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JAIST Repository: ECRスパッタ法によるSrTiO3薄膜のエピタキシャル成長と評価

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Academic year: 2021

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(1)JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/. Title. ECRスパッタ法によるSrTiO3薄膜のエピタキシャル成長 と評価. Author(s). 目黒, 伸也. Citation Issue Date. 1998-03. Type. Thesis or Dissertation. Text version. none. URL. http://hdl.handle.net/10119/2446. Rights Description. Supervisor:五味 学, 材料科学研究科, 修士. Japan Advanced Institute of Science and Technology.

(2) ECR スパッタ法による SrTiO3薄膜のエ ピタキシャル成長と評価. 目黒 伸也. (五味研究室). 【はじめに】SrTiO3( STO )は、その高い誘電性や、ド ーピングを施すことで縮退 半導体になるなどから様々な応用が期待されるが、次世代デバイス応用には、低温での 極めて欠陥の少ない良質な薄膜結晶の成長が強く望まれる。そこで、本研究では高エ ネルギー粒子による膜損傷が少なく、且つ、高励起酸素が供給される薄膜成長法として 電子サイクロトロン (ECR) プラズマスパッタ法を用い、低温での良質なエピタキシャ 【実験】膜は ECR ス ル STO 膜の成長条件の確立と成膜法としての有用性を検討した。 パッタ法により、(0001) サファイアおよび (100)STO 単結晶基板上に作製した。膜の評 【結果と考察】STO 価は、XRD 、正極点法、XPS 、RHEED 、AFM 観察により行った。 とサファイアの格子整合を考えた場合、(0001) サファイア上には (111)STO が基板と STO[1overline10]==Sapphire[1overline100] の面方位関係を持って成長すると予測される。 図 1 にターゲット組成 ((a)Sr:Ti=1:1 、(b)Sr:Ti=1:1.25) と基板処理 ((c) 基板プラズマ照射) により得られた膜 (基板温度 400 ℃) の代表的な XRD パターンを示す。(a) では、膜の組 成比が Sr-rich となり (110) 面が優先配向した。一方、ターゲットの組成比が Sr:Ti=1:1.25 の場合、膜の組成比はほぼ 1:1 になり (b) のように (200) 面が優先配向する傾向が見られ た。また、プラズマ照射によってサファイア基板表面上の Al 面を酸素終端化した場合 (c) 、 (111) 面ピークが強く現れ、他の面方位の混在もあるが、予想されたようなエピタキシー がサファイア上に初めて観測された。これらのことは、ペロブスカイト構造に由来した2 種類のカチオンとアニオンの充填の仕方が膜成長面を支配していることを示唆する。  ECR スパッタ法は、エピタキシャル結晶成長の低温化にも初めて有効であることが明ら かとなった。図2は 200 ℃で成長した STO(100) 膜の RHEED 像を示す。<001>方位に沿っ たストリーク状の回折パターンが現れており、比較的平滑な表面を有するエピタキシャル 膜が成長したことがわかる。通常、ペロブスカイト系酸化物薄膜では 500∼600 ℃以上の 基板加熱が必要であるが、本研究ではより低温でも良質な薄膜が得られた。以上の結果 は、ECR スパッタ法を用いて、組成制御により低温で酸素欠損の少ない良質な STO 膜を 形成し得ることを示唆している。. 図 1: keywords. 図 2:. ECR スパッタ法、SrTiO3 、エピタキシャル膜. Copyright c 1998 by Shinya Meguro.

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