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SER no.035; あとがき

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Academic year: 2021

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SER no.035; あとがき

著者 大森 康宏

雑誌名 国立民族学博物館調査報告

巻 35

ページ 121‑121

発行年 2003‑02‑10

URL http://hdl.handle.net/10502/1505

(2)

あとがき

大森 康宏

 平成9年に共同研究会を終了して4年以上も遅れて,今回解説付きCD−ROM報告 書を出版することになった。これもひとえに編者の配慮のいたらぬことと深く反省し

ている。

 思えばCD一良OM製作に取り組んだのが,共同研究会が終了した翌年,平成10年で

、あった。その年,映像と文字によるマルチメディアな表現方法によるシナリオ作りを 各研究者に要請した。この段階で表現項目と実際のまとめが合致せず時間がとられた。

CD−ROMの製作に取りかかると,映像内容の画像や動画の指示,文章の意味と映像の 食い違いなど多くの問題が出た。さらに経費の不足から製作の進行をしばしば中断せ ざるをえなくなった。

 解説文に関しては,各研究者の自由なスタイルにしたことから,映像と比較すると 必ずしも明確で判りやすいとは思えない点が多いが,各自の意見を尊重した。マルチ メディアを用いた表現は,本来,各自めもつ複雑な表現方式を尊重すべきであり,解 説文章の形式も自由にすべきであろう。さもなくば常に形式に左右された表現になっ てしまう。これを打破しなければ,文字表現によって権威を維持する者を乗り越え,

かつ映像と文字を同等に扱うようになれないであろう。

 今回長期にわたる製作過程で,多くの人に迷惑をかけお世話になった。特に CD−ROM製作にあたっては,文句の多い研究者たちの意向を汲んでくれた東京経済大 学の学生であった中山雄介君に何度も大阪に来てもらった。解説文に関しては,何度

も訂正に取り組んでくれた西名さん,梶さんにお世話になった。また解説文の編集に ついて,無理してこちらの意向を考慮してくれた民博の出版委員会の皆様に感謝した い。そしてCD版を最新のOSで視聴できるようにプログラム改良してくださった小 寺様にも深く感謝したい。

 これら多くの人々の援助がなければ,経費なしに近い状態でCD−ROMを完成させ ることは不可能であったろう。内容的にはCD−ROMの映像を検索しても,「仕事中」

のところが随所に見られるがこれも試作の過程と考えてご容赦お願いしたい。

 なお各研究者の肩書きは平成14年現在のものとした。

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