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安全に使用するための注意事項

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Academic year: 2021

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(1)

本製品は、日本国内での使用を目的として設計・製造されたものであり、日本国外では使用できません。

保証書別添付

このたびは、パナソニック製品をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 取扱説明書をよくお読みのうえ、正しく安全にお使いください。 ご使用前に「安全上のご注意」(5~8 ページ)を必ずお読みください。 保証書は「お買い上げ日・販売店名」などの記入を確かめ、取扱説明書とともに大切に保管してください。

取扱説明書

薬用保冷庫

MPR-715F

(2)

2

も く じ

はじめに 4 ページ 安全上のご注意 5 ページ 停電・故障による庫内温度の上昇への予防と対処 9 ページ 庫内温度の上昇への予防策 9 ページ 庫内温度が上昇した際の対処 10 ページ 同梱物のご確認 11 ページ 本体およびコントロールパネルの構成と機能 12 ページ 本体の構成と機能 12 ページ コントロールパネルの構成と機能 14 ページ 適切な据付場所の選び方 16 ページ 本製品の据え付け 17 ページ 運転の開始手順 18 ページ 収納物の出し入れ 19 ページ 初期設定、設定可能範囲およびファンクションコード 19 ページ 停電警報中の庫内温度表示と停電復帰後の運転確認 20 ページ 庫内温度(冷蔵室、冷凍室)の設定 21 ページ 庫内温度設定のロック 22 ページ 冷凍室の運転停止 23 ページ 冷凍室の運転停止手順 23 ページ 冷凍室の運転再開手順 24 ページ 霜取り 25 ページ 冷蔵室の霜取り 25 ページ 冷凍室の霜取り 25 ページ 警報作動温度の設定(冷蔵室) 26 ページ 高温警報の設定 26 ページ 低温警報の設定 27 ページ 警報作動温度の設定(冷凍室) 28 ページ 高温警報の設定 28 ページ 低温警報の設定 29 ページ 警報ブザー復帰時間の設定-警報停止後の再通報- 30 ページ 故障と思われる場合の確認 31 ページ 警報作動時の対処 33 ページ エラーコードが表示される警報時の対処 34 ページ メンテナンスコードが表示される時の対処 34 ページ 保安機能 35 ページ

(3)

も く じ

定期的な清掃と点検 36 ページ 清掃および点検時期の目安 36 ページ 清掃および点検の際の運転停止 36 ページ 外面・庫内および付属品の清掃 37 ページ 電源コードの点検 37 ページ 自記温度記録計(別売品)の作動点検 37 ページ 消耗部品の定期的な交換 38 ページ 停電警報用バッテリー取付ボックス(サービス部品)の交換 38 ページ 冷却回路用ファンモーターの交換 38 ページ 保証とアフターサービス(よくお読みください) 39 ページ 安全確認書発行のお願い 39 ページ 安全確認書(提出用) 40 ページ 本製品を廃棄する際の重要事項 41 ページ 自記温度記録計(別売品) 42 ページ 停電警報用バッテリー取付ボックス(別売品) 42 ページ 麻薬金庫、遮光薬品ボックス(別売品) 42 ページ データ収集マルチモニター/メール通報ソフト(別売品) 43 ページ インターフェースボード(別売品) 43 ページ 本製品の仕様 44 ページ 構造仕様 44 ページ 機能仕様 45 ページ 性能仕様 45 ページ

(4)

4

はじめに

取り扱いの際には、この『薬用保冷庫 MPR-715F 取扱説明書(以下、取扱説明書と表記)』をよく読み、安全 に関する注意事項および操作方法に必ずしたがってください。 取扱説明書のお取り扱い  取扱説明書に規定された以外の取り扱いおよび用途・使用方法に関しては、当社は安全性の保証をいた しません。規定された操作方法に必ずしたがってください。  取扱説明書は、適切な場所に保存し、必要な際にいつでも参照できるようにしておいてください。  取扱説明書に乱丁・落丁などの不備がありましたら、お手数ですが営業所または販売店へご連絡くださ い。  取扱説明書の内容に関しては万全を期しておりますが、万一、不備な点や誤りあるいは記載もれなどに お気づきの場合は、お手数ですが営業所または販売店へご連絡ください。  本取扱説明書は、パナソニックヘルケア株式会社製「薬用保冷庫(品番 MPR-715F-PJ)」専用です。  取扱説明書の内容は、製品の性能・機能の向上などによって将来予告なしに変更する場合があります。  取扱説明書の全部または一部を無断で転載、複製することはお断りします。 収納物を守るためのご提案 収納物の重要性レベルに合わせて、万一の事故から収納物を守るために以下のような安全策(各種補助装 置およびメンテナンス)をご用意しています。各安全策の詳細および導入は営業所または販売店にご相談く ださい。 ・自記温度記録計(別売品) ・停電警報用バッテリー取付ボックス(別売品) ・メンテナンス制度(要契約) ・遠隔警報装置(市販品) 日本国外への輸出 本製品は、日本国内での使用を目的として設計・製造されたものであり、日本国外では使用できません。製 品保証および修理対応は、日本国内においてのみ有効です。日本国外への輸出に関しては、当社は一切の 責任を負いません。 免責事項  本製品に付属の取扱説明書の記載内容を守らないこと、および仕様範囲を超えたことにより生じた損害 に関して、当社は一切責任を負いません。  地震、雷などの自然災害、火災、第三者による行為、その他の事故、お客様の故意または過失、誤用、 その他異常な条件下での使用により生じた損害に関して、当社は一切責任を負いません。  当社が関与しない機器との組み合わせによる誤動作などから生じた損害に関して、当社は一切責任を負 いません。 当社の個人情報保護指針  製品の設置後にいただくお客様の個人情報は適切に管理いたします。また、お客様の同意がない限り(お 客様から業務委託があった場合および法令に基づき必要と判断される場合を除き)、個人情報の第三者へ の開示は行いません。  保証期間内の無料修理あるいはサービスの際にお受けしたお客様の個人情報(お名前、ご住所、お電話 番号など)は適切に管理いたします。また、お客様の同意がない限り(お客様から業務委託があった場合 および法令に基づき必要と判断される場合を除き)、個人情報の第三者への開示は行いません。

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安全上のご注意

必ずお守りください

人への危害、財産の損害を防止するため、必ずお守りいただくことを説明しています。 ■誤った使い方をしたときに生じる危害や損害の程度を区分して、説明しています。 ■お守りいただく内容を次の図記号で説明しています。(次は図記号の例です) してはいけない内容です。 実行しなければならない内容です。 気をつけていただく内容です。 感電の危険性に関する警告表示(製品に貼付されたラベルの表示) この表示は「内部に高電圧の電気部品があり、感電の危険性がある」こと を示します。絶対に開けないでください。

警告

「死亡や重症を負うおそれがある内容」です。

注意

「軽傷を負うことや、財産の損害が発生するおそれがある内容」 です。

(6)

6

安全上のご注意

必ずお守りください

つづき

電源コード・プラグを破損するようなことはしない (傷つける、加工する、熱器具に近づける、無理に曲 げる、ねじる、引っ張る、重い物を載せる、束ねるな ど) 傷んだまま使用すると、感電・ショート・火災 の原因となります。 コードやプラグの修理は、販売店にご相談 ください。 電源プラグのほこり等は定期的にとる プラグにほこり等がたまると、湿気等で絶 縁不良となり火災の原因となります。電源 プラグを抜き、乾いた布でふいてください。 電源プラグは根元まで確実に差し込む 差し込みが不完全ですと、感電や発熱によ る火災の原因となります。傷んだプラグ・ゆ るんだコンセントは使用しないでください。 ぬれた手で、電源プラグの抜き差しはしない 感電の原因となります。 定格 15 A・交流 100 V のコンセントを単独で使う 他の機器と併用すると、発熱による火災の 原因となります。延長コードも定格 15 A の ものを単独でお使いください。 屋外で使用しない 雨水のかかる場所で使用すると漏電・感電 の原因となります。 据付けは、営業所または販売店に依頼する ユーザによる据付工事は、水漏れや感電、 火災の原因となります。 製品は、質量に十分耐える所に水平になるように据 付け、転倒防止の処置をする 強度不足や据付けが不完全な場合は、製 品の転倒によりけがの原因となります。 引火性・揮発性の物質がある場所には据付けない 爆発・火災の原因となります。 湿気の多い所や、水のかかりやすい場所に据付けな 絶縁低下から漏電・感電の原因 と なりま す。 感電を防止するためにアース(接地)接続する アース接続をしないと感電の原因となりま す。アース接続ができない場合は、営業所 または販売店にアース工事を依頼してくだ さい。 アース工事のアース線はガス管、水道管、避雷針や 電話のアース線に接続しない 感電の原因となります。 揮発性・引火性のあるものを庫内に入れる場合は、 密封できる容器を使用する 爆発・火災の原因となります。 通気孔や隙間にピンや針金などの金属、異物などを 入れない 感電の原因になったり、駆動部が動作して けがの原因となります。 毒性、病原性微生物等、有害な試料を扱う場合は、 定められた隔離施設内で使用する 隔離施設以外での使用は、人体や自然環 境に有害な影響を及ぼす原因となります。 お手入れや整備・点検のときは、電源スイッチを停止 にして、電源プラグを抜く 感電やけがの原因となります。

警告

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安全上のご注意

必ずお守りください

製品のお手入れの際、手袋やマスクを着用する 付着している薬品の接触や、粉塵等の吸 引により健康を害する原因となります。 製品に直接水をかけたりしない こぼれた液体でショ-ト・感電の原因となり ます。 製品の上には液体を入れた容器を置かない こぼれた液体でショート・感電の原因となり ます。 分解、改造はしない 内部には電圧の高い部分があり、感電の 原因となります。内部の点検や修理は、営 業所または販売店に依頼してください。 異常時は運転を停止して、電源プラグを抜く 異常のまま運転を続けると感電、火災等の 原因となります。 電源コードを抜くときは、先端の電源プラグを持って 抜く 電源コードを引っ張ると電源コードが破損し、 感電やショートの原因となります。 製品を長期間使用しない時は、電源プラグを抜く 絶縁劣化により感電や漏電、火災の原因と なります。 製品を一時的に使用を中止して保管する場合は、幼 児が遊ぶ場所をさけ、扉を密閉できないようにする 幼児が閉じ込められる原因となります。 解体・廃棄は専門業者に依頼する 第三者が立ち入る場所に放置すると、不慮 の事故(幼児が閉じ込められるなど)の原 因となります。 梱包用ポリ袋は幼児の手に届くところに置かない 放置すると、不慮の事故(頭からかぶるな どをしたときに口や鼻をふさぎ、窒息する) の原因となります。 硫黄化合物などの腐食原因物質が発生するおそれ のある場所(排水施設の近くなど)には据え付けない 銅パイプの腐食により冷却ユニットが劣化 し、製品の故障の原因となります。 製品を移動するときは、転倒に気をつける 転倒によるけがの原因となります。 酸などの腐食性ガスのある場所には据付けない 電装品の腐食により絶縁が低下して漏電 や感電の原因となります。 製品ラベルに示されている定格周波数、電圧以外へ の接続はしない 火災や感電の原因となります。 凍傷に注意する 庫内の試料取り出しの際は、手袋を着用し てください。 凍傷の原因となります。

警告

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8

安全上のご注意

必ずお守りください

つづき

温度管理が厳しい薬品を保存する場合には、別売品 の自記温度記録計を取り付ける 庫内の最高/最低到達温度を確認するこ とができます。 停電復帰後は、製品が正常に運転開始したことを必 ず確認する 設定が変わっていないことも確認してくださ い。 酸、アルカリ等の腐食性のあるものを庫内に入れる 場合は、密封できる容器を使用する 扉を開けた際に吸入して、健康を害する原 因となります。 本製品を移動する際は、営業所または販売店に依頼 する ユーザーによる移動は、転倒によるけがの 原因となります。 製品を移動する際は、電源プラグをコンセントから抜 いて、電源コードに傷をつけないように移動する 電源コードを傷つけると、感電や火災の原 因となります。 やけどに注意する 高温になっている部分に触ると、やけどの 原因となります。

注意

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停電・故障による庫内温度の上昇への予防と対処

庫内温度の上昇への予防策

不測の事態(停電など)により運転が停止し、庫内温度が上昇した場合に備え、貴重な収納物を守る以下の予防 策を実施してください。 《重 要》 当社は製品の故障に関して一定の条件下で修理を保証しますが、故障に伴う収納物(試料・ 試薬など)の賠償責任は負いかねますので、あらかじめご了承ください。 複数の冷蔵庫およびフリーザーへの分割保存  貴重な収納物は、不測の事態に備え、複数の冷蔵庫およびフリーザーに分割して保存してください。 メンテナンス制度(要契約)による定期保守・点検  メンテナンス制度の詳細は、営業所または販売店にお問合せください。 停電警報用バッテリー取付ボックス(別売品)の取り付けと緊急対応の準備  停電警報用バッテリー取付ボックスを取り付けるとともに、不測の事態により本製品が停止した際に緊急対応が可 能な準備をしてください。 停電警報用バッテリーの交換(定期:約 3 年ごと[温度表示部に F1 と庫内温度の交互表示])[☞38 ページ]  バッテリーが消耗すると警報機能がはたらきません。交換は営業所または販売店に依頼してください。  バッテリーの交換は有償です。 遠隔警報システムの設置(人がいない場所に本製品を設置する場合)  本製品の遠隔警報用端子に遠隔警報装置(市販品)を接続し、各種の警報が確実に管理責任者へ通報される遠 隔警報システムを設置してください。取り付けは営業所または販売店に依頼してください。 冷却回路用ファンモーターの交換(定期:約 6 年ごと[温度表示部に F2 と庫内温度の交互表示])[☞38 ページ]  冷却回路用ファンモーターが劣化すると冷却能力が低下し、庫内温度が上昇するおそれがあります。交換は営業 所または販売店に依頼してください。  冷却回路用ファンモーターの交換は有償です。

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停電・故障による庫内温度の上昇への予防と対処

つづき

庫内温度が上昇した際の対処

不測の事態により、高温警報または停電警報(停電警報用バッテリー取付ボックスを取り付けた場合)が作動(警 報インジケーターの点滅と警報ブザーの作動)した場合は、速やかに以下の対応を実行して収納物を保護してく ださい。 原因の確認と必要な対策の実施 《重 要》 温度上昇の原因を必ず確認し、原因に応じた対策を速やかに取ってください。 (☞「警報作動時の対処」[33 ページ])  1 時間経過しても「警報が止まらない」または「庫内温度が下がらない」場合は機械の故障が考えられます。 速やかに営業所または販売店に連絡してください。  収納物を別の冷蔵庫およびフリーザーに移動してください。 停電による停止時の対処 温度上昇の原因が停電による場合は、停電復旧時間を確認し、復旧時間に応じた対処をしてください。 《停電が短時間(数分~1 時間未満)の場合の対処》  ドアを開けないでください。ドアを開けると庫内温度が上がります。  周囲温度を可能な限り下げるための手段を講じてください。 《停電が長時間(1 時間以上)の場合の対処》  収納物を別の冷蔵庫およびフリーザーに移動してください。  収納物を移動する冷蔵庫およびフリーザーがない場合は、予備電源を用意してください。

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同梱物のご確認

運転を開始する前に、本体に同梱されている付属品および印刷物を確認してください。  万一、同梱物に不足がある場合には、お手数ですが営業所または販売店へご連絡ください。 同梱物の名称 数 量 備 考 鍵 1 セット 2 本 クリップ(大) 2 個 自記温度記録計用 クリップ(小) 4 個 自記温度記録計用 冷凍室網棚スペーサー 2 個 2 個使用 取扱説明書 1 冊 (*本説明書) 保証書 1 枚 製品お問い合せ窓口一覧 1 枚  クリップ(大)は、自記温度記録計 MTR-0621LH(別売品)または MTR-4015LH(別売品)を取り付ける際に使用します。  クリップ(小)は、自記温度記録計 MTR-G3504A(別売品)を取り付ける際に使用します。

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本体およびコントロールパネルの構成と機能

本体の構成と機能

番号が付いた箇所の機能は、次ページを参照してください。 ⑪壁当り金具 (転倒防止金具兼用)

背面

⑩空気吸込口 ⑦排水ホースキャップ

<冷凍室の庫内容器を取り外した状態>

⑨空気吹出口 ①コントロールパネル 冷蔵室ドア 冷凍室ドア ⑤自記温度記録計の 取付位置 ③アクセスポート 〈背面〉 ⑥水平調節ボルト 〈下面・4 箇所〉 マグネット パッキング キャスター〈下面・4 箇所〉 鍵穴 鍵穴 ③アクセスポート 〈背面〉 ②棚受け ④底敷き ④底敷き ⑧排水口 ⑬遠隔警報用端子(カバー内部) ⑫電源スイッチ(カバー内部) 冷凍室網棚スペーサー取付位置  収納物落下防止のため、同梱の冷凍 室網棚スペーサーをここに取り付けて ください。 庫内灯 開口部をふさがないでください  開口部をふさぐと不具合の原因と なります。

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外面および庫内 ① コントロールパネル コントロールパネル上の操作キーで庫内温度および各種の警報・機能を設定・操作できます。また、温度表 示部およびインジケーターで運転状況を確認できます。[☞14 ページ] ② 棚受け 網棚をのせるために使用します。網棚は棚受けの上に確実に設置してください。  網棚の設置方向に注意してください。立ち上がりがある側が庫内奥になるように設置してください。 ③ アクセスポート〈冷蔵室 1 箇所、冷凍室 1 箇所〉 測定機器のセンサーやケーブル、自記温度記録計(別売品)の感温部などを庫内に通して設置する際に使用 します。  アクセスポートを使用しない場合は、内側・外側のゴム栓と中の断熱材を必ず元どおりに取り付けてください。取り付けが 不完全な場合、庫内温度が下がらないあるいはアクセスポートの外側に結露が生じる場合があります。 ④ 底敷き(冷蔵室 1 枚、冷凍室 2 枚) 収納物を保護するため、冷蔵室および冷凍室の底面に置いて使用します。 ⑤ 自記温度記録計の取付位置 自記温度記録計(別売品)を取り付け、自動的に庫内温度を記録できます。  取り付けは営業所または販売店に依頼してください。[☞42 ページ] ⑥ 水平調節ボルト〈前面および背面・左右〉 本製品を固定するとともに左右の水平を調節するねじ込み式のボルトです。据え付けの際に前面のキャス ター(左右各 1 個)を床面から浮かせ、製品を固定します。 ⑦ 排水ホースキャップ 冷凍室の霜取りを行った際に、霜取り水を排水するときに使用します。排水ホースキャップを外すと排水ホー スを取り出せます。[☞25 ページ]  排水が終わったら、排水ホースキャップを元どおりに取り付けてください。 ⑧ 排水口 冷凍室の霜取りを行った際に、霜取り水を排水するときに使用します。  排水が終わったら、排水口のキャップを元どおりに取り付けてください。 ⑨ 空気吹出口 冷蔵室内の空気を循環するための吹出口です。ふさがないように注意してください。  空気吹出口がふさがれると、冷蔵室内の温度調節が不安定になります。  収納物が凍結する場合がありますので、冷たい空気が直接当たらないようにしてください。 ⑩ 空気吸込口 冷蔵室内の空気を循環するための吸込口です。ふさがないように注意してください。  空気吸込口がふさがれると、冷蔵室内の温度調節が不安定になります。また、指や異物を入れないでください。 ⑪ 壁当り金具(転倒防止金具兼用) 本製品を据え付ける際、壁当り金具で背面と壁のすき間を確保して、冷却能力を維持します。 また、壁当り金具は、転倒防止金具兼用です。市販のロープあるいはチェーンを使用して本製品を確実に固 定してください。 スイッチ部〈左側面上部〉 電源スイッチや遠隔警報端子を使用する際は、カバーを取り外してください。  使用が終わったら、カバーを元どおりに取り付けてください。 ⑫ 電源スイッチ(漏電遮断器兼用) 本製品の電源スイッチです。(ON-“|”,OFF-“0”) ⑬ 遠隔警報用端子 遠隔警報装置(市販品)を接続できます。遠隔警報用端子に遠隔警報装置を取り付けると、人がいない場所 に本製品を据え付けた場合、警報を離れた場所にいる管理者に通報できます。  遠隔警報装置(市販品)の取り付けは、営業所または販売店に依頼してください。

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14

本体およびコントロールパネルの構成と機能

つづき

コントロールパネルの構成と機能

コントロールパネルの構成 コントロールパネルは温度表示部、各種のインジケーターおよび操作キーで構成されています。 「温度表示部(TEMPERATURE)」の見方 通常: 現在の庫内温度の表示 温度警報時:庫内温度表示が点滅 自己診断機能による警報時: コードの表示[☞34 ページ] 各種インジケーターの見方 各種の設定・操作 を行う操作キー 本製品の状態が表示されるランプ 温度表示部 ドア警報インジケーター(DOOR) 赤色 LED インジケーターが「点灯」: 冷蔵室または冷凍室のドアが開いている状態  ドア警報インジケーターが点灯してから 2 分(工場出 荷時の初期設定)が経過すると、警報ブザーが作動し ドアの閉め忘れを知らせます。[☞33 ページ] 警報インジケーター(ALARM) 赤色 LED インジケーターが「点滅」: 高温警報・低温警報または 0 o C 警報(冷蔵室のみ) [☞33 ページ] 冷蔵室温度インジケーター(REFRIGERATOR) 緑色 LED インジケーターが「点灯」: 温度表示部に冷蔵室温度が表示されている状態 DOOR ALARM REFRIGERATOR FREEZER 冷凍室温度インジケーター(FREEZER) 緑色 LED インジケーターが「点灯」: 温度表示部に冷凍室温度が表示されている状態

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各操作キーの機能 桁シフトキー( ) 「温度表示モード」時: 5 秒以上押すと、「庫内温度設定の ロック」の設定を開始できます。[☞22 ページ] 「設定モード」時: 押すと、温度表示部の入力可能な桁(点 滅する桁)を移動できます。 数値シフトキー( ) 「温度表示モード」時: 5 秒以上押すと、設定モードになります。 「設定モード」時: 押すと、温度表示部の入力可能な桁(点滅す る桁)の数値を変更できます。 「温度設定のロック」の設定時: 押すと、庫内温度設定のロック の ON/OFF を選択できます。[☞22 ページ]  温度表示モード: 温度表示部に現在の庫内 温度が表示されている状態  設定モード: 数値シフトキーを約 5 秒間押し て、温度表示部に入力が可能になった状態 温度表示切り替えキー(REF./FREEZ.) 温度表示モードの時にこのキーを押すごとに、温度表示部の表示が 冷凍室温度、冷蔵室温度に交互に切り替わります。  それに合わせて、冷蔵室温度インジケーターと冷凍室温度インジケーター が交互に点灯します。 入力決定キー(SET) 各設定を行う手順で、設定値を決定する際に押します。 [☞21~30 ページ]  警報ブザー停止キーを押して警報ブザーを停止しても、同じ警報状態が継続していると 30 分後 (工場出荷時の初期設定)に再び警報ブザーが作動します。  また、警報ブザー停止中でも、新たな警報が発生した場合には、警報インジケーターが点滅し警報 ブザーが作動します。 警報ブザー停止キー(BUZZER) 警報インジケーターが点滅し警報ブザーが作動しているときに押すと、警報 ブザーが止まります(遠隔警報は止まりません)。

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適切な据付場所の選び方

本製品は、以下のすべての条件を満たす場所に据え付けてください。  条件を満たさない場所に設置すると、所定の性能を得られないあるいは故障・事故が起こる原因になります。 直射日光の当たらない場所 直射日光の当たる場所を避けてください。直射日光の当たる場所に据え付けると、冷却性能の低下の原因となり ます。 換気(風通し)のよい場所 換気を確保するため、本製品の周囲(左右と背面)に 10 cm 以上のすき間を開けてください。換気が妨げられると、 冷却性能の低下あるいは故障の原因となります。 発熱源から離れた場所 大きな発熱源(ヒーター、ボイラーなど)に近い場所を避けてください。大きな発熱源に近い場所に据え付けると、 冷却性能の低下の原因となります。 温度変化の少ない場所 周囲温度が急激に変化する場所を避けてください。急激に周囲温度が変化する場所に据え付けると、安定した 冷却性能が得られなくなります。 床が総重量(本製品+別売品+収納物)に十分耐える水平な場所 凹凸がなく、水平かつ総重量(本製品+別売品+収納物)に十分耐える場所に据え付けてください。凹凸がある 場所に据え付けるあるいは傾いた状態で据え付けると、製品が不安定になり、故障やけがの原因あるいは振動 や騒音の原因となります。 引火性や腐食性ガスのない場所 引火性あるいは腐食性のガスにさらされる場所を避けてください。引火性あるいは腐食性のガスは、爆発や火災 の原因となります。また、電気部品の腐食により絶縁が低下して漏電や感電の原因となります。 湿気の少ない場所 湿度 80 %RH 以下の場所に据え付けてください。湿気が多い場所に据え付けると、漏電や感電の原因となりま す。

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本製品の据え付け

本製品の据え付けは以下の手順で確実に固定するとともに、必ずアース(接地)接続を行ってください。 1. 開梱後の準備 扉や内装品を固定しているテープなどをすべて外し、扉を開けてしばらく換気してください。 外装に汚れがある場合には、薄めた食器洗い用中性洗剤を含ませた布でふき取ってください。  食器洗い用中性洗剤の原液を使用すると、製品のプラスチック部分が割れるおそれがあります。食器洗い用中性 洗剤の薄めかたは、その注意書にしたがってください。  薄めた食器洗い用中性洗剤で外装の汚れを取り除いた後は、必ず「水ふき(清浄な水を含む布でふく)」をして食器洗 い用中性洗剤をふき取ってください。水ふきの後は必ず「乾ふき(乾いた布でふく)」をし,外装が完全に乾燥してから 据付作業をしてください。 2. 水平調節ボルトによる本製品の固定と水平の調節 前面左右の水平調節ボルトをキャスターが床から 5 mm~10 mm 浮くまで図のように回してください。[図 1]  キャスターが床から浮くと本製品が固定されます。キャス ターが床に接地したままにしておくと、扉の開閉の際に本 製品が動いてしまうおそれがあります。 あわせて、水平調節ボルトを少しずつ左右に回し、本製 品の左右が水平になるように調節してください。 3. 壁当り金具による製品の固定 本製品背面の壁当り金具(転倒防止金具兼用)を利用し て、市販品の強固なロープあるいはチェーンなどで本製 品を壁面に固定してください。[図 2]  壁当り金具(転倒防止金具兼用)には、本製品と背面の 壁面とのすき間を確保すると同時に、転倒防止処置の目 的があります。 4. アース(接地)接続による感電の防止 据え付けの際は、必ずアース(接地)接続を行ってください。アースは、万一、電気絶縁状態が悪くなったとき に起こる感電の防止に必要です。  本製品の電源プラグは、アース極付き 3 極プラグ[図 3]です。アー ス極付き 3 極コンセントの場合は、アース(接地)工事を行う必要は ありません。  アース極付き 3 極コンセント以外の場合は、専門業者にアース工 事を依頼してください。 アース極付き 3 極プラグ 図 2 背面・上部 壁当り金具 水平調節ボルト 図 1 前面・下部 図 3

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運転の開始手順

本製品の運転を開始(初回および清掃・点検・移動などによる運転停止後)する際は、以下の手順で行ってくださ い。  停電復帰後は、停電前の設定で自動的に運転が再開されます。[☞20 ページ] 電源投入前 1. カバーを外し、電源スイッチが OFF になっていることを確認してください。 2. 停電警報用バッテリー取付ボックス(別売品)が取り付けられている場合は、バッテ リースイッチが OFF になっていることを確認してください。 3. 庫内に収納物がない状態で電源プラグを本製品専用の電源に接続してください。 本製品の電源投入 と庫内温度の設定 4. 電源スイッチを ON にしてください。その後、カバーを取り付けてください。 ➽ 電源スイッチを ON にすると、高温警報が作動します。温度表示部に冷蔵室温度 が点滅表示され、警報インジケーターが点滅します。  工場出荷時の初期設定で運転を開始した場合、冷蔵室温度が 10 o C より高い時は高温 警報が作動するため、使用開始時には高温警報(庫内温度表示点滅、警報インジケー ター点滅、15 分後に警報ブザー、遠隔警報)が作動します。 5. 庫内温度を使用する温度に設定してください。[☞21 ページ]  工場出荷時の初期設定では、冷蔵室温度は 5 o C、冷凍室温度は-30 oC に設定されていま す。 《重要》 本製品のコンプレッサーは停止してから再び起動するまでに約 5 分間の時間が必要です。電 源スイッチを OFF した場合は、約 5 分間の時間を空けてから電源スイッチを ON にしてくださ い。 待機と確認 《設定温度に到達するには約 4.5 時間かかります(周囲温度 30o C、無負荷、庫内容器あり)》 6. 庫内温度が設定した温度に到達したことを温度表示部で確認してください。 停電警報用バッテ リー取付ボックス の電源投入 7. 停電警報用バッテリー取付ボックス(別売品)を取り付けている場合は、バッテリー スイッチを ON にしてください。 動作確認 8. 冷蔵室のドアを開けて、庫内灯が点灯することを確認してください。 収納物の保存 9. 庫内に収納物を徐々に入れてください。  一度に大量の収納物を入れると、庫内温度が上昇します。  冷蔵室内の空気吸込口や空気吹出口をふさがないでください。 各種の設定 10. 使用方法に応じ、警報作動温度[☞26~29 ページ]、警報ブザー復帰時間[☞30 ページ]、庫内温度のロック[☞22 ページ]を設定してください。 《重要》 本製品は内容物の保存用のため、蓄冷剤の凍結など、保存以外の目的で使用しないでくだ さい。 《お願い》 製品の動作中、高温多湿環境下では冷蔵室ドアのガラス窓に結露が生じることがあります。 結露は柔らかい乾いた布でふきとってください。

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収納物の出し入れ

収納物を出し入れする際は、必ず以下の各項を守ってください。  冷凍室内から収納物を出し入れする際は、必ず手袋をしてください。手袋をしないと、けがの原因になり ます。  庫内に収納物を詰め過ぎないでください。冷気の循環が妨げられ、冷却性能が低下します。  収納物を出し入れする際のドアの開閉は速やかに行ってください。時間をかけると庫内の温度が上昇 する原因になります。  一度に大量の高温の収納物を入れないでください。  収納物は庫内壁面に接触しないように棚の中央寄りに置いてください。また、他の収納物との間は適切 な間隔をあけてください。収納物が庫内壁面あるいは他の収納物に接触すると庫内が均一に冷却されな くなります。 《重要》 冷蔵室内に収納物を詰め過ぎると、設定温度が 2 o C の場合、空気吹出口の付近は-2 oC 程 度になることがあります。凍結注意の収納物が多い場合は、設定温度 4 o C~5 oC をおすす めします。

初期設定、設定可能範囲およびファンクションコード

本製品の初期設定(工場出荷時)と設定可能範囲は以下のとおりです。使用方法に応じて各設定を変更してくだ さい。  設定の詳細および手順は、各参照ページをご覧ください。 設定項目 初期設定 設定可能な範囲(値) ファンクション コード 参照 ページ 庫内温度 冷蔵室 5 o C 2 oC~14 oC (なし) 21ページ 冷凍室 -30 oC -35 oC~-15 oC (なし) 21ページ 高温警報 作動温度 冷蔵室 庫内設定温度より 5 oC 高い温度 庫内設定温度より 2 o C~ 14 oC 高い温度 F01 26ページ 冷凍室 庫内設定温度より 10 oC 高い温度 庫内設定温度より 5 o C~ 15 oC 高い温度 F03 28ページ 低温警報 作動温度 冷蔵室 庫内設定温度より 5 oC 低い温度 庫内設定温度より 2 o C~ 14 oC 低い温度 F02 27ページ 冷凍室 庫内設定温度より 10 oC 低い温度 庫内設定温度より 5 o C~ 15 oC 低い温度 F04 29ページ 警報ブザー復帰時間 30 分 10 分、20 分、30 分、40 分、 50 分、60 分、復帰なし F25 30ページ 庫内温度設定のロック OFF ON または OFF (なし) 22ページ 警報作動温度および警報ブザー復帰時間の設定にはファンクションコードを数値シフトキーおよび桁シフトキーで 入力します。操作方法は各参照ページをご覧ください。 《重 要》 設定を変更する際に、指定外のファンクションコードは入力しないでください。上記以外のファ ンクションコードは、サービスマン専用です。

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停電警報中の庫内温度表示と停電復帰後の運転確認

《重 要》 万一の停電時に警報が作動(警報インジケーター点滅、警報ブザー作動)するように、別売 品の停電警報用バッテリー取付ボックス(MPR-48B1)を取り付けることをお奨めします。 停電警報中の庫内温度の表示 「停電警報中」に警報ブザー停止キー(BUZZER)を押すと、警報ブザーが止まり、温度表示部に庫内温度が 約 5 秒間表示されます。  警報ブザーは止まりますが、警報インジケーター(ALARM)は点滅を続けます。  停電中でも警報ブザー停止キー(BUZZER)を押すと、温度表示部に庫内温度が約 5 秒間表示されます。 《重 要》 停電警報用バッテリーは消耗部品です。約 3 年ごとに交換する必要があります。これを経過 すると、万一の停電時に警報が作動しません。バッテリーの交換は営業所または販売店に 依頼してください。 停電復帰後の運転確認 停電復帰後は、停電前の設定で自動的に運転が再開されます。再設定を行う必要はありませんが、必ず、運 転状況を確認してください。  停電の間も本製品(不揮発性メモリー)に、停電前の設定が保存されています。

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庫内温度(冷蔵室、冷凍室)の設定

使用条件に応じて庫内温度を設定してください。収納物を最適な温度で長期に保存できます。  庫内温度の設定範囲: 冷蔵室;2 o C~14 oC、冷凍室;-35 oC~-15 oC  制御可能範囲については、性能仕様を参照ください。  初期設定(工場出荷時): 冷蔵室;5o C、冷凍室;-30oC 設定例: 庫内温度の設定を工場出荷時の初期設定から 4 o C(冷蔵室)、-25 oC(冷凍室)に変更 *以下は、設定例です。使用条件に応じて設定温度を変更して操作してください。 1. 温度表示切り替えキーを押して、冷蔵室温度インジケーターを点灯させ てください。 ➽ 温度表示部に現在の冷蔵室温度が表示されます。 2. 入力決定キーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部に現在の冷蔵室温度の設定値(005)が表示され、2 桁目 の 0 が点滅します。 3. 桁シフトキーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部の点滅する桁が 2 桁目から 1 桁目に変わります。  桁シフトキーを押すごとに、点滅する桁が 1 桁目と 2 桁目を移動します。 4. 数値シフトキーを 9 回(変更に必要な回数)押してください。 ➽ 温度表示部の表示が 005 から 004 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 9 までの間で数値が変わります。 5. 入力決定キーを 1 回押してください。 ➽ 冷蔵室温度が変更され、温度表示部は現在の冷蔵室温度の表示に 戻ります。 6. 温度表示切り替えキーを 1 回押してください。 ➽ 冷凍室温度インジケーターが点灯し、温度表示部に現在の冷凍室温 度が表示されます。 7. 入力決定キーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部に現在の冷凍室温度の設定値(-30)が表示され、2 桁目 の 3 が点滅します。 8. 数値シフトキーを 3 回(変更に必要な回数)押してください。 ➽ 温度表示部の表示が-30 から-20 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 3 までの間で数値が変わります。 9. 桁シフトキーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部の点滅する桁が 2 桁目から 1 桁目に変わります。  桁シフトキーを押すごとに、点滅する桁が 1 桁目と 2 桁目を移動します。 10. 数値シフトキーを 5 回(変更に必要な回数)押してください。 ➽ 温度表示部の表示が-20 から-25 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 9 までの間で数値が変わります。 11. 入力決定キーを押してください。 ➽ 冷凍室温度が変更され、温度表示部は現在の冷凍室温度の表示に 戻ります。  設定手順中に約 90 秒間キー操作がないと、それまでの設定内容は無効となり、自動的に庫内温度の表示に戻り ます(オートリターン機能)。 2 桁目が変更可能な状態 1 桁目の変更 以上の入力の決定 以上の入力の決定 2 桁目の変更 1 桁目が変更可能な状態 1 桁目が変更可能な状態 1 桁目の変更

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庫内温度設定のロック

誤った庫内温度の変更を防ぐために、庫内温度設定をロックできます。庫内温度設定のロックを ON にすると、コ ントロールパネル上のキーを操作しても庫内温度の設定が変更できなくなります。 表 示 庫内温度設定のロック状態 庫内温度の設定値 L 0 ロック OFF 変更可能 L 1 ロック ON 変更不可 設定例: 庫内温度設定のロックを OFF(工場出荷時の初期設定)から ON に変更 *以下は、設定例です。使用条件に応じて ON と OFF を操作してください。 1. 桁シフトキーを約 5 秒間押してください。 ➽ 温度表示部の表示が庫内温度から L 0 に変わり、1 桁目の 0 が点滅 します。 2. 数値シフトキーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部の表示が L 0 から L 1 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、数値が 0 と 1 に変わります。 3. 入力決定キーを押してください。 ➽ ロックの設定が ON になり、温度表示部は現在の庫内温度の表示に 戻ります。  設定手順中に約 90 秒間キー操作がないと、それまでの設定内容は無効となり、自動的に庫内温度の表示に戻り ます(オートリターン機能)。 ロック状態の表示 ロック状態の変更 以上の入力の決定

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冷凍室の運転停止

冷凍室の運転停止手順

冷凍室の霜を取り除く時、あるいは冷凍室を使用しない時に冷凍室の運転を停止することができます。 冷凍室の運転停止中は、冷凍室温度表示インジケーターが点灯している場合、温度表示部に現在の冷凍室温 度と OFF が交互表示されます(冷蔵室温度表示インジケーターが点灯している場合は、現在の冷蔵室温度が表 示されるのみで、OFF は表示されません)。 設定例: 冷凍室の運転を停止 *以下は、設定例です。冷凍室の温度設定が-25o C の場合を示しています。 1. 温度表示切り替えキーを押して、冷凍室温度インジケーターを点灯させ てください。 ➽ 温度表示部に現在の冷凍室温度が表示されます。 2. 入力決定キーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部に現在の冷凍室温度の設定値(-25)が表示され、2 桁目 の 2 が点滅します。 3. 数値シフトキーを 2 回押してください。 ➽ 温度表示部の表示が-25 から-05 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 3 までの間で数値が変わります。 4. 桁シフトキーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部の点滅する桁が 2 桁目から 1 桁目に変わります。  桁シフトキーを押すごとに、点滅する桁が 1 桁目と 2 桁目を移動します。 5. 数値シフトキーを 5 回押してください。 ➽ 温度表示部の表示が-05 から-00 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 9 までの間で数値が変わります。 6. 入力決定キーを 1 回押してください。 ➽ 冷凍室の運転が停止し、温度表示部は現在の冷凍室温度と OFF を 交互表示します。  設定手順中に約 90 秒間キー操作がないと、それまでの設定内容は無効となり、自動的に庫内温度の表示に戻り ます(オートリターン機能)。 2 桁目が変更可能な状態 2 桁目の変更 1 桁目が変更可能な状態 1 桁目の変更 冷凍室の運転停止

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24

冷凍室の運転停止

つづき

冷凍室の運転再開手順

冷凍室の運転を再開する手順を以下に示します。冷凍室の温度設定を行うことにより、冷凍室の運転を再開す ることができます。 設定例: 冷凍室の運転を設定温度-25o C で再開 *以下は、設定例です。使用条件に応じて設定温度を変更して操作してください。 1. 温度表示切り替えキーを押して、冷凍室温度インジケーターを点灯させ てください。 ➽ 温度表示部に現在の冷凍室温度と OFF が交互表示されます。 2. 入力決定キーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部に運転停止前の設定値(-00)が表示され、2 桁目の 0 が 点滅します。 3. 数値シフトキーを 2 回押してください。 ➽ 温度表示部の表示が-00 から-20 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 3 までの間で数値が変わります。 4. 桁シフトキーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部の点滅する桁が 2 桁目から 1 桁目に変わります。  桁シフトキーを押すごとに、点滅する桁が 1 桁目と 2 桁目を移動します。 5. 数値シフトキーを 5 回押してください。 ➽ 温度表示部の表示が-20 から-25 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 9 までの間で数値が変わります。 6. 入力決定キーを 1 回押してください。 ➽ 冷凍室の温度が設定され、冷凍室の運転が開始します。温度表示部 に現在の冷凍室温度が点滅表示されます。  設定手順中に約 90 秒間キー操作がないと、それまでの設定内容は無効となり、自動的に庫内温度の表示に戻り ます(オートリターン機能)。 2 桁目が変更可能な状態 2 桁目の変更 冷凍室の運転開始 1 桁目が変更可能な状態 1 桁目の変更

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霜取り

冷蔵室の霜取り

冷蔵室については次の 2 種類の霜取り方式があり、いずれも自動で制御されています。 ●サイクルデフロスト コンプレッサーは、ON/OFF 運転を繰り返し行って冷蔵室温度を一定に制御しています。コンプレッサーが OFF (停止)している間、エバポレーターについた霜をヒータによって溶かします。この動作では冷蔵室内の温度に影 響はありません。 ●エバポレーター温度感知方式 周囲の湿度が高い場合、扉の開閉が多い場合、水気の多い収納物を大量に冷蔵室内に入れた時には、通常の サイクルデフロストだけではエバポレーターについた霜が取りきれない場合があります。このような場合、霜感知 センサーが着霜を感知すると、自動的に霜取り動作に入ります。 霜取り動作中は、冷蔵室温度表示インジケーターが点灯している場合、温度表示部に現在の冷蔵室温度と dF が交互に表示されます。霜取りが終了すると dF 表示が消え、通常運転に自動復帰します。 《重 要》 霜取り動作中は冷蔵室温度が一時的に約 10 o C まで上昇します。 《参 考》 本製品は高温多湿の環境下で運転した場合、エバポレーターへの着霜量が多くなります。一 例として、周囲温度 30 o C、湿度 80 %の環境下で設定温度 2 oC で運転した場合、1 週間に 1 回程度の頻度で霜取り動作に入ります。

冷凍室の霜取り

冷凍室については、自動霜取り機能はありません。冷凍室内に霜がついたら、冷凍室の運転を停止して、霜を自 然溶解してください。 冷凍室の運転を停止し、霜を取り除く手順を以下に示します。 1. 冷凍室内の収納物を他のフリーザーに移してください。 2. 23 ページの手順により、冷凍室の運転を停止してください。  冷凍室の運転停止中は、冷凍室温度表示インジケーターが点灯している場合、温度表示部に現在の冷凍室温度と OFF が交互表示されます(冷蔵室温度表示インジケーターが点灯している場合は、現在の冷蔵室温度が表示され るのみで、OFF は表示されません)。 3. 冷凍室内の霜が十分に溶けたら、本体左側面下 部にある 排水ホースキャップを取り外し、排水 ホースの先に受け皿等を置いた後に、排水ホー スキャップと庫内の排水口のキャップを外して庫 内に溜まった水を排水してください。 4. 乾いた布で冷凍室内の水分をよくふき取り、排水ホースの先に排水ホースキャップを付けてから排水ホー スを収納して、庫内の排水口のキャップをしてください。 5. 24 ページの手順により、冷凍室の運転を開始してください。 6. 冷凍室温度が設定温度に達したことを確認してから、冷凍室へ収納物を戻してください。 排水ホース

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警報作動温度の設定(冷蔵室)

高温警報の設定

高温警報を設定すると、設定した温度以上に庫内温度が上昇した場合に警報インジケーターおよび庫内温度表示 の点滅と警報ブザー(点滅の 15 分後)で異常を知らせます。庫内温度の上昇による収納物の損害を未然に防ぐた めに、必ず設定してください。  高温警報の作動温度の設定可能な範囲: 庫内設定温度より 2 o C 高い温度~庫内設定温度より 14 oC 高い温度  初期設定(工場出荷時): 庫内設定温度より 5 o C 高い温度 設定例: 高温警報の作動温度を庫内設定温度プラス 5 ℃からプラス 3 o C に変更 補足:「庫内設定温度が 5 o C の場合、庫内温度が 10 oC(プラス 5 oC)になったときに高温警報が作動する設 定」を「庫内設定温度が 5 o C の場合、庫内温度が 8 oC(プラス 3 oC)になったときに高温警報が動作す る設定」に変更する場合 *以下は、設定例です。使用条件に応じて設定温度を変更して操作してください。 1. 温度表示切り替えキーを押して、冷蔵室温度インジケーターを点灯させ てください。 ➽ 温度表示部に現在の冷蔵室温度が表示されます。 2. 数値シフトキーを約 5 秒間押してください。 ➽ 温度表示部の表示が庫内温度からファンクションコード F00 に変わ り、1 桁目の 0 が点滅します。 3. 数値シフトキーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部の表示が F00 から F01 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 9 までの間で数値が変わります。 4. 入力決定キーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部に現在の高温警報の作動温度の設定値(005)が表示さ れ、1 桁目の 5 が点滅します。  据付後、最初に設定する際は初期設定 005(庫内温度の設定より 5℃高 い温度で高温警報が作動)が表示されます。 5. 数値シフトキーを 8 回(変更に必要な回数)押してください。 ➽ 温度表示部の表示が 005 から 003 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 9 までの間で数値が変わります。 6. 入力決定キーを押してください。 ➽ 高温警報の作動温度が変更され、温度表示部は現在の庫内温度の 表示に戻ります。  設定手順中に約 90 秒間キー操作がないと、それまでの設定内容は無効となり、自動的に庫内温度の表示に戻り ます(オートリターン機能)。 《重 要》 指定外のファンクションコードは入力しないでください。 《重 要》 霜取り終了後、または冷蔵室内へ収納物を大量に入れた後などには、高温警報設定値に よっては警報が作動する場合がありますが、異常ではありません。冷蔵室温度が設定温度 になると警報は自動的に止まります。 1 桁目が変更可能な状態 1 桁目の変更 1 桁目が変更可能な状態 1 桁目の変更 以上の入力の決定

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低温警報の設定

低温警報を設定すると、設定した温度以下に庫内温度が低下した場合に警報インジケーターおよび庫内温度表示 の点滅と警報ブザー(点滅の 15 分後)で異常を知らせます。庫内温度の低下による収納物の損害を未然に防ぐた めに、必ず設定してください。 《重 要》 収納物の凍結を防止するため、低温警報の設定値にかかわりなく、冷蔵室温度が 0o C 以下 になると警報インジケーターおよび冷蔵室温度表示の点滅と警報ブザー(点滅と同時)で異 常を知らせます。遠隔警報用端子も警報状態となります。  低温警報の作動温度の設定可能な範囲: 庫内設定温度より 2 o C 低い温度~庫内設定温度より 14 oC 低い温度  初期設定(工場出荷時): 庫内設定温度より 5 o C 低い温度 設定例: 低温警報の作動温度を庫内設定温度マイナス 5 o C からマイナス 3 ℃に変更 補足:「庫内設定温度が 5 o C の場合、庫内温度が 0 oC(マイナス 5 oC)になったときに低温警報が作動する設 定」を「庫内設定温度が 5 o C の場合、庫内温度が 2 oC(マイナス 3 oC)になったときに低温警報が動作 する設定」に変更する場合 *以下は、設定例です。使用条件に応じて設定温度を変更して操作してください。 1. 温度表示切り替えキーを押して、冷蔵室温度インジケーターを点灯させ てください。 ➽ 温度表示部に現在の冷蔵室温度が表示されます。 2. 数値シフトキーを約 5 秒間押してください。 ➽ 温度表示部の表示が庫内温度からファンクションコード F00 に変わ り、1 桁目の 0 が点滅します。 3. 数値シフトキーを 2 回押してください。 ➽ 温度表示部の表示が F00 から F02 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 9 までの間で数値が変わります。 4. 入力決定キーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部に現在の低温警報の作動温度の設定値(-05)が表示さ れ、1 桁目の 5 が点滅します。  据付後、最初に設定する際は初期設定-05(庫内温度の設定より 5℃高い 温度で低温警報が作動)が表示されます。 5. 数値シフトキーを 8 回(変更に必要な回数)押してください。 ➽ 温度表示部の表示が-05 から-03 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 9 までの間で数値が変わります。 6. 入力決定キーを押してください。 ➽ 低温警報の作動温度が変更され、温度表示部は現在の庫内温度の 表示に戻ります。  設定手順中に約 90 秒間キー操作がないと、それまでの設定内容は無効となり、自動的に庫内温度の表示に戻り ます(オートリターン機能)。 《重 要》 指定外のファンクションコードは入力しないでください。 1 桁目が変更可能な状態 1 桁目の変更 1 桁目が変更可能な状態 1 桁目の変更 以上の入力の決定

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警報作動温度の設定(冷凍室)

高温警報の設定

高温警報を設定すると、設定した温度以上に庫内温度が上昇した場合に警報インジケーターおよび庫内温度表示 の点滅と警報ブザー(点滅の 15 分後)で異常を知らせます。庫内温度の上昇による収納物の損害を未然に防ぐた めに、必ず設定してください。  高温警報の作動温度の設定可能な範囲: 庫内設定温度より 5 o C 高い温度~庫内設定温度より 15 oC 高い温度  初期設定(工場出荷時): 庫内設定温度より 10 o C 高い温度 設定例: 高温警報の作動温度を庫内設定温度プラス 10 ℃からプラス 5 o C に変更 補足:「庫内設定温度-30 o C の場合、庫内温度が-20 oC(プラス 10 oC)になったときに高温警報が作動する設 定」を「庫内設定温度が-30 o C の場合、庫内温度が-25 oC(プラス 5 oC)になったときに高温警報が動作 する設定」に変更する場合 *以下は、設定例です。使用条件に応じて設定温度を変更して操作してください。 1. 温度表示切り替えキーを押して、冷凍室温度インジケーターを点灯させ てください。 ➽ 温度表示部に現在の冷凍室温度が表示されます。 2. 数値シフトキーを約 5 秒間押してください。 ➽ 温度表示部の表示が庫内温度からファンクションコード F00 に変わ り、1 桁目の 0 が点滅します。 3. 数値シフトキーを 3 回押してください。 ➽ 温度表示部の表示が F00 から F03 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 9 までの間で数値が変わります。 4. 入力決定キーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部に現在の高温警報の作動温度の設定値(010)が表示さ れ、1 桁目の 0 が点滅します。  据付後、最初に設定する際は初期設定 010(庫内温度の設定より 10℃高 い温度で高温警報が作動)が表示されます。 5. 数値シフトキーを 5 回(変更に必要な回数)押してください。 ➽ 温度表示部の表示が 010 から 015 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 9 までの間で数値が変わります。 6. 桁シフトキーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部の点滅する桁が 1 桁目から 2 桁目に変わります。  桁シフトキーを押すごとに、点滅する桁が 1 桁目と 2 桁目を移動します。 7. 数値シフトキーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部の表示が 015 から 005 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 と 1 に数値が変わります。 8. 入力決定キーを押してください。 ➽ 高温警報の作動温度が変更され、温度表示部は現在の庫内温度の 表示に戻ります。  設定手順中に約 90 秒間キー操作がないと、それまでの設定内容は無効となり、自動的に庫内温度の表示に戻り ます(オートリターン機能)。 《重 要》 指定外のファンクションコードは入力しないでください。 2 桁目が変更可能な状態 1 桁目の変更 2 桁目の変更 1 桁目が変更可能な状態 1 桁目が変更可能な状態 1 桁目の変更 以上の入力の決定

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低温警報の設定

低温警報を設定すると、設定した温度以下に庫内温度が低下した場合に警報インジケーターおよび庫内温度表示 の点滅と警報ブザー(点滅の 15 分後)で異常を知らせます。庫内温度の低下による収納物の損害を未然に防ぐた めに、必ず設定してください。  低温警報の作動温度の設定可能な範囲: 庫内設定温度より 5 o C 低い温度~庫内設定温度より 15 oC 低い温度  初期設定(工場出荷時): 庫内設定温度より 10 o C 低い温度 設定例: 低温警報の作動温度を庫内設定温度マイナス 10 ℃からマイナス 5 o C に変更 補足:「庫内設定温度が-30 o C の場合、庫内温度が-40 oC(マイナス 10 oC)になったときに低温警報が作動す る設定」を「庫内設定温度が-30 o C の場合、庫内温度が-35 oC(マイナス 5 oC)になったときに低温警報 が動作する設定」に変更する場合 *以下は、設定例です。使用条件に応じて設定温度を変更して操作してください。 1. 温度表示切り替えキーを押して、冷凍室温度インジケーターを点灯させ てください。 ➽ 温度表示部に現在の冷凍室温度が表示されます。 2. 数値シフトキーを約 5 秒間押してください。 ➽ 温度表示部の表示が庫内温度からファンクションコード F00 に変わ り、1 桁目の 0 が点滅します。 3. 数値シフトキーを 4 回押してください。 ➽ 温度表示部の表示が F00 から F04 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 9 までの間で数値が変わります。 4. 入力決定キーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部に現在の低温警報の作動温度の設定値(-10)が表示さ れ、1 桁目の 0 が点滅します。  据付後、最初に設定する際は初期設定-10(庫内温度の設定より 10℃低 い温度で低温警報が作動)が表示されます。 5. 数値シフトキーを 5 回(変更に必要な回数)押してください。 ➽ 温度表示部の表示が-10 から-15 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 9 までの間で数値が変わります。 6. 桁シフトキーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部の点滅する桁が 1 桁目から 2 桁目に変わります。  桁シフトキーを押すごとに、点滅する桁が 1 桁目と 2 桁目を移動します。 7. 数値シフトキーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部の表示が-15 から-05 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 と 1 に数値が変わります。 8. 入力決定キーを押してください。 ➽ 低温警報の作動温度が変更され、温度表示部は現在の庫内温度の 表示に戻ります。  設定手順中に約 90 秒間キー操作がないと、それまでの設定内容は無効となり、自動的に庫内温度の表示に戻り ます(オートリターン機能)。 《重 要》 指定外のファンクションコードは入力しないでください。 1 桁目が変更可能な状態 1 桁目の変更 1 桁目が変更可能な状態 2 桁目が変更可能な状態 2 桁目の変更 1 桁目の変更 以上の入力の決定

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警報ブザー復帰時間の設定

-警報停止後の再通報-

警報ブザー停止キー(BUZZER)を押して警報ブザーを止めた後も警報状態が継続している場合、一定の時間 (警報ブザー復帰時間)後に再び警報ブザーが作動して異常を再通報します。警報状態の誤認を防ぐために、必 ず設定してください。  警報ブザー復帰時間の設定範囲: 10~60 分の 10 分間隔(設定値の表示:010~060)および復帰なし(設定値の表示:000)  初期設定(工場出荷時): 30 分  000 に設定にすると、警報ブザーが復帰しなくなります(ただし、別の警報状態が発生すると警報ブザーは作動しま す)。収納物の安全を確保するため、010~060 の設定を強く推奨します。 設定例: 警報ブザー復帰時間を 30 分(工場出荷時の初期設定)から 20 分に変更 *以下は、設定例です。使用条件に応じて復帰時間を変更して操作してください。 1. 数値シフトキーを約 5 秒間押してください。 ➽ 温度表示部の表示が庫内温度からファンクションコード F00 に変わ り、1 桁目の 0 が点滅します。 2. 数値シフトキーを 5 回押してください。 ➽ 温度表示部の表示が F00 から F05 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 9 までの間で数値が変わります。 3. 桁シフトキーを 1 回押してください。 ➽ 温度表示部の点滅する桁が 1 桁目から 2 桁目に変わります。  桁シフトキーを押すごとに、点滅する桁が 1 桁目と 2 桁目を移動します。 4. 数値シフトキーを 2 回押してください。 ➽ 温度表示部の表示が F05 から F25 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 5 までの間で数値が変わります。 5. 入力決定キーを押してください。 ➽ 温度表示部に現在の警報ブザー復帰時間の設定値(030)が表示さ れ、2 桁目の 3 が点滅します。  据付後、最初に設定する際は初期設定 030(警報ブザー復帰時間:30 分)が表示されます。 6. 数値シフトキーを 6 回(変更に必要な回数)押してください。 ➽ 温度表示部の表示が 030 から 020 に変わります。  数値シフトキーを押すごとに、0 から 6 までの間で数値が変わります。 7. 入力決定キーを押してください。 ➽ 警報ブザー復帰時間が変更され、温度表示部は現在の庫内温度の 表示に戻ります。  設定手順中に約 90 秒間キー操作がないと、それまでの設定内容は無効となり、自動的に庫内温度の表示に戻り ます(オートリターン機能)。 《重 要》 指定外のファンクションコードは入力しないでください。 1 桁目が変更可能な状態 2 桁目が変更可能な状態 2 桁目の変更 1 桁目の変更 2 桁目が変更可能な状態 2 桁目の変更 以上の入力の決定

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故障と思われる場合の確認

製品の故障と思われる場合は、サービスを依頼する前に、まず以下の事項を確認してください。 《お願い》 以下の確認および対処を実施しても改善されない場合、もしくは以外の状況の場合は、営業 所または販売店へ問合せてください。 本製品が作動しない  電源プラグはコンセントに正しく接続されていますか。  電源容量・電圧は十分ですか。 ⇒ 電流容量 15 A 以上の 100 V 電源を本製品専用で使用してください。  停電ではありませんか。  電源側のブレーカーが落ちていませんか。  電源側のヒューズが溶断していませんか。  電源スイッチが OFF になっていませんか。 「使用開始時」に警報が作動(警報インジケーター点滅)する  庫内温度が設定温度に到達するまで警報(警報インジケーター点滅)は止まりま せん。 「使用中」に警報が作動(警報インジケーター点滅、警報ブザー作動)する  電源プラグはコンセントに正しく接続されていますか。  電源容量は十分ですか。 ⇒ 電流容量 15 A 以上の 100 V 電源を本製品専用で使用してください。  停電ではありませんか。  電源側のブレーカーが落ちていませんか。  電源側のヒューズが溶断していませんか。  庫内温度の設定値を変えませんでしたか。  ドアを長時間、開けたままにしていませんでしたか。  庫内に温度の高い試料などを入れませんでしたか。  ドアが開いていませんか。  電波を発生させる電気製品のそばで使用していませんか。 運転音がうるさい  設置場所の床の強度が不足していませんか。  設置場所に凹凸はありませんか。  製品が傾いていませんか。  製品の側面や背面が壁などにあたっていませんか。

参照

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