松本市児童館・児童センター Hグループ
(元町・南郷児童館、岡田児童センター)
指定管理者候補者選定審議結果報告書
平成30年11月
松本市児童館・児童センターHグループ(元町・南郷児童館、岡田児童 センター)の指定管理者の候補者選定に係る審議結果について 松本市では、松本市児童館・児童センターHグループの管理運営を効果的か つ効率的に行うため、地方自治法第244条の2及び松本市公の施設の指定管 理者の指定手続等に関する条例(平成15年条例第46号)第3条に基づき、 指定管理者を募集したところ1団体(以下「応募者」という。)から応募があ りました。 松本市公の施設指定管理者選定審議会(以下「選定審議会」という。)は、 応募者について提出書類と応募者のプレゼンテーション及びヒアリングを基に、 総合的に審査し、指定管理者の候補者を選定しましたので、その結果について 次のとおり報告します。 平成30年11月20日 松本市副市長 坪 田 明 男 様 松本市公の施設指定管理者選定審議会 会 長 松 澤 浩 一
- 1 - 1 施設の名称 松本市児童館・児童センターHグループ ・元町児童館 ・南郷児童館 ・岡田児童センター (計3施設) 2 主な募集条件 ⑴ 指定期間 平成31年4月1日∼平成36年3月31日 ⑵ 管理経費 委託料方式(施設使用料等は市の歳入とする。) 指定期間中の委託料上限額(施設ごとに設定) Hグループ合計 196,200千円 ⑶ 管理運営方針 児童館は児童福祉法第40条に定める児童厚生施設で、児童に健全な遊 びを与えて、その健康を増進し、又は情操を豊かにすることを目的とする。 ア 指定管理対象施設の設置目的に基づき、管理運営を行うこと。 イ 市民の福祉の増進を目的として設置された公の施設として、役割を十 分に認識し利用について平等な機会を提供すること。 ウ 施設の管理運営に当たっては、関係法令を遵守し、設置目的を踏まえ、 利用者に安心・安全な場を提供すること。 エ 地域に根ざした施設として、地域住民や関係団体との連携を図ること。 オ 松本市子どもの権利に関する条例に基づき、子どもの権利の保障に努 め、児童が主体的に考え、学び、活動することができるよう必要な支援 を行うこと。 カ 指定管理者の創意工夫のもとに効率的かつ効果的な管理運営を行うこ とにより、経費の縮減に努めること。 ⑷ 特記事項 ア 寿児童センター、波田児童センター及び元町児童館の属するグループ の指定管理に関しては、それぞれ寿放課後児童クラブ、波田放課後児童 クラブ及び旭町放課後児童クラブの運営業務について、別途委託契約を 締結することを前提とする。その際、委託料の積算方法は指定管理申請 時の積算に準じるものとする。 イ 分割したグループごとに、グループ内の施設を一体的に管理すること。 ウ 現在、児童館の管理運営に従事する職員で、今後も継続して勤務を希 望する職員については、事業の安定性及び継続性を図る観点から、なる べく継続して雇用すること。また、継続雇用が難しい場合には、事前に 新規配置職員の現地研修を行うなど、スムーズな事務引継ぎに配慮する こと。 エ 常勤職員の人件費については、できる限り委託料の積算根拠に見積 もった単価を下回らないよう設計し、安定的な雇用の確保に努めるこ と。
- 2 - オ 「健康経営」の観点から、従業員等の健康増進のため、取り組んでい る事例があれば記載すること。(評価項目対象外) カ 昭和55年以前に建築された木造児童館(元町児童館、南郷児童館、 寿台児童館)については、今後、施設等の状態により改築又は他の児童 館等との統合等が検討される可能性がある。その際は、指定管理者と別 途協議する。 3 募集の主な経過 ⑴ 募集要項の配布開始、ホームページ掲載等 平成30年 7月 2日 ⑵ 説明会開催日 平成30年 7月13日 ⑶ 質問受付期間 平成30年 7月17日∼7月27日 ⑷ 質問回答日 平成30年 8月 7日 ⑸ 申請書類提出締切日 平成30年 8月20日 4 指定管理者応募団体名 特定非営利活動法人 ワーカーズコープ(以下「ワーカーズコープ」という。) 代 表 者 名 代表理事 田嶋 羊子 所 在 地 東京都豊島区東池袋1丁目44番3号池袋ISPタマビル 設 立 年 平成13年 従 業 員 数 5,128人 基 本 財 産 642,581千円 主たる業務 子育て支援事業、高齢者関連事業、建物総合管理事業、 指定管理での公共施設等の管理運営事業、障がい者支援 事業、生活困窮者自立支援事業等 5 選定審議の内容 ⑴ 選定審議会の開催 ア 開催日 平成30年10月29日(月)(於:松本市役所第二応接室) イ 出席委員(五十音順) 大竹美奈子委員、髙野一司委員、高野尾三穂委員、松澤浩一委員、 丸山貴史委員、山根宏文委員 ⑵ 選定審査の方法 ア 書類審査 第 1 次評価結果報告 団体からの申請書類について、施設所管部のこども部長同席の下、 こども育成課長から下記の報告を受け、質疑を行いました。 (ア) 募集要項に定める申請資格等を満たしていること。 (イ) 選定審査基準(別紙1)に基づく第 1 次評価
- 3 - イ 団体によるプレゼンテーション及び質疑 団体に対し、あらかじめ選定審議会への出席を求め、団体から提案内 容等についての説明を受けた後、質疑を行いました。 ウ 最終審議 申請書類、こども育成課による第 1 次評価結果報告及び団体からのプ レゼンテーション等の内容を基に、総合的な観点から協議を行い、選 定審査基準に掲げる審査項目について評価を行い、応募者を候補者と して選定しました。 なお、評価表の作成は、採点要領(別紙2)に基づき行いました。 6 選定結果 指定管理者候補者 ワーカーズコープ 7 選定結果の概要 Hグループ(元町児童館、南郷児童館、岡田児童センター) 8 審議講評 ワーカーズコープは、市内児童館・児童センター6館の現在の指定管理者 として、その管理実績に基づくノウハウを生かした提案がされました。 児童館・児童センターの運営に求められる職員の研修計画等が具体的に提 案されるなど人材育成に積極的な姿勢や、寿台児童館のハッピー食堂やフー ドドライブなど、子どもの権利に沿った事業が提案されていること等が評価 されました。 審議の結果、ワーカーズコープを指定管理者候補者として選定しました。 以上 応募団体名 ワーカーズコープ 区 分 配点 大 項 目 団体の管理能力 30 15.20 施設の運営 50 27.50 経済性 20 14.80 小 計 100 57.50 施設タイプ別事項配点加算点(ア・オ) 10 5.50 委員加算点 16 0.00 合 計 126 63.00 順 位 1
(別紙 1) 事業 計画 書 中項目 大項目 配点 配点 配点 1 1 2 1 3 1 経営理念等 4 2 2 管理運営希望理由 5 2 2 6 1 7 1 8 1 9 0.5 10 0.5 11 2 12 2 13 2 14 1 15 1 16 1 17 1 18 1 19 1 20 1 21 1 22 1 23 1 24 1 個人情報保護 25 1 1 業務上知り得た秘密の保護 26 1 1 27 3 28 3 29 3 30 3 業務の第三者委託 31 1 1 経費節減・業務効率化 32 2 2 利用促進 33 2 2 利用者サービス向上 34 2 2 障害者等への配慮 35 2 2 苦情・要望への対応 36 2 2 セルフモニタリング 37 3 3 環境対策 環境への配慮 38 1 1 1 39 2 40 2 41 0.5 42 0.5 43 0.5 44 0.5 過去の実績 類似施設・関連業務等の実績 45 5 5 5 46 2 47 10 48 8 49 1 50 1 提案価格 51 10 10 100 100 100 100 大項目 中項目 事業計画書項目 審 査 基 準 団体の概要 主たる業務内容 従業員数、経営実績 団体の経営状況は良好か。 団 体 の 管 理 能 力 緊急時対応 事故や災害時等緊急時の連絡体制が十分に示されているか。 3 団体の理念 管理運営方針 管理運営方針 市が示す施設運営方針や管理の基準等に適合しているか。 3 労働関係法令等を遵守した労務管理規程等を整備し、業務従事者の適正な労働条件を確保しているか。 市との連絡調整等、必要に応じパソコン等IT機器を活用できるか。 施設や附属設備の保守点検作業は必要な基準や仕様を満たしているか。 市からの求めに応じて業務報告や事業報告等を適切に作成することができるか。 30 過去の決算や業績等から経営の安定性を欠く点はないか。 当該施設管理運営をサポート・バックアップする体制はあるか。 団体の経営理念や経営方針は指定管理者として相応しいものか。 4 市の方針、施設の設置目的、業務等を的確に理解し、指定管理者となる意義や責務を認識しているか。 3 17 公共の仕事という倫理性や法令遵守について認識し、対応しているか。 市や関係団体等と緊密に連携し、責任を持って事業に取り組む姿勢があるか。 施設運営は市民の平等な利用について考慮されているか。 1 事業内容に偏りがあり、利用者が限られることはないか。 組織・体制 職員体制や配置人員は適切であるか。 6 現場責任者、有資格者の配置、指揮系統や責任権限は適切であるか。 市民の平等利用 4 職員研修・人材育成 職員研修計画や業務指導に関する方針は示されているか。 2 支援が必要な児童・家庭、子どもの権利に関する内容が示されているか。 経理及び事務処理等 会計処理の基準等に基づき、適正に事務処理ができるか。 5 経理帳簿や台帳等が整備保存され、情報公開、監査請求や会計検査に適切に対処できるか。 施錠、鍵の管理、警備体制等は適切であるか。 2 指定管理者の責に帰すべき事由による損害賠償等リスクに対応できるか。 安全対策 安全管理 安全対策は明確で、職員の教育や各種訓練の実施計画はあるか。 2 利用者の苦情や要望、意見等に適切に対応できるか。 情報管理 個人情報等の具体的管理方法(書類・電子データ等)においてセキュリティ対策を講じているか。 2 職員が業務上知り得た秘密について漏洩防止対策を講じているか。 施 設 の 運 営 施設の運営 業務内容 業務について処理・対応を適切に行うことができるか。 12 4 50 管理区域、業務範囲について漏れなく的確に把握しているか。 事創意工夫があり、松本市子どもの権利に関する条例に基づき児童の自主性が尊重されているか。 年間の事業量を適切に把握し、実行できる計画内容になっているか。 業務の第三者委託の範囲、理由、委託先に対する考え方は適当であるか。 経費節減や業務効率化を継続的に提供する方策等はあるか。 11 児童や保護者に対して柔軟に対応し、コミュニケーションを図る方策等はあるか。 支援が必要な児童への積極的な配慮、子どもの未来応援指針に配慮された提案がなされているか。 子どもの権利が尊重されたものであるか。 セルフモニタリングの具体的方法を定めているか。 15 省エネ等環境負荷の軽減や周辺環境に配慮するとともに、廃棄物は適切に処理できるか。 地域との連携 地域との連携 地域住民や団体等との具体的な連携に関して、積極的に取り組む姿勢があるか。 4 利用者への対応 登録児童を除く一般児童(幼児、中・高生を含む)についての利用促進の方策等はあるか。 12 募集要項の特記事項⑷について、収支予算書において考慮されているか。 児童の様子を含め、学校と緊密に連携して健全育成に取り組む姿勢があるか。 自主事業 自主事業計画 積極的かつ実施可能な計画か。 2 2 本来業務を妨げることなく、利用者サービスの向上につながるか。 補助金を活用するなど、財源が明確であるか。 経済性 事業計画書及び収支予算書 提案価格は仕様内容や水準を満たし、より安価な設定であるか。 10 評 価 基 準 点 合 計 点 類似施設(当該施設を含む)や関連業務の管理運営実績はあるか。 特記事項 特記事項への対応 募集要項の特記事項⑶について方策が示されているか。 基本的事項 配点 選定審査基準(児童館・児童センター) 20 20 収支のバランスはとれているか、収入や経費は漏れなく計上してあるか。 過小又は過大な見積もりはなく、積算根拠や方法は適切であるか。 指定管理料価格点 = 配点 ×(最低提案価格/当該提案価格) 12 経 済 性 4
-(別紙 2) Ⅰ 採点 係数 評価 1.0 特に優れている 0.7 優れている 0.5 標準を満たしている 0.3 劣る 0.0 特に劣る Ⅱ 採点方法 1 採点は、施設所管課による第1次評価をもとに、委員の協議により行う。 2 採点は、審査基準に基づき、団体ごとに行う。 3 採点は、「標準」に対する5段階評価とし、各項目の配点にA∼Eの係数を乗じる。 4 点数は、小数点以下第2位まで算出する。 5 施設の性格等により重視するポイントが異なるため、施設タイプに応じて基本的事項の配点に加算を行う。 Ⅲの施設タイプ(ア∼オ)の5項目の中から2項目を選択、加算する点数は合計10点満点とする。 採点は、配点に基本的事項で選択したA∼Eの係数を乗じて算出する。 6 審査基準で判定しがたい要素、その他特に考慮すべき要素が認められる場合、委員による加算を行う。 委員の加算は、1団体に付き、一人2点以内とし、加算の理由を明確にする。 7 基本的事項、施設タイプ別事項配点加算及び委員加算の合計点が第1位の団体を、指定管理者候補者とする。 8 基本的事項の提案価格を除く90点中、4割(36点)に満たない団体は失格とする。 Ⅲ 施設タイプ別事項配点加算
松本市公の施設指定管理者選定審議会における採点要領
配点加算項目 組織・体制、職員研修・人材育成 D E タイプ 採点 A B C 施設の性格等 (児童館・児童センター) 経済性(収支計画、提案価格等) 自主事業計画 団体の概要(経営状況等)、団体の理念 安全管理・緊急時対応 特に質の高い人的サービスを要する施設 施設の維持管理が中心となる施設 自主事業により施設の活性化を図る施設 収益性が高い、又は規模が大きくリスクの高い施設 ウ エ オ 安全管理が重要となる施設 ア イ 5-(別紙 3) <基本的事項の内訳> 団体の概要 3 1.50 2 1.00 2 1.00 3 1.50 1 0.50 6 (1) 3.00 (0.5) 2 (1) 1.20 (0.6) 5 2.50 2 (1) 1.00 (0.5) 2 (1) 1.00 (0.5) 1 0.50 1 0.50 12 6.00 1 0.50 2 1.00 2 1.00 2 1.00 2 (2) 1.40 (1.4) 2 (2) 1.00 (1.0) 3 1.50 環境対策 1 0.50 地域との連携 4 (2) 2.00 (1.0) 自主事業 2 1.10 過去の実績 5 2.50 特記事項 12 8.00 10 4.80 10 10.00 100 (10) 57.50 (5.5) 基本的事項 100 57.50 団体の審査評価総括表(児童館・児童センター Hグループ) 区 分 配点 特定非営利活動法人ワーカーズコープ 施設タイプ別事項配点加算(ア・オ) 10 5.50 委員加算 16 0.00 合 計 126 63.00 提案価格及び施設加算点を除く点数(x)>失格判定(36.0/90点) x>36.0 47.50 児童館・児童センターは、施設タイプ(ア)、(オ)に該当し、基本的事項の該当項目に配点加算をしています。 大 項 目 中項目 事業計画書項目 配点 (施設タイプ別 加算点) 特定非営利活動法人 ワーカーズコープ 団 体 の 管 理 能 力 主たる業務内容、従業員数、経営実績 等 団体の理念 経営理念等 管理運営希望理由 管理運営方 針 管理運営方針 市民の平等利用 組織・体制 職員研修・人材育成 経理及び事務処理等 安全対策 安全管理 緊急時対応 情報管理 個人情報保護 業務上知り得た秘密の保護 特記事項への対応 施 設 の 運 営 施設の運営 業務内容 業務の第三者委託 経費節減・業務効率化 利用者への 対応 利用促進 利用者サービス向上 障害者等への配慮 苦情・要望への対応 セルフモニタリング 環境への配慮 地域との連携 自主事業計画 類似施設・関連業務等の実績 196,200,000 経 済 性 経済性 事業計画書及び収支予算書 提案価格 基本的事項合計 (施設タイプ別事項配点加算計) 提案価格 (5年間総額:円) 6