調査結果報告書
第10回
くすりと製薬産業に関する生活者意識調査
2016年10月
はじめに
日本製薬工業協会(製薬協)広報委員会では、一般生活者を対象として、く
すりや製薬産業に対する意識調査を
1996 年から行っており、今回は 10 回目の
調査となります。
2016 年 6 月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針 2016(骨太
方針
2016)」にもありますように、近年、医療を取り巻く環境や生活者自身の
健康への意識は変化し、
「医療の見える化」がキーワードとなり、家族やご自身
が健康に生活するために必要な情報を求める傾向が強くなってきています。
今回の調査でも引き続き、製薬産業の社会的必要性や技術力、新薬の研究開
発への熱心さに対しては高い評価をいただきました。また、製薬産業への信頼
度につきましても、引き続き
80%以上の高い評価となりましたが、依然として、
利益優先、情報が非公開など多数の意見もいただいております。製薬産業や製
薬会社に対して期待することの最上位にある「よく効く薬・早く効く薬を作っ
てほしい」、「安全な薬・副作用の少ない薬の開発」といった患者さんやご家族
の期待に応えられるよう、今後、さらなる取り組みが求められています。
製薬協は、研究開発志向型の製薬会社
73 社(2016 年 7 月現在)が加盟する
任意団体です。患者さんにとって価値のある革新的な新薬の研究開発を通じて、
世界の医療に貢献していきたいと考えています。
「健康長寿社会の実現」「経済成長への寄与」「科学技術の発展・波及」「グロ
ーバルヘルスへの寄与」などの重要な課題を解決し「生命関連産業としての使
命」を果たしていく上で、くすりや製薬産業に対してより理解を得ることが必
要であり、
「情報の公開・提供」を中心とする双方向のコミュニケーションが重
要です。
「世界の医療に貢献する産業」を実現し、製薬産業が
21 世紀のリーディング
産業としてより一層認知されるよう、今回の調査結果を今後の活動に反映させ
ていきたいと考えています。ぜひ、この報告書をご一読いただき、皆様から多
くのご教示をいただければ幸いです。
2016 年 10 月
日本製薬工業協会
広報委員会
I 調査実施要領
1. 調査目的 7 2. 調査設計 7 3. 回収結果 7 4. 回答者のプロフィール 7 5. 調査結果の見方 8II 調査結果の要約
11III 調査結果の解説
第1章 処方薬の情報とイメージ
1. 処方薬についての説明 (1)医師・薬剤師からの説明程度【問3】 21 (2)説明の内容【問3-1】 22 (3)患者側からの質問実態【問4】 23 (4)質問の内容【問4-1】 24 (5)質問しなかった理由【問4-2】 25 (6)医師・薬剤師からの説明満足度【問5】 26 2. 処方薬の誤使用実態 (1)医師の指示遵守度【問11】 27 (2)処方薬の誤使用経験【問14】 28 3. 副作用の経験・認識 (1)副作用の経験【問13】 30 (2)副作用を経験した時の対応【問13-1】 31 (3)副作用への関心【問12】 32 4. 処方された薬のメーカー名の認知意向 (1)処方された薬のメーカー名の認知意向【問8】 33 (2)処方された薬のメーカー名を知りたいと思った理由【問8-1】 34 (3)処方された薬のメーカー名の認知度【問9】 35 (4)処方された薬のメーカー名の認知経路【問9-1】 36 5. 入手したい処方薬情報 (1)入手したい処方薬情報【問17】 37 (2)医師・薬剤師以外からの処方薬の情報源【問16】 38 (3)インターネットの情報入手先ホームページ【問16-1】 39 (4)「くすり相談窓口」の認知【問16-2】 40 (5)「くすり相談窓口」の認知経路【問16-3】 41 (6)「くすり相談窓口」の利用【問16-4】 42 (7)「くすり相談窓口」の利用状況と満足度【問16-5、問6、問7】 43 (8)「新薬」と「ジェネリック医薬品」の認知と服用薬についての認識【問10、問10-1】 44 (9)「新薬」と「ジェネリック医薬品」の選択意向【問10-2】 45 (10)「新薬」と「ジェネリック医薬品」の選択理由【問10-3】 46 6. 処方薬のイメージ (1)処方薬のイメージ【問15】 47 (2)処方薬の信頼感【問15-(7)】 49 (3)処方薬の信頼感に与える要因分析【問15-(7)】 51 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・目 次
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1. 製薬産業のイメージ (1)製薬産業のイメージ【問20】 55 (2)製薬産業に対する信頼感【問21】 57 (3)重回帰分析による製薬産業の信頼感形成要因分析【問20】 59 (4)信頼する理由、不信の理由【問21-1自由意見】 60 2. 製薬産業を知るための情報源 (1)製薬産業を知るための情報源【問22】 61 (2)製薬産業からの情報入手意向【問23】 63 (3)製薬産業(会社)から入手したい情報【問23-1】 64 3. 新薬開発・治験についての意見、考え方 (1)新薬開発についての意見【問24】 66 (2)新薬創出の業務連携に関わる金銭支払い及びその公開の認知【問25、問26】 69 (3)新薬創出の業務連携に関わる金銭支払い公開の評価【問27】 70 (4)治験の認知度【問28】 71 (5)治験の認知経路【問28-1】 72 (6)治験に対する考え方【問29】 73 (7)治験への参加意向【問30】 75 (8)治験に参加してもよい理由/参加したくない理由【問30-1/問30-2 】 76 4. 製薬産業や製薬会社への期待 (1)製薬産業や製薬会社に対して期待すること【問31自由意見】 77 (2)どのような病気に効く薬を作って欲しいか【問32自由意見】 78 (3)どのような薬を作って欲しいか【問33自由意見】 79第3章 生活者の健康と薬・医療とのかかわり
1. 健康状態と受診経験 (1)健康状態【F5】 83 (2)受診経験【問1-(1)*(2)】 84 (3)処方薬の服用経験【問2】 85 (4)かかりつけ薬局の有無【問6】 86 (5)利用している薬局に対する要望【問7自由意見】 87 2. 「患者参加型医療」に対する認識 (1)「患者参加型医療」の認知【問18】 88 (2)「患者参加型医療」に必要なこと【問19】 89IV 使用した調査票
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医療用医薬品や製薬産業(会社)に対する患者・生活者の理解や認識の実態を把握し、医薬品や製薬 産業に対する信頼感を高めるための広報活動の基礎資料とする。今回は2015年(平成27年)調査に続く 第10回目の調査である。2. 調査設計
①調査地域 首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県) 京阪神圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県) ②対象 満20歳以上の男女(ただし、医療関係者・製薬企業従事者などは除く) ③標本数 2,000人 ④抽出方法 インターネット調査用パネルより無作為抽出 ⑤調査方法 インターネット調査 ⑥調査期間 2016年(平成28年)6月24日~29日 ⑦調査機関 GMOリサーチ株式会社 ※第5回調査までは訪問留置記入依頼法で調査を実施。第6回調査より調査手法をオンライン調査へ変更
3. 回収結果
全配信数 324,871 100.0% 16,014 4.9% 308,857 95.1% 調査参加者数 2,342 0.7% 1,607 68.6% 735 31.4% 回収サンプル数 2,000 0.6% 1,276 63.8% 724 36.2% ※14. 回答者のプロフィール
①地域別 総数 東京都区部 横浜市・ 川崎市 その他 首都圏 大阪市 京都市・ 神戸市 その他 京阪神圏 調査結果 2,000 13.7% 12.7% 39.9% 6.5% 4.4% 23.0% 推定母集団 58,843,031 13.2% 14.5% 36.1% 7.6% 8.4% 20.2% ※1 ②性別 総数 男性 女性 調査結果 2,000 48.8% 51.3% 推定母集団 58,843,031 48.8% 51.2% ※1 ③年代別 総数 20代 30代 40代 50代 60代 70歳以上 調査結果 2,000 14.5% 17.1% 16.5% 17.5% 15.9% 18.6% 推定母集団 58,843,031 13.2% 16.6% 19.3% 14.3% 16.1% 20.5% ※1 ※1 「平成27年1月1日住民基本台帳年齢階級別人口」参照 全体 首都圏 京阪神圏④職業別 農 林 漁 業 商 工 ・ サー ビ ス 業 自 由 業 経 営 ・ 管 理 職 専 門 技 術 職 ・ 教 員 事 務 職 労 務 職 販 売 ・ サー ビ ス 職 パー ト ・ ア ル バ イ ト 専 業 主 婦 学 生 年 金 ・ 恩 給 生 活 者 そ の 他 無 職 2,000 0.2% 5.8% 3.4% 4.2% 4.4% 13.2% 4.2% 3.7% 12.2% 23.6% 2.4% 12.5% 10.5% ⑤家族構成別 調査結果
5. 調査結果の見方
用語 ・基数 実数値。グラフや数表中の( )内の数値で、%値算出の際の母数。 一部、「調査数」「N」「n」などで表示しているところもある。 ・本問と付問 「本問」は、回答者全員を対象とした質問。「付問」は、本問に関連した質問で、 本問の回答結果により回答する人を限定した質問。「問13-1」のように、本問の 番号の後に-(ハイフン)で続けて番号が記している場合は付問であることを示す。 ・全体 16年または15年、14年、12年、10年と表示。「本問」または「付問」の回答者全員の 単純集計結果であることを示している。 ・属性別と要因別 クロス集計における「属性別」とは、性別や年代別のように回答者の特性を表す質問 (一般的にフェイスシートと呼ばれている)を分析軸(表側)にした場合の表現。 「要因別」は、「属性別」以外の意識、実態質問を分析軸(表側)にした場合の表現 (一般的には質問間クロスと呼ばれている)である。 ・複数回答 質問に対し、複数の回答を認めたもので、%値の合計は100%を超えることが多い。 数値 ・%値 基数を100%とし、原則としては小数第2位を四捨五入して少数第1位まで表示した。 四捨五入していることから合計が100%にならない場合がある。また、グラフ中で数値 の低いものについては数値を表記していない場合がある。また、2つ以上の選択肢の %を加える場合、実数から再算出するので、表示上の%を加算した数値と一致しない ことがある。 ・0、-、無印 %値が0、または0.05に満たなかったものを表示。 4.2% 1.5% 2,000 1人住まい世帯 16.7% 総数 自営業・家族従業員(9.4%) 勤め人(41.8%) 27.2% 50.5% 総数 親と子と孫の3世代世帯 その他(48.9%) その他 夫婦だけ世帯 2世代世帯親と子の■ 医療関係者から処方薬についての説明を受けた人の割合は前回より減少しているが、説明満足度 は90%以上の高い満足度をキープ。 ・説明実施率 93.4%(1.5ポイント減) ・説明満足度 91.6%(0.5ポイント減) ■ 副作用経験率、副作用関心度は前回より微増。 ・副作用経験率 38.2%(0.3ポイント増) ・副作用関心度 59.7%(0.4ポイント増) ■ 処方された薬のメーカー名の認知意向率、認知率はともに増加。 ・認知意向率 32.3%(3.0ポイント増) ・認知率 「全て知っている」+「大体知っている」・・・23.9%(1.7ポイント増) 「全く知らない」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35.9%(0.2ポイント増) ■ 入手したい処方薬情報上位は 「薬の副作用」「薬の効能・効果」「薬の種類・成分・特長」「薬の飲み合わせの注意」 医療関係者からの説明上位は 「薬の服用方法」「薬の効能・効果」「薬の種類・成分・特長」 患者側の情報ニーズとのギャップが大きいのは 「薬の副作用」「薬の飲み合わせの注意」 ■ 処方薬の情報源は「インターネット(ウェブサイト)」が圧倒的に多い 「インターネット(ウェブサイト)」での情報入手率が高いのは60代 ■ 製薬会社の「くすり相談窓口」の認知は19.0%。利用者満足層の割合は91.1% ・認知経路 「インターネット」58.0% (認知者ベース) ・利用率 14.8% (認知者ベース) ・利用理由は「くすりに関しては製薬会社が十分情報を持っている」64.3%(利用者ベース) ・問い合わせ内容上位は 「効能・効果」「成分・特徴」「副作用」「服用方法」「飲み合わせの注意」(利用者ベース) ・対応満足度 「とても満足」39.3% 「まあ満足」51.8%(利用者ベース) ■ 「新薬」「ジェネリック医薬品」の認知 90.2%(1.2ポイント減) 服用薬が「新薬」か「ジェネリック医薬品」かの認知 79.9%(2.0ポイント減) 選択意向 「ジェネリック医薬品」 53.7%(0.7ポイント減) 「医師にまかせる」 29.7%(1.7ポイント増) 「新薬」 11.3%(1.1ポイント減) 選択理由 「新薬」・・・・・・・・・・・・・ 「品質」76.7% 「信頼」68.9% 「ジェネリック医薬品」・・「価格」86.5% ■ 処方薬への信頼層は88.7%。前回からやや減少。 「安心」「よく効く」などのイメージが定着。 ・処方薬への信頼感 88.7%(1.6ポイント減) ・処方薬のイメージ 「医師が処方してくれるので安心」・・・・91.9%(0.4ポイント減) 「市販の薬よりもよく効く」・・・・・・・・・・・ 89.7%(1.1ポイント増)
第1章
処方薬の情報とイメージ
P21-51
*( )内は15年調査との比較1
. 処方薬についての説明 P21-26
◆処方薬についての説明 医師や薬剤師から処方された薬について説明を受けたのは93.4%。 「説明された」層の比率は、前回より1.5ポイント減少している。 ◆説明の内容 ① 「薬の服用方法」76.7% ②「薬の効能・効果」74.6% ③ 「薬の種類・成分・特長」71.3% 「薬の副作用」は前回より増加している。 ◆患者からの質問 処方された薬をもらった時に、医師や薬剤師に 「必ず質問していた」5.6% 「質問したことが多い」19.1%⇒「積極層」24.7% 積極層の割合は時系列でみて14年結果から増加傾向である。 ◆患者からの質問内容 ①「薬の副作用」52.6% ②「薬の効能・効果」49.7% ③ 「薬の服用方法」46.7% 対15年 ↑「薬の副作用」2.6ポイント 「薬の効能・効果」2.8ポイント ↓「薬の服用方法」5.5ポイント 「薬の飲み合わせの注意」1.9ポイント ◆患者が質問しなかった理由 ①「十分説明してくれるので」38.1% ②「病院や薬局で作った説明書をもらったので」36.1% ③「医師や薬剤師を信頼しているので」17.3% 「医師や薬剤師を信頼しているので」は減少傾向。 ◆医師・薬剤師からの説明満足度 処方された薬について、医師や薬剤師からの説明に「満足している」91.6% 14年調査からは0.5ポイントずつ減少している。2
. 処方薬の誤使用実態 P27-29
◆医師の指示遵守度 「指示どおり飲んでいる」「まあ指示どおり飲んでいる」合計は96.8%で前回より微減。 年代別では「指示どおり飲んでいる」割合は60代が70.9%と高く、30代が最も低い。 ◆処方薬の誤使用経験 ①「指示された回数どおりに飲まなかったことがある」33.8% ②「症状がよくなったので、自分の判断で 服用を中止したことがある」26.6% ③「前と同じ症状が出たので、前にもらった薬を飲んだ」21.3% 「ひとつもない」34.8%は前回より3.0ポイント増加 → 誤使用経験率が低下3
. 副作用の経験・認識 P30-32
◆副作用の経験 副作用と思われる症状を経験したことが「時々ある」「1~2度ある」合計は38.2%。前回より0.3ポイント 増加。 女性42.1% > 男性33.9% ◆副作用を経験した時の対応 「医師に相談したことがある」63.4% 「相談しなかった」27.6% 「薬剤師に相談したことがある」23.2% 「医師に相談」は前回より高く、「薬剤師に相談したことがある」割合は過去調査5回の中で最も高い。 ◆副作用への関心 処方薬を飲む時に副作用について 「非常に気にしている」14.7% 「まあ気にしている」45.1%⇒「副作用関心層」59.7%。前回より0.4ポイ ント増。 女性62.9% > 男性56.1%4
. 処方された薬のメーカー名の認知意向 P33-36
◆処方された薬のメーカー名の認知意向 処方された薬についてメーカー名を「知りたい」と思ったのは32.3% 前回より3.0ポイント増加。 ◆メーカー名を知りたい理由 ① 「知っていると安心だから」73.2% ②「副作用が起きた時のために知っておきたいから」34.3% ◆処方薬のメーカー名の認知度 処方された薬のメーカー名を 「全て知っている」4.4% 「大体知っている」19.5%⇒「高認知層」23.9% 「高認知層」+「多少知っている」40.2%⇒「認知層」64.1%。前回と変わらず。 ◆処方された薬のメーカー名の認知経路 ① 「薬の包装にある製薬会社のマーク」52.9% ②「インターネットで調べて」38.4% 「高認知層」は「院外にある調剤薬局の薬剤師に聞いて」「医師に聞いて」などの認知経路が高い のが特徴的である。5
. 入手したい処方薬情報 P37-46
◆入手したい処方薬情報 ①「薬の副作用」52.5% ②「薬の効能・効果」50.0% ③「薬の種類・成分・特長」42.1% ④「薬の飲み合わせの注意」40.7% ⑤「薬の服用方法」31.2% 患者側の入手意向より医師・薬剤師からの説明実態が大きく下回っているのは 「薬の副作用」「薬の飲み合わせの注意」である。 ◆医師・薬剤師以外からの処方薬の情報源 ①「インターネット(ウェブサイト)」42.8% ②「テレビ、ラジオで」16.0% ③「新聞で」14.5% ◆インターネットの情報入手ホームページ ①「民間の情報サイト」50.9% ②「製薬会社」50.5% 「製薬会社」は前回より2.6ポイント増加。 ◆「くすり相談窓口」 認知は19.0%(2.0ポイント減) 認知経路は「インターネット」58.0% 利用率 14.8%(3.8ポイント増) 満足度層 91.1%(0.2ポイント減) 利用理由「くすりに関しては製薬会社が十分情報を持っている」64.3% 問い合わせ内容「効能・効果」60.7% 「成分・特徴」50.0% 「副作用」48.2% ◆「新薬」と「ジェネリック医薬品」の認知 「新薬」「ジェネリック医薬品」があることの認知は90.2% 前回より微減。 ◆服用薬についての認知 「新薬」か「ジェネリック医薬品」かを知っている 79.9%。前回より2.0ポイント減少。 ◆「新薬」と「ジェネリック医薬品」の選択意向 「ジェネリック医薬品」53.7%>「医師にまかせる」29.7%>「新薬」11.3% ◆選択理由 「新薬」⇒「品質」76.7% 「信頼」68.9% 「ジェネリック医薬品」⇒「価格」86.5%6
. 処方薬のイメージ P47-51
◆処方薬のイメージ(同意率) ①「医師が処方してくれるので安心」91.9% ②「市販の薬よりもよく効く」89.7% ③「総合的にみて、病院や診療所(医院)で処方される薬は信頼できる」88.7% プラスイメージは時系列でみて安定している。前回より「市販の薬に比べて副作用が強い」「薬に よる思いがけない健康被害を受ける心配がある」増加。 ◆処方薬の信頼感に与える要因分析 重回帰分析⇒「医師が処方してくれるので安心」「市販の薬よりもよく効く」という要因が 処方薬の信頼を高めるのに大きな影響を持っている。第2章
製薬産業のイメージと期待
P55-79
■ 製薬産業への信頼度は、前回よりやや低下したものの83%が「信頼できる」と評価。 製薬産業のイメージは、社会的必要性、技術力、研究開発への熱心さなどに対する高評価を維持 している。 また、将来性がある産業、社会貢献に熱心な産業、経営がしっかりしているなどのイメー ジは時系列で上向きである。 ・製薬産業に対する信頼感 82.8%(1.4ポイント減) ・イメージ上位 ・ 「社会的に必要性が高い産業」 92.8%(1.0ポイント減) ・ 「技術力が高い産業」 92.5%(0.6ポイント減) ・ 「高収益をあげている産業」 89.4%(1.1ポイント増) ・評価上昇の大きいイメージ ・ 「子供を就職させたい産業」 55.8%(4.5ポイント増) ・ 「消費者の声を聞こうとしている産業」 53.1%(4.4ポイント増) ・ 「社会貢献に熱心な産業」 63.1%(4.3ポイント増) ■ 製薬産業を知る情報源として以下の3つが多い。 ・ 「テレビ、ラジオのニュースや番組で」36.1% ・ 「インターネット(ウェブサイト)で」32.9% ・ 「新聞の記事で」31.8% ■ 製薬産業からの情報入手意向は70.8%(0.3ポイント減)。 ■ 新薬開発について 「長い年月や莫大な費用をかけても新薬開発は必要」という考え方を肯定する人は92.9%(0.9ポイント 減)、「製薬会社は新薬開発について内容を知らせるべき」は85.9%(0.8ポイント増)、「欧米などが進んで いるので、日本がやることはない」に対しては70.8%(3.1ポイント減)が否定している。 「十分な治療薬がない疾患への治療薬を開発することは社会にとっても意義があることである」の肯定 は91.8%(1.0ポイント減)、「資源が少ない日本にとって新薬の開発はこれからも必要である」の肯定は 92.3%(0.8ポイント減)。 ■ 新薬創出時の業務連携先への金銭支払について 支払についての認知率は46.4%(1.7ポイント減)、 支払を公開していることの認知は21.8%(0.2ポイント減) 支払情報公開についての評価率は67.5%(「評価できる」+「ある程度評価できる」)(2.9ポイント減) ■ 「治験」について「ある程度知っている」「治験という言葉は知っている」の双方を合わせた認知層の割合 は、82.8%(0.7ポイント増)。 ■ 「治験」に対する考え方では、「新薬開発にとって必要不可欠である」が57.8%(2.9ポイント減)で最も多く、 次いで「開発中の薬を投与するので不安がある」33.7%(2.0ポイント減)、「治験にともなう副作用などのリ スクを説明してもらっているか不安がある」27.5%(4.7ポイント減)と続く。 また、「治験に関心を持っている」は23.5%(0.3ポイント減)である。 ■ 「治験」への参加意向は30.3%(0.4ポイント減)。 参加してもよいと思う理由は、「社会の役に立つ」60.2%(1.4ポイント減)、「新しい薬を試すことができる」 52.7%(4.2ポイント増)。 ■ 製薬産業、製薬会社への期待点としては「よく効く・早く効く薬の開発」「安全な、副作用の少ない薬の開 発」「新薬の開発/さらなる研究開発」「情報開示」「薬価の引き下げ」などが上位。 ■ どのような病気に効く薬を作ってほしいかでは、「がんに効く薬」が圧倒的に多い。 ■ どのような薬を作ってほしいかでは、「副作用のない薬/安心・安全な薬」がトップ。 *( )内は15年調査との比較2
. 製薬産業を知るための情報源 P61-65
◆製薬産業を知るための情報源 ①「テレビ、ラジオのニュースや番組で」36.1% ②「インターネット(ウェブサイト)」32.9% ③「新聞の記事で」31.8% 対15年↑「新聞の記事で」0.8ポイント ↓「テレビ、ラジオのニュース番組で」2.0ポイント 「インターネットで」6.8ポイント ◆製薬産業からの情報入手意向 製薬会社から薬や製薬産業に関する情報を 「ぜひ入手したい」9.7% 「機会があれば入手したい」61.2%⇒「入手意向層」70.8% 前回と変わらず ◆製薬産業から入手したい情報 ①「自分がもらっている薬について」65.7% ②「薬についての基本的知識」52.4% ③「薬の正しい使い方」46.3% ④「ジェネリック医薬品」31.0% ⑤「薬価の仕組み」30.6% 対15年 ↑「自分がもらっている薬について」2.5ポイント増で増加傾向が続く。3
. 新薬開発・治験についての意見、考え方 P66-76
◆新薬開発についての意見(同意率) 「長い年月や莫大な費用をかけても新薬開発は必要」92.9% (前回より0.9ポイント減少) 「製薬会社は新薬開発について内容を知らせるべき」85.9% (前回より0.8ポイント増加) 「欧米などの方が開発の体制や技術が進んでいるので日本がやることはない」29.2%(否定70.8%) (同意率前回より3.1ポイント増加) 「十分な治療薬がない疾患に対する治療薬を開発することは社会にとっても意義がある」91.8% (前回より1.0ポイント減少) 「資源が少ない日本にとって新薬の開発はこれからも必要である」92.3%(前回より0.8ポイント減少) ◆新薬創出時の業務連携に関わる金銭支払 認知率46.4% 支払情報公開認知率21.8% 支払情報公開評価率67.5% (「評価できる」+「ある程度評価できる」) ◆治験の認知度 「ある程度知っている」33.9% 「治験という言葉は知っている」48.9%⇒「認知層」82.8% (前回より0.7ポイント増加) ◆治験の認知経路 ①「製薬会社などのHP(ウェブサイト)」36.3% ②「テレビ、ラジオの番組」31.2%1
. 製薬産業のイメージ P55-60
◆製薬産業のイメージ(肯定比率) ①「社会的に必要性が高い産業」92.8% ②「技術力が高い産業」92.5% ③「高収益をあげて いる産業」89.4% ③「研究開発に熱心な産業」88.8% ④「将来性がある産業」88.3% 対15年 ↑「子供を就職させたい産業」4.5ポイント 「消費者の声を聞こうとしている産業」4.4ポイント 「社会貢献に熱心な産業」4.3ポイント ◆製薬産業に対する信頼感 前回より1.4ポイント減少したものの、82.8%が総合的にみて製薬産業は「信頼できる」と評価。 ◆製薬産業の信頼感形成要因分析 重回帰分析⇒「社会的に必要性が高い産業」「企業の倫理性が高い産業」「技術力が高い産業」 「研究開発に熱心な産業」などが、信頼感にプラスの影響を与えている要因 ▼マイナスの影響を与えている要因は、「高収益をあげている産業」 ◆信頼する理由・不信の理由(自由意見) 信頼する理由 ① 「信頼するしかない」 ②「なんとなく」 ③「薬の効果があるから/安心・安全だから」 ④「新薬の 開発に力を入れているから」 ⑤「特に問題がなかったから」 信頼できない理由 ①「利益優先だから」 ②「情報が非公開だから」 ③「薬害事故を起こしている」 ④「臨床試験の データ改ざん事件があったから」◆治験に対する考え方 ①「治験は新薬開発にとって必要不可欠」57.8% ②「開発中の薬を投与するので不安がある」33.7% ③「治験にともなう副作用などのリスクの説明をしてもらっているか不安」27.5% 前回より全体に減少。「治験に関心を持っている」→時系列で下降傾向。 ◆治験への参加意向 「参加してもよい」30.3%(前回より0.4ポイント減少) 「参加したくない」35.2%(前回より2.1ポイント増加) ◆治験に参加してもよい理由/参加したくない理由 参加してもよいと思う理由 ①「社会の役に立つ」60.2% ②「新しい薬を試すことができる」52.7% ③「次の世代のためになる」45.6% 対15年 ↑「新しい薬を試すことができる」4.2ポイント 「医療費が安くすむ」2.3ポイント 参加したくないと思う理由 ①「不安がある」63.6% ②「怖い」36.8%
4
. 新薬産業や製薬会社への期待 P77-79
◆製薬産業や製薬会社に対して期待すること (自由意見) ①「よく効く薬・早く効く薬を作ってほしい」 ②「安全な薬・副作用の少ない薬の開発」 ③「新薬の開発/更なる研究開発」 ④「情報開示」 ⑤「薬価の引き下げ」 ◆どのような病気に効く薬を作ってほしいか (自由意見) ①「がん」(751件) ②「難病」(194件) ③「認知症・アルツハイマー」(158件) ④「糖尿病/高血圧/ 生活習慣病」(95件) ⑤「うつ/精神疾患」(61件) ◆どのような薬を作ってほしいか (自由意見) 16年新設 ①「副作用のない薬/安心・安全な薬」(353件) ②「がん」(319件) ③「よく効く薬」(167件) ④認知症・アルツハイマー」(88件) ⑤「飲みやすい薬」(85件)第3章
生活者の健康と薬・医療とのかかわり
P83-90
■ 「入院」および「通院」したことがある受診経験率は、73.6%(1.3ポイント減)。 ■ 処方薬の服用経験率は88.0%(0.6ポイント減)。 ■ かかりつけの薬局のある人は37.1%(2.7ポイント増)。 ■ 「患者参加型医療」に対する認知は 「知っている」「ある程度知っている」「言葉は知っている」合計 26.5% ■ 「患者参加型医療」に必要なことは、「医師、薬剤師が疾患や治療法の情報を説明し患者が選択」 38.3%、「診療(カルテ)情報を患者に開示する」37.6%、「セカンド・オピニオンを受けやすくする」36.3% 「医師、薬剤師、製薬会社が医薬品や副作用の情報を提供」36.1%、「インフォームド・コンセントを 徹底する」33.8%が上位項目。1
. 健康状態と受診経験 P83-87
◆健康状態 「健康」を自覚しているのは76.0%で、前回よりやや減少。 年代が上になる程、「非常に健康」の割合が減少。 ◆受診経験 「入院」および「通院」したことがある受診経験層73.6% 前回より1.3ポイント減。 「入院・通院とも経験」の割合は、男性70代が最多。 ◆処方薬の服用経験率 服用経験率 88.0% 前回より0.6ポイント減少 ◆かかりつけ薬局の有無 かかりつけの薬局があるのは37.1%で、前回より2.7ポイント増加。 年代別では70代以上が高い。 ◆利用している薬局に対する要望 (自由意見) 「待ち時間の短縮」が圧倒的。2位の「薬や副作用についての十分な説明を」は前回より大きく増加。2
. 「患者参加型医療」に対する認識 P88-90
◆「患者参加型医療」の認知 「知っている」3.9% 「ある程度知っている」13.4% 「言葉は知っている」9.3% 「ほとんど知らない」73.5% 認知層 26.5%。 女性より男性の方が高い。年代別では70代以上が最も多い。 ◆「患者参加型医療」に必要なこと 患者や家族の立場として「患者参加型医療」に必要なことに対する回答結果は、 ①「医師、薬剤師が疾患や治療法の情報を説明し患者が選択」38.3% ②「診療(カルテ)情報を患者に開示する」37.6% ③「セカンド・オピニオンを受けやすくする」36.3% ④「医師、薬剤師、製薬会社が医薬品や副作用の情報を提供」36.1% ⑤「インフォームド・コンセントを徹底する」33.8%処方薬の情報とイメージ
調査数 16年 1760 15年 1722 14年 1764 12年 1829 10年 1852 男 829 女 931 20代 232 30代 291 40代 288 50代 315 60代 285 70代以上 349 首都圏 1167 京阪神圏 593 調査数 16年 1760 15年 1722 14年 1764 12年 1829 10年 1852 男 829 女 931 20代 232 30代 291 40代 288 50代 315 60代 285 70代以上 349 首都圏 1167 京阪神圏 593 年代別 地域別 全体 (調査年別) 性別 年代別 地域別 全体 (調査年別) 性別 93.4 94.9 94.0 93.1 93.5 91.3 95.2 95.3 92.4 92.4 95.2 92.6 92.6 93.7 92.6 6.6 5.1 6.0 6.9 6.5 8.7 4.8 4.7 7.6 7.6 4.8 7.4 7.4 6.3 7.4 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 説明された層 説明されなかった層
1 処方薬についての説明
(1) 医師・薬剤師からの説明程度 [ 問3 ]処方薬について、全体の93%が医師・薬剤師から説明を受けている
■処方された薬について医師や薬剤師が「必ず説明してくれた」と回答した人は59.9%、「説明して くれたことが多い」が33.4%で、「説明された層」は93.4%である。 ■前回と比較して「必ず説明してくれた」との回答の割合は3.0ポイント減少し、「説明された」層の 比率は前回より1.5ポイントの減少である。 図表1. 医師・薬剤師からの説明程度 (全体/属性別) 注1) 「無回答」除く 注2) 「説明された層」=「必ず説明してくれた」「説明してくれたことが多い」の合計比率 「説明されなかった層」=「説明してくれなかったことが多い」「ほとんど説明してくれなかった」の合計比率 図表2. 医師・薬剤師からの説明程度 (全体/属性別/項目) 59.9 62.9 61.2 56.9 57.0 55.2 64.1 59.5 59.8 60.1 64.4 55.8 59.6 61.3 57.3 33.4 32.1 32.8 36.2 36.5 36.1 31.0 35.8 32.6 32.3 30.8 36.8 33.0 32.5 35.2 4.9 4.0 4.9 5.6 4.8 6.4 3.7 3.4 5.2 6.3 3.8 4.9 5.7 4.5 5.9 1.7 1.1 1.1 1.4 1.7 2.3 1.2 1.3 2.4 1.4 1.0 2.5 1.7 1.8 1.5 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 必ず説明してくれた 説明してくれたことが多い 説明してくれなかったことが多い ほとんど説明してくれなかった 注) 「無回答」除く(2) 説明の内容 [ 問3-1 ]
「薬の副作用」と「飲み合わせの注意」が前回より増加
■処方薬の説明の内容で、「薬の服用方法」が76.7%で最も多く、次いで「薬の効能・効果」74.6%、 以下、「薬の種類・成分・特長」71.3%、「薬の名前」49.1%、「薬の副作用」31.1%と続く。 ■時系列でみて、各項目の順位に変動はないが、前回に比べると減少している項目が多い中で「薬の 副作用」「薬の飲み合わせの注意」は増加している。また、前回まで増加傾向だった「薬の名前」 と「ジェネリック医薬品に関する情報」は今回はほぼ横ばいである。 図表3. 説明の内容 (全体/16年/15年/14年/12年/10年) 【複数回答】 注) 「無回答」除く 76.7 74.6 71.3 49.1 31.1 25.0 19.7 9.0 6.3 0.1 81.5 76.0 72.3 49.9 28.3 25.3 18.5 8.7 6.0 0.2 78.5 74.6 68.5 49.0 27.3 23.9 18.4 6.3 4.5 0.2 81.5 76.1 69.1 43.7 29.7 18.1 19.1 8.6 3.3 0.2 82.7 77.2 65.5 41.2 30.2 12.7 17.8 7.2 3.3 0.1 0.0 25.0 50.0 75.0 100.0 薬の服用方法 薬の効能・効果 薬の種類・成分・特長 薬の名前 薬の副作用 ジェネリック医薬品に 関する情報 薬の飲み合わせの注意 薬の保管方法 薬のメーカー名 その他 16年(1643) 15年(1682) 14年(1659) 12年(1702) 10年(1732) %調査数 16年 1760 15年 1772 14年 1764 12年 1829 10年 1732 男 829 女 931 20代 232 30代 291 40代 288 50代 315 60代 285 70代以上 349 首都圏 1167 京阪神圏 593 調査数 16年 1760 15年 1772 14年 1764 12年 1829 10年 1732 男 829 女 931 20代 232 30代 291 40代 288 50代 315 60代 285 70代以上 349 首都圏 1167 京阪神圏 593 年代別 地域別 全体 (調査年別) 性別 年代別 地域別 全体 (調査年別) 性別 (3) 患者側からの質問実態 [ 問4 ]
医師や薬剤師への処方薬についての質問積極層の割合は増加傾向
■処方された薬をもらった時に、医師や薬剤師に「必ず質問していた」が5.6%、「質問したことが多 い」が19.1%で、両層を合計した「積極層」は24.7%。この「積極層」の割合は時系列でみて14年結 果から増加傾向である。 ■属性別でみると、「積極層」の割合は、年代別では、70代以上が31.8%で最も高く、次いで20代で 27.6%。反対に低いのは40代20.1%、30代20.6%である。 図表4. 患者側からの質問実態 (全体/属性別) 注1) 「無回答」除く 注2) 「積極層」=「必ず質問していた」「質問したことが多い」の合計比率 「消極層」=「質問しなかったことが多い」「まったく質問していなかった」の合計比率 図表5. 患者側からの質問実態 (全体/属性別/項目) 注) 「無回答」除く 24.7 23.5 21.5 23.9 25.1 24.4 25.0 27.6 20.6 20.1 25.4 21.8 31.8 25.5 23.1 75.3 76.5 78.5 76.1 74.9 75.6 75.0 72.4 79.4 79.9 74.6 78.2 68.2 74.5 76.9 0.0 25.0 50.0 75.0 100.0 積極層 消極層 5.6 4.9 3.6 3.0 4.3 4.9 6.2 8.6 5.8 4.5 4.1 5.3 6.0 5.1 6.6 19.1 18.6 17.9 20.9 20.8 19.4 18.8 19.0 14.8 15.6 21.3 16.5 25.8 20.4 16.5 52.0 55.2 55.4 55.2 54.7 50.8 53.2 37.9 54.3 52.8 54.9 57.2 52.1 51.3 53.5 23.2 21.3 23.1 20.9 20.2 24.8 21.8 34.5 25.1 27.1 19.7 21.1 16.0 23.1 23.4 0.0 25.0 50.0 75.0 100.0 必ず質問していた 質問したことが多い 質問しなかったことが多い まったく質問していなかった % %52.6 49.7 46.7 41.4 33.3 19.3 10.8 10.3 8.0 0.5 50.0 46.9 52.2 43.3 30.8 23.8 9.9 8.2 6.3 0.0 49.2 52.4 44.7 40.5 34.7 21.8 7.4 11.3 5.0 1.1 54.2 49.7 47.6 41.2 34.8 17.8 6.6 8.7 3.9 0.7 54.4 46.8 49.3 40.8 28.8 14.1 9.9 8.5 3.9 1.4 0.0 25.0 50.0 75.0 薬の副作用 薬の効能・効果 薬の服用方法 薬の飲み合わせの注意 薬の種類・成分・特長 ジェネリック医薬品について 薬の保管方法 薬の名前 薬のメーカー名 その他 16年(435) 15年(416) 14年(380) 12年(437) 10年(434) (4) 質問の内容 [ 問4-1 ]
質問内容は「薬の副作用」が12年調査以来のトップ
■患者からの質問内容で最も多かったのは、「薬の副作用」が52.6%。次いで「薬の効能・効果」 49.7%、「薬の服用方法」46.7%と続く。 ■前回最も多かった「薬の服用方法」は、今回5.5ポイント減少して3位に、「薬の副作用」は2.6ポイン ト増加して最多となっている。「薬の効能・効果」は2.8ポイント増加して2位である。 時系列で増加傾向だった「ジェネリック医薬品について」は今回4.5ポイント減少している。数値は小さい が「薬のメーカー名」は堅調に増加傾向がみられる。 図表6. 患者側からの質問内容 (全体/16年/15年/14年/12年/10年) 【複数回答】 注1) 母数は「積極質問層」 注2) 「無回答」除く %調査数 十 分 説 明 し て く れ る の で 病 院 や 薬 局 で 作っ た 説 明 書 を も らっ た の で 医 師 や 薬 剤 師 を 信 頼 し て い る の で 聞 い て も わ か ら な い の で 聞 か な く て も わ かっ て い る の で 何 と な く 聞 き に く い の で そ の 他 16年 1325 38.1 36.1 17.3 14.0 13.4 11.2 1.8 15年 1356 39.5 38.6 17.5 14.0 13.8 10.5 1.7 男 627 35.9 32.1 19.3 17.1 13.6 10.4 1.6 女 698 40.1 39.7 15.5 11.3 13.3 12.0 2.0 20代 168 48.8 23.8 16.1 19.0 13.1 11.3 1.2 30代 231 43.3 26.8 14.3 16.9 14.7 16.0 1.7 40代 230 37.4 38.7 16.1 14.8 11.3 13.5 1.7 50代 235 35.3 37.4 15.3 11.9 14.5 11.5 1.3 60代 223 32.7 40.8 18.4 12.1 13.0 6.3 2.2 70代以上 238 34.0 45.4 23.1 10.9 13.9 8.8 2.5 首都圏 869 39.9 36.1 15.5 14.7 13.2 10.8 1.8 京阪神圏 456 34.6 36.0 20.6 12.7 13.8 12.1 1.8 全体 性別 年代別 地域別 38.1 36.1 17.3 14.0 13.4 11.2 1.8 39.5 38.6 17.5 14.0 13.8 10.5 1.7 41.0 37.8 18.5 13.2 14.3 11.1 1.2 36.9 43.8 19.5 12.3 13.7 11.9 1.8 39.8 45.5 21.3 9.8 11.3 10.6 1.8 0.0 20.0 40.0 60.0 十分説明してくれるので 病院や薬局で作った説明書をもらったので 医師や薬剤師を信頼しているので 聞いてもわからないので 聞かなくてもわかっているので 何となく聞きにくいので その他 16年(1325) 15年(1356) 14年(1384) 12年(1392) 10年(1298) (5) 質問しなかった理由 [ 問4-2 ] ■質問をしなかった理由で最も多かったのは、「十分説明してくれるので」が38.1%、次いで「病院や 薬局で作った説明書をもらったので」が36.1%と続いている。 ■「医師や薬剤師を信頼しているので」は時系列でみて減少傾向が続く。増加傾向だった「聞いてもわ からないので」は今回は前回と同率である。 ■年代別でみると「十分説明してくれるので」は30代以下の2層が多い。反対に「病院や薬局で作った 説明書をもらったので」は30代以下の2層が40代以上層と比べて顕著に低い。 図表7. 質問をしなかった理由 (全体/16年/15年/14年/12年/10年) 【複数回答】 注) 「無回答」除く % 図表8. 質問をしなかった理由 (全体/属性別) 【複数回答】 (単位:%) 注) 「無回答」除く ※ 16年全体より5ポイント以上高い数値に網掛け
質問しなかった理由は、「十分説明してくれる」「説明書をもらった」が上位
調査数 16年 1760 15年 1772 男 829 女 931 20代 232 30代 291 40代 288 50代 315 60代 285 70代以上 349 首都圏 1167 京阪神圏 593 全体 性別 年代別 地域別 (6) 医師・薬剤師からの説明満足度 [ 問5 ]
全体の92%が処方薬についての医師や薬剤師からの説明に満足
■処方された薬について、医師や薬剤師からの説明に満足している人は91.6%である。前回と大きな変 動はないものの、14年調査から0.5ポイントずつ減少している。 ■属性別でみると、「とても満足している」という強い満足を示した割合は、年代別では前回同様20代 が飛びぬけて高いのが目立つ。満足層の割合も20代が最も高く、最も低いのは30代である。 図表9. 医師・薬剤師からの説明満足度 (全体/16年/15年/14年/12年/10年) 注1) 「無回答」除く 注2) 「満足層」=「とても満足している」「まあ満足している」の合計比率 「不満層」=「やや不満である」「まったく不満である」の合計比率 図表10. 医師・薬剤師からの説明満足度 (全体/属性別/項目) 15.6 15.9 14.8 16.3 30.6 16.2 17.0 13.7 8.8 11.5 15.5 15.9 76.0 76.2 76.6 75.4 64.2 73.2 73.3 79.0 81.8 80.8 76.6 74.7 6.8 6.7 7.4 6.3 4.7 8.9 7.6 5.7 8.1 5.7 6.3 7.8 1.6 1.2 1.2 1.9 0.4 1.7 2.1 1.6 1.4 2.0 1.5 1.7 0.0 25.0 50.0 75.0 100.0 とても満足している まあ満足している やや不満である 全く不満である 91.6 92.1 92.6 90.6 94.1 8.4 7.9 7.4 9.4 5.9 0.0 25.0 50.0 75.0 100.0 16年(1760) 15年(1772) 14年(1764) 12年(1829) 10年(1732) 満足層 不満層 注) 「無回答」除く % %調査数 16年 1760 15年 1772 14年 1764 12年 1829 10年 1852 男 829 女 931 20代 232 30代 291 40代 288 50代 315 60代 285 70代以上 349 首都圏 1167 京阪神圏 593 満足層 1612 不満足層 148 医師・薬剤師 からの説明満足度 全体 (調査年別) 性別 年代別 地域別
2 処方薬の誤使用実態
(1) 医師の指示遵守度 [ 問11 ]医師や薬剤師の「指示どおり薬を飲んでいる」のは62%
■処方された薬を医師や薬剤師の「指示どおり飲んでいる」は62.4%、「まあ指示どおり飲んでいる」は 34.4%で、その合計は96.8%である。肯定層の割合は前回よりやや減少したが、「指示どおり飲んで いる」との回答は時系列でみて増加している。 ■年代別にみると、「指示どおり飲んでいる」割合は60代が70.9%と高く、次いで70代以上の69.6%。 最も割合が低いのは30代で54.0%である。 ■医師・薬剤師からの説明満足度別では、説明への不満層の「指示どおり飲んでいる」との回答割合が、 満足層に比べて17.3ポイント差と顕著に低い。 図表11. 医師の指示遵守度 (全体/16年/15年/14年/12年/10年) 注1) 「無回答」除く 注2) 「肯定層」=「指示どおり飲んでいる」「まあ指示どおり飲んでいる」の合計比率 「否定層」=「あまり指示どおりには飲まない」「指示どおり飲まない」の合計比率 注3) 12年調査から「~飲んでいた」を「~飲んでいる」、「~飲まなかった」を「~飲まない」に変更 図表12. 医師の指示遵守度 (全体/属性別/要因別) 96.8 97.4 97.4 97.4 97.0 3.2 2.6 2.6 2.6 3.0 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 16年(1760) 15年(1772) 14年(1764) 12年(1829) 10年(1852) 肯定層 否定層 62.4 59.1 57.3 55.2 53.6 60.8 63.9 55.6 54.0 56.3 65.4 70.9 69.6 64.3 58.9 63.9 46.6 34.4 38.3 40.1 42.2 43.5 35.3 33.5 39.7 41.9 39.2 32.4 27.4 28.1 33.0 37.1 33.4 44.6 2.7 2.0 2.2 2.1 2.6 3.0 2.4 3.9 2.7 4.5 1.9 1.4 2.0 2.4 3.2 2.3 6.8 0.5 0.6 0.5 0.5 0.3 0.8 0.2 0.9 1.4 0.0 0.3 0.4 0.3 0.3 0.8 0.4 2.0 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 指示どおり飲んでいる まあ指示どおり飲んでいる あまり指示どおりには飲まない 指示どおり飲まない 注1) 「無回答」除く 注2) 12年調査から「指示どおり飲んでいた」を「指示どおり飲んでいる」、「まあ指示どおり飲んていた」を「まあ指示どおり飲んでいる」、 「あまり指示どおり飲まなかった」を「あまり指示どおりには飲まない」、「指示どおり飲まなかった」を「指示どおり飲まない」に変更。33.8 26.6 21.3 20.7 11.3 10.1 9.7 8.8 7.7 7.2 4.9 4.6 3.8 3.7 34.8 38.7 29.1 21.9 22.6 12.4 10.7 8.9 9.8 8.0 7.9 3.8 5.0 2.7 4.0 31.8 37.0 29.4 22.9 21.7 12.0 9.6 9.6 9.2 7.1 7.7 3.5 4.4 2.3 3.2 32.5 44.4 36.0 28.1 25.5 13.6 13.3 12.7 11.9 10.1 9.3 3.8 5.2 2.2 4.4 24.4 49.0 41.2 31.0 27.9 15.5 14.3 12.9 13.9 11.5 10.6 3.8 4.8 2.7 4.1 20.0 0.0 25.0 50.0 75.0 指示された回数どおりに 飲まなかったことがある 症状がよくなったので、 自分の判断で服用を中止した 前と同じ症状が出たので、 前にもらった薬を飲んだ ジュースや牛乳などで 飲んだことがある 自分の判断で、薬の服用量を 加減して飲んだことがある 薬をもらいに行けずに、 飲まなかったことがある 自分の判断で、薬の種類を 減らして飲んだことがある 錠剤やカプセル剤を水なしで そのまま飲んだことがある 家族などに同じ症状の人がいたので、 自分の薬を与えた 他人が処方してもらった薬を、 症状が同じなので飲んだ 錠剤をかみ砕いて 飲んだことがある 前回飲み忘れた分を、 次回に一緒に飲んだことがある カプセル剤の中身を 出して飲んだことがある 自分の判断で、市販の薬を あわせて飲んだことがある 上記のようなことは ひとつもない 16年(1760) 15年(1772) 14年(1764) 12年(1829) 10年(1852) (2) 処方薬の誤使用経験 [ 問14 ]
処方薬の誤使用経験率は65%で前回より減少
■処方薬の誤使用経験で最も多かったのは、「指示された回数どおりに飲まなかったことがある」で 33.8%。次いで、「症状がよくなったので、自分の判断で服用を中止したことがある」が26.6%、 「前と同じ症状が出たので、前にもらった薬を飲んだ」が21.3%、「ジュースや牛乳などで飲んだ ことがある」20.7%と続く。 ■「ひとつもない」は34.8%で前回より増加している(誤使用経験率が低下)。前回より全体に減少 しているが、「症状がよくなったので、自分の判断で服用を中止したことがある」「前と同じ症状 が出たので、前にもらった薬を飲んだ」などは時系列でみて減少傾向である。 図表13. 処方薬の誤使用経験 (全体/16年/15年/14年/12年/10年) 【複数回答】 %調査数 16年 1760 15年 1772 男 829 女 931 20代 232 30代 291 40代 288 50代 315 60代 285 70代以上 349 首都圏 1167 京阪神圏 593 調査数 指 示 さ れ た 回 数 ど お り に 飲 ま な かっ た こ と が あ る 症 状 が よ く なっ た の で、 自 分 の 判 断 で 服 用 を 中 止 し た 前 と 同 じ 症 状 が 出 た の で、 前 に も らっ た 薬 を 飲 ん だ ジュ ー ス や 牛 乳 な ど で 飲 ん だ こ と が あ る 自 分 の 判 断 で、 薬 の 服 用 量 を 加 減 し て 飲 ん だ こ と が あ る 薬 を も ら い に 行 く こ と が で き ず に、 飲 ま な かっ た 自 分 の 判 断 で、 薬 の 種 類 を 減 ら し て 飲 ん だ こ と が あ る 錠 剤 や カ プ セ ル 剤 を 水 な し で、 そ の ま ま 飲 ん だ 家 族 な ど に 同 じ 症 状 の 人 が い た の で、 自 分 の 薬 を 与 え た 他 人 が 処 方 し て も らっ た 薬 を、 症 状 が 同 じ な の で 飲 ん だ 16年 1760 33.8 26.6 21.3 20.7 11.3 10.1 9.7 8.8 7.7 7.2 15年 1772 38.7 29.1 21.9 22.6 12.4 10.7 8.9 9.8 8.0 7.9 男 829 34.5 24.0 15.8 20.5 11.1 11.0 9.4 10.5 6.2 5.5 女 931 33.1 28.9 26.2 20.8 11.5 9.2 10.0 7.3 9.0 8.6 20代 232 34.5 22.8 16.4 18.5 9.9 10.3 13.4 11.2 6.0 4.7 30代 291 38.8 28.5 18.2 27.5 12.0 10.0 9.3 8.9 7.9 9.6 40代 288 37.2 37.5 25.0 27.4 10.1 11.1 10.1 8.7 6.6 8.0 50代 315 31.1 25.7 24.4 23.8 11.4 11.4 10.5 9.5 11.1 9.2 60代 285 30.2 22.1 21.8 16.1 11.2 10.5 6.3 7.0 6.7 6.3 70代以上 349 31.5 22.9 20.9 11.7 12.6 7.4 9.5 8.0 7.2 4.9 首都圏 1167 34.0 25.8 20.8 21.0 10.1 8.7 8.7 8.8 6.4 6.9 京阪神圏 593 33.2 28.2 22.3 20.1 13.7 12.6 11.6 8.8 10.1 7.6 副作用経験層 673 42.2 28.7 27.8 23.3 16.6 16.2 16.5 11.3 9.7 7.9 副作用未経験層 1087 28.5 25.3 17.3 19.0 8.0 6.3 5.5 7.3 6.4 6.7 ある 653 30.8 20.5 20.4 19.8 12.4 11.5 9.8 9.8 8.0 6.4 ない 788 35.3 31.5 20.4 21.6 10.7 9.0 10.2 8.4 6.6 8.2 どちらとも言えない 319 36.1 27.0 25.4 20.4 10.7 9.7 8.5 7.8 9.7 6.0 説明された層 1643 34.0 26.8 22.0 20.8 11.3 10.0 10.0 8.8 7.5 7.2 説明されなかった層 117 30.8 23.1 12.0 18.8 11.1 11.1 6.0 8.5 10.3 6.0 医師・薬剤師から の説明程度 全体 性別 年代別 地域別 全体 性別 年代別 地域別 副作用経験別 かかりつけの 薬局の有無 65.2 68.2 63.9 66.3 65.9 70.4 74.0 64.4 59.6 58.2 65.0 65.4 0.0 25.0 50.0 75.0 100.0 ■属性別でみると、性別では女性の方が男性より誤使用経験率がやや高い。具体的には「症状がよく なったので、自分の判断で服用を中止した」「前と同じ症状が出たので、前にもらった薬を飲んだ」 などが高い。 年代別では40代の誤使用経験率が高い。具体的には、「症状がよくなったので、自分の判断で服用 を中止した」「ジュースや牛乳などで飲んだことがある」などが全体より高くなっている。 ■要因別でみると、副作用経験別では副作用経験層の方が、未経験層より全般に誤使用経験率が高い。 中でも「指示された回数どおりに飲まなかったことがある」「前と同じ症状が出たので、前にもら った薬を飲んだ」などが顕著である。 図表14. 処方薬の誤使用経験層-何らかの誤使用経験率 (全体/属性別) 【複数回答】 図表15. 処方薬の誤使用経験率-上位10項目 (全体/属性別/要因) 【複数回答】 % (単位:%) ※ 16年全体より5ポイント以上高い数値に網掛け
調査数 副作用経験者(%) 16年 1760 38.2 15年 1772 37.9 14年 1764 35.4 12年 1829 38.1 10年 1852 38.2 男 829 33.9 女 931 42.1 20代 232 39.2 30代 291 43.6 40代 288 41.7 50代 315 40.3 60代 285 31.2 70代以上 349 34.1 男・20代 110 36.4 30代 137 37.2 40代 131 33.6 50代 144 38.9 60代 141 27.0 70代以上 166 31.3 女・20代 122 41.8 30代 154 49.4 40代 157 48.4 50代 171 41.5 60代 144 35.4 70代以上 183 36.6 全体 (調査年別) 性別 年代別 性・年代別
3 副作用の経験・認識
(1) 副作用の経験 [ 問13 ]副作用経験率は全体の38%。男性34%に対し女性は42%と多い
■副作用と思われる症状を経験したことが、「時々ある」「1~2度ある」と回答した人の合計は38.2 %で、前回よりやや増加している。 ■属性別でみると、性別では女性の方が男性より8.2ポイント高い。女性を年代別でみると30代と40 代が半数近くで他層より高い。男性の中で最も高いのは50代の38.9%である。 図表16. 副作用の経験 (全体/属性別) 注) 「無回答」除く 16.5 14.7 12.9 14.3 14.8 15.8 17.2 23.3 19.6 17.7 13.0 14.4 13.5 23.6 13.9 16.0 15.3 12.8 15.1 23.0 24.7 19.1 11.1 16.0 12.0 21.7 23.2 22.5 23.7 23.3 18.1 24.9 15.9 24.1 24.0 27.3 16.8 20.6 12.7 23.4 17.6 23.6 14.2 16.3 18.9 24.7 29.3 30.4 19.4 24.6 61.8 62.1 64.6 61.9 61.8 66.1 57.9 60.8 56.4 58.3 59.7 68.8 65.9 63.6 62.8 66.4 61.1 73.0 68.7 58.2 50.6 51.6 58.5 64.6 63.4 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 時々ある 1~2度ある ない調査数 16年 673 15年 672 14年 624 12年 696 10年 707 男 281 女 392 20代 91 30代 127 40代 120 50代 127 60代 89 70歳以上 119 男・20代 40 30代 51 40代 44 50代 56 60代 38 70代以上 52 女・20代 51 30代 76 40代 76 50代 71 60代 51 70代以上 67 全体 (調査年別) 性別 年代別 性・年代別 63.4 61.0 61.7 63.1 66.8 63.0 63.8 58.2 51.2 61.7 65.4 66.3 78.2 55.0 51.0 56.8 64.3 71.1 78.8 60.8 51.3 64.5 66.2 62.7 77.6 23.2 21.1 14.3 15.4 18.2 25.3 21.7 17.6 24.4 17.5 28.3 23.6 26.1 25.0 25.5 27.3 21.4 21.1 30.8 11.8 23.7 11.8 33.8 25.5 22.4 27.6 31.4 32.2 30.9 27.0 27.8 27.6 34.1 37.0 33.3 23.6 19.1 17.6 30.0 35.3 38.6 28.6 18.4 15.4 37.3 38.2 30.3 19.7 19.6 19.4 0.0 25.0 50.0 75.0 100.0 125.0 医師に相談したことがある 薬剤師に相談したことがある どちらにも相談しなかった (2) 副作用を経験した時の対応 [ 問13-1 ]
副作用について「医師に相談」63%、「薬剤師に相談」23%
■副作用を経験した時の対応では、「医師に相談したことがある」が最も多く63.4%、「薬剤師に相 談したことがある」が23.2%、「どちらにも相談しなかった」は27.6%である。 ■時系列でみると、「医師に相談したことがある」割合は前回より高く、「薬剤師に相談したことが ある」割合は過去5回の調査結果の中で最も高い。 ■年代別では、「医師に相談したことがある」割合は70代以上で78.2%と最も高く、反対に30代は 51.2%と最も低い。 ■性・年代別でみると、「医師に相談したことがある」割合は男性は30代が最も低く、以降年代が上 になるほど高くなる。女性で最も低いのは男性と同様30代で51.3%である。 図表17. 副作用を経験した時の対応 (全体/属性別) 【複数回答】 % 注) 「無回答」除く調査数 副作用関心者(%) 16年 1760 59.7 15年 1772 59.3 14年 1764 58.7 12年 1829 57.5 10年 1852 57.7 男 829 56.1 女 931 62.9 20代 232 60.3 30代 291 59.8 40代 288 58.0 50代 315 58.7 60代 285 58.6 70代以上 349 62.5 男・20代 110 56.4 30代 137 57.7 40代 131 49.6 50代 144 59.0 60代 141 53.9 70代以上 166 59.0 女・20代 122 63.9 30代 154 61.7 40代 157 65.0 50代 171 58.5 60代 144 63.2 70代以上 183 65.6 健康層 1309 57.8 不健康層 451 65.4 副作用経験層 673 77.3 副作用未経験層 1087 48.9 副作用経験別 健康状態別 全体 (調査年別) 性別 年代別 性・年代別 (3) 副作用への関心 [ 問12 ]
副作用を気にするのは59.7%。女性の方が男性より関心が高い
■処方された薬を飲むとき、副作用について「非常に気にしている」のは14.7%、「まあ気にしてい る」が45.1%。副作用関心層は全体の59.7%で、前回からほぼ横ばいである。 ■性別では、男性の関心度が56.1%なのに対し、副作用経験率が男性より高い女性は62.9%と副作用 に対する関心度も高い。 ■性・年代別でみると、副作用経験率の高い女性40代の「非常に気にしている」割合は19.7%で最も 高いが、関心層の割合は全層とも総じて高い。 ■健康状態別では不健康層の関心度が65.4%、副作用経験別では副作用経験層の関心度が77.3%と高 い(副作用未経験層は48.9%)。 図表18. 副作用への関心 (全体/属性別) 注) 「無回答」除く 14.7 13.7 12.0 13.3 12.0 12.3 16.8 16.4 11.0 17.0 12.1 15.1 16.6 14.5 7.3 13.7 10.4 10.6 16.9 18.0 14.3 19.7 13.5 19.4 16.4 12.5 21.1 26.7 7.2 45.1 45.6 46.7 44.1 45.7 43.8 46.2 44.0 48.8 41.0 46.7 43.5 45.8 41.8 50.4 35.9 48.6 43.3 42.2 45.9 47.4 45.2 45.0 43.8 49.2 45.3 44.3 50.5 41.7 35.1 35.0 36.2 38.7 37.6 37.0 33.3 33.2 35.1 37.2 35.9 35.8 33.2 33.6 34.3 43.5 34.7 40.4 35.5 32.8 35.7 31.8 36.8 31.3 31.1 36.8 29.9 21.5 43.4 5.2 5.7 5.1 3.9 4.7 6.9 3.8 6.5 5.2 4.9 5.4 5.6 4.3 10.0 8.0 6.9 6.3 5.7 5.4 3.3 2.6 3.2 4.7 5.6 3.3 5.4 4.7 1.2 7.7 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 非常に気にしている まあ気にしている あまり気にしていない まったく気にしていない調査数 16年 1760 15年 1772 14年 1764 12年 1829 10年 1852 男 829 女 931 20代 232 30代 291 40代 288 50代 315 60代 285 70代以上 349 首都圏 1167 京阪神圏 593 副作用経験層 673 副作用未経験層 1087 ある 653 ない 788 どちらとも言えない 319 そう思う 113 まあそう思う 411 あまりそう思わない 973 そう思わない 263 製薬会社の名 前が分からな いので何となく 不安 全体 (調査年別) 性別 年代別 地域別 副作用経験別 かかりつけの 薬局の有無別
4 処方された薬のメーカー名の認知意向
(1) 処方された薬のメーカー名の認知意向 [ 問8 ]処方薬のメーカー名を32%が「知りたいと思った」
■処方された薬のメーカー名については、知りたいと「思った」のは全体の32.3%で、前回と比べて 増加している。 ■性別では男女にあまり差はなく、年代別でみると、年代が上の方が意向が高い傾向があり、最も高 いのは70代以上の40.4%である。 ■副作用経験別では、未経験層は27.0%だが、副作用経験層は40.9%に認知意向がある。 ■『製薬会社の名前が分からないので何となく不安』の肯定、否定別では、「そう思う」層で65.5%、 「まあそう思う」層で52.8%と高い認知意向を示している。それに対し「あまりそう思わない」層 23.9%、「そう思わない」層16.7%と、不安度の度合いと認知意向の高さは連動している。 図表19. 処方された薬のメーカー名の認知意向 (全体/属性別/要因別) 注) 「無回答」除く 32.3 29.3 28.9 31.5 32.6 32.2 32.3 26.3 27.5 29.9 33.7 33.0 40.4 32.2 32.4 40.9 27.0 40.7 26.3 29.8 65.5 52.8 23.9 16.7 67.7 70.7 71.1 68.5 67.4 67.8 67.7 73.7 72.5 70.1 66.3 67.0 59.6 67.8 67.6 59.1 73.0 59.3 73.7 70.2 34.5 47.2 76.1 83.3 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 知りたいと思った 思わなかった73.2 34.3 29.2 15.7 1.2 74.0 39.3 24.1 15.8 2.1 74.9 39.2 26.5 15.1 2.7 74.0 35.9 18.2 16.5 4.9 78.6 38.3 18.1 16.9 3.0 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 知っていると安心だから 副作用が起きた時のために知っておきたいから 信頼できないメーカー(製薬会社)があるから 問い合わせ先を知りたいから その他 16年(568) 15年(519) 14年(510) 12年(577) 10年(603) (2) 処方された薬のメーカー名を知りたいと思った理由 [ 問8-1 ]
メーカー名の認知意向理由は「知っていると安心だから」
■処方された薬のメーカー名の認知意向者の、知りたいと思った理由は「知っていると安心だから」 が73.2%で最も多い。次いで、「副作用が起きた時のために知っておきたいから」が34.3%、「信頼 できないメーカー(製薬会社)があるから」が29.2%、「問合せ先を知りたいから」が15.7%と続く。 ■時系列でみると、「知っていると安心だから」は前回より微減で過去5回調査の中では最も低い。 「信頼できないメーカー(製薬会社)があるから」は、前回より増加している。 図表20. 知りたいと思った理由 (全体/16年/15年/14年/12年/10年) 【複数回答】 % 注) 「無回答」除く調査数 16年 1760 64.1 15年 1772 64.3 男 829 65.9 女 931 62.5 20代 232 51.3 30代 291 56.4 40代 288 62.2 50代 315 67.6 60代 285 67.4 70代以上 349 74.8 首都圏 1167 64.3 京阪神圏 593 63.7 全体 性別 年代別 地域別 (3) 処方された薬のメーカー名の認知度 [ 問9 ]