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https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 若手研究開発者の研究開発環境とモチベーションに関 する質的研究 Author(s) 金間, 大介 Citation 年次学術大会講演要旨集, 27: 384-387 Issue Date 2012-10-27Type Conference Paper Text version publisher
URL http://hdl.handle.net/10119/11044
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本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.
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手研究 発者の研究
発環境と チ
ー
ンに関する
的研究
金間大 情報大学) 現 新 をも めた な 環境 にある日本 にとって 続的な知識 造による の 持・ 化は重要な課題となっている。一方で 知識 造の源 となる多くの研究 発の分 におい て アジアや の しい い上 にあい における日本の相対的な 感は ・ ともに低 しつつある。そこで本研究では 大学や公的研究機関に 属する 手の 系 に 目し らの 研究 発に対する動機づけを分析した。 手研究者や 者の チ ー ンを 定する要因を明らか にし 策や に活かせ の チ ー ンを高めることによって や研究コ ティ さらには や 域全 の活性化に 献することができる。そこで に研究 発の最 で仕事をして いる 手研究 発者に対しインタ ーを行い どのような時に研究 発に対する チ ー ンが向 上し より 造的なパ ー ンスを発 できるのかを することを目的とした。リ ーチクエスチ ンとして の 3 つの課題を 定し 手研究 発者の動機づけ 念の を た。 課題 1 手研究 発者の チ ー ンの向上・低 要因を明らかにする 課題 2 チ ー ンの向上・低 要因が 手研究 発者の仕事 りに与える影響を明らかにする 課題 3 手研究 発者の チ ー ンを高める方策を る 2 本研究では 外発的 チ ー ンと内発的 チ ー ンいう 2 つの 念に を く。 チ ー ンに関する研究者の間では 外発的 チ ー ンはより 配的な要 を持 の 造性に対 し正と負の 方の影響を与えると考えられている Chen Ford & Farris 1999 Mangelsdorf 2009)。 え の多 業に 属する研究者 1,544 を対象とした研究では 給与 機会 与の 3 つが最も影響 のある チ ー ンであるとした Manolopoulos 2006)。一方 Lee & Maurer 1997) は 研究者の報 について 金 や などの外的報 よりも しろ 研究者の意向に合ったキャリ アプランや 来の 用の可能性を高めるような 験を ための ・ およ 能 発の場のを重 する 要性を 調している。
一方 内発的 チ ー ンは少なくとも外発的 チ ー ンと同等 あるいはそれ 上に研究者 の知識 造活動を するのに であることを する研究報告もある え Sauerman & Cohen 2008)。内発的 チ ー ンの研究を 年続けた Deci & Flaste 1995)は 内発的 チ ー ンを 向上させる最大の として 自 性・ 能感・関 性を ている。また 外的報 は内発的 チ ー
ンを する可能性があると結論づけている。
本研究では もう 1 つの 目す き理論として 動機づけ- 生理論を る Herzberg, Mausner, & Snyderman, 1959)。Herzberg らは ッ バーグ 内の 200 のエンジ アと会計 にインタ ーし 仕事の上で 験した事 のう 職務 足 が って向上した と に職務 足 が に 低 した を た。その結果 の 5 つの要因- 認 仕事そのもの -が職務 足に大きく 献しているとともに これらの 5 要因は 職務に関する 足を た時には と ど
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手研究 発者の研究
発環境と チ
ー
ンに関する
的研究
金間大 情報大学) 現 新 をも めた な 環境 にある日本 にとって 続的な知識 造による の 持・ 化は重要な課題となっている。一方で 知識 造の源 となる多くの研究 発の分 におい て アジアや の しい い上 にあい における日本の相対的な 感は ・ ともに低 しつつある。そこで本研究では 大学や公的研究機関に 属する 手の 系 に 目し らの 研究 発に対する動機づけを分析した。 手研究者や 者の チ ー ンを 定する要因を明らか にし 策や に活かせ の チ ー ンを高めることによって や研究コ ティ さらには や 域全 の活性化に 献することができる。そこで に研究 発の最 で仕事をして いる 手研究 発者に対しインタ ーを行い どのような時に研究 発に対する チ ー ンが向 上し より 造的なパ ー ンスを発 できるのかを することを目的とした。リ ーチクエスチ ンとして の 3 つの課題を 定し 手研究 発者の動機づけ 念の を た。 課題 1 手研究 発者の チ ー ンの向上・低 要因を明らかにする 課題 2 チ ー ンの向上・低 要因が 手研究 発者の仕事 りに与える影響を明らかにする 課題 3 手研究 発者の チ ー ンを高める方策を る 2 本研究では 外発的 チ ー ンと内発的 チ ー ンいう 2 つの 念に を く。 チ ー ンに関する研究者の間では 外発的 チ ー ンはより 配的な要 を持 の 造性に対 し正と負の 方の影響を与えると考えられている Chen Ford & Farris 1999 Mangelsdorf 2009)。 え の多 業に 属する研究者 1,544 を対象とした研究では 給与 機会 与の 3 つが最も影響 のある チ ー ンであるとした Manolopoulos 2006)。一方 Lee & Maurer 1997) は 研究者の報 について 金 や などの外的報 よりも しろ 研究者の意向に合ったキャリ アプランや 来の 用の可能性を高めるような 験を ための ・ およ 能 発の場のを重 する 要性を 調している。
一方 内発的 チ ー ンは少なくとも外発的 チ ー ンと同等 あるいはそれ 上に研究者 の知識 造活動を するのに であることを する研究報告もある え Sauerman & Cohen 2008)。内発的 チ ー ンの研究を 年続けた Deci & Flaste 1995)は 内発的 チ ー ンを 向上させる最大の として 自 性・ 能感・関 性を ている。また 外的報 は内発的 チ ー
ンを する可能性があると結論づけている。
本研究では もう 1 つの 目す き理論として 動機づけ- 生理論を る Herzberg, Mausner, & Snyderman, 1959)。Herzberg らは ッ バーグ 内の 200 のエンジ アと会計 にインタ ーし 仕事の上で 験した事 のう 職務 足 が って向上した と に職務 足 が に 低 した を た。その結果 の 5 つの要因- 認 仕事そのもの -が職務 足に大きく 献しているとともに これらの 5 要因は 職務に関する 足を た時には と ど されなかったことを見出した。一方 足要因として られたのは 会社の 策や 方 理 給与 対 関 業 件であり これらが職務 足を く事 に出現することは めて であっ たとしている Herzberg 1968)。これらの結果については 多くの により されている え Schwartz, 1963)。 本研究では これらの研究 果を参考にしながら 主に大学や公的研究機関の 手研究 発者を分析 の中心に えた。 3 本研究では 手の研究者・ 者に対しインタ ーを行い らの研究 発活動に対する チ ー ンを った。インタ ーは 4 大学 A 大学 B 大学 C 大学 D 大学)なら に 1 公的研究機 関 E 研究 )から 出された合計 19 を対象とした。 者の年 は 28 から 41 で 研究 は最も短い 者で 1 年 最も い 者で 11 年であった。また 19 中 17 が の学 を 得しており りの 2 は を 得していた。 者の 門分 は 料工学 高分子化学 科学 料 計 化学など)が 6 コン ータ・ イエンスなら に情報科学が 4 環境工学・ 工学が 3 ・ 子・ 工学が 3 生 科学が 3 であった。 本研究では インタ ー方法として 構造化 法を 用した。 出された 者に対し 文書あ るいは にて本研究の を 明した上で 1 あたり 50 分のインタ ーを行った。インタ ーで用意した は の 3 である。これらの 項目は Herzberg や他の研究者た が Herzberg, Mausner, & Snyderman 1959)の研究結果を する に活用したものを参考に した Herzberg 1968; Schwartz, 1963)。 1「あなたが研究 発を行うにあたり い充 感を感じたり 意 が向上したときのことを えて さい」 2「そのような感情は どのくらい 続しましたか 」 3「そのような感情は あなたの仕事 りにどのように影響しましたか 」 に 者が した事 やストーリーを要 し カテ リーにコード化する 業を行った。 したカテ リーは Herzberg 1959) Locke & Latham 1984)を参考とした の 16 項目である 「 ・課題の 」「評価・ 認」「仕事そのもの」「 」「 」「 の可能性」「目 の 定」「 理・ 」「 属 の 策や 方 」「 業 件」「他者との関 」「 生」「職務保 」「給与」 「 生活」「 務時間」。これらに 現 の研究 発環境の特 性を考慮し 「 的環境」を えた。 ど な時 チ ー ンが向上 低 )したか 1 では 手研究 発者に対し に チ ー ンが向上 低 )した時の事 について た。そしてその内容を要 し 17 のカテ リーにコード化した。その結果を 1 に す。 1 では に チ ー ンが向上したとされる事 の件 を には チ ー ンの低 が現れた事 の件 を している。 チ ー ンの向上が られた事 は合計 48 件で チ ー ンの低 が られた事 は合計 20 件であった。また カテ リーは 17 用意したが 「 」「 」「 属 の 策や 方 」「他者との関 」「 生」「 生活」「 務時間」の 7 項目に関 する は一 なされなかった。 1 に した結果から カテ リーは 2 つのグループに別けて考えることができる。 1 のグルー プは チ ー ン向上の要因となる の高いグループである。 2 のグループは チ ー ンの向上と低 につながったとする件 が同 のグループである。
達成・ 題の解 のもの 成長の 性 の 定 的環境 評価・ ・ 11 9 7 5 4 4 4 4 2 2 2 2 2 3 3 2 1 1 モチベーションの 上に る モチベーションの低下に る 0 0 第1 ループ 第2 ループ 1 カテ リー とに見た チ ー ンの向上 低 )に関する事 の チ ー ンの向上 低 )要因の仕事 りに対する影響 3 では 1 で られた事 が 者のその の仕事 りにどのように影響したのかを た。その結果 ここでも 1 グループと 2 グループの間で 異が見られた。その 異は 大きく別 けて の 2 に集 される。 1 の 異 は 研究 発活動の過 に関 している。 1 グループに られた要因は 新しい方 法論の活用 ・課題の ) も していないようなテー のチャレンジ 仕事そのもの) 自分の 門とは異なる分 知識) のアクセス の可能性) 新しい 的ネットワークの構築 の可能性) 自 的な研究テー や方法論の 仕事そのもの)などを るきっかけとなったと する が多く得られた。一方 2 グループでは より精 の高い 果の 評価・ 認) 他者 にさきがけた研究 果の発 的環境) 時間の短 職務保 ) より多くのデータが得られる研 究手法の 的環境) 目 の高いテー の参 職務保 ) より された方法論の活用 理・ ) の方法論の多用 理・ )等につながったとする が多く聞かれた。 すな 1 グループの カテ リーに関する要因によって高められた チ ー ンは 新しい 研究手法やテー のチャレンジを す 向にあり それを 行するのに 要な知識やネットワーク のアクセスも同時に させる 果があった。それに対し 2 グループの 要因は 研究を 化させ を させようとする が 用していた。 そして 1 グループと 2 グループを てるもう 1 つの 異 は チ ー ンの さに関 する。 2 に対する 結果から か 上がってきたように 1 グループの要因は 的 間に た って 続していた。ただしそれは 3 の 結果によると えず い チ ー ンを 続して いる けではなく しろ やかで やかな感情として 的に保持されていた。したがって チ ー ンの さそのものは あまり大きくないと える。一方 2 グループでは 1 グループとは に高まった チ ー ンは 的短 間しか 続されないものの その は大きく 感をも たらすものであったという が目 った。 上の結果を 2 と 2 にまとめた。ここまで分 してきた 2 つのグループは 明らかにその性 を 異にしている。 1 のグループの 要因は 基本的に研究 発の内容に対する や自分自 の知識・ 能 の向上 あるいはそれらの相 関 に チ ー ンの源 がある。一方で 2 グループの 要因 は 全て らかの研究 発環境の 化に 因している。そこで 1 のグループを「内発的動機づけ要因」 2 のグループを「研究 発環境要因」と けた。
達成・ 題の解 のもの 成長の 性 の 定 的環境 評価・ ・ 11 9 7 5 4 4 4 4 2 2 2 2 2 3 3 2 1 1 モチベーションの 上に る モチベーションの低下に る 0 0 第1 ループ 第2 ループ 1 カテ リー とに見た チ ー ンの向上 低 )に関する事 の チ ー ンの向上 低 )要因の仕事 りに対する影響 3 では 1 で られた事 が 者のその の仕事 りにどのように影響したのかを た。その結果 ここでも 1 グループと 2 グループの間で 異が見られた。その 異は 大きく別 けて の 2 に集 される。 1 の 異 は 研究 発活動の過 に関 している。 1 グループに られた要因は 新しい方 法論の活用 ・課題の ) も していないようなテー のチャレンジ 仕事そのもの) 自分の 門とは異なる分 知識) のアクセス の可能性) 新しい 的ネットワークの構築 の可能性) 自 的な研究テー や方法論の 仕事そのもの)などを るきっかけとなったと する が多く得られた。一方 2 グループでは より精 の高い 果の 評価・ 認) 他者 にさきがけた研究 果の発 的環境) 時間の短 職務保 ) より多くのデータが得られる研 究手法の 的環境) 目 の高いテー の参 職務保 ) より された方法論の活用 理・ ) の方法論の多用 理・ )等につながったとする が多く聞かれた。 すな 1 グループの カテ リーに関する要因によって高められた チ ー ンは 新しい 研究手法やテー のチャレンジを す 向にあり それを 行するのに 要な知識やネットワーク のアクセスも同時に させる 果があった。それに対し 2 グループの 要因は 研究を 化させ を させようとする が 用していた。 そして 1 グループと 2 グループを てるもう 1 つの 異 は チ ー ンの さに関 する。 2 に対する 結果から か 上がってきたように 1 グループの要因は 的 間に た って 続していた。ただしそれは 3 の 結果によると えず い チ ー ンを 続して いる けではなく しろ やかで やかな感情として 的に保持されていた。したがって チ ー ンの さそのものは あまり大きくないと える。一方 2 グループでは 1 グループとは に高まった チ ー ンは 的短 間しか 続されないものの その は大きく 感をも たらすものであったという が目 った。 上の結果を 2 と 2 にまとめた。ここまで分 してきた 2 つのグループは 明らかにその性 を 異にしている。 1 のグループの 要因は 基本的に研究 発の内容に対する や自分自 の知識・ 能 の向上 あるいはそれらの相 関 に チ ー ンの源 がある。一方で 2 グループの 要因 は 全て らかの研究 発環境の 化に 因している。そこで 1 のグループを「内発的動機づけ要因」 2 のグループを「研究 発環境要因」と けた。 2 チ ー ンの研究 発環境要因と内発的動機づけ要因 2 研究 発環境要因と内発的動機づけ要因における チ ー ンの さと 続性の関 参考文献
Chen, C. C., Ford, C. M. & Farris, G. F. 1999 Do rewards benefit the organization? The effects of reward types and the perceptions of diverse R&D professionals. IEEE Transactions on Engineering Management, 46, 47-55. Deci, E. L. & Flaste, R. 1995 Why we do what we do: The dynamics of personal autonomy. Putnam Adult. 井
1999 を す 内発と自 のすすめ 新 社)
Herzberg, F., Mausner, B. & Snyderman, B. 1959 The motivation to work. New York; John Wily & Sons. (Reprint version 1993. New Jersey: Transaction Publishers.)
Herzberg, F. 1968 One more time: How do you motivate your employees? Harvard Business Review, January 1968, 53-62. Locke, E. A. & Latham, G. P. 1984 Goal setting: A motivational technique that works. Englewood Cliffs. 井
夫・ 山 目 が を動かす 果的な意 づけの 法 イ ンド社 1984)
Mangelsdorf, M. E. 2009 Motivated to innovate: R&D employees who find intellectual challenge motivating tend to be more productive. MIT Sloan Management Review, 50, 24.
Manolopoulos, D. 2006 What motivates R&D professionals? evidence from decentralized laboratories in Greece. The International Journal of Human Resource Management, 17, 616-647.
Sauermann, H. & Cohen, W. M. 2008 What makes them tick? Employee motives and firm innovation. NBER Working Paper, No.W14443.
Schwartz, M., Jenusaitis, E. & Stark, H. 1963 Motivational Factors Among Supervisors in the utility industry. Personnel Psychology, 16(1), 45-53. 環境 因 的 因 る テ ー ( 問1) 「 的環境」「評価・ 」「 」「 」「 」「 ・ 」 「達成・ 題の解 」「 のもの」「成長の 性」「 の 定」 時間的効果 ( 問2) ・ 的 「 的環境」「評価・ 」 1 度 「 」「 」「 」「 ・ 」 3 1 間 度 長 的 3 度 りに る ( 問3) 強い、 達成までのス ードの 上、効率 化、無駄の 、 スクの 化、( 的な) 生 性の 上、 精度化、 ー の増 、緊 感、 い、 ジ テ の 、新しい の活 、 分 の知識 の クセス、新しいネ トワー クの 、 スクテー ン 、 ・ 環境 因 「 的環境」「評価・ 」「 」「 」「 」「 ・ 」 ・ 的 因 「達成・ 題の解 」 「 のもの」「成長 の 性」「 の 定」 強 長 的 的 強 モチベーションの 性