高等学校数学までに学ぶ数の無理数性について
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(2) とを示す節である。. が無理数であることを証明する。. 3章のr自然対数の底εの無理数性」では,いくつもあ. 5.1節の「一般的な連分数」では,3.1節で述べた「正. る自然対数の底eの無理数性の証明方法をいくつか述. 則連分数」よりも,より一般的な連分数について述べて. べていく章である。. いる。. 3.1節の「正則連分数」では,これ以降も使うであろう. 5.2節のrtan”の無限連分数表示」で. 「連分数」のなかで,一番初歩的な「正則連分数」につ. は,λ.Pr伽g5加4mのアイデアを用いて,tanπ(πは. いて触れる。この「連分数」の内容の中での一番の軒. 有理数)が無限連分数表示され,tan”の値が無理数とな. としては,r正則無限連分数」というように表される数. ることを示せることから,その対偶(tanπの値が有理. は,すべて無理数となることがわかるので,この節以降. 数ならば,πは無理数)をとることにより,π=π/4のと. では,重宝される。. き,π/4が無理数となり,ゆえにπが無理数となること. 3.2節の「eの無限正則連分数表示」では,3.1節で述. を証明する。. べる「正則無限連分数」という連分数に,eが表示でき. 5.3節のr微積分を月]いた無理数性の証明」では,背. るということをいくつかの定理を交えて説明する。. 理法を使い,πが無理数であることを示すのだが,その. 3.3節のr微積分を用いたeの無理数性」では,r無. ためには,ある定理が必要になってくる。その定理には. 理数性」というよりも,2章で述べた「超越性」を導き. 微積分を使ったものがいくつかあるため,このような. 出してeが無理数(超越数)であることを証明する。. テーマにしている。. 3.4節のr無限級数を用いたeの無理数性」は,この 章の最初で述べた,高等学校数学で習う方法を用いて, 初等的に,かっ比較的わかりやすく無理数性の証明を示 した節である。. 4章のr三角関数の値が有理数のときの角度の無理数 性」では,三角関数(正弦,余弦,正接〕0)値が有理数の. とき,(特別な場合を除いて)角度が無理数となること. を証明している。また,その対偶であるr三角関数の角. 度が有理数のとき値は無理数」という方法でも証明を 打っている。. 4.1節のr正接関数の場合」では,.正接関数において、. 値が(特別な場合を除いた)有理数となる場合,その角 度を度数法で表すと,その角度が必ず無理数となってし まうことを示している。さらに,正接関数の加法定理が できるレベルの方なら、(なんとか)理解できる証明も 行いました。. 4.2節のr正弦,余弦関数の場合」では,主に柳原弘. 志著の「初等整数論」に書いている方法で数の照理数 性の証明を行っている。また,その際に山てくる命題を. 用いて,高等学校数学において出てくる(3次以上の) 多項式の因数分解が楽になる方法も載せている。. 5章のr円周率πの無理数性」では,3.1節で述べたr正 員1」連分数」をより一般化したr連分数」を用いて,πが. 主任指導教員 渡辺 金治. 無理数であることを証明する方法や,微積分を用い,π. 指導教員渡辺金治. 一351一.
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