奈良教育大学学術リポジトリNEAR
中学校における生徒指導の実態について ―奈良県 下の中学校の場合―
著者 杉田 貴行, 大井 正己
雑誌名 奈良教育大学教育研究所紀要
巻 27
ページ 173‑184
発行年 1991‑03‑01
その他のタイトル The Findings of Student Guidance Program at Junior High School in Nara
URL http://hdl.handle.net/10105/6768
中学校における生徒指導の実態について*
−奈良県下の中学校の場合一
杉 田 貴 行・大 井 正 己も−
(障害児学研究室)
要旨:本調査は、奈良県における中学校生徒の問題行動等の実態及び指導の在 り方、並びに養護教諭の指導の実態に関して、各中学校において直接指導の掌 に当たる生徒指導主任がどのように把握しているのかを調査し、奈良県下の中 学校の生徒指導の傾向を明らかにするとともに、今後の指導のありかたの一端
を探ろうとしたものである。結果は生徒指導主任を中心に、担任、養護教諭、
家庭との連絡・協力の実状が把握され、それを背景にしたさまざまな形式の生 徒指導の実態が明らかになった。
キーワード:生徒指導、生徒指導主任、問題行動
今日、中学校ではかなり深刻な生徒指導問題を抱えている。今や社会問題ともなっているいじ めをはじめとして校内暴力、授業妨害、怠学、遅刻、欠席、校則違反、喫煙、飲酒、窃盗、薬物 乱用などさまざまな問題が山積している。かかる現状において、挙校体制づくり、学校と家庭と の連携の重要性、教師の適切な指導のあり方などがようやく各方面から叫ばれるようになってき ている。いろいろな試みを実行し円滑な生徒指導の実施が確立している学校もあるが、全体的傾 向としては検索や試行錯誤の段階にあるといってよい。本研究では、このような現状の生徒指導 をどのように実践していくのかを、生徒指導主任の眼をとおして見た、生徒指導の実態ならびに 生徒の問題行動の把寝に求める。この最大の理由は、生従指導主任を中心にした生徒指導のあり かたが変化することによって生徒の問題行動が改善できるならば、これこそが教育的であるから である。なお、生徒指導という用語は文部省の定義にもとづくものである1)。
E.K.Wickman(1928)2)は児童の問題行動が教師の態度規定の決定要因としてどのような影響 があるかを研究した。J.N.Sparks(1952)3)は教師の児童の問題行動に対する認知傾向について 研究した。わが国では、小川(1957)4)が生徒指導における教師の態度変容の問題に関して意欲 的に取りくんでいる。その結果、わが国の教師は「明瞭な非行や攻撃的な態度や、学習の進展を 阻止するおそれのある行動を重視し、従順な引込み思案的、内閉的な態度や、退行的な態度を軽 視しがちな傾向」5)を持っことを指摘した。更に、小川(1957)は、「内攻的行動を重視する態度
The Findings of Student Guidance Program atJunior High Schoolin Nara
TakayukiSUGITA and MasamiOHI
(Department of Handicapped Children,Nara University of Education)
一173−
が進攻的行動重視のものよりいくつかの点ですぐれていることを学級経営に関して指摘」6)する など教師の態度が生徒を指導する際に及ぼす影響などについて重要な示唆を与えた。つまり、進 行的行動と同じように内攻的行動を重視することが、生徒指導のありかたについてさらに一歩進
めることにつながると考えられる。
そこで本研究では、生徒指導を実践していく上で中心的存在となる生徒指導主任が現在の中学 校現場をどのように見ているか、また現在の中学生にどのような問題行動があり、生徒指導主任 はそれらに対してどのように対処しているのか、また、どのような観点から日常の生徒指導を実 践しているのか、さらにさまざまな問題に対して、学校・家庭・地域・行政機関などが、どのよ
うな協力体制をもって予防にあたるべきかを考察してみたい。
I.方 法
調査方法:生徒指導主任の生徒に対する認識、生徒の問題行動の実態などに関する諸項目及び 主として現時点での生徒指導実践、教師間の協力、学校と家庭・学外の諸機関との協力、養護教 諭の役割に関する自由記述を併せた内容の調査用紙(付表参照)を作成し、奈良県下の公立・私 立中学校長を通して、各学校の生徒指導主任に、無記名による回答を郵送で依頼した。
①調査対象 奈良県下の公立・私立中学校の生徒指導主任<各校1名;計116名>
②調査時期
第1次:平成2年6月5日に各中学校長宛郵送(6月30日締め切り)
回収数(回収率) 20(17.0%)
第2次:平成2年7月2日に各中学校長宛再度依頼状郵送(7月10日締め切り)
回収数(回収率) 38(32.7%)
総回収数(回収率) 58(50.0%)
Ⅱ.結 果
1.生徒指導主任の学校生活内での生徒の態度についての認識
これを明らかにするために学年別に質問Iの各項目を因子分析をした。因子分析の方法は、各 学年とも強制3因子規定のノーマル・バリマックス回転法を採用した。なぜならば、質問項目作 成の段階で3医l子を想定したからである。その結果を表1〜表3に示す。因子負荷量と寄与率は、
バリマックス回転後の数値である。各学年とも3因子を抽出し、4.00以上の負荷を示す項目を選 択した。その項目の示す特徴からそれぞれの因子を解釈・命名した。表1は中1生徒の学校生活
内態度についての生従指導主任の認識の3因子負荷量を示している。表2は中2生徒の学校生活 内態度についての生徒指導主任の認識の3因子の因子負荷量を示している。表3は中3生徒の学 校生活内態度についての生徒指導主任の認識の3因子の因子負荷量を示している。表1の因子I は、因子を構成する項目から「生徒の活動性」と命名できる。因子2、因子3についてもそれぞ
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表1質問I;項目1〜30の因子分析(中学1年生分)
項 目 内 容 因子 1 因 子 2 因 子 3 共 通 性
1 .生 徒 の 学 校 内 美 化 活 動 .4 85 6 5 . 3 77 9 6 2 . 生徒 の 学 校 内 施 設 の 利 用 度 . 4 62 6 5 .502 5 5 4 . 生 徒 の 積 極 的 な意 見 発 言 . 4 4 10 9 .342 5 4 5 .生 徒 の 積 極 的 な行 事 へ の 参 加 . 6 4 12 1 . 6 66 7 8 6 .生 徒 の 学 校 生 活 に 対 す る 工 夫 . 7 36 4 0 . 7 29 4 8 7 . 生 徒 の お昼 休 み の 過 ご し方 . 5 35 2 9 .406 8 6 8 . 上級 生 と下 級 生 の 信 軒 . 5 37 0 9 .50 18 5 9 .障 害 を もつ 生 徒 へ の 思 い や り .5 49 7 2 . 4 75 2g 10 . 生 徒 の 教 職 員 へ の 感 謝 . 6 06 0 4 . 6 47 4 0 1 1 .生 徒 の 教 師 の 言 動 に 対 す る理 解 .5 99 6 8 . 7 03 46 12 .生 徒 と教 師 の コ ミ ュニ ケ ー シ ョ ン .6 92 3 6 . 6 04 25 13 . 生 徒 と教 師 の 触 れ 合 う時 間 の保 障 . 6 17 8 0 . 4 76 66 14 .生 徒 の 自 己 の 言 動 に 対 す る責 任 .5 04 3 4 . 4 90 16 18 .生 徒 と教 師 の 宿 薪 .6 25 8 6 . 7 52 30 19 .生 徒 (生 活 ) 指 導 の 充 実 . 6 35 5 4 . 5 62 08 20 .生 徒 の 教 師 の 愛 情 に 対 す る 理 解 .5 69 0 3 . 6 09 19 22 .生 徒 の 自己 の 学 校 生 活 へ の 工 夫 .5 49 8 6 . 5 3 17 5 2 5 .生 徒 の 教 師 の 発 問 に 対 す る 積 極 的 反 応 . 4 59 9 4 . 4 3 16 4 28 .生 徒 の 学 校 生 活 に お け る 安 全 注 意 .6 40 9 2 .53 98 6 29 .生 徒 の 他 生 徒 に 対 す る思 い や り .5 53 9 8 .62 15 5 3 .生 徒 の 自主 的 学 習 態 度 − .7 32 0 4 . 6 79 0 9 23 .生 徒 の 積 極 的 学 習 態 度 . 7 56 0 7 . 7 32 5 2 24 .生 徒 の 興 味 ・関 心 の 探 究 . 89 0 0 0 . 9 12 5 1 2 6 .生 徒 の 基 礎 的 な学 習 知 識 の 習 得 .69 3 2 2 . 60 6 14 27 .生 徒 の 実 験 実 習 の適 応 性 . 4 92 0 5 . 6 25 12 30 .生 徒 の 学 校 生 活 内 で の 努 力 . 6 78 7 8 . 6 76 69 15 .生 徒 の え こ ひ い き .75 10 2 . 6 73 23 16 .生 徒 へ の 体 罰 .79 9 04 . 7 19 3 0 17 .教 師 の 生 徒 に 対 す る 毅 然 と した 態 度 .58 5 48 . 6 02 6 6
国 有 値 14 . 9 6 79 1 1 . 4 3 9 93 ′ 1 .17 44 7
因 子 寄 与 率 (% ) 4 9 . 9 4 . 8 3 . 9 (5 8 . 6 ) 因 子 1 :生 徒 の 活 動 性 因 子 2 :生 徒 の 学 習 姿 勢 因 子 3 :教 師 の 公 平 性
(注)因子負荷畳は、煩雑さをさけるために.40以上を記載した。
れ「生徒の学習姿勢」「教師の公平性」と命名できる。表2の因子1は、因子を構成する項目か ら「生徒の学校内対人関係」と命名できる。因子2、因子3についてもそれぞれ「生徒の学校内
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表2 質問I;項目1〜30の因子分析(中学2年生分)
項 目 内 容 因 子 1 因 子 2 因 子 3 共 通 性
6 . 生 徒 の 学 校 生 活 に対 す る工 夫 . 7 6 50 3 .69 30 4 8 . 上 級 生 と下 級 生 の 信 頼 . 4 7 69 4 .3 162 5 9 . 障 害 を もつ 生 徒 へ の 思 い や り . 5 6 72 5 .40 07 2 10 . 生 徒 の 教 職 員 へ の 感 謝 . 7 6 37 8 .67 47 7 12 . 生 徒 と教 師 の コ ミ ュニ ケ ー シ ョ ン . 6 2 27 8 .45 9 12 13 . 生 徒 と教 師 の触 れ 合 う時 間 の 保 障 . 5 5 15 9 .30 84 8 14 . 生 徒 の 自己 の言 動 に 対 す る 責 任 . 5 0 92 7 .3 1 10 1 17 . 教 師 の 生 徒 に対 す る 毅 然 と した 態 度 .4 99 7 9 .36 93 9 18 . 生 徒 と教 師 の信 頼 . 7 0 46 3 .6 160 2 19 . 生 徒 (生 活 ) 指 導 の 充 実 . 7 0 74 3 .52 9 98 20 . 生 徒 の 教 師 の愛 情 に 対 す る 理 解 . 6 8 83 6 .58 3 1 1 2 . 生 徒 の 学 校 内施 設 の 利 用 度 . 4 75 9 2 .37 87 0 3 . 生 徒 の 自主 的 学 習 態 度 . 7 37 0 1 .55 24 6 4 . 生 徒 の槙 極 的 な 意 見 発 言 . 4 1 47 1 .26 5 83 5 . 生 徒 の 結 極 的 な 行 事 へ の 参 加 . 5 4 86 9 .42 9 17 11 .生 徒の 教 師 の言 動 に 対 す る 理 解 . 4 8. 6 18 .46 82 9 2 2 . 生 徒 の 自己 の学 校 生 活 へ の 工 夫 . 5 46 5 8 .50 16 3 2 3 . 生 徒 の 帯 板 的 学 習 態 度 . 7 39 8 5 .6 126 2 2 4 . 生 徒 の 興 味 ・関 心 の 探 究 . 8 59 9 1 .76 8 23 25 . 生 徒 の 教 師 の 発 問 に 対 す る 横 板 的 反 応 . 4 8 12 9 .30 3 40 26 . 生 徒 の 基 礎 的 な 学 習 知 識 の 習 得 . 6 44 0 2 .42 74 0 27 .生 徒 の 実 験 実 習 の 適 応 性 . 4 94 5 2 .42 75 1 29 .生 徒 の 他 生 徒 に 対 す る 思 い や り . 5 09 3 1 .49 80 4 30 . 生 徒 の 学 校 生 活 内 で の 努 力 . 6 79 5 9 .55 2 43 15 . 生 徒 の え こ ひ い き . 8 170 5 .7 1 16 9 16 .生 徒 へ の 体 罰 . 8 8 98 8 .82 56 5
国 有 値 10 .13 2 93 2 .1 12 95 1 .7 08 3 3
因子 寄 与 率 (% ) 33 . 8 7 .1 5 .7 (46 . 5 ) 因 子 1 :生 徒 の 学 校 内 対 人 関 係 因 子 2 :生 徒 の 学 校 内 諸 活 動 へ の 桔 極 性 因 子 3 :教 師 の 公 平 性
(注)因子負荷量は、煩雑さをさけるために.40以上を記載した。
諸活動への積極性」「教師の公平性」と命名できる。表3の因子1は、因子を構成する項目から
「生徒の学校生活適応性」と命名できる。各学年の因子構造の特徴並びに考察については後述 する。
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表3 質問1;項目1〜30の因子分析(中学3年生分)
項 目 内 容 因 子 1 因 子 2 因 子 3 共 通 性 6 .生 徒 の 学 校 生 活 に 対 す る 工 夫 .7 16 2 0 . 6 34 5 7 8 .上 級 生 と下 級 生 の 信 頼 . 5 4 13 2 . 3 4 8 19 9 .障 害 を もつ 生 徒 へ の 思 い や り . 5 7 58 8 . 4 3 32 8 10 .生 徒 の 教 職 員 へ の 感 謝 .7 3 32 5 . 6 76 0 7 1 1 .生 徒 の 教 師 の 言 動 に 対 す る 理 解 .5 3 15 3 . 5 95 5 6 12 .生 徒 と教 師 の コ ミ ュニ ケ ー シ ョ ン . 5 8 16 2 . 4 0 79 7 13 .生 徒 と教 師 の 触 れ 合 う時 間 の 保 障 . 5 2 56 1 . 3 09 6 5 14 .生 徒 の 自己 の 言 動 に 対 す る責 任 . 7 59 6 5 . 6 18 5 3 17 ,教 師 の 生 徒 に 対 す る毅 然 と した 態 度 − . 4 4 86 0 . 3 7 43 0 18 .生 徒 と教 師 の 倍 額 . 7 0 25 5 . 6 5 76 8 19 .生 徒 (生 活 ) 指 導 の 充 実 . 7 62 2 4 . 60 7 0 7 2 0 .生 徒 の 教 師 の 愛 情 に 対 す る理 解 . 6 177 6 . 5 4 25 3 2 1 .生 徒 の 授 業 の 準 備 . 4 179 8 . 2 26 6 0 2 8 .生 徒 の 学 校 生 活 に お け る 安 全 注 意 . 5 1 76 8 . 44 4 0 0 2 g .生 徒 の 他 生 徒 に 対 す る思 い や り . 6 30 0 4 . 6 15 2 8 2 .生 徒 の 学 校 内 施 設 の 利 用 度 . 5 2 24 7 . 37 9 7 4 3 .生 徒 の 自 主 的 学 習 態 度 . 7 02 3 1 .50 3 08 4 .生 徒 の 績 範 的 な 意 見 発 言 _ 4 3 52 3 . 3 19 7 3 2 2 .生 徒 の 自己 の 学 校 生 活 へ の 工 夫 . 4 8 8 14 .50 163 2 3 .生 徒 の 積 極 的 学 習 態 度 . 6 56 0 8 .52 110 2 4 .生 徒 の 興 味 ・関 心 の 探 究 .7 08 8 5 .59 66 9 2 5 .生 徒 の 教 師 の 発 間 に 対 す る鼓 極 的 反 応 . 4 6 58 2 .33 2 82 2 6 .生 徒 の 基 礎 的 な 学 習 知 識 の 習 得 . 7 0 10 7 .50 9 49 2 7 .生 徒 の 実 験 実 習 の 適 応 性 .6 28 17 .54 7 85 30 .生 徒 の 学 校 生 活 内 で の 努 力 . 6 8 67 0 .58 2 55 15 .生 徒 の え こ ひ い き .76 4 94 .64 9 20 16 .生 徒 へ の 体 罰 .88 36 9 . 8 4 43 9
固 有 値 10 . 9 9 60 5 1 .79 4 9 1 1 . 6 3 35
因 子 寄 与 率 (% ) 3 6 . 7 6 .0 5 . 4 (4 8 .1)
因 子 1 :生 徒 の 学 校 生 活 適 応 性 因 子 2 :生 徒 の 学 習 姿 勢 因 子 3 :教 師 の 公 平 性
(注)因子負荷量は、煩雑ざをさけるために.40以上を記載した。
2.生徒の問題行動についての実態
表4に示すように、まず第一に全体的傾向としては頻繁な私語に代表されるごとく授業中の生 徒の行動に対しての教師の対応の苦慮が感じられる。また勉強に対する大きな不安、職員室・保 健室への過度来室に見られるように、過度の受験競争が生徒の精神面での大きな負担となってい
一177−
表4 質問Ⅱ 生徒の問題行動についての実態
(単位:人)
学 年 中 学 1 年 中 学 2 年 中 学 3 年
性 一別 / 項 目 内 容 男 女 男 女 男 l 女 小 計
L 着 替 え の 服 や 化 粧 品 の 携 帯 3 4 6 2 2 9 8 3 1 2 7
2 .頭 髪 の 違 反 3 3 g 3 4 2 1 6 5 1 3 5
3 .規 定 外 の 制 服 4 3 2 1 3 3 1 3 9 6 1 2 6 1
4 .シ ン ナ ー 等 の 薬 物 乱 用 3 3 3 4 3 5 4 5 2
5 .凰 寿己違 反 行 為 3 2 3 3 3 1 2 9 5 3
6 .風 俗 雑 誌 の 購 入 ・講 読 3 3 4 9 4 7 5 7 1
7 .飲 酒 行 為 3 3 5 5 5 1 7 7 3 1 5 6
8 .喫 煙 行 為 3 g 5 2 1 1 5 5 6 8 6 2 2 2
9 .教 師 へ の 暴 力 行 為 3 3 3 3 3 9 6 5 7
10 .い じ め 7 4 1 1 3 2 8 4 5 1 2 1 7 3
1 1 .器 物 破 損 行 為 8 . 3 7 3 8 1 8 1 1 0
12 .番 長 ・ 不 良 グ ル ー プ 構 成 1 3 4 4 3 3 3 3 0
1 3 .街 の 不 良 と の 交 際 3 3 3 4 8 9 3 0
1 4 .恋 喝 行 為 4 3 】 8 3 1 0 9 4 7
15 .不 法 武 器 携 帯 3 3 1 8 3 8 4 3 9
16 .深 夜 外 出 3 3 1 7 1 5 2 3 8 5 1 4 6
17 .無 断 外 泊 3 3 1 5 1 5 3 2 8 3 1 5 1
18 .授 業 ・行 事 の 無 断 欠 席 3 8 1 0 5 1 4 6 4 6
19 .無 届 け ア ル バ イ ト行 為 3 3 4 3 9 . 8 3 0
2 0 .不 純 異 性 交 遊 3 3 4 4 5 1 2 7 4 6
2 1 .単 独 、1一乗 団 万 引 き 行 為 1 0 8 7 0 1 1 1 7 1 3 1 2 9
2 2 .盛 り 場 で の 夜 明 し 3 3 3 5 3 4 3 7 4 1 7 9
2 3 .金 銭 無 断 持 ち 出 し 4 . 3 5 3 4 4 7 4 1 3 3
2 4 .無 免 許 二 輪 車 暴 走 行 為 3 3 2 6 7 3 4 6 8 1 4 1
2 5 .暴 走 族 の メ ン バ ー ・ 準 構 成 員 3 3 3 3 4 2 6 6 7 5
2 6 .乱 暴 な 言 葉 の 使 用 3 3 4 0 8 1 5 1 8 8 7
2 7 .無 断 欠 席 ・ 無 断 長 期 欠 席 1 8 1 6 1 4 2 1 7 4 4 g 1 9 2
2 8 .頻 繁 な 私 語 1 0 7 6 4 1 1 2 1 0 3 6 6 6 3 5 1 5
2 9 .授 業 の 進 行 妨 害 8 3 3 5 3 2 5 9 1 0 1
3 0 .異 常 な 寡 黙 5 1 4 1 2 i O 8 7 4 6
3 1 .口 先 だ け の 言 動 1 2 7 6 5 6 6 3 6 2 9 2 1 5
3 2 .他 人 の 失 敗 の 吹 聴 2 5 7 7 6 6 5 3 6 4 9 2 5 8
3 3 .運 動 の 不 得 手 ・ 動 作 の 鈍 さ 2 1 1 0 1 8 2 3 6 1 6 6 1 9 9
3 4 .頻 繁 な ウ ソ 8 5 4 3 3 9 4 2 6 1 1 9 8
3 5 .一 つ 以 上 の 成 績 の 悪 い 教 科 7 0 5 0 1 1 8 1 1 4 8 0 7 1 5 0 3
3 6 .頻 繁 な 指 し ゃ ぶ り ・爪 か み 5 6 4 9 6 3 4 4 5 1 9 0
3 7 .− 人 だ け で の 行 動 6 4 1 0 1 6 1 8 4 9 1 0 3
3 8 .頻 繁 な 遅 刻 ・ 早 退 8 1 0 2 7 4 3 9 6 1 0 0 2 8 4
3 9 .多 動 ・注 意 欠 如 3 3 1 3 4 5 2 3 5 1 6 0 2 2 5
4 0 .職 員 室 ・保 健 室 へ の 過 度 来 室 4 2 4 1 9 1 3 7 1 1 0 6 4 3 8 5 4 1 .勉 強 に 対 す る 大 き な 不 安 1 4 1 5 7 2 1 0 6 4 g 1 2 0 3 7 6
4 2 .眼 や ほ ほ の 不 自 然 な 動 き 6 6 1 3 5 4 8 5 3 1 4 0
4 3 .友 人 関 係 の 希 薄 さ ・ 欠 如 2 0 1 9 2 3 2 0 1 7 4 4 1 4 3 4 4 .頭 痛 ・腹 痛 ・ 下 痢 症 状 の 多 発 1 3 1 5 3 8 4 4 7 1 4 1 1 5 8
4 5 .粗 雑 な 行 動 2 6 2 4 2 7 7 1 4 8 7 6 2 7 2
4 6 .異 常 な 固 執 8 1 4 5 3 8 5 3 9 7 7 2 7 6
4 7 .金 づ か い の 荒 さ 6 3 3 8 3 1 0 5 6 5
4 8 .教 師 や 大 人 へ の 異 常 な 恐 怖 感 3 3 2 3 3 4 5 4 1
4 9 .異 常 な 劣 等 感 の 強 さ 3 3 3 4 3 4 1 1 1 2 9 7
5 0 .両 親 に 対 す る 異 常 な 妹 悪 3 1 3 6 5 − 1 5 2 1 1 1 1 2 8
合 計 6 8 0 4 7 5 1 4 2 4 1 4 4 9 1 7 4 3 2 0 6 5 7 8 3 6
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る傾向も兄い出せるであろう。第二に学年別の合計を比較すると学年があがるにつれて、1155人、
2873人、3808人というように合計人数が増加している。これは学年があがるにつれて学校生活に 憤れ、人間関係も複雑になり、進学・就職が身近にせまり、一種のストレスというべき心的わだ かまりが、行動化に結びついた結果と考えられる。第三に性別の比較をすると、中1のときは男 680人、女475人というように男子の方が人数は多いが、中2になると男1424人、女1449人とい うように男女ともほとんど同じ人数になり、中3になると男1743人、女2065人というように女子 の方が多くなる。学年差、性別差の顕著な項目には頻繁な私語、一つ以上の成績の悪い教科、職 員室・保健室への過度来室、勉弓釦こ対する大きな不安等があるが、これらの結果について検討し 考察を後述する。
3.中学校における生徒指導の実態・養護教諭の役割について
各質問項目に対して自由記述法により回答を依頼し、内容別に分類化したものを表5に示す。
各質問項目、(1)生徒指導における生徒指導主任との協力・連絡、(2)生徒指導における学校と家庭
(両親)との協力・連絡、(3)生徒指導における養護教諭の役割、(4)−a生徒の問題行動に対する 学校内の指導・予防、(4トb生徒の問題行動に対する学校と学外の諸機関との協力・連絡、とも
9つのカテゴリーに分類できた。各質問項目についての考察は後述する。
Ⅲ.考 察
1.生徒指導主任の学校生活内での生徒の態度についての認識
学年間の因子の構造を見ると、ほぼ似かよっているようだが、次の点に差異があるように思わ れる。
まず第一に各学年の因子1については、中1では項目数20、寄与率49.9%でともに他の因子に 比べて非常に大きいが、中2では項目数10、寄与率33.8%と両者とも小さくなり、中3になると 項目数15、寄与率36.7%というように再び大きくなっている。これは、新入生である中1にはい ろいろな観点からの指導がなされているが,学校生活に慣れてきた中2は、学校生活については 自主性に任されており、進学・就職を控えた中3では、少しまた生徒指導における配慮が大きく なっているものと考えられる。また、各学年の各因子の寄与率に注目すると、各学年とも因子1 の寄与率が圧倒的に大きい。これは現在の生徒指導の重点が学習に対する不安の指導よりも生徒 の学校における生活面におかれているからだと考えられる。
第二に、各学年の因子2についてみると、中1では特に教科学習面が強調されているが、中2 では、他生徒へのおもいやりとか教師の言動に対しての共感等の、いわゆる社会学習面にも重点 がおかれている。しかし中3では再び教科学習面に重点がおかれているのは、進学・就職への準 備に傾いているからだと考えられる。
第3に、各学年の因子3については、中1のみ15、16、17の3項目はいっているが、これ以外 は各学年とも質問項目15,16の2項のみである。これは「教師の毅然とした態度」の意味が、中
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表5 質問Ⅱ 中学校における生徒指導の実態・養護教諭の役割についてのカテゴリー分類
分 類 l 各 質 問 項 目 / 各 カ テ ゴ リ ー ・ 内 容 ○ ▼ i X 2
(1) i 生 徒 指 導 に お け る 生 徒 指 導 主 任 と担 任 との 協 力 ・遠 路
1 . 学 校 側 の 情 報 公 開 ・情 報 案 内 6 5 2 1 **
2 二 担 任 と 生 徒 指 導 連 携 での 問 題 処 理 3 7
5 5 2 0 3 0 2 4
2 1 5 3 5 3 3 壬 ‖
…芸i
*
3 . 家 庭 へ の 連 絡 1球
4 . 家 庭 訪 問 ・両 親 来 校 **
5 . 本 人 と の 話 し合 い 等 に よ る 即 時 対 応 *
**
6 . 日頃 か らの 担 任 に よ る槙 径 的 な は た ら きか け 7 . 職 員 会 議 ・職 員 朝 礼 で の 検 討
8 . 生 徒 の 自 主 申 告 ・生 徒 指 導 用 報 告 用 紙 記 入 ・担 任 観 察 ノ ー ト 5 5 3
9 . 教 師 ・P T A の 学 校 内 外 及 び地 域 の 巡 回 6 .5 2 **
(2 ) l 生 徒 指 導 に お け る学 校 と家 庭 (両 親 ) との 協 力 ・連 絡
1 . 学 校 側 の 情 報 公 開 ・情 報 塞 内 14 4 4 **
2 . 担 任 と 生徒 指 導 連 携 で の 問 題 処 理 1 1 4 7 **
3 . 家 庭 へ の 連 絡 3 5 −2 3 *
4 . 家 庭 訪 問 ・両 親 来 校 3 5 I 23 *
5 . 地 域 の 健 全 な る青 少 年 育 成 の コ ン サ ル テ ー シ ョ ン と して の 学 校 7 5 1 **
6 . P T A と の 協 力 13 4 5 **
7 . 保 護 者 懇 談 会 ・三 者 懇 談 会 1 1 4 7 **
8 . 教 育 相 談 ・カ ウ ンセ リ ン グ ・本 人 及 び 両 親 と の 話 し合 い ・指 導 7 5 1 **
9 . 校 外 巡 回 3 5 5 **
(3 ) l 生 徒 指 導 に お け る 養 護 教 諭 の 役 割
L ・−責 苦 教 諭 に よ る及 育 相 談 ・カ ウ ンセ リ ン グ 14
2 9 2 4 6 2 1 3
i 4 4 2 9 3 4 5 2
;4 5 5 6
**
**
**
**
2 . 養 護 教 諭 と担 任 と の 協 力 ・連 携 3 . 発 語 教 諭 と生 徒 指 導 との 協 力 ・連 携 4 . 保 健 宅 使 用 (担 任 ) 許 可 制 5 . 保 櫨 室 閉 鎖
6 . 保 健 室 ・養 護 教 諭 活 動 内 容 再 考 慮 中
7 . 保 健 室 学 校 内 心 的 避 難 場 所 5
4 g
机 8 . 養 護 教 諭 に よ る身 体 面 陸 康 管 理 ・身 体 測 定 の み 重 視
9 . 特 に何 も して い な い ・乗 護 教 諭 未配 置
(4 )− a l 生 徒 の 問 題 行 動 に 対 す る学 校 内 の指 導 ・予 防
1 . 全 職 員 の 意 志 統 一一 に よ る 生 徒 指 導 実 践 26 3 2 I
l **
2 . 生 徒 の 立 場 を考 慮 し て ・生 徒 の 身 に な っ て の 生 徒 指 導 実 践 1 5 I 4 3
3 . 家 庭 訪 問 ・両 親 来 校 ・家 庭 連 絡 7 5 1 **
**
4 . 学 校 ・教 師 か ら の 生 徒 に 対 す る前 極 的 な は た ら き か け 2 6 3 2 5 . 生 徒 会 活 動 ・朝 会 ・学 級 会 等 の 特 別 活 動 や 道 徳 教 育 の 充 実 1 3 4 5 6 . 課 外 活 動 へ の 全 員 参 加 ・ク ラ ブ活 動 ・学 校 行 事 の 充 実 10 4 8 **
7 . 生 徒 の 自 主 性 尊 重 ・生 徒 の 人 格 尊 重 1 9 3 9 **
8 . 校 外 ・登 下 校 指 導 及 び 校 外 巡 回 1 0 4 8 **
9 . 校 則 ・き ま りの 再 検 討 5 5 3 **
(4 )一 b i 生 徒 の 問 題 行 動 に 対 す る学 校 と学 外 の 諸 機 関 との 協 力 ・連 絡
1 . 児 毒 相 談 所 ・福 祉 事 務 所 との 連 絡 ・協 力 2 1 .3 7 i *
* 2 . 補 導 ・教 育 セ ン タ ーや 教 育 委 員 会 との 連 絡 ・協 力 2 4 3 4 3 . 地 元 警 察 署 の 防 犯 係 や 少 年 課 と の情 報 交 換 並 び に 家 庭 裁 判 所 の 措 置 2 3 3 5
4 . 地 域 の成 人 ・陳 諸 君 の 協 力 依 頼 5 5 3
5 . 中 高 連 絡 会 の 参 加 ・他 校 との 協 力 18 4 0 **
6 . P T A ・保 護 者 育 成 会 の 積 極 的 な活 動 10 4 8 **
7 . 地 域 の 巡 回 指 導 3 5 5 l **
8 . 非 行 防 止 P R ・キ ャン ペ ー ン 1 5 7 **
9 . 各 家 庭 内 で の 指 導 依 頼 1 5 7 1 **
(注1) ○ 各カテゴリー一にあてはまる学校数 ▼ 各カテゴリーにあてはまらない学校数
(注2) *p<.05 **p<.01
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1では教師の生徒に対する『しつけ』的な意味をもつのに対して、中2、中3では生徒の教師に 対しての認知傾向、つまり『生徒から見た教師像』的な意味をもっためと考えられる。また、因 子の構造から各学年とも生徒をえこひいきする教師は、体罰を加える可能性が高いということも 考えられる。
2.生徒の問題行動についての実態
表4から明らかなように、最も多いのは頻繁な私語(項目28)であり、授業の進行妨害(項目 29)を含めると 616名(男321、女295)で全問題行動の約8%を占めている。これは教師の授 業のやりにくさを象徴し、学習に対する生徒の興味の乏しさを示している。次に注目されるのは 勉強に対する大きな不安(項目41)が376名(男135、女241)、5%であり、学年があがるに つれて増加してくることである。学習への興味の乏しさとの関連で考えなければならない実態で ある。職員室・保健室への過度来室(項目40)が385名(男243、女142)、5%と比較的高い ことと結びつく。受験戦争の中での生徒の苦しみを浮きぼりにしていると考えられる。
飲酒行為(項目7)、喫煙行為(項目8)、器物破損行為(項目11)、深夜外出(項目16)無断 外泊(項目17)、単独・集団万引き行為(項目21)、盛り場での夜明し(項目22)、金銭無断持ち 出し(項目23)等の問題行動を合わせると1226名(男529、女697)、16%であり女子が男子に 比べて多いことが注目される。特に、深夜の外出、無断外泊、盛り場での夜明しで中2、中3女 子が圧倒的に多いことに驚かされる。女子の非行化問題は、今後の生徒指導の大きな課題であろ
う。
いじめ(項目10)は173名(男122、女51)、2%と以外に少ないが、教師の目がとどかない ところでおこっているために発覚していないだけであり、実際にはもっと重点がおかれるべき問 題であると考えられる。
両親に対する異常な嫌悪(項目50)が128名(男89、女39)、2%弱みられるが、思春期をむ かえて親からの自立が問題になるべき時期であり、生徒指導の立場からの十分な配慮が望まれる。
3.中学校における生徒指導の実態・養護教諭の役割について
質問1は生徒指導における生徒指導主任と担任との協力連絡であるが、やはり両者連携での問 題処理が一番頻出度が高く、次いで日頃からの担任による積極的なはたらきかけ、職員会議・職 員朝礼での検討と続く。このことからして一応、生徒指導主任と担任との協力・連絡体制は確立 されていると考えられる。しかし一方では年々生徒の問題行動が複雑化しているので、なお一層 の協力・連絡体制の確立が望まれる。質問2は生徒指導における学校と家庭(両親)との協力・
連絡であるが、これもやはり家庭への連絡、家庭訪問・両親来校がともに同じく高い頻出度であ る。学校と家庭の連絡を密にとり、両者の信頼関係ができることが重要である。
質問3は生従指導における養護教諭の役割であるが、養護教諭が生徒指導主任あるいは担任と 協力・連携ができている学校が、それぞれ約半数近く見られる。しかし、一方で保健室の使用に あたっては許可制を取っていたり、学校によっては保健室閉鎖をしているところもあり、生徒指
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導の中で養護教諭が何らかかわっていなかったり、あるいはかかわれなかったり、学校によって は養護教諭が配置されていなかったりするところもある。また養護教諭による教育相談やカウン セリングが実施されていたり、保健室・養護教諭の役割について再検討し、将来的視野にたって の熟考を重ねている学校もあり、生徒指導の中での養護教諭の重要性がますます高まっていくも のと考えられる。
質問(4トaは生徒の問題行動に対する学校内の指導・予防である。日頃からの全職員の意志統 一による生徒指導実践が必要であると考える。教職員の間で指導の際に相違があっては何も効果 を生み出さず、かえって生徒に反感を持たせ混乱を招く原因になってしまいかねない。
質問(4)−bは生徒の問題行動に対する学校と学外の諸機関との連絡・協力である。大多数の学 校が少なくとも一つは学外の機関との協力・連絡を実践しており、また所属の地域、校区の人達 との協力を密にしている学校もあった。より一層諸機関との協力・連絡を密にすることが大切で ある。
ま と め
中学校に塾ナる生徒指導の特徴として、奈良県に限らず全国的に言えることであるが、授業中 の生徒の私語の頻繁さが授業進行の妨げになっていることは自明のことであり、学力低下につな がり、これが結果的に勉強に対する大きな不安になっている可能性が高いであろう。生徒指導と しての取り組みが望まれる。また、養護教諭による保健室でのカウンセリングは現在制度化され ていないが、米国のようなスクールカウンセラー制度のないわが国においては、今後養護教諭に よるカウンセリングの果す役割は大きなものとなるであろう。
引 用 文 献
1)『生徒指導の手びき』:p.7 文部省1965.
2)Wickman,E.K.:Children s behavior and teacher s attitude,The common Wealth