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地 理 歴 史 部 会

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Academic year: 2021

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地 理 歴 史 部 会

研究主題 社会 の変化 に自ら対応す る力をは ぐくむ評価 と指導の在 り方 1研 究 の進 め 方

平 成10年 の 教 育 課 程 審 議 会 の答 申で は、 高 等 学校 地 理歴 史 科 の改 善 の 具 体 的 事 項 と して 、各 科 目の 特 質 を 生 か した 内 容 の厳 選 や 主題 学習 に よ る内 容 の 工 夫 を指 摘 し て い る.そ の答 申 を踏 ま え 、現 行 の 高 等 学 校 学 習 指 導 要領 で は 次 の 点 を改 訂 の 要 点 と して い る。

① 地 理 ・歴 史 の相 互 の 関連 に配 慮 しな が ら、 国際社 会 に主 体的 に生 き る資 質 を培 う、

② 学 び 方 を学 ぶ 学 習や 課 題解 決 的 な 学 習 を充 実 し、 問題 解 決的 な能 力 の育 成 を 図 る.

ま た 、平 成12年 の教 育課 程 審 議 会 の 「 児 童 ・生 徒 の学 習 と教 育 課 程 の 実 施 状 況 評 価 の在 り方(答 申)Jで は 、 指 導 と評 価 の 一 体 化 を 図 る視 点 に立 った 評 価 と指導 の 改善 を求 め て い る。

これ らを 踏 ま え て今 年 度 の 本部 会 で は 、変 化 の 激 しい 現 代 社 会 の課 題 に対 して 、 多 面的 ・多 角 的 に と ら え 、 自 ら考 え 、主 体 的 に解 決 す る 態度 と力 を 育 成 す る と と も に 、評 価 結 果 を踏 ま えた 指 導 方 法 の 改 善 を 目 指 した.生 徒 に とっ て身 近 な題 材 を取 り上 げ て 、世 界 史 、 日本 史 、地 理 の 各 科 目の 特 質 を 生 か しつ つ 、 相 互 の 関連 に 配 慮 して2つ の 指 導展 開 例 を作 成 す る こ と と した 、 そ の際 、 作 業 的 、体 験 的 な 学 習 を 中心 と し て 、 生 徒 自 らが 主体 的 に 学 習 活 動 に取 り組 む と と も に、 授 業 の評 価 規 準 と して 「 関 心 ・意 欲 ・態 度 」、 「 思 考 ・判 断 」、 「 技 能 ・表現 」、 「 知識 ・理 解 」 の 四 観 点 を明 確 に す る 指 導展 開 例 と した 。 ま た 、 評 価 を学 習や 指 導 の 改 善 に役 立 たせ る 視 点 か ら 、生 徒 に よる 授 業 評 価 も生 か して 、評 価 結 果 を踏 ま え た 指 導 方 法 の 検討 及 び 考 察 を行 った 。

具 体 的 な 指 導 展 開例 は 、 水 産 業 の 発 達 カミ人 間 生 活 に与 えた 変 化 を認 識 し、そ れ に伴 う課題 を解 決 す る親 点 か ら 「水 産 業 を 通 して み る 日本 と世 界 の 一 体 化 」 と、 目常 生 活 に 不 可 欠 な紙 の歴 史 と現 状 を 学 び 、紙 の 生 産 ・消 費 の 現代 社 会 へ の 影 響 を 考 察 す る観 点 か ら 「 紙 を通 して み る 資 源 問題 」 で あ る。 両 展 開 例 とも 、

① ワー ク シー トな どを 活 用 した 主 体 的 な 学 習 、 ② 資 史料 の 解 読 や 白地 図 の作 業 な どの体 験 的 な学 習 、③ 発 問 に 対 す る 回答 や 発 言 な どの 思 考 的 な学 習 、④ 自 己評 価 票 へ の 記 入 と分 析 な ど、学 習 活 動 とそれ に 対 応 す

る評 価 を行 っ て い る.

さ らに評 価 結 果 を踏 ま えた指 導 方法 で は 、 「 努 力 を要 す る 状祝 に な っ た とき の 手 だ て 」、 「 発展 的 な 学 習 へ の 手 だ て 」 を検 討 し、 指 導 の改 善 を 図 っ た。 「 水 産 業 を通 してみ る 日本 と世 界 の 一 体 化 」 で は ワー ク シ ー ト や 自 己評 価 か ら基 礎 ・基 本 の 再 確 認 を行 い 、個 別 指 導 を行 っ た 。 ま た 、発 展 的 な 学 習 と して 、個 別 の テ ー マ を提 示 し更 に学 習 内 容 を漂 めた,「 紙 を 通 して み る資源 問題 」 で は 自己 評価 に よ り目標 に 到 達 して い な い 生 徒 に は 、 新 た な ワー ク シー トを 与 え個 別 指 導 を行 っ た、 ま た 、 発 展 的 な 学 習 と して 生 徒 の 考 察 ・意 見 を 集 約 した プ リン トを作成 し、意 見 交換 を行 うこ とで 学習 効 果 を 高 めた 。

1水 産 業 を 通 し て み る 日 本 と 世 界 の 一 体 化

魚 類 や 鯨 な どの 水 産 物 は 、常 に 人 々 に 恵 み を 与 え続 け て き た 。 人 々 は 、 こ う した水 産 物 を獲 得 す るた め に 、 沿 岸 海 域 か ら沿 海 、更 に は遠 洋 へ と次 第 に行 動 範 囲 を拡 げ て きた 。 ま た 、 そ れ に 伴 っ て各 国 の 食 生活 や 社 会 に大 きな 変 化 を もた ら して きた 。 今 日で は 、様 々 な 水 産 物 が世 界 各 国 の漁 揚 よ り消費 地 に 向 け て地 球 的 規 模 で 流 通 して お り、世 界 有 数 の 水 産 物 消 費 国 で あ る 日本 は 、 こ う した 水 産 物 を 限 りあ る資 源 と して 守 っ て い く責 任 を担 っ て い る。 そ こで 、 水 産 物 の 獲 得や 流 通 の 変 遷 と、 そ れ に伴 う社 会 の 変化 を歴 史 的 な 視 野 か ら考 察 す る こ とに よっ て 、 一 体 化 して い く国 際社 会 の 変 化 に対 応 で き る力 を身 に 付 け る こ とが で き

る よ う本 教 材 を取 り上 げ た。

2紙 を 通 して み る 資 源 問 題

人 類 の 文 朋 を記 録 し生 活 を 支 え て き た 紙 は 、 今 日、私 達 の生 活 に 不 可 欠 な も の で あ り、生 徒 も興 味 ・関 心 を 持 っ 題 材 と言 え る。 か っ て 、 紙 は貴 重 な もの と して 扱 われ 再 生利 用 まで され て い たが 、 現 在 は 大 量 生 産 ・大 量 消 費 され る よ うに な っ た 。 紙 の 生 産 と消 費 を地 理 的 ・歴 史 的 視 点 か ら学 習 し 、社 会 の 変 化 に よ り 派 生 した紙 に 関す る資源 問題 を考 察 す る 。 そ の 上 で紙 の利 用 を 通 して 、 自 らの ライ フ ス タ イ ル の 見 直 しと 今 日的 課 題 で あ る資 源 闇題 を 考 え る こ とに よ つて 、変 化 の激 しい 現 代 社 会 に 対 応 で き る力 を 身 に付 け る こ

とが で き る よ う本 教 材 を取 り上 げ た。

(2)

皿 第1分 科 会r水 産 物 を 通 して み る 日本 と世 界 の 一 体 化 」

1目 標

人 々 は 、魚 類 や 鯨 な どの 水 産 物 を獲 得 す る た め に 、 沿岸 海 城 か ら、 沿海 、遠 洋 へ と しだ い に行 動 範 囲 を 拡 げ 、 そ れ に 伴 い各 国 の 食 生 活 や 社 会 は 、 大 き な 変化 を と げて き た、 本 授 業 で は 、 こ うした 水 産 物 の 獲 得 や 流 通 の 変 遜 と社 会 の 変 化 を 歴 史的 な 視 野 か ら考 察 し 、一 体 化 して い く社 会 の変 化 に対 応 で き るカ を身 に 付 け る こ と を 目標 とす る。

2評 価規準

ア 社金曲̀象 への 面心 ・量 歌 一幽崖 イ 社像的 な尋考 ・糊断 ウ 資鱈活 用の技能 ・轟現

エtt盒 的 亭 豊 に つ い て の 知魔 ・理 堺

・そ れ ぞ れ の 時 代 に お け ・水 産 物 の 獲 得 と流 通 が 社 会 に ・資 料 な ど か ら グ ・白本 と外 国 に お け る 近 る 水 産 物 と社 会 との 関 与 えた 影 響 を 推 測 し、正 し く ラ フ化や 地 図化 代 ま で の水 産 物 の 獲 得 わ り に 関 心 を も と う と 判 断 し て い る 。 を して い る 。 の 状 況 を 理 解 し て い し て い る 。 ・戦 争 が 水 産 物 の 獲 得 と流 通 に ・資 史 料 を読 み取 る 。

・発 問 に 対 して意 欲 的 に 与 え た影 響 に つ い て 考 察 して り 、 自 分 の 意 見 ・現在 の水 産 物 の獲 得 や

答 え よ う と し て い る 。 い る 。 を ま と め て い 流通は地球的規模で行

・ ワ ー ク シ ー トへ 学 習 事 ・水 産 物 の獲 得 や 流 通 を め ぐ る る 。 われ 、 水 産 物 の 国際 管 項 を 積 極 的 に記 入 して 国 際 化 の動 き を 増 察 して い る。 ・調 査 内 容 と資料 理 が 進 む 中 、 日本 で は い る. ・これ か ら の 水 産 物 獲 得 や 流 通 を組 み 合 わせ て 漁 獲 か ら輸 入 へ転 換 し

・自 己 評 価 票 に積 極 的 に の在 り方 に つ い て 考 察 して い ま と め て い る. て い る こ と を理解 して

記 入 し よ う と し て い る 。 る 。 い る.

な お 、 上 記 の 評 価 規 準 に つ い て は 、fア 冨関 、 イ 昌 思 、 ウ=費 、 エ=知 」 と し て 、3指 導 と 評 価 の 計 画(1)(2}に は 略 記 した 。

3指 導 と評 価 の 計 画

(1)学 習活動の各科 目における位置付 け

学 習 活 動 評 価 規 準 各 教 科 に お け る 位置 付 け

・ノ ル マ ン 人 、バ ス ク の人 々 の活 知 ・遠 洋航 海 とタ ラ漁 の関 係 を 世界史B:(3>諸 地 域 世 界 の 交流 動 とタ ラ 漁 を結 び付 け て理 解 す 理 解 し て い る 。 と再 縞 の イ.ヨ ー ロ ッ パ 世 界 の

る 。 形 成 と変 動

・キ リ ス ト教 の 食 物 に 対 す る 制 限 知 ・宗 教 主導 で 新 た なモ ノへ の 世 界 史A;(2)一 体 化 す る 世 界 の とタ ラ漁 との 関係 を理 解 す る。 需 要 が 生ま れ た こ とを理 解 ア.大 航 海 時 代 の 世 界

・ニ ュ ー フ ァ ン ドラ ン ド沿 岸 で の し て い る 。 世 界 史Bl(4)諸 地 城 世 界 の結 合

1 タ ラ漁 と北 米 に お け る勢 力 争 い 思 ・資 史 料 に 基 づ き 、 各 国 の 植 と変 容 の イ 。 ヨ ー ロ ッパ の 拡 大 との 関係 を考 察 す る。 民 地 争 奪 とタ ラ漁 の 関係 を と大 西洋 世界

考 察 し て い る 。 世 界 史A:(2)一 体 化 す る 世 界 の

・ニ ュ ー イ ン グ ラ ン ド植 民 地 の 発 思 ・資 史 料 に 藷 づ き 、 ニ ュー イ ウ.ヨ ー ロ ッ パ ・ア メ リ カ の 諸

展 の過 程 と タラ 漁 業 の 関係 を 考 ン グ ラ ン ド植 民 地 の 発 展 、 革命

察 す る 。 大 西 洋 三 角 貿 易 、 ア メ リ カ 世 界 史B=④ 諸 地域 世 界 の結 合 独 立 戦争 とタ ラ漁 の 関係 を と 変 容 の ウ.ヨ ー ロ ッ パ ・ア メ 考 察 し て い る. リカの 変革 と国 民 形 成

・ア メ リカ の 捕 鯨 業 と 日本 へ の 開 知 ・ア メ リカ に と づ て の 捕 鯨 業 日本 史A;(1)歴 史 と 生 活 の ア.

国 要 求 との 関係 を理解 す る. の 重 要性 と 日本 の 開 国 の必 衣 食 住 の 変 化 及 び エ,産 業 技 術 要 性 を理 解 し て い る 、 の 発 達 と生活

・江 戸 幕末 期 の 日本 の 水 産業 に つ 知 ・江戸時代 までは沿岸漁業 が 日本 史B=(1)歴 史 の 考 察 の イ.

い て 理 解 す る。 中 心 で あっ た こ とを理 解 し 歴 史 の 追 究(ア)日本 人 の 生 活 と信

て い る 。 仰

・沿 岸 漁 業 か ら遠 洋 漁 業へ と変 化 思 ・漁 業 の 近 代 化 と 技 術 の 革 日本 史B:(5)近 代 日本 の 形 成 と し て い く 過 程 を 考 察 す る。 新 、 日本 の 版 図 の 拡 大 に よ ア ジ ア の ウ.近 代 産 業 の 発 展 と

り、 沖 合 漁 業 か ら さ ら に 遠 近代文化

一13一

(3)

2 洋 漁 業 へ と発 展 して い く過 日本 史B;⑤ 近 代 日本 の形 成 と 程 を 考 察 して い る 。 ア ジ ア の イ.国 際 関係 の推 移 と

・戦 争 の 長 期 化 が 水 産 業や 国 民 に 思 ・戦 争 の長 期化 の影 響 か ら水 立憲国家の展開

与 え た影 響 につ い て 考察 す る。 産 業 や 国 民 の 生活 が統 制 さ 日 本 史A:(3)近 代 日本 の 歩 み と れ て い く過 程 を考 察 して い 国際 関係 の イ.近 代 産業 の発 展

る, と国 民 生活

日 本 史B:(6)両 世 界 大 戦 期 の 日 本 と世 界 の ウ.第 二 次 世 界 大 戦

と 日本

・日本 の 魚 食 と水 産 業 の動 向 の 変 知 ・日本 人 が 普段 食 べ る水 産 物 地 理A:(1)現 代 世 界 の 特 色 と 化 を理 解 す る。 の 変 化 と艮本 の水 産 業 の動 地 理的 技能 のエ,身 近 な地 域 の

向 と のつ な が りを理 解 して 国際化の進展

い る 。

3 ・ 日本 で 行 わ れ て い る サ ケ や マ グ 知 ・日本 の 水 産 業 と水 産 物 輸 入 地 理A=(1)現 代 世 界 の 特 色 と ロ 漁 業 と輸 入 の 現 状 を理 解 す の 状 況 を理解 して い る。 地 理 的 技 能 の イ 、 結 び 付 く現 代

る 。 世界

・水 産 物 獲 得や 流 通 の 国際 化 が 進 思 ・水 産 物 をめ ぐる 日本 の 状 況 地 理B=(3)現 代 世 界 の 諸 課 題 む 中で 、 水 産物 を め ぐる 日本 の の 変 化 と今 後 の在 り方 につ の 地 理 的 考 察 の カ.人 口 、 食 料 国 際 協 調 の 在 り方 を考 察 す る。 い て 考 察 し て い る 。 問題の地域性

(2)指 導 と評価 の展 開

学 習 活 動 評 価 規 準 評 価 方 法

・ス ー パ ー の ち ら しに 載 っ て い る 関 ・ス ー パ ー で 売 られ て い る 水 産 物 ボ 外 国 ・資 料 整 理 の 作 業 の 導 水 産 物 名 と生 産 国名 の ま とめ か か ら広 範 囲 に輸 入 して い る もの で あ る 確認

ら、 世 界 各 地 か ら水 産物 を輸 入 こ と に 関 心 を 示 し て い る.

入 して い る こ と に 関 心 を もつ 。

・タ ラ の 干 物 な ど を 見 て タ ラ に つ 関 ・タ ラ に つ い て 関 心 を も ち 、 タ ラ 押 どの い て 関 心 を も っ, よ う な 魚 か 理 解 し て い る 。

・地 図 帳 や 白地 図 を活 用 して 北 ヨ 資 ・地 図 を適 切 に使 用 し、 白地図での作業 ・白地図作 業の規 察 一 ロ ッパ 周 辺 の 海 城 を確 認 しそ を 適 切 に 行 っ て い る。

の 地 理 的 特 性 を考 え る、 思 ・良 好 な 漁 場 の 理 由 を考 察 して い る 。 ・発 問 で確 認

・資 史 料 よ り ノ ル マ ン 人 の 漁 業 、 知 ・資 史料 の 読 み 取 り と 白地 図 作 業 を適 切 ・白地 図 作 業 の観 察 交 易 の 様 子 を理 解 す る。 移 動 経 に 行 い 、 ノ ル マ ン 人 の タ ラ 漁 の 様 子 を

路 の地 図 か らタ ラ との 関係 を 考 理 解 し て い る,

察 す る 。 思 ・遠 洋 航 海 は 干 タラ が糧 食 だ った こ とを ・ ワ ー ク シ ー ト の 内

考 察 し て い る 、 容の分析

展 ・キ リ ス ト教 の 食 物 に 対 す る 制 知 ・キ リ ス ト教 の 宗 教 行 事 に 関 心 を も ち 、 ・ ワ ー ク シ ー ト の 内

限 、 タ ラ需 要増 加 の理 由 を理 解 タラ 需要 増 加 の 理 由 を理 解 して い る。 容の分析

す る 。 1

・バ ス クの 人 々 が 北海 及 び 北 米 沿 知 ・バ ス ク の 人 々 が ノ ル マ ン 人 よ り遠 洋 海 岸 で タ ラ漁 を して いた こ と を理 可 能 な船 の 建 造 法 を学 ん だ こ とを理 解 解 し 、 タラ が長 距離 輸 送 可能 と し て い る 。

な っ た 理 由 を 考 察す る。 思 ・塩 漬 タ ラ製 造 の過 程 を資 史 料 か ら読み ・発 問 に 対 す る 生 徒 取 り 、塩 潰 と い う保 存 方 法 の 考 案 で 、 の発 言 の確 認 認 長 距 離 輸 送 が 可 能 と な り 、 ヨー ロ ッパ

の 需 要 に応 じてい た こ とを考 察 して い

る 。

・資 史 料 と 白 地 図 作 業 よ り ニ ュ ー 資 ・ ジ ョ ン=カ ポ ッ トの 航 海 に つ い て の 報 ・ ワ ー ク シ ー トの 内

フ ァ ン ドラ ン ド周 辺漁 場 の 当時 告 を読 み 、 北 ア メ リカ 沿岸 の 状 況 を 読 容 の 分 析 の位 置 付 け を考 察 す る、 み 取 っ て い る。

開 資 ・新 航 路や 各 国 の 北 ア メ リカ植 民 地 を 白 ・白 地 図 作 業 の 確 認 。 地 図 に 記 入 して い る 。

思 ・資 史 料 か ら イ ギ リ ス 、 フ ラ ン ス に と っ ・発 問 に 対 す る 生 徒

'

て の ニ ュ ー フ ァ ン ドラ ン ドの 位 置 付 け の 発 言 の確 認

(4)

・資 史 料 に よ り 、ニ ュー イ ン グ ラ ン ド沿 岸 の 漁 業 を 理 解 す る 。

・資 史料 に よ り、大西洋三角貿易 にお け る タ ラの 果 た した 役 割 を 考 察す る。

・ア メ リカ 独 立 戦 争 に至 る道 筋 を を 考 察 す る。

・ア メ リカ の 捕 鯨 業 と 日本 へ の 開 国 要 求 との 関係 を理 解 す る。

・江 戸 時 代 の 日本 の 水 産 業 に っ い て 理 解 す る。

・明 治維 新 後 の 日本 の 水 産 業 を取 り巻 く社 会 の 変 化 を理 解 す る。

・明 治 期 後 半 以 降 に水 産 業 に 大 き な 変 化 が あ っ た こ と を 考 察 す

る。

・大 正 期 か ら昭 和 前 期 の 日本 の 水 産 業 の発 展 の様 子 を考 察 す る。

・戦争 の長 期 化 が 水 産 業 ・ や国 民 に 与 え た影 響 に つ い て 考 察 す る。

・普 段食 べ て い る魚 とそ の 料 理 法 に 関す るア ン ケー トに 対 す る グ ル ー プ分 析 の 結 果 を見 て 、 目本 人 の魚 食 に っ い て 関 心 を もっ。

・資料 か ら、 日本 におけ る魚食の 変 化 と水 産 業 の 動 向 を 考 察 す

る。

・資 料 と 写 真 に よ り、 マ グ ロの 特 知

知 知

関 資 思

資 関

と そ れ を め ぐ り勢 力 争 い と な る こ とを 考 察 して い る.

・資 史 料 の 読 み 取 り に よ り 、 当 時 の 大 西 洋 東 海 岸 の 状 況 や プ リマ ス 植 民 地 の 植 民 の 実 態 を 理 解 し て い る 。

・資 史 料 よ り ニ ュ ー イ ン グ ラ ン ドの タ ラ の 輸 出 先 ・ や 奴 隷 の 食 物 は 何 か を 読 み 取

っ て い る。

・ワ ー ク シー トに 三 角 貿 易 で の 人 と モ ノ の 移 動 を記 入 し 、 ニ ュ ー イ ン グ ラ ン ド 植 民 地 纂 栄 の 理 由 を 考 察 し て い る.

・年 表 に よ りイ ギ リ ス 、 フ ラ ン ス植 民 地 戦 争 の 結 果 を 理 解 し 、 イ ギ リ ス の 重 商 主 義 政 策 の 強 化 と ア メ リカ 独 立 の 関 わ

り に つ い て 考 察 し て い る 、

・ア メ リカ にお いて 捕 鯨 業 が生 活 の様 々' な場 面 に 関与 して い た こ とに 関心 を も って い る。

・日本 の 開 国 が ア メ リカ の捕 鯨 業 に とっ て 重 要 で あ っ た こ とを理 解 して い る。

・江 戸 時 代 は沿 岸 漁 業 が 中 心 で あ る こ と、 ま た干 物 や 塩 物 で の魚 食 が 中心 で あ った こ とを理 解 して い る。

・缶 詰 の 開発 に よ り保 存 技 術 が 向上 した こ と、それ に よっ て輸 出が 盛 ん と な り、

さ らに 兵食 と して も活 用 され た こ とを 理解 して い る。

・ポ ー ツマ ス条 約 や 日露 漁 業協 定 の締結 に よ る漁 業権 の拡 大 と遠 洋漁 業 奨 励 法 の 制 定 に よ り沖 合 漁 業 か ら さ らに遠洋 漁 業 へ と発 展 して い く過 程 を考 察 して い る。

・漁 法 の 発達 や 動 力 機 の導 入 逼水 産 業 の 発 達 に 大 き な影 響 を与 え た こ とを考 察

して い る。

・鉄 道 を 利 用 す る こ と で 流 通 が 活 発 化 し、 築 地 中央 卸売 市場 な どが設 立 され た こ とを考 察 して い る。

・「 根 室 女 工節 」の 一節 や 「 お 魚 カル タ」

を通 して 、水 産 業 の様 子 を 読み 取 って い る。

・戦 争 の 長期 化 の影 響 か ら漁獲 量 が減 少 す る こ とや 、配 給 制 や 水 産統 制 令 に よ って 水 産業 が大 き く変 化 して い く過 程 を考 察 して い る。

・ア ン ケ ー トに よ り 日本 人 の 魚 食 の 変 化 の 実 態 に 関 心 を も っ て い る 。

・ア ン ケ ー ト分 析 の 的 確 な 発 表 を 行 っ て い る 。

・消 費 者 物 価 指 数 の 指 標 に 使 用 され て い る 水 産 物 の 変 遷 や 日本 の 水 産 業 の 動 向 の 変 化 と の つ な が り を 考 え て い る 。

・統 計 を グ ラ フ 化 す る作 業 を 行 い 、 グ ラ フ の 変 化 を 適 切 に 読 み 取 っ て い る 。

・マ グ ロ と マ グ ロ漁 業 に 関 心 を 示 して い

・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 分 析

・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 分 析

・発 問 に 対 す る 住 徒 の発 言 の確 認

・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 分 析

・発 問 に 対 す る 生 徒 の発 書 の観 察

・発 問 に対 す る 生 徒 の発 言 の観 察

・ ワ ・ 一 ク シ ー ト の 内 容 の 分 析

・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 分 析

・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 分 析

・資 史 料 の 読 解 力 の 分 析

・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 分 析

・生 徒 の発 表 の観 察

̀発 問 に 対 す る 生 徒 の 発 言 の観 察

・生 徒 の 作 業 の観 察

・生 徒 の発 言 の観 察

(5)

徴 とマ グ ロ漁 業 の方 法 を理 解 す る 。

る 弓 知 ・マ グ ロ は 回 遊 魚 で あ り 、 マ グ ロ の 漁 場 ・資 料 の 読 解 力 の 分 が 世 界 中に拡 が っ て い る こ とを理 解 し 析

て い る 。

・資 料 に よ り、 日本 のマ グ ロ遠 洋 知 ・資 料 か ら 日本 のマ グ ロ遠 洋 漁 業 や 畜 養 ・資 料 の 読 解 力 の 分 漁 業 の 様 子 と 、 マ グ ロ を 外 国 で の 様 子 を理 解 して い る。 析

菩養 し、 空輸 す る実 態 を理解 す 資 ・白 地 図 に 、 日本 船 に よ る遠 洋 漁 業 と 目 ・生 徒 の作 業 の確 認

展 る 。 本 へ 輸 出す るた めの 蓄養 を行 って い る

そ れ ぞれ の海 域 と輸 入 ル ー トを書 き込 ん で い る.

思 ・冷 凍 技術 の発 達 や 内 外価 格 差 の 結 果 、 ・発 問 で 確 認 輸 入 の割 合 が 増 えて い る こ と を考 察 し

て い る.

・資 料 に よ り 、 ク ロマ グ ロ 漁 獲 を 知 ・ク ロ マ グ ロ が 急 激 に 減 少 し て い る た ・資 料 の 読 解 力 の 分 世 界 的 に禁 止 す る国 際 的 な動 き め 、 そ の 漁 獲 制 限 、 禁 止 を め ぐ っ て 国 析

が あ る こ と を 理 解 す る. 際 的 な 問題 とな って い る こ と を理 解 し

て い る 。

・資 料 に よ り 、 日本 の サ ケ 漁 獲 量 資 ・資 料 を 適 切 に 読 み 取 っ て い る 。 ・資 料 の 読 解 力 の 分 の 変 化 と養 殖 の 進展 に つ い て理 知 ・各 国 の経 済 水 域 が 設 定 され た た め 日本 析

解 す る 。 の 北洋 漁 業 が 縮 小 し、 サ ケ の 漁獲 量 が ・ ワ ー ク シ ー ト の 内

低 下 した こ と、 そ の た め養 殖 や輸 入 の 容 の分 析 割 合 が増 大 して い る こ とを理解 して い

る毛

・資料 に よ り、国際海 洋法を理解 資 ・資 料 か ら国 際 海 洋 法 の 内 容 を把握 して ・資 料 読 解 力 の分 析

開 し、 現 代 の 水 産 物 をめ ぐる 問題 い る 。 ・発 問 で 確 認

点 を 考 察 す る。 思 ・水 産 業 と国 際 的 資 源 問題 、環境問題 と の 関 わ り に つ い て 、 考 察 して い る,

・水 産 物 を 求 め て 、人 々 が 行 動 領 思 ・既 習 の ワ ー ク シ ー トを 分 析 し 、 適 切 に ・ ワ ー ク シ ー ト の 内

域 を拡 大 させ てい った 経緯 を ま ま と め て い る 。 容の分析

ま と め る 。

・これ ま で 学 習 した こ と を基 に 新 思 ・既 習 の 内 容 を 整 理 し 、 カ ル タ の か た ち ・発 表 内 容 の 分析 と た に お 魚 カ ル タ を作 成 し、発 表 に ま と め て い る 。

す る 。 ・ こ れ か ら の 水 産 物

め ・水 産 物 獲 得 、流通の国際化 が進 思 ・日本 の水 産 物 獲 得 、流通 を取 り巻 く状 獲 得 、 流 通 に 対 す む 中 で 、 水 産 物 を め ぐ る 日本 の 況 の 変化 と今 後 の 在 り方 につ い て考 察 る 意 見 の 分 析

国 際 協 調 の 在 り方 を考 察 し、発 し て い る.

表 す る 。

4評 価 結 果 を 踏 ま え た 指 導 方 法 の 検 討 及 び そ の 考 察

評 価 方 法 に つ い て は 、① 発 問 に 対 す る 生徒 の 発 言 内 容 の 観 察 と分 析 、② 地 図及 び 資 史 料 の 読 解や ワー ク シ ー トへ の 記 入 と授 業 態 度 の 観 察 、③ ワー ク シー トへ の翠 入 内 容 の分 析 、 ④ 自 己評 価 票 の 記 入 の 分 析 、 の 4点 か らな る。

この 評 価 方 法 を実 際 の 授 業 に取 り入 れ て 検 証 した。 第1時 限 で は 、魚 に 対 す る 生徒 の 興 味 ・開 心 は あ ま り 高 く な か っ た が 、 作 業 を通 じて世 界各 国 か ら 日本 に輸 入 され て い る こ と を理 解 し、 しだ い に 魚 に 対 す る 関 心 が 高 ま っ た。 そ の 上 で 、 現在 も 日本 へ 魚 を大 量 に輸 出 して い る ノル ウ ェ ー で の古 代 の漁 業 か ら、 時 代 の 流 れ に そ っ て魚 が 世 界 の 一 体化 に果 た した 役 割 を理解 す る よ う、 資 史 料 を 多 く使 って 授 業 を展 開 した の で 、 生 徒 の 関 心 は 更 に 高 ま り、 ニ ュ ー イ ン グ ラン ドの繁 栄 に魚 が 関 係 した こ との 分析 で は積 極 的 に 発 言 を して い た。 資 史 料 の 読 み 取 りに 時 間 が か か る生 徒 鮮 多 か っ たの で 、 さ らな る 手 だ て の 工 夫 が 必 要 で あ る.

第2時 限 で は 、 日本 の 漂 流 民や 魚 食 な どの話 題 に興 味 を示 して い た 生 徒 は 、庶 民 の生 活 の 変 化 か ら歴 史

を 考 え 始 めた 。 漁 獲 量 増 大 の 要 因 ボ 日本 の版 図 の拡 大 だ け で は な く漁 法 や 漁 船 の 改 良 に あ っ た こ と を再 確

認 した 。 さ らに 鉄 道 の 敷 設 や 缶詰 の 製 造 な どに よ って 水 産 業 が大 き く変 化 した こ とや 、 水 産 物 の 缶 詰 が 生

糸 や 綿 織 物 な ど と と もに 日本 の 主 な 輸 出 品 で あ う た こ とを理 郷 した 。 ま た 、戦 争 の長 期 化 が 水 産 業 に も影

(6)

を 落 と し、 戦 時 下 の食 卓 の様 子 に は戦 争 の厳 し さを感 じた よ うで あ る。

第3時 限 で は ・ 日本 は現 在 ・ 世 界 一 の水 産 物 輸 入 国 で あ る とい う、 これ まで の授 業 で深 ま っ た 生徒 の 認 識 と異 な る事 項 を扱 った た め 、 生 徒 は 当初 困 惑 してい た 。 しか し、生 徒 が 行 っ た食 生 活 に 関す るア ンケ ー ト調 査 結果 と様 々 な事 例 を ま と め 、理 解 を深 めて い くに した が って 、 自 らの 意 見 を ま とめ る こ とが で き た 。 生 徒 に と って 身 近 な 素材 を取 り上 げ る こ とに よ って ・ 生 徒 は歴 史 的 な人 々の 営 み や 、現 代 に お け る経 済 的 な 問 題 な どが 具 体 的 に見 え て く る こ と を学 ん で いっ た 。 さ らに 、水 産 物 獲 得 を 目指 す 人 々 の活 動 範 囲 は 拡 大 を 続 け 、 つ い に は 世 界 中 の漁 場 よ り様 々 な 水 産 物 が 得 られ 、 流 通 して い る状 況 を理 解 す る こ とで 世 界 の 一 体 化 を 実 感 す る こ とが で き た 、 そ して 、 水 産 物 を め ぐ る今 日 の問 題 を地 球 的 視 野 で 考 察 す る よ うに な っ た 。 現 在 の 生 徒 は 水 産 物 を食 べ る機 会 が 少 な く、あ ま り興 味 ・関 心 を示 さな か っ た が 、 こ の授 業 を通 し て 今 後 の 自分 た ち の食 生 活 を考 え 直す 機 会 を 与 え る こ と とな った。

・全 体 の流 れ が簡 明 に理 解 で き る基本 の ワー クシ ー トを 与 え 、個 別 指 導 で 対応 す る 。

・簡 略 化 した 資史 料 を示 し、再度考 察 を促 す、

・授 業 の流 れ が わ か る 年表 形 式 の ワー クシ ー トを用 意 し、個 別 指 導 を 交 え対応 す る。

・資 史 料 か らの読 み 取 りを促 す た めに 個 別 指 導 で 対応 す る。

・日本 の 水産 業 に 関す るそ れ ぞ れ の統 計 の 読 み 取 リポ イ ン トを 示 した ワー ク シー トを提 示 す る.

・サ ケ や マ グ ロ漁 業 と輸 入 の 現 状 を読 み 取 り や す く した 資 料 の 解 説 シー トを与 え、考 察

を促 す 。

・他 の 生 徒 の 意 見 を集 約 した ワー ク シー トを 提 示 し、 考 察 を促 す 。

・ニ シ ン漁 や 捕 鯨 に 閲 す る 文献 を 示 し、水産物 と世 界 の一 体 化 につ いて 考 察 を促 す,

・大 西洋 三 角 貿 易 で 同 じ く主 要 商 品 で あ った 砂 糖 ・毛 皮 ・奴 隷 に つ い て の 文 献 を示 し、世 界 の 一 体 化 に っ い て 考 察 を促 す,

・漁 業 の 近 代 化 に 伴 い .漁 業者 同士の対立や漁業者 と 政 府 との対 立 も考 察 す るよ う促 す.

・雑 誌 な ど を参 考 に して 、戦争 下での庶民 の生 活の努 力 を調 べ る よ う促 す 。

・日本 以 外 の 国 の 水 産 業 の様 子 に つ い て調 べ る よ う促 す 。

・シ シ ャモ や ウナ ギ な どの他 の 魚 の 資 料 を 与 え 、 の漁 業 と輸 入 の現 状 を さ らに考 察 を促 す 。

・熱 帯 林 を守 る取 組 に つ い て 調 べ 、国際社会 にお ける 日本 の役 割 に っ い て考 察 を促 す。

ワー クシ ー トを用 い る こ とに よ り、 生 徒 は 授 業 開 始 時 に 学 習 項 目と要 点 を把 握 しや す くな り、考 察 を深 めや す くな っ た。 ワー ク シー トと 自 己評 価 票 は 、授 業 ・単 元 ご とに 回 収 し、 内容 を確 認 し、 評 価 や コ メ ン トを書 き加 え て返 却 した 。 そ の 際 、 ワ ー ク シー トの 内 容 や 自己評 価 か ら評 価 規 準 に達 して い ない と判 断 さ れ る場 合 は 、教 員 が 個 別 に対 応 し基 礎 、 基 本 の再 確 認 を行 い 、指 導 の 充 実 を 図 った 。 また 、 評 価 規 準 に 達

して い る と判 断 され る場 合 に は 、 発 展 的 な学習 と して個 別 に提 示 した テ ー マ を学習 した,

皿 第2分 科 会 「紙 を通 して み る 資 源 問 題 」

1目 標

今 や 私 た ち の 生 活 に 身 近 で 必 要 不 可 欠 な 紙 が どの よ うに 住 産 され 、 利 用 され て きた の か を歴 史 的 な 視 野

か ら考 察 す る。 ま た 、現 在 、 目本 は 紙 消 費 大 国 で あ り、原 料 を海 外 に依 存 して い る こ とか ら くる 問 題 につ

い て 地 理 的 な視 野 か ら考 察 す る。 そ して 紙 の リサ イ クル を通 して 現 代 の 大 量 生産 、大 量消 費 、 大 量廃 棄 の

ライ フ ス タ イ ル を見 直 し、 紙 と どの よ うに つ き合 っ てい くか を 考 察 す る こ とで 、 変化 の激 しい 現 代 社 会 に

自 ら対 応 す るカ を身 に付 け る こ と を 目標 とす る。

(7)

2評 価 規準

ア 社 塾 的畢 象Aの 属ID・ 意 鼠'雄 度 イ 社 虫 的 な 思 考 ・ 判 断 ウ 資 料 活 用 の 披 能 ・ 表 現 工 社 註 的事 象 に つ いて の 知灘 ・理 解

・身 近 な 紙 が ど の よ う ・現 代 の 大 量 生 産 、 ・資 史 料 を 正 し く 読 み 取 ・貴 重 で あ っ た 紙 が 身 に し て 生 活 に 取 り入 大 量 消 費 、 大 量 廃 り 、 ワ ー ク シ ー ト に ま 近 な も の に な る ま で れ ら れ て い っ た か 興 棄 の ラ イ フ ス タ イ と め て 意 見 交 換 や 発 表 の歴 史的経 緯 を理解

味 、 関 心 を も っ て い ル を 見 直 し 、 こ れ を 行 っ て い る 。 し て い る 。

る 。 か ら の 社 会 の 在 り ・地 図 や 統 計 、 画 像 な ど ・紙 の 消 費 量 の 増 加 に

・ 日 本 の 木 材 輸 入 国 で 方 に つ い て 考 察 し 地域 に関す る諸 資 料 か 伴 い 原 料 の 輸 入 が 増 の 森 林 伐 採 の 現 状 に て い る 。 ら 問 題 を 分 析 し 、 地 理 加 し 、 木 材 輸 出 国 で

つ い て 興 味 、 関 心 を 的事 象 を追 究す る技 能 は 森 林 の 破 壊 に っ な

も っ て い る. を 身 に 付 け 、 追 究 し た が づ て い る こ と を 理

結 果 を 表 現 し て い る 。 解 し て い る 。

な お 、 上 記 の 評 価 規 準 に つ い て は 、 「ア=関 、 イ=思 、 ウ=姿 、 エ=知 」 と し て 、3

3指 導 と評 価 の 計 画

(1)学 習活動の各教科における位置付 け

指 導 と評価 の 計 画{D(2)に は略 記 した 。

職 学 習 活 動 評 価 規 準 各 科 目に お け る位 置 付 け

・紙 が 人類 の 文 明 を支 え る 貴 関 ・漆 紙文書 を通 して紙の重要 日本 史B=② 原 始 ・古 代 の 祉 会 ・文 重 な 素 材 で あ る こ と に 興 性 に 関 心 を も っ て い る, 化 と東 ア ジ ア の イ.古 代 国 家 の 形 成

味 、 関 心 を も つ. と東 ア ジ ア

・中 国 で発 明 され た製 紙 法 が 知 ・白地図等 を活用 して初期 の 世界史A=(1)諸 地 域 世界 と交 流 圏 の

1 紙 の 道 を 通 っ て 西 ア ジ ア 、 製紙法や紙の伝播の様子を オ,ユ ー ラ シ ア の 交 流 圏 の(イ)遊 牧 社 ヨー ロ ッ パ へ 伝 播 した こ と 理 解 して い る. 会 の 膨 張 とユ ー ラ シ ア

を 理 解 す る。

・ ヨー ロ ッ パ に お い て 近 代 的 思 ・ル ネ サ ン ス 、 宗 教 改 革 に あ 世 界 史B:(4)諸 地 域 世 界 の結 合 と変 製 紙 産 業 が確 立 した 背 景 を た る時 代 背 景 を踏 ま え て考 容 の イ,ヨ ー ロ ッ パ の 拡 大 と 大 西 洋

考 察 す る, 察 して い る. 世界

・身 の回 りの紙 の種 類 や 用 途 関 ・身 の 回 り の紙 の種 類 や 用 途 地理B:(D現 代 世 界 の 系 統 地理 的 考 か ら紙 の働 き に 興味 、関 心 か ら紙 の働 き に興 味 、 関 心 察 の イ,資 源 、 産 業

を も つ 。 1を も っ て い る.

・資 料 か ら 日本 が 紙 の 生 産 、 思1・ 資 料 か ら生産 、消 費 が 急 増 日本 史B=(7)第 二 次 世 界 大 戦 後 の 日 消 費 大 国 に な っ た理 由 を考 iし た 理 由 を 考 察 して い る 。 本 と世 界 の ウ.現 代 の 日本 と世 界 察 し、 そ の原 料 が輸 入 され 資;・ 資 料 か ら 白地図 作 業 を行 う 地 理A;(D現 代 世 界 の 特 色 と地 理 的 た 地 域 を 調べ 、 白地 図 に記 こ とで 輸入 原 料 の地 域 分 布 技 能 の イ.結 び付 く現 代 世 界

2 入 す る 。 を 表 現 し て い る 。

・日本 の 木 材 輸 入 国 にお け る 知 ・日本 の 木材 輸 入 国 にお け る 地 理A;(2)地 城 性 を 踏 ま え て と ら え

森 林伐採 の現状 を理解す 森 林伐 採 の 現状 につ い て理 る 現 代 社 会 の課 題 の イ.地 球 的 課 題

る 。 解 して い る. の地 理 的 考察 の(ア)諸地 域 か ら見 た 地

球的課題

・森 林 伐 採 が現 地 の 自然 破壊 思 ・資 料 か ら 問 題 点 を 判 別 し 、 地 理B:(3)現 代社 会 の 諸 課題 の 地 理 に っ なが る 問題 に な っ て い 解 決 策 を 考 察 して い る. 的 考 察 の オ.環 塊 、 エ ネ ル ギ ー 問 題

る こ と を 理 解 し 、 解 決 策 を の地 域 性

考 察 す る 。

・貴 重 で あ っ た 紙 は 日本 で は 知 ・記 録 用 と して の紙 は 貴 重 だ 日本 史B=(1)歴 史 の 考 察 の ア,歴 史 平 安 時 代 か ら再 生利 用 され っ た た め 、平安 時 代 か ら再 と史料 の(ア)史料を読む

て い た こ と を 理 解 す る 。 生 利 用 され てい た こ とを理

・江 戸 時 代 に は リサ イ クル 社 解 して い る。

会 が 形 成 され て いた こ と を 知 ・江 戸 時 代 の 商 品経 済の 発 達 日本 史B:(4)近 世 の 社 会 ・文 化 と 国 3 理 解 す る。 に 伴 っ て リサ イ クル 社 会 が 際 関係 の イ.産 業 経 済 の 発 展 と都 市

形 成 され て い た こ とを 理解 や村落の文化

し て い る 。 地理B=(3)現 代 世 界 の 諸 課題 の 地理

・現 在 の 紙 の 消 費 量 、古 紙 の 思 ・これ か ら の循 環 型 社 会 の在 的 考 察 の オ.環 境 、 エ ネ ル ギ ー 問 題 価 格 の推 移 な どか ら循 環 型 り方 に つ い て 資 史料 を 用 い の地城性

社 会 に 向 け て今 後 の 日本 の て 考 察 し て い る。 世 界 史B:㈲ 地 球 世 界 の形 成 の オ.

在 り方 を 考 察 す る。 科学技術の発達と現代文明

(8)

(1)指 導 と評価 の展開

時程 学 習 活 動 評 価 規 準 評 価 方 法

・ 日 本 人 の1日 の ト イ レ ッ トペ ー 関 ・身 近 で大 切 な 紙 に 関 心 を も って ・発 問 に 対 す る生 徒 の 発 言

導 樗 冠 働 使用 量 を推 測 す る。 い る 。 の観 察

・「 漆 紙 支 書 」(漆 の 付 着 に よ り 関 ・「 漆 紙 文 書 」 が 現 存 し て い る理 ・発 問 に 対 す る生 徒 の 発 言 腐 らず に残 っ た 文書 〉 か ら紙 が 由 と、紙 が 再 利用 され て い る理 の観 察

入 貴 重 な もの で あ った こ とに 関 心 由 に つ い て 関 心 を も っ て い る 、 を も つ 。

・玄   三 減 が 中国 に もた ら した仏 典 は 何 に 記 録 され た も の で あ っ

関 ・イ ン ドよ り玄 墜 が も ち 帰 っ た 仏

虐 、・ 直 塾

典 が 「貝 多 羅 」(や しの 木 の 葉)

・発 問 に 対 す る 生 徒 の 発 言 の観 察

た の か 考 察 し、紙 の な い 時代 の に書 かれ た もの で あ っ た こ とに 記 録 材 料 につ い て理 解 す る. 関 心 を も っ て い る 。

・パ ピ ル ス 、 木 簡 ・ 竹 簡 、羊 皮 紙 な ・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 確 ど代 表 的 な 記録 材 料 が 、 貴 重 な 認

考 古 学 的 資料 とな って い る こ と

さい りん

を 理 解 して い る。

・中国 で 発 明 され た 製 紙 法(察 倫 知 ・製紙 工程図の並 び替え作業を通 ・ ワ ー ク シ ー トへ の 取 組 み に よ る)に つ い て 理 解 す る と と して 初 期 の製 紙 法 を 理 解 して い の 観 察

もに 、 製 紙 技 術 が 秘 密 に され た る 。

理 由 を考 察 す る。 思 ・製 紙 技 術 溺 秘密 に され た理 由 を ・ ワ ー ク シ ー ト の 内 容 の 分

展 考 察 して い る。 析

・タ ラ ス の 戦 い を 契 機 に 、 西 ア ジ 資 ・白地 図で紙 の伝 播 の様 子 を適 切 ・ ワ ー ク シ ー トへ の 取 組 み ア 、 ヨー ロ ッパ へ 紙 が 伝 播 し た に 表 現 して い る. の観 察

こ とを 白地 図 の 作 業 を通 して理 知 ・作 業 を通 して絹 の道 が 紙 の道 で ・ ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 確

・抄 紙 機(紙 梶す丙・ す き 機 械)の 写 真 、 関

も あ っ た こ と を 理 解 して い る。

・抄 紙 機 の 構 造 、 し くみ に 関 心 を 認

構 造 図 を 見 な が ら、 ヨー ロ ッパ も っ て い る 。

に お け る製 紙 技 術 の 発 展(機 械 思 ・紙 の 需 要 を急 増 させ た 理 由にっ ・ ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 分 化)や 木 材 パ ル プ の原 料 化 に よ い て 考 察 し て い る 。 析

り 、 大 量 生 産 が 可 能 に な っ た こ 関 ・原 材 料(ポ ロ)不 足 か ら エ ジ プ ト と を 理 解 す る 。ま た 、そ れ が 「 洋 の ミイ ラに巻 かれ た 布 が 輸 入 さ 紙 」 と して明 治 期 の 口本 に伝 播 れ た こ とに 関 心 を も っ て い る、

し た こ と を 理 解 す る 。 知 ・材 料 不 足解 消 の た め 、木材 が製 ・ ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 確 紙 原 料 として 開発 され た こ と を 認

理 解 して い る。

・身 の 回 り に は どの よ う な 紙 が あ 関 ・身 の 回 り に あ る 紙 に つ い て 興 ・発 問 に 対 す る 生 徒 の 発 言 る か 挙 げ て み る. 味 、 関 心 を も っ て い る 。 の 観 察

・様 々 な 種 類 の 紙 の 実 物 を 見 て 、 知 ・紙 の 三 つ の 用 途(記 録 す る 、包 ・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 確 用 途 を 理 解 す る。 む 、 拭 く)を 理 解 し、 そ の 重 要 認

性 を 認 識 し て い る 。

・資 料 か ら 日本 が 紙 の 生 産 、消 費 思 ・資 料 か ら 生 産 ・消 費 が 急 増 した ・ ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 分 大 国 で あ る こ と を 理 解 し 、 そ の 理 由 を 考 察 し て い る。 析

理 由 を 考 察 す る。

・製 紙 原 料 の構 成 比 を理 解 す る。 知 ・国産パル プでも原料 の木材 チ ッ ・ ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 確 プ は 輸 入 が多 い こ とを 理解 して 認

い る 。

・木 材 チ ッ プ ・パ ル プ の 輸 入 状 祝 資 ・白地 図 に輸 入 状 況 や 輸 入 相 手 国 ・ ワ ー ク シ ー トへ の 取 組 み と輸 入 相 手 国 を調 べ 、 白地 図 に を適 切 に表 現 して い る。 の観 察

記 入 す る 。 知 ・作 業 を 通 し て オ ー ス トラ リ ア や ・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 分 ア メ リカが主 な輸 入 相 手 国 で あ 析

る こ と を理 解 し て い る 。

・輸 入 木 材 チ ップ が どの よ うな森 知 ・木 材 チ ップ ほ広 葉 樹 の天 然 林 か ・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 確 か ら得 ら れ て い る の か 理 解 す ら作 られ て い る こ と を 理 解 す 認

る 。 る 。

・タ ス マ ニ ア 島 と チ リで の 森 林 伐 知 ・タ ス マ ニ ア 島 と チ リ で の 森 林 伐 ・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 確 擦 の現 状 を 資料 か ら理解 す る。 採 の 現 状 に っ い て 理 解 し て い 認

・森 林 伐 採 に よ り引 き 起 こ され る 思 ・資 料 を適 切 に読 み 取 り、森林伐 る, ・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 分

問 題 につ い て考 察す る。 採 の課 題 を考 察 して い る。 析

(9)

・日本 が 原 料 の木 材 チ ップ を輸 入 思 ・目本 の原 料 チ ップ の輸 入 の理 由 ・発 問 に 対 す る 生 徒 の 発 言 して い る理 由 を考 察 す る。 を 考 察 して い る 。 の 分 析 と ワ ー ク シ ー トの

内容 の 分 析

・森 林 伐 採 に よ る 自然破 壊 の 問 題 思 ・課 題 解 決 の た め の方 策 を考 察 で ・発 問 に 対 す る生 徒 の 発 言 を解 決 す る た めの 方 策 を考 察 す き て い る。 の 分 析 と ワ ー ク シ ー トの

内甕の分折 一 毒 編

」の史料文を鍬 平 資 ・史 料 を適 切 に 読 み 取 っ て い る 、 ・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 確 安 時 代 に も紙 は 再 生利 用 され て 知 ・平 安 時代 に も紙 は再 生 利 用 され 認

い た こ と を 理 解 す る。 て い た こ と を 理 解 して い る 。 ・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 確

・和 紙 の紙 す き の技 法(流 しす 関 ・伝 統 工芸 の和 紙 作 りに 関 心 を も ・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 確 認

き)のVTRを 見 る。 っ て い る 。 認

・浅 草 紙(ト イ レ ッ トペ ー パ ー)を 知 ・江 戸 時代 に は商 品 経 済 の 発 達 に ・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 確 は じめ 、 江 戸 時 代 に は再 生 利 用 伴 っ て 、 傘 や ろ うそ くな ど の 再 認

され て い た も の が あ っ た こ と を 生 利 用 を仕 事 とす る人 々 が 存 在

展 理 解 す る. し、 リサ イ クル 社 会 が 形 成 され

て い た こ と を 理 解 して い る 。

・現 在 、 古 紙 が回 収 され て 、 どの 知 ・古紙 回収 につ い て の 資 料 を 読 み ・発 問 に 対 す る 生 徒 の 発 言 よ うな も の に再 生利 用 され て い 取 り 、 ど の よ うな も の に 再 生 利 の 分 析 と ワ ー ク シ ー トの る か を理 解 す る。 用 さ れ て い る か を 理 解 して い 内 容 の 確認

る 。

・資 料 か ら 日本 の 古紙 の再 生 利 用 知 ・資 料 を 読 み 取 り、 再 生利 用 に も ・ワー ク シ ー トの 内 容 の 確 率 が 世 界 で も トップ ク ラス で あ 限 界 が あ る こ と を 理 解 して い 認

る こ と を 理 解 す る 。 一 方 、 古 紙 る 。

の 価 格 の 資料 か ら再 生利 用 に も 限 界 が あ る こ とを理解 す る。

・recyc1ε(再 生 利 用)だ け で は 思 ・お 互 い に 意 見 を 出 し合 う こ と で ・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 分 開 限 界 が あ る こ と を 踏 ま え て 、 他 recyclε(再 生 利 用)以 外 の 解 析 と生 徒 の発 言 の観 察

の 方 策 に つ い て グル ー プ討 議 を 決 策 を考 察 して い る。

行 う.

・ ド イ ツ で のreduce(削 減) 、reuse 知 ・循 環 型 社 会 につ い て理 解 して い ・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 確

(再利 用)の 取 組 に つ い て の る 。 認

VTRを 視 聴 し、 日本 の 大 量 生 産 、 消 費 、 廃 棄 の 社 会 を 見 っ め 直 す き っ か け とす る.

・ 「 紙 に つ い て 学 ん で 自 分 は ど の 思 ・循 環 型 社 会 に向 けて今 後 の 日本 ・ワ ー ク シ ー トの 内 容 の 分 と よ うな行 動 が とれ る のか 」 を ワ の 在 り方 に つ い て 考 察 して い 析 と 自 己 評 価 票 の 内 容 分

め 一 ク シ ー トに 記 入 し 、 今 後 の 日 る 。

本 の 取組 につ い て考 察 す る 。

4評 価 結 果 を 踏 ま え た 指 導 方 法 の 検 討 及 び そ の 考 察

評 価 方 法 に つ いて は 、① 生徒 の 発 言 の 観 察 、② 資 史 料 の読 み 取 り作 業 の観 察 と内 容 分 析 、③ ワー ク シー トの 内 容 分 析 、 ④ 自己評 価 票 の 内容 分 析 の4点 を用 い 、そ れ ぞれ の 学 習 活 動 に お い て評 価 規 準 と評 価 計 画 に した が っ て行 った。

検 証 授 業 の結 果 か ら考 察 で き る こ と と して は 、 第1時 限 にお け る実 際 の授 業 で は 、身 近 な トイ レ ッ トペ ー パ ー の 膨 大 な 消 費 量 に驚 き と関 心 を 示 し、本 時の展 開に対す る興味 を引 き出す こ とができた。 また 、白 地 図 作 業 を 通 じて 、紙 の伝 播 の様 子 を把 握 す るだ け でな く、 「 シ ル ク ロー ド」 とい う多 くの 生 徒 の既 存 の知 識 との 一 体 化 に よ り、ユ ー ラシ ア 大 陸 に お け る請 地城 世 界 の 交 流 や ネ ッ トワー ク の存 在 を 再 確 認 す る こ と が で き た 。 しか し、近 代 的製 紙 産 業 の 成 立 の 背 景 とな る紙 の 需 要 の 急 増 理 由 につ い て は 、 与 え られ た 資 料 か ら読 み 取 るの に 苦 労す る生 徒 が 多 か っ た.基 礎 的 ・基本 的 な 内 容 の確 実 な 理 餌 の 上 に 立 った 計 画 の 必 要 性 、 及 び 資料 活 用 にお け る教師 の 適 切 な 助 言の 必 要 が あ る.

第2時 限 に お け る授 業 で は 、身 近 な 紙 が 多 くの 種類 か らな り、生 活 に 深 く関 わ っ て い る こ とに つ い て 興

味 、 関 心 を 引 き出 す こ とが で きた。 資 料 か らの 読 み 取 りや 白地 図 作 業 な どは 、 主 体 的 な 学 習 と して 自分 で

調 べ 、 結 果 を判 別 す る の で効 果 が あ った よ うだ。 しか し、 作 業 の進 度 が 個 々 の生 徒 で 差 が 出 て しま い 、 そ

の 進 度 を調 整 す るの が 今 後 の検 討 課 題 とい え よ う。 森 林 伐 採 の 問題 が 自分 た ち の 生 活 に 深 く関 わ り、 多 く

(10)

の犠 牲 の 下 に 自分 た ち の今 の 生 活 が 成 り立 づ てい る こ とに 生 徒 は 驚 き 、 次 の循 環 型 社 会 を 考 え る き っ か け に な っ た と考 え る。

第3時 限 に お け る授 業 で は、 第1・2時 限 の授 業 を通 して 生 徒 が紙 に 関 して 興 味 ・関 心 が 深 ま っ て い た の で 、 和 紙 の 流 しす き 方 法 につ い て も興 味 を一 層 深 め る こ とが で き た。 江 戸 時 代 が 再 生 利 用 主体 の社 会 で あ っ た こ とに つ い て は 、 ほ とん どの 生 徒 が 初 め て 聞 く話 で あ っ た。 通 常 の 通 史 学 習 で は触 れ る こ との な い 近 世 杜 会 を新 た な側 面 か ら知 る こ とで 、 多 面 的 ・多 角 的 な 視 点 か ら学 ぶ こ とが で きた。 資 料 の読 み 取 りを 通 して 、古 紙 の 回 収 だ け に頼 るだ けで は 不 十分 で あ る と認 識 を深 め る こ とが で きた が 、循 環 型 社 会 へ 転 換 す る た め の課 題 を 出 し合 うこ とに は時 間 が か か っ た 。 ドイ ツ で の 取組 を扱 っ たVTRを 視 聴 して 、 日本 と の 環 境 に 対 して の取 組 の違 い を認 識 し、 リサ イ クル 以 外 の 解 決 策 を考 え る こ とが で きた.紙 の歴 史 を 踏 ま えて 、 さ らに現 在 の 森 林 伐 採 な ど を通 じて循 環 型 社 会 に 向 け て今 後 の 日本 の 在 り方 に つ い て 考 察 した こ と は 、 生 徒 自 らが社 会 の変 化 に 対応 す るカ を は ぐ くむ こ とに つ な げ る こ とが で き た と言 え る。

全 般 を通 じて 、 ワー ク シ ー トに つ いて は 、 授 業 の 流 れ が 分 か りや す い よ う工 夫 し、 生徒 自 らが 作 業 内 容 や 記 述 内 容 を確 認 す る こ とに よ り、授 業 の 中で 何 を理 解 し、 考 察 した ら よい の か分 か る よ うに 作 成 した 。 授 業 終 了 ご とに ワー ク シ ー トは回 収 し、 ・生 徒 の 取 組 姿 勢 や 記 述 内 容 を分 析 した 。 自己評 価 票 に つ い て も授 業 ご と に行 い 、 そ れ ぞ れ の 評価 規 準 と リン ク した質 問 事 項 を 生 徒 にA・B・Cの 三 段 階 で記 入 して も らっ た。 そ して 、 この 自 己評 価 票 を通 して 、 生 徒 が1時 間の 授 業 の 中 で 、何 を学 び 、何 を得 た の か を 自 ら評 価 し 、 目標 に到 達 で き た か ど うか を分 析 した 。 そ れ らの分 析 結 果 の 状 況 に応 じて 生徒 が も う少 し努 力 を要 す る場 合 に は 、 以 下 の よ うな 努 力 を 要す る状 況 に な っ た とき の 手 だ て を行 っ た.ま た 、 生徒 が 評 価 規 準 に 到 達 して い る と判 断 した 揚 合 に は 、 以 下 の よ うな発 展 的 な学 習 へ の 手 だ て を行 い 、 よ り広 く深 い 理 解 と 考 察

を求 め た。

・ユ ー ラ シア の 諸 地域 世 界 の 交 流 を理解 で き る基 本 的 な ワー ク シー トを与 え 、個別 指 導 で 対 応 す

・ル ネ サ ンス や 宗 教 革 命 の 流 れ を理 解 で き る基 本 る。

的 な ワー ク シー トを与 え、個 別 指 導 で 対 応 す る。

・統 計 資 料 の 読 み 方 や 白地 図 作 業 の方 法 を個 別 に 指 導 し、 そ の 結 果 か ら得 られ る こ と を ワー ク シ ー トを 用 い 対 応 す る.

・古代 か ら近 世 にか けて の 時 代 の 流 れ が 理 解 で き る よ うな ワー ク シー トを与 え 、個 別 指 導 で 対応

・紙 の 博 物 館(北 区 王 子)な ど を 利 用 し て 、 日本 の 和 紙 の 歴 史 に つ い て 調 べ る よ う促 す 。

・日 本 に お け るA判 .B判2種 類 の 紙 の サ イ ズ の 併 存 理 由 に つ い て 、 文 献 等 を 利 用 し て 調 べ る よ

う促 す 。

・オ ー ス トラ リ ア や チ リ以 外 に も 森 林 伐 採 で 問 題 に な っ て い る と こ ろ は な い か イ ン タ ー ネ ッ トや 文 献 資 料 で 調 べ る よ う促 す 。

・江 戸 時 代 の 紙 の 文 化 に 関 して 瓦 版 や 浮 世 絵 に つ い て イ ン タ ー ネ ッ ト等 を 活 用 し、 調 べ る よ う促

さ ら に 、 生 徒 に よる 授 業 評 価 も 各 時 限 ご と に行 い 、そ の 内容 か ら次 の よ うな授 業 改 善 の 方 策 を試 み た.

本 指 導 案 は 、 第1〜3時 限 の 各 授 業 の 最 後 に ワー ク シー トに よ る 自 らの 考 察 ・意 見 を ま とめ る作 業 を 設 定 した が 、 第1・2時 限 終 了 時 の生 徒 の授 業 評 価 の 中 に は 、 他 の 生 徒 の 意 見 や 考 えを 知 りた い とい う要 望 が 多 く寄 せ られ た 。 そ こ で 、 生 徒 の 考 察 ・意 見 を集 約 した プ リン トを 作 成 ・配布 し、他 の 生 徒 の 考 え に触 れ させ 、 よ り深 い 理 解 、 さ らな る考 察 を 促 す 材 料 と して利 用 してみ る こ とに した 。 第3時 限 の ま とめ と して の 考 察 に つ い て は 、一 応 こ こ で本 指 導 案 の 展 開 は終 わ りとな っ て い るが 、 さ らに も う1時 限 追加 す る形 で 、 生 徒 の 考 察 ・意 見 を集 約 した プ リン トを教 材 と して 、 生徒 に意 見 交 換 を 行 わせ た,追 加 授 業 後 に提 出 を求 め た ワ ー ク シ ー トや 生 徒 の 授 業 評 価 の 内 容 を分 析 す る と、 他 の 生 徒 の 意 見 に触 れ 、よ り広 い 視 野 に 立 っ た 意 見 を形 成 して い っ た 様 子 都 伺 え 、 生 徒 同 士 の 学 び 合 い の 効 果 が あ っ た と判 断 で きた(下 の 生 徒 の 意 見 参 照)。 生 徒 の 意 見 交 換 を さ らに活 発 に して ゆ くた め に 、 グル ー プ討 議 や デ ィベ ー トな ど各 学校 に 即 した授 業 形 態 を工 夫 して い く こ とが 必 要 で あ り、今 後 の 課 題 と して い き た い 。

〈 第3時 限 の ワ ー クシ ー トの 考 察 〉

・ リサ イ ク ル 以 外 の 他 の 方 策 に つ い て 知 り 、

.馨簾 窒 箕 三 二 鴛簾 雛 噂

を 減 らす こ とで森 林 資 源 を守 っ て い きた い 。

〈 追加 授 業 にお ける意 見 交換 後 の 考 察 〉

・資 源 問 題 は 、 自分 一人や 日本一 国では解決 で きな い問 題 で あ り、 各 国 との 国 際 協 力 に よ つ て早 急 に 取 り組 んで い くべ きだ と思 う、

・互 い の 国 の 文 化 や 生活 、環境 を尊重 しなが ら

紙 とつ き 合 っ て いか な くて は い け な い と思 う。

参照

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