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パインアップル副産物の利用に関する研究(第2報) ブロメリンの硫安及び有機溶媒による分別について

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Academic year: 2021

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(1)

Title

パインアップル副産物の利用に関する研究(第2報) ブ

ロメリンの硫安及び有機溶媒による分別について

Author(s)

当山, 清善

Citation

沖縄農業, 4(2): 22-28

Issue Date

1965-12

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/997

Rights

沖縄農業研究会

(2)

パ イン ア ップル副産 物 の利 用 に関 す る研 究 (

2

報)

ブ ロ メ リ ン の 硫 安 及 び 有 機 溶 媒 に よ る 分 別 に つ い て

(琉球大学幾芸化学科)

蓄えが き

パ インア ップル に含 まれてい る出白質分解酵素ブロメ リンが食肉衰軟化剤並びに医薬品 として利用 され るよ う にな り,ノ、T7イほおいてはその盟産が行 なわれてい る.

L

良近 円木 において も米国か らプ ロメ

ン原粉末 を輸入 し て魁晶化が行なわれるよ うにな ったlノi').パ イソア ップ ル産業が

球の妄掛韓座業 として発適 しT.:今 ETその副産物 の利用の一環 としてプロメ

ソ音数晶化す ること も重要 な加越 の一つ であろ う.

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梢 は前職 8)せこおいてパ インア ップル嘩本 恥におけ る ブロメ リンの存在状鳩 を明 らかにす ると共に粗軒紫液を 用いて 2,3の性質を検討 した.木報に1.Jtいては硫安及 び有機桁的i:tこ,kる栄 肉汁,-=%汁及 び菓汁か らのプロメ リ yの分別について検討 したので報告する. (ハ ワ 1ほお いては雌 にバ イこ'ア ップルか らアセ

i

y粉末 として製品 化されているといわれるが その場脚 fJデ- クーが入手用 離なため水火験 を行 なった.) なお原料か らのブロメ

ンの回収率及びその性状等 については次報で報告す る.

実験 方 法

1) 果 肉 汁 ,茎 汁 及 び 葉 汁 の 調 製 兜 肉汁は果実 ,=p制度心抜 き托 した緊内部分 を 破 砕 搾 汁,纂汁及 び非汁 は基 部及 び基部を細断 して ミキサーで 破砕搾汁後 それぞれ遠心分離機で浮遊物 を除去 して摺溶 液 を得 ,他郷 こ際 してそれぞれpf15.0に調節 した.

2

)

硫 安 分 別海 事斤 Osborne亜二法に従い各飽和度 になるよ うに室温で固体 硫安 を添加後生成する沈殿 を遠心分離機 (4000回転,ユ0 分)で分離 した.各沈殿部分 を蒸留水 に潜解 してセロフ 7ソ膜 で蒸留水 に対 して一夜透析後-走塁 に して酵素骸 とした .

3

)

有 機 溶 媒分 別 有機溶媒 として アセ トン (96%)及びアル コール (95 ・ o/a)を用い萩原5)の方法 に従い室温で各分別潰度 にな る よ うに添加後生成 す る沈殿 を遠心分離機 で分離 した.令 沈殿 部分 を 一定塁の生理 食塩水 に 溶解 して軸索液 とし た .

4)

ブ ロ メ リ ン活 性 の 測 定 プ ロメ i)ソ活性.は前報3)に従い Folin法 で測定 した.. 酵素液 は活性力に応 じ適宜希釈 し,反応条件 はpH6・5, 40oC,10分 とした.活性値 は光'Fq比色計 (610m /t)の 吸光度 (0.D・) を もって示 した. 各館素液の蛋白質濃度は各分別部分の鑑白質濃度に応 じ過客希釈 して萩原の銅-Folin墨色改変法6)に従い光

'

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E比色計 (650JLnJL)で里色度 を測定 した.. その浪度 の 値は得 られた吸光度 (0.D.)を各酵素液について希釈 倍数 した値を もって示 した.

実験 祐 果 及 び考 察

1) 果 肉 汁 、 茎 汁 及 び 葉 汁 の 硫 安 分 別 塩 析 舘 1図は各汁液 を硫安塩析 して各分別沈殴部分 につい てブロメ リン活性及 び蛋白質濃度 を測定 した もの で あ る.図か ら明 らかなよ うにブ ロメ リン活性及 びその蛋白 質 は果肉汁では0・1-0.3硫 安飽和度で沈殴 し,茎汁 では .1-0.5飽和度 ,葉汁では0.1-0.6飽和度 で沈殴 した. 各 汁液か らの硫安 によ るブロ メ リン蛋 白質は有機溶媒の 場合 よ り沈毅の生成が困難なためその分轍に遠心分離 機 を使用 しなければな らない . また蛋白質 中に残留す る塩 賓 を除 くため透析 その他 の処理 をしなければな らない欠 点 はあ るが ,ブロメ リン標品の精製 の ためには有効 な手 段 と考 え られ る.

(3)
(4)

24 柴汁共 に・80-90%の分別髄 分 で敬 もたかい値 を示 してい ら . これは各汁液 中の蛋 白質組成が 異な るため で あ ろ う. しか し各汁液共分別 しない場合 は80% 以下の アセ ト y澱度でブ ロメ リン蛋 白質 はすべ て沈殿 してお りこれは 蛋白質が不純物 と典に沈殿す るためであろ う.各汁液 に おける沈殿 の生成及び その分離は茎汁の方が巌 も容易で あ った. 2) 果 肉汁 ,茎汁及び蕪 汁の アセ トン分脈 各汁液 について各分別濃度にな るようにアセ トンを加 え生成す る沈鞭部分 についてブ ロメ リン活性及 び蛋白質 浪鹿 を測定 した..その結果を果 肉汁 は第2図 ,.茎 汁は第 3図.,

汁は節 4図に示 した.果 肉汁,茎 汁及 び柴汁の 殆 どのプロメDy活性が それ ぞれ80-90%,30-809/O及 び70-900/Oの分別部分 にあ り,式日贋濃度 は果 肉汁及び 粥 日 印 濃 雌 ソ ‖ メ リ ン ′l ; 叶 = '' ノ ー .TJ ・11・;2 図 果 汁 肉 小 の と rJ' -L・ ト 白 拭 濃 度

(5)
(6)

媒 血 餅 過 度 7 0 メ リ ン k I 件 つり { ︼ l lu 30

0

-5

0 セ n -70 7

o・

-鮒

那 4図 瀬 汁

の プ ア セ ト ン

3)

果 肉汁及び墨 汁の ア ル コ ー ル分 別 第 5図及 び第

6図

はそれ ぞれ 緊肉汁及 び茎汁 につ いて 各分別渋度 になるよ うにアル コール を加 え生成す る沈殿 部分のプ ロメ リI/・活性及 び蛋由質濃度 を示 した ものであ ち.図か ら明 らかの よ うにアセ トンによる分別沈殿部分 と同 じ く果 肉汁及 び掌

のプロメリ.

y

活性はそれ ぞれ80 -30% 及び40-・800/Oの沈殿部分 にあ り,蛋白質濃度 もブ ロメ リ

活性の たかい部分 でたかい 値を示 している.両 40 -50 ) %′1 20 -3 度

0

-10

浪 ン ト 60 -70 ロ メ リ ン 油 性 及 び 蛋 白 A'濃 度 と 濃 健 と の 関 係 沖波共分別 しない場合 は800/oアル コー

濃度 ですべ ての プロメD

y

蛋白質 は沈殿 してい る.アセ トン及 び アル コ - ..叫 こつい て沈膜の生成及 び その分 離の難易 を比 較 した 場合特 に異 肉汁においては アセ トンの 方が容易 で あ っ た..しか し企業的.に原料 か らブ ロメ リンを分離 抽出 す る場合 には溶媒の供給状態か らして琉球 においてはアル コールが 薗利 であろ う. アセ ‡ソ及 び アル コ-ル にJ:ら プロjyyの粉末 化並 びにその性状 について今後検討す る必 要が あ る.

(7)
(8)

28 蛋 白 鮮 濃 度 ブ ロ メ リ ン 活 性 第

6懐

茎 汁 中 の ブ ロ メ リ ン 活 性 及 び 蛋 白 質 過 度 と ア ル コ ー ル 過 度 と の 関 係

パ インア ップル 果 肉汁 ,茎 汁及 び柴 汁 中 に含 まれ るブ ロ メ

>・・.'・Cつい て硫 安分 別塩析及 び有機 溶媒分別 沈毅 を 検 討 し次 の結果 を得 た. ユ) 果 肉汁 ,茎 汁 及 び 東沖 中の プ ロ メ Dy は それ ぞれ 0.1-0.3,0.2-0.5及 び0.2.-0.5硫安飽和度 で塩析 され LZ.i )I_. 2) 果 肉汁 ,茎 汁及 び典 汁中の プ ロ メ タ}/は それ ぞれ ア セ トン濃度80-90,30-800/O及 び70-900/Oで 分 別 沈 殿 し,J各 汁液其80C/O以下 の アセ トン温度 ですべ ての プ ロ メ リソ動 白質 は沈殿 した. 3) 果

汁及 び墨 汁

の プ ロメ リ

l

/は それ ぞれ アル コ-ル

度40-80%及 び80-90%で分別 沈殿 し,

両汁

液共80 0/o以 下 の アル コール 濃度 で すべ て の プ ロ メ リソ蛋 白質 は 沈殿 した. バIソア ップ.7L,原 料 を提 供 して い ただ い た琉 球 農連 パ イン工場 並 びに中部食品KKに感 謝致 します . 文 献

1

)

村地 孝(名古 屋市大 医学部)二私信

2

)

角 田正 三 (新 日本 産業KX) :私信

3

)

当 山潜幸 ⊥963.沖縄農業 2(1) こ22-25

4)

款 原 1955.酵 素研 究 法1 :130 5)

威原

同 上 p・136 6 ) 栽風 聞 上 p・・164

参照

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