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電話用炭素送話器の最近の進歩

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(1)

電話用

呆素送話券の最近の進歩

西

男*

AdvancedInvestigation

of the

Carbon

Transmitter

of Telephone

By Shizuo Nishiyama

Totsuka Works,Hitachi,Ltd.

Abstract

Thepresent articleisdevoted to the generaldescription of what the writer

derived out of the recent researchin transmitter used as an electric contact

resist-ancetypetransducer・Inthearticlewhileintroducingtheresultsofthemeasurement

ofdisplacement-reSpOnSetranSducingcoe伍cientandinputmechanicalimpedance of

carbongranule,Carried outbymeans

ofthedynamicactuatingandstaticmeasur-1ngVibrometers,the writerindicates onthebasis of this measurement,the fact thatthecarbongranulepossessesacharacteristic which can be speci丘edin a certain statisticalconsistency.The writer also glVeS a reCapitulatory note concernlng his observationin the peculiar phenomena,S11Ch as switch-in and microphone

osci11a-tionphenomena,Which areca11Sedby heat ofthewhole transmitterconstruction・

話器の特性研究の殆ど経ては炭素粉の振動特性の検討が

〔Ⅰ〕緯

従来我国に於ては

話間送話器として主に1-A,1-B 送話匝が用いられていた。この送話匝は性能が不安定な

上,音響特性もあまりよくなかった。しかるに終戦後,

電気通信研究所に放て電話機の改良がとり上げられ,同 所の御指導と 話機製造会社の協力により数次にわたり 研究試作が重ねられ特性優秀なる4号 るに到った。この4号 話機実用化の一 話機の実現を見 として従来の 送器話の改良が行われ,特性のすぐれた T-4号送話器 が実肘化され現在は広く」投に用いられるようになった (この送話器の工場試作は日立製作所が担当した)。 送話器ほ接触抵抗型音響電気変換器として他の変換器 と異り変換と同時に増幅作用も兼ねている(、音響勢力を 振動板により集苦して機械振動に変換し,直流電力を交 流に変換するリレー作用を行わせるものである。 接触抵抗に用いる材料としては主として現在は仏印ホ

ンゲイ産の無煙炭を用いている。振動による歪を演少す

るために粒状群とLて多数箇を一つの統計量として取扱

うものである。

以上の理由から容易に了解出来ることであるが炭素

* 日立製作所戸塚工場 重要な

題になる。その最も重要な作用をなす炭素粉に

就いてほ, 気音響変換の簡でも,材料の面でも殆ど確

笑な知識は得られていなかった。これほ炭素粉が材質的

に極めて複雑な性質をもつこと,性質が不安定であるこ と及び適切な測定手段を欠いていたためであった。電気 通信研究所に於ては T-4送話器の実用化と共に炭素粉

の品質を均一化するため,炭素粉材料に関する種々な測

定方法を定め,又炭素粉の 気音響特性を明らかにする ため,動電駆動一静電測定型パイプロメ一夕を実用化し 炭素粉のj 産,能 ,機械インピーダンスの測定を行い その性質を明らかにした。その他

話器には後

の如き 脈動現象,閉路現象或いは異常現象の如き熱膨脹歪に く種々なる好ましくない現象を表わす。これ等の理論的

な解析も行われた。また送話器には炭素粉による劣化現

象があり,実用上大きい間置となっている。これに就い ては方々で盛んに検討が進められている。

これ等の研究は今日もなお新らしい成果を生みつゝあ

り,今後の成果は期してまつべきものがあるが一応現在 までを総論的に纏めることも意義あることゝ思われるの

で筆者の知る範囲に於て上記

問題に就いて報告した。

各位の御叱正を得たいと考えろ。

(2)

868 昭和29年5月 二立

〔ⅠⅠ〕炭素送話器の構造

一般に用いられる縦流型炭素送話器の構造は2電極聞

に炭素粉を充填し直流を餞竃する電極の一方は振動板を 主とする振動系に直結し,振動板により音響勢力を葉音 して可動電極の起振力に変成して振動せしめる。第1図 ほ代表的な4号型送話器の構造で,第2図はその分解図 である。第3図ほその音響等価回路を示したものである。

振動系として普通の構造では各楼械インピ←ダンスの

諸要素が直列に絡がる。即ち自由度1の音響回路が用い られることが多い。しかし炭素粉の機械インピーダンス

をも考慮に入れて自由度を2とする構造もある(1)∴叉振

動板の両側の気圧を均衡せしめて話中に於ける呼気を音

として再現しないように,周波数特性の低域切断(概ね

200サイクル以下)することも昔より行われている方法で ある。

振動系の直線歪を改善するために4号型でほ振動板中

央部にブックダンパを挿入し,共振を抑制する方法がと られている。振動板は空気を媒質とする音圧を受けて可 動 極に起振力を与える目的を右する故,変成比を出来 るだけ大きくとると同時に,機械インピーダンスを極力 下げて空気の特性インピ【ダンスに可及的に近づく如く

形状,材質に考慮が払われている。4号塾でほそのため

に0.07mm程度の薄いヂエラルミン板を材料にし,全 体を円錐形にして,伝 周波数帯を調節するために周辺 クランプ部に沿って平坦にし適当なコンブライアンス (剛性の逆数)を与える如くされている。しかして筆者は かゝる振動板上の変位分布を測定した結果,振動板中央 に炭素粉の集中楼械インピーダンスが負荷されても変位 分布は低周波域では左程影響を受けないことを知った (近く報告の予定)。又4号送話器は同心球面の電極を用 いているため傾斜角特性が良好である(2〉。

〔ⅠⅠⅠ〕炭秦粉の入力機械インピーダンス

炭素粉は音響等価回路では振動板に直列に挿入された

ものと考えることが出来,振動板,炭素紛等はすべて可動

電極から見た機械インピ←ダンスで取扱い,従って炭素

粉の入力機械インピーダンスが問題である。従来は炭素 粉のインピーダンスを測定することは不可能で数値を正 確に求めたものは皆無に近い状態にあったが,最近低機 械インピーダンスのパイプロメ←タを使用し正確をこ測定 されている(3)。今これらに就いて順を追って紹介する。 (り 入力機械インピーダンス測定用パイプロメータ

現在実用されているものほ第4図の如き動

駆動一静

電測定型である。即ち駆動線輪により振動系に起振力を

与え,その振動変位,速度の測定は振動板と中」L、磁極と の間の静電容量を静 型機械一電気変換器として振動量

第36巻 第5号 ブックタンハし 第1図 4 の 構 造 Fig.1.Structure of the♯4Transmitter 第2図 4 Fjg.2.Parts of#4Transmitter 叫卜間」ト句、」 、 ---ノ、---Y← J ㌧ ■ ′:∴・ご、さ こ■ご ヽ---r一-▲ ■、、ご Zあー-・-防湿膿の頗締インビrタゝス Zクーー・一振勤抜 〃 Z♂…-ブlソ久ダンパー〟 Zご・-=炭素粉 Z〝‥-・斉気皇 第3図 音 響 等 価 回 路

Fig.3.Equivalent Net Work

を電気量に変換し,指示 圧により直ちに振動変位(或 いは速度,加速度)を知る方法である。又別の方法とし ては機械一電気変換係数の 動することを考 して測定 の都度最も安定した定数と考えられる駆動線輪の力係数 を基衝こする方法もある(4)㊤これらの変換係数,力係数 は予め校正しておく必要がある。 (2)パイプロメータの較正 測定精度を上げるためにはそれに応じてパイプロメト タの較正に高い精度を要する。従来より実用されている 較正接にほ次の如きものがある。即ち標準受話器が容易 に入手し得る場合にほ平衡法(4)が都合が良く,その方法 は標準受話器と一定容積で結合レミイブロメ一夕の振動 て1 ア ′

(3)

第4因

Fig.4.

動電駆動一静電測定型パイプロメ一夕

Dynamic Actuating and Static

Measuring Type Vibrometer

系がその受話器の古庄による駆動力と駆動線輪より受け

20logd=20log一号軋+穐+20】og5β……(1)

但し

A:駆動線輪の力係数

厨R:標準受話器の入力

ノ:パイプロメータ駆動

gR:標準受話器の電圧感度 Sβ:振動板の実効面積

より駆動線輪の力係数Aを求めるものである。

他の較正方法としては通研に於て実用化された駆動線

輪の可逆則を用いるものがある(これに就いてほ昭和26

年本誌(5)に於て既に説明した。この方法は昭和25年夏頃

々公社通研に於ても実施されていたが未発表のため文

献の引用を脱落したのでこゝに断っておく)。その方法

によるとパイプロメータ較正には極めて便利で,パイプ ロ㌧メ・-・タの 子と測定 子が振動系の機械インピー ダンスを結合要素として一体となったと 出発している。その概要のみを簡単に 、 えることから る。

(i)駆動線輪の電気一機械変換係数と静電測定素子

の機械一電気変換係数の積を測定する。 (ii)駆動(線輪),測定の両素子の機械- 気変換係 数の比を測定する。 (iii)駆動素子の可逆則を振動系の機械インピ←ダン

スを測定し算出して求める。

の測定操作を行うのみで標準音響機器を必要としないで

測定素子の機械一電気変換係数を絶対値で求め得られる

ものである。この方法に類似のもので力係数が周波数に

無関係であるという仮定のもとに同様の可逆則より求め

る方淀もある(6)。以上の測定法により測定素子の変換係

数の絶対値が知られる。 かくの如くパイプロメータの駆動素子の力係数或いは

第5図 Fig.5. ・.㌧㍉∴、:∵・・.∵∵∴∵∵\㌧∴∵ごごト∴ 微小変位測定星へ 炭素粉室とパイプロメーータの結合部分

Connection of the Carbon Chamber

with the Vibrometer

膨 抑抑 蹄 劇 謝

∴吉、 十 充填量βメC♂ \ 亡ち ろ キ /さ 変位 /×ノり 牝澗 ブス〝 触 Jズ/♂物 / \ \ ヽ》:ゝ. 'ヾ\ \ \ ∵

・ナ \ + ■ク <:;) タ \ / Fぢ- t

1

∴・ ごソ √・-J.∵ -、、∴こ∼ ミ:〃 周波数(ル) 第6図

嫁菜粉の入力機械インピ←・タやンス

実部の周波数特性

Fig.6.Frequency Characteristics of Real Part ofInput MechanicalImpedance

of Carbon Granule 測定素子の変換係数を測定すれば直ちにバイブロメ←タ の振動変位を求めることが出来るが,実際の測定回路, 方法はそれぞれの報告(4)(5)に譲り今回は省略する。 (3)入力機械インピーダンス

前述の低楳械インピ←ダンスのパイプロメータを用い

てその振動板に可動電極をつけ炭素粉を充填して機械イ

ンピ←ダンスを測定することが出来,同心球面電極,平面 極の場合に就いて変位,周波数,粒度等を種々変えて 測定した結果は報告されている(3)。その測定結果を引用

すると,第5図(3)は測定球面電極,炭素室の構造を示し,

第`図(3)はその電極を用いた時のインピーダンス実部の

(4)

870 昭和29年5月 、:.∵ヾ、、ヽビ 日 」♂♂ズ/♂-♂〝7

如高林弔

/Xグ丁伽

lll 蛮イ正/7 十∵ l \ヽ

苫の

I -4〃 J J ズ/♂一物〝 ズ〝一佗カ \ l βズ/クー化〝 llll .!・● ∴ ∴ご 、∵.、.∵ ∴J・り 周波数(如ノ 第7図 等価ステイ フネスの周波数特性

Fig.7.Frequency Characteristics of Equi・

valent Stiffness

尽重責きぐ童璧罠d・uハ〓豊芦つ

J

周波数挽ん

7卯 JJ財 彪汐 ∠〟 ノ〝 _一′l 一′ _′一万 / / 十∴ 解物 ノ伽 壷 J ./ β∠ 瓜7 ♂∫ β7/♂ 2♂ Jク J 変一億((肋) 第8図 炭素粉入力椒械イン ピーーダンス莫 部の変位∠持性

Fjg.8.Dispユacement Characterjstics of Real

Part ofInput MechanicalImpedance of Carbon Granule 周波数椿性を,第7図(3)は虚部を周波数で除したもの即 ち実効ステフネスを示し,2,000サイクル以下でほ概ね一 定のステフネスが幼くと考えられ(3),第8囲(3)及び第9

図(3)は実部及び虚部の変位特性で極端な非直線性を有す

る。従って実際ほ第3図の如き簡単な集中定数として表 わせられないものである。

炭素粉の入力機械インピーダンスほ焼成条件によって

も多少変化する。第】0図はこの一例(7)で,吸湿率と変位

との関係を示し直線的関係があり,吸湿率を少くすれ

ば変位はやゝ大きくなる。測定ほ4号送話器を背気重よ

り駆動した時の可動電極の変位を静 的に測定(8)したも

ので,吸湿率が少い程変位は大きく,即ち炭素粉の入力

根城インピーダンスは′トさくなり,且つ炭素粉の機械イ

ンピーダンスは振動板の約2倍程度に大きい(3)ので吸湿

率を少くすることにより炭素粉のインピーダンスは可成

り減少し得ることがわかる。 、ヽ

(ミ寧ミ)毒窮境N、バ≠-〕ハヽ玉野仁Y

皇 騨 一 一 ーク汐α7 ‥ご、、1 第9図 Fig.9. 第36巻 第5号 7 7 1「、鴫」J l l 】 /ク♂一㌔ l 】 l 充填量(〟) r 7 曲 )

<ク 盲r

鮎,

鯵 7 7

そき

、 \ 7 7 I 〝疏グ㌔

Q

充項量〃㌃

左狂

山 巴

こ轡 、

啄 、呉7 、ヽ 、 q \\\

\ミ\こ

ヾ\ \ l ヽヽ 用 \ \ \\

や\

ヽ、 \\ 巴 \、β ヾ、 \ ヽ、 くノ⊃ \ \ \ \ \}\ 7 l

≡突

\ \ \ 告ヨ 巳 \ 巴 \ 山 \

1

l 巴 J ぞ+仇タ+一鮎「』7 ノク Z♂ β♂ J♂ 7 変化(a汐) 炭素粉入力機械イ ン ピーダンス虚 部の変位特性 Displacement Characteristics ofImaT

glnary Part ofInput Mechanical Impedance of Carbon Granule

/ ∠ プ ♂ ∫ ♂ 7 ク 娘 さEヨ ハ此 率 % 第10図 Fig.10. 吸 湿 率 と の 関

Relation between the Absorption Factor for Vapour and

Displaee-ment

(5)

〔ⅠⅤ〕マイクロホン能率及び感度

荊葺で述べたと同様なパイプロメ←タを用い測定す るく3J(9)(10)=)。但し振動板の枝械インピ←ダンスを高く し,振動板に可動電極をつけたものである。パイプロメ ータを予め校正して既知の変位を与え,その時の交流出

力より変位一交流出力の変換係数(感度)を∂として求め

ると ∂=20log となり,これらの 行われている(10)。 使用した ヽ′・士… 憺 渦 にした時の充填 凪 呆をこ就いては既に広範な検討が

面及び平面で炭素室に炭素粉を前島

を100%としその充填の状況を計算よ り求めると第11図の如くなる(11)。第12図(11)は充填率を 逐次変えた時のf 度,動抵抗の関係を元し,第13図(10)は

周波数特性を表わす。周波数が高くなると粉体中の波動

の位相差により谷,山が現われて来る。第14図く10)(次頁 参照)は供給電流に対する感度の関係で供給層流が小さ い問は比例関係が成立するが,概ね数十mA程度が限度 ・国定電極 可軌 炭素 電癌 \モ 粉\ イカ板 ー♂ ククククク:

国 樺 \ \ \ カZ ♂〝ガ〝.〝〟〟財形ガノ即 充填率 % r∂ノ 平面電ノ侵 、.Tlトー、1 動電踵

//

可動電掻 \ /■/1 /

、\

∵ 十 J斤

、♪ ヾ確

/

l l

a

l l 」

%Z

\ ♂ノ汐βク虎㍑伊ノク虎7形㌧汐Jノ膠 充填率 % りj憩面電極 第11図 電極,炭素室構造並びに充填率(計算債)

Fig.11.Mechanism of Electrode and Cabon Chamber,and Volume Percentage

(Calculated)

‥・・. しも 、 ニ 、・∴ ・・ 、 ∴:∴ こ・J 充 横 車 % 第12図 平面及び球面電極の充填率特性

Fig.12.Characteristics of Volume Rate of

Fjlling for Plane and Sphere Electrode ∂〃 、∵ 此7 十 ∵ ;好 クZ 形 llll 同一炭l素冊

去使用

しわ 〝ろ一席杢〝≠.値問Z芳 /

-ヒ」UJ」-ぞ

わー率面.bL球面\

『 J∠ 〝ノ吟 J /■ヽ

/♂付ヽ亡F

二二、J

ノ\

/

J♂ Jグ (q) 咄∼聖扁 l l l l l l l l l ♂7 l∴イ ♂ク 仇旬 ' ■・-・・・・・-、 〝伶 ■ ■一一、

ー」軍竺_

ノめ --■■--・■ 粉を使用

P諸雪

ノ≠仇7膨 励/抑 ∠挽材 周渡数「qロノ 第13図 周 波 数 特 性 Fig.13.Frequency Characteristics

(6)

872 磯 把∼聖顔 β♂ (財 〟 四 (財 ∵ 冴 ∵ 〝 ∵ ガ J材 〟 〝 ∵ l r r l l ∴

J

n」 】 l

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l l

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/∠.よ炭素粉の弄童類l

/

∴ ∴ 囲 ∴ ∴ 47 ∠汐 ノり β 巴 E l ∵

F

】 イ J 「 } 、・ ∴ ・‥、、、 電 流 川柳 第16図 供 給 電 力 特 性 Fig.16. Characteristics of Response

for Feeding Power

へ笥) 塑項 (q) 宅寒扁 ∂ β♂ (材 (㌍ 及ク ク∂ 7♂ ∵ /〟 /♂♂ β♂ 〝 J/ 〟 /♂ 、 、 、 巴 イ 、J ∵ 平面電逓肋 ---‡球形電俺如 炭素一相月

\㌃、♂

l

+--」 l / T、- 、・■-、 1、十 l ♂ ∵

l ・● 、 、 、● ・ 、 .. .〝、.ごす 変 イ止 ぎ 仏卯ノ 第15図 Fig.15. 変 位 特 性 Characteristic of Response Displacement 第14図 供 給 電

Fig.14.Characteristic of Response for

Feeding Current ご・、′ 形 ‥・、・さ 、・二i 〝 〃 ∴ 〝 ガ 〃〟〃 イ β 四 l

′J_ 8 /ク /

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/硝頬の炭素析 抵抗値の異離勺 素研が含まれてL 真の信1じ巨ロは同一 中には J牙重の炭 -る。 炭嘉を示 l 】 1 ∴

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l ♂ l l l ト l :J..∴、、- ∴_ ∴。、J、-、、.、 、、● 、、 ・一 ・` ■ イ井給直流 電 刀(〝)

(7)

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ク♂ タメ

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β戯材β膨7β〝(鋤㌘ ♂甜♂招クβ〝 β〝 ♂〟〟7♂/ βヱ 〟 β7/ g ∠ 供給電力(椚 である。弟15図(10)は変位 性で変位が 4×10【6cm 以 上になると感度は反って低下する。第1`図(ユ0)ほ供給■し直 .1J

度の関係を示すものであり,各線ほ種

の違

う炭素粉数種に就いて測定されたもので例えば曲線1は

原料及び製法が同じて焼成温度が異る数種の炭素粉に就

き求められたもので供給電力が小さい場合ほよく1本の

直線にのり供給

力が大きくなると外れて下へ曲る。従 って焼成温度の差のために抵抗の異る

素粉ではその感

慶一供給電力特性ほ次により与えられる(10)。 ∂=∝・10log(γyヂ)+C………‥(3) 第1咽より∝ほ殆ど1に等しい,従って(2),(3)式 より で=log 」′・l・/ヽ′十 t =・l・/ 但し C/=

では炭素粉の

ヒヒ A目 換 変

=log告一言=C′……(4)

g=∠′yJ ,JγⅤ/作・ほ変 度と称する。第 け図は(4)式の関係を示す∴送話器の普通の は供 ‖状態で 力は50乃至400mAで特性がやゝ曲った部分 に相当している(101。 ・一方抵抗値が非常に違う各種の炭 測定し第柑図(11)の如き結果を得た。 率が殆ど一一定であることが確められ, ユ=0.994C/=4.554を得ている。 マイクロホン髄 粉に就いて同様に 抵抗値に対して能 その結果より は上記の如く概ね・一定であるが焼成

方法の改善により多少向上することが出来る。即ち第19

図(次頁参照)に示す如く,吸湿率を少くなる如く焼成す ればデシベル表示でYは2∼4db向上させることが出 来る(7)。 炭素粉ほ粉体にした状態で接触抵抗を利川して非常に 不安定であり,又接触表面の条件に影響されて取扱いが 非常にむつかしいものであるが測定手段を適当に選べば 前述の如く比較的萌著な=一一定の性質をもつものであるこ とが知れるのである。 ∴

.1卜

∴‥=‥ ∴ ≠J・∵ 第17図 能率一供給電力特性 Fig.17.

Relation between E伍ciency

and Feeding Power

町帰直線 ∠げe搾=甜財∠伊ル十Jヱ好 相関係数ニーβ♂7 し丁_・ノ ∴ご・' /=〝〝♂ =-・・ ヽ ルーーーー・-・--・・-(JJ ∠〝 し徽グガ 等イ丑変化当L」の交流出刀と動抵抗 マイクロホン岸牽と蔓桐生杭 第18図 マ イ ン 能 率 Fig.18.Microphone E伍ciency

(8)

00 ▼ 74

.恒匡

ト‥ 第19図 Fig.19. 日 吸湿率とマイクロホン能率の関係

Relation between Microphone E伍ci・

ency and Absorption Factor

〔Ⅴ〕熟による特異現象

炭素送話器は炭素掛目互の接触圧力が自重のみによつ

て極めて微少な圧力で接触しており,これに可動 通じて振動を与えて接触抵抗を変調して 極を 用するもので あるから,これと同時に直流圧力が何んらかの原因で重 畳すれば極めて頃著な特性の変化を生ずる。この直流圧 力の発生の原因は熱 脹の際各部の温度上昇の 位相が等しくないことにより振動板が変形せら れて可動電極が変位することに基因するもので, この原因の一部は送話器に直流を鏡 して使用

するため炭素粉抵抗により発熱するところにあ

る。以下これによる 現象を簡単に説明する。 (り 脈動現象 通話中に感度,動抵抗が周期的に変化する脈 動現象は,熱が周辺に伝導する時に位相差を生 じ振動板を変形し,そのた捌こ可動電極が炭素 粉を圧縮し発生するものである。T-4送話器は 端子電圧一定なる条件の下でほげしい脈動現象 を生ずるので磁石式 話磯ではこれを防止する 必要がある。電気通信研究所でほ送話器抵抗, 池 竃 部

と脈動防止抵抗との関係を実験的 に求め(12),その結果を用いて4号磁石式 話機 第20図 Fjg.20. 第36巻 第5号 ノ汐 〟 J汐 外部抵抗 りわ 〝 朕 勤 の

Microphone Oscillation Zone

占=直流電圧 超=外部抵抗彪=炭素働抵抗 の脈動防止を行った0この脈動現象の一つの場合に就い

てほ数学的解析は行われた(13)。これ等の各種の場合を

結合して送話器の構造と外部回路の組合わせにより発振

条件・持続条件が如何に異るかに就いてほ数学的な解析 を報告した(14J。 第2咽はT-4号送話器を定電圧回路(磁石式回路)で 使用した場合の発振限界の実測値であるが,詳細な報告 ほ別の機会に行う予定である。 (2)閉路現象 通話直後に動抵抗,感度が徐々でほあるが顕著に変動

する現象がある。これほ炭素紛の発熱によって内部構造

逸話蓋眉造 第21図 路,脈 の 変 Fig.21.Displacementof MovableElectrodein Switch-inandOscillationPhenomenon が膨脹する時に位相差が生じ前節同様に可動 するためである。 極が変位 閉路現象は比較的経慢な変化であるが脈動現象を起す 場合には極めて急激な変化をすることがあるり5)。これは

脈動現象の一つの変形と考えられるのでこれに就いては

別に報告する。 第2咽ほ閉路,脈動現象中の可動電極の変位をパイプ ロメ←タ法により測定した例である(15)。これらの変位 は左程大きいとi・まいえないが音声による振幅が10-4∼ 10-5mmであることに比すれば極めて大きい変位であ ることがわかる。

(9)

●ニ;二

・‥ ハー 「q)忠霊鞋 、J ‥・、 ∴ ・/ 時 間(妙) (∂)閉路現象と異常現象 第22図 Fig.22. 異

、∴、

\、、こ一久

、くL.、 ■ くトーーー○ .、・.: ∴' 時間(妙) 例 の 時 弄 上 皮 温 い川. 〟・ ハー

′′1′㌘

J// 虎グ /協ク _・-・○ -く) _一一一っ ′′"す一省一=∴トーーや . J ∴、 時 間(砂) 化J閉路現象三択去する (Z)ラ孟 度 降 下 時 の 常 現 象 と 閉 路 現 象 例 の 関 係

Relation between Abnormaland Switch-in Phenomenon

(3)測定中の異常現象 送話器は前述の如く極めて鋭敏であるため特性測定中 に温度変化の 渾状態に放て行えば極めて異常な特性を 現わす。これを異常現象と称する。 異常現象は送話器測定に通常行う方法である所の古庄

較正法に於て往々発生し,送話器と測定

置との間に僅

かでも温度差が存在する時に起る。第22図は送話器が温

度差により上昇する特設び降下する時の静 杭(動抵抗 或いは感度をとっても同じ)の時間変化を測定したもの で(17),異常硯象の途中で 現象の 流を断続して異常現象と閉路 係を示したものである。 これらの現象は振動板が周辺から序々に熱を授受する 時に発生すること及び振動板の変位が原因であることを 数学的に解析し明らかにした(17),従って脈動,閉路現象 と異り異常現象ほ炭素粉白身の なく高温であろうが低温であろ による作用が原因でほ が >ヘノ

衡状態に於ける特

性は安定なものであることを明らかにした。その実証の

ため次の例(ユ8)を掲げる。送話器全体を高温,低温に保

持L■そのまゝの状態で感度,動抵抗を測足した結果は第 23図の如くである。測定には任意の 受話器と結合 し,受話器を可逆器として相互較正法を用い炭素粉の変 位がⅢ来るだけ一定となるようにLつゝ測定したもので ある。-30∼700C 間の温度差に対してj 度動抵抗の変 化は予想外に少ない。平衡温度を保持すれば約1000C

の温度範因で特性の差ほ他の特異現象に放ける差に較べ

て極めて僅かである∩ ㌔.予、㌧∴一 し-● 第23図 Fig,23. 、・:J 二:.・l 、' 同封安数:ノ化/汐 2♂ 誘♂ 炭素送話器感度の温度特性

Response Characteristic for Temperature

炭素送話器が不安定である原因ほ前述の如く熱を原因

とした可動 極の変位に帰せられることが多い。これは すべて音響振動に 重な変位が重畳する結 発生するも

のである。これらの現象を解明することにより炭素送話

器も比較的安定な変換器として取扱い得る.ものである。

炭素

抵抗が

話器の他の大きな欠点ほ使用中に劣化し,」

度 ること,即ち経時変化の問題である。これに対 しては焼成法を適当に改善した結果朗著な効果のあるこ とが認められつゝある。

〔ⅤⅠ〕結

、 き接触抵抗 変換器は非常に感度が高 電話回路の如く増幅手段のないところではこれに代

(10)

876 昭和29年5月 り得るものは目下のところ他に見当らない。しかし非常 に不安定な性質をもっているので取扱いがむつかしいも のであるが,詳細に検討すればそれぞれが顕著な性質,

法則を右するものである。音響回路に対する入力機械イ

ンピーダンス,変換要素としての変位一感度変換係数換

言すれば抵抗変調率 は統計的には明確な性質を有する ことが最近の研究結果漸次明らかにされつゝある。一面 熱を基因とする特異現象の解析についても明瞭になって 来た。

これらの研究を通じて炭素送話器も一応他の変換器同

様にかなり理論的に処理し得る見通しがたった。しかし 雑音,歪の問題は接触抵抗型変換器の宿命的な欠陥であ ることほ認めねばならぬ。

木報告ほ最近の我国に於ける研究の結果を綜合して全

般の説明を行い参考に供した次第である¢ 電々公社通

研究所に於ける豊富な研究成果を到ると

ころで参照させて戴いた。構築するに当りその御好意を

謝すると共に,常に懇篤なる御指導を賜っている同所早

坂博士,伊藤氏,日立製作所中央研究所高田主任研究員,

上田研究員並びに日立製作所戸顔工場三木課長に深甚の

謝意を表すると共に,終始研究に協同せられた日立製作

所戸塚工場当研究室猪瀬氏,西口氏,田島氏及び元所員

の飯田氏に厚く御礼を申上げる次第である。

(第30頁より続く) 第36巻 第5号 (1) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (14) (15) (16) (17) (18)

貞淳

と・薪

参 考 文 献 A.H,Inglisand W.L.Tuffnell:B.S.T.J.4 (1951) 早坂,伊藤,他:電々公社実用化報告Vol.2No.1 伊藤:電気三学会5(昭26) 伊藤,山崎 通研月報Vol.5No.7(1952) 伊藤,山崎:電通学諒34(1951) 西山:日立評論3310(昭26) H.M.Trent:J.A.M.4(1948) 西山,上田: 気三学会5(昭29) 西山:電通学課 投稿中 伊藤,杉本,大塚:通研月報Vol.3No.3(1950) 伊藤,杉本,金子:通研月報Vol.4No.11(1951) Ito:C.CエF.資料(1951) Nishiyama:HitachiReview3(1953) 伊藤,山口,坂本:通析月報Vol.4No.10(1951) G.Kretshmer:E.N.T.13(1936) E.Waetzmann,und G.Kretshmer:A.Z. 5(1936) 西山:電気三学会東京支連10(昭27) G.Schubert:E.N.T.4(1927) 電気三学会東京支連10(昭28) 日立評論3410(昭27) 日立評論別冊No,2(昭28)

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最近登録された日立製作所の特許及び実用新案

(その3)

実用新案 410633 410636 460645 410574 410576 410622 扇 扇 風 機 熱 動 共 電 式 自動交換機の ゲ ッ 機 継 台 板 保 護 枠 器 電 話 機 イ ンファイ ンダ タ 多賀工場 多賀工場 多賀工場 戸塚工場 戸塚工場 茂原工場 四 輝 夫 29.2.13 四 倉 輝 夫 小 島 義 男 山 田

野 上 原 田 正 ′

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