91 第20巻第1号(1968)
ブドウの早期落葉に関する研究
Ⅳ 梅雨期の落葉がその後の園内気象,果実温度ならびに
果実の成熟・品質に及ぼす影響について
樽 谷 勝 工 緒 前報までく5凡7・8)に,当地方のブドウ園における収穫期以前の早期落葉について,その類型と園地の立地条件との 関係を明らかにし,それが梅雨期の多湿・湛水およびその後の土壌乾燥によるところが大きいことを報告した. また,当地方のキャンベルス・アーリー園では成熟期に字書をこうむり,赤うれ果や萎縮果などの発生がみられ, 果実の品質低下をきたしてしいることが報普(1・2・8)されている. 本報は上記のことから,とくに梅雨期どろにおける結果枝基部実の落葉が,その後の園内気象,果実温度ならびに 果実の成熟・品質などに及ぼす−影響について,その実態を調査し,あわせて−その落莫対策としてのコモ掛け法を試み たものである. 本研究の進行に当たり,京都大学教授小林章博士のど懇簿な指導と助言を賜わり,また本報の訝盈実験に険して 本学部果樹園芸学研究塞葦沢正義教授,園芸利用学研究室樽谷隆之教授,農地工学研究室上原勝樹教授らの助言と協 力をいただいた“ここに深甚の謝意を表する小 体報の要旨は園芸学会昭和43年皮春季大会において発表した). Ⅱ 調査材料および方法 (A)1少‘‘年の調査 大川郡志度即事田地区のキャンベルス・アL−リーーの成木園について,結果枝基部其の落葉程度と棚下への日射盈を 測定するとともに,赤うれ果の程度別発生状態と結果枝基部其の落莫数との関係を調査した. 棚下への日射盈の測定は,傾斜地および平坦地ブドウ園について,7月30日(快晴)の牛後2∼3時の間,落莫程 度の異なる部分を選び,東芝製日周計をもって数点づつ測定した.また,赤うれ果の発生と落莫数との関係について は,8月18日に収穫前の樹を任意に選んで,赤うれ程度別(一凛房申における赤うれ果粗の発現割合とその色沢・外 観によって区分)の果房放と結果枝基部の落葉数を調査した. (B)19‘7年の調査・実験 本学部付属農場大宮果樹園(南面傾斜の花崗岩土壌)で,17年生のキャンベルス・ア−リ岬を用い,6月25日,7 月5日,一7月15日に,それぞれ結果枝の本梢乗数13枚のうち,基部5枚を摘除して人為的に落莫状態を作現し,その 付近におけるその後の気象(気温,蒸発藍,土壌湿度)と果実温度ならびに果実の成熟・品質等に関する調査をした. さらにこれらの枯葉樹の一部に,7月20日に巾75cmのコモを主枝上に掛けて,露出果房を覆い,収穫時に赤うれ 果の発生状態と果実の品質などを比較した‖ これらの調査および実験の状景は第1図に示すとおりである92 香川大学鹿学部学術報告 〔気象観測および土壌湿度の調査〕 摘要区(6月25日に結果枝基部の5枚を摘除)と無処理 標準区(慣行法による結果枝誘引・輪業せず)を設仇 地 表面,地表上10cm,50cm,100cm(棚の直下部),180cm (棚の直上部)の5†軍位に日光の直射を遮ぎって,棒状最 高・最低温度計を水平に懸垂したまた地表面と棚の喧下 部・直上部の3カ所に平田式未発計と直径約15cmのシャ ーレ一に水を入れた簡易水面蒸発討を設置した これらの観測は所定の期間中,毎日年前9時に行なった. 土壌湿度の調査は,両区について地表下3cm部位の土壌 をとり,乾土法によって測定するとともに容水温を測定し, 対容水墨%を算明した. 〔果実温度の測定〕 7月15日(着色始め期),7月21日(着色期),7月27日 (着色盛期)の3回および7月27∼28日の…・昼夜問,いず れも摘菓による日射部果房と無処理標準区の日陰部果房に ついて,東芝製サ・−べスタ−を用い,果舞上面(肩部)果 粒の果面と果肉(深さ約5mm)の温度を測定した 〔果実の成熟・品質の調査〕 8月16日に収穫前の樹上調査と収穫果の調査を行な。た 果粒の大きさは採収果30粒を任意に抽出して,粒径および 粗雷を測定した 果汁申の糖度は屈折計を用い,仝糖含鼻 はベルトラン法により,酸合鼻は滴定法により酒石酸含毘 として野山した.なお赤うれ果の発生状態は樹上において, 程度別に相対比較法で区分した 第1図 摘実による実験・調査の状景 (気象観測およびコモ掛け法) 1967年,大宮果樹由 Ⅱ 調査および実験結果 (A)19‘‘年の調査
1.落葉程度と棚下への日射畳
傾斜地飼および水田転換園において,結果枝基部某の落莫程度を異にする部分の,棚下への日照皮を測定した結果 ほ節1表のとおりである すなわち,棚上の日照皮を100とした比数でみると,健全樹2∼4%,軽度落葉樹4∼10%,申度落葉樹22∼48%, 強度落葉樹57−74%の日照度を示し,落葉程度の大なるものほど棚下への日射鼻が大きかった算20巻第1号(1968) 93 第1表 落葉程度と棚下の日照度との関係(1966年) 7月30日 快晴,pm2∼3, 嘩位:ルクス 注(1)健全樹本梢基部の落葉が2枚以下程皮 寝度樹 〝 2∼3枚程度. 中庭樹 〝 4∼5枚程度 強度樹 〝 5枚以上程度 (2)()は機上の日照度を100とした比数(%)を示す 邦2表 赤うれ来の発生と落葉との関係(1966年) 8月18日 樹上調査, 大川郡志度町幸田地区 注(1)傾斜地園における任意法調査による果房数を示す. (2)r・=0.804 2.赤うれ果の発生と落葉数との関係 大川郡志皮町の傾斜地園で調査した結果は,第2表に示すとおりであり,結果枝基部の落葉数と赤うれ果の発生と の偶には,高い相関がみられた (B)1少67年の調査・実験 1摘菓処理によるその後の園内気象の変化 川 気温および未発鼻 7月22日∼31日までの10即制こおける各部位の観測値の平均は鐸3表のとおりであるすなわち,硝薬区は無処理 棟準区にくらべて,最高気温において地表面で約100C,棚下の各部位で2∼30C高いい また7月27日∼28日に一 昼夜問の観測を行なった結果は罪4表のとおりであり,地表面において摘葉区の方がつねに高く,日中で約150C, 夜間で2∼30C高かったけ 未発盈について,棚下の観測部位における100cm2当りの水面未発鼻を比較すると,摘葉区の方が無処理標準区よ りも地表面で約1..7倍,棚適下部で約1n5倍の未発鼠を示した,これに対して棚上部では両区間の差はなかった.
94 香川大学農学部学術報告 節3義 気温および讃発盈の比較(1967年) 7月22日∼31日までの10日間の観測値平均 注(1)無処理区は慣行法による誘引を行ない括菓せず. (2)摘菓区は慣行法により誘引を行ない,6月25日に結果彼の基部5枚を摘除した. 滞4表 気温の 日 変化 1967年7月㌘∼Z8日,晴 第5表 地表下浅層の土壌湿度の変化(1967年) 注 土壌容水星36.13%,()は対容水虫%を示す. (ロ)土 壌 湿 度 摘其処理後の7月20日以降における両区の土壌湿度の変化の状態は,第5表のとおごであるすなわち摘葉区は無 処理区よりもはるかに乾燥状態にあり,その程度は7月末から8月初めにかけて,30%(対容水虫)以下になった.
95 第20巻第l号(1968) 2.果 実、温 度 川 着色の時期および程度別の果実温度 着色始め期,着色期および着色盛期に測定した結果は第6表に示すとおりである. 第6表 着色の時期別・程度別の果実温度(1967年) 着色始め期 7月15日晴,pm2.00観測 OC, 着色期 7月21日晴,pm2.00観測 着色盛期 7月27日晴,pm2巾00観測 注 果房上面(肩部)の果粒につき,5点づつ測定の平均値で示すい 輪業による日射部の果実温度は,緑色果,着色果ともに菓による日陰部のものにくらべて,呆面,果肉のいずれも 3∼60C高い。とくに7月21日および7月27日の測定結果によると,両区間の差は一層はなはだしく,日射部の果 実温度は420Cを超えるものがあった. (ロ)着色盛期における果実温度の日変化 7月2‘7日∼28日における−・昼夜観測の結果は第7表のとおりである. 第7表 着色盛期における着色果の果実温度の日変化 1967年7月27日∼28日観測 注 果房上面(肩部)の果粒につき,5点づつ測定の平均値で示す.
香川大学虚学部学術報沓 96 これによる果実温度ほ14時に最高を示し,日射部では41.2∼42…20Cに上昇したが日陰部の果実では35.5∼36.20C であクた.その差は5.7∼5‖1となり,1日中で最も大きかつたこれに対し,最低温度は早朝の4時どろで,夜半 以降には日射部の果実が,日陰部の果実よりもやや低温となった. なお,−・日中における果実温度の較差は,日射部果房で未申16・80C,果肉19・40Cに対して,日陰部果房では果面 10・70C,果肉111・90Cであり,日射部果房における果実温度の日変化が大きい.ちなみに気温の較差は12.20Cであ った. 3.果実の成熟および品質 (イト摘莫時期と果粒の発育,果汁申の糖・酸含恩との関係 8月16日の収穫時に,摘共時期別の各区における果粒の大きさおよび果汁申の糖・酸舎監について調査した結果は 第8表のとおりである 第8表 摘共時期と果粒の発育および果汁中の糖・酸舎監 1967年8月16日調査 注 果粗の大きさは任意抽出の30果蚊の測定平均値である” 第9表 摘葉時期別赤うれ果の発生状態 196−7年8月16日樹上調査 注(1)各摘葉区は本梢菓13枚のうち,基部5枚を摘除= (2)()は,各区における調査仝着果房数に対する比数(%)を示す、 すなわち,枯葉時期の早いものはど呆粗の発育が劣り,果汁中の糖度が低く,品質が劣った (ロ)摘葉時期と赤うれ其の発生状態 第9表に示すどとく,摘葉時期の早い区において赤うれ果の発生が多く,・またその程度が強い傾向が明らかにみら れた.. 4.落葉対策としてのコモ掛け法の効果 川 果実温度に及ぼす影響 摘其処理により果房が露出しているものに対して,主彼の上面にコモをのせて,果房に対する直射日光を遮ぎった 状態において,着色期の果実温度を測定した結果は,第10表に示すとおりであった.すなわち,コモ掛けを施したも のは無処理標準区の果実とはとんど同じ程度の果実温度を示した.
9‘7 第20巻節1号(1968) 第10表 コモ掛け法が果実温度に及ぼす影哲(1967年) 着色期 7月21日快晴,Pm2.00観測 着色盛期 7月27日快晴,Pm2..00観測 注 果房上面(肩部)の果粒につき,5点づつ測定の平均値で示す. 罪11表 コモ掛け法が果汁中の糖・酸合盈に及ぼす影響1967年8月16日調査 (ロ)果汁申の糖・酸含盈に及ぼす影響 節11表に示すどとく,コモ掛けを施したものは,同じ摘共時期のものでも糖度および仝糖の合愚を高め,糖/酸比 が高くなっている. 日 赤うれ果の発現抑制効果 摘共による赤うれ果の発生状態と,コモ掛けを施したものにおける赤うれ果の発生状態を比較すると,節12表のと おりである.
香川大学農学部学術報告 98 第12表 枯葉時期別の赤うれ果の発生状態とコそ掛け法による赤うれ果の発現抑制効果 1967年8月16日樹上調査 注()は調査仝着果房数を100とした比数(%)を示す. すなわち,これを健全果房数の割合につい七みると,6月25日摘某区で日射区9.1%に対し,コモ掛け区44.9%を 示し,J7月5日および7月15日摘菓区でもコモ掛け区は46小4%および50%に上昇しており,いずれもコモ掛けを施し たものほ,赤うれ果の発現を軽減し,赤うれの程度を綬和していることが明らかにみとめられた Ⅳ 考 察 瀬戸内地帯のキャンベルス・ア−リ一 種の果実に対する草書現象として,赤うれ果や萎縮果の発生が認められてい るが(1・8〉,それは結果枝基部其の早期落莫ならびに炭素同化作用のはなはだしい低下によるものであるとされてい る.筆者は,この早期落莫の原因追求と対策の確立を期するための研究の−・環として,早期落葉の類型とそれらの時 期的推移について,その実態を明らかにした(5・6)い そのうちで梅雨期における早期落葉は,梅雨期の多雨またほ園地 の多湿および排水不良などにもとづく根の機能障害によるものが多いことが推測された(7).それがさらに,その後 の高温・乾燥によって一層はなはだしくなり(8),成熟期における早書果の発生に遵らなっていることが考えられた 本報は,梅雨期の早期落葉によって起こる園内の気象的環境の変化と,それらが果実の成熟および品質に及ぼす− 連の ブドウ園はおける微細気象に関する観測についてほ,上原(17・18)をはじめ坪井ら(12,14)の報告がある.ヱれらの
報告によれば,正常なるブドウ園における昼間の徽気象的特性として,棚の表面が主たる熟授受の作用面となり,樹
冠の上表付近の温度が最も高く,さらに棚下の蒸発盈ほ園外よりもはるかに低い値を示して,園外の気象状態とは異 なった特性をもっているとしている小 本調査では,摘葉処理を行なった樹の付近における気象観測の結果,地表面の気温が無処理区より約100Cも高く, また未発最において−1.7倍の数値を示したことなどから,棚面付近の気象的環境が明らかに変化したことを証明し得 る. 落葉により棚下への日射盈が増大することば,当然に棚下の気温および未発見の上昇と土壌湿度の低下をきたし, 一層落葉現象を促進する結果を招くことになる.このことは同時にブドウ樹の発育や生理的な諸作用に対して,少な からずの悪影響を及ぼす(4)ことは明らかである 果樹における枝幹や果実が直射日光を受けて,その部分の温度が異常に上昇することによって生ずる種々の生理的 障害については,岡本(18)は桃樹の日焼けについて,中川(11)はブドウ果実の生理的障害について,聾沢(8)はブド罪20巻節卜号(1968) 99 ウ果実の草書果について,それぞれ詳細に報告している.とくに中川ら(11)は,ブドウ果実の日焼病・縮果病の発生 原因の追求において,障害の発生しやすい状琴にある果実にとっては,光線の値接的夢響がかなり大きな要素として 作用することを述べている.また聾沢(8)は,ブドウ果実の草書防止について,陥没状萎縮果の発生に対しては果房 への陽光の直射を遮ぎる法によって,高度に防止することができることを認めている. このようiこブドウ未熟晒する日光の直射は,果実温度の異常なる上昇をきたし,中、ては生理的障害果や草書果 の発生をもたらすととが認ゆられている.本調査の場合,上記の疲告とは必ずしも同⊥の藤吉果の発現を観察するこ とはなかったにレても,着色期どろの果実温度測定の結果が示すように,日射部凍寒鰐皮が異常に高く,またその日 較差が大きかったことは,これらのブドウ果実においてなんらかの生理臨書をともなっていることは当然と考えられ る.一方,早期落葉によっでブドウ樹の主彼・側疲などが露出して直射日光を受けることについては,土屋(15)が報 曽しているブドウの枝幹に対する日痍障害にも関連するものがあると考えられる. さらに,ブドウ果実の着色および糖・酸合盈と光線・温度との関係については,内藤(9,10)の詳細な報告がある. すなわち,デラウェアTでは,昼間の温度が,果芙におけるAnthocyaninの形成;合成過程に直接的な影響を及ぼ し,高碍がそれを阻害していることを述べ,・またキャンベルス・アーーリーを含む兵色麺は,いずれも完全遮光状態で も自然日照下におゆるとはとんど同じ程度に着色したことを報告している1.土屋(16)’はブドウ品種の着色と棚の明る さとの関係について,キヤンベノレス・ア−・リ−は散光着色種に属しているとしてい右 本調査の場合,摘菓処理により果房が強烈な光と温度を受け,赤うれ果の発生を多くし,コモ甜け法が赤うれ果の 発現を軽減したことなどは,上記のブドウ果実の着色に関する光線や温度との関係古とっいての諸報曹と一散するもの がある 以上のことから,梅雨期ごろの早期落葉は,その後の園内気象環境に変化をあたえ,それが果実の発育や各種の生 理作用に対して影響を及ぼしてシ、ることば当然なことであると考えられるが,これらの影響は個々単独ではなく,相 乗的・累加的に前後が一遍の関係をもっているものであるといえる Ⅴ 摘 要 本報は,当地方のキャンベルス・ア−リー園における梅雨親どろの早期落葉が,その後の園内気象の変化と果実の 温度ならびに成熟・品質等に及ぼす影響について,1966∼1967年に,その実態を調査したものである (り 二結果彼基部其の落葉程度が大なるものほど,棚下への日射鼻が大きく,棚下の気温を高め,未発鼻を多くし, 土壌湿度の低下を早めた (2)結果枝基部の落葉数と赤うれ果の発生との間には,高い相関がある (る)落莫によって露出した日射部の果実温度は,葉陰げのものにくらべて,日中において3∼6◇C高く,420Cを 超えることがあった. (4)落葉時期が早いものはど,果粒の発育が劣り,果汁中の糖度が低く,赤うれ果の発生が多かった (5)落葉樹に対してコモ掛けを施して,晃房に対する日光の直射を遮ったものは,葉かげの果房と同じ程度をの果 実温度示し,赤うれ果の発生を軽減した
100 香川大学鹿学部学術報普 引 用 文 献 (1)葦澤正義,樽谷勝:香川県おける果樹園の草書に関 する研究,Ⅰ,葡萄園の辛苦調査,園芸学会昭和34 年皮春季大会発表(1959). 熟に及ぼす影響,島根農大研報,13㈲,10∼14 (1956). 8ゆ∵‥ブドウ果実の宕色に関する研究,Ⅴ黒色 種および赤色種の異色ならびに色素舎監に及ぼす光 度の影響,国学誌,33(8),213∼220(1964). 帥 中川昌一・,宮田滋:ブドウ果実の生理的障害に関す る研究,Ⅱ光線および温度の影響について,園芸学 研究集録,后,59∼63(1953).. 囲 日本農業気象学会編:災害防除農業気象新典,279 ∼誼4,東京,養賢堂(1954)い ㈹ 岡本茂:桃樹の日焼に関する研究,Ⅰ日焼発現の実 態と枝幹温皮,国学誌,20(3・4),243∼249(1952). (畑坪井八十ニ,中川行夫:ブドウ園の微細気象特性Ⅰ ,農業気象,$(3・4),7$∼80(1952).. ㈹.土屋長男:葡萄樹の日焼と防止法,農及園,26(さ), 343∼346(1951)一. (畑←・:ブドウ栽培新説,256∼2(;3,京京,養賓 堂(1956)… 的上原勝樹‥北面傾斜ブドウ園における夏季の微細気 象状態について,香川戯専研報,1(2),2‘7∼38 (1949). (1⑳∵:傾斜地果樹園における徽細気象の研究工, 関学誌,24(幻,103∼115(1955). ,∵:葡萄の深耕樹における夏季乾 燥の影響,香川大農学報,13(玖133∼140(1962) (2)
(8)∴
;香川県における葡萄の草書に関する研究, 香川大農紀要,17,28∼39(1964). (4)小林章:果樹園芸総論,環境・結実・栄養編,11∼ 13,78∼83,東京,養貿堂(1954). (5)樽谷勝:ブドウの早期落莫に関する研究,工キャン ベルス・ア・−サー種の早期落莫の実態,香川大農学 報,1‘(1),103∼108(1963)‖(6)+
:ブドウの早期落葉に関する研究,Ⅱ地形, 土壌条件の異なるキャンベルス・アーーリ・一国におけ る早期落葉の実態,香川大農学報,18(1),96∼ 102(1966). (7)+−:ブドウの早期落葉に関する研究,Ⅱ梅雨 期の湛水,多湿が早期落葉に及ぼす影響,菌芸学会 昭和41年虔秋季大会発表(1966). (8)+;ブドウの早期落葉に関する研究,Ⅱ早期 落葉に及ぼす梅雨明け後の土壌乾煉の影艶 香川大 鹿学報,1,(2),187∼192(1968). (9)内藤隆次:ブドウ果実の若色に関する研究,Ⅳ夏季 の昼間の高温がデラウェア一種果実の着色および成Studiesonthedefoliationofgrapevinesinthesummerseason
IV Thee鮎ctofearlydefoliationintherainyseasononthef王uitquality MasaIu KURモTANlSummary
l)Theseverertheleavesdefoliated,theinsolationunder vinesbecamegreater.Consequently,it wasfbund in the vineyard that the temperaturerose,eVapOrationincreased and sojlmoisture decreased.
2)Thetemperature ofthefiuit whichexposedinsunshineby thedefbliation was3−60Chigherthantheone
in the shade ofleavesandsometimesit becamehigher than420C.
3)Theearlierthedefbliation occurred,thepoorerthe fmit development,thelower the sugar content and
the more the uncolored fiuit werefbund at harvest
4)Whenthedefbliatedvines塞ereCOVeredbystrawmattings,thefiuit temperaturewasabout the same as the onein the shade ofleaves and the number ofuncolored ft・uit decreased.