現代社会 現代社会 現代社会 現代社会「「「「現代現代現代現代ににに生に生生生きるきる私きるきる私私たちの私たちのたちの課題たちの課題」課題課題」」学習指導案」学習指導案学習指導案学習指導案 広島県立福山誠之館高等学校 教諭 石岡 俊弘 本学習指導案 本学習指導案本学習指導案 本学習指導案ののののポイントポイントポイントポイント((((指導第指導第指導第指導第二二課二二課課課 指導主事指導主事指導主事 土佐指導主事 土佐 吉男土佐土佐 吉男吉男)吉男))) 本授業は,「レジ袋の有料化」を取り上げ,生徒に賛成・反対の意見を表明させるものであ る。生徒たちは,本授業において,身近な課題を追究することにより,社会に対する興味・関 心を高めるとともに,価値観の多様化する現代社会において,どのように合意形成を図ればよ いのかということを学ぶことができる。 1 実施日:平成22年9月24日(木)(6時間目:14時00分~14時50分(50分)) 2 学年・学級:3年6組 3 単元名:「現代に生きる私たちの課題」 4 単元について (1)単元観 レジ袋の有料化問題に代表される環境問題は,その解決に向けて様々な視点で考えることが重 要で,さらに,長期的な視点でもその解決策を考えなければならない。本単元では,社会的な論争 問題を取り上げ,様々な視点から考察させる。課題のとらえ方や合意形成に向けた手法を学ぶこと により,生徒たちは,社会を理解する基盤を身に付けることができる。 (2)生徒観 クラスのほとんどの生徒が大学進学を希望しており,基礎的な知識は習得している。しか し,論理的に思考することが苦手であり,さらに考察した過程や結果を,根拠を占めしなが ら論理的に表現することが苦手である。環境問題については,基本的な用語や概念を習得し ているが,課題を多面的に考察すること,因果関係を推測することが苦手である。また,自 己との係りに着目して設定した課題を意欲的に追究することに課題がある。 (3)指導観 容器包装リサイクル法(平成18年6月改正)改正の焦点の一つであったレジ袋有料化の 問題は,経済的手段の有効性の学習とともに,消費者・小売店などの様々な立場の見方や考 え方を踏まえた公正な判断を行う(循環型社会の実現に向けて社会的合意形成を目指す合理 的意思決定)学習に有効な教材である。 こうした学習は,「幸福,正義,公正」などの枠組みで考察させようとする「新学習指導 要領」の方向性とも合致する。図式を用いることによって,言語活動の充実を図る。 5 単元の目標 現代社会の諸問題について自己とのかかわりに着目して課題を設け,倫理,社会,文化, 政治,経済など様々な観点から追究する学習を通して,現代社会に対する関心を高め,いか に生きるかを主体的に考えることの大切さを自覚する。 6 単元の評価規準 関心・意欲・態度 思考・判断 技能・表現 知識・理解 現代社会の諸問題に対す る関心を高め,意欲的に 追究し,いかに生きるか を主体的に考えている。 現代社会の諸問題の現状 と自己とのかかわりにつ いて課題を見出す,多面 的・多角的に考察し,いか に生きるかについて社会 の変化や様々な立場,考え 方を踏まえ公正に判断し ている。 現代社会の基本的問題と人 間にかかわる事柄に関する 諸資料を様々なメディアを 通して収集し,有用な情報 を主体的に選択し活用して 学び方を身に付けるととも に,考察した過程や結果を 適切に表現している。 現代社会の基本的問題と人 間としての在り方生き方に かかわる事柄や学び方を理 解し,その知識を身に付け ている。
7 指導と評価の計画(全8時間) 評価 次 学習内容(時数) 関 考 表 知 評価規準 評価方法 1 環境問題 (2時間) 国際的な取組みの効果につい て考察 ○ ◎ 環境問題に対する国際的な取組みの効果について考察した結果 を適切に表現している。 ワ ー ク シ ー ト分析 資源・エネルギー問題 (2時間・本時) 循環型社会と自己との関わり についての合理的意思決定 ○ ◎ 新エネルギーの開発,循環型社 会と自己の関わりについて多面 的・多角的に考察し,公正に判 断している。 ワ ー ク シ ー ト分析 2 資源・エネルギー問題 (1時間) 循環型社会と自己との関わり についての合理的意思決定 ◎ ○ 食料問題について関心をもち,循環型社会について意欲的に追 究している。 ワ ー ク シ ー ト分析 3 まとめ (3時間) 国際的な相互依存関係の緊 密化とその影響について考 察 ○ ◎ 国際的な相互依存関係の緊密化 とその影響について多面的・多 角的に考察し,公正に判断して いる。 ワ ー ク シ ー ト分析 ウ エ ビ ン グ 分析 8 本時の展開 (1)本時の目標 レジ袋の有料化に関する社会的合意形成をめざした意思決定を行うことにより,社会的論 争問題を考察する基盤を身に付け,循環型社会に対する関心,意欲が高まる。 (2)観点別評価規準 ・循環型社会に対する関心を高め,意欲的に追究し,いかに生きるかを主体的に考えている。 ・循環型社会に関わる諸問題の現状と自己との関わりについて,多面的・多角的に考察し, いかに生きるかについて社会の変化や様々な立場,考え方を踏まえ公正に判断している。 (3)準備物 教科書,現代社会資料集 (4)学習の展開 学習活動 指導上の留意事項 評価規準 評価方法 導 入 5 分 レジ袋の有料化に向けて,「トレードオ フ」「公正」という点に注意しつつ,社 会的合意に向けて意思決定をするとい う本時の目標を把握する。 外部不経済の内部化等に関 する生徒へのアンケートを 活用し,授業に対する意欲を 高める。 観察 展 開 35 分 レジ袋の有料化に関する賛成・反対の様々な 立場(スーパー,コンビニ,自治体等)を図 式(主張,根拠,根拠を裏付ける事実,主張 が成り立つ条件)に記入して可視化する。 (班別学習) 主張間の対立点を整理する。(全体で確認) 社会的合意に向けて意思決定をし,発表 する。(班別学習及び全体発表) 賛成・反対の様々な立場につ いて思考を可視化させ,班内 で発表させて内容を共有さ せる。 対立点の整理はキーワード で行うように指示する。 意思決定の補助表を活用さ せる。 観察 ワークシート 分析 終 結 10 分 この小単元の学習を振り返り自己評価及び 相互評価を行う。 新たな疑問があれば書く。 自己と共に班員の学習状況 をチェック表に記入させる。 関心,意欲,態度 「循環型社会・・・主 体的に考えている。」 思考・判断 「循環型社会・・・公 正に判断している。」 関心,意欲,態度 「循環型社会・・・主 体的に考えている。」 ワークシート 分析 (振り返り表)