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自由渦後置静翼形軸流圧縮機

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(1)

U.D.C.占21.d31

由渦後置静翼形軸涜圧縮機

RotorInlet Velocity

TypeAxialCompressor

DeliveredtotheAeronauticalTechniqueLaboratory

久*

Masahisa Sega

わが国において最初の自由渦後置静翼形軸流圧縮機である航窄技術研究所納3,750kW,10段,BMPC-GHは 非常な高性能をえ,現在も好調に運転されており,航空原動機関係の実験用空気源として重要な役割をはたし ている。本文でほその仕様,構造,翼列と性能の関係,および試験の結呆について述べ,後置静巽形の特長と して,段当りの圧力比を大きくすることができ,効率が良く,また作動範囲のJムいことを明らかにした。

l.緒

口 昭和34年航空技術研究所へ納入した3,750kW,10段の軸流圧縮 機は,きわめて好調に運転されており,稼動率は計画時の約3倍に なっている。本磯ほ,試験用圧縮機を駆動するガスタービン,高速 異列風胴,および燃焼などの実験に必要な空気源として使用される ため,起動,停止のひん度が高く,遠心力,内圧,熱膨脹などによ る急激な応力の変化の振返しを受ける。したがってこの意味では24 時間連続して運転する一般産業用に比較して,はるかに敲しい条件 にさらされているが,昭和35年の春行われた定期点検の際にも本体 にはなんらの異状も認められず,機械的にほきわめて信敵性の

高いことが実証されたよ

この軸流圧縮機は,わが国でほ最初の自由渦後置静巽形の, いわゆる非対称な速度三角形をした巽列を採用したものである が,効率の最高は内部断熱効率S9%,増速装置,クラッチの損 失も含めた全効率86%で,いずれも最高水準の値を示した。 従来の軸流圧縮機でほ,1段目動翼入口の相対流入速度を臨 界マッハ数以下におさえるためと,巽列内の流れを二次元流と して板扱った場合,速度三角形上のみかけの効率がよくなるこ とから,背通段の翼列の前後に,入口案内巽と出口案内翼を設 けた50%定反動形,あるいはそれに近い翼列が多く用いられて いる。しかし最近では,動翼入口のマッハ数が臨界マッハ数を こえても効率ほ急には低下しないこと,三次元的な流れを考え たとき,後置静異形の巽列のほうが効率はかえってよく,圧力 比も大きくとれ,また作動範囲が広くなることが明らかにされ, 段当りの圧力比が軸流圧縮機に匹敵するような遷斉速軸流圧縮 機(1ト(4)が出現している。 以下,3,750kW軸流圧縮機を主体として,自由渦後置静異形軸 流圧縮機の構造,特長,および性能について述べる。

2.仕

本機の仕様は下記のとおりである。 形 式 吸込流量 吸込全圧 吐出全圧 入口全温 800¢/500¢10st fiMPC-GH 25kg/s(1,260m3/min吸込状態において) 1.03kg/cm2abs 3.13kg/cm2abs 150C 第1図 3,750kWlO段軸流圧縮機 l 汰 l l ▲■ ▲■ ■■ ■■ I ■■ ■■ ■P

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/第2図圧縮機および増速装置断 * 日立製作所川崎工場 両国

(2)

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1079

第3図 軸流口三締機内部構造

喜顎鞋

関係湿度 回転数 電動機 増連装置 クラッチ 第4図 増 述 装 置 75% 6,150rpm 3,750kW 50へノ1,480rplll シングルヘリカル,1段増速 油圧作動,遠方操作

3.構

造 舞1図に軸流圧縮機の外観を,弟2図に本体と増速歯車装置の断 面を示す。本棟は,実験用の空気源として使川されるものであるが, 信煩性に放も_屯点をおいて,機械的にできるだけがんじょうに設計 されているので,高炉送風とか空気分離装置の原料空気源用などの 一・般産業用軸流圧粁機と同じ構造である。 3.1実 動巽は精選した13Cr鋼を機械化上げしたもので,静巽は18-8ス

テンレス鋼の精鰭鋳造品である。動翼,静巽とも,仕上寸法はもち

ろんⅩ線,マグナフラックス,ダイチェックなどにより材質につい ても入念な検査が行われ,機械的には巽の強度が一帯「糊題になるの で,すべての段にわたって実の固有振動数を測道L.,また必要な汚l; 分は振動応力の確認を行い,運転時の 共振による疲労破壊を避けた。 3.2 ロ ー タ ロータは放も簡単で,故障のないソ リッドロータとし,材質は陵秀な択基 鋼を用い,円周方向に動翼埋込川のみ ぞを設け,安全,確実な力法で動翼を振 付けてある。軸系の危険回転数ほ常用 凹転数以下で十分安全な値にとった。 3.3 ケ ー シ ン グ ケーシングは弟3図に示すように, 上下半割れの二重構造で,静巽は内筒 に取付けられている。この内筒は軸心 を一娃に保ちながら日出にいずれの方 向にも熱膨脹できるように支持され, 配管から伝わる外力ほ外側のケーシン グで受ける構造になっている。入【 ̄lの サクショソケースは,翼列への流入速 度の分布が一様で,しかも損失が小さ くなるよう多くのモデル実験(5卜(7)に よって決定された。またデイフユーザ も,モデルにより効率が最高になるよ うな拡り角度と形状を決定し,空気の通路面はなめらかに機械化上 げを行った。 3.4 軸受は優秀なホワイトメタルを使用し,推力軸受ほミッチェル形 で,いずれも高速,高荷動こ耐え,しかも損失が最小になるように 特別の考慮が払われている。 3.5 増速歯車装置 この増速歯車装置ほ弟4図に示すとおりで,わが国最大の容量で ある。増速歯車の生命ほ歯面の精度であり,ギヤ,ピニオンとも歯 面は浸炭焼入後,グラインダ仕上げを行い,単一ピッチ誤差ほ数ミ クロン以下,累積ピッチ誤差でも10ミクロン程度と非常に高い精度 を有している。普通,伝達動力が大きくなると,ダブルヘリカルを 用いて推ノJの発生を防止するが,本増速幽車ほ3,750kWの人容量 にもかかわらずシングルヘリカルを使用し,かみ合の精度を向上さ せ,推力はミッチ ̄ェル形の軸受で受けた。このため歯車の運転ほ非 常に静粛で,振動も全振幅で3.3〃以下という優秀さを示した。 3.る ク ラ ッ チ 将来,電教職の反対側の軸でほかの圧縮機を駆動する予定になっ ているつで,増連装置と電動機の間に,油圧によって作動するクラ ッチを設けた。このクラッチは停止中,操作盤からの操作により自 由に着脱できる構造で,誤動作を避けるために必要な箇所にはすべ てインターロックが施されている。またこれと共通の油圧ユニット により,起動時,簡単にバーリングもできる。 3.7 ワンマンコントロール この軸流圧縮機は実験のたびに起臥 停止を行うので,起動,停 止,圧ノJの制御,および運転・1ニーの監槻などは,すべて制御室でワン マソコントロールできるようになっている。弟5図はそのブロック ダヤグラムを示したもので,選択スイッチにより完全自動起動が可 能である。

4.後置静買形真列の特長

軸流圧縮機の巽列は圧縮機の性能に最も寓接な関係のあるもの で,設計の方法によりいろいろな形式がある。軸流圧縮機に対する 性能面での要求ほ,効率のよいこと,段当りの圧力比の大きいこと

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(3)

1080 昭和35年10月 日 立 評 論 どヂ

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一 へ、 C2 払 ′\\√の』広/ 〟 伽 〝=βJ (8)前後置静糞形 起動,停止のブロックダイヤグラム

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/′ 〝2 J′ d抗/ 釘の〟 〝 />β>Jぴ (ム)後置前景形 第6図 速 度 三 角 形比較 (小形軽量),一広い作動範囲を有すること,の3点に要約される。こ の方策として考えられることほ,まず第一に速度三角形の改良であ り,第二ほ巽形の改良である。日立製作所でほこの2項目について 慎重な検討と研究を行い,動翼に新しく開発したLA4の異形を用 いた白山渦後置静異形を採用し予期以上の好成績をえた。以下簡単 にその間題点と特長について述べる。 4.1軸流圧縮横に用いられる翼列の分類 喪列の形式ほ流れの半径方向の釣合による分類と,速度三角形で 決る反動安(段の全圧上昇に対する動巽中の静圧上昇値の占める割 合)による分類の2つの組合わせであらわされる。半径方向の釣合 ほ,巽列内の円周力向の速度成分が半径に反比例して変化する自由 渦形(free vortex),半径に比例して外側に進むにつれて大きくな

る強制渦形(froced vortex or solid

rotation),およびこれらの中 間形(half vortex)・め3槌類に大別される。これらのうち自由洞形 以外は,巽列の中で半径方向の速度が発生するため設計上取扱がは ん雑になる。 速度三角形による分類は葬る図(a),(b),(c)に示すように,反

動度の順に前後置静異形,後置静異形,および前置静異形の3位類

に分けることができる。前後置静異形ほ最も多く採用されている巽 列で,その代表的なものは葬る図(a)のような左右対称の速度三角

形をもった50%反動形である。後置静異形でほ空気は動翼に対し軸

β>/ (C)前置静真形 G=払 万一如こ流入し,静受からほ軸方向に流 出するので,王結別の異形をした入口お よび山口の案内巽を必要としない。こ れは前置静異形も同じであるが,動翼 と静巽の順序は迎である。 第d固からわかるように,軸流速虔 CT花と周速伽が同一のとき,動翼に対 する相対流入速度抑1は前置静異形が 最大となり,それだけマッハ数の制限 を受けやすい。また,反動度月もこの 形式が一番大きく1より大きいので, 静巽で一度静圧が下がり,動翼で全圧 以上に静圧を上昇させているため段効 率ほ悪くなる。前置静異形は静巽がこ のように増速巽であるため,静異に平 板を曲げた簡t‡iな異形を使用でき,ま た周速を低くしてもかなりの段圧がえ られる利点はあるが,上述の理由で高 圧力比と高効率を目的とした圧縮機に ほ不向きである。 4.2 トS 軸流圧縮機内の機能を空気力学的に 考えると,吸込みフランジから異列人 口までの増速区間,巽列郡のエネルギ ー交換区間,および巽列山口,ディラ ユーザ入口から吐出フランジまでの減 速区間の3区間に分けることができ る。軸流圧縮機の圧力比は比較的小さ く,空気は完全ガスとして取扱うこと ができるので,エソタルピの代りに粘 度を用いると健利である。そこで,各 区間の状態値の変化を前後筐静異形, および後遊静異形について,T-S線図 で示すと弟7図(a),(b)のようにあ らわされる。圧縮機入口を5,巽列入 「l(入口案内翼の入「りを0,1段日動猥入口を1,故終段静巽出口を 2,巽列71‡口(山口案内巽の出口)を3,ロ三縮機‖口をdとすれば,全 旺の変化は5,0,1,2,3,d,静圧の変化ほざ′,0′,1′,2′,3′,d′で あらわされる。ただし,後i荘静巽形では入口および出口の案内巽が ないから,この変化ほ5,1,2,d,およびs′,1′,2′,d′になる。 4.3 圧縮機の効率 圧紡機の内部断熱効率り且.1は弟7図から次式のようになる。

恥d二認-。r‖.課:呂r.り占S

…‥・・ト〕…(1) ここに,+ra.1ほ断熱温度‖卜昇伯で,Jrほ損失を含めた実際の温 度上昇値であり,それぞれ次式で求まる。 』r札d=rdt。t-rgt。t=rぶt。t

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…〔OC〕...(2) +了1=T.ょい、L-r=山=了ちt()もーrlt()t =+rtd++了1ぶl。SS十+Tもl‖SH+Jr仙、SS ++了もⅠ。SS+Jrdhs5‖...〔OC〕…..…‥ ‥(3) ただし Tt叫れ仙:全温および静温 (DK) Pt(Jt.,At己tt:全圧および静圧 (kg/m2abs) 』れ。SS:損失温度 (OC)

(4)

虎:ガス常数 渦

置 rm/CKさ 女:比熱の比 添字s O123(ゴは策7図に示す状 態,わは普通段の巽列をあらわす丁 また,段当りの圧力比は小さいので段効率りさLほ 咄 望日 長

質 帥評

1081 ポリトロープ効率り。一+.に等しいとおけるから,二汗通 段の雫列全体の断熱効率りゎは.,は 髄

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ここに ちt‥1=ち′sL となり,キ・わこ1dはろ′。。1と異列の圧力比の関数となる。 (4)式をグラフで示せば第8図のようになり,り少。, が同じでも圧力比が大きくなれば,り心札rlほ小さくな る。(3),(4)式を(1)式に代入すれば次式 りad J71ad

--4担-+drぶ1。F。+Jれ1。SS-り㌔.。SS++r。,。Sゴ

ヤゎ比-l …〔-〕…(5) が求まり,全効率りa】1は次式のようになる。 でall=ワad●ワ、・01●ワm =・ ただし りⅤ。1:容枯効率 ワm:機械効率 一例として軸流速度を一定として, ‖〔】〕…(6) 〔-〕 〔一〕 圧力比を変化 させたときの恥を求めると弟9図のようになり, 圧力比が2.5以下になるとり凡.1は急に低下している。 増7・・ 一-一一エネルギ変換区間 ‡減速区間 p7帥t ♂ →旨 一句 亡さ\ \叫 トミト空ヽqて \/ 逐

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U 身ノ′ 伽∫如上 万/♂/ ノPt5と止t 帥t ぶfβf αf これは普通段の巽列の損失』rゎ1。SSに比較して,ほ かの部分の損失の割合が増加したためである。また 仮に段効率が同じであるとして,入Hおよび出口案 内巽の損失の影響を調べると,』れ1。SS,』了も1。SSが なくなるので,舞7図および弟9図から明らかなように後置静翼形 のほうがで王Ldはよくなり,その差は圧力比の小さいほど大きい+. 4.4 段効率ほ動,静翼の抗ノJと扮ノJの比が等しいとすれは,≠1三右対称 の速攻三角形をもった50%反動形が--〉・番よい。しかし,実際にはた とえ動翼と静巽をまったく対称形にしても,抗力と揚力の比ほ等し くならない。動翼表面の境界層内の空気ほ動翼とともに回転し,遠 心力を受けて外側にとばされ,動翼の先端部分に速度のおそい流体 の吹だまりを発生するため,この部分の損失ほほかに比べてかなり 大きくなる。Lieblein(8)はこの影瞥を調べるのに, 「7)式で示すような拡散係数かを導入し,

β二空言三業ヰ】若)-ト旦貨

ただし ぴ1,抑2:流入および流出相対速度 軌-1`lX:最高相対遠軽 5/C:節弦比 第10図およぴ 「-1‥.(■7ノ (mノsノ (m/s) (-ノ +C∼`:流入および流州の円畑力向の速度差(m/s) 動翼先端部でか≧0.4になると,損失ほ伽こ比例して増加するこ とを確認した二.50タ占届反動形でほ半径方向の釣合の条件から,出口 の軸流速瞳ほ人[Iより小さくなる。したがって,(7)式中の抑2/抑1 ・は減少し,JC∼↓ほ増加するのでかほ著しく増加L一.損失もそれにつ れて大きくなるこ.またこの形式では勃興の村村流人速度抑1が小さ く,転向角£(弟る図〕が大きいので翼の荷重が大きくなるため,動 翼先端の間隙,および外側ケーシング内F前の境界層の影響も増大す 41 エントロピ l〟ノ 前後置静箕形 第7図(a)軸流圧縮機のT-S緑園 -r るし9)。このようなことから,前後置静異形の50%定反動の巽列が必 ずしも効率最高とはならないで,圧縮性の影響があらわれる領域で はかえって後置静異形のほうがよくなる。 4.5 圧縮性(マッハ数)の影響 マッハ数朋 ̄ほ翼の人口速度と音速αとの比 肘二__里】 〝 「一「…(8) であらj--され、〟の値がある臨界値以下の場合は,実の性能はほと んど〟に関係しない。しかし〟が大きくなると,実の表面のある部 分は局部的に音速に達する⊂。これが臨界マッハ数〃eである。さら に〟が大きくなると衝撃波を発生し損失が増加する。同じ迎角で, 抗力除数が極小値の1.5倍になったときのマッハ数を抗力臨界マッ ハ数〟■加と呼ぷ。ルタの使かあまり大きくない懲域では,衝撃波自体 による出失は小さ(,歯甥波と境界屑との干渉iこよって起されるは く離による損失のほうが大きい。この関係も前述の拡散係数で判定 され,全比我 ̄ユ失は拡散係数のみの関数でマッハ数とは直接関係なく, 通常の〟か▲より火きい街域まで成立する(8)〕さらに〟が増大する と,抗力ほ′三ミに大きくなるとともに圧力上昇は低下し,ついに翼列 の比力上昇ほ窄むこなる._ この状態のマッハ数が最大マッ/、数〃肌で, 翼列はチョークするごノ 〃′・,すなわち凡才加は巽形によって異なる.ご′一般に翼の前線半径 が′トさく.雫の最大悼みの部分が後緑に近いほど,また巽の厚みが 薄くそりの′J、さいはど〟。は大きくなる。〟cが大きい異形を選らべ け.かなり大きい〃がとれ,それだけ圧力比も大きくなる。後置静

(5)

1082 昭和35年10月 Tっ1やだこ 此叫確貰鮎 L『

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〟β 朋 の 七㌔ 櫛息東塩蒜虞 (ム川-ハ以 P.如t エントロピ (占)後置静糞形 第7岡(b)軸流汗縮機のT-S祝園 朗 舶 抑 七炭 俵最京しふ鮒 ♂J 1-

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】 ク〆=β朗 ♂∫Z ♂且ク β戯7 2 J- 〃 ∫ J7 ∂ ♂〝 圧 力 比(句中∫ノ 第9図 軸流陀縮機の圧力比と内部断熱効率の関係

貿 弦(%ノ 叫 dん 〟之 α/ α2 払2 Jお/

β三驚碧=(′一浩)十等欝

第10国 拡 散 係 数 4.る 軸流圧縮機は細流圧縮機に比較して,特性曲線の傾斜が急である。 そのため作動範囲が狭く,作動点がサージソグ限界の近くにあるの で実用上しばしば問題になる。また圧縮機目体としても多段の場合, 各段の柑性曲線の傾斜が急であると,段のマッチングが困難になる。 したがって巽列としては,できるだけ作動範囲の広いほうが好まし い。弟Il図は3櫨類の巽列について風量,すなわち軸流速度の変化 dCmに対するインシテンスgの変化の割合』£を示したものである。 同図からわかるように,動翼の』王は前後置静異形が一番大きい。特 殊の設計をしない限り,失速は条件の最も厳しい動翼先端部からは じまるので10),巽列の作動範囲は前後置静巽形が最小となる■9)。

5.試

果 前章で述べたように,細流圧桁機の性能は各要素の性能の組合わ せで決る。そこでこれらの要素については,すべて基礎的な研究と, 実物に近い状態での試験を行い,その結果に基いてこの圧縮機の歳 終的な設計を決起した。 5.1巽形および翼列性能 従来の教科書でほ,圧縮性の影響で効率が低下するのを防止する た軌 〟の上Ⅰ睨として0.75∼0.80を与えている(11)(12).こ本機は後置 静巽形であるため,設計点における1段目動翼先端のマッハ数〟ほ り.78で,-一般産業用としてはかなり大きな値である。わが国で用い

(6)

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-43-5.2 段 特 性 圧縮機の流量と,1段目異動入11,lfl間段 静巽出口,および10段目静翼山口の状態伯を 測定して段特性を求めた。炊込フランジ部に おける体積流量Ⅴに対する断熱温度上昇値 JTa(1,およびポリトロープ効率恥。lの変化を 示したのが第13図であるし.り叩】ほ簡禅のた めゝド均伯で示したが.その放高は93%で,9() .0占′以上の街域ほ仙等広い。。策14図は5孔ヨ ーメータを川いてこう段Ⅰ]静発出口における速 度と,何度の分布状態を示したもので,流たIi 角僅の変化は±4度以内である〈〕 5.3 舞】5図ほ収支(弁全開の状態で吐山弁の開 峻を変え,吐出風追を変化させたときに測定 しノた結果を定格回転数.設計の吸込状態に換 簿して戌ゝうた仲仕帆線である〕全圧圧力比ほ 三笠計値の101%で設計伯とよく一致している。 内部断熱効率り且。,および電動枚の・抽端出力に 対する全効率りal.(増連装捏,クラッチの損失 を含む)ほともにそれぞれ89%および∂6%に j重した。弟15図にほ"要求瓜”と"i設計点” と2止記入されてあるが,要求止とほ鵬客よ り要求された最低仕様点である。軸動力の許 す範囲で流量を大きくするよう顧客側の希望 があったため,設計点は要求された断熱温度 上昇値に対し5,%大きくとった。弟15図か らわかるように,この軸流比桁機の牛劉生曲線 は憤斜がゆるやかで作動範囲が.Iムく,サージ ソグを起す流量は設計流量の約85%である。 また内部断熱効率り且dが鮎%以上の領域ほ, 設計流量のゴニ8鬼'に達している。 ちなみに同じ圧ソJ比の前後置静異形(15)と 本機の土特性曲線の比較を示すと第】占図のよ

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言 航空技術研究所納3,750kW[+由渦後置静異形軸流址紡機につい て構造,特長,ならびに試験の結果を述/く,信掛附こ富み,性能の すぐれていることを示した。本機に引きつづき高炉送風川,あるい は空気分離装置用の後置静巽形軸流圧縮機を多数製作中であり,多 くの特長をもったこの形式の圧縮機は一般産業別とLて、将来ます ます利用範囲が広くなるものと期待されている。 本報をまとめるに当り終始懇切なご指導を賜った東京大学脚嗜教 授,航空技術研究所山内正男氏,松木正勝氏および鳥崎忠雄氏に対 しここに謹しんで感謝の意を表する。 参 茸 文 献 土F出世刷 イ 第42巻 第10号 サーノング兵

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設計央

要求真因

電動機出力ゝ仰叫,※ 断熱効率 グけJ 全効率ク〃〟 全圧圧力比卿∫ 〝 ∠♂ 打 流 量 G(幼) 第15図 特 性 曲 線 前彼置静形 後置静童形 L7♂ つン′′ /ん7 ′吋' 仰 「轟1軍 第16L潔l特 件 榊 槻 ノ1比 較 E52A24 し1952ノ (3)J.F.Klapproth: (4二)P.F.MartinLIZZi 567891011 (12) (13) (14)

(1)河崎:機械学会誌引,1436(昭33-12)

(2)S.Lieblein,G.W.Lewis,D.M.Sandercock:NACA

RM (15) /ル /ノ〟 NACA RM E53L23a

Transactions of the ASME Series A

3、244(1959■) 瀬賀,横山:日立.辞論40,1437(■昭33-12′) 潮賀,敵Ll:機械学会誌るl,1453(昭33-12) M.Sega,E.Yokoyama:8ulletin ofJSME2,451(1959) S.Lieblein:NACA RM E53L22(1957) R.J.Tackson:NACA RM E52GO2(19571 生井:機械学会講演前刷4,17(昭33-4)

B.Eckert:Axialkompressoren und Radialkompressoren

lll(1953) 渡部二 空気機械 T.Von Karm丘n 127(1956) A.H.Shapiro: 156(昭34-12) :CollectedWorksofT.VonK畠rmanIV

The Dynamics and Thermodynamics of Compressible Fluid Flow(1953)

参照

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