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論 文 審 査 の 要 旨

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Academic year: 2021

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別紙1

論 文 審 査 の 要 旨

報告番号

・乙

3036

辻内 美希

論文審査担当者

主査 新家 俊郎 教授 副査 泉﨑 雅彦 教授

副査 松山 高明 教授

(論文審査の要旨)

2 次 元 心 臓 超 音 波 検 査 (2DE) に よ る 左 心 房 容 積 , 左 心 房 Emptying fraction(2DLAEmpF)は MACE(心血管死,非致死的心筋梗塞,脳梗塞,心不全入院)の 予測因子として有用である.本研究では 2DE と比較して 3 次元スペックルトラッキ ング法(3DSTA)により測定された左房指標が MACE 予測に有用であるかを検討した.

申請者は 514 人の患者を後ろ向きに解析した.健常人 80 人において 2DE,3DSTA を施 行し,平均±2SD を Cutoff 値 1 と決定した.ROC 解析を施行し 2DE,3DSTA の左房指標 Cutoff 値 2 を決定した.臨床背景・左室駆出率 ,Cutoff1を用いた左房指標を入れ Cox 解析を施行した.3DSTA による左房指標は 2DE よりも HR が高く,中でも 3DLAEmpF では HR は高値であった(HR 6.91, p <0.0001). Cutooff2 を使用した 2 群間で臨 床背景,左室駆出率をマッチングした傾向スコア解析を施行し ,ATT ・ATE を計算し た.3DSTA 左房指標は 2DE 左房指標より高値であり,中でも 3DLAEmpF は双方が高値 であった(total ATT 0.32,ATE 0.33).

臨床背景と左室駆出率をベー スモデルとし,2DE と 3DSTA 左房指標を加えて,回帰 モデルの比較を施行した所,3DLAEmpF は Cutoff 1,2 において AUC は高値であり有 意であった(AUC 0.82).以上より 3DLAEmpF は MACE の予後予測因子として有用で ある事が示された.

本論文では 3DLA 左房指標の新しい知見を得ており,学位論文に値するものと判断 した.

論文題名:Prognostic Value of Left Atrial Size and Functional Indices Measured by Three-Dimensional Speckle Tracking Analysis(3 次元スペック ルトラッキングによる左房機能と大きさは心血管イベントの重要な予後予測因 子になる)

掲載雑誌名:Circulation Journal 2019 年 掲載予定

(主査が記載,500 字以内)

参照

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