1 はじめに 日本の幼稚園では,明治時代(1890年~ 1910年頃)から小鳥やハト,ニワトリ,ウサ ギに加えて,金魚やカイコ,オタマジャクシ など多様な生き物が飼育されていた1)。また, 大正15年に公布された幼稚園令では,保育内 容について「幼稚園ノ保育項目は遊戯,唱歌, 観察,談話,手技等トス」とあり,当時の多 くの幼稚園で,戸外で家畜を飼育し,室内で も小鳥,金魚,オタマジャクシ等の飼育を行 っていた2)。現行の幼稚園教育要領3)におい ても,領域環境の内容で「身近な動植物に親 しみをもって接し,生命の尊さに気付き,い たわったり,大切にしたりする。」とあり, 生き物を飼育することで自然に対する思考力 の芽生えを養い,培うことが保育者に望まれ ている。教材の概念は諸説あるが,「教材は 子どもが学習のために取り組む対象であり, 子どもは教材から学習する。」という考え4) に基づくと,明治時代より生き物は子どもに とって有効な教材であったとも言えよう。 幼稚園・保育所における動物飼育に関する 先行研究は「命の理解」「飼育体験と動物の 擬人化」「幼児と動物とをつなぐ保育者の役 割」の3つをあげることができる5)。中でも, 「命の理解」は一般的に寿命の短い虫をテー マにしたものが報告されている6)7)8)9)10)11)。 例えば,山下・首藤は,保育者が在職してい る園の環境や保育状況に合った虫を飼育でき るように,具体的な虫の飼育実践を提案して いる12)。さらに,山下・首藤は,虫の飼育を 園の方針として積極的に行っている保育者, または個人的に虫の飼育に関心があり,重要 な保育活動の一つであると考えている保育者 を対象に,虫の飼育に関する調査を行ってい る13)。この調査では,飼育対象が虫に限定さ れていることに加え,生き物の飼育を積極的 に行っていない者,または飼育にさほど関心 がない者を含めた保育者全体の飼育状況は明 らかにされていない。そこで,本研究では, 保育者を対象としたアンケート調査により幼 稚園・保育所における生き物飼育に関する保 育者の視点を明らかにすることを目的とす る。研究成果は,将来保育者を目指す学生や 生き物の飼育経験の少ない保育者に,生き物 を飼育する上での有効な情報を提供できる。 例えば,保育者は幼児の年齢に応じた生き物 や,飼育の利点の多い生き物を選択すること ができる。 2 研究方法 福島県内の幼稚園教諭または保育士を対象 として生き物飼育に関するアンケート調査を 行い,結果を分析する。調査は平成27年8月 に開催されたK大学での講習会に参加した保 育 者141人(30代 -26人,40代 -53人,50代 -62人)を対象とした。保育者の勤務先の内 訳は,幼稚園-69人,保育園・保育所-58人, こども園-14人である。調査問題は山下・首 藤14)を参考にして作成した。山下・首藤は 虫を対象としたものであるが,本調査では虫 に限定せずに生き物全般を対象とした(質問 文は,資料を参照)。質問1では,飼育に相 応しいと考える生き物を3つ回答し,それぞ
幼稚園・保育所における生き物飼育に
関する保育者の視点
郡山女子大学 伊藤 哲章
〈報告〉 教材学研究第 28 巻(2017)れの生き物を飼育するのに相応しい年齢も回 答させた。質問2では,質問1で回答した生 き物が飼育に向く理由について,選択肢から 複数選択を可として選ばせた。 さらに,質問2の結果分析では,飼育に向 く理由の(ア) ~ (セ)の選択肢をa体や動 きの変化,b体験のしやすさ,cその他の3 つのカテゴリに分類した(表1参照)。その後, a,b,cのカテゴリ間でχ2検定を実施し, 統計的な有意差の有無を確認した。カテゴリ 間の検定は,選択肢数を考慮した上で行った。 次に,勤務先別にカテゴリ毎に集計しχ2検 定によって,保育者の勤務先の違い(幼稚園・ 保育所・こども園)で,生き物の飼育に向く 理由に違いが見られるかを分析した。最後に, 年代別にカテゴリ毎に集計しχ2検定によっ て,保育者の年代(30代・40代・50代)の違 いで,生き物の飼育に向く理由に違いが見ら れるかを分析した。なお,本調査を行うにあ たり,調査対象者に,調査結果を本研究以外 では使用しないこと,それにより不利益を被 ることはないことを説明し,回答をもって同 意を得た。 3 結果と考察 (1)飼育に向いている生き物の種類と飼育に 相応しい年齢 まず,質問1の回答について,生き物の合 計数が上位に位置するものを勤務先別に取り 上げると,幼稚園が表2,保育所が表3,こ ども園が表4となる。保育者が回答した生き 物は合計34種類に上ったが,表2~4では上 位5番目までの生き物を示した。カブトムシ とザリガニをあげた保育者は約半数に上り, そのうち9割の保育者が飼育に相応しい年齢 は4~5歳児と回答した。カブトムシやザリ ガニが質問1で上位に位置している理由はそ れらの生き物が子どもに人気があることに加 え,周囲の自然環境がある程度保たれており 比較的に入手しやすいことが挙げられる。実 際,福島県内全域においてカブトムシやザリ ガニを捕獲することができる。これは,カブ トムシのエサ(樹液)となるクヌギやコナラ の樹木が県内に広く分布し,ザリガニが生息 する農業用水路や水田が多く残されているた めである。一方,カタツムリを飼育に相応し いと回答した保育者の6割が,3~4歳児を 飼育に相応しい年齢と回答した。保育者は, 幼児の年齢を考慮して飼育する生き物を選ん でいるといえる。上位に入っている生き物は 幼稚園,保育所,こども園によって大きな違 いはないが,小型の哺乳類であるウサギは幼 稚園・こども園では3位であるのに対し,保 育所では上位に位置していない。本研究では ウサギが好まれる理由について詳しく調査し ていないが,二宮は保育所では幼稚園に比べ ると飼育の手間がかからない小さな生き物が 好まれて飼育されていると指摘している15)。 (2)生き物の飼育に向く理由 質問2の結果は表5のとおりで,それぞれ の生き物について保育者が選んだ飼育に向く 理由を合計し,順位が9番目の生き物まで取 り上げ,また飼育に向く理由の多い順に並べ た。質問2では,それぞれの生き物が飼育に 向く理由について複数を可として選択してい るため,飼育に向く理由が多い生き物は表5 で上位に位置し,反対に飼育に向く理由が少 ない生き物は下位に位置することになる。保 育者が飼育に向く理由として1番多く挙げた 表1 カテゴリと選択肢の関係
のは「観察しやすい」ことであった。次い で「触ることができる」,3番目は「身近に いる」であった。注目すべきは,表2,3で 5番目であったカタツムリが表5では3番目 と順位が上がった点である。これは,カタツ ムリが他の生き物に比べて,保育者が選んだ 飼育に向く理由の数が多かったことを示して いる。質問2で「観察しやすい」が一番多か ったことにより,保育者は,まず子どもがじ っくりと観察できることを重視していること がわかった。加えて,保育者は直接触って体 験することも重要だと考えている。「身近に いる」は入手が簡単であることや,普段目に している生き物を継続して観察することを保 育者が重視しているためではないかと思われ る。一方,山下・首藤の調査では「体の変化 が興味深い」「触ることができる」「羽化が観 察できる」が上位に挙げられている。積極的 表2 飼育に向いている生き物の種類と飼育に相応しい年齢(幼稚園)(n=69) 表3 飼育に向いている生き物の種類と飼育に相応しい年齢(保育所)(n=58) 表4 飼育に向いている生き物の種類と飼育に相応しい年齢(こども園)(n=14)
に虫を飼育している保育者は,生き物を観察 するだけでなく生き物の変化や変態を観察す ることを重視しているといえる。また,本調 査の飼育に向く理由の合計数は,1位カブト ムシ,2位ザリガニ,3位カタツムリであっ たが,前述の山下・首藤の調査では,1位カ タツムリ,2位チョウ・ガ類,3位ダンゴム シであった。本調査と山下・首藤の調査では, 調査対象が異なるため単純に比較することは できないが,明らかに異なる結果がみられた。 普段から積極的に生き物を飼育している保育 者と本調査の保育者では,生き物を飼育する 理由が異なっているという点である。積極的 に生き物を飼育している保育者は,生き物を 選択する際に,「体や動きの変化」を重視す る傾向が強く,そのためカタツムリやチョウ・ ガ類を選ぶ保育者が多い。一方,本調査にお ける保育者は,「観察しやすい」「触ることが できる」「身近にいる」ことを重視している。 つまり,その生き物にアクセスしやすい,言 い換えれば「体験しやすい」ことを重視する 傾向がある。 (3)飼育に向く理由のカテゴリ化 次に表1に基づき飼育に向く理由をカテゴ リに分類し,その後,カテゴリ間,勤務先別, 年齢別について統計的な分析を行った。 ① カテゴリ間の検定 各カテゴリの選択肢数を考慮した上で,3 つのカテゴリ間に統計的な有意差があるか, 適合度検定を実施した。結果は,表6に示す 表5 それぞれの生き物が飼育に向く理由(複数選択可)(n=141) 表6 カテゴリ間の検定結果(n=141)
とおり統計的な有意差(p<.01)がみられた。 また,標準化残差の結果,「a体や動きの変 化」,「cその他」が有意に少なく,「b体験 のしやすさ」が有意に多いことが分かった(有 意水準5%)。 本調査における保育者は,生き物を飼育す る際に,「体や動きの変化」よりも「体験の しやすさ」を優先している。これは,幼稚園 教育要領の領域環境の「身近な動植物に親し みをもって接し,生命の尊さに気付き,いた わったり,大切にしたりする。」16)及び保育 所保育指針の領域環境の「身近な動植物に親 しみを持ち,いたわったり,大切にしたり, 作物を育てたり,味わうなどして,生命の尊 さに気付く。」17)という内容に沿っている。 見たり触ったりすることで飼育している生き 物に愛着を持ち,ひいては生命の大切さに気 付くことができるようになるからである。し かし,これだけでは幼稚園教育要領または保 育所保育指針の領域環境の「身近な環境に親 しみ,自然と触れ合う中で様々な事象に興味 や関心を持つ。」というねらいに十分にこた えることができるとは言えない。自然科学的 な学びを促進するために,生き物を飼育して 日常的に生き物を見せたり触らせたりするこ とは非常に重要である。その上でその生き物 の持つ特質や不思議さに気付かせることによ って,幼児の生き物への興味関心をより強く 喚起することができるのではないだろうか。 多田らは,保育者が生き物の外的変化ととも に幼児の内的変化も察知し,思考を促す手が かりや気づきのきっかけを与えることが幼児 の自然科学的な学びを支えることにつながる と報告している18)。生き物を体験させるばか りではなく,それぞれの生き物が持つ特質, その面白さに驚く機会を与えることがもっと 重視されてもよいのではないか。山下・首藤 の調査で飼育に向く理由として多くあげられた 「体の変化が興味深い」「羽化が観察できる」 は,体が変化することや蛹化や羽化等の変態 の瞬間が,幼児に生き物の不思議さを感じ取 る機会をより多く与えると認識している保育 者が多いことを示しているように思える。こ れまでの習慣から何か生き物を飼うならカブ トムシ,と他の選択肢にあまり目を向けない 保育者もいるかもしれない。カブトムシも幼 虫から成虫になる変化が興味深い虫ではある が,虫の飼育を積極的に行っている保育者は カブトムシを飼育した時の利点を感じにくい 生き物と認識している。カブトムシの幼虫は, おがくずに潜っているし,成虫になったとし ても年少児が手で捕まえることは難しい。一 方,カタツムリは,動きがゆっくりであるた め年少児でも捕まえることが可能である。ま た,摂食したものの色がそのまま排泄物に現 れるのを観察できるので,排泄の仕組みや人 間との違いを考えさせることもできる。出た り引っ込んだりする大触角や小触角の役割に も興味を持つかもしれない。珍しい雌雄同体 であり,生殖も他の生き物とは異なっていて 興味深い。また,卵から孵ったばかりのカタ ツムリはすでに殻を持っている。このように, カタツムリは非常に興味深い生き物なのであ る。また,本調査で幼稚園の3位となったウ サギを飼う理由は,多い回答数から順に,「触 ることができる」(22名),「かわいらしい生 き物だから」(18名),「毎日世話が必要であ るから」(10名)であった。これは自然科学 的な学びを促進する観点から選ばれたのでは なく,生命を大切にする観点から選ばれた生 き物であり,飼育そのものが目的となってい る例と言えるだろう。このように道徳的観点 から飼育する生き物を選ぶのと同様に,自然 科学的な学びをより促進するという観点でも 生き物が選ばれるべきである。本調査では, この観点で選ばれる生き物が少ないように見 受けられる。稲垣は,現状の幼児教育は動植 物に対する愛護の精神を養うといった情緒的 な側面を重視し,これと不可分な関係にある, 動植物に対する正しい知識を獲得させること
は軽視されがちであると述べており19),本調 査でもそのような傾向がみられた。 ② 勤務先別の検定 次に,保育者の勤務先と回答結果に統計的 な有意差があるか,χ2検定を実施した。結 果は表7のとおり,勤務先別の回答に有意差 は見られなかった(p>.05)。周知のとおり幼 稚園が教育施設であるのに対し保育所は児童 福祉施設である。そのため,幼稚園では教育 効果を考慮し,生き物飼育の目的は「体や動 きの変化」を幼児に教えるためと考えている 保育者が多いことを予測したが,そのような 結果は得なかった。二宮は,幼稚園と保育園 における飼育動物の状況を調査し,7割の幼 稚園で生き物を飼育しているのに対し,生き 物を飼育している保育園は5割であると報告 している20)。本調査では,生き物飼育の有無 についての質問をしていないため,幼稚園と 保育所における生き物の飼育率については考 察できない。 ③ 年齢別の検定 次に,保育者の年齢と回答結果に統計的な 有意差があるか,χ2検定を実施した。結果 は表8のとおり,勤務先別の検定同様に保育 者の年齢と回答に有意差は見られなかった (p>.05)。このことは,保育現場での経験年 数が豊富になったとしても,生き物を飼育す る際の視点に大きな変化がないことを示して いる。保育経験を重ねることで,「体や動き の変化」を考慮して飼育するなど,生き物飼 育に関する認識が変化するのではないかと予 想したが,そのような結果は得なかった。ま た,生き物の飼育に関する研修の機会を保育 者が十分に得られていない可能性も指摘でき る。これについて河崎は,「飼育活動」や「子 どもと生き物のかかわらせ方」を主題にした 研修会を91%の保育者が望んでいるにも関わ らず,そうした機会が「ほとんどない」(77.4 %)と報告している21)。生き物飼育に関する 指導法の研修は生き物飼育の教育効果を高め る上で重要なことであり,多くの保育者が研修 会に臨めるような体制づくりが必要といえる。 4 おわりに 保育者を対象とした生き物飼育に関するア ンケート調査の結果,保育者の生き物飼育の 視点として次の三つが明らかとなった。第一 に,保育者は幼児の年齢を考慮して飼育する 生き物を選んでいる。第二に,保育者は飼育 する生き物を選択する際,「体や動きの変化」 に関する項目より「体験のしやすさ」に関す る項目を優先している。第三に,保育者の年 齢及び勤務先の違いで,生き物飼育の視点に 統計的な有意差はない。 本調査結果より,保育者の生き物飼育の主 たる目的が自然科学的な学びではない傾向が あることがわかった。道徳的な姿勢を養うこ とや飼育すること自体が目的になり,子ども が生き物飼育を通して自然科学を学ぶという 視点が弱いように見受けられる。生き物飼育 表7 勤務先別の検定結果(n=141) 表8 年齢別の検定結果(n=141)
によって思いやりの気持ちや命の尊さを学ば せるということは,幼稚園教育要領や保育所 保育指針に則った教育・保育活動が行われて いるということである。しかし,情意的発達 の側面に偏重して,認知的発達の側面を意識 した保育があまり行われてこなかったともい える。 いずれにせよ,保育者が生き物の特性を理 解して飼育し,生き物を介して幼児と接する ことで,生き物の教材としての有効性をより 高めることができるのではないだろうか。今 後は,本調査の結果を踏まえ,生き物飼育に 積極的保育者と非積極的保育者間の自然科学 的な学びについての認識の違いを,様々な観 点から調査する必要がある。 謝辞 本研究にご協力くださいました幼稚園,保 育所,こども園の先生方に深く感謝申し上げ ます。また,本研究実施にあたり,筑波大学 大学院の大髙泉先生に貴重なご助言を頂きま した。深く感謝申し上げます。 参考文献 1) 金岡美幸他13名「幼稚園における動物介 在教育の実践」広島大学学部・附属学校共 同研究機構研究紀要40,2012,295-299 2) 文部省『幼稚園教育百年史』ひかりのく に,1979 3) 文部科学省『幼稚園教育要領解説』教育 出版,2008 4) 長谷川榮『教育方法学』協同出版,2008 5) 青木聡子「幼児は生き物とのかかわりか ら何を学んでいるのか」理科の教育,64巻 753号,2015,13-16 6) 落合進「むしの好きな子・嫌いな子?そ の実態と原因の考察(2)」日本保育学会 第50回大会研究論文集,1997,692 7) 山下久美・首藤敏元「幼児への動物教材 (ムシ類)の提供についての研究」 埼玉 大学教育学部教育実践総合センター紀要3, 2004,149-157 8) 山下久美・首藤敏元「幼稚園・保育園の 動物飼育状況と飼育体験効果に関する研究 展望」埼玉大学教育学部教育実践総合セン ター紀要4,2005,177-188 9) 山下久美「ムシ飼育のねらいとその飼育 経験効果について」東洋英和女学院大学人 文・社会科学論集23,2006,79-98 10) 山下久美「幼稚園・保育園における虫 の飼育経験効果」乳幼児教育学研究 17, 2008,127-136 11) 山下久美・首藤敏元「虫との関わりが幼 児の社会性の発達に与える影響について」 埼玉大学教育学部紀要57(1),2008,105- 121 12) 山下久美・首藤敏元「幼稚園・保育園で の虫飼育実践の提案」埼玉大学教育学部附 属教育実践総合センター紀要8,2009,159 -168 13) 前掲 12) 14) 前掲 12) 15) 二宮譲・山内昭道・落合進・大沢力「幼 稚園.保育園.小学校における植物.動物との かかわりについての実態研究」日本保育学 会第50回大会研究論文集,1997,696-697 16) 前掲 3) 17) 厚生労働省『保育所保育指針』フレーベ ル館,2008 18) 多田幸子・太田紀子・井上聡子・杉村伸 一郎「飼育活動における幼児の生物に関す る学びと保育者の役割」幼年教育研究年報 3,2009,73-79 19) 稲垣佳世子『生物概念の獲得と変化』風 間書房,1995 20) 前掲 15) 21) 河崎道夫「幼児期における環境教育への 一考察(Ⅱ)」三重大学教育実践研究指導 センター紀要11,1991,25-35
資料 質問文 (1)幼稚園や保育所で,子どもたちと共に飼 育を行って良かったと思える生き物の名前を 3つ答えて下さい。また,それらの生き物を 飼育する場合,相応しいと思う子どもの年齢 を一つ選び〇で囲んで下さい。飼育して良か ったと思う生き物がいない場合は,*に〇を つけて下さい。 生き物A( ) ( 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 ) 生き物B( ) ( 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 ) 生き物C( ) ( 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 ) * 飼育して良かったと思う生き物はいない (2)(1)で回答したそれぞれの生き物がなぜ 飼育に向くと考えるのか,その理由を(ア) ~ (セ)から選び( )内に記号で記入し て下さい。複数選択しても構いません。また, 該当する理由がない場合は に記入 して下さい。 生き物A( ) 生き物B( ) 生き物C( ) (選択肢) (ア)体の変化が興味深い (イ)触ることができる (ウ)羽化が観察できる (エ)観察しやすい (オ)産卵・孵化を見ることができる (カ)動きや習性が面白い (キ)身近にいる (ク)飼育に手間がかからない (ケ)子どもでも世話がしやすい (コ)捕まえる面白さがある (サ)毎日世話が必要である (シ)かわいらしい生き物だから (ス)短期間で成長過程を見られる (セ)費用があまりかからない