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第 3 学年社会科学習指導案 1 単元名わたしたちのまちみんなのまち 2 単元について (1) 子どもの実態初めて 社会科 に出会う子どもたちである これから始まる学習に向けて 社会科は楽しい おもしろい と子どもたちが感じられるような授業を考えていきたい 社会科 1 年生の子どもたちにとって 学習

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Academic year: 2021

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第3学年社会科学習指導案

1 単元名 わたしたちのまち みんなのまち

2 単元について

(1)子どもの実態 初めて「社会科」に出会う子どもたちである。これから始まる学習に向けて、「社会科 は楽しい・おもしろい」と子どもたちが感じられるような授業を考えていきたい。 社会科1年生の子どもたちにとって、学習の元となるのは、生活科での町探検と生活 経験のみである。そこで、次のようなアンケートを行い、谷津のまちや習志野市につい ての知識と意識の実態調査を行った。 ① 谷津のまちや習志野市に対する意識 はいと答えた理由 ・友だちがいるから。 ・いろいろなお店があるから ・公園など遊ぶ場所があるから。 ・谷津小学校があるから。 ・自然が多いから。 ・人が優しいから。 ・駅が二つある。 はいと答えた理由 ・いろいろなお店があるから。 ・友だちがいるから。 ・楽しい場所がたくさんあるから。 ・大きな公園があるから。 ・プラネタリウムがある。 ・新しいものと古いものがある。 ・わからない・無答(1名) (考察) 子ども達は「谷津のまち」を「すき」とほとんどが答えている。その理由は自分 の家の周り、学校での友だちとのかかわりなど自分を中心にした部分的な面から判 断をしており、「谷津のまち」全体をとらえているわけではない。生活科では学校 や自分の家を中心にして地域を見てきた。ゆえに、「谷津のまち=自分の家や学校 の周り」と答えるのは自然である。そこで本単元では、谷津のまちは自分の家の周 りだけではないこと、地理的環境を生かして土地利用をしてことを見学を通して気 付かせ、「谷津のまち」の特色を捉えさせたいと考える。 また、習志野市に対する調査の中でも、谷津のまちへの返答と同様、「はい」と は答えていても「習志野市=谷津のまち」という意識や「自分が行ったことがある ところが習志野市にあるから」という理由から答えている場合もあった。買い物や 習い事など、日常生活の中でかかわっていても、市という捉え方の曖昧さを感じた。 習志野市は好きですか。 谷津のまちは好きですか。 谷津のまちは好きですか。 はい 97% いいえ 3% はい 91% いいえ 9% 谷津のまちは好きですか。 習志野市は好きですか。 はい 97% いいえ 3%

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2 ② 谷津のまちや習志野市に対する社会認識(3年生133名実施) 谷津小学区にあるもので行ったことがある所はありますか。 54 77 82 93 100 100 101 0 20 40 60 80 100 120 谷津サンプラザ商店街 京成谷津駅 第一中学校 JR津田沼駅 モリシア ユザワヤ 谷津コミュニティー (人) 習志野市にあるもので行ったことがある所はありますか。 5 6 37 42 46 46 60 63 104 109 112 0 20 40 60 80 100 120 ほたる野 大久保商店街 国際水泳競技場 秋津公園 谷津干潟自然… 茜浜 プラネタリウム 市役所 香澄公園 谷津干潟 谷津バラ園 (人) (考察) 買い物をする、遊ぶなど自分の日常生活につながりの多いところへは多く訪れて いる。しかし、津田沼駅や谷津駅などの交通機関、丹生神社など行動範囲ではない ところにはあまり訪れる機会が少ないことがわかった。習志野市についても同様な 傾向がみられた。このアンケートからも子ども達の習志野市のとらえは谷津に距離 的に近い範囲を示していることがわかった。 そこで本単元では、時間、距離感、空間の3視点から、谷津のまちおよび習志野 市の「交通機関」「土地利用」「特色」を捉えさせていこうと考える。 (2)単元の目標 ①本単元と学習指導要領の関係について 本単元は、学習指導要領第3学年および第4学年の目標(2)「地域の地理的環境、 人々の生活の変化や地域の発展に尽くした先人の働きについて理解できるようにし、 地域社会に対する誇りと愛情を育てるようにする」に関する内容(1)「自分たちの すんでいる身近な地域や市(区、町、村)について、次のことを観察、調査したり白 地図にまとめたりして調べ、地域の様子は場所によって違いがあることを考えるよう にする」に基づいて設定した。 これらの内容を子どもたちが学習するために、本単元では次の3点についての社会 認識を通して、様々な力を育んでいく。

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3 ○学校の周りを見学してきたことを、「交通のようす」「人の集まり方」「土地のようす」 「古いもの」に分けて全体の様子を捉えていく。 ○捉えた学校の周りの特徴と他地域とを比較しながら、他地域の特色に気づくようにす る。 ○習志野市の特徴を理解し、場所によって特徴に違いがあることがわかるようにする。 ②単元の目標 (関心・意欲) ・谷津のまちや習志野市の様子に関心をもち、意欲的に追究することができる。 (思考・判断・表現) ・谷津のまちや習志野市の中でも、場所によって様子が違うことについての思考・判 断したことを適切に表現する。 (資料活用能力) ・谷津のまちや習志野市の土地利用の様子、交通の分布、住宅地の分布などについて 具体的に観察したり、インタビューをしたりして、地図記号を使った地図にまとめ ることができる。 (知識・理解) ・自分の住んでいる地域や習志野市の中でも、場所によって土地利用の様子に違いが あることを理解できる。 ・主な地図記号や四方位が理解できる。

3 研究主題との関わり

(1)「おもしろく」と「力がつく」の関係について 【問題発見力】 ・自分たちのまちとは全く違う地域の様子を実際に目にすることで、調べたいという意欲を もてるようにする。 (教材) ・現在と昔の土地利用の地図を比較することによって、多くの予想を書けるようにする。 (教材) ・特徴のある地域の映像を見ることで、多くの予想を引き出し、地域による土地の使われ方 の違いをとらえるようにする。 (教材) 【追究力】 ・自分の予想と照らし合わせて調べることで、それぞれの地域の特色について課題をもって 調べられるようにする。 (方法) ・土地利用の推移がわかる地図を読み取りながらその土地の特色を考えていくことで、資料 の読み取りや活用の仕方を身につけていく。 (方法) 【表現力】 ・自分の予想や考えたことを、友だちの意見と比較したり付けたしたりしながら、発表する ことができるようにする。 (協同) ・地域探検や調べてわかった事実だけでなく、そこから感じたことや考えたことをノートに 書きくわえることで、自分の意見を深めるとともに、話し合いを深める一助とする。 (方法)

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4 【社会的判断力】 ・資料や実際に地域見学に行った体験から、同じ市でも様々な違いをあることを土地の特色 と関連付けながら考えられるようにする。 (教材) ・それぞれの地域の特徴について、それぞれの地域の人々の思いを考えながら話し合うこと で、自分たちの町についての愛着を深め自分たちの市を大切にしようとする意識を持つよ うにする。 (協同) (2)言語活動の場面の工夫について ○問題を発見する場面において、自分の考えや意見を根拠や理由を明確にしながら発表させ るとともに、意見のつけたしや反対意見などをわかりやすくまとめていくことで、話し合 いを充実させるようにする。 ○見学して気がついたことを白地図に書き込んだり、そこからわかることを話し合ったりす ることで、表現活動を充実させるとともに、課題に対する予想を文章に表したものを基に、 よりよい友だちとの交流の場を設定する。

4 指導計画 (18時間扱い うち総合8時間)

次 時 場の構成 主な学習活動 評価 第 一 次 習 志 野 調 査 隊 ① ・谷津のまち の様子を振 り返る。 ・予想しよう。 ※ 谷 津 の ま ち と 比べて、秋津の ま ち の 様 子 の 特 色 を 予 想 す る こ と が で き たか。 資料3 秋 津 小 周 辺の写真 ・学校の校庭が見えるよ。 ・谷津小と比べて、ずいぶん広いな。 ○同じ習志野市の学校なのかな。 ○こんなに大きな校庭がある学校はどこにあ るのかな。 ・新しくて大きな建物がたくさんあるね。 ○谷津のまちとは様子が違うみたいだよ。 ○秋津にあるんだ!行ってみたいな。 ・谷津には一軒家が多いけど、秋津には集合住 宅や団地がたくさんあるよ。 ・秋津のまちは道が広いよ。 ・秋津小の校庭も広いな。 ・駅には、たくさんの店が集まっていたよ。 ・学校のまわりは一軒家が多かったね。 ・丹生神社や西光寺のような古い所もあった。 ・同じ谷津の町でも場所によって様子が違う。 ○谷津の町は、家が多くてたくさんの人が住ん でいる。駅のまわりにはお店もたくさんあっ て便利な町だと思う。 谷津以外のところはどんな様子なのだろうか 資料1 谷 津 小 周 辺 の 映 像 (Google Map) 資料2 秋 津 小 周 辺 の 映 像 (Google Map)

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5 総 合 ② ③ ④ ⑤ ⑥ ・探検して気 がついたこ とをまとめ よう。 ・話し合おう。 ・まとめよう。 秋津方面見学 (総合として4時間) ※ 自 分 の 立 て た 予 想 を 確 か め る こ と が で き たか。 ※ 見 学 か ら わ か っ た こ と を わ か り や す く ま と め る こ と が できたか。 ※ 資 料 か ら 読 み 取 っ た こ と を 進 ん で 発 表 す る こ と が で き たか。 ※ 資 料 か ら 自 分 な り の 予 想 を 立 て る こ と が できたか。 ※ 田 ん ぼ や 自 然 が 多 く 残 っ て い る 地 域 の 特 色 に つ い て 理 解 す る こ と が できたか。 資料4 習 志 野 市 の白地図 まちの様子の違いを探検して調べてこよう。 秋津小学校の校庭はとても広くて、谷津小の 倍以上あった。道は広くてまっすぐだった、 たくさんの広い公園があったり大きな多目的 施設があったりして、谷津の町とは様子が違 っていてびっくりした。 資料6 実 籾 本 郷 の映像 資料5 習 志 野 市 の地図 ・田んぼだ。お米を作っている。 ・緑が多いから田舎のほうかな。 ・古い家があったよ。 ・自然がいっぱいあった。 ・谷津の町とも秋津の町とも、様子が違うね。 ○どこにあるのだろう。 ○この場所は、実籾本郷だと思うよ。 ・田んぼや畑の地図記号が多いね。 ・写真と地図から田んぼが多いことや緑が多い ことがわかるね。 ・緑も多いから生き物がたくさんいそう。 ・JR の駅がなくて、京成の駅だけしかないよ。 ・お店の集まりがないよ。 実籾本郷はどのようなところなのだろう。 資料7 実 籾 本 郷 周 辺 の 写 真(谷津田・ 鴇田家・畑) ・40年前から、ずっと田んぼだったんだね。 ・昔は秋津の地域がないよ。 ・昔は、谷津のすぐ近くに海があったよ。 ・それだけ、自然が残っている地域なんだ。 ○昔から実籾本郷は、田んぼや畑が多かったの だね。 資料8 昔 の 習 志 野 市 の 地 図 実籾本郷は、広い水田や畑があって生き物が たくさんいる地域だ。昔から自然が多くて、 今もそれが残っているんだね。 谷津の町では、畑や自然が減ってきているけ ど、そうでないところもあるなんてすごいな。

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6 ⑦ ⑧ ⑨ ・予想しよう。 ・調べよう。 ・まとめよう。 ※ 工 業 団 地 の 特 徴 に つ い て 理 解 す る こ と が できたか。 資料9 茜 浜 の 工 業 地 帯 の 様子 資料12 谷 津 商 店 街 周 辺 の 写真 資料11 大 久 保 商 店 街 周 辺 の写真 ・商店街だ。大きな商店街だね。 ・たくさんの人がいるよ。 ・お店がずっと奥まで続いているよ。 ○どこにあるのだろう。 ・駅の近くにあるみたいだよ。 ・「大久保」と書いてあるよ。 ・谷津駅やJR津田沼駅のまわりにもたくさん お店 が集まっていたよ。 ○駅の周りにお店が多いのかな。 なぜ工場がたくさんあつまっているのだろう 資料10 習 志 野 市 の 土 地 利 用 の 地 図 (工場) ・茜浜だけじゃなくて、他にも工場がたくさん 集まっているところがあるよ。 ・工場がたくさん集まっているところを「工業 団地」というんだ。 ・どちらも、住宅地から離れたところにあるね。 ○騒音や煙の心配がないように、住宅地から離 れたところに集まっているんだ。 茜浜や東習志野は、工業団地といって、工場 がたくさん集まっているところなんだ。住宅 が多いところから離れたところに建ててもら うように市が計画した土地なんだ。 お店がたくさんあつまっているのはどんなところだろう 資料14 鉄道・道路 の地図 ・大きな建物が多いな。工場も見えるよ。 ・トラックがたくさん集まっているね。 ・家が全然見当たらないよ。人もほとんど歩い てないよ。 ○どこにあるのだろう。 ○どうして工場がたくさん集まっているのだ ろう。 ・地図をみると、駅の近くにお店がたくさんあ つまっているところがあるのがわかるね。 ・谷津駅は津田沼駅の近くにも、お店が集中し ていたね。 ○たくさんの人があつまるところにお店が多 いのかな。 ○駅は、毎日たくさんの人が利用するから、お 店もたくさんあつまっているんだと思う。 資料13 習 志 野 市 の 土 地 利 用 の 地 図 (お店)

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7 第 二 次 習 志 野 自 慢 ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ 総 合 ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ・調べよう。 ・まとめよう。 ・見学や地図 から習志野 市の特徴を ま と め よ う。 ・カルタにす る項目を考 えて発表し よう。 ・カルタ遊び をして感想 を発表し合 おう。 「郷土カルタ」作り(総合として4時間) ※ 店 の 多 い 地 域 の 特 徴 に つ い て 理 解 す る こ とができたか。 ※ 場 所 に よ る 地 域 の 違 い や 土 地 の 利 用 の 違 い に つ い て 気 づき、それぞれ の 場 所 の 特 徴 を 理 解 す る こ とができたか。 ※ 市 の 特 徴 や よ さを考え、内容 や 言 葉 を 適 切 に 表 現 す る こ とができたか。 習志野市はどんな特徴があるのだろうか 資料15 習 志 野 市 の地図 調べてわかったことをもとに、オリジナル「習志野カルタ」を 作ろう ・実籾本郷にはたくさん自然が残っていること についての札があるといいと思う。 ・谷津南や秋津は、海を埋め立ててできた新し いまちだということをカルタにしたいな。 ・習志野市には、住宅やお店だけじゃなくて、 工場もたくさんあることをいれるといいと 思うな。 ・絵や写真を入れて、特徴がわかりやすい取り 札作ろう。 ・読み札の言葉も工夫しよう。 「習志野郷土カルタを作ろう」 習志野市にはたくさんの特徴があって、便利 で住みやすいところだ。昔からの自然を残す ために頑張っている人もいた。今まで知らな かった習志野のいいところを見つけることが できてよかった。 習志野市には、谷津のまちと似ているところ と様子が全然違うところがあった。同じ習志 野市なのに、工場やお店が多い所、田んぼや 畑、家がたくさんあるところ、工業団地など、 場所によってこんなに違いがあるなんてびっ くりした。谷津のまちは昔と変わってきてい るけど、実籾本郷のように昔から変わらない 地域もある。習志野市には、自分たちのまち 以外にも、たくさんいいところがあっていい な、と思った 大久保駅や谷津駅、津田沼駅は、毎日たくさ んに人が仕事や学校に行くために利用してい る。駅の近くにお店が多いと便利だから、駅 のまわりにはたくさんのお店があつまってい るんだ。 ・広い田んぼや畑が残っている地域があるよ。 ・ホタルを見ることができる場所があるよ。 ・交通機関やお店が多くて便利だ。 ・大きな公園や競技場もある。

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5 本時の指導(1/18)

(1)目標 ・自分達の生活とあまり近くない秋津という町に関心を持つことができる。 (関心・意欲・態度) ・今まで谷津の中で調べたことを活かしながら秋津と比較し、発表することができる。 (思考・判断・表現) (2)力を育むための工夫(問題発見力) 本時は自分達の学区である谷津小学区について調べた後に、習志野市とはどのような市 かを知るために谷津以外の町についての様子や特色を学習する時間である。 谷津以外の町が谷津とは違うことに子どもたちが気づき、話し合うことによって道の様 子や土地利用の仕方などに問題をもつようにしたい。 (3)展開 時配 発問と資料 主な学習活動 評価※と支援○ 13 7 15 10 ・谷津のまちは どのようなま ちなのか。 ・谷津と秋津で 違う所を3つ 以上みつけよ う。 ・自分は何を調 べたらよいか 考える。 1.前回まで学習してきた谷津のまちを確認 しよう。 ・5、6丁目は道がくねくねしていたよ。 ・古いものがあったよ。 ・1、7丁目は新しく作られるまちだよ。 ・「谷津のまちは人や緑や家がたくさんあっ てにぎやかなまち」 2.習志野市を地図上で移動しながら秋津ま で移動する。 ・谷津干潟に行ったことがあるよ。 ・ここに行ったことがあるよ。 3.秋津小学校周辺と谷津小学校周辺の違い を3つ以上みつけよう。 見つけたことをノートに書こう。 ・グラウンドが谷津小学校より広いよ。 ・校舎が一つしかないよ。 ・谷津よりも団地がたくさんあるよ。 ・周りの道がまっすぐだよ。 ・まっすぐだけじゃなくて広いよ。 ・ぐにゃぐにゃになってないよ。 ・テニスコートがあるよ。 4.自分の調べることを決めどのような点を 見ればよいのかを話し合う。 【道】 ○なぜ、道がまっすぐか知りたい。 【建物】 ○谷津と秋津で建物に違いがあるのだろう か。(団地群) ○谷津小学校の 特徴を挙げ、秋 津と対比させ やすくする。 ○発言が苦手な 子には付けた しとして発表 するように投 げかける。 ※調べたことを 活かしながら 秋津と比較し、 発表すること ができる。 ○谷津探検時の ことを想起さ せ、秋津と比較 するようにす る。 ○谷津にないも の異なる部分 を見つけるよ うにする。 ※自分達の生活 とあまり近く ない秋津とい う町に関心を 持つことがで きたか。 資料1 谷 津 小 学 校 周 辺の映像 Google map 資料2 秋 津 小 学 校 周 辺の映像 資料3 秋 津 小 学 校 周 辺の航空写真 秋津のまちに行って谷津のまちと違う所を調べてこよう。

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5 本時の指導(6/18)

(1)目標 ・実籾本郷の写真を見て、その地域の特色や土地利用について関心をもつことができる。 (関心・意欲・態度) ・40年前の地図と最近の地図を見比べて、土地の特色について考え、自分の考えを表 現し、話し合うことができる。 (思考・判断・表現) (2)力を育むための工夫(追求力) 本時は、秋津周辺について学習し、習志野市には谷津とは違う特色をもった土地がある ことを知った後、その他の土地の特色について予想し、理解していく時間である。そのた めに、実籾本郷の特色がわかる映像や写真と土地利用の推移がわかる地図を準備して、子 ども達との話し合いの中から実籾本郷の土地利用の仕方について理解できるようにし、さ らに調べていけるようにしたい。 (3)展開 時配 発問と資料 主な学習内容 評価※と支援○ 15 10 10 10 ・地図から探し てみましょう。 ・話し合おう。 ・まとめよう。 1.資料からどういった土地かを考え、わかった ことや思ったことを発表する。 ・田んぼだ。お米を作っているね。 ・緑が多いね。 ・古い家があったよ。 ・自然がいっぱいあった。 ・池があった。 ・「ほたる野」と書いてあった。 ○この場所は実籾本郷だと思う。 2.地図から土地の利用について考える。 ・田んぼや畑の地図記号が多いね。 ・写真と地図から田んぼが多いことや緑が多い ことがわかるね。 ・JR の駅がなくて京成の駅がある。 ・お店の集まりがないよ。 3.40年前の習志野市の地図を見て、比べる。 ・昔は秋津がないよ。 ・谷津のすぐ近くに海があった。 ・実籾本郷は昔から田んぼや畑が多かったのだ ね。 4.実籾本郷の土地利用についてまとめる。 ○資料を見やす い よ うに 板 書 を工夫する。 ※自分の考えを わ か りや す く 発 表 して い る か。 ○発表できない 子 は 資料 の 様 子 を 想起 さ せ る。 ※資料から自分 の 気 づき を ノ ー ト に書 く こ と が で き た か。 ○地図記号や色 な ど から 土 地 の 利 用が 想 像 で き るよ う に する。 ○子どもの発言 を キ ーワ ー ド と し て板 書 す る。 資料5 習 志 野 市 の地図 実籾本郷はどのようなところなのだろう。 実籾本郷は昔から自然が多く、今も広い畑や 水田がある。 資料8 昔 の 習 志 野 市の地図 資料7 実 籾 本 郷 周 辺 の 写 真(谷津田・ 鴇田家・畑) 資料6 実 籾 本 郷 の映像

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