :12.6m 中粒砂岩層内の 泥質部挟み層:3.4m
中粒砂岩部:8.3m 中粒砂岩部:0.9mモデル上考慮
泥質部(Ⅱ層) 互層部(Ⅲ層)
31.3m 互層部(Ⅲ層) 泥質部(Ⅳ層)
37.3m 細粒砂岩(Ⅳ層) 41.5m40.0m 粗粒砂岩(Ⅳ層)
43.9m
泥質部(Ⅳ層) 泥質部(Ⅳ層)
44.5m
31~35m :1.8×10-4 cm/sec 40~41m :3.9×10-4 cm/sec 43.8~45m :5.0×10-4 cm/sec 47~49m :7.2×10-6 cm/sec 52~55m :2.6×10-7 cm/sec
互層部(Ⅲ層)・粗粒 砂岩(Ⅳ層)の 透水係数は区間内の 砂岩層部の層厚を 試験区間長として算定 している。
GL.0=O.P.34.6m
35m盤B-1 計測区間 :39.9~43.7m35m盤B-2 計測区間 :30.5~37.3m
35m盤B-1
61
第11回汚染水処理対策委員会 巻末資料2
8~15.6m :35m盤B-4ストレーナ区間 19~19.8m :35m盤B-3ストレーナ区間
35m盤B-1
透水試験区間 透水係数 削孔時水位 6.2m
5.4m 15.8m 16.5m 掘進後水位:18.012.95~15.55m 1.9×10-3 cm/sec 18.95~19.8m 7.6×10-3 cm/sec
H.23.7.27~8.25
中粒砂岩層内の泥岩挟み層:3.35m中粒砂岩層(Ⅰ層):12.6m 中粒砂岩部:8.3m 中粒砂岩部:0.9m
モデル上考慮
30.5~37.3m :35m盤B-2ストレーナ区間 39.9~43.7m :35m盤B-1ストレーナ区間
35m盤B-1 31~35m 1.8×10-4 cm/sec 40~41m 3.9×10-4 cm/sec 43.8~45m 5.0×10-4 cm/sec 47~49m 7.2×10-6 cm/sec 52~55m 2.6×10-7 cm/sec
63
第11回汚染水処理対策委員会 巻末資料2
舗装、埋め戻し土 段丘堆積物
2.6m 段丘堆積物 中粒砂岩(Ⅰ層)
8.0m 中粒砂岩(Ⅰ層) 泥質部(Ⅱ層)
25.2m
シルト岩 (互層を形成) シルト岩互層を形成
12.5~13.5m :1.2×10-3 cm/sec 21.25~23.0m :4.7×10-3 cm/sec
GL.0=O.P.34.9m
35m盤C-2~C-4は、C-1から 2mピッチ、ノンコア 35m盤C-4 計測区間 :8.4~16.3m 35m盤C-3 計測区間 :21.3~25.2m35m盤C-1 中粒砂岩(Ⅰ層) :17.2m 中粒砂岩層内の 泥質部挟み層:5.0m 中粒砂岩内の 泥質部挟み層:0.4m互層内(2.2m)の 泥質部挟み層:1.3m 互層内(2.7m)の 泥質部挟み層:1.2m シルト岩
中粒砂岩部:8.3m 中粒砂岩部:3.9m
モデル上考慮
泥質部(Ⅱ層) 互層部(Ⅲ層)
30.8m 互層部(Ⅲ層) 泥質部(Ⅳ層)
38.6m 細粒砂岩(Ⅳ層)
41.7m 泥質部(Ⅳ層) 粗粒砂岩(Ⅳ層)45.5m 泥質部(Ⅳ層)46.0m
30.8~35m :1.4×10-3 cm/sec 41.6~42.8m :2.0×10-3 cm/sec42.7m 45.4~47.2m :9.4×10-4 cm/sec 48.05~50.33m :1.4×10-5 cm/sec 52~55m :1.5×10-6 cm/sec
互層部(Ⅲ層)・細粒 砂岩(Ⅳ層)・ 粗粒砂岩の 透水係数は区間内の 砂岩層部の層厚を 試験区間長として算定 している。
GL.0=O.P.34.9m
35m盤C-2 計測区間 :30.9~38.6m 35m盤C-1 計測区間 :41.6~46m35m盤C-1
65
第11回汚染水処理対策委員会 巻末資料2
8.4~16.3m :35m盤C-4ストレーナ区間 21.3~25.2m :35m盤C-3ストレーナ区間
35m盤C-1 1.25m 4.0m 5.3m 7.0m
H23.7.21~9.6
削孔時水位 掘進後水位:10.6 12.5~13.5m 1.2×10-3 cm/sec 21.25~23m 4.7×10-3 cm/sec透水試験区間 透水係数 中粒砂岩層内の泥岩挟み層:5.0m
中粒砂岩層(Ⅰ層):17.7m 互層部内の泥質部の合計層厚 1.3m 互層部内の泥質部の合計層厚 1.2m 中粒砂岩層内の泥岩挟み層:0.4m 0.4m
中粒砂岩部:8.3m 中粒砂岩部:3.9m
モデル上考慮
30.8~35m :35m盤C-2ストレーナ区間 41.6~46m :35m盤C-1ストレーナ区間
35m盤C-1 30.8~35m 1.4×10-3 cm/sec 41.6~42.8m 2.0×10-3 cm/sec 45.4~47.2m 9.4×10-4 cm/sec 48.05~50.33m 1.4×10-5 cm/sec 52~55m 1.5×10-6 cm/sec
67
第11回汚染水処理対策委員会 巻末資料2
26.5(上) 28.7(上)
7.2
6.9
9.2
4.7
33.2 33.0 32.9 27.5 32.2 32.7 33.2 33.3 33.5 33.9 33.5 34.4 34.5 34.7 34.8
34.9 35.0 33.9
34.5 30.5
32.0 30.5
31.2
31.4 32.7
31.2 32.0
33.1
33.0 32.7
11.3 11.3 11.3 11.5
12.1 12.6 17.8
15.1 20.4
22.3 22.8
7.3
6.7
8.2
6.3 6.1 6.6
湾平均海面からの高さを表してい る。
・35m盤A~C孔は不圧(中粒砂岩
(Ⅰ層)を挟み泥岩の上・下部を 計測しており、地下水位コンター は挟み上部で明示した。
7.6 6.8
9.8
9.8 9.8
9.8
※SD150~SD153は互層部と中粒砂岩 を貫通して水位計測しているため、参考 値とした。
30m 25m 20m 15m
23.7
10m 5m
230m
中粒砂岩(不圧)水位計測 予定孔(H25.11下旬予定)
23.5(下) 17.6(下)
⑧断面 ③断面 ⑦断面
⑭断面
16.5(上)14.9(下)降雨後の不圧地下水位分布(H25.8.9)
7.6
7.8
9.3
5.8
34.6 34.2 34.1 28.1 32.8 33.3 33.8 34.0 34.1 34.5 34.1
35.0 35.1 35.2
35.4 35.5 34.3 31.7
34.2
34.0 33.0
31.4 32.7
32.4 34.3
35.2
35.0 34.4
4.8 5.8 5.7 5.8 4.3 3.9 3.7 5.3 4.8
3.9
7.7
7.6
8.7
6.8 6.7 7.5
3.0 2.4 2.8
11.5 11.4 11.4 11.6
12.4 13.0 18.6
16.0 21.7
22.8
24.9
※4m盤不圧水位は、H24年以前から継 続的に計測している孔のみ表示した。
(その他はH25.8以降計測開始)
10.0
9.9 9.9
7.8 7.3
10.0
30m 25m 20m
15m 10m 5m
35.0
35.1
35m
24.0 +1m
+2m
+2m
+1m +1m
H25.5からの上昇コンター
16.7(上)
28.0(上) 29.7(上)
15.0(下)
25.0(下) 17.6(下)
・図中の水位は、全て基準OP.m で記載。
・基準OP.mとは地震前の小名浜 湾平均海面からの高さを表してい る。
・35m盤A~C孔は不圧(中粒砂岩
(Ⅰ層)を挟み泥岩の上・下部を 計測しており、地下水位コンター は挟み上部で明示した。
69
第11回汚染水処理対策委員会 巻末資料2
8.1
開始予定
11月下旬水位計測 開始予定
9.8
9.8 9.8
9.8
20.8
17.1
13.8
⑧断面 ③断面 ⑦断面
⑭断面 る。
・35m盤A~C孔は不圧(中粒砂岩
(Ⅰ層)を挟み泥岩の上・下部を
計測しており、地下水位コンター
は挟み上部で明示した。
降雨後の被圧地下水位分布(H25.8.9)
21.2
17.5
14.1 8.6
2.5 2.7※
※4m盤C-1水位は、H25.8.9時点で欠 測であるため、9.6時点の水位を記載 した。
10月下旬水位計測 開始予定
11月上旬水位計測 開始予定
11月下旬水位計測 開始予定
11月下旬水位計測 開始予定
・図中の水位は、全て基準
OP.mで記載。
・基準
OP.mとは地震前の小名浜 湾平均海面からの高さを表してい る。
・
35m盤
A~
C孔は不圧(中粒砂 岩
(Ⅰ層)を挟み泥岩の上・下部を 計測しており、地下水位コンター は挟み上部で明示した。
・水位の下に、H25.5からの差分 を記載した。 例)
10.0
9.9 9.9 10.0
+0.5
+○.○
+0.4
+0.3 +0.2
+0.2
+0.1 +0.1 +0.5
+0.4
71
第11回汚染水処理対策委員会 巻末資料2
第 9 回汚染水処理対策委員会(11 月 15 日)資料 2-1
※ページ数は上記資料のページ
解析領域(現行)
解析領域(広域) 約1.5km
約 2 . 0 k m 約5.3km
約 3 . 7 k m
②
⑬-1
⑥-4
敷 地 境 界( 概 略)
敷 地 境 界( 概 略)
中粒砂岩層(Ⅰ層)
泥質部(Ⅱ層)・互層部(Ⅲ層)
(Ⅳ層~Ⅵ層)
ボーリングによる地質調査を実施している領域
現行の解析モデルでは、地形から想定される 分水界までを領域として、建屋周辺の地下水低減 対策の評価を行っていたが、広域的な対策の 評価を行うために、解析領域を広域に設定した。
8
第9回汚染水処理対策委員会 資料2-1
図 8 解析モデルの鳥瞰図
段丘堆積層 泥質部(Ⅱ層・Ⅳ層)
中粒砂岩層(Ⅰ層)
敷地境界(概略)
現行解析モデル範囲 互層部(Ⅲ層)
9
図 9 解析モデルの地質区分(平面図)
図 10 解析モデルの地質断面図位置図
60mグリッド
40mグリッド
現行モデル範囲
図 11 新モデルの解析メッシュ図
図 12 解析モデルの断面図(5B-5B’断面)
図 13 解析モデルの地質断面図(3B-3B’断面)
5B’
5B
5B 5B’
3B’
3B
3B 3B’
敷地境界
敷地境界
敷地境界(概略)
10
第9回汚染水処理対策委員会 資料2-1
さない条件とした。
③地山ならびに構造物の透水係数 下表に示すとおり。
④境界条件
海域:平均潮位の静水圧※ 陸域:地表からの静水圧※
※:境界条件を静水圧、不透水の両者で解析した結果、差異のないことを確認した。
表 水理条件
地層名 記号 水平 鉛直 水平 鉛直 (実流速換算時)
盛土 bk 2.8E-03 2.8E-03 2.8E-03 2.8E-03 0.46
段丘堆積物 tm 3.0E-03 3.0E-03 3.0E-03 3.0E-03 0.41 中粒砂岩層同様
沖積層 al 1.0E-03 1.0E-03 1.0E-03 1.0E-03 0.41 文献値
中粒砂岩 ss1 3.0E-03 3.0E-03 3.0E-03 3.0E-03 0.41
中粒砂岩(南側、上部) ss3 1.0E-04 1.0E-04 1.0E-04 1.0E-04 0.41
泥岩 m0 1.1E-06 1.1E-06 1.1E-06 1.1E-06 0.54
中粒砂岩(南側、下部) ss2 1.0E-04 1.0E-04 1.0E-04 1.0E-04 0.41
泥岩 m1 1.1E-06 1.1E-06 1.1E-06 1.1E-06 0.54
互層 alt 1.0E-03 1.1E-06 1.0E-03 1.1E-06 0.41 異方性考慮
泥岩 m2 1.1E-06 1.1E-06 1.1E-06 1.1E-06 0.54
細粒砂岩 fs 2.3E-03 2.3E-03 2.3E-03 2.3E-03 0.41
泥岩 m3 1.1E-06 1.1E-06 1.1E-06 1.1E-06 0.54
粗粒砂岩 cs 2.0E-03 2.0E-03 2.0E-03 2.0E-03 0.41
泥岩 m4 1.1E-06 1.1E-06 1.1E-06 1.1E-06 0.54
建屋基礎およびMMR - 1.0E-06 1.0E-06 1.0E-06 1.0E-06 0.30
建屋側壁 - 1.0E-06 1.0E-06 5.0E-06 5.0E-06 0.30 感度解析から設定※1
既設矢板 - 1.0E-06 1.0E-06 1.0E-04 1.0E-04 0.30 感度解析から設定、施工幅0.8m※2
ポンプ室およびピット - 1.0E-06 1.0E-06 1.0E-06 1.0E-06 0.30 コンクリート相当
4m盤グラウチング - - - 3.0E-05 3.0E-05 0.30 中粒砂岩層の1/100相当、施工幅2m
砕石 - - - 1.0E-01 1.0E-01 0.41 埋立部
鋼管矢板 - - - 1.0E-06 1.0E-06 0.30 海側バウンダリ、施工幅2m
凍土壁 - - - 0.0E+00 0.0E+00 - 施工幅2m
※2:地下水位(C-3, C-4, C-5)が再現できる透水係数 35m盤の号測線以南範囲
コンクリート相当
※1:建屋への流入量が400m3/日を再現できる透水係数
地層区分 透水係数(cm/sec)
震災前 震災後
有効間隙率
備考 透水係数(cm/sec)
沖積層の透水係数については実測デ-タがないため,日本の地盤を対象とした地下水データベース(梅田浩司,
柳澤孝一,米田茂夫(1995):日本の地盤を対象とした透水係数データベースの作成,地下水学会誌,第37巻,第1 号,1995)の第四紀更新世(平均値:1.2E-03 cm/sec)と第四紀完新世(平均値:5.6E-04cm/sec)の透水係数の平均値 (8.1E-4cm/sec)から1E-3(cm/sec)と設定した。
11
現況再現解析結果
○流量解析結果
○不圧地下水(中粒砂岩層(Ⅰ層)コンター)
現行モデル 広域モデル
流量 建屋流入量:約 400m3/日 海側通過流量:約 400m3/日
建屋流入量:約 400m3/日 海側通過流量:約 400m3/日
現行モデル 広域モデル 差分コンター
不圧地下水位コンター
第9回汚染水処理対策委員会 資料2-1
地下水位実測値との比較
0 5 10 15 20 25 30
0 5 10 15 20 25 30 35 40
実測水位(m)
解析水位(m)
35-A-4 35-C-4 35-B-4
山側揚水井
0 5 10 15 20 25 30
0 5 10 15 20 25 30 35 40
実測水位(m)
解析水位(m)
35-A-4 35-C-4 35-B-4
山側揚水井
0 5 10 15 20 25 30 35 40
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500
地下水位O.P.(m)
距離(m)
1‐4号 中粒砂岩層 広域 中粒砂岩層
現行モデル境界での水位比較
現行モデル及び広域モデル双方とも、現状計測している
不圧地下水(中粒砂岩層(Ⅰ層))の地下水位を概ね再現できている。
現行モデルの境界部の地下水位は南側で広域モデルより若干高く設定されている。
北側 西側 南側
現行
13
○ 被圧(互層(Ⅲ層))地下水コンター
現行モデル 広域モデル 差分コンター
不圧地下水位コンター
14
第9回汚染水処理対策委員会 資料2-1
○ 震災前サブドレン流入量の比較
現行モデル:降雨浸透率30% 広域モデル:降雨浸透率55%
354
164 160 105 96
16 58 128
236
0 1316
0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600
1
号 機
2
号 機
3
号 機
4
号 機
SPT
建 屋
サ イ ド バ ン カ
共 用
プール
高 温 焼 却 炉
プロセス
建 屋
工 作 建 屋
合 計
流入量(m3/日)
実測値平均 解析値
387
210 213
154 95
6 83 143 222
0 1514
0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600
1
号 機
2
号 機
3
号 機
4
号 機
SPT
建 屋
サ イ ド バ ン カ
共 用 プール
高 温 焼 却 炉
プロセス
建 屋
工 作 建 屋
合 計
流入量(m3/日)
実測値平均 解析値
地下水位実測値との比較
0 5 10 15 20
0 5 10 15 20 25 30
実測水位(m)
解析水位(m)
35-B-2 35-A-2 35-C-2
4-C-1 4-C-2
0 5 10 15 20
0 5 10 15 20 25 30
実測水位(m)
解析水位(m)
35-B-2 35-A-2 35-C-2
4-C-1 4-C-2
0 5 10 15 20 25 30 35 40
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500
地下水位O.P.(m)
距離(m)
1‐4号 互層 広域 互層
現行モデル境界との水位比較
北側 西側 南側
現行モデル及び広域モデル双方とも、現状計測している 被圧地下水(互層(Ⅲ層))の地下水位を概ね再現できている。
現行モデルの境界部の地下水位は広域モデルに比べ北側で高く設定されている。
震災前のサブドレーン流入量は、広域モデルの方が現行 モデルに対して多めに計算される結果となっている。
現行
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