上路式アーチ橋の面外座屈に対する一考察
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(2) Ⅰ-A202. 土木学会第55回年次学術講演会(平成12年9月). 44 00. B = 76 50. 0. C. 2. B = 70 00. 200 0 0. C. 02000. 7 500 0 20 00 0 03 6 L = 2. 1 900 0. Z Y. 18. 15000. 32000. 4 400 0. L/B. 0. 2 = 26.6. 23 74 L = 8 75 00 0 11.77 L /B =. X 補剛桁. 補剛桁. Y X アーチリブ. アーチリブ. A橋. B橋. 図 2 実橋モデル及び座屈モード 表 1 実橋の解析結果. どは,立体骨組モデルの方が逆に座屈軸力が大 きな結果となっている.これは補剛桁の面外剛 性が,アーチリブの面外変形に対して抵抗して いるためと考えられる.この様に実橋では,道 路橋示方書の規定がかなり安全側となることが ある. 4.L/B の影響. 対照的な 2 橋の実橋に対して. せん断断面積 A w(m 2 ) 座屈軸力. チリブ主構間隔(L/B)なので,この影響につい. 0.00670. 全橋平均. 0.01070 47221. 9457. 平面骨組モデル. 46140. 10363 38156. 式 (2). 46424. 局部座屈. 87328. 7736. 面外有効. 設 計 値(Le 1 ). 13.240. 4.298. 座屈長. 解 析 値(Le 2 ). 18.005. 7.889. Le(m). Le 2 /Le 1. 1.36. 1.84. 局部座屈荷重. 全体座屈荷重. f =. 造的な相違は主としてアーチリブ展開長/ア ー. B橋. 立体骨組モデル P cr(tf). 解析し,全体座屈する橋と局部座屈する橋があ ることが分かった.この 2 橋でアーチリブの構. A橋. 4.5 4.0 B橋. 3.5. 局部座屈. 3.0 2.5 2.0 1.5. て検討する.ここでは全体座屈の座屈荷重(2). A橋. 1.0 0.5. 式と局部座屈の座屈荷重との比をとり,実橋に. 全体座屈. 0.0 20.0. 30.0. おいてどちらの座屈モードが生じやすいか 10 橋程度について調べた.その結果を組立柱の細. 40.0 λ. 図3. 50.0 y. 60.0. (= 2 × L / B ). λy と f の関係. 長比λy で整理し,図 3 に示す.ここでは比を f とおき,f>1 なら局部座屈が生じやすく,f<1 なら全体座屈が生じやすいことを表している.この結果から解 析を行った 2 橋は A 橋が f=0.41,B 橋が f=4.11 であり,他の橋梁はその間に入っていることが分かる.全体 的には L/B 大→f 小の傾向があり,アーチリブ構面が細長くなるほど全体座屈が生じやすいという傾向がみ られる.また他の橋梁に着目すると比較的 1 の近傍に分布し,1 より小さくなる場合でも極端には小さくな らず全体として 0.5〜2.0 の間に分布している. 5.まとめ ・. 本研究において得られた知見を以下に挙げる.. せん断変形を考慮した面外座屈簡易算定式(2)により,横構で補剛されたアーチリブ構面のみの面外座 屈軸力は良い精度で把握できる.. ・. アーチリブの設計において,面外有効座屈長は L/B 小なら支材間隔でよいが,L/B 大では支材間隔よ り大きくする必要がある.. ・. 上路式アーチ橋において床組が上部にある影響は,本計算例の場合わずかであり,道路橋示方書にお ける規定とは一致しなかった.. 【参考文献】 1)佐野泰如,北村明彦,尾下里治:下路式アーチ橋の面外座屈に対する設計法の一提案,構造工学論文集, Vol.46A,2000.3 2)小松定夫,西村宣男:薄肉ばり理論によるトラスの立体解析,土木学会論文報告集,第 238 号,1975. 3) コロナ社:座屈理論. チモシェンコ著,pp.95〜101,1971.10.
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注 1) ウィリアム・シェイクスピア、小田島雄志訳『お気に召すまま』白水社、1983 年、74 頁
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