◆上下水道局組織の強化・充実 「上下水道事業が抱える課題に、局が一丸と なって対応できる組織」 「お客さまにとって便 利でわかりやすく、職員にとっては業務効率の 良い組織」を構築し、上下水道局組織の強化と 充実を図るため、上下水道事業を一体に捉えた 組織再編を行います。 なお、新たな組織体制は、新管理棟完成によ る上下水道事業の執務場所の統合と合わせて、 平成 28 年 4 月からスタートします。 ●その他の実績 <行政改革実施プラン(前期)の改革課題> 改革課題 取り組み内容・目標 41.③下水道事業 経営健全化 汚水私費、雨水公費の負担 の在り方を検討するとと もに、積極的に公共下水道 への接続を働きかける。 ・平成 25 年 10 月に下水道使用料の増額改定を 行い、一般会計からの基準外繰入金を縮減し ながら純利益を計上した。また、水洗化促進 に向けた啓発文書の発送回数を増やすなど、 積極的に公共下水道への接続を働きかける とともに、水洗化が義務付けられている供用 開始後 3 年間を経過した未接続家屋に対する 実態調査、接続への指導及び勧告を引き続き 実施し、80 件の水洗化促進を図った。 <業務改善のテーマ・目標> テーマ 取り組み内容・目標 予納金制度の見直 し 工事等臨時用水道の料金未 納を防ぐための予納金制度 について、業務量と効果を 検証し、より効率的・効果 的な制度の確立を図る。 ・工事等臨時用水道の料金未納は稀なことか ら、予納金制度の業務量と効果について検証 を行った結果、お客さまの手続きの簡素化と 事務の効率化を図るため、平成 28 年 4 月か ら廃止することとした。なお、予納金制度の 廃止後は、臨時用水道使用申込時の誓約事項 により指導の徹底を図るとともに、必要に応 じて停水を行い、未納金発生の抑制と解消に 取り組んでいる。 上下水道経営室 給排水管理課
<平成 27 年度>
上下水道局
経営部の取り組み実績
Ⅱ 行政改革・業務改善
Ⅰ 重点施策・事業
実績 実績 ・公営企業として、安定経営の持続をめざ した戦略的な事業運営の推進と災害時 などに備えた危機管理体制の強化を図 るため、水道・下水道事業を一体的に捉 え、水道部、下水道部を「経営部」及び 「事業部」に再編することとした。また、 再編と合わせた執務場所の統合により、 水道・下水道事業のスムーズな連携によ る業務の効率化につなげるとともに、給 水・排水設備関係の窓口業務をワンフロ アで行えるよう「給排水管理課」を設置 することとし、お客さまの利便性の向上 につながる体制整備に取り組んだ。 実績 (上下水道事業経営審議会設置) ・近年、上下水道事業を取り巻く環境が変 化していくなか、より多角的な課題に適 切に対応するため、「枚方市上下水道事業 経営審議会」を条例制定により設置する こととした。 現在、給水収益に影響を与える水道大口 需要者の地下水採取への移行、平成 27 年度実施の包括外部監査において意見 として受けた口径別料金体系の検討や 基本水量の設定の見直しに対応してい く必要があり、今後、水道料金制度のあ り方について同審議会へ諮問する。テーマ 取り組み内容・目標 庁内ネットワーク システムの積極的 な活用 経営部では、局内全体に関 わる総括的な業務を所管 するため、局内向けの周知 など、庁内ネットワークシ ステム機能を積極的に活 用し、事務の効率化を図 る。また、局内でのシステ ムの利用促進に努め、局全 体の事務の効率化に繋げ る。 ・庁内ネットワークシステムの設備予約の機能 を活用し、上下水道局庁舎内の会議室及び貸 し出し可能備品の予約を行うことにより、各 課の事務の効率化が図れた。また、局内全課 に共通する事項などをファイル管理に掲載 することにより、効率的な周知を行った。 今後、庁内ネットワークシステムの設備予約 の利用拡大や局内各部署への周知のための ファイル管理、掲示板の活用等、業務改善に つながるシステムの利用について、課題整 理、実施に向けた検討を行っていく。 テーマ 取り組み内容・目標 公用車事故防止策 の継続実施 上下水道局では、ダンプ車 や給水車など特種車両も 有し、車を使用する業務が 多いため、公用車事故の防 止に向けて、継続的な啓発 を行っていく。また、啓発 がマンネリ化しないよう、 工夫を凝らす。 ・水道事業安全衛生委員会において、「安全運 転」をテーマに、上下水道局の職員全体を対 象とした安全衛生研修会を実施した。自分の 身にも起こり得る実際にあった事故情報か ら、予防・対処法など安全運転管理について 学ぶことにより、効果的な安全運転技術の習 得とともに、事故防止への啓発を行うことが できた。 ◆水道事業会計は、節水機器の普及や人口減少、 加えて、大口需要者の水道水利用から地下水 採取への切り替えにより、給水収益の減少が 続きますが、経費節減を徹底し、健全な予算 編成を行いました。さらに、予算執行につい ても、経費削減に取り組み、健全な経営を維 持します。 また、資本的収支では、建設改良費が増加し ますが、自己財源を活用し、企業債発行額を 抑制しながら、計画的に企業債残高の縮減を 図ります。 実績 実績 ・節水機器の普及などに加え、大口需要者 の地下水利用の影響は大きく、引き続 き、給水収益は減少した。一方、費用面 では、職員給与費は減少したが、資産減 耗費の大幅な増加などにより、単年度純 利益は前年度より減少し、11 億 6,940 万 5 千円を計上した。 企業債については、自己財源の活用によ り、新規発行額を償還額以下に抑制し、 引き続き、残高の縮減を図った。 【対前年度決算比】 給水収益減少額:約 1 億 4,308 万円 職員給与費削減額:約 1 億 6,544 万円 資産減耗費増加額:約 2 億 857 万円 単年度純利益減少額:約 2 億 8,057 万円 企業債発行額:約 11 億 2,280 万円 企業債償還額:約 14 億 4,766 万円 企業債残高:約 211 億 2,762 万円 【対前年度決算比】 企業債残高削減額:約 3 億 2,486 万円 実績
Ⅲ 予算編成・執行
◆下水道事業会計は、供用開始区域の拡大にも かかわらず、水需要は減少し、使用料収入の 減少傾向が続きますが、経営の効率化、経費 の節減に努め、一般会計からの基準外繰入金 を削減した予算編成を行いました。 ◆本市水道事業の将来を担うエキスパート職員 を、長期的視点で育成していきます。そのた め、本人の意向や適性などを見極めながら、 部内のジョブローテーションを活用し、若手 職員の資質や能力の向上に努めます。 ◆水道事業が、お客さまの信頼の上に成り立っ ていることを、全職員が再認識し、服務規律 の確保を徹底していくため、コンプライアン スの向上に向けた取り組みを継続的に行って いきます。
Ⅳ 組織運営・人材育成
・技術的に特殊な上下水道局の業務を広く 担える職員を育成するため、水道・下水 道事業それぞれの部署だけでなく、両事 業間の人事異動を行い、将来への技術継 承を見据えた取り組みを行った。 また、年度当初、上下水道局へ異動して きた職員を対象に、上下水道局各課の業 務を案内する研修を実施するなど、水 道・下水道事業の取り組みについて習得 する機会を設け、職員の資質の向上に取 り組んだ。 ・一般会計繰入金を縮減する一方、使用料 収入は、民間の建設現場における大量の 湧水など、臨時的要素により増加した。 また、費用面では、職員給与費や企業債 利息など、経費の節減に努めたことによ り、単年度純利益は前年度より増加し、 27 億 187 万 3 千円を計上した。 【対前年度決算比】 下水道使用料増加額:約 6,055 万円 一般会計繰入金削減額:約 3,263 万円 単年度純利益増加額:約 2 億 4,658 万円 実績 実績 ・職員が常に襟を正し、コンプライアンス の推進を図ることが市民の信頼につなが ることから、上下水道局全職員に対して、 コンプライアンスの徹底、個人情報の保 護、信用失墜行為の禁止などについて、 適宜、通達を行い、服務規律の確保に努 めた。 実績・ケーブルテレビの市の情報提供番組で 「安全でおいしい水道の水ができるま で」をテーマに家庭の蛇口に水道水が届 くまでをわかりやすく紹介した番組を 制作し、放送するとともに、市ホームペ ージで動画配信した。また、出前講座の 実施やイベント参加により上下水道局 の取り組みについて情報発信する中で、 安全でおいしい水道水の安定的な供給 について PR した。 ・平成 28 年 4 月からの組織体制、執務場 所の変更について、広報、ホームページ で周知を図るための準備を行った。ま た、問い合わせ先や行き先等でトラブル が発生しないよう、より確実に情報発信 するため、全戸配布用の冊子「水道・下 水道ガイド」を作成した。なお、冊子の 内容は、新たな組織体制、窓口業務の案 内だけでなく、水まわりの役立つ情報な どを掲載し、保存版として活用できるも のとした。 ◆安全でおいしく、安価な水道水のPR 高度浄水処理を施した安全でおいしく、し かも安価な水道水について、広くPRを図る ため、市の情報提供番組で、高度浄水処理な ど水処理に関する特集を制作し、放送するほ か、出前講座やイベントなど、様々な機会を 通じて水道水に関する情報を発信します。 ◆下水道の PR 広報ひらかたや出前講座、FM ひらかたなど の地域メディアを活用し、下水道に関する情報 を市民に提供します。 ◆新組織体制に関する情報発信 平成 28 年 4 月からの新たな組織体制、上 下水道の執務場所の統合にあたって、問い合 わせ先や行き先等でトラブルが発生しないよ う、様々な広報媒体を活用し、わかりやすく 情報発信していきます。