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ビタミンEによる生体膜脂質フリーラジカルの捕捉反応

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Academic year: 2021

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Title

ビタミンEによる生体膜脂質フリーラジカルの捕捉反応( は

しがき )

Author(s)

山内, 亮

Report No.

平成8年度-平成9年度年度科学研究費補助金 (基盤研究(C)(2)

 課題番号08660151) 研究成果報告書

Issue Date

1997

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/311

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

は じめに 生体膜脂質の過酸化は、種々の疾病を引き起こす原因の一つ であるこ とが知ら α-T)は脂溶性フ 化反応を抑制して α-Tが脂質ペルオ ドロ ペルオキ シド よる。その結果生 ラジカルを捕捉す ルオ キシラ ジカ ル れている。ビタ ミ ンE(α-トコフェロール、 リーラジカル捕捉剤と して、生体内脂質過酸 いると考えられている。α-Tの抗酸化作用は、 キシラジカルに対して水素原子を供与してと と し、ラジカル連鎖反応を停止させるこ とに じたα-Tラジカルはも う1分子のペルオキシ ることができる。従って、α一Tは2分子のペ を捕捉できる。このよ うなα-Tの抗酸化機構 を説明するために、これまでα-Tの反応生成物が精力的に研究 されている。 本研究は生体膜におけるα-Tのフリーラジカル捕捉反応の解 明を目的に、まず、生体膜モデルと してホスファチジルコリ ン (PC)リポソーム過酸化反応におけるα一TとPC由来のペルオキ シラジカルとの反応を調べ、反応生成物と してα-Tキノ ン、エ ポキシーα-Tキノン、8a-(PCペ)t/オキシ)-α-トコフェロンを明 らかにした。次に、ダイズリポキシゲナーゼを用いて調製した PCヒドロペ)t/オキシドとα-Tを鉄触媒下で反応させ、α-Tと

PCペルオキシラジカル付加物の多量調製法を確立した。さ

ら に、生体内でのα-Tの抗酸化作用の解明を目指して、ラット肝 臓ホモジェネートを過酸化反応させた時のα一丁酸化生成物の挙 動を検討したものである。 以上の本研究によって、生体膜モデルであるリポソームにお けるα-Tの脂質フリーラジカル捕捉機構が明らかになり、この 成果が生体におけるα-Tの抗酸化作用機構のさらなる解明に役 立てば幸いである。 終わりに、本研究を遂行するにあたり様々な実験上の協力を してくれた岐阜大学大学院生水野裕美、原裕司両君に感謝しま す。 平成10年3月 山内 亮

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