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園の洲の海藻 特に夏季のアマモ群落-香川大学学術情報リポジトリ

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Academic year: 2021

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11 園 の 洲 の 海 藻 特に夏季のアマモ群落 氏 家 由 (香大、学芸、附院) 臍索瀬戸の島々の間に.は,岩礁や頼や洲などが存在して海況は複雑である一・したがって瀬戸内海藻 の群落生態を究明するには.,まずこのような特殊な場所の調査に関心が払われなければならない・こ れらのうちで岩礁面についての記述ほ.僅少ながらみられるので,811その状態も次第に胡らかに・され つつある..反面,漱や洲についての報文ほ皆無に近い.1,9 塩飽諸島中最大の広島と本島の間は低潮時(掛こ大潮時)になると略南北に広大な固の洲が干出す る..これは洲の代表的なものであり,かつまた近来緑藻水ソエガサの群棲地として内外に.知られたと ころであるから2さ=‖ 調奄の機会を待っていた.宰にも1958年8月2日■東大,農,新崎盛敏博士がホ ソエガサ採集に来県され,丸亀漁黄協同組合の御好意によって同行することができたので,その際の 見聞を記したいと思う. 洲の東南部の一部を調査したに・過ぎないが,低潮時に・干出する部分ほほとんど肉眼的な海藻群落は みられない一.わずかにみられるものも極めて恕生し,それも単独の孤立した状態であって,果して生 育しているものか漂流中のものか判断に苦しむものが多い… なお干出する洲のところどころに凹地を 生じ,浅いながら潮だまりを残して1、る.このようなところにほ種子植物コア■マモやウミヒルモがみ られ,これらの間に海藻がみられる場合が多い. 笹子礪物のアマモは洲の周辺部で干出しない部位に続くあたりから生育し始め,漸深帯で密生した 大森落を形成している.したがって,大潮時の最低低渦紋附近すなわち潮間帯最下位■に属する帝位で ほかなり空所を残したり,粗生しているところがあって,そこにほ,コアマモやウミヒルモがみられ る場合もある.このようなところではアマモの間にみられる′J、石や死貝殻上に各橙の中形,小形海藻 が生育していて,当日採集された主なものほ次のようなものであった・* ホソエガサ,アオノリ,イトアミジ,■アミジグサ,シラモ,マサゴシバ少,イパラノリ,ハリイギ ス,タカザシグサ,キヌゲグサ,カギウスバノリ,セトウチアヤ・ニシキ1011−(八木称),ソゾ,コザ ネモ, ケブカグジアなど しかしこれら海藻の個体数ほほ/なほだ少なく,数盈的にはアマモ群落檻包含されでいて特別とり上 げるほどではな車“漸深帯で大群落をつくっている部分でほ,海底の海藻が・一層少なくなり,海藻ほ アマモそのものの葉上にみられるようになる・ そのようなアマモの葉を採集して研究室に持ち帰り,その中から任窟に選んだ35本について調査し た.しかし資料の収集故に不充分な点があったことに気付いたので,表示法は個体数の多少を3段 階にわけて表わし,集計的な取放いはしなかった・したがって個体番号ほ採集番号と−・致していな し、. その結果ほ次のように15種塀の海藻がみられたが,内部寄生程ほ認められなかった・中形海藻は採 集時には肉眼約に目立つように鳳ったが,個体数はいたって少なく,反対に微小な海藻が多い事が判 明した..特に会葬上に∴無節サンゴモのモカサ7がみられた・それ以外でほハリイギス,それに続いて テンゲリアが個麻数も多かった..ハリイギスはアマモ葉上だけでなく,海底の小石,貝殻を始めホソ *踵名は主として広瀬(1957)1岡村(1936)即こよった。 211−13,1959

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ェガサの体上にまでみられたので,これだけの資料からアマモの葉上に・だけみられる海藻が果してあ

るかどうかは今直ちに判断できない.

以上のように洲の海藻は夏季においては,潮間野上位,中位ほほとんど海藻群落ほみられず裸地の

ままである.潮間帯最下位から漸深帯にかけてはアマモ群落が発達し,海底や葉上に海藻が生育して

いる.その構成経は.,ホソエガサやセトウチアヤヱシキなど瀬戸内を特徴づける海藻がみられた・そ

れにしてもここのアマモ群落中にみられた海藻は沿岸でみられるアマモ群落とは異なった特殊なもの

によって構成されているといえよう.筆をおくにあたり,終始御指導をいただいている九大,遵学

部,瀬川宗青侍士ならびに機会を与えられた東大,農学部,新崎盛敏博士,丸亀漁業協同組合の浜野

春男氏,泉侶和一・氏その他の方々にお礼申し上げます・

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13 参 考 文 献 1..HIROSE.且.(1957):BioI….TourいOkayama Univ..き87−106 拷野 俊平(1954):藻類Ⅱ49 狩野 俊平(1956):採飼18297′−299 猫野 俊平(1956);荘類Ⅳ65∼66 岩田 滑ニ,托野 俊平(1954):採飼1634∼37 2 3 4 5 6 フ 8 9 1 (1936):日凍海藻誌 (1956):原色日凍海荘園鑑 (1957):藻類V80∼83 蓋 (1955):採飼け87−88.96 (1957):来島海峡の藻類 岡村金太郎 瀬川 宗畜 民家 由三 民家 由三, 八木 至怒一・ 八木 繁一L 原稿受伺 Feb.15,1959

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