(1)会場
1階
大研修室
A
①
12:50~13:20
能代市では今後の能代市の教育水準を維持していくため
に,平成26年度から中堅教員研修会を行っている。グループ
ごとに研修テーマを決めて,研修を行っている。今年度の研
教育水準を維持していくための指導力の向
修テーマは次のとおりである。
上を目指して
Aグループ…少人数学級における個を生かすための支援
~能代市中堅教員研修会の
Bグループ…ねらいを達成するための適切な言語活動の在
研究成果の発表~
り方
能代市教育委員会 指導主事 千羽 正人 Cグループ…「わかる」「できる」が実感できる終末段階
能代市立常盤小学校 教諭 越後谷 茂 の在り方について
能代市立渟城西小学校 教諭 工藤 秀悟
能代市立第五小学校 教諭 畠山 公次
②
13:35~14:05
次期学習指導要領は「アクティブ・ラーニング」がキーワ
ードとなるが,その具体的内容についてはこれからの研究に
[センター研究 教科・研究班] 待たれるところである。本県では既に多くの小・中学校,高
主体的・協同的な学びを通した問題解決的
等学校学校が「アクティブ・ラーニング」につながる「課題
な授業モデルの提案1(1年次)
解決型」「探究型」の授業を行っている。本研究は3年間の
研究の初年に当たり,県内各校の実践を収集し,分類・整理
をしていく中で,本県の継承すべきよさを見いだし,資質・
能力の育成を目指した課題解決的な授業モデル案を提案す
る。
総合教育センター 指導主事 小松田哲也
③
14
:20~14:50
②の研究概要を受けて③では,五つの教科から,これまで
の実践を組み合わせ,「何を学か」「どのように学か」「何が
[センター研究 教科・研究班] できるようになるか」の視点で授業モデルを提案する。
主体的・協同的な学びを通した問題解決的
な授業モデルの提案2(1年次)
小学校第6学年 国語
小学校第6学年 算数
小学校第6学年 理科
中学校第2学年 社会
中学校第2学年 英語
総合教育センター 指導主事 各教科担当
(2)会場
1階
小研修室
B
①
12:50~13:20
本校では,「生徒同士の横のつながりのある授業」を通し
て,自分の考えを進んで表現しようとする生徒の育成を目指
[県算数・数学教育研究大会発表] してきた。学び合いの場の設定を工夫して発言の機会を増や
授業のねらいに迫り,数学的な考え方や技
し,多様な考えを出し合ったり,振り返りの充実を図ったり
能を高める工夫
することで,数学的な考え方や技能の理解を確かなものにし,
~生徒同士の学び合いを通して~
学習への意欲を高めることができるのではないかと考え,日
々の実践を行った。その成果と課題について,提案するもの
である。
能代市立能代第一中学校 教諭 高桑 和哉
②
13:35~14:05
八峰町は5年前からNTTグループによるICT実証事業
を行ってきたことで,ICT環境に非常に恵まれている。そ
[県算数・数学教育研究大会発表] の利点を生かして,算数的活動を大事にしながらも,ICT
思考力・表現力を育み,児童が主体的に取
活用の工夫を図ってきた。また,思考力を高めるために,根
り組む授業の創造
拠(既習事項)をもった予想とそのふり返りを積み重ねてき
~小学校5年算数におけるICTの活用と
た。これらにより,考え方の可視化・共有化の容易さから,
ふり返りの充実を図った授業づくりを通
効果的な学び合いが生まれ,表現力が高まってきた。
して~
八峰町立八森小学校 教諭 藤田千登勢
③
14:20~14:50
小学校学習指導要領に,話合い活動や自分たちできまりを
つくって守る活動,人間関係を形成する力を養う活動などを
[国立教育政策研究所研究指定] 工夫することが新たに示された。また,国立教育政策研究所
自分のよさを積極的に発揮しながら,協力
において,特別活動指導資料が作成された。これらを踏まえ,
してよりよい生活を創っていこうとする子
特別活動で育てたい合意形成や自己指導能力に必要な思考
どもの育成
力,判断力,実践力を育てるため,板書の工夫や「くらべ合
~思考力・判断力・実践力を育てる
う」に重点をおいた話合い等,学級活動(1)と(2)の指導と評
指導と評価の工夫~
価の工夫の研究に取り組んでいる。
仙北市立角館小学校 教諭 佐藤真理子
(3)会場
1階
中研修室
C
①
12:50~13:20
「A表現」と「B鑑賞」及び[共通事項]を効果的に関連
させ,生徒一人一人が自ら強く表したいことを見付け,発想
[国立教育政策研究所研究指定] や構想を深めたり,創造的に技能を働かせて表現したりする
自ら表したいことを見付け,豊かに表現す
ことに重点を置いた研究の成果と課題を実践事例を基に発表
る生徒の育成
します。
~「A表現」と「B鑑賞」の
相互の関連を図った授業改善~
大仙市立西仙北中学校 教諭 田中真二朗
②
13:35~14:05
全国調査B問題に係る課題を「複数のテキストを関連付け
て読む力」「比べ読みから考えを広げたり深めたり関係付ける
[国立教育政策研究所研究指定] 力」と捉え,単元及び授業における学習の見通しと振り返り
よりよい自分を求めて自ら学び,高め合う
を重点に,単元を貫く言語活動が課題意識と重なるように位
子どもの育成
置付け,研究を展開した。単元末の振り返り「ことばのはば
~
習得したことを活用して,思考力・
たき」を集積することで児童が学びを外言化し習得した読む
判断力・表現力を高める単元開発
~ スキルを螺旋的・反復的に活用し,思考力・判断力・表現力
を高めていくことを目指していく。
由利本荘市立鶴舞小学校 教諭 安齋 知子
③
14:20~14:50
主題は大学院研修での研究テーマである。平成20(2008)
年の中央教育審議会答申では,国語科改善の方針の一つとし
[秋田大学院研修] て「論理的に思考し表現する能力の育成」が示されたが,学
「論理」の指導を核とした実践的指導法の追
習指導要領には国語科で目指す「論理」の具体的な記述はな
究
かった。そこで,教科書教材の分析や先行研究の批判的検討
~生きてはたらく
を通して,小学校国語科における「論理」とその系統性,「論
説明的文章指導の在り方~
理」を核とした説明的文章指導法の在り方について明らかに
することを目的に,本研究に取り組んだ。
大館市立城西小学校 教諭 渡辺 智一
(4)会場
2階
音楽研修室
D
①
12:50~13:20
児童生徒一人一人の社会的自立を目指し,障害の重度・重
複化,多様化に対応した教育課程を編成するために,地域資
[文部科学省委託] 源を活用した授業づくりに着目し研究を進めた。結果,相手
ライフキャリアの視点を大切にした教育課
意識の育ちや周囲から承認されている実感,自分の力を発揮
程の編成
できる喜びや具体的な目標をもち活動する姿など,児童生徒
~地域資源を活用した
の変容が確認できた。授業づくりにおいて,系統的な目標設
授業づくりを通して~
定や意図的な外部評価の活用,他の指導の形態との関連性を
明確にしてくことで,教育課程の評価・改善につなげること
ができた。
県立横手養護学校 教諭 後松慎太郎
②
13:35~14:05
本校では,今年度からキャリア教育全体計画を小・中・高
を貫く基盤として位置付け,関連付けた授業づくりを行った。
[文部科学省委託] また,従来の学部研究に加えて,隣接する学部をまたぐ研究
キャリア教育の視点で小・中・高を貫く教
グループを立ち上げ,互いの授業やキャリア教育全体計画に
育課程の編成
関する協議を行った。連続性のある年間指導計画や指導内容
~児童生徒がやりがいと手応えを感じる
の設定,更に小・中・高を貫く教育課程の編成を目指して,
授業づくりを通して~
今年度どのように研究組織を機能させて取り組んだのかを報
告する。
県立養護学校天王みどり学園 教諭 藤原恵理子
③
14:20~14:50
教育課程は学校の教育目標の達成を目指し,絶えず評価・
改善を繰り返していくものである。ところが,これまでの研
[文部科学省委託] 究では,一授業の改善に留まり,教育課程全体の視点で授業
主体的な社会参加につながる教育課程編成
を捉えることが不十分だった。そこで,教育課程編成の全体
の在り方
構造を明らかにし,本校の重点として掲げる「地域と関わる
~日々の授業と地域と関わる学習との
学習」と「日々の授業」との関連を探りながら,計画,実施,
関連を探る仕組みづくり~
評価,改善を繰り返していく仕組みを構築する。この仕組み
を生かすことで,主体的な社会参加につながる教育課程の編
成ができるのではないかと考え,教務部と研究部が連携し推
進した研究である。
県立能代養護学校 教諭 工藤 未央
(5)会場
2階
授業研修室
E
①
12:50~13:20
特別支援学校で3年間の研修を通して,小学部では,生活
単元学習の授業づくりや居住地校交流における交流内容の充
実の工夫について学んだ。中学部では,作業学習での具体的
小・中学校における特別支援教育の充実に
な支援の方法や思春期の生徒たちの思いを受け止めながらよ
向けて
りよい関係を気付くための教師の働き掛けについて研修を重
~研修人事交流を通して~
ねた。また,地域の学校との合同学習の計画・実践をしたり,
地域の外部機関の会議に参加し,連携の仕方について学んだ
りした。
県立大曲養護学校 教諭 渡部 直子
②
13:35~14:05
各教科等を合わせた指導の一つである生活単元学習を取り
上げ,生活単元学習の基礎・基本に基づく実践の充実と,各
校の中心的役割を担う人材の養成を目的に取り組んだ。研修
特別支援学校における授業改善プロジェク
会では,生活単元学習の基礎・基本と授業デザイン,授業実
トの取組
践について講義・演習を行った。授業研究会は,授業提示を
~各教科等を合わせた指導
県北・県央・県南から各1名の教員に依頼した。授業改善プ
「生活単元学習」について~
ロジェクト会議では,教育専門監と授業改善の要点を整理し
た。取組の経過等を報告する。
県教育庁特別支援教育課 指導主事 清水 潤
県立横手養護学校 教諭 鈴木 顕
③
14
:20~14:50
山田地区内には小学校1校,中学校1校あり,児童生徒は
地域に愛着をもち,行事等にも積極的に参加している。小・
[湯沢市公開研究会発表] 中学校9年間を通して様々な面で主体的に学ぶ力を育成する
主体的に学ぶ児童生徒の育成を目指す小・
ために,山田ブロックでは,学習指導部・生徒指導部・交流
中連携の在り方
行事部・道徳教育部の部門に分かれ連携教育を行ってきた。
~全教育活動における
昨年度は道徳教育部,今年度は学習指導部が中心となって目
双方向性の重視を通して~
指す姿を具体化した取り組みを行うことで,児童生徒が関わ
り合って学ぶ姿を見ることができた。
湯沢市立山田中学校 教諭 山田わかば
湯沢市立山田小学校 教諭 村上 公子
(6)会場
2階
中研修室
F
①
12:50~13:20
平成26・27年度の2年間,小・中連携実践研究モデル事業
研究推進校として,北陽小学校,男鹿北中学校が研究実践を
[県教育委員会 小・中連携実践モデル事業] 行ってきた。少人数で固定的な人間関係の中で9年間を過ご
基礎学力の向上と児童生徒理解の深化を目
していく児童生徒に,学習が連続しながら深まっていくこと
指した,小・中学校の円滑な接続の在り方
を意識させ,小・中学校の円滑な接続を目指すものである。
~小・中相互乗り入れ授業における,
小・中学校相互の乗り入れ授業をはじめとする様々な活動を
TT指導を通して~
通して,児童生徒にとって「私たちの先生」という信頼関係
を得ることができた。
男鹿市立男鹿北中学校 教諭 木村 房子
男鹿市立北陽小学校 教諭 石川 真悦
②
13:35~14:05
花輪第二中学校は,全校69名の小規模校である。花輪北・
平元両小学校から,毎年約十数名ずつの6年生が入学する。
[県教育委員会 小・中連携実践モデル事業] 同一集団で小学校6年間を過ごすため,入学当初,新たな人
学習指導や生徒指導の充実を図るための小
間関係の形成において不安やストレスを抱える生徒も多く,
・中連携
学習意欲の低下等の一因となっていた。昨年度より,小・中
~小学校から中学校への円滑な接続と
間での教員の乗り入れ授業や合同研修会,児童・生徒の交流
中1ギャップの緩和を図るために~
の場の設定などを実施し,連携を強化することで,中1ギャ
ップの緩和を図ってきている。
鹿角市立花輪第二中学校 教諭 金田一晃宏
鹿角市立花輪北小学校 教諭 市川 尚樹
鹿角市立平元小学校 教諭 黒澤 真孝
③
14:20~14:50
豊成中学校区(豊成中・豊岡小・豊川小)は,小・中連携
の実践を組織的に進めてきた。その中から次の内容を中心に
[県教育委員会 小・中連携実践モデル事業] 紹介したい。
[日教弘秋田支部研究論文入賞] ○中学校教員の専門性を生かした乗り入れ授業は学習意欲を
小・中連携による小・中学校の円滑な接続
高めるのに有効だったこと。
と中1ギャップの緩和及び小学校における
○双方向の乗り入れ授業や研究授業の参観により,児童生徒
専門性を生かした授業の推進
の実態把握ができ,授業改善の意識も高まったこと。
~小・中学校9年間の発達や学びを支える
○小・小間,小・中間の交流活動を積極的に行うことで,中
教育の充実を目指して~
学校入学後も安心して学校生活を送ることができたこと。
大仙市立豊成中学校 教諭 石川 真一
(7)2月5日(金)
G
会場 2階
生活科教材制作室
<提案のポイント>
①
12:50~13:20
本園では就学に向けて小学校と共に園児や児童の実態を把
握し,情報を共有するなど密な連携を図ることで,見えてき
[北秋田地区保育士会発表] た課題や必要な生活経験を明確にし,5歳児後期のカリキュ
共につくるスタートカリキュラム
ラムに位置づけ実践につなげています。一村一園一校のメリ
~上小阿仁村の取り組みを通して~
ットを活かし,見えてきた課題を次年度のカリキュラムに取
り入れていくことで,接続期の保育・授業の改善が図られ,
就学前教育から小学校教育へのスムーズな移行につながると
考えます。
かみこあに保育園 保育士 三 浦 裕
②
13:35~14:05
これまで,しなやかな心をはぐくむための環境の構成と保
育者のかかわりを探ってきて,安心できる人的環境の中で,
お互いを認め合える人間関係の土台が重要であることに気付
人とのかかわりの中で,しなやかな心をは
いた。それぞれの思いが否定されない自分を出せる環境や保
ぐくむ
育者の援助が,伝えたい思いや相手の話を理解したいという
~互いの思いを大事にした遊びを楽しむた
気持ちを育てることに繋がり,共に遊びを楽しもうとする力
めの,環境の構成や保育者のかかわりを
になっていくのではないかと考え,研究を進めている。
探る~
幼保連携型認定こども園 つきの木こども園
主任保育教諭 佐 藤 智 子
保育教諭 佐 藤 諒 子
③
14
:20~14:50
少子化がすすむなか,社会における人と人,とくに子ども
と大人がつながる場面が少なくなりつつあり,社会における
[全国保育研究大会発表] 子ども・子育てへの関心低下につながっています。反面,大
保育の営みをいかに社会に発信するか
人の干渉のしすぎが子どもの心の育ちを妨げていることも気
~「ここに生まれてよかった」
になるところです。そこで保育の営みの重要性を発信しなが
本物の自然の中でたくましく育て~
ら,子どもひとりひとりをたくましく育てるための保育の方
法を考えていきます。
社会福祉法人玉米福祉会 みどり保育園
保育士 小 野 美由紀
(8)会場
3階
中研修室(1)
H
①
12:50~13:20
本校は今年度,文部科学省より「拠点校・協力校英語授業
改善プログラム事業」の指定を受け,協力校である大曲高等
[拠点校・協力校英語授業改善プログラム] 学校,大曲中学校との連携を生かした外国語活動の在り方を
積極的にコミュニケーションを図る児童の
探ってきた。また,「コミュニケーションの広がり」をキー
育成
ワードにした授業に取り組んできた。協力校との連携と外国
~協力校との連携と
語活動のスタンダードづくりを通して,研究主題「積極的に
曲小スタンダードづくりを通して~
コミュニケーションを図る児童の育成」を目指した実践を紹
介する。
大仙市立大曲小学校 教諭 武藤 浩紀
教諭 厨川 浩子
②
13:35~14:05
本校は拠点校・協力校英語授業改善プログラム事業の指定
を受け,4年目になりました。「読んで理解」したことを基
[拠点校・協力校英語授業改善プログラム] に,お互いに自分の考えを口頭で伝え合うための指導を継続
4技能の総合的な育成を目指した授業づく
しています。今年度はさらに,「聞いて理解」した内容につ
り
いても伝え合うことができるように実践を進めてきました。
~理解した英語を様々な場面で活用し,自
相手が話した内容に関わりのある質問をし合う場面を設定す
分の考えや気持ちを積極的に伝え合う生
ることで,双方向にやりとりする力を高めたいと考え,英語
徒の育成~
科全体でこの実践に取り組んでいます。
大仙市立大曲中学校 教育専門監 牛木 豊
③
14:20~14:50
兼務しているある小学校は,5年生が5人,6年生が13
名と特別に少人数であるため,一人一人の子どもたちに対応
[日教弘秋田支部研究論文入賞] した指導ができる反面,子どもたち同士の関わり合いが少な
人との関わり合いを授業の中核とする授業
く,学びの広がり,深まりが乏しくなるという短所も感じて
の構築を目指して
いる。実験・観察した結果,考察をタブレットを使って少人
~特に少人数校での学びを広げ,
数校間で交換したり,理科作品等の交流などを行ったりして
深めるために~
少人数であっても関わりを多くし,学びを広げ,深めていく
授業の実践を行った。
横手市立横手南中学校 教育専門監 出雲 紀行
(9)2月5日(金)
I
会場
3階
中研修室(2)
<提案のポイント>
①
12
:50~13:10
本校は,今年度「拠点校・協力校英語授業改善プログラム」
の指定を受け,「Hi,friends!」やデジタル教材等を効果的
[拠点校・協力校英語授業改善プログラム] に活用した授業実践や,学級担任がイニシアティブを取りな
コミュニケーション能力を高め,共に学び
がらALTと連携した授業展開により,子どもたちの学習意
合う子どもの育成
欲が高まり,積極的な英語でのコミュニケーションを引き出
~外国語活動の授業改善を中心として~
すことができた。本発表では,低・中学年の国語や算数にお
いても「コミュニケーション」をキーワードとして,校内研
究を進めた実践とあわせて発表する。
能代市立渟城西小学校 教諭 嶋田 康弘
教諭 佐藤 弘
教諭 相澤 朋彦
②
13:10~13:30
本校では,「生徒同士の横のつながりのある授業」を通し
て自分の考えを進んで表現しようとする生徒の育成を目指し
[拠点校・協力校英語授業改善プログラム] てきた。英語科では,「生徒同士の横のつながりを意識した
生徒同士の横のつながりのある授業の実践
授業の実践」が生徒による言語活動時間の増加につながると
~4技能を統合的に活用し,進んで
考え,4技能を統合的に活用しながらペアやグループ,クラ
表現しようとする言語活動の工夫~
ス全体でのコミュニケーション活動を多く設定した授業改善
に取り組んでいる。そうした活動の中で,英語で相手とのコ
ミュニケーションを楽しむ姿勢が見られるようになった。
能代市立能代第一中学校 教諭 三浦 雅人
教育専門監 田中 美津
③
14
:00~14:20
「同じ本時の授業を,同じ指導者が,同じ学年の違う学級
で,2時間続きで行い,2時間目は中学校の先生からTTと
[拠点校・協力校英語授業改善プログラム] して入っていただいた。」そんな授業実践にも挑戦してきた
楽しくコミュニケーションを図る外国語活
「チーム追分」。「どうすれば教師の授業力は高まるのか」「ど
動を目指して
うすれば子どもたちのコミュニケーション能力を高められる
~教師の授業力アップを目指した
のか」試行錯誤しながら,校種間の連携の在り方を模索し,
拠点校としての取組~
英語力と指導力の向上に向けて重ねた研修と実践。外国語活
動,1~4年生のALTとの英語活動の在り方が少しずつ変
容していった。
潟上市立追分小学校 教諭 沓澤千佳子
教諭 佐々木達也
④
14:20~14:40
「拠点校・協力校英語授業改善プログラム」の指定を受け,
生徒の英語による言語活動時間の増加をはじめ4つの内容に
[拠点校・協力校英語授業改善プログラム] ついて,研究実践を深めてきた。生徒に実施したアンケート
「拠点校・協力校英語授業改善プログラム」
調査によると,9割程度の生徒が「英語による発表の機会が
に関わる研究概要について
ある」と答えている。このことから,英語による言語活動は
~互いに伝え合う表現力を高める
結果として増加していると言える。また,英語検定3級以上
指導方法の工夫~
の合格者が44%を超え,これまでの実績を上回っており,「習
得」「活用」レベルでの成果が見られる。
(10)2月5日(金)
J
会場 3階
第一情報教育研修室
<提案のポイント>
①
12:50~13:20
本校は,昨年度から「確かな学力の育成に係る実践的調査
研究」における「学力定着に課題を抱える学校の重点的・包
[文部科学省指定・委託] 括的支援に関する実践研究」協力校として,「子どもたちが
生徒の「学習力」を伸ばす授業づくり
安心して学習できる環境づくり」,「子どもたちの思考を促し
~「聴く,つなぐ,学び合う」
深める授業づくり」に焦点を当てた研究を行ってきた。①健
授業の追究~
全な「心力」と「体力」を基盤とした「知力」の向上,②「聴
く,つなぐ,学び合う」授業の追究の二つの柱を基にした取
組の成果を紹介したい。
仙北市立角館中学校 教諭 大河 見一
②
13:35~14:05
本校は平成24年度に能代市の防災モデル校に指定されて以
来,学校と地域の連携が必須であると考えて防災教育に力を
[県学校保健研究大会能代山本大会発表] 入れてきた。特に,周辺5自治会やPTAとのつながりをよ
子ども,教員,地域住民が連携した防災教
り意識して,防災を軸とした協働に取り組むことを大切に考
育
えてきた。そこで,「子どもたちの危機回避能力の高まり,
~防災を軸につながろう~
地域住民の学校に対する理解,教員の防災に対する意識の向
上」をねらって行った学校と地域住民が連携した取り組みの
事例を紹介したい。
能代市立渟城西小学校 教諭 日沼 統生
③
14
:20~14:50
本研究は,理科において認知的な学力が比較的高いものの,
情意的な学力に課題の多い状態の学年集団へ情意的な学力向
[日教弘秋田支部研究論文入賞] 上の対策を講じれば,認知・情意両面でバランスのとれた学
中学校理科の認知・情意両面のバランスの
力向上につながるという仮説を基に実践したものである。そ
とれた学力向上への取組
して,検証には標準学力検査(NRT)と県学習状況調査の
~岩城中学校32期生における
結果を活用した。そして,情意的な学力の向上が,認知的な
2年間の実践を通して~
学力の向上を促し,認知・情意両面の学力の向上につながる
ことが確認できた。
由利本荘市立岩城中学校 教諭 須田 昌樹