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相手の立場を考えて

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Academic year: 2021

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第5学年

道徳学習指導案

1 主題名 相手の立場を考えて 資料名「すれちがい」(高学年2-(4)寛容・謙虚)(出典 学研「みんなのどうとく5年 ) 2 主題設定の理由 【児童の実態について】 本学級の子どもたちは、明るく元気でその素直さに魅力を感じる子が多い。また、他人との関わり方 もどうすれば良いかと客観的に捉える事ができ、相手の気持ちを考えて行動しようとする意識は高まっ ている。しかし、自分の利害に関わる事になると、相手よりもまず自分の正当性を主張する姿が見られ、 そのため、自分の非を認める心は弱まり、反対に相手の非を主張してしまうことがしばしばある。この ように、自分には寛大に相手には厳しくといった傾向の強い子どもたちに、自分と異なる意見や立場を 尊重して他者理解を深め受け入れていこうとする心情を育てる事は意義深いと考える。 【ねらいとする価値について】 人間は自分の立場や利害だけで一方的な判断や行動をしがちである。しかし、豊かな人間関係を築く ためには、自己本位では成立しない。相手の立場をよく考え、利害による判断や安易な妥協を越えて、 広い心で相手の事を受け入れて分かり合い、許し合う事で楽しく潤いのある社会生活を営む事ができる のである。つまり、「許す」「受け入れる」という行為ができるためには、自分を反省する謙虚な心を 育て、このような自分自身の存在の自覚から「広い心」が生まれ、相手を受け入れようと努力する寛容 の態度を身につけていくことが必要であると考える。ここでは、相手の意見を素直に聞き、なぜそのよ うな意見や立場をとるのかを相手の立場に立って考えようとする事が自らを成長・発展させるというこ とを指導の根拠としてふまえ、異なった意見や立場に対しても広い心で対処できるような態度を養うこ とをねらいとしている。 【互いに支え合い、助け合おうとする「なかま」を見つめるために】 自然教室では、仲間と協力しお互いにルールを守って、支え合おうとする心情を、そして、道徳「車 いすの少女」を通して、本当の親切とは、相手の立場に立って考える温かい接し方であるとことを知り、 思いやりの心情を育てる。また、学級活動「発見ゲーム」を通して、友達のいいところや、他者理解を ながら、分かり合ったり、認め合ったりしようとする意欲を育てていく。その中で、道徳「すれちがい」 を通して、相手の立場を考え、思いやりの心をもって譲り合うことや許し合うことによって豊かな人間 関係ができることに気付かせる。次に、道徳「白いテープ」を通して、友達と互いに信頼、仲良く、協 力し、助け合っていこうとする心情を育てる。さらに、学習発表会への取り組みを通して、互いに努力 を認め合いながら、協力し、よりよいものを作り出す喜びを味わわせると共に、さらに自己を伸ばそう とする意欲を高める。これら一連の学習を通して、人間関係を豊かにし、他者に共感・感謝し互いに支 え合い、助け合おうとする「なかま」を見つめさせたい。 3 学習計画 【道 徳 の 時 間】 【教科・領域】 車いすの少女 2-(2) 思いやり 自然教室 相手の立場に立って考え、誰に対しても ルールを守って協力しながら、活動する中で、 温かく接しようとする心情を育てる。 互いに支え合おうとする心情を育てる。 すれちがい2-(4) 寛容・謙虚 本時 学級活動「発見ゲーム」 謙虚な心を持ち、広い心で自分と異なる 友達のいいところ探しをしながら、他者理解を 意見や立場を受け入れようとする態度を育 することを通して、わかり合ったり、認め合った てる。 りしようとする意欲を育てる。 白いテープ 2-(3) 信頼・友情 学習発表会 友達と互いに信頼し、仲良く協力し助け 互いに努力を認め合いながら協力し、よりよ 合っていこうとする心情を育てる。 いものを作り出す喜びを味わわせると共に、自 己を伸ばそうとする意欲を高める。 他者に共感、感謝し、互いに支え合い助け合おうとする子ども

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4 本時 平成20年10月24日(金) 第5校時 於 第5学年○組教室 (1)ねらい 登場人物の心情を話し合う活動を通して二人に共感する中で、自分の立場や自分がいる角度からの見方で物事を 見てしまいがちである事に気付き、広い心で相手の立場を考え、自分と異なる意見や考えも大切にしようとする態 度を育てる。 (2)各学習段階のポイント ○自分見つめ:相手の立場を考え自分と異なる意見や考えも大切にできているかどうか自分を見つめさせ、課題意 識を持たせる。 ○価値さがし:気まずくなった二人の自分本位な見方や考え方(心の狭さや弱さ)を探りながら、仲直りするため に必要な心を追求させ、寛容・謙虚の価値を捉えさせる。 ○自分さがし:価値追求した言葉を基に自己内対話させ、自分の中にある相手に対する広い心を見いださせる。 5 学 習 展 開 段 階 学 習 活 動 ・ 予 想 さ れ る 児 童 の 考 え 支 援 の 観 点 自 1 .日 常 生 活 で の 友 達 と の 関 わ り に つ い て 自 ○ 日 常 的 に よ く あ る 切 実 な 問 題 で あ る こ と 分 分 を 見 つ め 直 し 学 習 の 方 向 を つ かむ 。 と し て 意 識 化 さ せ 、 本 時 で ね ら う 価 値 に 見 ・自 分 と 異 な る 意 見 や 考 え 方 も 大 切 に で き て つ い て の 方 向 付 け を 図 る 。 つ い た か ど う か 。 そ の 時 の 気 持 ち は 。 め 自 分 と ち が う 意 見 や 立 場 を 受 け 入 れ 分 か り 合 う た め に は 、ど ん な 心 が 大 切 か 考 え よ う 。 / 2 .資 料 「 す れ ち が い 」 を も と に 、 自 分 と 異 ○ 状 況 把 握 図 を 利 用 し て 二 人 の 行 動 の 時 間 な る 意 見 や 立 場 を 受 け 入 れ る た め に 大 切 な 的 な 経 過 を は っ き り さ せ る 。 心 に つ い て 考 え 話 し 合 う 。 ( 1 ) 横 を 向 い た 「 よ し こ 」 の 心 の 中 を 「 心 の カ 「 な か ま 」 を 見 つ め さ せ る た め の 工 夫 ー ド 」 を 使 っ て 二 つ の 立 場 か ら 対 話 す る 。 ○ 目 に 見 え に く い 心 の 中 を 視 覚 的 に 表 す ① 両 方 の 立 場 か ら 考 え る 。 事 が で き る の で 、「 心 の カ ー ド 」 を 使 い 価 横 を 向 い た 「 よ し こ 」 の 心 の 中 を 、「 え り 青 と ピ ン ク の 二 つ の 心 の 割 合 で 表 現 さ こ 」 を 「 許 さ な い 」 心 を 青 、「 許 す 」 心 を せ る 。 値 ピ ン ク で 表 し ま し ょ う 。 そ の わ け も 書 き ま ○ 自 己 の 見 方 や 考 え 方 、 感 じ 方 を 明 ら か し ょ う 。 に さ せ る た め に 書 く 活 動 を 取 り 入 れ る 。 さ 青 < 許 さ な い > ピ ン ク < 許 す > ・ 自 分 か ら 約 束 し た ・ 何 か 理 由 が あ る の か も が の に 、 今 更 言 い 訳 し れ な い 。 聞 い て あ げ す る な ん て 。 れ ば よ か っ た 。 「 な か ま 」 を 見 つ め さ せ る た め の 工 夫 し ・ 電 話 し て 伝 言 も し ・謝 っ て く れ て い た し 。 ○ 新 た な 見 方 や 考 え 方 、 感 じ 方 に 気 付 か た か ら 広 場 で ず っ ・急 に 都 合 が 悪 く な る 事 せ る た め に 、 ノ ー ト に 書 い た 事 を も と と 待 っ た の に 。 も あ る だ ろ う 。 に 心 の 割 合 が 違 う 友 達 と 対 話 す る よ う ② 友 達 と 対 話 す る 。 に 指 示 す る 。 ( 2 )友 達 と の 対 話 を も と に し て二 人が 仲 直 ○ 人 間 は 誰 で も 見 方 や 考 え 方 が 違 う こ と を り を す る た め に ど ん な 心 が 必 要 か を 考 え る 。 お さ え 、 自 分 と 異 な る 意 見 や 立 場 を 大 切 仲 直 り す る に は ど ん な 心 で 接 す る こ と に す る こ と で 、 自 他 共 に よ り 良 い 人 間 関 が 必 要 だ ろ う 。 係 を 築 く こ と が で き る と い う い う 価 値 の ・ 相 手 の 意 見 を 素 直 に 聞 こ う と す る 心 す ば ら し さ に 気 付 か せ る 。 ・ 相 手 を 許 す 広 い 心 ・ 相 手 の 立 場 も 考 え て や る 優 し い 心 / 3 .こ れ ま で の 自 分 の 生 活 を 振 り 返 り 、 自 分 「 な か ま 」 を 見 つ め さ せ る た め の 工 夫 自 の 中 に あ る 相 手 に 対 す る 広 い 心 を 見 い だ す 。 ○ お 互 い の 見 方 考 え 方 を 交 流 の 中 で 高 め 分 ・ 友 達 の 過 ち に 対 し て 自 分 は ど う 接 し て き て い け る よ う に す る た め 、 今 日 の 学 習 さ た の か を 振 り 返 ら せ ハ ー ト カ ー ド に 書 き で 「 こ う い う 考 え を す れ ば で き そ う だ 」 が 込 み < 自 己 内 対 話 > 交 流 さ せ る 。 と 気 付 い た 子 は 水 色 、「 自 分 の 行 動 に は し こ ん な 良 さ が あ っ た の か 」 と 気 付 い た 子 は ピ ン ク の ハ ー ト カ ー ド に 書 か せ る 。 4 .感 得 し た 価 値 の 実 現 を め ざ し て 生 き て い ○ 本 時 学 習 で 追 求 し た 価 値 ( 相 手 の 意 見 や こ う と す る 想 い を ふ く ら ま せ る 。 立 場 を 尊 重 す る 広 い 心 ) を 実 現 し よ う と す る 実 践 意 欲 を 高 め る 。

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