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平成28年3月25日 長崎市│監査等の結果

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(1)

長崎市監査公表第10号

地方自治法第199条第7項の規定に基づき監査を実施したので 同条第9項の規定によ その結果に関す 報告を公表します

成28 3月25日

(2)
(3)

平成 27 年度

財政援助団体等監査

公益財団法人長崎市体育協会

市民局市民生活部スポーツ振興課

(4)
(5)

- 1 -

第1 監査の種類

財政援助団体等監査

第2 監査の対象

団体名称 所管部局 所管課

公益財団法人長崎市体育協会

市民局

市民生活部

スポーツ振興課

第3 監査の期間

平成 27 年 9 月 1 日から平成 28 年 3 月 14 日まで

第4 監査の範囲

平成 26 年度の財政援助等(出捐、補助金)に係る出納その他の事務

第5 監査の方法

出納及びその他の事務の執行が適正に行われているかについて、関係書類を抽出に

より検査照合するとともに、関係職員から説明を聴取し、現地調査を行った。

第6 監査の結果

(6)

- 2 -

1 団体の概要

( 1) 設立及び目的について

公益財団法人長崎市体育協会(以下「体協」という。)は、任意団体「長崎市体

育会」が、長崎市(以下「市」という。)からの出捐金などをもとに平成 2 年 12 月

に「財団法人長崎市体育協会」となったもので、平成 26 年 4 月から公益財団法人

に移行し現在に至っている。

体協は、市民の体力向上と健康増進に寄与することを目的として、市におけるス

ポ−ツの普及・振興等に関する事業を行っている。

( 2) 事業について

主な事業は、次のとおりである。

ア 加盟団体の育成強化と連絡調整に関する事業

イ スポーツ大会及びスポーツ教室の開催等スポーツの普及、競技力向上に関

する事業

ウ スポーツ大会への選手の派遣に関する事業

エ 指導者の資質の向上に関する事業

オ スポーツの調査研究及び広報活動に関する事業

カ スポーツ功労者の表彰に関する事業

キ 市営スポーツ施設等の管理運営の受託に関する事業

ク 物品販売事業(自動販売機事業)

(7)

- 3 -

( 3) 組織について

体協の組織は、次のとおりである。(平成 27 年 4 月 1 日現在)

注 事務局職員数 6 人の内訳は、元市職員 1 人、嘱託職員 5 人である。

2 財政援助等の内容

( 1) 出捐金

体協の基本財産は、平成 27 年 3 月 31 日現在 1 億円で、そのうち市の出捐金は 6, 000

万円、比率は 60%である。

( 2) 補助金

ア 長崎市社会体育振興費補助金

市は、社会体育の振興を図るため、各種体育大会に参加する個人若しくは団体

又はこれらを集約する団体及び体育大会を開催する団体に対し、長崎市社会体育

振興費補助金交付要綱に基づき補助金を交付することとしており、体協に対して

次の補助金を交付している。

( ア) 社会体育選手派遣費補助金(以下「派遣費補助金」という。)

本補助金は、体協が実施している国民体育大会出場選手等への派遣費補助事

業に要する経費に対して交付している。 (平成 26 年度 153 万 3, 000 円)

理事会【19 人】

会 長 ( 1 人) 副 会 長 ( 1 人) 理 事 長 ( 1 人) 専務理事 ( 1 人)

理 事 ( 15 人)

評議員会【48 人】

事務局【6 人】

事務局長 ( 1 人) ※ 専務理事兼務

事 務 所 ( 2 人)

長崎市民体育館トレーニング室 ( 3 人)

監 事【2 人】

加盟団体【48 団体】

専門委員会【50 人】

競 技ス ポ ーツ 委員 会 ( 9 人) 市 民ス ポ ーツ 委員 会 ( 10 人)

施 設 運 営 委 員 会 ( 11 人)

広 報 委 員 会 ( 9 人)

長崎市スポーツ少年団本部委員会 ( 11 人)

(8)

- 4 -

( イ) 競技力向上対策費補助金(以下「競技力向上補助金」という。)

本補助金は、体協が実施している競技力向上対策補助事業に要する経費に対

して交付している。 (平成 26 年度 489 万 836 円)

イ ジュニアスポーツ競技力向上対策費補助金

市は、ジュニア層のスポーツ競技力の向上を図るため、ジュニアスポーツ競技

力向上対策事業を行う体協に対し、ジュニアスポーツ競技力向上対策費補助金交

付要綱に基づき、当該事業に要する経費に対して補助金を交付している。

(平成 26 年度 1, 510 万 4, 436 円)

ウ 長崎市体育協会補助金(以下「体協補助金」という。)

市は、体協の事務局運営費の補助として、事務局長と嘱託職員 1 名の人件費及

び長崎県体育協会に支出する負担金に対して補助金を交付している。

(平成 26 年度 786 万 2, 753 円)

3 監査の結果

出捐及び補助金に係る出納その他の事務について、次のとおり改善、留意を要する

事項が見受けられた。

また、軽微な事項については、口頭で指導したので記述を省略した。

[ スポーツ振興課]

( 1) 補助金交付要綱の整備について

市が体協に交付する補助金は補助金交付要綱に基づき交付される。補助金交付要綱

について、次のような不備が見受けられた。

ア 個別の補助金交付要綱がないもの

体協補助金については、個別の補助金交付要綱が定められておらず、補助金に係

る基本的事項を規定した長崎市補助金等交付規則のみを根拠として交付していた。

イ 補助金を交付するための要件に関する規定がないもの

市は、長崎市社会体育振興費補助金交付要綱の別表において、補助金交付の対象

となる種別及び補助額が、国体選手派遣費や競技力向上対策費について定められて

いることを根拠に、体協に対し派遣費補助金や競技力向上補助金を交付しているが、

同交付要綱本文に、体協に対してそれらの補助金を交付するための要件を定めた規

定がない。

ウ 補助額算定に関する具体的な定めがないもの

上記のとおり競技力向上補助金については、長崎市社会体育振興費補助金交付要

綱の別表を根拠として交付しているが、その別表には補助額は「予算の範囲内で、

(9)

- 5 -

補助金交付要綱は、補助金の目的、対象を明確にし、交付の要件、手続きを明示

することにより適正な補助金交付事務を行うためのものであり、原則として個別に、

かつ誰が見ても補助対象経費の範囲、補助率、補助限度額等がわかるように具体的に

定められている必要がある。

体協補助金については個別の補助金交付要綱を早急に整備するとともに、派遣費

補助金及び競技力向上補助金については、体協に補助金を交付するための要件をそれ

ぞれ具体的に定められたい。さらに、競技力向上補助金については補助率、補助限度

額等も具体的に定められたい。

( 2) 補助金審査のあり方について

派遣費補助金、競技力向上補助金及び体協補助金について、市は体協から提出され

た補助事業等実績報告書に添付されている収支計算書等を確認するのみで、その裏づ

けとなる関係帳票等の確認を行わず、補助の対象として妥当かどうか、補助対象経費

の額に誤りがないかどうかの審査をしないまま補助金の額を確定し交付していた。こ

のことにより、事務局長の人件費に係る補助金申請の誤りに気づくことなく、体協補

助金が過少に交付されている事例が見受けられた。

支出内容を関係帳票等で確認し、補助の妥当性や正確性について十分な審査を行う

など適正な補助金交付事務を行われたい。

( 3) 請求書及び概算払精算書の受領について

市は、体協から補助金交付申請書を受け取る際、同時に請求書も受け取っていた。

同様に補助事業等実績報告書を受け取る際、同時に概算払精算書も受け取っていた。

また、これらの請求書や概算払精算書には請求日や精算日が記載されていなかった。

不適正な経理処理につながるおそれがあるので、それぞれ請求日や精算日を記載さ

(10)

- 6 - (監査委員の意見)

監査結果の報告に添えて監査委員として次のとおり意見を述べる。

1 茂里町高架下占用駐車場(以下「占用駐車場」という。)の占用許可について

体協は、市道川口町茂里町 2 号線高架道路下を平和公園運動施設利用者(以下「施

設利用者」という。)用駐車場として市から占用許可を受け、駐車場事業を行ってい

る。この駐車場事業については、体協の目的及び事業に賛同する個人又は団体を対象

に賛助会員を募り、会費を徴収する代わりに会員特典として占用駐車場を無償で利用

させ、会費による利益の一部をジュニアスポーツ対策事業、スポーツ教室開催事業等

の自主事業の財源に充てている。

一方、占用駐車場については、平成 24 年 11 月に長崎市外郭団体等経営検討委員会

から提出された最終報告書の中で、適正かつ合理的な土地利用について検討していく

べきであるとの提言が出されている。これを受けて、市は検討を行い、この占用駐車

場は施設利用者の駐車場として活用されておりスポーツ振興に寄与していること、ま

た、体協が駐車場の収益を得ることにより市の補助金の削減にもつながっていること

から、当面は現行の利用を継続することとしている。

しかしながら、この検討結果は、体協に継続して占用させることの適正性について

検討しただけにとどまっており、現行以外の合理的な土地利用について具体的な検討

がなされたものにはなっていない。

市は、占用駐車場について、利用対象者の範囲の拡大や利用料金の妥当性等を検証

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