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およその形と大きさ

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Academic year: 2021

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第6学年 算数科学習指導案 1 単 元 およその形と大きさ 2 目 標 (1) 学校周辺の地図や学校の中庭の石など,規則正しい形のものでない身の回りにあるものの形について関 心を持ち,測定しやすい形とみたり,それらに分ける工夫をしたりする活動を通して,概形をとらえるこ とで面積や体積を求められることの理解を深め,生活に活かそうとする。 【関心・意欲・態度】 (2) 身の回りにあるものの概形をとらえて,より簡単に正確に測定しやすい図形とみたり,測定しやすい図 形に分けたりして,およその面積や体積の求め方を考えることができる。 【数学的な考え方】 (3) 身の回りにあるものの概形をとらえて,既習の面積や体積を求める公式を用いて,およその面積や体積 を工夫して求めることができる。 【技能】 (4) 身の回りにあるものの概形をとらえて,そのもののおよその面積や体積をより簡単に正確に求めるため に,測定しやすい図形とみたり,測定しやすい図形に分けたりして求める方法を理解することができる。 【知識・理解】 3 指 導 観 ○ 本学級の子どもたちは,算数の学習において,意欲的に自分の考えをつくろうとする子どもが多い。5月 に行った算数アンケートでも,算数の学習を「好き」と答えた子どもが約65%おり,特に活用力を問う問 題に対して,数直線図や関係図を用いて自力解決しようとする子どもも増え,ペアやグループによる交流活 動では,つくった自分の考えを,根拠を明らかにしながら説明する様子も多く見られるようになった。しか し,「量と測定」領域の学習に関しては,「苦手」と答えた子どもが約60%近くおり,「三角形や平行四辺 形の底辺に対しての高さの場所が正しいかどうかの自信がない」「体積の単位の㎥と㎤の関係をうまく説明 できない」などを理由に挙げている。また,つくった自分の考えを交流する際,わかった子が一方的に説明 し,わからない子が受け身となることが多く,子どもたち一人ひとりの学びが,主体的で深いものになって いる様子が見られない現状がある。そこで,協働的に学ぶことのよさを実感することができるようになった この時期に,本単元を取り上げ,身の回りにあるものの概形をとらえたり,およその面積や体積の求め方を 考え,説明したりする算数的活動を通して,主体的な学びや深い学びへとつなげていきたい。そして,概測 した量が,より正確であるかどうかを確かめる活動によって,確かな根拠を基に説明する態度も育てていき たい。このことは,主体的に課題を解決したり,論理的に考えを進め,説明したりする力を伸ばす上でも意 義深い。 ○ 本単元に関しては,第4学年で面積の意味や単位,長方形や正方形の面積を計算によって求めたり,直方 体と立方体の見取り図や展開図をかいたり,面と面,辺と辺,面と辺の関係について調べたりする学習をし, 第5学年では,直方体や立方体の体積を求めたり,三角形や四角形の面積を求めたりする学習をしてきてい る。そして,第6学年では,角柱の体積や円柱の体積の求め方を考え,それを用いる学習をしてきている。 本単元では,この学習経験をふまえ,身近にある図形について概形をとらえ,およその面積や体積を求め ることができるようにすることを,主なねらいとしている。身の回りのものは,必ずしも基本的な図形にな っているものの方が少ないので,基本図形の面積や体積の公式をそのまま適用して面積を求めることができ ない。そこで,概形をとらえて基本図形に見立てて,およその面積や体積を求めればよいことを学習してい く。その際,概形をどのような図形とみるか,どの部分の長さがわかればおよその面積や体積を求めること ができるかという視点から考察したり,説明したりする活動を取り入れる。また,身近にあるものの面積や 体積を測定する活動を通して,生活の中に活かそうとする態度を育てていく上でも効果的であると考える。 ○ 本単元指導にあたっては,概形をどのような基本図形とみるか,どの部分の長さがわかればおよその面積 や体積を求めることができるのかを,考察したり,説明したりする活動を取り入れ,「量と測定」への興味 や関心を高めながら,量感を豊かにするとともに,主体的・協働的に学びながら,よりよい見方や考え方を 発揮する力を身につけさせていきたい。そのために,能率よく計算処理できるように概形を考え直そうとし たり,自分とは違うとらえ方に出合い,発見の喜びを感じたり,実際に計算して確かめてみようとしたりす る活動を通して,身の回りにあるものの概形をとらえ,およその面積や体積を求めることができるようにす る。 特に,本時では,身の回りにある中庭の石の概形が,どのような基本図形とみて,どの部分の長さがわか ればよいか見通しをもち,およその体積の求め方を考えることができるようにしたい。そのためにまず「つ

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かむ」段階で,遊ぶ際に利用する中庭にある石の大きさを知りたいという1年生のメッセージから,およそ の体積を求めるという意欲をもたせ,学習課題をつかませる。さらに,提示された中庭の石のおよその体積 の求め方について考え,課題解決の見通しをもたせる。見通しをもたせる際,前時でのおよその面積の求め 方を想起させ,中庭の石の概形がどのような基本図形とみて,どの部分の長さがわかればよいかに視点をし ぼる。直方体とみると,高さがわかっているので,縦と横の辺の長さを,方眼を利用して調べればおよその 体積を求めることができることをとらえさせていく。次に,「つくる」段階では,一人学びの時間を確保し, 式や言葉を使って,考えをつくらせる。そして,「深める」段階では,グループでの交流や全体での交流す る時間を確保し,式の表す意味を,根拠を明らかにして説明する活動を行う。説明させる時は,縦と横の辺 の長さをどことみたのかを明らかにしながら,自分の考えを説明させるようにしたい。また,友だちの考え を聞く時は,自分の考えとの共通点や相違点を意識できるように助言する。さらに,より正確に近い体積を 求めることを意識させるために,実際の体積を提示し,およその体積を求めるための直線(辺)の見方を, 再考する発問をすることで,不十分さを引き出し,交流の質を高めていきたい。そして,どんなところに気 をつけて,およその体積を求めればよいかを問うことで,およその体積の求め方について,グループできま りを見つけられるようにしたい。最後に「いかす」段階では,適用問題に挑戦し,本時での学びを自覚させ, 課外活動で行う,身の回りのものの概形やおよその体積を多く調べたいという意欲へとつなげていきたい。 4 単元指導計画(2時間+課外) 配時 主 な 学 習 活 動 と 内 容 主な支援及び評価規準(〇支援◆評価規準) 1 2 ) 2 / 2 本 時 ( 課 外 1.概形をとらえて,およその面積を求める。 ○ 地域のパトロール隊の活動場所の地図や淡路島の およその形をとらえ,その面積を求める。 ・ 地域のパトロール隊の活動場所の地図をみると 台形の形をしているな。 ・ 淡路島は,三角形にみえるな。 ○ 身の回りのもののおよその形をとらえ,その面積 を求める。 ・ 自分の手のひらをノートに写しとってみると, ひし形にみえるから,対角線の長さを測る必要があ るな。 2.概形をとらえて,およその体積を求める。 ○ 中庭の石のおよその形をとらえ,その体積を求め る。 ・ 直方体にみえるから,必要な辺の長さは,高さ はわかっているから,縦と横の長さだな。 ・ 縦と横の長さをどこにとるかを考える必要があ るな。 ○ 水槽やロールケーキのおよその形をとらえ,その 体積を求める。 ・ 水槽の上と下の長さが違うから,間の長さをと ればよさそうだ。 ・ ロールケーキは,円柱の形をしているから,底 面積×高さの公式を使えばよさそうだ。 ○ 身の回りの入れ物の概形をとらえ,およそ体積を 求める。 ・ 筆箱は,直方体とみえるから,縦,横,高さの 長さを測ろう。 〇 およその形をとらえられるように,地図を 準備し,それに基本図形の形を書き込めるよ うにする。 ○ およその面積を求めるために,必要な箇所 の長さを測る際,はみ出す部分とへこむ部分 がほぼ同じになるようにすることに気づくこ とができるよう,実際のものをできるだけ数 多く測定する体験的な活動を取り入れる。 ◆ 概形をとらえて,およその面積を求めるこ とができる。 【技能】(発言・ノート) 〇 およその形をとらえられるように,実際の 写真を提示したり,図で表したものを準備し たりし,それに辺を書き込めるようにする。 ○ より正確な測定ができるように,実際の体 積を知らせ,辺の長さをどこでとるのが一番 いいのか,再考する発問をする。 ○ およその体積を求める際,公式が利用でき るシンプルな形とみなすことと,誤差が少な くなるように直線を決めることに気づくこと ができるよう,グループ交流を行うようにす る。 ◆ 概形をとらえて体積の求め方を考え,説明 することができる 【考え方】(発言・ノート) ○ およその体積を求めるために,必要な箇所 の長さを測る際,はみ出す部分とへこむ部分 がほぼ同じになるようにすることに気づくこ とができるよう,実際のものをできるだけ数 多く測定する体験的な活動を取り入れる。

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5 本 時 平成◯年◯月◯日(◯) 第◯校時 6年◯組教室において 6 主 眼 (1) 身の回りにあるものの概形をとらえて,そのおよその体積を求めるためには,測定しやすい図形とみた り,測定しやすい図形に分けたりして求めればよいことを理解することができる。 (2) 身の回りにあるものの概形のとらえ方やおよその体積の求め方のきまりを考え,ペア,グループや全体 で説明したり,表現したりすることができる。 7 準 備 (教師)既習図,タブレット型パソコン,ヒントカード,小黒板,定規,提示用の中庭の石の写真と図 (児童)ものさし,三角定規,中庭の石の図 8 展 開 段階 学習活動 主な支援(○)および評価(◆) つ か む つ く る 1.前時までの学習を振り返って本時の学習課題をつかみ, 課題解決の見通しをもつ。 ○ 身の回りのものの概形をとらえ,およその面積の求め る方を振り返る。 ・ 複雑な形でも,およその形をとらえ,公式を使える 図形とみたてれば,およその面積を求めることができ る。 ・ 知っている形にするとき,はみ出す部分とへこむ部 分がだいたい同じようにする。 ○ 本時の学習課題をつかむ。 ・ 問題文から中庭の石の概形をとらえ,およその体積 の求め方を考える。 高さ 48cm 1マス10cm ○ およその体積の求め方について考え,課題解決の見通 しをもつ。 ・ 方眼を使って,必要な部分の辺の長さを測り,体積 を求める。 ・ 公式を使って,考えをつくる。 2.課題解決の見通しをもとに,自分の考えをつくる。 ○ 直方体とみて,体積を求める。 ○ 前時までのおよその形と大きさの学 習を流れ図により示し,複雑な形でも概 形をとらえ,およその面積を求めること ができたことを振り返らせる。 見方・考え方の明確化 ○ 意欲的におよその形と大きさの学習 に取り組めるように,中庭の石の形と大 きさを調べるという問題場面を設定す る。 問題解決的な授業展開の工夫 ○ 協働的な学びになるように,学習評価 基準を2つ組み合わせた課題設定の工 夫ができるようにする。 交流の質を高める ○ 立式するための根拠として,立体の体 積の求め方を想起できるよう,「まなブ ック」を利用するよう助言する。 ○ 課題解決の見通しがもてるように,ペ ア,グループや全体での交流活動を促 す。また,わからない子が受け身になら ないようにするために,『◯◯・わから ん拳』を活用するように促す。 交流の質を高める ○ どの子も自分の考えをもてるように,一人 「一人学び」の時間を10分保障する。 ○ およその体積の求め方を考えること ができるように,ヒントカードを準備し たり,方眼上に縦と横の辺の長さをどこ にとればよいのかを,机間指導をして助 言したりする。 およその形を考えて体積を求め,グループでおよそ の体積の求め方をきまりとして表そう。 <大きく概算すると> ・ 横の長さ:10cm方眼が 15 個分で,150cm ・ 縦の長さ:10cm方眼が 5 個分で,50cm ・ 高さは48cmなので, 150×50×48=360000 答え 360000 ㎤ 1.5×0.5×0.48=0.36 答え 0.36 ㎥

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深 め る い か す 3.およその体積の求め方やきまりについて話し合う。 ○ グループ交流をし,およその体積の求め方をいろいろ と考える。 ・ 実際の体積は,311728 ㎤ ・ はみ出した部分と足りない部分が等しくなるように 考えると,横の長さは,130cmとみる。 ○ およその体積の求め方のきまりを,個人やグループで まとめる。 4.適用問題をし,今日の学習を振り返る。 ○ 水槽やロールケーキの概形をとらえて,およその体積を 求める。 ・ 水そうの上部と下部で,縦と横の長さが違うから, 相殺のアイデアをいかして,縦1.5m,横2mと みる。 ・ ロールケーキの形を円柱とみて,およその体積を 求める。 ○ 今日の学習を振り返る。 ○ 自分の考えに広がりや深まりがでる ように,友だちの考えと自分の考えを比 べながら,三色カードの色をもとにグル ープでの交流活動を促す。また,どの子 も能動的な学習ができるように,『◯ ◯・わからん拳』を活用するように促す。 交流の質を高める ○ より正確に近い体積を求めるために, 実際の体積を知らせ,およその体積を求 めるための直線(辺)のとり方に対し, 再考する発問をすることで,不十分さを 引き出させ,交流の質を高めていけるよ うにする。 問いを重視する ◆ 概形をとらえて体積の求め方を考え, 説明することができる 【考え方】(発言・ノート) ○ どんなところに気をつけて,およその 体積を求めればよいかを問うことで,お よその体積の求め方について,グループ できまりを見つけるよう促す。 問いを重視する ○ 概形をとらえて,およその体積の求め 方を理解しているかどうか一人ひとり が学びを自覚するために,適用問題に取 り組ませる。 学びを自覚する ○ 一人ひとりが学びを自覚できるよう 本時の学習で,「わかったこと」とその 根拠を明らかにして,ノートに振り返り を書くよう促す。 学びを自覚する ① 体積を求める公式が利用できる形とみなす。 ② 誤差が少なくなるように直線を決める。 <より正確に概算すると> ・ 横の長さ:10cm方眼が 13 個分で,130cm ・ 縦の長さ:10cm方眼が 5 個分で,50cm ・ 高さは48cmなので, 130×50×48=312000 答え 312000 ㎤ 1.3×0.5×0.48=0.312 答え 0.312 ㎥

参照

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