§意外と経費にできちゃう事例集
◆クレジットカードの年会費 ・仕入れ額が増えてきたので、いろいろと優待がつく年会費有料のクレジット カードをつくりました。 →仕事用として利用しているクレジットカードであれば年会費も経費にするこ とができます。ただ、プライベートで使っているカードはダメ。できれば、法 人カードと呼ばれる事業者向けのクレジットカードを作っておくとベストでし ょう。 ◆Amazon プライムの年会費 ・ときには Amazon から仕入れているので、無料の配送特典が受けられる Amazon プライムに入会すると仕入金額を安く抑えられるし、急いでいる時も便利にな りました。 →こちらも仕事用として使っているアカウントであれば年会費も経費にするこ とができます。せどりとの関係性をきちんと説明できることがポイントです。 ◆限定商品が買えるアミューズメント施設の入場料 ・いま人気のスヌーピーミュージアムへ限定グッズを仕入れに行ってきました。 →そこでしか買えない限定商品を仕入れるための経費として、ミュージアムま での交通費のほか、ミュージアムの入館料も経費になります。 ◆遠征仕入れの交通費と宿泊費 ・遠方に住んでいるせどり仲間からオイシイ仕入情報をもらったので、思い切 って一泊二日の仕入れの旅へ。夜はせどり仲間とのお疲れさま会で郷土料理を 楽しみました。 →遠方であっても仕入先までの交通費と宿泊費はもちろん旅費交通費として認 められます。さらに、情報提供のお礼としてせどり仲間へご馳走した飲食代も 接待交際費として経費になります。◆MEMO 家事按分 家賃、水道・光熱費、通信費などの家事関連費は、仕事に使っている割合の 分を必要経費として計上することができます。家事関連費をプライベート用と 仕事用とに区別することを「按分(あんぶん)」といいます。税務署に按分の理 由を聞かれたときに納得してもらえるような割合にしておきましょう。 ◆家事按分① 家賃 ・自宅の一部を仕事場として使っています。仕入れられる商品が増えてきたの で、自分の書斎のほかに納戸も倉庫代わりにして仕入れた商品の保管に使って います。 →自宅と仕事場を兼用している人は、賃貸のアパートやマンションの場合、毎 月支払っている家賃のうち仕事場の専有面積の割合を計算して経費として計上 することができます。一般的に妥当なラインは 30%程度までと言われています。 ◆家事按分② 電気料金 ・夜な夜な出品作業をすることが増えてきたせいか、電気料金があがったと奥 さんに怒られてしまいました… →家賃の場合と同様に電気料金も家事按分で一部を経費として計上できます。 仕事に使っている部分の割合に応じてということになりますが、たとえば、業 務用に使っているコンセントの数から割合を計算するのも分かりやすくて説明 しやすいでしょう。 ◆家事按分③ 引越費用 ・部屋が手狭に感じられてきました。もう少し広い作業場所を確保したいので、 マンションを引越すことになりました。 →引越にかかる費用(礼金、不動産屋への仲介手数料、引越し業者への支払い) は経費として認められます。礼金は 20 万円未満であれば、家賃と同様に専有面 積の割合に応じて「地代家賃」として計上することができます。不動産屋への 仲介手数料は「支払手数料」の科目をつくって計上するか、もしくは「雑費」 として計上することができます。引越業者への支払いは「雑費」。なお、敷金は 戻ってくることが前提となるので経費にはなりません。 ◆家事按分④ スマートフォンの利用料
・仕入れ商品を検索したり、仕入先までのアクセスを調べたり、店舗せどりす る時にスマートフォンは絶対に欠かせません! →携帯電話やスマートフォンの利用料などは、プライベート用と仕事用と別々 で支払っていれば問題はありませんが、兼用している場合は按分する必要があ ります。通信量を基準に割合を決めるのはなかなか難しいので、たとえば使用 時間を基準に割合を決めると分かりやすいでしょう。 ◆家事按分⑤ Suica・PASMO で移動した交通費 ・1 枚で電車もバスも乗れる便利な交通系ICカード。管理しやすいように、交 通費以外の目的では使わない、チャージする時には履歴を印字する、と決めて います。 →交通系ICカードをチャージしただけではただお金を預け入れたことと同じ なので、経費としては処理されません。実際に乗車運賃として使った金額を「旅 費交通費」として計上することができます。また、プライベート用と兼用して いる場合は、混合されやすい経費はしっかりと仕事用であると証明できるよう にしておきましょう。 ◆家事按分⑥ 自家用車の車検費用 ・商品の数量や大きさなど気にせずに仕入れられるので、マイカーに乗って東 西南北どこへでも~。 →自家用車を仕事用と兼用している場合、ガソリン代や車検費用、税金などを すべて同じ割合で按分することができます。走行距離数を基準に割合を決める と分かりやすいでしょう。 ◆せどり仲間へ渡すご祝儀 ・せどり仲間から結婚披露パーティーへ招待されました。 →仕事に関係する人であれば、結婚式のご祝儀や贈答品、会葬の際に包むお香 典など、冠婚葬祭費を接待交際費として経費に計上することができます。 ◆仲良くなった店員さんへの差し入れ ・よく仕入れに行くホームセンター。いつも気持ちのいい対応してくれる店員 さんへ飲物を差し入れました。
→接待交際費として経費に計上することができます。 ◆領収書がでないセミナー参加費と懇親会費 ・自己投資も大事だなと思い立ちセミナーに参加してきました。いろんな気付 きもあったし、セミナー後の懇親会では情報交換もできて有意義な一日でした。 →情報収集が欠かせない仕事なので「図書研究費」という勘定科目をつくり、 セミナー参加費など関係する経費を計上するといいでしょう。懇親会費は接待 交際費となります。また、セミナー参加費や懇親会の参加費などは領収書がで ないことが多いですが、その場合は出金伝票を用意して自分でその内容を記録 しておけば問題ありません。 ◆有料メールマガジンの購読料 ・先日の懇親会で、人気のある有料メールマガジンがあると聞いたのでさっそ くチェックしてみることにしました。 →有料メールマガジンのほかにビジネス書籍など、事業研究のための経費だと 説明できるものは図書研究費として計上することができます。 ◆念願の KDC200 の購入費 ・高額なのでずっと悩んていましたが、作業効率を上げるためには必要なんで す!念願のバーコードリーダー KDC200(\37,000)をついに購入しました。 →10 万円未満の什器備品の購入費は消耗品費として計上できます。 ◆ひとりカフェのコーヒー代 ・お客さんから急ぎの問い合わせ。出先のカフェでPC作業することになりま した。 →ひとりでカフェに入り作業した場合のコーヒー代も経費として計上すること ができます。 ◆せどり仲間との勉強会開催費 ・せどり仲間を誘って勉強会を開催、たくさんの情報と刺激をもらいました。 いろいろ動いてくれた幹事さんへお土産にぐんまちゃんうどんを買っていった
ら喜んでくれました。 →仕事仲間と情報交換のための経費は接待交際費として計上することができま す。今回の場合、貸会議室の料金やお茶代はもちろん、お土産の購入費も経費 となります。 ◆POINT 経費として申請する場合は、しっかりと事業に必要な経費だったと正しく証 明できることがポイントになります。また、業種によって経費として認められ るものが違ってきます。基本的には既にある勘定科目を使って仕訳していくこ とになりますが、必要に応じて勘定科目を追加することも可能です(支払手数 料、図書研究費など)。 ◆参考までに 経費とされる勘定科目です。 ・租税公課 事業用の自動車税・自動車取得税・自動車重量税、事業税、事業所税、印紙 税、固定資産税、登録免許税 ・荷造運賃 ガムテープ・段ボール・ひも・梱包資材等の購入費、商品発送時の郵便小包 や宅配便の配送料 ・水道光熱費 事業用の電気料金、水道料金、ガス料金、プロパンガス・灯油などの購入費 ・旅費交通費 電車・バス・タクシー運賃、航空券代、有料道路の通行料、駐車料、宿泊費 ・通信費 事業用の電話料金、携帯電話・スマートフォン利用料、インターネット通信 費、サーバーレンタル代、ドメイン料、プロバイダ料、切手代、はがき代 ・広告宣伝費 名刺、広告料金、求人広告費、試供品・店名入粗品等の製作費
・接待交際費 得意先が相手の飲食費、打合せに係る飲食費、お中元・お歳暮など贈答品の 購入費、慶弔見舞金、懇親会参加費、謝礼・御車代 ・損害保険料 商品を対象とする損害保険料、事業用の自動車保険料、火災保険料 ・修繕費 建物、自動車、機械、パソコンなど器具備品の修理代(通常の維持管理の範 囲内)、自動車車検費用 ・消耗品費 ノート、文房具、コピー用紙、プリンターのインク、ティッシュペーパー、 電球、ガソリンなどの消耗品購入費。パソコンやパソコン周辺機器、ツールや ソフト購入料など使用可能期間が 1 年未満か取得価額が 10 万円未満の什器備品 の購入費。 ・減価償却費 建物、機械、船舶、車両、器具備品などの償却費 ・福利厚生費 従業員の慰安、医療、衛生、保健などのために事業主が支出した費用、事業 主が負担すべき従業員の健康保険、厚生年金、雇用保険などの保険料 ・給料賃金 給料、賃金、退職金、食事や被服などの現物給与など ・外注工賃 外部に発注して支払った加工賃 ・利子割引料 金融機関からの借入利息、受取手形の割引手数料 ・地代家賃 事務所、倉庫、駐車場等の敷地の地代や事務所、倉庫、駐車場を借りている
場合の家賃など ・貸倒金 回収不能になった売掛金・受取手形、貸付金等 ・図書研究費 商材購入費、研修参加費、セミナー参加費、塾の月会費、新聞購読費、書籍 購入費 ・支払手数料 銀行の振込手数料、税理士顧問料、不動産業者へ支払う礼金、各種証明書の 発行手数料、仲介手数料 ・雑費 その他の費用