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LS-0004-JA 連続給油 静圧潤滑用ギア ジーロータ ベーンポンプユニット タンク付ユニット ギアポンプジーローターポンプ多系統ポンプ 当ポンプは連続給油及び静圧潤滑システムにおいて連続運転の為に開発したものですので脱圧弁は付いていません 使用圧力及び使用粘度によっては油圧ポンプとしての使用も

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(1)

連続給油

静圧潤滑用

ギア

ジーロータ

ンポンプユニ

ト、

タンク付ユニ

当ポンプは連続給油及び静圧潤滑システ

ムにおいて連続運転の為に開発したもの

ですので脱圧弁は付いていません。

使用圧力及び使用粘度によっては油圧ポ

ンプとしての使用もできます。

ポンプユニットは

1

系統から

20

系統までの

タイプを提供できます。

● 多系統ポンプはライン当りの抵抗が

異なっても均一の量でオイルを吐出しま

す。

騒音レベルが低い。

脈動が少ない。

表示した吐出量は

140mm

/s

の粘度及び

0.5MPa

の背圧時のデーターです。

許容圧力・吐出量は粘度によって変わり

ます。

オイル粘度が許容範囲になるようにして

下さい!

表示した粘度範囲外のオイル(スピンド

ルオイルや高粘度オイル)の使用をご希

望する場合は問い合わせして下さい。

標準オイルも温度変化により粘度が大き

い範囲で変化する可能性ありますのでご

注意下さい。

周辺温度:

max. +40 °C

媒体温度:

0 °C

+80 °C

ギアポンプ ジーローターポンプ

多系統

ポンプ

(2)

M

タイプ

ポンプ

とタンクを別々で取り付けたタイプ

MF

タイプ

ポンプ

タンクの一体型タイプ

図1 図2 図3 図4 オイルレベルより下で水平姿勢で取 り付けるポンプは特別にシール式専 用ポンプが必要です。 図5

機能の説明

M

型と

MF

型の機能は同じです

油は

S

から吸込まれ、

吐出管路を通り

P

の方向へ流れます

油圧によっ

て弁

f

が閉じられ、

更にバネが押上げ

られて弁

E3

が開きます

油に空気が混入

している場合

(タンクの油面が低下している時等)

は、

V

は開いたままで空気が混入

している油は戻り管路へ流れま

R1

R2

の方向へ流れている

「○」

印の管路参照)

設計圧力を超

えた余分な油は、

C1

を通り戻り管路へ流れます

印参照)

構造の説明

M

型ポンプは長いスクリ

ュー

プラグ

D1

で戻り管路

R2

のポー

トを塞い

でいます

V

C1

からの戻り油は

R1

を通り、

離れて設置された油タ

ンクへ戻されます

(図

1

2

参照)

MF

型ポンプはスクリ

プラグ

D2

が短く、

R2

ポー

ト塞ぎません。

して、

R1

ポー

トにプラグがしてあるので、

戻り油は戻り管路の

R2

ら直接タンクに戻されます

(図

4

5

参照)

1

系統潤滑システ

(3)

1

系統用歯車ポンプユニ

R (P 2) P M14×1.5 R2 ø96 149 0 44.5 63 O-Ring 48×3 (4×) M5 8.1 ø5.8 13.5 M 14x1.5 87 63 ø100 88 Anschluss für Kabel ø4 … 11 1) 1) ø50 ø49 d9 18 P S 図6 S = 吸込口 P = 吐出口 R1 = Mタイプにおける戻り R2 = MFタイプにおける戻り 1) はんだしない配管接続用のポート、 ø8の配管用 2) 粘度140 mm 2/s 及びp = 0.5 MPaの時 1系統歯車ポンプユニット・仕様の選定 タンク タンク 別置型     組込型 吐出量 1) 吐出圧力 許容粘度 吸込高さ 2) 定格出力 定格回転数 定格電流値 3) 注文番号 注文番号 [l/min] [MPa] [mm 2/s] [mm] [kW] [min-1] [A] ネジサイズd1 MF1-S6 0.12 0.6 20 - 2000 500 0.070 2700     0.5/0.29 M14×1.5 MF1-S19 0.08 0.1...1.2 5 - 500 500 0.030 1345 0.39/0.23 M14×1.5 M2-S14 0.2 0.1...6.5 20 - 1000 500 0.180 2700 0.87/0.5 M14×1.5 MF2-S12 0.2 1…6.5 20 - 1000 500 0.120 2700 0.97/0.46 M14×1.5 M2-S127 MF2-S127 0.2 6 140 - 1000 500 0.070 2700 0.5/0.29 M14×1.5 M5-S13 0.25 1.6 5 - 500 500 0.070 2700 0.5/0.29 M14×1.5 MF5-S14 0.25 1.6 5 - 500 500 0.070 2700 0.5/0.29 M14×1.5 M5-S12 MF5-S12 0.5 6 140 - 1000 500 0.120 2600 0.68/0.39 M14×1.5 124-012-211 0.75 10 20 - 750 700 0.180 1400 M10×1 124-012-210 1.0 15 20 - 750 700 0.370 1400 M10×1 ベーンポンプユニット FLM24-3 FLMF24-3 2.4 3 20 - 500 1000 0,070 2700 0.5/0.29 M16×1.5 1) 140mm2/s0.5MPaの場合 2) 吐出口が開いた時 3) 230/400V 50Hz (=ドイツ製品)の場合 0リング48x3 吸込口     ø4-11の電線用

(4)

1

系統用歯車ポンプユニ

ンポンプユニ

図7 1系統歯車ポンプユニット・仕様の選定 タンク タンク 別置型     組込型 吐出量 1) 吐出圧力 許容粘度 吸込高さ 1) 定格出力 定格回転数 定格電流値 2) 注文番号 注文番号 [l/min] [MPa] [mm 2/s] [mm] [kW] [min-1] [A] ネジサイズd1 M1 MF1 0.1 20 - 2000 0.020 1370 0.29/0.20 M14×1.5 M2 MF2 0.2 2.0 (2.7)* 20 - 2000 500 0.070 2760 0.48/0.28 ø8配管用 M5 MF5 0.5 20 - 1000 0.070 2760 0.48/0.28 ベーンポンプユニット FLM12** FLMF12** 1.2 0.6 20 - 500 3000 0.070 2760 0.48/0.28 M16×1.5 ø10配管用 ** この型式のポンプはベーンポンプユニットで、上図とは違いますが弁の機能は上図と同じです。  圧力調整(可変)歯車ポンプユニット M1/S4 MF1/S4 0.1 20 - 2000 0.020 1370 0.29/0.20 M14×1.5 M2/S4 MF2/S4 0.2 0.1~1.2+0.3 20 - 2000 500 0.070 2760 0.48/0.28 ø8配管用 M5/S4 MF5/S4 0.5 20 - 1000 0.070 2760 0.48/0.28 1) 吐出口が開いた時 2) 220/380V 50Hz の場合 *) 2.0MPa = 連続運転;2.7MPa=間欠運転(+0.1/-0.2) 圧力調整ネジ MF2.U15 Pressure adjusting screw 85 Ø50 13.5 8 (148) (87.5) Ø96 Suction port 吸込口 (0.5 ) Ø49 18.5 59. 5 33 (207.5 )

(5)

A 232 6 11.5 184 120 100 15 13 108 ø70 ± 0.2 75 ø140 13 Druck-anschluss G1/4 Saug-anschluss G3/8 M10×1 Anschluss für Druck-begrenzungsventil ø6.4 60± 0.2 80 8 17 図9 UDタイプ A 232 16 13 190 108 100 15 13 13 ø70 ±0.2 8 17 100 116 ø140 11 ±0. 2 Druck-anschluss G1/4 Saug-anschluss G3/8 M10×1 Anschluss für Druck-begrenzungsventil ø6.4 図8 UCタイプ タンク タンク 吐出 定格 定格電流値 組込型 別置型 吐出量 1) 圧力 許容粘度 吸込高さ 定格出力 回転数 50 Hz, 230/400 V A寸法

注文番号 注文番号 [l/min] [MPa] [mm2/s] [mm] [kW] [min-1] [A] [mm]

UC0.06-60 UD0.06-60 0.048 6.0 20 - 1000 700 0.18 1500 37 UC0.75-60 UD0.75-60 0.6 6.0 20 - 1000 700 0.18 1500 モーター銘板参照 45 UC1.00-60 UD1.00-60 0.8 6.0 20 - 1000 700 0.18 1500 45 UC1.50-50 UD1.50-50 1.35 5.0 20 - 1000 700 0.18 1500 47 UC3.00-25 UD3.00-25 2.4 2.5 20 - 1000 700 0.18 1500 51 1) 粘度140 mm 2/s の時 差圧p = pmaxの時

1

系統歯車ポンプユニ

吸込口 G3/8 吐出口 G1/4 制圧弁の接続 M10x1 制圧弁の接続 吐出口 G1/4 吸込口 G3/8

(6)

2

系統用ポンプユニ

3

つの目の歯車を加える事によ

2

系統と

したのがこの型式のポン

プユニ

です

P2

参照)

前に述べたポンプユニ

トと異なり、

弁を有しません。

C2

E4

の違いを比較してみて下さい)

また前述べたの

M

MF

型構造説明と異なり、

この型式のポンプユ

ニッ

トには油の戻り口はありません。

       許容粘度 定格 定格電流値 吐出量 最高背圧 範囲 吸込高さ 定格出力 回転数 50 Hz, 230/400 V

注文番号 [l/min] [MPa] [mm2/s] [mm] [kW] [min-1] [A] ネジd1

M201 2x0.1 1.2 20 - 1500 0,02 1370 0.29/0.20 M14x1.5 M202 2x0.2 1.2 20 - 1500 500 0,07 2700 0.5/0.29 M14x1.5 M205 2x0.5 1.2 20 - 500 M16x1.5

S =

吸込口

P

P2 =

吐出口

サイズは

3

ページの図

6

参照

取付姿勢:垂直、水平

2系統潤滑システムの系統図 図11 1 = 2系統ギアポンプユニット 6 = 潤滑点 2 = 主管(2本 7 = 戻りライン 3 = 絞り配管 8 = 制圧弁 4 = 分配器 9 = マイクロフィルター 5 = 潤滑ライン

S

P2

P

10

(7)

1

系統用歯車ポンプユニ

ト、

息抜き弁なし

1213 1系統歯車ポンプユニット(与圧ポンプとしても使用可能) 足付ユニット フランジ付ユニット オイルタンクと オイルタンクへの 最高背圧 定格電流値 離れた取付用 取付用 吐出量 [MPa]   許容粘度範囲 吸込み高さ 定格出力 定格回転数 50 Hz, 200/400 Vの時     注文番号 注文番号 [l/min] 連続 間欠 [mm 2/s] [mm] [kW] [min-1] [A] 図 ZM12-21 ZM12-31 1.2 2.5 3.0 20 – 2000 500 0.20 1400 1.4/0.7 12 ZM25-2 ZM25-3 2.5 1.6 2.0 20 – 2000 1000 0.20 1400 1.4/0.7 13 保護仕様: IP 54, DIN 40050 フランジ付ユニットはサイズが同じです。 モーターの仕様は目安としてモーターメー カーによって変わる可能性があります。 残圧息抜き弁(圧力解放弁)及び過圧安全弁と組 合せれば、間欠給油用のポンプユニットとしても 使用できます。 ご注意! 1. 矢印で表示した回転方向に注意して下さ い。 2. 水平での取付の場合はポンプは油レベル より上になるようにして下さい(中間フ ランジはシールがない)。 3. オイルタンクから離れた状 態でポンプを取り付けるの はポンプの吸込口(S)をポン プより高くなっているオイ ルタンク(max.2000mm) に接続して下さい。 吐出側 G1/4 Ø 60 Ø 72 h1 1 Ø 12 0 Outlet port 吸込側 G1/ 4

Suction port Direction of rotation 回転方向 4-M6 深さ10 M6用長穴7 ×15 Mounting holes 63-0.5 29 12 7 10 0 17.5 17.5 3. 2 12 0 depth 10 Ø85 7 18 80 14 14 123. 5 83 104 310. 5 Ø 12 8 G1/2

(8)

1

系統ポンプユニ

ト、

息抜き弁無し

r b B a LA e d i A AD øM S H øP øA C øN

S

P

S

K 図14 1系統歯車ポンプユニット(間欠給油用ポンプユニットとしても使用可能) 足付ユニット フランジ付ユニット 吸込・         オイルタンクと オイルタンクへの 最高 許容粘 吐出の 吸込 定格 定格電流値 離れた取付用 取付用 吐出量 背圧 度範囲 接続 高さ 2) 電線接続 定格出力 回転数 50 Hz, 400 Vの時 注文番号 注文番号 [l/min] [MPa] [mm

2/s] S P [mm] [kW] [min-1] [A] No.

143-012-131 143-012-231 0.85 3.0 G1/4 M20×1.5 0.18 1300 0.6 1 143-012-141 143-012-241 1.7 3.0 G1/4 M20×1.5 0.37 2810 1.0 2 143-012-150 1) 143-012-250 1) 2.5 2.0 G3/8 M20×1.5 0.18 1369 0.7 3 143-012-151 1) 143-012-251 1) 2.5 5.0 G3/8 M20×1.5 0.37 1390 1.0 4 143-012-100 143-012-200 5.25 2.0 G1/2 M20×1.5 0.37 1390 1.0 5 143-012-161 143-012-261 5.25 5.0 20 – 1000 G1/2 1000 M25×1.5 0.75 1390 2.0 6 143-012-172 143-012-272 9.0 1.2 G1/2 M20×1.5 0.37 1390 1.0 7 143-012-170 143-012-270 9.0 2.0 G1/2 M25×1.5 0.55 1390 1.5 8 143-012-171 143-012-271 9.0 5.0 G1/2 M25×1.5 1.1 1390 2.7 9 143-012-180 143-012-280 12.5 2.0 G3/4 M25×1.5 0.75 1390 2.0 10 143-012-181 143-012-281 12.5 5.0 G3/4 M25×1.5 1.5 1390 3.5 11 143-012-501 143-012-601 19.0 2.0 G1 M25×1.5 1.5 1390 3.5 12 1) 回転方向は図示と逆 2) 吐出口が開いた時 サイズ [mm]       a b B d e AD A H i AC K øN h11 øM LA S øP r No. 287 197 80 63 10 91 100 63 12.5 130 M6 72 85 14 M6 120 36.5 1 315 218 90 66 12.5 108 112 71 13 143 M6 95 115 12 M8 140 36.5 2 302 197 80 63 10 91 100 63 12.5 130 M6 85 100 14 M6 120 45 3 328 218 90 66 12.5 108 112 71 13 143 M6 95 115 17 M8 140 45 4 331 218 90 66 12.5 108 112 71 13 143 M6 95 115 17 M8 140 50.5 5 379 249 100 82 12.5 122 125 80 14 158 M8 110 130 17 M8 160 50.5 6 344 218 90 66 12.5 108 112 71 13 143 M6 95 115 17 M8 140 57 7 387 249 100 82 12.5 122 125 80 14 158 M8 110 130 17 M8 160 57 8 406 261 100 88 15 139 140 90 15 176 M8 110 130 17 M8 160 57 9 398 249 100 82 12.5 122 125 80 14 158 M8 110 130 17 M8 160 57 10 442 286 125 88 15 139 140 90 15 176 M8 110 130 17 M8 160 71 11 462 286 125 88 15 139 140 90 15 176 M8 110 130 17 M8 160 84 12 S = 吸込口 P = 吐出口 保護仕様: IP 54, DIN 40050

(9)

2系統ポンプ

足付ユニット フランジ付ユニット

オイルタンクと オイルタンクへの  吐出量 最高        定格電流値

離れた取付用 取付用 Va Vb 背圧 許容粘度 吸込高さ 定格出力 定格回転数 50 Hz, 230/400 Vの時

注文番号 注文番号 [l/min] [l/min] [MPa] [mm

2/s] [mm] [kW] [min-1] [A] ZM212-21 ZM212-31 1.2 1.2 1.2 20 – 2000 500 0.18 1300 0.6

2

5

系統ポンプユニ

ト、

1

次ポンプが不要

図15 5系統ポンプ*) 足付ユニット フランジ付ユニット オイルタンクと オイルタンクへの       最高 定格電流値 離れた取付用 取付用 吐出量 背圧 許容粘度 吸込高さ 定格出力 定格回転数 50 Hz, 400 Vの時 注文番号 注文番号 [l/min] [MPa] [mm 2/s] [mm] [kW] [min-1] [A] ZM502 ZM502-3 5x0.2 2.0 20 – 1000 500 0.25 670 1.22 ZM505 ZM505-3 5x0.45 1.0 20 – 500 *) 制圧弁にて吐出口を保護する必要がある場合、バルブブロック243-025.60を使って下さい。 S = 吸込口 P = 吐出口 保護仕様:IP 54, DIN 40050 ø916 1) ø12 配管の接続用

(10)

10

系統ポンプユニ

ト、

1

次ポンプが不要

17 10系統ポンプ 足付ユニット フランジ付ユニット オイルタンクと オイルタンクへの  吐出量 最高 定格電流値 離れた取付用 取付用 Va Vb 背圧 粘度範囲 吸込高さ 定格出力 定格回転数 50 Hz, 230/400 Vの時

注文番号 注文番号 [l/min] [l/min] [MPa] [mm

2/s] [mm] [kW] [min-1] [A] ZM1002 ZM1002-3 5x0.2 5x0.2 2.0 20 – 1000 ZM1005 ZM1005-3 5x0.45 5x0.45 1.0 20 – 250 500 0.37 690 1.3 ZM1025 ZM1025-3 5x0.2 5x0.45 1.5 20 – 500 S = 吸込口 P = 吐出口 保護仕様:IP 54, DIN 40050 使用しない吐出口はプラグせず、そこから 吐出したオイルは必ずタンクに戻して下さ い。

静圧潤滑

近年、特に工作機械の分野で静圧支持の軸受や案内面が多く使

われるようになって来ました。静圧軸受では、荷重を支える油

圧は軸受外部のポンプによって与えられ、油はこの圧力によっ

て軸受部のオイルポケットに供給された後、軸受スキマより外

部へ流出します。この支持方式では荷重が静止している場合で

も超低速で働いている場合でも、軸受相対面は完全に油膜によ

って分離されていますから、動圧軸受の場合よりずっと少ない

動力で荷重を移動させることができます。

油の供給システムとポンプの選定は一般に軸受の計算と併行し

ておこなわれますが、重要なことはポンプの効率を十分に考慮

することです。吐出口当りの吐出量が少なくなるほど油粘度が

低くなるほど、又、ポンプ吐出圧力が高くなるほど吐出口当り

の吐出量のバラツキは大きくなります。多系統用ポンプにおけ

る吸込口と吐出口との間の圧力差を小さくし、安定した吐出量

を得る為に

1

次ポンプを使って油を多系統用分配ポンプに押し込

んでやります。

1

次ポンプを決める要因は多系統用ポンプの全吐

出口から吐出量の総和

Qtotal

、各吐出口に接続されるオイル・ポ

ケットの必要圧力

P2

及び多系統用ポンプの許容圧力差△

P

でこれ

らを考慮して

1

次ポンプを決定します。

オイル・ポケットの大きさを変えることによって、ポケット圧

力はある範囲に押えることができ、特別な場合を除いては中程

度の粘度を持つ油を使うことができるはずです。

強い変動荷重を受ける軸受や案内面では特別のバランス弁を用

いて、特定のポケット圧力を検知した上、

1

次ポンプの吐出圧力

にフィードバックし、ポケット圧力を一定に保つ方法がありま

す。

1

次ポンプを用いた場合、フィルターは一次ポンプの吐出口と多

系統用ポンプの吸込口との間のラインに接続します。

定量方式(1ポンプ1ポケット方式)Pp=PT(Q=const) 18 ø9

(11)

4系統ポンプ 足付ユニット ポンプ         オイルタンクと 入り口 吐出口 定格電流値 離れた取付用 吐出量 p1 max. p2 max. 粘度範囲 定格出力 定格回転数 50 Hz, 400 Vの時 使用使用可能の1次ポンプ 1)

注文番号 [l/min] [MPa] [MPa] [mm2/s] [kW] [min-1] [A] 注文番号

注文番号 ZM402-2-S2 4x0.2 5.0 (7.5) 2) p1 ±0.5 20 – 500 0.37 690 1.3 ZM12-21 143-012-151 ZM405-2-S2 4x0.45 143-012-150 143-012-151 1) この与圧ポンプは足付タイプです。使用は7~8ページを参照下さい。 2) ()の値:1次ポンプはお問い合わせ下さい。:

4

系統ポンプユニ

ト、

1

次ポンプが必要

S = 吸込口 P = 吐出口 保護仕様: IP 54, DIN 40050 モーターの仕様は目安としてモーターメー カーによって変わる可能性があります。 ご注意! 1. 矢印で表示した回転方向に注意して下さ い。 2. オイルタンクから離れた状態でポンプ を取り付けるのはポンプの吸込口(S)を ポンプより高くなっているオイルタンク (max.2000mm)に接続して下さい。 3. 使用しない吐出口(分配ポンプ)はプラ グせず、そこから出たオイルを必ずタン クに戻して下さい。 分配ポンプ (多系統ポンプ) オイルタンク 潤滑点へ 与圧ポンプ (1系統ポンプ) 与圧ポンプ(1系統ポンプ) 多系統ポンプ(分配ポンプ) S = 吸込口(与圧ポンプ) P = 吐出口(与圧ポンプ) p1 = ポンプの入り口(分配ポンプ) p2 = 吐出口(分配ポンプ) フィルター

19

22

までのポンプは供給ポンプとして使用します。つま

り、

1

次ポンプも必要です。

当多系統ポンプの入口前には必ずフィルターを設置して下さ

い。

19 リークオイル

(12)

5

8

系統ポンプ

1

次ポンプが必要

21 8系統ポンプ 足付ユニット ポンプ       オイルタンクと  吐出量 入り口 吐出口 定格電流値 離れた取付用 Va Vb p1 max. p2 max. 粘度範囲 定格出力 定格回転数 50 Hz, 400 Vの時 使用可能の1次ポンプ 1)

注文番号 [l/min] [MPa] [MPa] [mm

2/s] [kW] [min-1] [A] 注文番号 注文番号 ZM802-2-S2 4x0.2 4x0.2 5.0 (7.5) 2) p1 ±0.5 20 – 500 0.55 690 1.7 143-012-150 143-012-151 ZM805-2-S2 4x0.45 4x0.45 143-012-100 143-012-161 1) この与圧ポンプは足付タイプです。使用は7~8ページを参照下さい。 2) () の値:1次ポンプはお問い合わせ下さい。 5系統ポンプ 足付ユニット ポンプ オイルタンクと 入り口 吐出口          定格電流値 離れた取付用 吐出量 p1 max. p2 max. 粘度範囲 定格出力 定格回転数 50 Hz, 400 Vの時 使用可能の1次ポンプ 1)

注文番号 [l/min] [MPa] [MPa] [mm

2/s] [kW] [min-1] [A] 注文番号 注文番号 ZM502-S2 5x0.2 3.0 p1 ±0.5 20 – 500 0.25 690 1.05 143-012-150 143-012-151 ZM505-S2 5x0.45 143-012-100 143-012-161 1) この与圧ポンプは足付タイプです。使用は7~8ページを参照下さい。 図20 S = 吸込口 P = 吐出口 保護仕様: IP 54, DIN 40050 リークオイル リークオイル

(13)

10

20

系統ポンプユニ

ト、

1

次ポンプが必要

22 10系統ポンプ 足付ユニット ポンプ       オイルタンクと 吐出量 入り口 吐出口 定格電流値 離れた取付用 Va Vb p1 max. p2 max. 粘度範囲 定格出力 定格回転数 50 Hz, 400 Vの時 使用可能の1次ポンプ 1)

注文番号 [l/min] [l/min] [MPa] [MPa] [mm

2/s] [kW] [min-1] [A] 注文番号 注文番号 ZM1002-S2 5x0.2 5x0.2 3.0 p1 ±0.5 20 – 500 0.37 690 1.3 143-012-150 143-012-151 ZM1005-S2 5x0.45 5x0.45 143-012-170 1) この与圧ポンプは足付タイプです。使用は7~8ページを参照下さい。 171 112 M20x1.5 ø7 71 M1 4x1 .5 M1 4x1 .5 ø9 0 ø1 20 ø1 40 8. 5 298 1…10 303 (ZM2104-1) 29 M10x1 M10x1 90 111 10.5 max. 465 11…20 29.5 L P2 P1 130 図23 20系統ポンプ 足付ユニット ポンプ オイルタンクと 入り口 吐出口 定格電流値   離れた取付用 吐出量 2) p1 max. p2 max. 粘度範囲 定格出力 定格回転数 50 Hz, 400 Vの時 使用可能の1次ポンプ 1)

注文番号 [l/min] [MPa] [MPa] [mm2/s] [kW] [min-1] [A] 注文番号      注文番号

ZM2101-1 20x0.015 ZM12-21 ZM2102-1 20x0.03 3.0 p1 ±0.5 20 – 1000 0.18 1400 0.54   ZM12-21 ZM2103-1 20x0.05 143-012-150 ZM2104-1 20x0.1 143-012-150 保護仕様: IP 55 1) この与圧ポンプは足付タイプです。使用は7~8ページを参照下さい。 2) 140 mm2/s の使用粘度とΔp = 0.2MPaの時 リークオイル

(14)

24 10系統ポンプ 足付ユニット ポンプ オイルタンクと 入り口 吐出口 定格電流値 離れた取付用 吐出量 p1 max. p2 max. 粘度範囲 吸込高さ 定格出力 定格回転数 50 Hz, 400 Vの時

注文番号 [l/min] [MPa] [MPa] [mm

2/s] [mm] [kW] [min-1] [A] ZM1035 10x0.45 1.6 2.0 20 – 500 500 0.75 1400 2.0 20系統ポンプ 足付ユニット ポンプ           オイルタンクと 入り口 吐出口 定格電流値 離れた取付用 吐出量 p1 max. p2 max. 粘度範囲 吸込高さ 定格出力 定格回転数 50 Hz, 400 Vの時

注文番号 [l/min] [MPa] [MPa] [mm

2/s] [mm] [kW] [min-1] [A] ZM2201 20x0.025 0.12 680 0.67 ZM2202 20x0.035 1.8 2.0 20 – 500 500 0.18 915 0.73 ZM2203 20x0.05 0.37 1360 1.1 図 25 *) 制圧弁の調整範囲: 0.1 ~ 2.0MPa *) 制圧弁の調整範囲: 0.1 ~ 2.0MPa

10

20

系統ポンプユニ

ト、

1

次ポンプ

圧力調整弁内蔵

保護仕様:IP 54, DIN 40050 矢印で表示した回転方向に注意して下さい。 モーターの仕様は目安としてモーターメー カーによって変わる可能性があります。 使用しない吐出口(分配ポンプ)はプラグ せず、そこから出たオイルを必ずタンクに 戻して下さい。

(15)
(16)

Dieser Prospekt wurde Ihnen überreicht durch: Änderungen vorbehalten! (07/2009)

Nachdruck, auch auszugsweise, nur mit unserer Genehmigung gestattet. Die Angaben in dieser Druckschrift werden mit größter Sorgfalt auf ihre Richtig-keit hin überprüft. Trotzdem kann keine Haftung für Verluste oder Schäden irgendwelcher Art übernommen werden, die sich mittelbar oder unmittelbar aus der Verwendung der hierin enthaltenen Informationen ergeben. Alle Produkte von VOGEL dürfen nur bestimmungsgemäß verwendet werden. Werden zu den Produkten Betriebsanleitungen geliefert, sind zusätzlich die darin enthaltenen, gerätespezifischen Bestimmungen und Angaben anzuwenden.

Insbesondere weisen wir darauf hin, dass gefährliche Stoffe jeglicher Art, vor allem die Stoffe die gemäß der EG RL 67/548/EWG Artikel 2, Absatz 2 als gefährlich eingestuft wurden, nur nach Rücksprache und schriftlicher Genehmigung durch VOGEL in VOGEL Zentralschmieranlagen und Kompo-nenten eingefüllt und mit ihnen gefördert und/oder verteilt werden dürfen. Alle von VOGEL hergestellten Produkte sind nicht zugelassen für den Einsatz in Verbindung mit Gasen, verflüssigten Gasen, unter Druck gelösten Gasen, Dämpfen und denjenigen Flüssigkeiten, deren Dampfdruck bei der zulässigen maximalen Temperatur um mehr als 0,5 bar über dem normalen

Atmosphärendruck (1013 mbar) liegt.

Kompetenzzentrum für Industrieschmierung

Willy Vogel Aktiengesellschaft

SKF Lubrication Solutions

Motzener Straße 35/37 · 12277 Berlin · Deutschland

PF 970444 · 12704 Berlin · Deutschland

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© SKF Gruppe 2009 このカタログをお渡しした担当者: 無断転載を禁ずる このカタログの内容については、技術的進歩及び改良に対応するため製品の外観、仕様などは 報告なしに変更することがあります。なお、カタログの作成には正確を期するために細か心の 注意を払いますが、誤記説漏による損害については責任を負いかねます。 5/2013 ご注意 SKFの各製品はこのカタログ、又は、他の資料で説明した目的範囲外にて、使用しないで下さい。 納入製品に取扱説明書が付いている場合、取扱説明書による指示に従うようにして下さい。 集中潤滑システムにおいては適応しない潤滑剤もあります。SKFは集中潤滑システムに対して 潤滑剤の適応性を確認する為のテストサービスを提供いたします。 SKFの潤滑システム及びコンポーネントはガス、液状ガス、溶液による圧縮ガス、また、蒸気 圧力が通常の気圧(1013hPa)に対して最高許容温度の時0.05Mpaを超える液体に対応しません。

危険性がある材料、特にEC Directive 67/548/EEC,Article 2, Par.2による危険材料を使用する場合は、

SKFからの証明書が必要です。

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潤滑ビジネスユニット

578-0903

大阪府東大阪市今米

1-15-22

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図  24 10 系統ポンプ    足付ユニット    ポンプ       オイルタンクと    入り口 吐出口    定格電流値 離れた取付用  吐出量 p1 max.   p2 max

参照

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