平成
25年
度 学位論文青年期 の障害者 に対す る 自立支援 としての学びの場 に関す る研究
「 自立訓練事業 を活用 した実践 を通 して
―
兵庫教育大学大学院学校教育研究科 特別支援教育専攻障害科学コースM12118H
棟上彩香目次 第 1章 問題 と目的 第 1節 知的障害者の地域生活の実態・・・
00000000000000000000
第 2節 青年期における余暇活動の意義・・・000000・
000000000000
第 3節 高等部卒業後の学習を支える機関0000・
00・ ・ 00・ ・・・・000…
第4節 自立訓練 (生活訓練)事
業を活用 した学びの場の設立背景・・・・・000…
第4節 研究の目的0000…
・0000・
…0… 0…
・0…
00…
・ … 1 3 4 7 8 P P P P P 第2章 研究I 第 1節 目的 第2節 方法 第 3節 結果 第4節 考察 第 3章 研究Ⅱ 第 1節 目的 第2節 方法 第 3節 結果 第4節 考察 質 問紙調査00000●
●000000000●
00● ●00●00o●
o o●00P9
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ● 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ●● 0 0 0 0 0 ●●00P10
0 ●● 0 0 0 0 0 0 0 0 ●●● 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ● 0 ●●●●P12 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ●● 0 0 0 ● 0 ●●● 0 ●● o o 0 0 0P37 授業 の会話記録 ●● 0 0 0 0 0 0 0 ● 0 0 0 0 0 ● 0 0 0 ●●●● 0 0 0 0 o o o 0 0 0P40 0 0 0 ● 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ●●● 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ●●● 0 ●●● O P41 ●●● 0 0 0 0 0 0 ● 0 ●●● 0 0 ●● 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ●● 0 0 ●●●P42 0 0 0 0 ●● 0 0 0 0 ● 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ●ら●●●●●●●●P53 第4章 総合考察 第 1節 自立副1練 (生活訓練)事
業を活用 した学びの場のカ リキュラム000…
・ …P56
第2節 禾J用者にとつての自立訓練 (生活訓練)事
業を活用 した学びの場 0・ … ・ … P58 第3節 自立訓練 (生活訓練)事
業を活用した学びの場を支える支援者・・0000…
P61 第4節 自立訓練 (生活訓練)事
業を活用した学びの場の意義と今後の課題 00・ ・ …P63
文iサt・ ・・ 0 0 0 0 0 0 ・ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ・ 0 0 0 0 0 0 ・・・・・ 0 0 ・ 0 0P66 資料 訪僻第
1章
問 題 と 目的
第1節
知 的 障 害 者 の 地 域 生 活 の 実 態 近 年,わ
が 国 に お け る知 的 障 害 者 を 取 り巻 く状 況 は,新
た な 法 律 0制 度・制 定 に 始 ま り地 域 に お け る人 的 な整 備 に至 る ま で 急 速 に 変 化 しつ つ あ る1)。 障 害 者 基 本 法(2011)2)に
お い て,「 全 て 障 害 者 は,可
能 な 限 り,ど
こ で 誰 と生 活 す る か に つ い て の 選 択 の機 会 が 確 保 され,地
域 社 会 に お い て 他 の 人 々 と共 生 す る こ とが 妨 げ られ な い こ と」 と提 起 され た。 障 害 者 白書(2013)3)の
調 査 に よ る と,在
宅 の 知 的 障 害 (児)者
は,41.9万
人 と され て お り,年
々 増 力日の 傾 向 が あ る。 ま た,住
ま い の 形 態 と して は,従
来 の 入 所 施 設 か 親 元 か とい つ た 二 者 択 一 で は な く,グ
ル ー プ ホ ー ム や ケ ア ホ ー ム ,単 身 生 活 とい つ た 多 様 な 生 活 の 場 の 広 が りが み られ る よ うに な つ て い る。こ の よ うに,知
的 障 害 者 が 地 域 社 会 で 暮 らす こ とは 広 ま りつ つ あ る。 しか し,き
ょ う され ん(2012)4)「
障 害 の あ る人 の 地 域 生 活 実 態 調 査 最 終 報 告 」に よ る と収 入 に よ つ て,暮
ら しに 差 が あ る こ と が 明 らか に な っ た 。 収 入 と 「休 日の 過 ご し方 」「休 日誰 と過 ご して い る か 」 の 関係 か ら,収
入 の 増 加 に 伴 い 「趣 味 」「友 達 と過 ごす 」 と答 え る 人 の 割 合 が 増 加 して い る。収 入 が 増 え る に従 っ て,家
族 に 支 え て も らい,自
らの選 択 に よ る 生 活,他 の 人 々 と も 関 わ りな が らの 生 活 へ の 広 が りが み られ る。 逆 に 収 入 が 低 い ほ ど,親
と過 ごす 時 間 が 増 え,交
友 関 係 が 狭 ま っ て い る とい う結 果 が 明 らか に な っ た 。ま た,最
終 学 歴 は,最
も多 い の が 特 別 支 援 学 校 高 等 部,次
に 通 常 の 中 学 校,高
等 学 校 の 順 とな っ て お り,後
期 中 等 教 育 を 受 け る機 会 が 極 め て 少 な い こ とが 明 らか に な つ た 。 施 設 か ら地 域 へ とい う流 れ の 中 で 矢目的 障 害 者 の暮 ら しの 向 上 は ,グ ル ー プ ホ ー ム や ケ ア ホ ー ム・入 所 施 設 0家族 同居 な ど場 の 問 題 と して 語 ら れ が ち で あ る。 しか し,地
域 生 活 を 考 え て い く うえ で 住 ま い の 形 態 だ け で な く休 日,つ ま り余 暇 の 過 ご し方 に も 目を 向 け て い く こ と が 求 め られ て い る とい え る。 武 蔵 ・ 水 内(2009)5)は ,知
的 障 害 者 の 生 活 の 質 を向 上 させ る 点 か ら も
,生
涯 に わ た る学 習 0余 暇 支 援,特
に 地 域 参 加 と余 暇 活 用 に 関 す る支 援 が 求 め られ て い る と指 摘 して い る。 現 代 社 会 に お い て 人 の 生 活 は,仕
事 と生 活 に よ つ て 成 り立 っ て い る。 こ の2つ
の 要 素 を 両 立 させ る こ と,つ
ま り仕 事 と生 活 の 「ワ ー ク・ ライ フ・ バ ラ ン ス 」 の 重 要 性 が い わ れ て い る。 ワー ク・ ラ イ フ・ バ ラ ン ス と は,①
就 労 に よ る経 済 的 自立 が 可 能 な社 会,②
健 康 で 豊 か な 生 活 の た め の 時 間 が 確 保 で き る社 会,③
多 様 な 働 き 方 0生 き方 が 選 択 で き る社 会 で あ る6)。 こ の こ とは,障
害 者 に と つ て の 余 暇 や 就 労 に も通 じ る こ とで あ る。 赤 松(2010)7)は
,障
害 の 重 い 人 の 就 労 の 意 義 に つ い て,①
収 入 を得 る,②
自分 ら し さの 追 求 や 自 己 実 現 をす る,③
働 く こ と を通 じて他 者 とつ な が り,社
会 とつ な が る こ とが で き る とい う3点
を 述 べ て い る。 ま た,余
暇 は 生 活 の 幅 を 広 げ る とい う意 味 で,知
的 障 害 者 に とつ て 非 常 に 重 要 な 意 義 を 持 つ て い る とい え る8) 以 上 の こ とか ら,知
的 障 害 者 の 地 域 生 活 を 考 え る うえ で,就
労 支 援 ・ 自立 支 援 の 果 た す 役 割 は 非 常 に重 要 な 要 素 で あ る。 しか し,そ
の 人 の 生 活 の 質(QOL)を
考 え て い く うえ で,場
の 支 援 や 個 人 の 能 力 を高 め るだ け で な く,学
習 ・余 暇 支 援 とい つ た 部 分 に も 目 を 向 け て い か な け れ ば な らな い こ とが 今 ま で の 調 査 や 報 告 か ら示 唆 され る。第
2節
青 年 期 に お け る余 暇 活 動 の 意 義 昨 今 の 傾 向 は,知
的 障 害 者 の 自立 に 向 け た 就 労 支 援 が 先 行 し,特
別 支 援 学 校 の 教 育 も職 業 教 育 へ の 取 り組 み を 強 め て い る。学 齢 期 終 了 後 の就 労 は 障 害 の あ る人 も な い 人 も 同様 で あ り,お よ そ 人 生 の 半 分 以 上 の 時 間 を社 会 人 と して 過 ご して い る。 社 会 人 の 生 活 時 間 を 考 え る と 1日24時
間 の うち 労 働 時 間 が8時
間 で あ り,そ れ 以 外 は 睡 眠 や 生 活・余 暇 と して, そ れ ぞ れ 自分 の 置 か れ て い る環 境 や 状 態 等 に 合 わ せ た 過 ご し方 が 求 め られ て い る9)。 就 労 と余 暇 (学 び)の
考 え 方 と して 宮 本 ・ 大 野(1996)1° )は
,余
暇 は,労
働 ・ 仕 事0作
業 等 と対 立 す る も の で あ るが,人
間 が 生 き て い く うえ で,働
く側 面 と余 暇 の 側 面 が あ り,こ
れ ら を どの よ うに バ ラ ン ス よ く調 和 させ て い くの か が 大 切 な 問 題 とな つ て く る。ま た,青
年 期 の 学 び は,自
分 を解 放 で き る場・ 集 団・ 機 会 とい う た 意 義 が あ り,安
心 して 話 し合 い 支 え る仲 間 の 存 在,信
頼 関 係 が 仲 間 の 中 で影 響 力・ 育 ち合 い の力 とな っ て い る。ま た,働
く青 年 に と つ て は 毎 日の 困難 な 生 活 を乗 り越 え るバ ネ,心
の 支 え とな る取 り組 み に な り,在
宅 者 に と っ て は,日
常 生活 に 広 が り と活 力 を与 え る契 機 とな る と述 べ て い る11)` こ の ょ ぅに,余
暇 と労 働 は,対
立 す る も の と して 捉 え られ が ち だ が, 充 実 した 余 暇 は,明
日の 生 活(仕 事)の 活 動 源 に つ な が っ て い く と考 え ら れ る。余 暇 活 動 の 充 実 を 図 る た め に は,単
に外 出 で き る よ うに環 境 整 備 を行 うだ け で な く,知
的 障 害 者 自身 の 興 味 0関 心 を広 げ る こ とが で き る よ うに活 動 を充 実 させ る こ とが 重 要 で あ る12)。 従 つ て,余
暇 の 選 択 肢 の 幅 を広 げ る と と も に ,知 的 障 害 者 自身 が 自 ら余 暇 を 楽 しむ 力 を 身 に付 け る た め の 学 習 の機 会 が 求 め られ て い る とい え る。第
3節
高 等 部 卒 業 後 の 学 習 を 支 え る機 関 従 来 か ら,高 等 部 卒 業 後 の 学 習 を支 え る機 関 と して ,障 害 者 青 年 学 級, 専 攻 科,大
学 の 組 織 と して 行 わ れ るオ ー プ ン カ レ ッ ジ 等,様
々 な 実 践 が 報 告 され て い る 。第3節
で は,青
年 期 の 障 害 者 の 学 習 を支 え る機 関 に つ い て 示 して い く。(1)障
害 者 青 年 学 級 日本 で 最 初 の 障 害 者 青 年 学 級 は,1964年
東 京 都 墨 田 区 の 「す み だ教 室 」 で あ る。設 立 当初 の 目的 と して,心
身 学 級 の 卒 業 生 (在 宅 の 知 的 障 害 者)の
ア フ タ ー ケ ア を 目的 に行 わ れ た 13)。 障 害 者 青 年 学 級 の 取 り組 み は ,知 的 障 害 者 が 卒 業 後 に 学 ぶ 貴 重 な 学 習 機 会 の 場 と して 現 代 に受 け 継 が れ て い る。障 害 者 青 年 学 級 の 主 催 者 は,市
区 町 村 の 教 育 委 員 会0社
会 福 祉 協 議 会・ 手 をつ な ぐ育 成 会 な ど様 々14)で
ぁ り,活
動 内容 も多 様 で あ る。(2)専
攻 科 (知 的 障 害 者) 日本 で 最 初 の 専 攻 科(知 的 障 害)は,1969年
い ず み 養 護 学 校 に 専 攻 科 が 設 置 され た 。専 攻 科 が 設 立 され た 背 景 と して,人
間 関係 や 社 会 性 を身 に つ け て 巣 立 っ て い くた め に は,高
等 部3年
間 は あ ま りに も短 い 。そ の よ うな 窮 屈 な な か で,無
理 や りに 就 職 させ て み た も の の,結
局 うま くい か な か っ た とい う例 は 多 い 。ま た ,親 や 教 師 に あ て が わ れ る の で は な く, 自分 の 人 生 は 自分 で 決 め,主 体 的 に 生 き て い け る よ うな 力 を 身 に 付 け る に は,も う少 しの 教 育 期 間 が 必 要 で あ る15)と
ぃ ぅ理 念 の も と設 立 され た 。1表 1‐1は
,現
在 の 専 攻 科 の 設 置 状 況 で あ る。表 1‐ 1専 攻 科 の 設 置 状 況 16) 特 別 支 援 学 校 名 所 在 地 設 置 年 度 私 立 い ず み 養 護 学 校 宮 城 県
1969年
私 立 光 の 村 養 護 学 校 土 佐 自然 学 園 高 知 県1975年
私 立 旭 出 特 別 支 援 学 校 東 京 都 1981左「 私 立 聖 坂 養 護 学 校 神 奈 川 県1985年
NPO法
人 見 晴 台 学 園 愛 知 県1990年
私 立 若 葉 養 護 学 校 群 馬 県1994年
私 立 特 別 支 援 学 校 聖 母 の 家 学 園 二 重 県1995年
私 立 三 愛 学 舎 特 別 支 援 学 校 岩 手 県1996年
私 立 鹿 児 島城 西 高 校 鹿 児 島 県1999年
国 立 鳥 取 大 学 附 属 特 別 支 援 学 校 鳥 取 県2006年
私 立 光 の 村 養 護 学 校 秩 父 自然 学 園 埼 玉 県2008年
(3)オ
ー プ ン カ レ ッ ジ オ ー プ ン カ レ ッジ とは,大
学 職 員・ 学 生 ボ ラ ンテ ィ ア な ど の 大 学 資 源 を活 用 し,生
涯 学 習 を支 援 す る取 り組 み の こ と を指 す 17)。 ォ_プ
ンカ レ ッジ の 起 源 は,養
護 学 校 の 卒 業 生 の ニ ー ズ に 対 応 で き る継 続 教 育 。障 害 の あ る 人 の 自 己理 解 と社 会 参 加 を 目的 に,1995年
度 に 東 京 学 芸 大 学 で 知 的 障 害 者 を 対 象 に 「自分 を知 り,社
会 を 学 ぶ 」公 開講 座 の実 践 を 開 講 した の が は じま りで あ る18)。 そ の 後,1998年
に 大 阪府 立 大 学,1999
年 に 武 庫 川 女 子 大 学,2000年
に 桃 山学 院 大 学 な ど,様
々 な 大 学 を 中心 に オ ー プ ン カ レ ッジ が 開催 され て い る19)。 オ ー プ ン カ レ ッ ジ の 運 営 理 念 と して,①
知 的 障 害 者 の 人 権 (教 育 を 受 け る権 利),②
知 的 障 害 者 の 変 化 (発 達)の
可 能 性 の 保 障,③
地 域 社 会 に 対 す る 大 学 の 貢 献20)の
3 点 を 掲 げ て い る。(4)自
立 訓 練 (生活 訓 練)事
業 を活 用 した 学 び の 場 自立 副1練 (生活 訓 練)と
は,「 自立 した 地 域 生 活 が で き る よ う生 活 能 力 の 維 持 向 上 の た め の サ ー ビス 」21)と
記 され て い る。上 述 の 自立 訓 練 (生活 訓 練)事
業 を活 用 した 最 初 の 学 び の場 が,2008年
4月
,和
歌 山 県 田辺 市 に『 た な か の 社・ フ ォ レス クー ル 』 が 開 設 され た 。 開設 され た背 景 と して 小 畑
(2011)22)は
,専
攻 科 設 置 を 求 め る運 動 が 各 地 で 行 われ て い る が,現
状 と して 全 国 で9校
しか 設 置 され て い な い。 ま た,「 オ ー プ ン カ レ ッ ジ 」「大 学 公 開 講 座 」 の 取 り組 み も広 が っ て い る が,大
学 の あ る都 市 部 に偏 っ て い る。 自立 訓 練 (生 活 訓 練)事
業 を活 用 した 学 び の 場 の 取 り組 み は ,そ う した 中 で の 緊 急 対 策 と して 学 ぶ 機 会 を 作 り出す 取 組 み で あ る とい え る。 表 1‐2は
,現
在 の 自立 訓 練(生活 訓 練)事業 を活 用 した 学 び の 場 の 設 置 状 況 で あ る。 表 1‐2自 立 訓 練 事 業 を 活 用 し た 学 び の 場 の 設 置 状 況 23)2008年
和 歌 山 ふ た ば 福 社 会 た な か の 社 「フ ォ レス ク ー ル 」2009年
和 歌 山 社 会 福 祉 法 人 一 麦 会 は ぐ る ま 共 同 作 業 所 「結 い 」 2010`手 和 歌 山 き の か わ 福 社 会 き の か わ 共 同 作 業 所 「 シ ャ イ ン 」2010年
和 歌 山 ひ ま わ り福 社 会 ひ ま わ り作 業 所 「 ラ?ポ
ル テ 」2011年
岡 山NPO法
人 か が や き の 社 「ジ ョ イ 」2011年
兵 庫 株 式 会 社 「 エ コ ー ルKOBE」
2011年
北 海 道 財 団 法 人 「 チ ャ レ ン ジ キ ャ ン パ ス さ っ ぽ ろ 」2011年
和 歌 山 社 会 福 祉 法 人 熊 野 緑 会 な ぎ の き 作 業 所 「ス テ ッ プ 」2011年
京 都 社 会 福 祉 法 人 与 謝 の 福 社 会 す ま い る 「き ら り」2012年
大 阪NPO法
人 大 阪 障 害 者 支 援 セ ン タ ー 「ぽ ぽ ろ ス ク エ ア」2012年
京 都NPO法
人 「 プ エ ル タ 」2012年
福 岡 株 式 会 社 パ ー トナ ー 来 夢 「カ レ ッジ福 岡 」 2012`手 和 歌 山 社 会 福 祉 法 人 「一 峰 会 」 あ す な ろ作 業 所 「ス テ ップ 」2012年
岡 山 発 達 障 害 児 学 習 塾 開 設2013年
奈 良 一 般 社 団 法 人 み や こい ち福 社 会 「ジ ョイ ア ス ス クー ル つ な ぎ」2013年
長 崎 株 式 会 社 パ ー トナ ー 来 夢 「カ レ ッ ジ な が さ き 」第
4節
自立 訓 練 (生活 訓 練)事
業 を 活 用 した 学 び の 場 の 設 立 背 景 憲 法 第26条
「す べ て 国 民 は,法
律 の 定 め る と こ ろ に よ り,そ
の能 力 に 応 じて,ひ
と し く教 育 を受 け る権 利 を有 す る」,1947年
・ 教 育 基 本 法 第3条
「す べ て 国 民 は,ひ
と し く,そ
の 能 力 に応 ず る教 育 を 受 け る機 会 を 与 え られ な け れ ば な らな い 」 と教 育 権 の 無 差 別 平 等 を定 め て い る。ま た,障
害 の あ る場 合 「就 学 ス ル コ ト能 ハ ズ 」(小学 校 令 第33条
)と
就 学 免 除 に して き た 戦 前 に 比 べ,戦
後 の 新 学 制 が 盲・ 聾・ 養 護 学 校 を 制 度 化 し,障
害 の あ る子 ど も を 義 務 教 育 に した の は 画 期 的 で あ っ た 。盲 ・聾 学 校 は1948年
度 か ら学 年 進 行 で 実 施 され た が,養
護 学 校 は そ の 後32年
に わ た っ て 義 務 制 の 実 施 が 延 期 され た24)。 そ の 後1979年
4月
養 護 学 校 義 務 制 が 完 全 実 施 され,障 害 の あ るす べ て の 子 ど も に権 利 と し て の教 育 が,国
の 責 任 に お い て 例 外 な く保 障 され る よ うに な っ た 。養 護 学 校 義 務 制 を 皮 切 りに,高
等 部 希 望 者 全 入 運 動,訪
問 教 育 の 充 実 や 高 等 部 訪 問 教 育 の 実 施,乳
幼 児 期 の 療 育 ・ 保 育,放
課 後 ・ 地 域 生 活 の 保 障 に 関す る 運 動 が 進 め られ て き た25)。 そ して い ま,大
学 全 入 と言 わ れ る 時 代 が 到 来 し,高
等 部 卒 業 後 の進 路 問 題 が 浮 上 して い る。知 的 障 害 者 の 高 等 部 卒 業 後 に お け る 学 び の 場 が必 要 で あ り,そ
れ ら を 求 め る運 動 が 各 地 で 行 わ れ て い る。 しか し,高
等 部 卒 業 後 の 現 状 と して,多
くの 知 的 障 害 者 に は就 労 (福祉 就 労)か
福 祉 施 設 の 二 者 択 一 の 選 択 肢 しか 用 意 され て お らず ,高 等 部 卒 業 後 の進 路 保 障 が 課 題 で あ る。知 的 障 害 者 の 生 活 全 般 に 目を 向 け,生
活 の 質 の 向 上 とい っ た 視 点 か らの 学 び の 場 の 保 障 が 求 め られ て い る。そ う した 中 で,和
歌 山 県 で 始 ま っ た 自立 訓 練 (生活 訓 練)事
業 の 学 び の 場 の 取 り組 み は,な
に ご と も意 欲 的 ・ 積 極 的 に 自信 を も つ て 取 り組 め る 「自立 した 社 会 人 」 を 育 て る た め に,2年
間 の 自立 訓 練 事 業 を通 じて,地
域 生 活 や 就 労 移 行 に つ な げ る26)た
め の 活 動 を展 開 して い る。第
5節
研 究 の 目的 多 くの 知 的 障 害 者 の 生 活 は,労
働 を軸 に 生 活 が 営 ま れ て い る が,就
労 現 場 の 実 態 と し て 職 業 不 適 応 や ス トレ ス に よ り離 職 や 退 職 に 至 っ て し ま うケ ー ス が 多 い こ とが 問 題 視 され て い る。 知 和 ら(2010)27)は
, 就 労 を 実 現 す る だ け で な く就 労 を継 続 し,定 着 させ て い くた め に は,「知 的 障 害 者 の 就 労 後 の 生 活 を い か に 充 実 させ て い くか 」の支 援 が 求 め られ て い る と述 べ て い る。第2節
で み た よ うに,余
暇 は独 立 して 生 活 を構 成 す る要 素 で あ り,労働 との バ ラ ン ス に お い て 活 動 源 の 再 生 に 寄 与 す る重 要 な 役 割 を担 っ て い る とい え ,余 暇 活 動 を充 実 させ る こ と が 知 的 障 害 者 の 生 活 の 質 の 向 上 に つ な が っ て い く と考 え られ る。 ま た郷 間0藤
川0所
(2007)28)は ,知
的 障 害 者 自身 も余 暇 活 動 に つ い て の 知 識 を 得,具
体 的 な 余 暇 の 過 ご し方 を 学 習 す る ,レ ジ ャー エ デ ュ ケ ー シ ョン の 必 要 性 を指 摘 して い る。 従 来 か ら,知
的 障 害 者 の 学 校 卒 業 後 の 学 習 を支 え る柱 と して,障
害者 青 年 学 級 ・ 専 攻 科・ オ ー プ ンカ レ ッ ジ が 設 置 され て き た。 そ して,最
近 で は,新
しい 取 り組 み と して 「 自立 訓 練 (生 活 訓 練)事
業 を 活 用 した 学 び の 場 」が 立 ち 上 げ られ て い る。 しか し,新
し く取 り組 ま れ て い る 自立 訓 練 (生 活 訓 練)事
業 を活 用 した 学 び の 場 に 関 す る実 態 調 査 や 報 告 は ほ とん ど行 わ れ て い な い 。 そ こ で 本 研 究 で は,新
し く取 り組 ま れ て い る 自立 訓 練 (生 活 訓 練)事
業 を活 用 した 学 び の 場 の 活 動 実 態 の 調 査 を通 じて,障
害 者 の 生 活 の 向 上 に ど の よ うな 変 化 を 与 え て い る の か に つ い て 検 討 し,自 立 訓 練 (生活 訓 練)事
業 を活 用 した 学 び の 場 の 意 義 と今 後 の 課 題 を 明 らか に す る。 さ ら に,障
害 者 の 高 等 部 卒 業 後 の 学 び (余 暇)の
在 り方 に つ い て 考 察 を深 め る。第
2章
調査
1:質
問紙調 査
第 1節 目的 現在,知 的障害者 の学びの場や支援方法に関す る研究は多 く行われ ているが, 新 しく取 り組 まれ てい る自立訓練 (生活訓練)事
業 を活用 した学びの場に関す る実態調査や報告はあま りお こなわれていない。そこで調査 1と して 自立訓練 (生活訓練)事
業 を活用 した学びの場 において,ど
の ような取 り組 みが行 われ てい るのか,内
容や方法について把握す ることを 目的に質問紙調査 を行 う。第
2節
方法 1.調査対象2013年
8月 現在,自 立訓練 (生活訓練)事
業 を活用 した学びの場 を提供 して い る全国の事業所15施
設 (悉皆調査)を
調査対象 とした。 2.調査期間2013年
8月 である。 3.調査方法 郵送 に よる配布・ 回収にて質問紙調査 を実施 した。 4.質問項 目の作成 自立訓練 (生活訓練)事
業 を活用 した学びの場の職員に助言 を得 て質問項 目 を作成 した。 5.質問項 目 質 問項 目は,「事業所の概要について」「利用者 について」「取 り組 まれてい る 内容 について」「事業所の課題 について」の4区
分,全
20項 目である。また, 質問項 目の区分 と項 目を表 2-1に示 し,実
際に使用 した質問紙 は巻末 の資料 に 添付 した。表2‐
1
質 問項 目I.事
業所 の概要についてお尋ね します。 問 1あな た の事 業 所 は,何
年 に開所 され ま した か。 問2事
業 所 を立 ち上 げ られ た動機 につ い て記 入 して 下 さい。 問3職
員 の人数 を記 入 して下 さい。 問4職
員 の方 が 取得 され てい る資 格 につ い て お 聞 き します 。 該 当す る もの を 全 て選 ん で 下 さい。 問5あ
なた の施 設 で利 用者 の方 に身 につ け させ たい力 につ い てお尋 ね しま す 。 重 要 と思 われ る もの を3つ
ま で選 んで 下 さい。 問6あ
な た の事 業所 の在 籍年 数 は何 年 制 です か。該 当す る もの を1つ
選 ん で 下 さい。 問7差
支 えなければ,利
用者の方が負担す る費用があ りま した ら記入 して下 さい。 (個人負担額が条件 によ り段階がある場合 は基準 も記入 して下 さい) Ⅱ。利用者 の方のことについてお尋ね します。 問1在
籍 してお られ る方は,何
人ですか。 問2在
籍 してお られ る方の年齢 について記入 して下 さい。 問3利
用者 の方の障害種 について該 当す る人数 を記入 して下 さい。 (重複 していて もかまいません) 問4利
用者 の方 々が受 けてお られ る療 育 手帳・ 身体 障害者 手 帳 の等 級 につ い て記 入 して 下 さい。5入
学 前(入所 前)と入 学後(入所 後)にお い て,利
用 者 の方 の心理 面・行 動 面 の変化 につ い てお尋 ね します。 特 に変化 した と思 われ る もの を3つ
ま で 選 ん で 下 さい。 問 問6利
用者 の方が 自己選択・自己決定できる範 囲(内容)は,どのよ うに決めて いますか。(例)外出の範囲や費用等で決 めている Ⅲ.取
り組 まれ て い る内容 につ い てお 聞 き します。 問1講
座 内容 につ い てお 聞 き します。 該 当す る もの を全 て選 んで 下 さい。 問2講
座 の実施 者 につ い てお尋 ね します。 頻 度 の高 い順 に番 号 を ご記 入 下 さ い 。 問3卒
業後 の進路についてお聞き します。多い順 に番号をご記入下 さい。 間4卒
業 後 の フ ォ ロー ア ップ につ い て お尋 ね します 。 実施 され て い る場合, どの よ うに実施 され て い るで し ょ うか。 実施 され てい な い場 合 で も今 後 取 り組 む ご予 定や お 考 えが あ りま した らご記入 下 さい。 Ⅳ あ な た の事 業 所 の課 題 につ い てお 聞 き します 。 問 1困難 な点 につ いてお 聞 き します 。該 当す る もの を 3つま で選 ん で 下 さい。 問2職
員 の方 の備 え るべ き資 質 や 能 力 につ い て どの よ うに考 えて お られ ます か 。 問3最
後 に,障
害者 の学びの場の社会的意義 に関 して何か ご意見があ りま し た ら,お
書 き下 さい。第
3節
結果 1.回収結果 配布数 は15通
,回
収数 は15通
であつた (回収率 100%)。 註1) 2.事業所の概要 について(1)事
業所の開所時期 事業所の開所時期 について尋ねた結果 を図2‐1に示 した。2006年
に最初の事 業所が立 ち上げ られてお り,2008年
以降か ら徐 々に事業所の数 が増カロしてい る。2006年
か ら2013年
までに全国に15施
設が設立 されてい る。 20064■ 2008有 ■ 20094「 2010勺「 2011左「 2012有 ■ 2013年 図2‐1
事業所 の開所 時期 註1)実
際に配布 したのは16施
設だつたが,1施
設が 2013年開所予定だった も のが開所 されていなかったため,こ
こでは実質的な数値 を採用 した。(2)事
業所 を立ち上げた動機 (自 由記述) 事業所 を立ち上げた動機(自 由記述)について,尋ねた結果 を表2-2に
示す。 自立訓練 (生活訓練)事
業 を活用 した学びの場 が立ち上げた背景 として,C「
支 援学校 を卒業 した青年たちの進路選択の受け皿が少ない」G「
就職 か福祉就 労 しなかない」H「
特別支援学校卒業後に進学 とい う選択肢がない」 といった高 等部卒業後の進路の問題点が浮 き彫 りになつた。また,A「
地域のニーズに応 えるため」B「教育でむず か しければ,福
祉で,専
攻科のよ うなプ ログラムが できないだろ うか」C「 法人内で就労支援や生活支援 な どを行 う中で必要性 を 感 じたため」E「 保護者 さんたちか らの要望で作った」G「 我 が子に もつと勉強 させたい」K「
青年期の学びの場 (多様 な経験,ゆ
つ くりした移行)が
必要 と 感 じたため」0「
カ レッジはその中で も全 く新 しいニーズ対応 となる」 とい つ た本人や保護者 か らの強い要望があった とい える。 また,自 立訓1練 (生活訓練)事
業の取 り組みでは,B「
2年
間でい ろんな経験 をつみ,ス
テ ップア ップ して社会へつ なげてい く」D「
学ぶ機会 を もつと保 障 したい」I「『 もう少 し学びたい』願いや,2年
後に一般就労にチャレンジ した い願いが実現できる場。余暇活動を楽 しんだ り,自
分 と向き合 うことを仲間と 共に体験 させてや りたい」J「『学校か ら社会へ』『子 どもか ら大人へ』と移行す る青年期 を,も
つとゆつくりじつくり仲間の中で学び 0生 活する期間が必要」 L「 しょうがいを持つている方にも `学び″ とい う選択を提供 したい」といっ た記述か ら青年期の学びの場を保障す るために立ち上げられたと考えられ る。表2…
2
事 業所 を立 ち上 げた動機 A 地域 の ニー ズ に応 え るた め,不
足 してい るサ ニ ビス を実 現 させ るた め。 B ○県に専攻科がほ しい,と熱望 し,活動 されていた支援学校のPTA会長 が, 教育でむずか しければ,福
祉で,専
攻科 のよ うなプ ログラムができないだ ろ うか, と法人にもちかけたのがは じま りで した。教育ではないが,学
校 はできないが, 自立訓練事業 を使 つて2年
間でい ろんな経験 をつみ,ス
テ ップア ップ して社会へつなげてい くことを 目的 としま した。 C 支援学校 を卒業 した青年たちの進路の選択す る受 け皿が少 ない こと,そ
ん な状況 と法人内で就労支援や生活支援 な どを行 う中で必要性 を感 じたた め。 D 学ぶ機会 をもつ と保障 したい。青年期の充実 した生活 を送 るためには, 2 年 ない し,4年
は 自分 と向き合 える期間が必要である。 E 保護 者(日 中一 時支 援 に参加 してい た保 護 者 さん た ちか らの要 望 で作 っ た。 F (作業所設立)地域 に障害者の人達が仕事 をす る場が lヶ 所 もなかった為, 当時の保護者達が立ち上げた。 G 知的障がいを持つた我子のもつと勉強 したい,(大学生 にな りたい)と い う 「ねがい」に親達が高等部卒業後の進路が就職か福祉的就労の選択 しかな い現状に第3の選択肢 として 「学びの作業所」を立ち上げた。 H 知的障害,発
達障害の青年たちに とつて特別支援学校卒業後に進学 とい う 選択肢がない。学びの場がない とい う現実 を変 えたい とい うことです。和 歌 山で始まった 自立訓練事業 を利用 しての学びの場を参考に都市部の特徴 を生か した 「専攻科」を作 りたい と考えたか らです。 T ■ 高等部卒業後,「も う少 し学びたい」願 いや,卒
業時点では就労はむずか し いが,後
2年
後に一般就労にチャ レンジ したい願 いが実現できる場を保障 したい。青年 らしい余暇活動 を楽 しんだ り,自
分 と向き合 うこ とを仲 間 と 共に体験 させ てや りたい との思いで立ち上げま した。 J 卒後の不登校 0在 宅経験のある青年の相談や居場所 (青年学級)づ
く りの とりくみを通 して,「学校か ら社会へ」「子 どもか ら大人へ」 と移行す る青 年期 を,も
っ とゆつ くりじつ くり仲間の中で学び 0生 活す る期 間が必要 と 考 え,福
祉事業 を活用 した学びの場の設立に至った。 K 青年期 の学びの場 (多様 な経験,ゆ
っくりした移行)が
必要 と感 じたため。 L しょ うがいを持つている方 にも `学び〃 とい う選択を提供 したい と考 えて います。 M (地名)に
お住まいの障がいのある方の,特
別支援学校卒業後 の進路 の現 状,問
題点を,自
立支援協議会のプロジェク ト会議で検討 しま した。 N な し 0 H24年に 「L施
設 」設 置。 社 会 福 祉 法 人0福
社 会 は以前 よ り,地
域 の方 々 の ニ ー ズ に応 え るべ く様 々 な福 祉 事 業 に取 り組 ん で きた が,カ
レ ッジはそ の 中で も全 く新 しい ニー ズ対応 とな る。 全 国の特別支援 学校 高等部卒 業 生 が ど こで暮 ら して い て も 「学 び の場 」 の選 択 が可 能 に な る よ うに,未
だ専 攻 科 が ない 九州 各 県 や 関東 地方 な どにカ レッジ を設置 したい。 将 来的 には 学校 法 人 を得 て高等 部3年
間 と専 攻科2年
の5年間一 貫 の私 立 特 別支 援 学 校 の設 立 を 目標 の1つ と して い る。(3)職
員 の人数 職員 の人数 (常勤・非常勤)に
ついて,尋
ねた結果 を表2‐3に
示 した。常勤 は,最
も少ない ところで 1名,多
い ところで 14名 であつた。非常勤は,最
も 少 ない ところで0名,多
い ところで 13名 と各施設で職員の人数 に大きな差が あ り,常
勤で勤務 してい る職員 が多い。 表2‐3
常勤・非 常勤(4)職
員 の資格(複数 回答) 施設の職員が取得 している資格 (複数 回答)に
ついて,尋
ねた結果 を図2‐2 に示 した。1施
設 を除 き14施
設が 「教員免許」を取得 した職員 が配置 されてい た。次に,「介護福祉士」が6施
設,「社会福祉士」「精神保健福祉士」が3施
設, 「看護師」が2施
設 の順 であつた。臨床心理士を取得 している職員 はいなかっ た。その他の資格では,「サー ビス管理責任者」「ヘルパー」「児童指導員」「認 定心理士」が1施
設,「保育士」「社会福祉主事任用資格」が2施
設であつた。 教員免許 介護福祉 士 社会福祉 士 精神保健福祉 士 看護師 臨床心理 士 その他 14施設 3施 設 3施 設 図2-2
職 員 の資格 A B C D E F G H I J K L M N 0 計 常 勤 10 4 2 2 2 14 4 10 2 5 3 7 1 2 3 71 非常勤 10 1 3 8 13 1 1 3 7 1 2 50 計 20 5 2 5 10 27 5 10 3 8 10 7 2 4 3 121(5)利
用者の方に身 につ けさせたい力(3つ 選択) 利用者 の方 に身 につ け させたい力(3つ 選択)について,尋 ねた結果 を図2‐3に
示 した。 なお,全
ての項 目を選択 した2施
設 は,無
回答 とした。身に付 けさせ たい力では,「生活の基礎 をつ くる」(健康管理,食
生活,セ
ル フケア,時
間管 理,安
全・危機管理等)「 自分 らしく生きる」(自 己認識,障
害理解,コ
ミュニ ケーシ ョン,男
女交際等)「社会参加す る」(情報,外
出,働
く,余
暇,社
会参 加等)を
選択 した施設 が最 も多 く10施
設であつた。次いで「自分の生活 をつ く る」(金銭管理,住
居,掃
除・整理,買
い物,衣
類管理等)が
5施
設,「自分の 権利 を活 かす」(福祉制度,施
設サー ビス,地
域サー ビス,権
利擁護等)が
1 施設であつた。その他 の意見では,「話 し合い (話し上手,聞
き上手,コ
ミュニ ケー シ ョンスキル)」 「2年
間 とい う短い期 間です。ひ とりひ とりのつ けたい力 があるので本人 と話 し合いなが ら支援 しています。いろんな経験 を通 して 自信 をつ けて生 き抜 く力 をつ けたい と支援 しています。」 とい う記述があつた。 生活 の基礎 をう くる 自分 らしく生 きる 社会参加 す る 自分 の生活 をつ くる 自分 の権利 を活 かす 10施 設 10施 設 10施 設 その他 図2‐3利用者 の方 に身 に付 けさせたい力(6)事
業所の在籍年数 在籍年数 について,尋
ねた結果 を図2‐4に
示 した。在籍年数 では,「2年
制」 が12施
設で最 も多 く,「4年
制」が2施
設であつた。 しか し,在
籍年数2年
制 を選択 した12施
設 の うち5施
設が 「希望す るだけ」「(地名)な
らではの就労 移行支援事業(4年 間)自 立訓練2年
十就労移行2年
の前半を担 う」「例外で3年
目の人 もいる」「市長 が認 めれば3年
間」「2∼3年
(どち らも可)」 とい う記述 があつた。 12施設 2年制4年
制 図2‐4
在籍年数 (7)費用 (自 由記述) 利用者 の方が負担す る費用 (自 由記述)に
ついて,尋
ねた結果 を表 2‐4に
示 した。利用者 が負担す る費用は,「食費」「活動費」「交通費」「その他」であ り, 活動 を行 う際に必要 となる諸経費 を負担 している。 食費の内訳 は,B・ I・M「
給食代230円」COF「
給食費」H「 昼食代 (弁当)」K「
食費」L「 食費 lヶ 月6千
円程度」であつた。 活動費の内訳 は,B「
教材・ レク代・合宿代月2000」D「
活動費, レクの実 費」F「 社会体験に伴 う実費,調
理実習,材
料費,生
け花代」G「 日用品費,教
材費 (調理食材,
陶芸粘土)」H「
旅行積立金 5000円,調
理実習費実費,キ
ャ ンプ費実費,選
択講義の費用 (外部講師,材
料費)2500円 ,部
活動 (サッカー 音6)(部
員 のみ)2000円
」I「旅行積立金, 1か
月3000円,臨
時集金 (合宿実 費, レク リエーシ ョン実費)」 J「 水光熱費50円,教
材費 100円)1日
利用 ごとに
,修
学旅行積 立金月3000円」K「
個人専用教材」L「 行事費 (lヶ月4千
円程度)」M「
調理,外
出,教
材等 に関わ る費用3000円/月
程度」N「
プ ログ ラム実費,旅
行積立金」0「
行事余暇等に掛か る実費 2000円 ∼5000円/月
」 であつた。 交通費の内訳 は,D「
交通費」G「外 出時の職員の交通費」であった。 その他 ではD「
後援会費」E「1000o円」H「
自治会費800円 」M「
自立訓 練事業の利用負担6000円 /日
の1割」であった。 表2‐4
利用者が負担する費用 A 給食費 1回 (食)200円
飲料物 持参 他 日常的にはな し B 利 用 料 は¥0で
す が,給
食 代 が1食
につ き¥230で
食 べ た 回数 で す。他 は,B支
援 会 費 (教材 や レク代,合
宿 代 等,活
動 の必 要 なお金 を こ こか ら使 用) 月¥2000で
す 。 C ・給食費 ・ その都度実費を頂いています。 D 後援会費 活動費 交通費 その他 レク等の実費 E 10000円 F 自立訓練利用者 0給 食費 ・活動諸費用 (社会体験に伴 う実費,調
理実習,材
料費,生
け花代etc。 G ・ 日用品費 ・教材費 (調理食材,
陶芸粘土な ど) ・外 出時の職員の交通費な ど 月額平均 3000円∼4000円 H 実費負担のみ ・ 自治会費800円 0旅 行積立金 5000円 0調 理実習費実費 0キ ャンプ費実費 0選 択講義の費用 (外部講師,材
料費)2500
0昼 食代 (弁当注文 した場合)実
費 0部 活動 (サッカー部)(音5員のみ)2000円
I 昼食代 (1日 230円
,利
用実数 を負担) 旅行積立金1か
月 3000円 臨時集金 (合宿実費, レク リエーシ ョン実費) J 。水光熱費 50円, 0修 学旅行積立金 教材 費月 3000円100円)1日
利 用 ご とに K 食費 個人専用教材 L 行事費 (lヶ月4千
円程度) 食費 (lヶ月6千
円程度) M 法 に基づき,自
立訓練事業の利用負担 がある。およそ6000円 /日
の1 害J 給食費230円/1食
(減免 によ り230円 ) 調理,外
出,教
材等に関わる費用3000円
/月
程度 N プ ログ ラム実 費 旅 行積 立金 0 ・行事,余
暇等 に掛かる実費。2000円∼5000円/月
3.利用者 について(1)在
籍数 在籍者 の人数 について,尋
ねた結果 を表 2‐5に示 した。在籍者は,最
も少 な い ところで4名,多
い ところで 32名 と各施設 によつて在籍者の人数 に差が あ つた。また,男
女で比べ ると,男
性の利用者 の方が多かった。´ 表2‐5在籍 者 の人数 A B C D E F G H I 」 K L M N 0 計 男 8 7 3 13 6 1 4 21 6 16 12 10 4 2 5 118 女 3 9 3 3 2 3 7 11 5 8 4 4 3 65 計 11 16 6 16 8 4 11 32 11 24 16 14 4 5 5 183(2)在
籍者 の年齢 在籍者 の年齢 について,尋
ねた結果 を表2‐6に
示 した。在籍者は,10代
か ら20代
の利用者 が多 く,30代
の利用者 が在籍 している施設は4施
設 であつた。 今回の調査では,30代
以上の利用者は在籍 していなかつた。その他 の記入欄 に は,B「
2年
ロメンバーは,2014年
3月 末までに全員20歳
にな ります。全て 高等部新卒者 です。1年
目:5人
,2年
目:11人
」 とい う記述があった。(3)障
害種 在籍者 の障害種 について,尋
ねた結果 を表 2‐7に示 した。障害種 では 「知的 障害者」は,全
ての施設に在籍 していた。次 に,「発達障害者 」が13施
設,「精 神障害者」が4施
設,「視覚障害者」が1施
設,「聴覚障害者」が0施
設であつ た。その他の記述では,「腎臓疾患」,B施
設 の発達障害者の5人
は 自閉症,J
施設 の精神障害者 の1人
は,精
神障害者手帳2級
とい う記述があった。 表2‐6在籍者 の年齢 A B C D E F G H T ■ J K L M N 0 計10代
2 5 3 13 3 1 7 27 4 14 9 11 3 1 4 107 20イt
8 11 3 3 5 2 4 5 7 9 7 3 1 2 1 7130代
3 ■■ 1 2 7 計 13 16 6 16 8 4 11 32 11 24 16 14 4 5 5 185 表2‐7在籍者 の障害種 (重複 可) A B C D E F G H T■ J K L M N 0 計 視覚障害 1■ 1 聴覚障害 0 肢 体不 自由 1 3 2 1 8 知的障害 7 16 5 14 8 4 11 32 10 23 16 7 4 5 1 163 発達 障害 5 1 1 3 1 20 2 2 14 2 1 4 56 精神障害 2 1 1 2 6 計 10 22 7 16 14 4 14 52 12 27 16 23 6 6 5 234(4)療
育手帳・身体障害者手帳の等級 在籍者 の療育手帳 0身 体障害者手帳の等級 について尋ねた結果を表 2‐8,2・9 に示 した。療育手帳では,主
にB10B2の
軽度か ら中度の療育手帳 を取得 して いる利用者か らAま
たはA10A2の
重度か ら最重度の療育手帳 を取得 してい る 利用者 も在籍 している。軽度か ら中度の方が在籍す る施設は4施
設 で あつた。 それ以外の 11施設 は,軽度か ら重度 の療育手帳 を取得 した利用者が在籍 してい た。身体障害者手帳では,1級
か ら3級
の中度 0重 度 の身体障害者手帳を取得 している利用者が在籍 してお り,4級
か ら7級
の身体障害者手帳を取得 した利 用者 は,在
籍 していなかった。 表2-8療
育手帳 A B C D E F G H T■ J K L M N O 計AOAl
6 2 6 ■■ 5 4 4 5 1 34 A2 7 1■ 4 1 13 Bl 1 4 3 6 2 2 4 14 2 14 10 1 3 1 4 71 B2 3 3 9 1 2 14 8 5 8 4 1 58 計 7 16 6 16 8 4 11 32 10 23 15 14 4 5 5 176 表2‐9身体 障害者 手帳 A B C D E F G H T ■ J K L M N O 計 1級 1 1 1 ■ ■ 42級
1 1 1 1 43級
2 1 2 54級
05級
06級
07級
0 計 1 1 0 1 2 0 2 3 0 1 1 0 0 0 1 13(5)入
学前 (入所前)と
入学後 (入所後)の
変化 (3つ 選択) 利用者 の入学前 (入所前)と
入学後 (入所後)の
変化 (3つ 選択)に
ついて 尋ねた結果 を図2‐5に
示 した。 なお,全
ての項 目を選択 した1施
設 は,無
回答 とした。入学後(入所後)の変化では 「人に臆す ることな く接す ることができる よ うになった」が最 も多 く8施
設 であつた。次に,「 自分 に対す る自信が高まっ た」が7施
設,「新 しい知識や社会への関心が高まった」,「友達 との付 き合いや, 交際が広がった」が5施
設,「 自分の生活 を見直 し改善す る意欲 が高まった」「話 した り書いた りす ることが上手 くなつた」「家族 (親)や
世話人か らの独立心が 強 くなつた」が3施
設,「仕事への関心が高まつた」が2施
設,「趣味に打ち込 めることを見つけるきつかけになつた」「ものの見方,考
え方が しつか りしてき た」が1施
設,「責任感が強 くなった」が0施
設であつた。 その他 の意見 として,「ひ とりひ とり違いますか ら」「様々な場面で選択 した り, 自分で選んで決 めることができるよ うになつてきた と思 う」 とい う記述が あつた。 人に臆す ることな く接す ることができるようになつた 自分に対す る自信が高まつた 新 しい知識や社会への関心が高まった 友達 との付 き合いや,交際が広がつた 自分の生活 を見直 し改善す る意欲が高まつた 話 した り書いた りす ることが上手 くなつた 「家族 (親)や世話人か らの独立心が強 くなつた 仕事への関心が高まった 趣味に打ち込めることを見つけるきつかけになつた ものの見方,考え方が しつか りしてきた 責任感 が強 くなった その他 図2‐5入所後の変化6)自 己選択・ 自己決定について (自 由記述) 利用者 の方が 自己選択 0自 己決定できる範囲 (自 由記述
)に
ついて尋ねた結 果 を表 2・10に示 した。A「 日々の活動は時間が限 られているのでその範囲で実 施 している」B「集団で行 う内容は決まってい るが,基
本全 て 自己選択 0自 己 決定である」 とい う記述か ら自己選択 0自 己決定は,
日々の活動の中に組み込 まれてい ることが推察 され る。 方法及び内容 として,B「
い くつかの選択肢 を自らえ らび・学ぶ」E「 調理・ 置物 0行 く店の内容 を決 める」G「
い くつかの レシピを用意 し,そ
の中か ら選 択 させて決めている。労働 (畑仕事)作
業 内容 を提示 (3∼4つ
)し選択 させ る」H「
調理実習・外食 0店 な ど選べ るよ うに している」I「毎月 のそ うじ分担・調 理実習の レシ ピ・班決 め・喫茶店の仕事 を選択 し決定す る。 自由研究 0テ ーマ 研究な ど自分で考 えて決 める」J「 登校す る・ しない (自 分で決めている)。 授 業への参加形態 (見学,別
室 自主学習)」 L「 調理実習のメニューを学生に決 め て もらってい る」M「
調理実習のメニュー決 めの相談。通所す るか休むかの判 断。外出先,予
算」 とい う記述があった。 また,A「
週及び,月 の活動予定を,話
し合 いで,計
画を立てる」B「 グルー プ活動ではメンバー主体で話 をすす め,物
事 をきめ る」D「
利用者 が提案 し, 相談 し,決
定 してい る」G「
見学旅行 の行先 をフ リーで議論 し,数
度 の話 し合 いで集約 してい く (折 り合い)」 I「年度初 めのカ リキュラム作 りで,希
望 をみ んなで話 し合い,や
る内容 を大まかに決 める」L「 行事や余暇活動 の内容 は学 生が主体 とな り話 し合 う」N「それが実現可能かを最終的に話 し合い決定す る」 といった利用者 同士の話 し合いの場 を設 け られている。 その際にD「
行 き先や費用 については話 し合いの中でア ドバイス してい る」 G「 研究発表のテーマは,個
人 の発想で支援員 と相談 して決 める」H「活動 でき る範囲について時間的に可能な ところ。費用的に可能な範囲で考 えて もらい決 めている。選択講義は第1・2希
望 ぐらいまで として調整 している。」0「
絶対 的に決まってい る当た り前の上限,線
引きとい うものがある。例)予
算 0時 間・ 場所,入
学 当初は これ らの情報 をこち らか ら提示す るが,少
しずつ段階的に良 い意味での『 丸投げ』を増や してい く。(ゼロか ら企画 して もらい,後
で職員が ア ドバイスを入れてい く)」 とい う記述があ り,利用者が主体 となって物事 を決定 してい く際 に支 援者 が適 宜 ア ドバ イ ス を行 って い る。 表2‐10自 己選択・ 自己決 定 A 活動内容 で異 なつていますが。日々の活動 は時間が限 られていますのでそ の範囲で実施 しています。週及び,月 の活動予定 を
,話
し合いで,計
画 を 立て外出な どは,で
きる範囲で立てます。年間の活動の中に,2年
ない し3年
目の終了までに修了者 を対象 に泊ま りの旅行 を実施 します。それ につ いては,家庭へ返 しなが らできるだけ利用者の希望 を取 り入れた旅行 内容 を実施 しています。(昨年度は沖縄旅行 きで した)そ
うい う意味ではグル ープ毎に話 し合いを して決めていますので,個人個人の意見をその場で集 約 しています。 B プログラムによつてちがいますが,グループ活動ではメンバー主体で話 を すす め,物
事 をきめていきます。 (ドライブ行 き先,旅
行,調
理実習メニュー等) C 基本全て 自己選択 自己決定です。集団の中で内容 は決まっています。 D 特に決 めてはあ りませんが,利
用者が提案 し,相
談 し, ます。ただ,行き先や費用については話 し合いの中でア す。 決 定 して い っ て い ドバ イ ス してい ま E 調 理 をす る中身,置
物 の 中身,行
く店 等 を決 めて い る。 F な し G ①調理の時,い くつかのレシピを用意 し,そ の中から選択 させて決めてい る。 ②見学旅行の行先をフリーで議論 し,数
度の話 し合いで集約 していく。 (折 り合い)行
程 も業者に来てもらい,皆
の意見を聞いて業者が提案,話
し合いをくり返 して決めてい く。 ③労働 (畑仕事)。 作業内容を提示 (3∼4)し
て,選
択 させる。 ④研究発表のテーマは,個
人の発想で支援員 と相談 して決める。 H '調理実習,外食 な ど自分の好 きな食べ物,店 な ど選べ るように してい る。 ・野外活動 な ど,活
動できる範囲について時間的に可能 なところ。費用的 に可能な範囲で考 えて もらい決 めてい る。 ・選択講義は第102希
望 ぐらいまで として調整 してい る。 T ■ 年度初めのカ リキュラム作 りで,希
望 をみんなで話 し合い,や
る内容 を 大まかに決 める。 毎月のそ うじ分担,調
理実習の レシピ,班
決め,喫
茶店の仕事役割分担 等。 ほぼ毎 日自分で選択 し決定す る内容がある。,
自由研究,テ
ーマ研究な ど, 自分で考 えて決 める。 (必要であれば支援あ り) J 登 校 す る, しな い 授 業 へ の参加 形 態 (自 分で決 めて,連
絡す る) (見学,別
室 自主学習) K な しL ・行事や余暇活動の内容 は学生が主体 とな り話 し合います。 ・調理実習等で作 るものも学生に決めて もらいます。 M 調理実習のメニュー決 めの相談 その 日
,通
所す るのか休むかの判断 外 出の行 き先,予
算な ど N それが実現可能かを最終的に話 し合い決定 します。 0 ・絶対的に決まつている当た り前の上限,線
引きとい うものが在 ります。 例 えば予算・ 時間・場所な ど。 ・入学当初 はこれ らの情報 をこち らか ら提示 しますが,少 しずつ段階的に 良い意味での 「丸投 げ」を増や しています。(0か
ら企画 して もらい, 後で職員 がア ドバイスを入れてい く。) 4.取 り組まれている内容 について (1)講座 内容 (複数 回答) 講座 内容 (複数 回答)に
ついて,尋
ねた結果 を図2‐6に
示 した。 「調理・食事作法」「芸術」は全ての施設で行われていた。次に, シ ョン」「パ ソコン」が14施
設,「旅行」「スポーツ」が13施
設,14施
設 の順であつた。 図2‐6講座 内容 「教養講座」 「レク リエー 「その他」が 教養講座 調理・ 食事作法 芸術 レク リエーシ ョン パ ソコン 旅行 スポー ツ その他 15施 設 15施 設 15施 設その他の記述 は
,表
2‐11に 示 した。その他 の取 り組みでは,「就労」「スポー ツ・ 自然体験」「教養講座」「その他の取 り組み」であつた。 就労に関す る内訳は,A「
(就労支援講座3種
)①
介護施設で利用者への喫茶 店販売②障害者福祉施設の就労系利用者 と共 に製品販売③古紙回収に参加」C
「週1回喫茶店 (買物,デ ザー ト作 り,コ ミュニケーシ ョン,食器洗い,洗 濯)」 F「 併設 してい るシ ョップの当番 を週に2回
(午前中)行
ない,接
待やお金 の 計算力を身に付 けている」G「就労移行・B型
事業所見学・実習。喫茶マール でのお菓子づ くり。販売 (寄宿舎研究会場にて,2回
)」 I「模擬体験 (喫茶 ア ンカフェの とりくみ)ほ
ぼ一 日 (2回 開店)」 J「『 進路』(月2回
)」 であつた。 スポー ツ・ 自然体験の内訳は,G「
歩 くスキー,畑
仕事 (野菜の苗の植 え付 け,収
穫)デ
イキャンプ (後援会 と合 同行事,バ
ーベ キュー,野
菜 の販売)」H
「キャンプにおけるチャレンジツ リーイング」I「 自然学習 (熊野古道歩き,草
木染 め,海
遊び)」M「
自然 と親 しむ,ウ
オー キング」であった。 教養 の内訳は,I「 エ コ学習 (不用品を使 つて生活用品作 り)」 J「こころ とか らだの学習 (性教育,月2回
)」 K「 科学実験,こ とば,文
字」0「 話 し合い (話 し上手,聞
き上手,コ
ミュニケーシ ョンスキル)」 であつた。 多様 な内容が行 える背景 として,B「
講師 さんに来て頂 き,プ
ログラムを行 う」D「
外部講師を迎 え,平
和学習・情操教育・オペ ラ鑑賞 0体操・ ヨガ・ 芸 術 0英語・ 手話 に取 り組んでいる」G「
DoCoMoの
携帯教室,『悪徳 商法』(消 費者セ ンター),防
犯教室 (警察署生活安全課),温
水プール・図書館 の利用, 大学 との交流 (2回),国
際理解 (韓国留学生)」H「
キャンパス交流 (大学生 との交流)」 等の記述か ら外部講師や地域資源 の活用が図 られてい る。 その他の取 り組み として,G「
見学旅行 (2年 生2泊
3日),研
究発表会 (102年
生),今
週の 自分time(1週
間の振 り返 りと発表)」 H「 新喜劇,自 治 (会) 活動 (月2回
)」M「
ファッシ ョン,変
装 してみよ う」であった。 また,C「
クラブ活動 も仲間達が立ち上げま した。仲間達のや りたいことを 取 り入れてい る」E「本人たちが決 める手伝いはす るが,出
来 るだけ待つ よ う に してい る」 とい つた記述があった。表2‐11その他 の取 り組 み A
<就
労支援講座3種
>
0就労支援講座 として,介
護施設 での利用者への喫茶店販売 (お菓子や 飲み物 を持 ち込み販売す る)を
毎月実施 しています。 ・ この地域の障害者福祉施設 の就労系利用者 と共にそ こでの施設,そ
れ ぞれの製 品販売店 ク リエイ トシ ョップ 「くりくり」での販売担当を交 替で しています。 ・峰 山地区の作業所4施
設か集7峰
山町全戸の家々か らの古紙 回収に参 加 しています。 B 特別 プ ログ ラム0・
・ `そ の道 のスペ シ ャ リス ト" 来 て頂 き,プ
ログ ラム を行 う。 現在,ジ
ャズ ダ ンス, フ ラ ワー ア レンジ メ ン ト である講師 さんに 陶芸,音
楽療法, C ・週 1回喫茶店 (買物,デ
ザー ト作 り,コ
ミュニケーシ ョン,食
器洗い, 洗濯 な ど楽 しみなが ら自分たちで行つています) 0ク ラブ活動 も仲間達が立ち上げま した。仲間達のや りたい ことを取 り 入れていきます。 D ・ 外 部 講 師 を迎 え,平
和 学 習 や 情 操 教 育 に も と り くん で い る。 (オ ペ ラ鑑 聾l etc。) 0体操,
ヨガ,
芸 術,
英 語,手
話 は外 部 講 師 を迎 え て お こな っ て い る。 E 本人たちが決める手伝いはするが,出
来るだけ待つようにしている。 F 併設 してい るシ ョップの当番 を週 に2回
(午前 中)行
ない,接
待やお金 の計算力 を身に付 けている。 G 0就 労移行OB型
事業所見学・実習 0見 学旅行 (2年生2泊 3日) ・研究発表会(102年
生) ・今週の 自分time(1週
間の振 り返 りと発表) ・DoCoMoの
携帯教室 ・「悪徳商法」(消費者セ ンター) ・防犯教室 (警察署生活安全課) ・大学 との交流 (2回) ・国際理解 (韓国留学生) 0温 水プール利用(708月
週1回) ・図書館 の利用 0歩 くスキー 0デ イキャンプ (後援会 と合 同行事,バ
ーベキュー,野
菜の販売) ・喫茶マールでのお菓子づ くり (2回 チ ュイル,コ
コナ ッツロシエ) 0畑 仕事 (野菜の苗の植 え付 け,収
穫) ・販売 (寄宿舎研究会場にて, 2回
) H 新喜濠1 キャンパス交流 (大学 との交流) キャンプにおけるチャレンジー ツー リングな どT ■ ・模擬体験 (喫茶アンカフェの とりくみ
)ほ
ぼ一 日(2回
開店)(5,8,
12月 は他 の行事のためな し) 0エ コ学習 (不用品を使 って生活用品作 り) 0自 然学習 (熊野古道歩 き,草
木染 め,海
遊び) J 「こ ころ とか らだの学習 」(性教 育,月 2回) 「進 路 」(月2回
) 「自治 (会)活
動 」(月 2回) K 科学実験 ことば 文字 数 L な し M 0自 然 と親 しむ, ウオ ー キ ン グな ど 0フ ァ ッシ ョン,変
装 してみ よ う,何
か に見 た て て, 自分 で着 飾 る こ と で,変
身願 望 に応 え る。 N な し 0 話 し合 い (話し上手,聞
き上手,コ
ミュニケー シ ョンス キル)(2)講
座 の実施者 講座 の実施者 (頻度の高い順)に
ついて尋ねた結果 を表2‐12に示 した。講座 の実施者では,施
設の職員や外部講師が実施 してい る頻度が高かった。また, 半数近 くの施設で,地
域住民を講師に招 き講座 を実施 してい る。 その他の記述では,「特別講師」「外部講師は,退
職 された先生にお願い して います」「退職教員 のボランテ ィアスタッフ20名 (外部講師 と授業補助)」 とい う記述があった。 表2‐12講座 の実施者 A B C D E F G H I 」 K L M N 0 計 施設 の職 員 1 1 1 2 3 2 1 1 1 1 1 1 2 1 19 地域 住 民 4 3 1 3 3 3 3 20 外 部 講 師 2 2 2 1 2 1 2 2 2 2 2 2 1 2 25 保護者 3 3 計 10 3 3 6 6 3 6 6 3 6 3 6 3 0 3 67(3)卒
業後 (修了後)の
進路 卒業後 (修了後)の
進路 (多い順)に
ついて尋ねた結果 を表 2‐13に
示 した。 主に 「福祉就労」が最 も多 く,次
に 「共 同作業所」「一般就労」「訓練施設」「生 活施設」の順であった。2011年
以降に設立 された6施
設に関 しては,「1年
目 のためな し」「今年度,開
校2年
目のため卒業生がいません」「卒業生がまだい なぃ」「まだ開所 して2年
目なので卒業生はいません」「まだ,卒
所 はあ りませ ん」等の理 由のため,デ
ーターが得 られ なかつた。その他の意見では,「在 宅は あ りません 」「1期生 14名 のみなので今の ところの順番です」「現在卒業 したの は,1名
です。特例で3年
生が 5名 います。台風12号
の土砂流で建物が使 用不 可にな り10か
月仮説での取 り組みでや つたことが認 め られま した」とい う記述 があつた。具体的な進路先 としては,A「
一般就労 :病 院の リネン関係の仕事 に就 いている方な ど,福
祉就労 :就 労Bへ
進 んだ方 な ど,共
同作業所 :介 護事 業へ進んだ方な ど」C「 専修学校・職業訓練校・アルバイ ト (一般)」G「
福祉 就労支援B型
」 とい う記述があった。 表 2‐13卒業後 の進 路 A B C D E F G H J K L M N 0 計 一般就 労 2 2 4 福祉 就 労 ■■ 2 3 1 1 1 2 1 12 協 同作 業所 3 1 1 1 3 9 訓練施 設 3 1 4 生活 施設 4 4 8 計 10 3 1 9 1 1 1 10 1 0 0 0 0 0 0 37(4)卒
業後 (修了後)の
フォローア ップについて 卒業後 (修了後)の
フォローア ップ (自 由記述)に
ついて,尋
ねた結果 を表 2‐14に示 した。利用者 の卒業後 (修了後)の
支援 として,B「
ひきつぎや移動 先 に様子 を見に行 く。月 1回の施設代表者会ギで様子 も確認す る。」C「 年一回 集 う機会がある。 地域 の支援セ ンター と連携す る。」D「
相談センター,就
業・ 生活支援セ ンター と連携す る。支援員が様子 を見に行 くことがある。」E「 他 の 事業所にいかれた方の家族の相談にはお応 え している」F「 定着指導は続 ける (手紙,ア
ンケー ト,電
話etc。)」G「
引継資料 (個別支援計画等),事
業所ヘ 出向き利用者のこと全般 について理解 を深 め,定
着す るよ うに努 める」H「
進 路でまわる際や研究会で様子 を聞き,必
要に応 じて,電
話や訪問す る」0「
『 定 着す るまで』『3年
以上』は,他
の機 関 と連携 をとりなが ら支援 したい」とい う よ うに卒業後 (修了後)も
進路先や外部機 関 と連携 し利用者 のフォローア ップ を行 つている。 また,A「
卒業後 も日中就労系の作業所で作業を した後にパ ソヨンをす るな ど思い思いの時間を過 ごしている」H「
定期的に訪問や同窓会活動 な どを考 え たい」J「 第103土
曜 日の午後 に『 余暇活動』 を行 っている。そ こに卒業生 も 参加 できるよ うに していきたい。」K「定期的な青年学級の開催」 とい う記述が あ り,場
の提供 を通 じて利用者 の卒業後 (修了後)の
居場所づ くりの取 り組み が行われている。 今後の取 り組み として,I「
模擬喫茶 のアンカフェをB型
事業所 として立 ち 上げ,卒
業後の進路の選択肢 としたい。財政面の基盤 が整 えば,A型
へ移行で きれば と思ってい る。」0「 ケアームか らカ レッジヘ通学す る方は,就
学後 も同 ケアホームを利用 して頂けるとサポー トしやすい とも考えている」 とい う記述 か ら,卒
業後 (修了後)も
事業所の施設 に就職・利用できるよ うなシステムが 模索 されている。表2‐14卒業後 の フォ ロー ア ップ A 卒業後 も, 日中一時事業
(15:30∼
17:00)を利用 され る方が多 く。 日中 就労系の作業所で作業 を した後 に乗 られパ ソコンをす るな ど思い思いの 時間を過 ごされています。そ うい う時間に 日中の作業の様子 を聞かせて も らつています。 B まず はひ きつ ぎ を しつか り行 い ます 。 異 動 して か ら様 子 を見 に行 つた り, 月 1回の施 設 代表 者 会 ギで様 子 もか くにん します 。又,異
動先 で 困 つた こ と等 あれ ば, レン ラ ク頂 き,必
要 あれ ば ケー ス会 議 も行 い ます 。 C 年一回集 う機会があ り,話
を聞 くことが出来 る。又,地
域 の支援センター と連携 し,フ
ォロー したケース もある。 D 同法人に,相
談セ ンター,就
業・生活支援セ ンターがあ り,連
携 しなが ら 進 めてい る。機会があれば,支
援員 が様子 を見に行 くことがある。 E 他 の事業所 に行かれた方の家族の相談にはお応 え してい る。 F 定着指導は続 ける。(手紙,ア
ンケー ト,電
話etc。) G 引継資料 (個別支援計画等),卒
後支援 とい う位置づけで職員 が卒後の事 業所へ出向き,利
用者 のこと全般について理解 を深め,定
着す るように努 める。 H 随 時進 路 で ま わ る際や研 究 会 で様 子 を聞 き,必要 に応 じて,電話 を した り, 訪 問 した りす る。卒業 生 が多 くなれ ば,定
期 的 に訪 問や 同窓会 活 動 な どを 考 えた い6 T ■ 今後の考 え方 として,模
擬喫茶 のアンカフェをB型
事業所 として立ち上 げ,卒
業後の進路の選択肢 としたい。財政面の基盤 が整 えば,A型
へ移行 できれば と思つています。 J 第103土
曜 日の午後 に 「余暇活動」を入れ,外
部の青年 も受 け入れてい る。そ こに卒業生 も参力日できるよ うに していきたい。その他未定。 K 定期的な青年学級の開催。 L な し M な し N 現 段 階 で は な し。 0 ・ケアホームか らカ レッジヘ通学す る方は,就
学後 も同ケアホームを利用 して頂けるとサポー トしやすい とも考 えています。 ・基本的には 「定着す るまで」「3年
以上」は,他
の機 関 と連携 をとりな が ら支援 したいです。5。事業所の課題 について (1)困難 な点 (3つ 選択) 困難な点 (3つ 選択