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[記事](研究発表会要旨)木炭アク汁を用いた沖縄そばについて: 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

[記事](研究発表会要旨)木炭アク汁を用いた沖縄そばにつ

いて

Author(s)

田村, 博三; 赤嶺, 欣哉; 照屋, 比呂子

Citation

南方資源利用技術研究会誌 = Journal of the society tropical

resources technologists, 8(1): 74-74

Issue Date

1992-03-20

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/14063

(2)

ニュース 南方 資源利用技術研究会誌 木炭アク汁を用いた沖縄そばについて 沖縄県工業試験場食品室 ○田村博三 ・赤嶺欣哉 ・照屋比呂子 はじめに これは,平成

2

年度技術開発研究費補助金を受け, 「沖縄そば専用かん水 (アク汁)の開発およ び品質特性の高度化に関する研究」というテーマで行 った研究の一部です. 沖縄そばの起源については,はっきりとしていないが,与久田 らの調査によると,那覇 でそば屋 が出現 したのが,明治時代の中期以降のようである.沖縄そばの名称 も,その当時は,単に 「すぼ」 または 「支那すぼ」と呼ばれ, 「沖縄そば」と呼ばれるようになったのは,戦後になってか らのよ うである. 沖縄そばの伝統的製造法では,木炭のアク汁が用いられてきた.このアク汁は,堅 い木 ほど良質 なアク汁が取れ,代表的な木 として,アカギ,ガジュマル, ギ ィチ ジャ (げっきつ), チ ャーギ (いぬまき)等がある.しか し,近年では,木炭の入手が困難であるため,既製 のかん水 を用 いて 製造 している.既製のかん水で製造 したものは,木炭アク汁で製造 したものに比べ,香 り ・味等が 異なる.今B],木炭アク汁を用いて沖縄そばを製造 し,アク汁の組成及び麺の物理性 について,若 干の知見を得たのでここに報告する. [方 法] 使用 した木炭は,アカギ ・ガジュマル ・シージャー ・ユーナ ・ユシギ ・カシ ・バガスの7種類 を 用いた.棲準 として沖縄生麺共同組合の粉末かん水を用いた.灰にイオン交換水 を加え, アク汁を 抽出し,ポーメを2度に調製 した. アク汁の分析は,原子吸光光度法 ・モール法 ・モ リブデン青 アスコルビン酸法 ・クロム酸バ リウ ム吸光光度法により定量を行ない

,

Ⅹ線回折装置により定性を行なった, 麺の分析は, レオメーター ・レオログラフ ・カラーアナライザーを用いて,引張強度 ・動的粘弾 性 ・色の測定を行 った.また官能評価 も行なった. [結 果] アク汁の ミネラル成分は

,K・Na

が主成分であった.その他は

K

の1/1500以下であった

.X

線回 折で定性 した結果,KCl,K

・Na

の炭酸塩,K

・Na

の硫酸塩が確認できた. シージャ-を用いて製造 した麺 は,引張強度 ・動的弾性率が高 く,色 もきれいな黄色であ った. また,官能評価で も最 も評価が高かった. - 7

参照

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