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留学生に日本の魅力を紹介しよう

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Academic year: 2021

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第3学年〇組 外国語科学習指導案

1 単元名 「留学生に日本の魅力あるものを紹介しよう」(Sunshine English Course 3 My Project 8) 2 指導観 〇 本単元は、「留学生に日本の魅力あるものを紹介しよう」をテーマに、自分の身近にある紹介した い日本の魅力あるものについて、留学生にそのよさや理由を述べながらまとまりのある内容で紹介 することができるようになることをねらいとしている。日本の魅力あるものについてこれまでに学 習した語彙や構文、文法を使ってまとまりのある内容で説明したり、そのよさを述べたりする等して 総合的にコミュニケーション能力の育成を図るという点で意義深いと考える。本単元は、前単元まで に学習してきた間接疑問文や後置修飾を活用したり、これまでに学んだ表現等を使ったりして行う 統合的なコミュニケーション活動を行う場として位置付けられている。間接疑問文は、Do you know how to use it ? と、紹介したものの使い方を知っているかどうかを間接的に尋ねる際に用いる。ま た、紹介したいものについて説明を加えて述べる際に用いる現在分詞や過去分詞等は、日本の魅力あ るものを説明する際に有効な言語材料である。例えば、Look at the children wearing traditional Japanese clothes.(日本の伝統的な和服を着た子供たちを見てください)や Yukata is a kind if kimono worn in summer or after a bath. (浴衣は夏又は入浴後に身に付ける着物のようなもので す)等である。これらの言語材料を用いることで、生徒は自分が紹介したい日本の魅力あるものを適 切に紹介することができると考える。さらに、自分の考えをまとまりのある内容で表現するために、 分かりやすい語句や正確な文法で伝える、自分の考えや理由、具体例を述べながら伝える、伝わりや すい構成や文と文のつながりを考えるといったことを知識として理解させるとともに、技能として 活用できるようにする。自分が紹介したい日本の魅力あるものについて、そのよさや理由をまとまり のある内容で伝える活動を通して、どうすれば相手に分かりやすく伝わるかを考えながら、伝わりや すい語句に置き換えたり、まとまりのある内容とは何かを考えたりしながら伝えようとする態度を 養い、話すことに必要な技能を習得させる本単元は、英語教育の高度化が求められる今、大変意義深 いと考える。 〇 本学級の生徒は、英語学習への関心・意欲は高く、積極的に授業に参加している。昨年度、在籍校 の生徒を対象としたインタビューテストでは、「伝えたい内容を単文で述べることはできるが、まと まりのある内容で自分の考えを伝えることは苦手である」という生徒が全体の〇%であった。このこ とから、自分の考えを構成や展開、具体例、理由等を付加しながら伝える等、相手に分かりやすくま とまりの内容で伝えるために必要な力を身に付けさせることは、コミュニケーションを図る資質・能 力を育成する上で大変意義深いと考える。 〇 本単元では、「留学生に日本の魅力あるものを紹介しよう」をテーマに三次の構成で展開する。ま ず、スピーチのモデルを生徒に見せ、単元のゴールを示す。ここでは、本単元のねらいや活動内容、 学習到達目標(CAN-DO)で評価の観点とその基準の説明を行い、学習の見通しをもたせる。その 際、「学びシート」にある目標設定を自分たちで作成する場を設け、本時や単元の学習の見通しをも ち、目標設定や課題解決に向けた方向性を見いだすことができるようにする。次に、各自で設定した 目標に向かって、評価、設定、追求を繰り返しながらスピーチづくりを行う。ここでは、相手に伝わ るようにまとまりのある内容で表現するために、表現内容、英語表現、伝え方といった観点から、生 徒たちが自分で設定した目標に向かって、スピーチの質を高めていくことができるように、個別又は 協働的に学習する場を設定する。最後に、「学びシート」のメモを基に、日本の魅力のあるものの紹 介を留学生に行う。ここでは、他者からのフィードバックや自己追求を通して改善されたスピーチを 留学生の前で行う。そして、タブレット端末でスピーチを録画し、自己評価や他者評価によるアドバ イスを通して、できたこと、できなかったことを振り返りの中で行う。その後、単元全体のまとめと して、本単元における自己の伸びや価値を、相互評価を通して自覚を促し、次の発表に向けた意欲を 高める。 3 単元の目標 〇 日本の魅力あるものについての具体的な内容を既習の文法を正しく用いて述べることができる。 【知識・技能】 〇 目的や留学生の基礎情報に応じて、分かりやすく伝わるように表現内容や英語表現、伝え方を選択 したり吟味したりして整理し、伝えることができる。 【思考・判断・表現】 〇 留学生に伝わりやすい表現やスピーチの際の伝え方についての改善点を見いだそうとしている。 【主体的に学習に取り組む態度】

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4 評価規準(「話すこと[発表]の評価規準」) 知識・技能 思考・判断・表現 主体的に学習に取り組む態度 〇 まとまりのある内容となるよ うに、英文構成や展開の特徴を 理解している。 〇 日本の魅力あるものについて の具体的な内容や自分の考えを 既習の文法を正しく用いて述べ ている。 〇 目的や留学生の基礎情報 に応じて、分かりやすく伝わ るように表現内容や英語表 現、伝え方を選択したり、吟 味したりして整理し、伝えて いる。 〇 留学生に伝わりやすい英 語表現やスピーチの際の伝 え方についての改善点を見 いだそうとしている。 5 単元計画(10 時間) 時間 学習活動と内容 指導上の留意点(教師の手立て) 知 思 態 2 1 単元の目的や見通しをもち、スピー チの構成要素を捉える。 (1) 留学生からのビデオメッセージを見 て、単元のゴールや留学生についての 基礎情報を知る。 (2) モデルスピーチを視聴して、単元の ゴール像をつかむ。 (3) モデルスピーチを基に、分かりやす いスピーチ とはどのような スピー チ か、考えを出し合う。 〇 本単元の学習の見通しをもたせ るために、本単元のねらい、活動内 容を説明する。 〇 スピーチの聞き手の対象となる 留学生の基礎情報がすぐに分かる ように、事前にプリントを準備し ておき、「学びシート」にその情報 を記載しておく。 〇 スピーチのイメージをつかませ るために、教師が作成したモデル スピーチを提示する。 〇 モデルスピーチには、本単元で 使わせたい語句や英語表現が使わ れるようにし、生徒が繰り返し視 聴できるように、タブレットに動 画を入れておく。 ○ スピーチに必要な構成要素を確 認したり、本単元の評価の観点を 共有したりできるように、再度モ デルスピーチを見せて生徒の気付 きをカテゴリーごとにまとめさせ る。 <留学生の基礎情報> ・ 英語は母国語ではなく第二言語である。 ・ 冬休みに、日本に興味をもっている家族 や友達が来日する。自分がまだ知らない 日本の魅力あるもの(工芸品、文房具、風 呂敷等)のよさを家族や友人に伝えたい と思っている。 第一次:単元のゴールである「留学生に日本の魅力あるものを分かりやすく紹介する」た めに必要なスピーチの構成要素を捉え、目標設定をしよう。 <スピーチの構成要素> ・ 表現内容:伝える内容の適切さ(構成や展開) ・ 英語表現:語彙、語句、構文及び文法の正確さ ・ 伝え方:聞き手に伝わりやすい話し方(流暢さ) <単元のゴール> 留学生に日本の魅力あるものを分かり やすく紹介しよう。 〇 生徒が考える分かりやすいスピーチ ・ 風呂敷について、どんなものかの説明が具体的に 述べられている。 (例)使い方や機能性など具体例や、おすすめの ポイントとその理由を述べている。 ・ when, because, if 等の従属接続詞等の接続詞を 使って文と文のつながりがある英文となってい る。 ・ 伝わりやすいよう、話の順番が工夫されている。 ・ スピーチの合間に問いかけたり、間をとったりし ている。 ・ 聞き手に伝わりやすい話し方(流暢さ)で話して いるので、内容が聞きとりやすい。 ・ 内容によって、声の大きさを変えたり、抑揚をつ けたりしている。

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(4) 留学生にスピーチをするまでの学習 の見通しをもつ。 2 自分が紹介したい日本の魅力あるも のを決め、伝えたい内容を構想し、目標 を設定する。 (1) 自分が紹介したい日本の魅力あるも のを決め、伝えたい内容を構想する。 (2) 試しのスピーチを行い、自分が現段 階でどの程度スピーチができるか、現 状を自覚する。【評価①】 (3) 単元の学習到達目標に照らして自分 の目標を立てる。【設定】 ○ 学習の見通しをもたせるために 「学びシート」の活用の仕方を説 明する。 ○ 学 習 ガイ ド を配 布し て 説 明す る。 ○ 日本の魅力あるもののイメージ をもたせるために、画像を示しな がら説明をする。 ○ スピーチの構成要素を分かりや すくするために、要素ごとに色分 けした付箋紙を準備する。 6 〇 スピーチの構成要素となる表現内 容、英語表現、伝え方の観点から検討 し、改善を図りながらスピーチを更新 する。(3サイクル行う) (1) 目標の達成に向けて、不十分な点と それをどのように改善していくかを、 スピーチの 三つの構成要素を基に 考 え、学習コーナーで調べるなどしてス ピーチの作成及び付加・修正を図る。 【追求】 〇 現段階のスピーチを価値付ける ために、スピーチを動画で視聴さ せ、本時の目標を立てさせる。 ○ 個人の状況に応じて追求するた めに必要な学習環境、モデル動画 の視聴、教科書や表現集等参考に できるもの、辞書や資料、スクリプ ト等を準備する。 ○ スピーチ作成についてイメージ をもたせるために、モデルスピー チのスクリプトを配布し、英文構 成のつくりに気付かせる。 ○ これまで学習した既習表現を想 起させるために、表現集を提示 し、必要に応じて個人で活用する ように促す。 第二次:「評価・設定・追求」サイクルを通して、日本の魅力あるものを紹介するために 必要なスピーチの構成要素を付加・修正しながら、伝わりやすいスピーチをつくろう。 <学習ガイダンス> ・ 「学びシート」の活用の仕方 「評価・設定・追求」サイクルの各段階で活用す る。 ・ 「評価・設定・追求」サイクルの進め方 (1) 評価:現段階のスピーチの状況を価値付ける。 ① (2) 設定:単元の学習到達目標に照らして、本時 の目標を設定する。 (3) 追求:目標を達成するために各自で選択した 学習内容と方法でスピーチの改善を図 る。 (4) 評価:小集団でスピーチを行い、他者からの ② フィードバックや動画を基に、目標の達 成状況を判断する。 (5) 設定:フィードバックや動画視聴から見えて きた成果や課題を基に、(2)で設定した 目標を確認し、次の追求に向けて目標を 修正する。 <色分けした付箋> ・表現内容に関すること:ピンク ・英語表現に関すること:ブルー ・伝え方に関すること :イエロー <学びシートの構成要素> ・単元の学習到達目標(CAN-DO) ・スピーチの構成要素と具体的内 容、個人の目標と達成度 ・留学生の基礎情報 ・スピーチの際に必要なメモ ・聞き手からのフィードバック ・振り返り <学習ガイド> ・ 「学びシート」の活用の仕方について ・「評価・設定・追求」サイクルの進め方 について <表現集>

・I’m going to tell you about ~. ・Have you ever seen ~? ・It’s a ~, called ….

・Do you know how to use ~? ・I think it’s ~.

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(2) 小集団でスピーチを行い、他者から のフィードバックや動画を基に自己評 価し、目標がどれくらい達成できたか 「学びシート」に記入する。【評価②】 (3) 他者からのフィードバックや動画視 聴から見えてきた成果や課題を基に、 次の追求に向けて目標を修正する。 【設定】 (4) 目標の達成に向けて、不十分な点と それをどのように改善していくかをス ピーチの三つの構成要素を基に考え、 学習コーナーで調べるなどして、スピ ーチの作成及び付加・修正を図る。 【追求】 (5) 「評価②・設定・追求」サイクルを繰 り返して、スピーチの作成及び付加・修 正を図る(再構成)。 (6) 小集団でスピーチを行い、他者から のフィードバックや動画を基に自己評 価し、目標がどれくらい達成できたか 「学びシート」に記入する。【評価②】 (7) 評価②で見えてきた成果や課題を基 に、留学生との交流に向けて確認、及び 修正した目標を設定する。【設定】 ○ 話し手の設定した目標に対して 聞き手がフィードバックするため に、各自の目標を互いに共有する ように促す。 ○ 聞き手からのフィードバックを 可視化するために、付箋紙を用い る。 ○ 「学びシート」に書いた自分の目 標に○・△・×で達成状況を記入さ せ、△についてはできている部分 を□で囲み、不十分な部分には波 線を引くように促す。 ○ 各自で設定した目標の自己評価 から、目標の修正、次の追求につな ぐために、現段階の目標とスピー チの状況、学級全体(他者が考えた 目標や具体的な活動内容)との比 較から目標を見直したり、修正し たりするよう促す。 ○ スピーチの何を、なぜ、どのよう に再構成したのかを、簡単なメモ で振り返りに書き、写真を撮って 記録に残すように伝える。 2 1 構想したメモを基に、日本の魅力あ るものを留学生に伝える。 (1) オンラインで留学生に紹介する。 (2) 留学生からコメントや質問をもら う。 2 単元の目標の達成状況を振り返り、 今後の目標を明確にする。 (1) スピーチ(3サイクル)と発表でのス ピーチを動画視聴し、比較する。 (2) 本単元の自己の変容や伸びを評価 し、振り返りを行う。 (3) 今後のスピーチに向けて課題を明確 にし、目標を立てる。 ○ 「学びシート」のメモを基に、留 学生の前で順番にスピーチを行わ せる。 〇 自己評価や他者評価を通して、 できたこと、できなかったことを 「学びシート」にメモさせる。 ○ スピーチの動画視聴による自己 評価と他者評価を通して、本単元 での自己の変容や伸びを価値付け るとともに、今後のスピーチに向 けて目標を立てさせる。 〇 〇 〇 第三次:留学生に、日本の魅力あるものを紹介しよう。 <具体的活動の手順> (1) 4人グループで、それぞれの目標を共有する。 (2) 1人ずつ順にスピーチを行う。 (3) 聞き手は話し手の設定した目標をフィードバックの 視点とし、スピーチの成果と課題を付箋紙に書く。話 し手は、聞き手からのフィードバックと動画を見なが ら自分のスピーチを振り返る。 (4) 目標の達成状況を把握し、目標の確認・修正を行う。

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6 第5時 〇目標 追求の過程で改善したスピーチを表現する活動を行い、自己評価を通して見いだした不十分さや 課題の解決に向けて、目標を修正したり新たな目標を設定したりすることができる。 〇準備 学びシート、タブレット、付箋紙 〇過程 段階 学習活動・内容 ○予想される生徒の反応 手立て 評価規準 配時 導 入 展 開 終 末 1 前時の学習を振り返り、本時の見通 しをもつ。 ○ 前回は表現内容、英語表現、伝え方の 観点から、スピーチの改善を図った。 ○ 「学びシート」を基に、前回までに準 備してきたスピーチを試してみよう。 2 小集団でスピーチを行い、現段階の 成果と課題を見いだす。【評価】 <具体的活動の手順> (1) 4人グループで、それぞれの目標を 共有する。 (2) 1人ずつ順にスピーチを行う。 (3) 聞き手は、話し手の目標をフィード バックの視点とし、スピーチの成果と 課題を付箋紙に書く。話し手は聞き手 からのフィードバックと動画を見な がら、自分のスピーチを振り返る。 (4) 目標の達成状況を判断し、その後、 全体で共有を行う。 ・ 不十分な点、全体に共通する課題 ・ 解決に向けて共有したい改善点 3 見いだした成果や課題を基に、次時 の目標を検討する。【設定】 ○ 「スピーチの構成要素の▲▲が足りな い」(欠乏動機)ということが分かったの で、その課題解決を次の目標にしよう。 ○ 「現段階のスピーチの状況から、構成 要素である●●をもっと高めたい」(成長動 機)ので、次は高い目標を設定しよう。 4 本時の学習を振り返る。 (1) 「学びシート」に、次時の新たな目 標を記入する。 (2) 次時に向けて、どのように学習を進 めていけばよいのか(学習方向性)を イメージできるように、英文構成の右 側に追求する内容をメモする。 ※ 前時の学習を想起させるために、 「学びシート」で確認させる。 ※ 前時に設定した目標の達成に向 けて、個人でスピーチの練習をする 時間を設け、必要に応じて個別に対 応する。 ※ 話し手の設定した目標に対して聞 き手がフィードバックできるように、 各自の目標を互いに共有する場を設 定する。 ※ 聞き手からのフィードバックを可 視化するため、付箋を用いる。 ※ 「学びシート」に書いた自分の目標 に○・△・×で達成状況を記入させ、 課題を可視化させるために、△につい てはできている部分を□で囲み、不十 分な部分に波線を引くように促す。 ※ 現段階の目標とスピーチの状況、学 級全体に共通する課題との比較から 目標を見直したり、修正したりするよ うに促す。 ※ 各自の目標を確認(見直し)させ、 学習到達目標に照らして次時の目標 を検討するように促す。 ※ 「評価・設定・追求」サイクルを繰 り返して、スピーチの作成及び付加・ 修正を図る学び方のよさを実感する ように促す。 ※ スピーチの構成要素の表現内容、英 語表現、伝え方の観点から目標を検討 し、改善を図りながらスピーチを更新 していくサイクルを意識させる。 ・自分で選択し た学習の内容と 方法に基づき、 スピーチを改善 しようとしてい る。(様相)【主】 ・スピーチの英 文 構 成 に つ い て、付箋紙に変 容が見られる。 (「 学 び シ ー ト」)【思判表】 5 30 10 5 めあて 現段階のスピーチの成果と課題を見いだそう。 <付箋の色と内容> ・ 表現内容に関すること:ピンク ・ 英語表現に関すること:ブルー ・ 伝え方に関すること:イエロー

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7 第6時 〇目標 日本の魅力あるものを留学生に紹介するために、スピーチの構成要素となる表現内容、英語表 現、伝え方の観点からスピーチの改善を図り、スピーチの内容を高めることができる。 〇準備 学びシート、タブレット、付箋紙 〇過程 段階 学習活動・内容○ 予想される生徒の反応 手立て 評価規準 配時 導 入 展 開 終 末 1 前時に修正した目標を確認し、本時 の見通しをもつ。 ○ 前回は既習表現と既習の文法を使っ て紹介したいものとそのよさが言えた。 ○ 今日は、「学びシート」に書いてある 紹介するもののよさの理由を具体的に 述べよう。 2 スピーチの作成及び付加・修正を図 る。【追求】 <表現内容> ・ 「導入-展開-まとめ」の英文構成 ・ 一つのテーマに沿った内容 <英語表現> ・ because を用いた理由の述べ方 ・ for example, such as を用いた具体例

<伝え方>

・Do you know?等での理解度の確認 3 試しのスピーチを行う。(表現) <具体的活動の手順> (1) ペアで、交互にスピーチを行う。 (2) 話し手は、聞き手からのフィード バ ッ ク と 動 画 を 見 な が ら 自 分 の ス ピーチを振り返る。 (3) 目標の達成状況を把握し、不十分な 要素については、再度、付加・修正に 向けた学習活動を行う。 ○ 英語表現については、概ね達成できた。 表現内容が不十分だ。改善を図りたい。 ○ どのようにスピーチの改善を図ればよ いのか分からない。聞いてみよう。 4 本時の学習を振り返る。 (1) 「学びシート」の付箋紙の変容を基 に本時目標の達成状況を振り返る。 ※ 前時の成果と課題を想起させる ために、「学びシート」で確認させ る。 ※ 前時に設定した目標の達成に向 けて、「学びシート」で確認させなが ら、本時の学習の方向性をもたせ る。 ※ 目標の達成に向けて、不十分な点と それをどのように改善していくかを スピーチの三つの構成要素を基に考 え、学習コーナーで調べるなどして、 スピーチの作成及び付加・修正を図 る。 ※ 個人の状況に応じて追求するため に必要な学習環境、モデル動画の視 聴、教科書や表現集等、参考にできる ものを準備する。 ※ スピーチの作成状況を把握させる ために、試しの場を設定する。 ※ ペアでスピーチを行い、他者からの フィードバックやタブレットによる 動画視聴を基に、目標にどれくらい近 づいているのかを自己評価する。 ※ 「学びシート」で達成状況を確認さ せることで、不十分な要素に目を向け るように促す。 ※ 「学びシート」のスピーチの際に必 要なメモの付箋紙を動かす際には、構 成の変容が分かるように、簡単に理由 を書いてメモを残す。 ※ 本時の学習でできるようになった ことは何か、なぜできるようになった のかを、目標の達成度、付箋紙の変容 を基に振り返りの場を設定する。 ・自分で選択し た学習の内容と 方法に基づき、 スピーチを改善 しようとしてい る。(様相)【主】 ・スピーチの英 文 構 成 に つ い て、付箋紙に変 容が見られる。 (「 学 び シ ー ト」)【思判表】 5 25 10 10 めあて 三つのポイントを基に、スピーチを改善しよう。 <学習コーナー> ・モデル動画の視聴・教科書・辞書・資料 ・使える表現集(タブレット)

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参照

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