1 地域水産業再生委員会 ※再生委員会規約及び推進体制の分かる資料を添付すること。 ※策定時点で対象となる漁業者数も記載すること。 2 地域の現状 (1)関連する水産業を取り巻く現状等 対象となる地域の範囲及び漁業の種類 那智勝浦町は本州最南端和歌山県の南東部に位置し、熊野灘に面し沖合を黒潮が流れる温 暖な海域で、黒潮本流、分枝流によって沿岸部に好漁場をひかえています。 また、沿岸に生息する魚介類の種類も豊富でイセエビ刺網漁業、採貝・採藻漁業を中心に 様々な漁業種類が営まれています。イセエビ刺網漁業・採貝・採藻漁業の水揚げは、沿岸漁 業全体の半分以上の水揚げを担っている重要な漁業種となる。 しかしながら、近年の温暖化による海水温の上昇が影響と見受けられる磯焼けにより、沿 岸域における魚介類への影響も深刻なものとなっています。今後も安定した漁獲量が見込め なくなる恐れがある中で、平成23年9月の紀伊半島大水害による河川工事が継続して行わ れ、濁水等による根付漁業への影響も危惧されています。 さらに、近年魚価の低迷が問題になっており、特にイセエビ・貝類の魚価については特に 顕著に表れています。 宇久井漁業協同組合 勝浦漁業協同組合 和歌山東漁業協同組合(浦神支所・那智支所) 那智勝浦町 那智勝浦町水産振興会 那智勝浦町観光協会 南紀勝浦温泉旅館組合 南紀くろしお商工会 和歌山県東牟婁振興局地域振興部企画産業課 和歌山県漁業協同組合連合会 会長 在仲 靖二 オブザーバー 代表者名 再生委員会の 構成員 浜の活力再生プラン 組織名 那智勝浦町地域水産業再生委員会 イセエビ刺網漁業 宇久井漁協 22経営体 勝浦漁協 39経営体 和歌山東漁協那智支所 3経営体 和歌山東漁協浦神支所 40経営体 計 104経営体 採貝漁業 宇久井漁協 26経営体 勝浦漁協 24経営体 和歌山東漁協那智支所 17経営体 和歌山東漁協浦神支所 30経営体 計 97経営体 採藻漁業 勝浦漁協 35経営体 和歌山東漁協那智支所 23経営体 和歌山東漁協浦神支所 92経営体 計 150経営体 3漁協全体の水揚金額(H26):533,678千円 内対象漁業種の水揚金額(H26):291,801千円 対象漁業種による水揚で全漁業種の55%を占める重 要漁業種となることから対象漁業として選定した。 別記様式第1号 別添
Ⅰ 資源管理の強化 ① 藻場造成やつきいそにより魚介類の生息環境を整え、そこへ種苗放流する。 ② 漁場の岩盤清掃を行い、ヒジキの成育を促進する。 Ⅱ 漁獲物の販売促進 ① イベントを利用した販売促進 ② いせえびのブランド化の取り組み Ⅲ 漁業経費の削減 ① 船底清掃による燃料コストの削減。 ② 減速航行や漁場情報の共有化など漁業経費の削減を図る。 ③ 燃油価格の高騰に対し、省エネ機器の導入や機器設備等のメンテナンス実施によ る負荷の軽減。 Ⅳ 海の環境整備による安全で持続的な操業の確保 ① 海岸漂着物(流木等)を回収処理し、漁場環境を守る。 海洋生物資源の保存及び管理に関する法律、和歌山県海面漁業調整規則、資源管理計画、漁 業権行使規則 ※プランの取組に関連する漁業調整規則や漁業調整委員会指示等について記載する。 (2)漁獲努力量の削減・維持及びその効果に関する担保措置
1年目(平成27年度) Ⅰ 資源管理の強化 ・勝浦漁協のイセエビ刺網漁業者は、和歌山県漁業調整規則による規制 (操業期間9月16日から翌年4月30日)に加え、自主的に1月31日以 降、及び毎月8日間の休業を実施する。 漁業収入向上 のための取組 ・宇久井漁協は、昭和中頃には漁獲制限なしに漁を行い、イセエビ資源が枯 渇する危機があった。以降、徹底した資源管理を行い、段階的に漁獲枠を拡 大してきている。 これまでの取り組みとして、宇久井漁協のイセエビ刺網漁業者は、和歌山 県漁業調整規則による規制(体長15cm以下の採捕制限)に加え、自主的 に体長16.5cm以下の採捕制限を行い資源管理に努め、現在に至るまで 安定して資源量を確保している。 取り組みを継続し、段階的に漁獲枠を拡大することにより目標年において 漁獲枠を50kg/人増加させる。 ・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、現在行っているイセエビ等の増殖礁周辺 への小型イセエビの再放流の実施に加え、雌イセエビ再放流を行い資源量の 増大を図る。 ・和歌山東漁協那智支所の採藻漁業者は、ヒジキ漁場の拡大・造成のた め、収穫後に磯掃除を行う。一部のヒジキを残し、残したヒジキを種付けの ためスポアバックにより設置する。この取組により価格の良いヒジキ漁場を 拡大し所得向上を図る。 (3)具体的な取組内容(毎年ごとに数値目標とともに記載) ・全漁協の採貝漁業者は、現在磯焼けが進む漁場において、貝類の餌とな るカジメ母藻設置等による藻場造成、及びアワビ、トコブシの稚貝放流によ り採貝漁場資源の維持・増大に努める。 Ⅱ 漁獲物の販売促進 ・那智勝浦町は、世界遺産・温泉を有する観光の町であり、これまで観光 関連団体等を含め町全体で地域の活性化を目指してきた。水産業界において も同様に観光・水産関係団体から組織する那智勝浦町水産振興会が主催する 『いせえび祭り』の期間中に行われるイベントで、地元産イセエビの試食等 を行ってPRするとともに、集まった来客に直販を実施する。直売について は、「浜値+1,000円」を目標にし、漁業者の所得向上に努める。 ・ブランド化の取り組みとして、再生委員会は、今年度に和歌山県漁連と 協力しイセエビのプライドフィッシュへの登録を行う。 以上の取組により、1%以上の所得向上を目指す。
漁業コスト削 減のための取 組 活用する支援 措置等 ・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、漁具のこまめな補修と、漁網等の適正 管理を行い漁具の耐用年数延長により漁具購入費用を軽減する。また、荒天 時の出漁を制限することにより事故の防止及び漁具の摩耗を防ぐ。 ・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、これまで漁場を先着順で決めていたた め出漁時に高速航行を行っていたが、今後は漁場情報を共有化し、順番に漁 場を回すことにより出漁時の高速航行を無くし、燃料費を削減する。 する。 Ⅳ 海の環境整備による安全で持続的な操業の確保 ・全漁業者は、紀伊半島大水害以降大量に発生した流木等に対し、漁場や 海岸において海岸漂着物等の清掃活動に取り組み、安全な航行・漁場環境の 回復を図る。 以上の取組により、1%以上の所得向上を目指す。 那智勝浦町稚貝稚魚放流事業、和歌山県磯根漁場再生事業、那智勝浦町水産 振興会事業、那智勝浦町観光地魅力アップ事業
2年目(平成28年度) Ⅱ 漁獲物の販売促進 ・那智勝浦町水産振興会が主催する『いせえび祭り』の期間中に行われ るイベントで、地元産イセエビの試食等を行ってPRするとともに、集まっ た来客に直販を実施する。直売については、「浜値+1,000円」を目標にし、 漁業者の所得向上に努める。街中において、イセエビ料理を提供できる体制 を構築し、地元消費増による単価向上により、所得の向上を目指す。以前に 街中での取組を行ったが、高級食材ということがあり、新規での出店が進ま なかった。漁業者がこまめに必要な量を提供することにより、取扱いやすい 体制を整える必要がある。 ・ブランド化の取り組みとして、再生委員会は、昨年のプライドフィッ シュに引き続き、近隣漁協と調整を行い、和歌山県が認定する「プレミア和 歌山」の認定に向け取り組む。視察において他団体とブランド化の取り組み に対する意見交換を行った結果、町単独で認定を目指すには、同じ熊野灘海 域の中で環境・資源において近隣自治体との相違点を示す必要があり、認定 に向けては「和歌山県産いせえび」として取り組む方向性が必要との認識を している。県内の産地と協力し、認定を目指す。 以上の取組により、1%以上の所得向上を目指す。 漁業収入向上 のための取組 ・平成23年に発生した「紀伊半島大水害」により傷んだ漁場を回復させ ることを目的に、産地水産業強化支援事業により、町はイセエビ漁場造成の ため「つきいそ」を行う。いせえび定着までの間禁漁とする。 ・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、現在行っているイセエビ等の増殖礁周辺 への小型イセエビの再放流の実施に加え、雌イセエビ再放流を行い資源量の 増大を図る。 ・和歌山東漁協那智支所の採藻漁業者は、ヒジキ漁場の拡大・造成のた め、収穫後に磯掃除を行う。一部のヒジキを残し、残したヒジキを種付けの ためスポアバックにより設置する。この取組により価格の良いヒジキ漁場を 拡大し所得向上を図る。初年度での取り組みの効果を検証し、より効果的な 取り組みを検討する。和歌山東漁協浦神支所において次年度より取り組みを 行うかを併せて検討する。 Ⅰ 資源管理の強化 ・勝浦漁協のイセエビ刺網漁業者は、和歌山県漁業調整規則による規制 (操業期間9月16日から翌年4月30日)に加え、自主的に1月31日以 降、及び毎月8日間の休業を実施する。 ・宇久井漁協は、昭和中頃には漁獲制限なしに漁を行い、イセエビ資源が枯 渇する危機があった。以降、徹底した資源管理を行い、段階的に漁獲枠を拡 大してきている。 これまでの取り組みとして、宇久井漁協のイセエビ刺網漁業者は、和歌山 県漁業調整規則による規制(体長15cm以下の採捕制限)に加え、自主的 に体長16.5cm以下の採捕制限を行い資源管理に努め、現在に至るまで 安定して資源量を確保している。 取り組みを継続し、段階的に漁獲枠を拡大することにより目標年において 漁獲枠を50kg/人増加させる。 ・全漁協の採貝漁業者は、現在磯焼けが進む漁場において、貝類の餌とな るカジメ母藻設置等による藻場造成、及びアワビ、トコブシの稚貝放流によ り採貝漁場資源の維持・増大に努める。
する。 ・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、漁具のこまめな補修と、漁網等の適正 管理を行い漁具の耐用年数延長により漁具購入費用を軽減する。また、荒天 時の出漁を制限することにより事故の防止及び漁具の摩耗を防ぐ。 ・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、これまで漁場を先着順で決めていたた め出漁時に高速航行を行っていたが、今後は漁場情報を共有化し、順番に漁 場を回すことにより出漁時の高速航行を無くし、燃料費を削減する。 産地水産業強化支援事業(つきいそ)那智勝浦町稚貝稚魚放流事業、和歌山 県磯根漁場再生事業、那智勝浦町水産振興会事業、那智勝浦町観光地魅力 アップ事業 Ⅳ 海の環境整備による安全で持続的な操業の確保 ・全漁業者は、紀伊半島大水害以降大量に発生した流木等に対し、漁場や 海岸において海岸漂着物等の清掃活動に取り組み、安全な航行・漁場環境の 回復を図る。 以上の取組により、2%以上の所得向上を目指す。 活用する支援 措置等 漁業コスト削 減のための取 組
3年目(平成29年度) Ⅱ 漁獲物の販売促進 ・那智勝浦町水産振興会が主催する『いせえび祭り』の期間中に行われ るイベントで、地元産イセエビの試食等を行ってPRするとともに、集まっ た来客に直販を実施する。直売については、「浜値+1,000円」を目標にし、 漁業者の所得向上に努める。街中において、イセエビ料理を提供できる体制 を確立し、勝浦地区をメインにお食事マップ等を利用し、地元消費増による 単価向上により、所得の向上を目指す。 Ⅰ 資源管理の強化 ・勝浦漁協のイセエビ刺網漁業者は、和歌山県漁業調整規則による規制 (操業期間9月16日から翌年4月30日)に加え、自主的に1月31日以 降、及び毎月8日間の休業を実施する。 ・宇久井漁協は、昭和中頃には漁獲制限なしに漁を行い、イセエビ資源が枯 渇する危機があった。以降、徹底した資源管理を行い、段階的に漁獲枠を拡 大してきている。 これまでの取り組みとして、宇久井漁協のイセエビ刺網漁業者は、和歌山 県漁業調整規則による規制(体長15cm以下の採捕制限)に加え、自主的 に体長16.5cm以下の採捕制限を行い資源管理に努め、現在に至るまで 安定して資源量を確保している。3年目より漁獲枠50kg/人の目標に向 け、資源状況を確認するため、漁獲枠を25kg/人拡大する。次年度におい て資源状況を確認し、5年目での拡大について検討を行う。 ・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、現在行っているイセエビ等の増殖礁周辺 への小型イセエビの再放流の実施に加え、雌イセエビ再放流を行い資源量の 増大を図る。 ・全漁協の採貝漁業者は、現在磯焼けが進む漁場において、貝類の餌とな るカジメ母藻設置等による藻場造成、及びアワビ、トコブシの稚貝放流によ り採貝漁場資源の維持・増大に努める。 ・和歌山東漁協那智支所・浦神支所の採藻漁業者は、これまでの取り組 みを踏まえヒジキ漁場の拡大・造成のため、収穫後に磯掃除を行う。一部の ヒジキを残し、残したヒジキを種付けのためスポアバックにより設置する。 この取組により価格の良いヒジキ漁場を拡大し所得向上を図る。 漁業収入向上 のための取組 ・再生委員会は、プライドフィッシュ、プレミア和歌山に認定された「和 歌山県産 いせえび」の知名度向上のため、首都圏等での移動販売等を検討 する。 以上の取組により、4%以上の所得向上を目指す。
する。 那智勝浦町稚貝稚魚放流事業、和歌山県磯根漁場再生事業、那智勝浦町水産 振興会事業、那智勝浦町観光地魅力アップ事業 漁業コスト削 減のための取 組 ・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、漁具のこまめな補修と、漁網等の適正 管理を行い漁具の耐用年数延長により漁具購入費用を軽減する。また、荒天 時の出漁を制限することにより事故の防止及び漁具の摩耗を防ぐ。 ・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、これまで漁場を先着順で決めていたた め出漁時に高速航行を行っていたが、今後は漁場情報を共有化し、順番に漁 場を回すことにより出漁時の高速航行を無くし、燃料費を削減する。 Ⅳ 海の環境整備による安全で持続的な操業の確保 ・全漁業者は、紀伊半島大水害以降大量に発生した流木等に対し、漁場や 海岸において海岸漂着物等の清掃活動に取り組み、安全な航行・漁場環境の 回復を図る。 以上の取組により、2%以上の所得向上を目指す。 活用する支援 措置等
4年目(平成30年度) ・再生委員会は、「和歌山県産 いせえび」の知名度向上のため、引き続 き全国各地へ移動販売等の取り組みを進める。 以上の取組により、4%以上の所得向上を目指す。 漁業収入向上 のための取組 ・和歌山東漁協那智支所・浦神支所の採藻漁業者は、これまでの取り組 みを踏まえヒジキ漁場の拡大・造成のため、収穫後に磯掃除を行う。一部の ヒジキを残し、残したヒジキを種付けのためスポアバックにより設置する。 この取組により価格の良いヒジキ漁場を拡大し所得向上を図る。 Ⅰ 資源管理の強化 ・勝浦漁協のイセエビ刺網漁業者は、和歌山県漁業調整規則による規制 (操業期間9月16日から翌年4月30日)に加え、自主的に1月31日以 降、及び毎月8日間の休業を実施する。 ・宇久井漁協は、昭和中頃には漁獲制限なしに漁を行い、イセエビ資源が枯 渇する危機があった。以降、徹底した資源管理を行い、段階的に漁獲枠を拡 大してきている。 これまでの取り組みとして、宇久井漁協のイセエビ刺網漁業者は、和歌山 県漁業調整規則による規制(体長15cm以下の採捕制限)に加え、自主的 に体長16.5cm以下の採捕制限を行い資源管理に努め、現在に至るまで 安定して資源量を確保している。3年目より行っている漁獲枠拡大(25k g/人)を継続し行う。資源状況を確認し、5年目での拡大についての検討を 行う。 ・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、現在行っているイセエビ等の増殖礁周辺 への小型イセエビの再放流の実施に加え、雌イセエビ再放流を行い資源量の 増大を図る。 ・全漁協の採貝漁業者は、現在磯焼けが進む漁場において、貝類の餌とな るカジメ母藻設置等による藻場造成、及びアワビ、トコブシの稚貝放流によ り採貝漁場資源の維持・増大に努める。 Ⅱ 漁獲物の販売促進 ・那智勝浦町水産振興会が主催する『いせえび祭り』の期間中に行われ るイベントで、地元産イセエビの試食等を行ってPRするとともに、集まっ た来客に直販を実施する。直売については、「浜値+1,000円」を目標にし、 漁業者の所得向上に努める。街中において、イセエビ料理を提供できる体制 を確立し、町内全域におけるお食事マップ等を利用し、地元消費増による単 価向上により、所得の向上を目指す。
・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、漁具のこまめな補修と、漁網等の適正 管理を行い漁具の耐用年数延長により漁具購入費用を軽減する。また、荒天 時の出漁を制限することにより事故の防止及び漁具の摩耗を防ぐ。 ・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、これまで漁場を先着順で決めていたた め出漁時に高速航行を行っていたが、今後は漁場情報を共有化し、順番に漁 場を回すことにより出漁時の高速航行を無くし、燃料費を削減する。 Ⅳ 海の環境整備による安全で持続的な操業の確保 ・全漁業者は、紀伊半島大水害以降大量に発生した流木等に対し、漁場や 海岸において海岸漂着物等の清掃活動に取り組み、安全な航行・漁場環境の 回復を図る。 以上の取組により、2%以上の所得向上を目指す。 漁業コスト削 減のための取 組 活用する支援 措置等 する。 那智勝浦町稚貝稚魚放流事業、和歌山県磯根漁場再生事業、那智勝浦町水産 振興会事業、那智勝浦町観光地魅力アップ事業
5年目(平成31年度) ・再生委員会は、「和歌山県産 いせえび」の知名度向上のため、引き続 き全国各地へ移動販売等の取り組みを進める。また、和歌山県のアンテナ ショップと協力し、知名度向上を強化していく。 以上の取組により、8%以上の所得向上を目指す。 漁業収入向上 のための取組 Ⅰ 資源管理の強化 ・勝浦漁協のイセエビ刺網漁業者は、和歌山県漁業調整規則による規制 (操業期間9月16日から翌年4月30日)に加え、自主的に1月31日以 降、及び毎月8日間の休業を実施する。 ・宇久井漁協は、昭和中頃には漁獲制限なしに漁を行い、イセエビ資源が枯 渇する危機があった。以降、徹底した資源管理を行い、段階的に漁獲枠を拡 大してきている。 これまでの取り組みとして、宇久井漁協のイセエビ刺網漁業者は、和歌山 県漁業調整規則による規制(体長15cm以下の採捕制限)に加え、自主的 に体長16.5cm以下の採捕制限を行い資源管理に努め、現在に至るまで 安定して資源量を確保している。3年目より行っている漁獲枠拡大(25k g/人)による資源状況を確認し、目標である漁獲枠拡大(50kg/人)を 行う。 ・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、現在行っているイセエビ等の増殖礁周辺 への小型イセエビの再放流の実施に加え、雌イセエビ再放流を行い資源量の 増大を図る。 ・全漁協の採貝漁業者は、現在磯焼けが進む漁場において、貝類の餌とな るカジメ母藻設置等による藻場造成、及びアワビ、トコブシの稚貝放流によ り採貝漁場資源の維持・増大に努める。 ・2年目に行ったつきいそによるいせえび漁場を解禁し、いせえびの漁獲 量の増加を図る。 ・和歌山東漁協那智支所・浦神支所の採藻漁業者は、ヒジキ漁場の拡大・ 造成のため磯掃除、スポアバック設置等に取り組み、価格の良いヒジキでの 所得向上を図る。 Ⅱ 漁獲物の販売促進 ・那智勝浦町水産振興会が主催する『いせえび祭り』の期間中に行われ るイベントで、地元産イセエビの試食等を行ってPRするとともに、集まっ た来客に直販を実施する。直売については、「浜値+1,000円」を目標にし、 漁業者の所得向上に努める。街中において、イセエビ料理を提供できる体制 を確立し、「紀州勝浦産生まぐろ」に次ぐ那智勝浦町の秋の味覚として定着 させ、地元消費増による単価向上により、所得の向上を目指す。
※プランの実施期間が6年以上となる場合、記載欄は適宜増やすこと。 ※「活用する支援措置等」欄に記載するのは国の支援措置に限らない。 ・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、漁具のこまめな補修と、漁網等の適正 管理を行い漁具の耐用年数延長により漁具購入費用を軽減する。また、荒天 時の出漁を制限することにより事故の防止及び漁具の摩耗を防ぐ。 ・全漁協のイセエビ刺網漁業者は、これまで漁場を先着順で決めていたた め出漁時に高速航行を行っていたが、今後は漁場情報を共有化し、順番に漁 場を回すことにより出漁時の高速航行を無くし、燃料費を削減する。 Ⅳ 海の環境整備による安全で持続的な操業の確保 ・全漁業者は、紀伊半島大水害以降大量に発生した流木等に対し、漁場や 海岸において海岸漂着物等の清掃活動に取り組み、安全な航行・漁場環境の 回復を図る。 以上の取組により、2%以上の所得向上を目指す。 (4)関係機関との連携 活用する支援 措置等 漁業コスト削 減のための取 組 国の事業を積極的に活用し、和歌山県、和歌山県漁業協同組合連合会と緊密に連携して事 業を行う。 那智勝浦町稚貝稚魚放流事業、和歌山県磯根漁場再生事業、那智勝浦町水産 振興会事業、那智勝浦町観光地魅力アップ事業 する。
4 目標 (1)数値目標 (2)上記の算出方法及びその妥当性 ※算出の根拠及びその方法等について詳細に記載し、必要があれば資料を添付すること。 5 関連施策 ※本欄の記載により、関連施策の実施を確約するものではない。 ※具体的な事業名が記載できない場合は、「事業名」は「未定」とし、「事業内容及び浜の活力 再生プランとの関係性」のみ記載する。 平成31年度 事業名 事業内容及び浜の活力再生プランとの関係性 活用を予定している関連施策名とその内容及びプランとの関係性 平成27年度 千円 産地水産業強化支援事業 つきいそ 漁業所得 : 千円 基準年 目標年 漁業所得 : 漁業所得の向上 %以上