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アンケート集計結果
第7回のテーマは、【消費生活に関するアンケート】でした。
◎ 登録者数 445 人
◎ 実施期間 平成 23 年 8 月 19日~8 月 25 日 ◎ 回答者数(回答率) 348 人(78.2%)
問1 消費生活という言葉を聞いて、あなたが思い浮かべるキーワードを3つ以内で選んでくだ
さい。
「食品の表示や安全」と回答したモニター62%、「悪質商法」と回答したモニター47%、「クーリ
ングオフ」と回答したモニター41%と、製品や商品に関する事業者と消費者との関係性をイメー
ジしていることが分かり、日常生活に密着する言葉として認識していることが分かりました。
問2 あなたは「浦安市消費生活センター」を知っていますか。また「浦安市消費生活センター」
の場所を知っていますか。
「名前だけ知っている」と回答したモニター32%、「名前も場所も知っている」と回答したモニタ
ー32%と、約 60%の認知度があることが分かりましたが、一方で「名前も場所も知らない」と回
答したモニター36%と、4 割弱の方々が、暮らしに役立つ情報機関である浦安市消費生活センタ ーを知らないことが分かりました。
年齢別
20代,3 6 人 10代,4 人
70代,2 1 人
30代,1 1 7 人
40代,8 7 人 50代,4 4 人
60代,3 9 人 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代
男女別
女性,1 45
男性,2 0 3
男性 女性
設 問 回 答 内 容 件 数 合 計 比 率 グ ラフ
1.契約についての基礎知識 82 24%
2.食品の表示や安全 217 62%
3.通販トラブル 114 33%
4.省資源・省エネルギー 23 7%
5.悪質商法 165 47%
6.多重債務 29 8%
7.架空請求 42 12%
8.クーリングオフ制度 143 41%
9.不用品の活用 22 6%
10.物価の動向 76 22%
11.製品事故 45 13%
12.その他 10 3%
問1 消費生活という言葉を聞いて、あ なたが思い浮かべるキーワードを3つ以 内で選んでください。
348
設 問 回 答 内 容 件 数 合 計 比 率 グ ラフ
1.名称だけ知っている 111 32%
2.名称も、場所も知っている 112 32%
3.名称も、場所も知らない 125 36%
問2 あなたは「浦安市消費生活セ ン ター」を知っていますか。また「浦安市消 費生活セ ンター」の場所を 知っています か。
問 3 「知っている」と答えた方に伺います。どのような方法で「浦安市消費生活センター」を知
りましたか。
「広報うらやすなどの市の広報紙」と回答したモニター41%、「市のホームページ」と回答したモ
ニター15%と、半数以上が公共の情報で消費生活センターを知ったことが分かりました。また「そ の他」と回答したモニターの 4 割が通勤や買物途中で消費生活センターを知ったと回答しており、
駅前にある効果が分かりました。
問 4 あなたがこの 1、2 年の間に購入した「商品」や利用した「サービス」で、被害を受けた
り不満を感じたことがありますか。
被害を受けたり不満を感じたことが「ある」と回答した方は 34%、「ない」と回答した方は 66% となっており、半数以上の方が被害を受けたり不満を感じたことが「ない」ことが分かりました。
問5 その被害や不満についてどこかに相談しましたか。
被害や不満に対し、行政や消費者団体、また友人などに相談したと回答したモニター29%に対し、
何処にも相談しなかったと回答したモニターが 53%と、半数の方が被害や不満を持ちながら、何 処にも相談していないことが分かりました。また、その他と回答したモニターのほとんどが、「販
売店やメーカーに連絡した」と回答しており、直接、交渉や解決をしている状況も分かりました。
問5-2 被害や不満を相談した理由を選んでください。
被害や不満を相談した理由として「被害や金額の大きさ」と答えたモニターは 14%に対し、「欠陥 等を知らせる必要」と答えたモニターが 33%と、消費者としてクレーム伝える意識が定着してき
た事が分かりました。また、消費生活センターや消費者団体を気軽に相談できる機関と感じてい ることも分かりました。その他の意見として、対応の遅れなどの理由から相談に発展する傾向が
設 問 回 答 内 容 件 数 合 計 比 率 グ ラフ
1.「広報うらやす」などの市の広報紙 91 41%
2.市のホームページ 34 15%
3.市の情報番組 (ケーブルテレ ビ) 3 1%
4.「浦安市民便利帳」などの冊子 22 10%
5.消費生活セ ンター主催の講座やイベント 6 3%
6.消費生活セ ンター発行の啓発冊子やリーフレ ット 11 5%
7.新聞や一般情報誌 8 4%
8.その他 48 22%
問3「知っている 」と答えた方に伺いま す。どのような方法で「浦安市消費生活 セ ンター」を知りましたか。
2 23
設 問 回 答 内 容 件 数 合 計 比 率 グ ラフ
1.ある 120 34%
2.ない 228 66%
問4あなたがこの1、2年の間に購入し た「商品」や利用した「サービス」で、 被 害を受けたり不満を感じたことがありま すか。
3 48
設 問 回 答 内 容 件 数 合 計 比 率 グ ラフ
1.消費生活セ ンターなどの行政の相談窓口に相談した 1 0 8%
2.消費者団体に相談した 2 2%
3.友人や家族に相談した 2 3 1 9%
4.何処にも相談しなかっ た 6 3 5 3%
5.その他 2 2 1 8%
問5 その被害や不満についてどこかに 相談しましたか。
1 20
設 問 回 答 内 容 件 数 合 計 比 率 グ ラフ
1.被害が大き かったから 5 9%
2.代金が高かったから 3 5%
3.気軽に相談ができ るところ だから 1 2 2 1%
4.相談をするのは当然だから 7 1 2%
5.商品やサービスの欠陥を知らせる必要があるから 1 9 3 3%
6.その他 1 1 1 9%
問5-2被害や不満を相談した理由を 選んでください。
あることも分かりました。
問5-3 相談した結果に納得されましたか。
相談した結果に対し、「納得した」モニターは 37%に対し、「納得しなかった」モニターは 46%、「分
からない」と回答したモニターは 18%となっており、64%以上の方が被害を受けたり、不満を 感じたことが「ない」ことが分かりました。
問5-4 何処にも相談しなかった理由を教えてください。
被害や金額が少なかったと回答したモニターが 35%と一番多く、損害の度合いが相談の基準と考
えているモニターが多いことが分かりました。また相談しても解決策があると思えないと回答し たモニターが 22%と、相談しても難しいと考えているモニターが次に多いことが分かりました。
次に、個人の責任や自分で解決すると回答したモニターが 13%と、他に頼らない考えも 1 割強 あることがわかりました。また「相談する場所が分からない」と回答したモニターが 10%と、消費
生活相談などに関する周知不足が分かりました。
問6 消費生活に関するあなたのご意見をお聴かせください。
消費生活に関する意見については、348 人中 204 人(59%)のモニターからご意見をいただき
ました。
多くのモニターが、消費生活センターの必要性を感じているようですが、同時にどのように利
用してよいか分からないなどの意見も多くいただきました。
また通信販売など消費者トラブルも多様化しているので、市民が「賢い消費者(スマートコンシュ
ーマー)」となるため、消費生活センターはしっかりと情報を発信し、市民は自らが気をつけなくて
はいけないなどの意見をいただきました。
◆ 消費生活センターの PR の必要性 54 件
◆ スマートコンシューマーになるための意識 17 件
◆ 多様なトラブルへの不安と対応の必要性 14 件
◆ 消費生活に関する提言 10 件
◇駅周辺に設置されている利便性の有効活用
◇E メール等を活用した 24 時間体制の相談業務
設 問 回 答 内 容 件 数 合 計 比 率 グ ラフ
1.納得した 2 1 3 7%
2.納得しなかった 2 6 4 6%
3.わからない 1 0 1 8%
問5-3相談した結果に納得されました か
5 7
設 問 回 答 内 容 件 数 合 計 比 率 グ ラフ
1.被害が小さかったから 1 0 1 6%
2.代金が小額だったから 1 2 1 9%
3.どこに相談して良いか分からないから 6 1 0%
4.相談しても解決策がある とは思えないから 1 4 2 2%
5.自分にも責任があると思ったから 2 3%
6.自分で解決でき ると思ったから 6 1 0%
7.面倒だから 1 0 1 6%
8.そ の他 3 5%
問5-4何処にも相談しなかった理由を 教えてください。
6 3
設 問 回 答 内 容 件 数 合 計 比 率 グ ラフ
問6 消費生活に関するあなたのご意 見を お聴かせください。
◇「消費相談。お気軽にご相談ください」等のぼり旗の設置
◇高齢者や若齢者への悪徳商法の情報提供
◇老人クラブで行う消費者トラブルの事例と対応策の説明会
◇消費生活講座を終了した市民へのマイスター制度の実施
◇警察は110番,消防は119番,消費生活センターはxxx番など覚えやすい
番号の導入
◇相談業務から、助言、解決までの協力体制など業務権限の強化
まとめ
今回のアンケート調査では、「消費生活」について、「購入した商品等の被害や利用したサービス
の不満」とイメージしているモニターが多いことが分かりました。
しかしアンケートでは、被害や不満を相談しなかったモニターも多くいることが分かり、改め
て消費生活センターの利用方法などについて、周知を強化する必要のあると感じました。
また、自由意見では、消費生活センターの運営に対する様々なアイデアや、「賢い消費者(スマー
トコンシューマー)」になるため、個人の意識を高く持つべきだという意見も寄せられました。
今回のアンケートの結果を受け、消費生活センターでは、市民の皆さんに、「賢い消費者(スマー
トコンシューマー)」なっていただくことを目的に、消費トラブルなど多様な事例とその対応方法な
どを、広報うらやすや市のホームページを通じて適時に情報提供し、また駅周辺の立地条件など
も利用し、現在実施している消費生活相談について、より市民のみなさんが相談しやすい環境を
作って行く必要性を感じました。