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もくじ 後期高齢者医療制度とは 3 被保険者 4 お医者さんにかかるときの自己負担 6 医療費が高額になったときは? 10 高額医療 高額介護合算制度 13 医療費の払戻しが受けられるとき 14 その他の給付について 14 柔道整復 あんま マッサージ はり きゅうの受診は適切に 16 交通事故にあ

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(1)

後期高齢者

医療制度

ガイドブック

平成30年度

(2)

2

後期高齢者医療制度とは 3

被保険者 4

お医者さんにかかるときの自己負担 6

医療費が高額になったときは? 10

高額医療・高額介護合算制度 13

医療費の払戻しが受けられるとき 14

その他の給付について 14

柔道整復、あんま・マッサージ、はり・きゅうの受診は適切に 16

交通事故にあったとき 16

保険料 17

健康診査を受診しましょう 22

お医者さんの上手なかかり方 23

千葉県在宅歯科医療連携室について 23

ジェネリック医薬品について 24

こんなときは届け出てください 25

医療費の返還を求めたり、差額支給する場合があります 25

よくある質問 26

市(区)町村一覧表 裏表紙

●もくじ●

振り込め詐欺に注意!

 厚生労働省や広域連合、市(区)町村などの職員を名乗り、「納めすぎた保険料を還付します」、「医療費 を支給します」などと偽って、お金を振り込ませようとする不審な電話や詐欺が多発しています。 広域連合や市(区)町村では、保険料の還付や高額療養費などの受け取りのため、金融機関等の ATM(現金自動預け払い機)の操作を求めることはありません。 保険料の還付や高額療養費などの支給の決定は、必ず郵送で通知します。 ●不審な電話や訪問があった場合は1人で判断せず、広域連合やお住まいの市(区)町村、最寄りの警察署まで ご相談ください。 ●広域連合および市(区)町村職員は業務上、マイナンバー(個人番号)を電話や訪問で聞き取ることはありま せん。行政機関をかたる電話や訪問者など、他人にはくれぐれも不用意にマイナンバーを伝えないでくださ い。

(3)

3

●制度の財政運営

 後期高齢者医療制度の財政は、被保険者のみなさんに納めていただく保険料のほかに国、県、市町 村の公費負担、後期高齢者医療制度以外の保険制度に加入している現役世代のみなさんからの支援金 によって運営されています。

医療費総額

保険で賄う医療給付費

一部負担金

お医者さんに

かかるとき

の自己負担

公費 約5割

国、県、市町村負担金

公費負担総額を 国:県:市町村=4:1:1の割合で負担しています。

保険料

約1割

みなさんが 納める保険料

後期高齢者支援金 約4割

現役世代が加入している保険制度からの支援金

広域連合が行うこと

被保険者の認定や保険料額の決定、医

療の給付などの制度運営を行います。

●被保険者の認定 ●保険料額の決定 ●医療の給付 ●市(区)町村に保険証を交付 ●健康診査事業の実施

市(区)町村が行うこと

住所変更や給付申請などの届出窓口に

なります。保険証の引渡しや保険料の

徴収などを行います。

●被保険者に保険証の引渡し ●保険料の徴収・納付相談 ●転入などの加入や資格喪失の届出の受付 ●各種申請の受付

後期高齢者医療制度とは

●制度の運営

 制度の運営は、千葉県内の全ての市町村が加入する「千葉県後期高齢者医療広域連合」と「市(区) 町村」とで役割分担しています。  後期高齢者医療制度は、高齢者と現役世代の負担を明確にし、社会全体で高齢者の医療費を支え合 うためにつくられたもので、都道府県単位で全ての市町村が加入する「後期高齢者医療広域連合」が 保険者となります。

(4)

4  千葉県内にお住まいで、下記の

または

に該当するかたです。それまで加入していた国民健康 保険、健康保険組合、共済組合などから抜けて、後期高齢者医療制度に加入します。

❶75歳以上のかた

75歳の誕生日当日から加入します。 加入手続きは必要ありません。 誕生日当日までに、後期高齢者医療制度の保険証をお住まいの市(区)町村から送付します。

❷65歳以上75歳未満の一定の障がいがあるかたで後期高齢者医療制度に加入を希望

 するかた

「一定の障がいがあるかた」とは以下の年金を受給しているかた、以下の手帳をお持ちのかた または同等の障がいがあると認められるかたです。 お住まいの市(区)町村の担当窓口に申請し、広域連合の認定を受けることが必要です。認定を 受けた日から加入します。 加入後も、75歳になるまでの間は、後期高齢者医療制度から脱退することができます。ただし、 さかのぼっての脱退はできません。 ●国民年金証書 1・2級(障害基礎年金等) ●身体障害者手帳 1〜3級および4級の一部(音声、言語、下肢1・3・4号) ●療育手帳(重度の区分) ●精神障害者保健福祉手帳 1・2級  認定申請に必要な書類など ●国民年金証書、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳など  障がいの程度がわかるもの ●印かん ●本人のマイナンバー(個人番号)が確認できる通知カード等と 申請者の本人確認書類(P27「よくある質問」参照)

(注)生活保護を受けているかたは除きます。 

被保険者

●住所地特例について

 ほかの都道府県に住所を移したときは、転出先の都道府県の広域連合の被保険者になりますが、福 祉施設や病院に住所を移したときは、引き続き千葉県後期高齢者医療広域連合の被保険者(住所地特 例)となります。  また、平成30年4月から、千葉県以外にお住まいのかたで、千葉県の国民健康保険の被保険者が 後期高齢者医療制度に加入する場合は、千葉県後期高齢者医療広域連合の被保険者となります。

(5)

5

●保険証(後期高齢者医療被保険者証)

 被保険者には、キャッシュカードサイズの保険証が1人に1枚交付され ます。保険証には医療費の自己負担の割合(一部負担金の割合)が記載さ れています(1割または3割)。お医者さんにかかるときには必ず提示して ください。 確 認 ●交付されたらすぐに記載内容を確かめてください。記載内容に誤りがあるときは市(区) 町村の担当窓口に連絡してください。新しい保険証が届かないときも連絡してください。 保 管 ●いつでも使えるよう、必ず手元に保管してください。     ●他人との貸し借りは絶対にしないでください(法律により罰せられます)。 再交付 ●紛失したり破損したときは、お住まいの市(区)町村の担当窓口に届け出てください。 返 却 ●資格がなくなったときは、お住まいの市(区)町村の担当窓口に返却してください。     ●有効期限内でも、自己負担の割合や住所などに変更があったときは、新しい保険証を 交付しますので、それまでお持ちだった保険証はお住まいの市(区)町村の担当窓口に 返却してください。

●保険証の臓器提供意思表示欄

 について

 保険証の裏面に「臓器提供に関する意思表 示欄」が設けられています。  意思表示欄の記入は任意であり、義務付け られるものではありません。  意思表示した内容について医療機関等に知 られたくない場合は、保険証送付時に同封す る「個人情報保護シール」をご利用ください。 保険証裏面と個人情報保護シールのイメージ図 臓器提供についての質問・お問い合わせは

公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク

フリーダイヤル:0120-78-1069 ホームページ:http://www.jotnw.or.jp/ 個人情報保護シール 臓器提供意思表示欄に記入後、上から貼り付けてください。

お取り扱いの注意事項

保険証の有効期限は

毎年7月31日です。

保険証の色は

毎年変わります。

保険証表面イメージ図

見本

(6)

6  お医者さんにかかるとき、医療機関で支払う医療費の自己負担(一部負担金)の割合は1割または 3割です。  この自己負担の割合は、8月1日から翌年の7月31日までを1年度とし、その年度の前年の所得 によって判定されます(※)。ただし、世帯構成の変更や、所得の更正等により、年度の途中であっ ても自己負担の割合が変更になる場合があります。 ※・平成29年8月1日から平成30年7月31日までの自己負担の割合  ⇒平成28年中の所得によって判定されます。 ・平成30年8月1日から平成31年7月31日までの自己負担の割合  ⇒平成29年中の所得によって判定されます。

1割 

 以下のいずれかに該当する被保険者 ・同じ世帯にいる被保険者全員の市町村民税課税所得(※1) が145万円未満の被保険者 ・出生日が昭和20年1月2日以降の被保険者および同じ世 帯にいる被保険者の賦課のもととなる所得金額の合計が 210万円以下の被保険者(※2) ※1 市町村民税課税所得(課税標準額)とは、地方税法上の各種所得控除後の所得のことです。 詳しい算出方法はお住まいの市(区)町村の市町村民税担当課にご確認ください。 ※2 平成27年1月以降の判定に適用されます。また、賦課のもととなる所得金額とは、前年の総所得金額 および山林所得金額ならびに株式・長期(短期)譲渡所得金額等の合計から基礎控除額33万円を控除し た額です(ただし、雑損失の繰越控除額は控除しません)。 (注)法令等の改正に伴い、負担割合の判定基準が変更される場合があります。

●3割負担から1割負担に変更できる場合があります(基準収入額適用申請)

 所得の判定により、自己負担(一部負担金)の割合が3割と判定されたかたでも、収入が次の条件 を満たしているかたは、原則、翌月から1割に変更できます。この適用を受けるときは、必ずお住ま いの市(区)町村に申請してください。

基準収入額適用申請により自己負担の割合が3割から1割になるかたの条件

世 帯 内 の 被保険者数 収入(※)の基準

1人

収入が383万円未満のとき収入が383万円以上であっても、同じ世帯の中に70歳から74歳までのかたがいる場合は、そのか たと被保険者本人の収入合計額が520万円未満のとき

2人以上

被保険者のかたの収入合計額が520万円未満のとき  申請に必要な書類など ※「収入」について  収入とは、所得税法上の収入金額(一括して受け取る退職所得に係る収入金額を除く)であり、公的年金控除や 必要経費等を差し引く前の金額です(所得金額ではありません)。また、土地・建物、株式等の収入も含みます。  上場株式等の譲渡損失を損益通算または繰越控除するために確定申告したとき、その売却収入はここでいう収入 金額に含まれます(所得が0またはマイナスのときでも、収入金額はプラスとして申請条件の金額に合算されます)。

3割 

・市町村民税課税所得(※1)が145万円以上 の被保険者およびそのかたと同じ世帯にい る被保険者 ○基準収入額適用申請をすることにより1割 になる場合があります(下記参照)。

お医者さんにかかるときの自己負担

●自己負担の割合

●収入がわかるもの(確定申告書の控えなど)  ●3割負担の保険証  ●印かん ●本人のマイナンバー(個人番号)が確認できる通知カード等と申請者の本人確認書類(P27「よ くある質問」参照)

(7)

7

●所得区分について

 自己負担の割合が1割のかたは、下表のとおりの区分に分けられ、1か月の自己負担限度額に違い があります。  また、平成30年8月から、自己負担の割合が3割のかたも、下表のとおり3つの区分に分けられ、 1か月の自己負担限度額がかわります(自己負担限度額については、P10参照)。 自己負担 の 割 合 所得区分 対象となるかた

3割

現役並み 所得者Ⅲ 市町村民税課税所得(課税標準額)が690万円以上の被保険者およびそのかたと同じ世帯にいる被保険者 現役並み 所得者Ⅱ 市町村民税課税所得(課税標準額)が380万円以上690万円未満の被保険者およびそのかたと同じ世帯にいる被保険者 現役並み 所得者Ⅰ 市町村民税課税所得(課税標準額)が145万円以上380万円未満の被保険者およびそのかたと同じ世帯にいる被保険者

1割

一般 現役並み所得者、区分Ⅱ、区分Ⅰ以外の被保険者 区分Ⅱ 世帯の全員が市町村民税非課税のかた(区分Ⅰ以外の被保険者) 区分Ⅰ 〇世帯の全員が市町村民税非課税で、その世帯全員の個々の所得(年金収入は、控除 額80万円として計算)が0円となる被保険者 〇世帯の全員が市町村民税非課税であり、かつ、被保険者本人が老齢福祉年金を受給 しているかた(区分Ⅰ老齢福祉年金受給者) ※市町村民税課税所得(課税標準額)とは、地方税法上の各種所得控除後の所得のことです。 ※現役並み所得者Ⅰまたは現役並み所得者Ⅱのかたは、基準収入額適用申請ができる場合がありますので、上の 「●自己負担割合の判定の流れ」をご確認ください。

いいえ

1割負担

3割負担

いいえ

いいえ

本人の収入(※イ)が383万円未満である

C

はい

1割負担

A

はい

1割負担

基準収入額適用申請をすると 基準収入額適用申請をすると 基準収入額適用申請をすると

B

はい

いいえ

同じ世帯に70歳から74歳までのかたがいる場合で、本人および70歳から74歳 までのかたの収入(※イ)の合計額が520万円未満である 本人および同じ世帯にいる後期高齢者医療 制度の被保険者の収入(※イ)の合計額が520 万円未満である

はい

スタート

     に該当するかたは、お住まいの市(区)町村の担当窓口に基準収 入額適用申請をしてください

A B C

はい

1割負担

本人および同じ世帯にいる後期高齢者 医療制度の被保険者の市町村民税課税 所得(課税標準額)がいずれも145万円 未満である(※ア)

いいえ

同じ世帯にいる後期高齢者医療制度の被保険者は本人のみである

●自己負担割合の判定の流れ

※ア 出生日が昭和20年1月2日以降の被保険者および同じ世帯にいる被保険者の賦課のもととなる所得金額の合 計が210万円以下である被保険者は、平成27年1月1日以降1割負担(P6参照)。 ※イ 「収入」については、P6をご確認ください。

(8)

8

●世帯の全員が市町村民税非課税の場合は、

「限度額適用・標準負

担額減額認定証」

(減額認定証)の交付を受けることができます

 世帯の全員が市町村民税非課税の被保険者(所得区分が「区 分Ⅰ」「区分Ⅱ」)のかたは、保険証とともに「限度額適用・標 準負担額減額認定証」(減額認定証)を医療機関に提示するこ とで、医療費の窓口負担の上限があらかじめ低く抑えられ、ま た、入院時の食事や生活に要する費用が減額されます(詳細は P9をご覧ください)。

交付を受けるには

 お住まいの市(区)町村の担当窓口に申請が必要です。今まで加 入されていた他の保険で交付を受けていたかたでも、新たに千葉 県の後期高齢者医療制度に加入されたかたは、申請が必要です。

入院が長期になったとき

 「区分Ⅱ」の減額認定証の交付を受けた被保険者のかたが入 院し、過去12か月で入院日数が合計91日以上となったときは、 「区分Ⅱ(長期該当)」に該当する旨の申請ができます。  また、申請日から過去12か月の間に他の保険に加入していて「区分Ⅱ」の減額認定証の交付を受 けていた期間があるときは、その期間の入院日数も含みます。

有効期間

 この減額認定証は、原則、申請した月から有効ですが、「区分Ⅱ(長期該当)」の減額認定証のとき は、申請した月の翌月から有効となります。  減額認定証は、保険証とともに医療機関の窓口に提示して初めて適用されますので、交付を受けた かたは必ず提示してください。  申請に必要な書類など

●自己負担(一部負担金)減免の相談について

 震災、風水害、火災等で大きな損害を受けたとき、また事業の休廃止などで所得が激減したことに より、医療費の支払いが困難になったときは、申請により所得や損害の程度に応じて減額・免除また は、支払いの猶予を受けられる場合があります。お住まいの市(区)町村の担当窓口にご相談くださ い。 ●保険証   ●「区分Ⅱ(長期該当)」の申請をするかたは入院日数のわかる領収書など ●印かん   ●老齢福祉年金を受給されているかたはその年金証書や振込通知書など ●本人のマイナンバー(個人番号)が確認できる通知カード等と申請者の本人確認書類(P27「よ くある質問」参照) 交付年月日  平成27年 8月 1日 被 保 険 者 番 号 12345678 被 保 険 者 住 所 千葉県千葉市稲毛区天台6-4-3 国保会館内 氏 名 千葉県 花子 女 生 年 月 日 昭和12年 8月 1日 発 効 期 日 平成27年 8月 1日 有 効 期 限 平成28年 7月31日 適 用 区 分 区分Ⅰ 長 期 入 院 該 当 年 月 日 保 険 者 印 保 険 者 番 号 並 び に 保 険 者 の 名 称 及 び 印 3 9 1 2 1 0 3 3 千葉県後期高齢者医療広域連合 後 期 高 齢 者 医 療 限 度 額 適 用 ・ 標 準 負 担 額 減 額 認 定 証 印



限度額適用・標準負担額減額認定証 イメージ図 2 9 2 9 3 0

(9)

9

●入院時の食費・居住費

 入院したときは、食事代などの負担があります。負担額は、次のとおり 定められています。  所得区分が「区分Ⅰ・区分Ⅱ・区分Ⅱ(長期該当)」のかたは、入院す る際に減額認定証の提示が必要となりますので、事前に市(区)町村の担当 窓口に申請し、交付を受けてください(P8参照)。負担する額は所得区分 によって変わります。

療養病床以外の病床に入院するとき

 入院中の食事にかかる費用のうち、1食当たり下の【表1】の標準負担額が自己負担額となり、 残りは広域連合が負担します(食事療養費)。 【表1】 自己負担の割合 所得区分 1食当たりの食費

3割

現役並み所得者

460円※

1割

一般 区分Ⅱ 90日までの入院

210円

区分Ⅱ(長期該当) 過去12か月の間で認定証を受けていた期間の入院日数が90日を超える入院

160円

区分Ⅰ

100円

※ただし指定難病のかた、平成28年4月1日時点で既に1年を超えて継続して精神病床に入院し ていたかた(合併症等により転退院した場合で、同日内に再入院したかたを含む)は、260円。

療養病床に入院するとき

 長期の療養の場合、療養病床入院時の食費(1食当たり)と居住費(1日当たり)の自己負担 額は下の【表2】の標準負担額となり、残りを広域連合が負担します(生活療養費)。 【表2】 自己負担の割合 所得区分 1食当たりの食費 1日当たりの居住費※

3割

現役並み所得者

460円

保険医療機関の施設基準等によ り、420円となる場合もあります。

370円

1割

一般 区分Ⅱ

210円 

区分Ⅰ

130円 

老齢福祉年金受給者

100円 

0円

※医療区分Ⅱ・Ⅲのかた(人工呼吸器、静脈栄養が必要なかたや指定難病のかたなど入院の必要性が継続する かた)や回復期リハビリテーション病棟に入院しているかたは、食費として、上の【表1】と同額を負担し ます。居住費は、1日当たり370円(指定難病のかたは0円)となります。

(10)

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●高額療養費の支給

 1か月(同じ月内)の医療費が高額になり、下の【表】の自己負担限度額を超えた場合は、申請す ることで、超えた分が高額療養費として支給されます。  なお、制度の変更により、平成30年8月診療分から、自己負担限度額がかわります。また、「現役 並み所得者Ⅱ」「現役並み所得者Ⅰ」のかたは、新たに限度額適用認定証の対象となります。

【表】自己負担限度額(月額)

自己負担 の割合 (P7参照)所得区分 (個人単位)外来 (世帯単位)外来+入院

3割

現役並み所得者

57,600円

●多数回該当(※1)の場合は44,400円

80,100円+(総医療費-267,000円)×1%

平成30年8月診療分から

現役並み

所得者Ⅲ

●多数回該当(※1)の場合は140,100円

252,600円+(総医療費-842,000円)×1%

現役並み

所得者Ⅱ

●多数回該当(※1)の場合は93,000円

167,400円+(総医療費-558,000円)×1%

現役並み

所得者Ⅰ

●多数回該当(※1)の場合は44,400円

 80,100円+(総医療費-267,000円)×1%

1割

一般

14,000円

平成30年8月診療分 から18,000円、 年間(8月〜翌年7 月)144,000円上限

57,600円

●多数回該当(※1)の場合は44,400円 区分Ⅱ

8,000円

24,600円

区分Ⅰ

15,000円

 医療機関等での窓口負担限度額は、同一月でひとつの医療機関等ごとに適用され、同じ医療機関で も入院と外来、医科と歯科は別々に適用されます。  平成30年8月から、所得区分が「現役並み所得者Ⅱ」「現役並み所得者Ⅰ」のかたは、医療機関に 限度額適用認定証(※2)を提示すると、窓口ごとの支払いが上の【表】の額までに抑えられます。 限度額適用認定証を提示しないと所得区分「現役並み所得者Ⅲ」の額になりますが、申請により、高 額療養費としてあとから支給を受けることができます。  所得区分が「区分Ⅱ」「区分Ⅰ」のかたは、医療機関に減額認定証(※2)を提示すると、窓口ご との支払いが上の【表】の額までに抑えられます。減額認定証を提示しないと所得区分「一般」の額 になりますが、申請により、高額療養費としてあとから支給を受けることができます(入院時の食事 代を除く)。なお、減額認定証については、P8をご確認ください。  75歳になって後期高齢者医療制度に移行する月は、75歳になるかたの自己負担限度額が、それま で加入していた医療保険と後期高齢者医療制度それぞれの本来額の2分の1ずつとなります(1日生ま れのかたは除く)。 ※1 多数回該当とは、直近12か月以内に3回以上世帯単位の高額療養費の 該当となった場合、4回目以降自己負担限度額が減額されることです。 ※2 保険医療機関、保険薬局、指定訪問看護事業者などで受けた保険診療 が対象です。柔道整復、あんま・マッサージ、はり・きゅうの施術など は対象外となります。

医療費が高額になったときは?

(11)

11 ●病院・診療所、診療科の区別なく合算します。 ●実際に窓口でご負担された金額すべてが計算対象とならない場合があります。  【対象外の例】食事代・保険適用外のもの(差額ベッド料等)

●高額療養費の計算方法

①個人ごとに外来の自己負担額を計算します  「外来(個人単位)」の限度額を超えた場合、高額療養費として支給されます。 ②世帯の外来・入院の自己負担額を合算します  同じ世帯内に後期高齢者医療制度で医療を受けるかたが複数いる場合は合算し、「外来+入院(世 帯単位)」の限度額を超えた場合、高額療養費として支給されます。

●高額療養費の計算例(平成30年8月以降診療分の例)

 夫・妻とも75歳以上の所得区分が「一般」の世帯で、同じ月内に次の自己負担額があった場合 夫) A病院(外来)で10,000円、B病院(外来)で10,000円 妻) C病院(医科入院)で57,600円(医療費総額800,000円)  (注) ①個人ごとに外来の高額療養費を計算

夫の分の計算

A病院(外来)10,000円+B病院(外来)10,000円=20,000円 ⇒外来の個人単位の限度額は18,000円なので  20,000円-18,000円=2,000円となり、2,000円があとから支給されます。 ❶

妻の分の計算

C病院(入院)57,600円 ⇒外来での自己負担額がないため個人単位の支給はありません。 ②世帯の外来・入院の自己負担額を合算

世帯単位の計算

 個人単位で高額療養費を計算した後の夫の負担分18,000円と妻の負担分57,600円を 合算します。 18,000円+57,600円=75,600円 ⇒世帯単位の自己負担限度額は57,600円なので  75,600円-57,600円=18,000円となり、18,000円があとから支給されます。 ❷ 高額療養費として、❷の合計額20,000円があとから支給されます。 妻が入院にかかった医療費の1割は80,000円ですが、入院時は限度額である57,600円 までの支払いとなります。

(12)

12 ●保険証 ●送付した申請書 ●印かん ●口座の確認ができるもの ●本人のマイナンバー(個人番号)が確認できる通知カード等と申請者の 本人確認書類(P27「よくある質問」参照)

●高額療養費の申請方法

 高額療養費の支給対象となった場合、診療月の2〜3か月後に広域連合から申請のご案内と申請書 をお送りします。  申請書に必要事項を記入、押印のうえ、お住まいの市(区)町村の担当窓口に提出してください。郵 送による提出もできます。  一度申請していただくと、次回以降の申請は不要となり、高額療養費は自動的に指定された口座に 振り込まれます。 なお振込先の口座は変更することができます。 (注)一度も申請がなく、診療を受けた月の翌月1日(自己負担額を診療月の翌月以後に支払ったと きは支払った日の翌日)から2年を経過すると時効となりますのでご注意ください。  高額療養費の申請に必要な書類など

●高額の治療を長期間続けるとき(特定疾病の場合)

 高額の治療を長期間継続して受ける必要がある厚生労働大臣 が指定する特定疾病の場合は、毎月の自己負担額がひとつの医 療機関(入院・外来別)につき1万円(月の途中で75歳の誕生 日を迎え、被保険者となるときは、その月に限り5,000円)ま でとなります。  「特定疾病療養受療証」が必要になりますので、市(区)町村 の担当窓口に申請してください。 ●先天性血液凝固因子障害の一部  (血友病) ●人工透析が必要な慢性腎不全 ●血液凝固因子製剤の投与に起因 するHIV感染症 厚生労働大臣が 指定する特定疾病 特定疾病認定申請に必要な書類など ●保険証  ●特定疾病にかかっていることを証する書類(医師の意見書、後期高齢者医療制度加入前に健康  保険組合などから交付された特定疾病療養受療証など)  ●印かん ●本人のマイナンバー(個人番号)が確認できる通知カード等と申請者の本人確認書類(P27「よ くある質問」参照) 特定疾病療養受療証イメージ図 交付年月日  平成27年 8月 1日 認 定 疾 病 名 人工腎臓を実施している慢性腎不全 被 保 険 者 番 号 12345678 被 保 険 者 住 所 千葉県千葉市稲毛区天台6-4-3 国保会館内 氏 名 千葉県 花子 女 生 年 月 日 昭和12年 8月 1日 発 効 期 日 平成27年 8月 1日 保 険 者 番 号 並 び に 保 険 者 の 名 称 及 び 印 3 9 1 2 1 0 3 3 千葉県後期高齢者医療広域連合 後 期 高 齢 者 医 療 特 定 疾 病 療 養 受 療 証 印



2 9 2 9

(13)

13  高額医療・高額介護合算制度とは、医療と介護の両方のサービスを 利用している世帯の負担を軽減する制度です。  医療保険と介護保険の自己負担額を合算した額が、下の表の限度額 を超えたかたは、申請により、後日、限度額を超えた分が各保険者から 支給されます(500円以下の場合は支給されません)。

高額医療・高額介護合算制度の自己負担限度額表(年額〈8月~翌年7月〉)

所得区分(P7参照)

後期高齢者医療制度分と介護保険分を合算した限度額

現役並み所得者

67万円

平成30年8月診療分から

現役並み所得者Ⅲ

212万円

現役並み所得者Ⅱ

141万円

現役並み所得者Ⅰ

67万円

一般

56万円

区分Ⅱ

31万円

区分Ⅰ

19万円

(注)区分Ⅰに該当し、世帯内に介護保険の受給者が複数いる場合は、限度額の適用方法が異なる場    合があります。

●自己負担額は年額で計算します

 自己負担額は、8月1日から翌年7月31日までの期間で計算します。  ただし、次のものは計算の対象外となります。 対象外となるもの

●高額介護合算療養費の申請

 支給対象となる可能性が高いかたには、広域連合から勧奨通知をお送りします。通知が届いたら、 お住まいの市(区)町村の介護保険担当窓口または後期高齢者医療担当窓口で手続きをしてください。  なお、次の要件に該当するかたは、勧奨通知をお送りすることができない場合がありますので、 お住まいの市(区)町村や転居前の市(区)町村の担当課、以前加入していた医療保険制度の保険者に お問い合わせください。 (注) 計算期間の末日(基準日)から起算して2年を経過すると時効となり、申請できませんのでご注意くだ さい。     なお、計算期間中に後期高齢者医療保険の資格を喪失している場合は、その前日が基準日となります。 8月から翌年7月までの間に ●保険が適用されない実費負担額 ●高額療養費、高額介護(予防)サービス費として支給(予定)されたもの ●同一世帯で後期高齢者医療制度以外の医療保険に加入しているかたの医療費の自己負担 ●市(区)町村を越えて転居したかた ●年齢到達等により後期高齢者医療制度の被保険者になられたかた ●千葉県後期高齢者医療広域連合の被保険者でなくなったかた ●千葉県内の市町村以外の介護保険を利用されているかた

高額医療・高額介護合算制度

(14)

14

医療費の払戻しが受けられるとき

●被保険者が亡くなったとき(葬祭費)

 被保険者が亡くなったときに、葬祭を行ったかたが申請すると、葬祭費5万円が支給されます。 (注)葬祭を行った日の翌日から起算して2年を経過すると時効となり、申請できませんのでご注意 ください。  申請に必要な書類など

その他の給付について

療養費が支給される場合

※次の3点はいずれの場合も必要です。

申請に必要な書類など

①保険証 ②印かん ③口座の確認ができるもの 不慮の事故などのやむを得ない理由で、保険 証を持参しないで受診したときや、保険診療 を扱っていない医療機関で受診したとき ●上記①〜③  ●領収書(原本) ●診療報酬明細書(レセプト)に相当する書類 医師が治療上必要と認め、コルセットなどの 治療用装具を作ったとき ●●上記①〜③  医師の証明書(治療用装具を必要とする証明書)●領収書(原本) 骨折や捻挫などで柔道整復師の施術を受けた とき ●●上記①〜③  施術の内容がわかる書類●施術料領収書(原本) 医師が必要と認めて、あんま・マッサージ、 はり・きゅうの施術を受けたとき ●●上記①〜③  医師の同意書または診断書●施術料領収書(原本) ●施術の内容がわかる書類 医師が必要と認めて、保存血ではなく、生血 を輸血に用いて、血液提供者へ生血代を支払っ たとき (注)血液提供者が親族の場合は対象外 ●上記①〜③  ●血液提供者の領収書(原本) ●医師の証明書 海外に渡航中、治療を受けたとき (注)治療が目的で渡航した場合は対象外 ●●上記①〜③  診療報酬明細書(レセプト)に相当する書類●領収書(原本) ●領収書・診療報酬明細書に相当する書類の翻訳文 ●パスポート等渡航歴のわかるもの ●海外の医療機関等へ、保険者が療養内容を照会 することについての同意書  次のような場合で、診療に要した費用の全額を支払ったときは、市(区)町村の担当窓口に申請して 認められれば、自己負担額を除いた額が療養費として支給されます。 (注)療養に要した費用を支払った日の翌日から起算して2年を経過すると時効となり、申請できま せんのでご注意ください。 ●葬祭を行ったこと・葬祭執行者(喪主)を確認できるもの(会葬礼状、葬祭費用の領収書など) ●葬祭執行者(喪主)の印かん ●葬祭執行者(喪主)の口座番号・口座名義人の確認ができるもの

(15)

15

●緊急時などやむを得ない場合の移送費

 負傷、疾病等により移動が困難な被保険者が、医師の指示により治療上必要であり、緊急でやむを えず別の病院に移送されたときなど、申請により、広域連合が内容を審査のうえ認めた場合、「移送 費」として支給されます。 (緊急時などの例) ・負傷した被保険者が災害現場等から最寄りの医療機関に緊急に移送された場合 ・離島等で疾病にかかり、又は負傷し、その症状が重篤であり、かつ、傷病が発生した場所の付近の 医療施設では必要な医療が不可能であるか著しく困難であるため、必要な医療の提供を受けられる 最寄りの医療機関に移送された場合 等  申請に必要な書類など

●訪問看護ステーションなどを利用したとき(訪問看護療養費)

 居宅で療養しているかたに、医師が在宅診療を受ける必要があると認め、訪問看護ステーションな どを利用したときは、訪問看護に要した費用の1割のみ、現役並み所得者は3割のみのお支払いで診 療が受けられます。

●先進医療を受けたとき(保険外併用療養費)

 一般診療と共通する部分については、保険が適用され、保険証で診療が受けられます。

●柔道整復師の施術を受けるとき

 医師や柔道整復師に、骨折、脱臼、打撲および捻挫等(いわゆる肉ばなれを含む)と診断又は判断 され、施術を受ける場合に保険の対象になります。なお、骨折および脱臼については、応急手当をす る場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要です。 (注)単なる肩こり、腰痛などに対する施術は保険の対象になりません。また、保険医療機関(病 院、診療所など)で同じ負傷等の治療中は、施術を受けても保険の対象になりません。このよ うな症状・状況で施術を受けた場合は、全額自己負担になります。 (注)柔道整復師が患者のかたに代わって保険請求を行う場合には、柔道整復施術療養費支給申請書 の傷病名・日数・金額等をよく確認のうえ、受取代理人欄(住所、氏名、委任年月日)に原 則、患者の自筆による記入をしてください。

●あんま・マッサージの施術を受けるとき

 あらかじめ医師の発行した、筋麻痺や関節拘縮等であって、医療上あんま・マッサージを必要とす る症例についての同意書又は診断書により、その症例についての施術を受けるときに保険の対象とな ります。 (注)単に疲労回復や慰安を目的としたものや、疾病予防のための施術は保険の対象となりません。 このような目的で施術を受けた場合は全額自己負担になります。

●はり・きゅうの施術を受けるとき

 あらかじめ医師の発行した、主として神経痛、リウマチ、頸腕(けいわん)症候群、五十肩、腰痛 症および頸椎(けいつい)捻挫後遺症等の慢性的な疼痛を主症とする疾患の施術についての同意書又 は診断書により、その疾患の治療を受けるときに保険の対象となります。 (注)保険医療機関(病院、診療所など)で同じ対象疾患の治療中は、はり・きゅうの施術を受けて も保険の対象にはなりません。このような状況で施術を受けた場合は、全額自己負担になりま す。 柔道整復、あんま・マッサージ及びはり・きゅうの施術を受けられるかたは、P16をご確認ください。 ●移送を必要とする医師の意見書  ●領収書(原本)  ●保険証  ●印かん   ●移送経路、移送方法及び移送年月日の確認ができるもの  ●口座の確認ができるもの ●本人のマイナンバー(個人番号)が確認できる通知カード等と申請者の本人確認書類(P27「よ くある質問」参照)

(16)

16

柔道整復、あんま・マッサージ、はり・きゅうの受診は適切に

 柔道整復、あんま・マッサージ、はり・きゅうを接骨院や整骨院等で受ける際には、症状等によっ て医療保険が適用される場合とされない場合があります(下表)。

医療保険 適用〇

医療保険 適用×

(自費での受診) 柔道整復 打撲、ねんざ、肉離れ、 骨折・脱臼(医師の同意が必要) ・単なる疲労回復目的 ・対象外の症状による施術 ・医師の同意がない施術(柔道 整復においては骨折・脱臼の 場合) 等 あんま・ マッサージ 筋麻痺等で医師の同意がある施術、 関節拘縮等で医師の同意がある施術 はり・きゅう 神経痛、リウマチ、頸腕症候群、五十肩、 腰痛症、頸椎捻挫後遺症で医師の同意が ある施術 また、広域連合では、適切な受診方法をみなさんに広く知っていただくことを目的に、文書によりお 知らせするとともに、受診内容の確認をさせていただく場合がありますので、ご協力をお願いいたし ます(受診自体を控えていただく目的ではありません)。  交通事故など第三者(加害者)の行為に よってケガをしたときは、その治療に必要 な医療費は、相手が支払う損害賠償金の中 で負担するのが原則です。  一時的に保険診療を受ける場合は、保険 者へ被害の状況等を届け出ることとなって います。  この場合、広域連合で医療費を一時立て 替え、後で第三者などへ請求します。  第三者から医療費を受け取ったり、示談 を済ませたりすると、後期高齢者医療制度 で医療を受けられなくなることがあります ので、お早めに市(区)町村の担当窓口にご 相談のうえ、事故日から30日以内に必要 書類を提出してください。 (注)自分の過失や業務上でケガをした場 合もご相談ください。

交通事故にあったとき

●第三者の行為による傷病届一式 ●保険証  ●印かん ●交通事故証明書 届出に必要な書類など

被保険者

市(区)町村の窓口

保険診療の費用は広域連合が一時立て替え

(17)

17  後期高齢者医療制度では、保険料は被保険者一人ひとりにご負担いただくことになります。  保険料は、被保険者全員が等しく負担する「均等割額」と被保険者の所得に応じて負担する「所得 割額」を合計して、個人単位で計算します。  年度の途中で新たに被保険者になったときは、保険料はその月からの月割りで計算します。また、 年度の途中で被保険者でなくなったときは、その前月分までの月割りで計算します。  「均等割額」と「所得割額(所得割率)」は2年ごとに見直され、千葉県内で均一です。 (注)保険料に関する通知は、お住まいの市(区)町村から被保険者のみなさんへ毎年7月中旬にお送 りします。

平成30・31年度の保険料計算方法

※「賦課のもととなる所得金額」とは、前年の総所得金額および山林所得金額ならびに株式・長 期(短期)譲渡所得金額等の合計から基礎控除額33万円を控除した額です(ただし、雑損失 の繰越控除額は控除しません)。

保 険 料

 平成30年度および平成31年度の2年間については、次のとおりです。

年間保険料額

(上限は62万円) (注)100円未満切捨て

均 等 割 額

41,000円

所 得 割 額

賦課のもととなる所得金額(※) × 所得割率 7.89% = +

(18)

18

●保険料の軽減について

 所得の低いかたや被用者保険の被扶養者であったかたに対する保険料の軽減があります。所得の申 告をされていないかたについては、軽減の適用を受けるために、所得の申告が必要となる場合があり ます。

均等割額の軽減

 世帯の所得水準に応じて軽減されます。 世帯内の被保険者と世帯主の総所得金額等の合計 軽減割合 軽減後の均等割額 33万円以下の場合 被保険者全員の所得が0円の場合 (公的年金等控除額は80万円として計算)

9割

4,100円

上記以外の場合

8.5割

6,150円

33万円+(27万5千円×被保険者の数)以下の場合

5割

20,500円

33万円+(50万円×被保険者の数)以下の場合

2割

32,800円

(注)均等割額の軽減判定における総所得金額等は、退職所得を含みません。また、専従者控除、譲 渡所得の特別控除の税法上の規定は適用されません。 ●65歳以上(1月1日時点)のかたの公的年金等にかかる所得金額については、その所得から特別 控除額15万円を差し引いた額で軽減判定します。  ≪例≫単身世帯のかたで、年金収入が200万円の場合

200万円 (年金収入) (公的年金等控除額)120万円

(特別控除額)15万円

(軽減判定の基準額)65万円 ⇒ 2割軽減に該当し、均等割額が減額されます。

会社の健康保険などの被扶養者であったかたの保険料の軽減

 会社の健康保険や共済組合など被用者保険の被扶養者で、これまで保険料の負担がなかったかたは、 保険料の均等割額が軽減され、所得割額はかかりません。  なお、制度の変更により、平成29年度より軽減措置が段階的に縮小されております。 ≪対象となるかた≫  後期高齢者医療加入の前日に会社の健康保険、共済組合などの被用者保険(国民健康保険および国 民健康保険組合は対象になりません)の被扶養者であったかた。 均等割額 所得割額 軽減内容

5割軽減

〔平成31年度以降 制度加入後、2年を経過する月までは5割軽減〕

負担なし

(0円)

(19)

19

●保険料の計算例(平成30年度の場合)

 世帯主とその配偶者とも75歳以上の後期高齢者医療制度の被保険者であり、 それぞれの収入が次の場合 世帯主 年金収入 200万円   配偶者 年金収入 80万円 世帯主の保険料額の計算(平成30年度の場合) 計算区分 計算内容 1.所得金額 年金収入200万円-公的年金等控除額120万円=80万円① 2.賦課のもととなる   所得金額 ①所得金額80万円-基礎控除額33万円=47万円② 3.所得割額 ②47万円×7.89%=37,083円③ 4.被保険者均等割額 41,000円④ 5.軽減前の保険料額 ③37,083円+④41,000円=78,083円⑤ 6.被保険者   均等割軽減額 均等割額の軽減判定は世帯の総所得金額等により判定します。年金所得の場合はその所得から特別控除額15万円を控除した後の金額を 用います。 世帯主の①の額80万円-15万円=65万円⑥ 配偶者の㋑の額0円⑦ ⑥+⑦=65万円⇒5割軽減に該当します。 ④41,000円×0.5=20,500円⑧ 7.保険料額の算出 ⑤78,083円-⑧20,500円 =57,583円⇒57,500円 (100円未満は切り捨てます。) 配偶者の保険料額の計算(平成30年度の場合) 計算区分 計算内容 1.所得金額 年金収入80万円⇒0円㋑ (年金収入が120万円までは所得金額が0円になります。) 2.賦課のもととなる   所得金額 ㋑所得金額 0円㋺ 3.所得割額 ㋺0円×7.89%=0円㋩ 4.被保険者均等割額 41,000円㋥ 5.軽減前の保険料額 ㋩0円+㋥41,000円=41,000円㋭ 6.被保険者   均等割軽減額 世帯主の計算内容と同じです。⇒5割軽減に該当します。 ㋥41,000円×0.5=20,500円㋬ 7.保険料額の算出 ㋭41,000円-㋬20,500円=20,500円 ⇒20,500円(100円未満は切り捨てます。)

(20)

20

特別徴収について

 特別徴収のかたは、年6回の年金定期払いの際に、年金から自動的に保険料が天引きされます。

仮徴収

4月

6月

8月

4月、6月、8月は、仮徴収として、年間保険料が決定し本徴収が始まるまでの間は、仮算定され た保険料を納めます。基本的には前年度の2月の年金で納めた額が、それぞれの月の仮徴収額とな ります。

本徴収

10月

12月

2月

10月、12月、2月は、本徴収として、前年所得の確定後に決定した年間保険料から、仮徴収額を差 し引いた額を3回に分けて納めます。 確定した年間保険料やその後の年金から差し引く保険料については、7月中旬に通知する予定です。 ※本徴収額=年間保険料-仮徴収額 (注)年度の途中で被保険者になられた場合や他市町村から転入した場合などは、特別徴収(年金天 引き)が始まるまでは普通徴収(納付書または口座振替)で納めます。

特別徴収を口座振替(普通徴収)に変更できます

 保険料を年金から天引きにより納めているかたで、口座振替を希望されるかたは、お住まいの市(区) 町村に申請し、申請が認められた場合は口座振替へ変更できます。申請手続きについては市(区)町村 へご確認ください。

普通徴収について

 普通徴収のかたは、納付書または口座振替の時期をお知らせする通知をお住まいの市(区)町村から 被保険者にお送りします。  保険料の納付は口座振替が便利です。国民健康保険で口座振替を利用していたかたも、再度口座振 替の申し込みが必要です。取扱い金融機関でお申し込みください。 口座振替の手続きに必要なもの ●納付書 ●通帳 ●通帳の届出印

●保険料の納め方

  年額18万円以上の年金を受け取っているかたは、原則として年金から保険料が天引きされます(特別徴 収)。特別徴収以外のかたは納付書や口座振替などで個別にお住まいの市(区)町村に納めます(普通徴収)。 (注)複数の年金を受給中の場合は、年金受給額の合計ではなく、一定の順序に従い選択された1つ の年金で判定しており、特別徴収される年金は、介護保険料が天引きされている年金と同じも のになります。 受給している年金が 年額18万円以上のかた 後期高齢者医療保険料と介護保険料の合算額が年金受給額の2分の1を

超えないかた

超えるかた

特別徴収

年金から天引き 納付書や口座振替で市(区)町村に納める

普通徴収

受給している年金が 年額18万円未満のかた

(21)

21

●社会保険料控除について

 保険料は、所得税や市町村民税を計算するとき、社会保険料として控除されます。年金からの天引 き(特別徴収)で納付されたかたは、ご本人に社会保険料控除が適用されますが、納付書や口座振替 (普通徴収)で納付された場合は、実際に納付されたかたの社会保険料控除として適用されます。納 付された金額等不明な点は、お住まいの市(区)町村の担当窓口にお問い合わせください。

●保険料の納付相談について

 震災、風水害、火災等で大きな損害を受けたとき、また事業の休廃止などで所得が激減したことに より、保険料を納めることが困難になったときは、申請により保険料の免除・減額を受けられる場合 があります。詳しくはお住まいの市(区)町村の担当窓口にご相談ください。

●保険料を滞納すると

 災害などの特別な事情がなく、保険料を滞納したときには、次のような措置がとられることがあり ます。納付が困難な場合は、お住まいの市(区)町村の担当窓口にお早めにご相談ください。

短期保険証の交付

通常の保険証より有効期間の短い保険証が交付される場合があります。

▼滞納が1年以上続くと

保険証の返還、

資格証明書の交付

資格証明書でお医者さんにかかるときは、医療費がいったん全額自己負担になります。

 みなさんの納める保険料は、

後期高齢者医療制度を支える

貴重な財源です。保険料は、

納付期限までに納めましょう。

(22)

22  広域連合では、被保険者の健康の保持増進と健康寿命の延伸を目的に、健康診査を実施しています。  健康診査の実施方法及び実施期間については、市町村によって異なりますので、健康診査のご案内 を確認いただくか、お住まいの市町村の担当窓口までお問い合わせください。 健康診査 医科 歯科口腔(こうくう) 目  的 生活習慣病やその傾向があるかたを早期に発見し、予防や早期治療につなげていくことで、被保険者 の健康の保持・増進に資することを目的とします。 口腔機能低下や誤嚥(ごえん)性肺炎等の疾病を 予防し、口腔機能を維持、改善することを目的と します。 対 象 者 千葉県後期高齢者医療被保険者 千葉県後期高齢者医療被保険者のうち、 昭和17年4月2日〜昭和18年4月1日生まれのかた。 広域連合での歯科口腔診査は、76歳になる年度 の1回限りです。 主 な 健診項目 ○基本項目 ・診察 ・身体計測 ・血圧測定 ・血液検査  (脂質、肝機能、血糖) ・尿検査  (腎機能、尿糖) ○詳細項目  (一定の基準を満たし、医師が必要と認めた場 合に対象となります。) ○口腔診査 ・歯と歯肉の状況  (むし歯、歯肉の炎症、かみ合わせなど) ・口腔機能の状況  (舌の動き、物を飲み込む力など) ○口腔衛生指導  ・むし歯、歯周疾患の予防法など 実施する 医療機関 市町村ごとに異なります。 千葉県歯科医師会会員の健診協力医療機関 (広域連合ホームページに健診協力医療機関の名 簿を掲載します。) 実施期間 市町村ごとに異なります。 平成30年6月1日〜平成30年12月28日 費  用 (健康診査後の治療に要する費用は有料となります。)健康診査に係る窓口負担はありません。  健康診査の詳細につきましては、お住まいの市町村の担当窓口までお問い合わせください。

重複・頻回受診者等への訪問指導を実施しています

 広域連合では、重複、頻回受診者等に対し、保健師等が訪問し、日常生活習慣改善への支援や療 養方法等について保健指導を行っています。  対象者には、市町村や委託業者から連絡がありますので、事業へのご協力をお願いいたします。

●健康で楽しい生活のために次のことをこころがけましょう

生きがい

●自分の楽しみを見つけ ましょう。  外出、趣味、友人との 交流、社会参加など

運動・体力づくり

●生活の中でからだを動 かしましょう。  買い物、掃除、洗濯、 ウォーキング など

栄養

●1日3食、バランスよ く食べましょう。

お口の健康を

保ちましょう

●寝る前、食後の歯みが きを習慣にしましょう。 ●しっかりよくかんで食 べましょう。

健康診査を受診しましょう

(23)

23  千葉県歯科医師会では、千葉県口腔保健センター内に千葉県在宅歯科医療 連携室を開設し、相談を受け付けています。お気軽にお問い合わせください。

お医者さんの上手なかかり方

かかりつけのお医者さんをもち、 気になることがあったら 相談しましょう。 健康診査の結果により、 お医者さんの受診が必要と 判定されたかたは、 早めにお医者さんに 相談しましょう。 薬が余っているときは、 お医者さんや薬剤師さんに 相談しましょう。 時間内受診を こころがけましょう。 具合が悪いときは、 早めにお医者さんへ。 休日・夜間の受診は 窓口負担が高くなります。

千葉県在宅歯科医療連携室について

同じ病気で複数の医療機関を 受診することは、 なるべく控えましょう。 重複する検査や薬により、 体に悪影響を与えてしまう 心配があります。 ジェネリック医薬品(後発医薬品) をお医者さんや薬剤師さんに 相談して活用しましょう。

●主な相談内容

 1.在宅歯科医療に関する相談  2.在宅で療養しているかたやお身体が不自由なかたなど歯科医院への通院が困難なかたからの、 訪問歯科診療・口腔ケアなどを行う歯科医院の相談  3.在宅歯科医療を行う上での、医療機関や介護事業者等との調整など

●受付時間

 1.電話での受付  043- 241- 8020 月曜日から金曜日の午前10時から午後4時まで(年末年始、祝日を除く)  2.FAXでの受付 043- 241- 8218 365日受け付けています。連絡は後日になることがあります。

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●ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは?

 ジェネリック医薬品は、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後にその有効成分を使用して作られる 安価なお薬のことです。先発医薬品の開発成果を利用できるので、研究開発コストが少なくて済み、 価格(薬価)が低く設定されています。

●ジェネリック医薬品の安全性や効き目は?

 厚生労働省が厳しく審査を行い、効き目や安全性、品質など先発医薬品と同等であると確認された ものだけが販売を承認されています。

●ジェネリック医薬品を処方してもらうには?

 まずは、かかりつけの医師や薬局の薬剤師にご相談ください。ただし、すべての先発医薬品に対し てジェネリック医薬品が製造販売されているわけではありません。また、体質などによりジェネリッ ク医薬品に切り替えられないこともあります。

●ジェネリック医薬品利用差額通知を送付しています

 広域連合では、次の条件すべてに該当するかたに、お薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合に 軽減できる自己負担額をお知らせしています。 1.生活習慣病や慢性疾患等のお薬を服用されているかた 2.1か月当たりの自己負担軽減額(お薬代)が概ね200円以上安くなるかた 3.外来診療によりお薬を受け取っているかた 通知書の自己負担相当額は次のことに留意してご覧ください。  ①自己負担相当額はお薬にかかった金額のみです。実際の支払額には、調剤料等が含まれてい ることがあります。  ②ジェネリック医薬品は、1つの先発医薬品に対して複数存在する場合があり、価格も違うた め実際の軽減額に幅がありますので目安としてください。  ③病院でお薬を受け取る院内処方から、薬局でお薬を受け取る院外処方になると、処方せん料 等が加算されるため、実際の支払額が高くなることがあります。  ④ジェネリック医薬品に切り替えるとお薬代が安くなる可能性 があることをお伝えするもので、切り替えを強制するもので はありません。

ジェネリック医薬品について

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申請や届出は市(区)町村の窓口へ!

こんなとき

届出に必要なもの

65歳以上75歳未満の一定の障がいがあるか たで、申請により後期高齢者医療制度の被保 険者になろうとするとき ●国民年金証書、身体障害者手帳、療育手帳、 精神障害者保健福祉手帳など一定の障がい の程度がわかるもの ●印かん ●本人のマイナンバー(個人番号)が確認で きる通知カード等と申請者の本人確認書類 (P27「よくある質問」参照) ほかの都道府県に転出するとき ●(注)市(区)町村の窓口で負担区分証明書の交付を保険証     ●印かん 受けてください。 ほかの都道府県から転入してきたとき ●(注)転出の際に市(区)町村の窓口で発行されます。負担区分証明書 ●印かん 県内で住所が変わったとき ●保険証     ●印かん 生活保護を受け始めたとき ●保険証     ●印かん 死亡したとき ●(注)葬祭費の支給は14ページ参照死亡したかたの保険証   ●印かん  後期高齢者医療制度は、広域連合が運営していますが、申請や届出などの手続の受付業務は、市(区) 町村が行います。お問い合わせは、広域連合またはお住まいの市(区)町村の「後期高齢者医療」担 当窓口までお願いします。

こんなときは届け出てください

医療費の返還を求める場合

●所得の修正等により、医療機関等の窓口でお支払いいただく一部負担金の割合が、1割から3割に 変更になった期間に、1割の保険証を使用して受診した場合、差額2割分の医療費を返還していた だくことになります。 ●転出等により当広域連合の被保険者資格を失った後に、当広域連合の保険証を使用して医療給付を 受けた場合、これらにかかった療養給付費を返還していただくことになります。 ●該当するかたには、広域連合から通知をお送りいたしますので、同封の納入通知書に記載されてい る金融機関で、納付期限までにお支払いをお願いします。  (注)過去5年間分、遡って請求する場合があります。

差額支給する場合

●所得の修正等により、医療機関等の窓口でお支払いただく一部負担金の割合が、3割から1割に変 更になった期間に、3割の保険証を使用して受診した場合、差額2割分の医療費を支給します。そ の際は、申請手続きが必要となりますので、お住まいの市(区)町村窓口でお手続きをお願いします。  (注)受診日の翌日から5年以内に請求してください。

医療費の返還を求めたり、差額支給する場合があります

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よくある質問

●来月75歳になりますが、保険証は、いつもらえますか?

 75歳の誕生日当日までに、お住まいの市(区)町村から郵送されます。

● 私は夫の会社の健康保険の被扶養者ですが、夫が75歳になり、後期高齢者医

療制度に移ります。私の健康保険はどうなりますか?

 会社の健康保険に加入していたかたが75歳になると、自動的に後期高齢者

医療制度の被保険者になります。

 被扶養者のかたは、加入している会社の健康保険から脱退し、他に加入す

る健康保険(家族の健康保険)がない場合は、お住まいの市町村の国民健康

保険に加入することになります。

 加入の手続きにつきましては、市(区)町村の国民健康保険担当窓口にお問

い合わせください。

● 保険証更新時に1割の保険証が届き、使用していましたが、前年所得の修正申

告をしたところ、3割の保険証が届きました。3割の保険証は8月1日から発

効となっていますが、届くまでに1割の保険証を使用しました。この2割分の

差額を支払う必要はありますか?

また、これまで使用していた1割の保険証はどのようにすればよいですか?

 新しく届いた3割の保険証に記載されている発効期日に遡って3割負担と

なるため、届くまでに1割の保険証を使用された場合は、残り2割分の差額

を当広域連合にお支払いいただきます。

 また、1割の保険証についてはお住まいの市(区)町村の後期高齢者医療担

当課にご返却ください。

●自己負担(一部負担金)の割合が変更されるのはどんなときですか?

 自己負担(一部負担金)の割合は1年ごとに保険証の更新に合わせて、見

直しを行っています。前年の収入状況に基づき判定を行うほか、転入、転出、

転居、死亡等により、世帯構成に変更があった場合などは、自己負担の割合

をその都度判定します。割合を変更した場合は、新しい保険証を郵送します。

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● 後期高齢者医療制度に移りました。しかし、自分にあてた国民健康保険の保険

料の納付書もまだ送られてきます。どうしてですか?

 後期高齢者医療保険料は一人ひとりにかかりますが、国民健康保険は世帯

主のかたに世帯員の保険料も含めてかかります。したがって、世帯主のかた

が後期高齢者医療制度に移られても、ほかの世帯員のかたが国民健康保険に

加入されている場合は、引き続き世帯員分の国民健康保険料の納付書等が世

帯主あてに送られます。この場合は、国民健康保険料は世帯員のかたのみで

計算され、後期高齢者医療制度に移ったかたの分は除かれます。

 なお、国民健康保険料について詳しくは、お住まいの市(区)町村の国民健

康保険担当窓口にお問い合わせください。

● 支払われる高額療養費はいくらになりますか?

   平成30年8月10日から9月12日まで入院しました。入院分の費用として

100,000円支払いました。内訳は8月分が55,000円、9月分が45,000円で

した。私は自己負担割合が1割で所得区分が一般に該当しています。また、こ

の入院以外の医療費はありませんでした。

● マイナンバー(個人番号)のわかる書類が手元にないのですが、届出・申請手

続きはできませんか?

 高額療養費は、月ごとの自己負担額が自己負担限度額を超えている場合に

支給されます。

 通院期間や入院期間が月をまたいでいる場合、月ごとの自己負担額で計算

するため、質問のケースでは以下のとおり計算します。

(注)‌‌入院時の食事代や保険が適用されない差額ベッド料などは支給の対象外です。

自己負担額 自己負担限度額 平成30年8月分 55,000円 57,600円 限度額以下なので支給なし 平成30年9月分 45,000円 57,600円 限度額以下なので支給なし

 後期高齢者医療保険に関する届書・申請書の一部について、マイナンバー

(個人番号)の記載には本人の通知カードやマイナンバーカード等によるマイ

ナンバーの確認と、申請者の本人確認書類の確認が必要です。しかし、申請

者によりマイナンバーの記載がなされなかった場合は、市(区)町村窓口の職

員が住基ネット等によりマイナンバーを記載することにより、受付すること

ができます。

参照

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